石毛宏典
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スポーツ 2021年03月11日 20時30分
元日本ハム・新庄氏に「器が大きい」ファン驚愕 田中氏が明かした“満塁弾取り消し事件”の真相に反響
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が10日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元日本ハムで野球解説者の田中幸雄氏がゲスト出演。現役時代に起こした“満塁弾取り消し事件”の真相を明かした。 今回の動画で田中氏は、2004年から2006年にかけ共に日本ハムでプレーした新庄剛志氏との思い出をテーマにトーク。その中で、2004年9月20日・ダイエー戦で新庄氏が放ったサヨナラ満塁弾を自身のミスで台なしにしてしまった出来事の真相を明かした。 >>元阪神・桧山氏、新庄氏のせいで“偽装結婚”をする羽目に? “亀新フィーバー”の裏で起こった衝撃のエピソードを暴露<< 同戦は「12-12」で迎えた9回裏2死満塁で、当時プロ15年目・32歳の新庄氏がライトスタンドへ満塁弾を放ち決着。ところが、一塁走者だった当時プロ19年目・36歳の田中氏が一、二塁間で新庄氏と抱き合った際に両者の体の位置が入れ替わり、審判団は“後方走者が前方走者を追い越した”と判断し新庄氏にアウトを宣告。走者追い越しの前に新庄氏が一塁に到達していたこと、三塁走者が生還していたことから記録は「単打、打点1」となったが、新庄氏は1本塁打・3打点を損する形となった。 劇的勝利に水を差すボーンヘッドを犯してしまった田中氏だが、この時は「二塁ベース回ったぐらいで(新庄氏の打球がスタンドに)入ったのが分かったので、『勝った!』というので頭が真っ白になってしまった」とのこと。喜びと興奮のあまり本塁に向かうことを忘れ、新庄氏に近づいてしまったという。 田中氏によると、自身が近づいた際の新庄氏は「両手を上げて『来ないでください!』みたいなことしてた」と田中氏を制止していたとのこと。ただ、それに構わず抱きついた結果、勢い余って両者の位置が入れ替わってしまったという。 「あれだけ自分が興奮して我を忘れたっていうのは本当なかったので、自分でもびっくりした」という田中氏だが、試合後は新庄氏への申し訳なさからしばらくベンチで固まってしまったとのこと。ただ、その後直接謝罪したところ、新庄氏は「あ~いいですよいいですよ!」と全く自身を責めることなく許してくれたと語っていた。 田中氏は動画で新庄氏の意外な一面や日本ハムにもたらした影響などについても話している。 今回の一件を受け、ネット上には「寡黙な印象の強い田中さんがプロ人生でトップクラスに興奮してたのは驚き」、「新庄が抱き着かれる前に止めようとしてたのは初耳だな」、「本塁打も打点も消されてるのに新庄は器が大きいな」、「年俸にも響きそうな重大ミスだと思うんだけど、全く意に介さず許したのも新庄らしい」といった反応が多数寄せられている。 試合後のヒーローインタビューでは「ヒーローになりたい、ヒーローになりたい。それだけでした」と語っている新庄氏。サヨナラ勝ち自体は成立したことが、田中氏のボーンヘッドを“不問”とした理由だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年02月22日 19時30分
スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武・オリックス監督で野球解説者の伊原春樹氏がゲスト出演。元楽天で野球解説者・山崎武司氏との間で起こった修羅場を明かした。 2004年に1年だけオリックス監督を務めている伊原氏。今回の動画では同年に行われた名古屋での試合前に、当時オリックスに所属していた山崎氏から造反を受けた話を披露した。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、伊原氏は名古屋で行われたある試合に臨んだ。山崎氏がそれまで不振だったためスタメンから外したところ、試合前にマネージャーから「山崎がほえてる」、「中村(勝広)GMのところに行ってあーだこーだ言ってる」と報告を受けたという。 自身ではなく球団上層部に不満をぶつけた山崎氏に、「それは違うんじゃないか」と不快感を抱いたという。すぐに山崎氏を呼びつけ、「お前ちょっと考え違いしてないか?」と苦言を呈したという。 ただ、苦言を受けた山崎氏は「監督、僕は名古屋出身ですよ! 家族も皆見に来てるわけですよ! そこでスタメン外すのはないでしょ!」と逆上。伊原氏が「それは分からんでもないけど、今日のピッチャー(と)の対戦でお前は全然打ってないし、我々は(勝つために)最善を尽くしてベストオーダーを組んでるわけだから」とスタメン落ちの理由を説明しても、「分かってくれてないっすよ!」と聞く耳を持たなかったという。 「そういう状態でベンチ入れてもなんだから、『じゃあ今日はお前、ベンチ外れて帰っていいから』って言った」と、最後には帰宅の許可を出したという伊原氏。すると、山崎氏は「そうしますわ!」と言って本当に帰ってしまったと語っていた。 伊原氏は動画で西武とオリックスの雰囲気や文化の違いについても話している。 >>オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「選手が起用面の不満をフロントにチクるってとんでもない話だな」、「地元で勇姿を見せたい気持ちは分かるけど、ちょっと公私混同が過ぎる気がする」、「結果を残してるならまだしも、不振なのにそれを言ったらワガママとしか思われないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『地元での試合が復調のきっかけになれば』っていう考えは無かったのか?」、「処遇を決めるのは名古屋の試合での結果を見てからでも遅くなかったんじゃないか」、「ちょっと思いやりに欠ける気もする。こういう態度が選手の士気を下げ、結果的に1年で退任する羽目になったのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現在52歳の山崎氏は現役時代に中日(1987-2002,2012-2013,2014)、オリックス(2003-2004)、楽天(2005-2011)でプレーし、通算で「2249試合・.257・403本・1205打点・1834打点」といった成績をマーク。ただ、伊原氏と共にオリックスで戦った2004年は「62試合・.245・4本・20打点・37安打」とほとんど結果を残せていない。 同年のオリックスは「49勝82敗2分・勝率.374」で3年連続最下位に沈み、伊原氏もこの年限りでの退任をしいられている。今回の動画で明かされたエピソードは、低迷から抜け出せない当時のチーム状況の表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年02月05日 19時35分
元広島・川口氏、プロ初勝利をもたらした意外なハプニングに驚きの声 通算139勝への第一歩となった転機を語る
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が4日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の川口和久氏がゲスト出演。自身のプロ初勝利の裏にあったハプニングを明かした。 現役時代は広島(1981-1994)、巨人(1995-1998)でプレーし、通算139勝を挙げた61歳の川口氏。今回の動画では、プロ1勝目を挙げた1982年7月15日大洋(現DeNA)戦にまつわる裏話を披露した。 >>元広島・川口氏、“スポーツ屋のおっちゃん”に救われた? まさかの1位指名を仕事中の職場で知る、プロ断念寸前からの衝撃展開を告白<< プロ2年目・23歳の同年、7月8日にシーズン初の一軍昇格を果たした川口氏。ただ、当時の広島は先発ローテに空きがなかったため、先発ではなくリリーフとしての昇格だったという。 そんな中迎えた同年7月10日の巨人戦(後楽園球場)。川口氏はリリーフとして待機しつつ戦況を見守っていたが、この日先発していた福士敬章さんがバントを捕球した瞬間に突然硬直。異常を察知しトレーナーが向かうと、福士さんは「ぎっくり腰になって動けなくなっちゃった(状態)」だったという。 当時の後楽園球場のマウンドはスパイクの刃が刺さらないほど硬かったため、その影響でぎっくり腰を発症したのではないかと川口氏は推測していたという。ただ、福士さんがそのまま負傷交代・戦線離脱したことでローテが1枠空いたため、首脳陣から「川口、お前次の福士のとこ(先発予定試合に)行け」と先発のチャンスをもらったという。 首脳陣の命を受けた川口氏は、福士さんが登板予定だった同月15日の大洋戦(横浜スタジアム)でプロ初先発。「6回1失点・被安打5・6奪三振」で見事プロ初勝利をマークし、試合後当時の古葉竹識監督から「よし川口、今日からお前は先発の仲間入りだ!」と先発ローテへの昇格を告げられたという。 同年、川口氏は「15登板(11先発)・4勝5敗・防御率1.94」と黒星こそ先行したものの、「ほとんど点は取られなかった(感覚だった)」と手ごたえをつかんだという。首脳陣も川口氏の投球を評価し、「来年もこのまま先発で」と先発ローテでの起用を継続してくれたと語っていた。 川口氏はこの他に同年の一軍昇格当日の話や広島の給料事情についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「139勝が同僚のぎっくり腰から始まったとは知らなかった」、「棚ぼたとしか言いようがないチャンスをよくモノにできたな」、「この年はそんなに強くなかった大洋(同年は5位)が相手だったのも運が良かったのかもしれない」、「急な先発命令で試合作るのは並大抵のことじゃない、古葉監督はその点も高く評価したのかな」といった反応が多数寄せられている。 川口氏は広島で「350登板・131勝122敗・防御率3.30」、巨人では「85登板・8勝13敗・4セーブ・防御率4.32」といった数字を残した左腕投手。巨人ではほとんど結果は出せなかったが、広島では先発の中心選手としてリーグ優勝3回、日本一1回に大きく貢献している。 先発に抜てきされた同年から引退までに139勝をマークし、最多奪三振も3回(1987,1989,1991)獲得した川口氏。ぎっくり腰がきっかけでキャリアが始まっていたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年02月01日 21時10分
元広島・川口氏、“スポーツ屋のおっちゃん”に救われた? まさかの1位指名を仕事中の職場で知る、プロ断念寸前からの衝撃展開を告白
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が1月31日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の川口和久氏がゲスト出演。自身のプロ入りにまつわる秘話を明かした。 現役時代、広島(1981-1994)、巨人(1995-1998)でプレーし、通算139勝を挙げた川口氏。今回の動画では社会人時代(1978-1980)にあったという、プロへの扉を開いた意外なきっかけについて語った。 >>元広島・高橋氏の暴露話に「だから古巣に帰れないんだろ」呆れ声 選手の指導を放り出したまさかの理由とは<< 川口氏は鳥取城北高時代の1977年にロッテからドラフト6位指名を受けたが「プロでやっていく自信がまだない」と断り、卒業後は社会人野球のデュブロに進んだ。しかし、デュブロは自社グラウンドがなく満足な練習ができず、試合でも目立った結果は残せなかったため自信を失っていたという。 そんな中、川口氏は1979年のお盆休みに鳥取に帰省し、高校時代からなじみのスポーツ用品店に顔を出した。その店を個人で経営していた“スポーツ屋のおっちゃん”に、「社会人(野球)やめて、(実家の)旅館でも手伝おうかな」、「プロには行きたいんだけどそんなつながりもないし…」と弱音を吐いたという。 すると、「そのスポーツ屋のおっちゃんが『あっ先輩ですか? 今ここに川口って投手がいるんですけど知ってます?』って(誰かに電話した)」という川口氏。電話の相手は広島に現役・コーチとして所属経験があり、“おっちゃん”の大学時代の先輩だった小林正之氏だったという。 「(川口氏が)野球やめたいって言ってて。(肩・肘が)壊れてるわけじゃないんですけど」という“おっちゃん”の相談を受けた小林氏は、「分かった。じゃあ明日監督(当時広島は古葉竹識監督)と話してまた連絡するよ」と返答。翌日、小林氏から連絡を受けた川口氏は「(来年)ドラフト外で獲ってやる(って球団が言ってる)からもう1年我慢してやれ」と、翌1980年に広島にドラフト外入団する手はずを整えたと伝えられたという。 この一件により社会人野球でのプレーを続行した川口氏だが、不思議なことにこれ以降は投げる試合で次々に勝利するなど結果が伴うようになったという。ただ、この活躍の影響で、南海(現ソフトバンク)のスカウトが川口氏に目をつけ始めたとのこと。そのため、小林氏から「川口、もう投げるのやめてくれ」、「どこか痛いって言ってもう投げないようにしてくれ」と、あまり目立ち過ぎないように頼まれたことも何度かあったという。 こうして一年を過ごし、1980年ドラフト当日を迎えた。川口氏は「今日ドラフトだけど俺関係ねえや」と普段通りデュプロの会社内で総務の仕事をしていたというが、その途中に会社の先輩から「おい川口!お前ドラフト1位だぞ!」と広島からドラフト1位指名されたと伝えられたとのこと。その直後に報道陣が会社に大挙して押しかけ社内は大騒ぎとなり、急きょ指名会見を開くことになったという。 あまりにも急な出来事だったため、自分で会社に会見場を作って会見を行った。なぜ広島が自身を1位指名したのかは触れなかったが、「僕はドラフト後で(広島に)入れると思って、密かに静かにしてたら(1位指名で)うるさくなっちゃった」と1位指名は自身も周囲も全く予想していなかったと振り返っていた。 川口氏は動画で入団後に古葉監督から言われた言葉や当時の主力である山本浩二氏(元広島監督)からの指摘についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「ドラフト外で獲られる予定だったというのは知ってたけど、町のスポーツ用品店の人がきっかけなのは初めて聞いた」、「野球辞めかけてた選手がスポーツ店主のおかげでプロ入りって物凄くドラマチックな話だ」、「その後の1年結果残したからただの口約束で終わらなかったんだと思う」、「指名選手が自分で会見場用意して会見するなんて今では絶対あり得ないだろうな」、「ドラフト外の予定を1位指名に変えた理由が気になるな、他球団が川口さんを上位指名するって情報があったんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 現在の球界では裏金や囲い込みにつながりかねないとして、ドラフト外入団は固く禁じられている。川口氏のような経緯でプロ入りを実現させる選手がもうこの先現れることはないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月29日 19時50分
元西武・石毛氏「なぜ?ふざけるな!」球団と“喧嘩別れ”の真相を暴露 「こんな裏側があったのか」去就を巡る攻防に驚きの声
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に決断した西武からダイエー(現ソフトバンク)へのFA移籍の真相を語った。 当時プロ14年目・38歳の1994年オフに、プロ入りした1981年から過ごしてきた西武からダイエーにFA移籍している石毛氏。今回の動画では決断に至った経緯や、宣言後に自身をダイエーに招いてくれた恩人の存在について語った。 >>西武選手が自身のサインミスに逆ギレ!「なんでお前がグレてんだよ」大久保氏も困惑? 片岡コーチが生意気エピソードを暴露<< 移籍前年の1993年に「.306・15本・53打点・133安打」をマークする活躍を見せたが、球団は同年オフに自身と同じ三塁手の助っ人・パグリアルーロを補強した。「(今になって)冷静に考えてみたら当たり前のこと」と助っ人獲得は自身の衰えや後釜の準備を考えてのものと推測したが、当時は「俺という人間がいるのになぜ?ふざけるな!」と球団に不信感を抱いたという。 それでも、ライバル加入を「もう一度競争しろ」という球団からのメッセージと捉え、「よっしゃ!競争したるわい」と奮起したという石毛氏。その結果、1994年は石毛氏が111試合出場、パグリアルーロは80試合出場とレギュラーは渡さなかった。 ところが、巨人に「2勝4敗」で敗れた同年の日本シリーズ後、球団は石毛氏に同年限りでの引退と翌1995年からの監督就任をオファー。これを受けた石毛氏は「球団は俺に競争しろって言ってこんな環境与えて、俺は競争して頑張ってレギュラーとった」、「まだ現役できるじゃん!なぜやらせてくれないの?」と納得できず現役続行を求めるが、球団からは「選手としては契約しない」と事実上の戦力外通告を受けたという。 これが決定打となり石毛氏は同年オフにFA宣言。その直後、プロ入りした当初の西武監督である根本陸夫さん(当時ダイエー球団代表取締役専務)から電話がきたとのこと。「お前が西武を出るんか?」と驚く根本さんに、石毛氏は決断の経緯を説明した上で、「おやっさん、僕を獲ってくれるでしょうか?」と頼んでみたという。 当時根本さんは同年オフに西武からFA宣言した工藤公康の獲得に動いていたため、その流れで自身も獲ってくれるのではという狙いで頼んだという。根本さんはその場では「まだ分からん」と言葉を濁していたというが、その後ダイエーが獲得に名乗りを挙げたため石毛氏はダイエー移籍が決定した。 根本さんは、石毛氏がダイエーに入れるように動いてくれた上、年俸もそれまでの2億円(推定)を維持してくれたという。「もしあの時ダイエーホークスが手を挙げてくれなかったら、僕は多分引退してますね。獲ってくれるところがホークスしかなかったですから」と、根本さんがダイエーを動かしてくれていなければ同年限りでの引退を余儀なくされていただろうと振り返っていた。 石毛氏は動画で宣言前にもらった印象深いアドバイスや宣言後の球団オーナーとのやりとりについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は『生え抜き一筋の石毛がなぜ?』って思ってたけどこんな裏側があったのか」、「普通に試合出て2ケタ本塁打も打った年に引退しろって言われて納得できる選手は1人もいなさそう」、「根本さんはもう亡くなってるから分からないけど、初めから石毛さんを獲ろうとして電話をかけたんじゃない?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「西武は石毛を監督にしたかったのかもしれない、だから自分から身を引きやすくするために同ポジションの刺客を差し向けたのかも」、「話聞く感じ球団は選手・石毛をお払い箱にしようとしてたんだな、今も古巣に戻っていないのはこれも一因なのかも」と球団の狙いを推測するコメントも複数見受けられた。 ダイエー移籍後は1996年までプレーして現役を引退しその後はダイエー(1998)、オリックス(2002-2003)で監督・コーチを歴任したが、指導者としての西武復帰は現在まで実現していない石毛氏。1994年オフの球団との決別は未だに尾を引いているのもしれない。文/ 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月21日 17時00分
中日・森元監督、銃を持った軍人に取り囲まれた? 助っ人発掘中に起きた命の危機を告白「やるから早く帰ってくれ!」
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が20日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日監督で野球解説者の森繁和氏がゲスト出演。助っ人発掘中に命の危機に見舞われたことを明かした。 森氏は16日のユーチューブ動画で初出演し、今回が4回目の登場となる。今回の動画では自身が毎年オフに行ってきたドミニカでの助っ人発掘をテーマにトークを展開。その中で、ある年のドミニカ訪問中に軍隊から銃を突き付けられたエピソードを披露した。 >>元巨人・槇原氏、FAが原因で命の危機?大久保元監督が暴露、「マキさんが来ない」同僚をざわつかせたアクシデントとは<< 過去に中日に在籍していた期間(2004-2011,2014-2018は監督・コーチ/2019はシニアディレクター)は毎年オフにドミニカを訪問し、同時期に行われるプロリーグ・ウィンターリーグを中心に試合を視察していた森氏。ある年のオフもドミニカを訪問し精力的に試合を視察していたが、ある試合後に車で滞在先に帰る途中、ハイウェイの出口に間違えて入ってしまったという。 入口に入り直そうと車をUターンさせていると、道路上にいた軍隊の集団に目をつけられ9人に囲まれたという。全員肩に大きな銃をかけており、その銃を突き付けながら森氏に車から降りておとなしくしているように要求してきたという。 囲まれた直後は「『これだけ囲まれたらそう簡単には殺されない』って思った。(急に1人で近づいてきて)小さな銃でこんなことやられると『こいつ怖いな』って(思っただろうけど)」と思っていたという森氏だが、いざ降車した後は「(両手を)ホールドアップして車にこうやって(体を伏せて)顔も見れなかった」と相当な恐怖心に襲われたとのこと。そんな森氏をよそに軍人たちは車内を物色し、中に積んであった4ダースほどの新品のボールケースを「この中に何か隠してるな」というような様子で調べていたという。 そんな中、当時自身の通訳を務めその日は別行動だったドミニカ人のルイス・フランシス氏(現中日国際渉外担当)がたまたま現場を通りかかった。フランシス氏は「森さん何してんですかあ?」、「大丈夫です。これ、密輸の取り締まりですから」と笑いながらその場を収めてくれたというが、この際軍人たちから「このボールをくれ」と要求されたという。 要求通りに1人1個ずつボールを渡したが、「それで終わりかと思ったら、(1ダース12個入りだから)残ってるのが3個あった。そしたら(9人の中で)一番偉そうなやつが『もう1個いいか?』って(ねだってきた)」という森氏。「やるから早く帰ってくれ!」という思いでもう1個渡し、ようやく軍隊から解放されたと笑い交じりに振り返っていた。 森氏は動画で発掘対象とする選手の特徴やウィンターリーグを視察する際のポイントなどについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「ハイウェイの乗り方間違えたぐらいでそんな大事になるのか、日本だったらまず考えられないな」、「軍隊の人らは別の国の人間が車でアタフタしてるのを見て、金品なり覚せい剤なりを積み込んでるかもって思ったのかな」、「銃持った9人に囲まれて『殺されない』って思えるのは肝が据わり過ぎだろ」、「フランシスさんが笑いながら対応したってことは現地では当たり前の光景なんだろうか」、「話がぶっ飛び過ぎてて、逆にボール1、2個で事が収まったのが不思議に感じる」といった反応が多数寄せられている。 毎年オフの恒例行事だったドミニカ訪問では、ブランコ、ビシエド、ガルシアなど数々の優良助っ人を発掘している森氏。その裏で命の危機に見舞われていたことに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月19日 15時30分
王氏とノムさんが試合中に一触即発「変化球しか投げれないのか!」 中日・森元監督が目の前で起こったハプニングを明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が18日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日監督で野球解説者の森繁和氏がゲスト出演。王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)と野村克也さん(元南海他)にまつわるハプニングを明かした。 森氏は16日の動画で初出演し、今回が3回目の登場。動画では自身がこれまで見てきた選手を対象としたベストナインを発表しそれぞれの選手についてトークしたが、その中で一塁手の候補に挙げた王氏が試合中に野村さんと口論した話を披露した。 >>元巨人・駒田氏に王監督が激怒!予想外の理由に宮本コーチも困惑?愛車を巡り勃発した珍エピソードを暴露<< 動画内で具体的な時期は明かされていないが、現役・西武時代の1979年に群馬・前橋で巨人とのオープン戦に臨んだという当時プロ1年目・24歳の森氏。当時プロ21年目・38歳の王氏も出場していたが、自身とバッテリーを組んだ当時プロ26年目・43歳の野村さんは王氏が打席に入ると変化球のサインしか出さなかったという。 野村さんのサインに従いスライダーやカーブを多投し、第1打席は王氏を抑えた。ところが、第2打席もサイン通りに変化球攻めをしていると、王氏は「変化球しか投げれないのか!」とバッテリーの配球に苦言を呈したという。 ただ、これを聞いた野村さんはすかさず「俺が(サインを)出してんだ」と反論。その後両名がどのような口論を展開したのかは触れなかったが、森氏はマウンド上で「(本当は)真っすぐ投げたいけど、俺だって(野村さんのサインに)首振れる立場じゃないし…」と思っていたと笑い交じりに振り返っていた。 動画には、森氏が選んだベストナインの一塁手、二塁手についても収められている。 今回の動画を受け、ネット上には「球界の大物同士が公式戦でもない試合中にケンカしてたって意外だな」、「目の前で大先輩2人が言い合うのは森さんとしても困惑しただろうな」、「王さんが変化球攻めに怒ったのは『まだ新人なのに逃げの投球をするな』ってことなのか?」、「ノムさんが変化球攻めをさせた理由も気になる、力量差を分からせるためにオール直球勝負でも良さそうなのに」といった反応が多数寄せられている。 翌1980年限りでともに現役を引退している王氏と野村さん。引退間際の両名が公式戦ではないオープン戦の試合中に言い争っていたという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年12月21日 19時30分
巨人が“相思相愛”のドラフト候補生を晒し者に?「潰したかったんやな」田淵氏がドラフト直後の裏切りを明かし反響
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が20日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元阪神で野球解説者の田淵幸一氏がゲスト出演。自身がプロ入りした1968年ドラフトの前後にあった巨人との裏話を暴露した。 石毛氏が19日に投稿した動画に出演し、今回が2本目の登場となる田淵氏。本動画では1968年ドラフトで阪神に1位指名されプロ入りするまでの経緯を中心にトークを展開したが、その中で巨人との間にあったというドラフト前の密会やドラフト後の裏切りについて語った。 プロ入り前は法政大学でプレーし、山本浩二(元広島)、富田勝(元南海他)と共に“法政三羽烏”の一角として名をはせていた捕手の田淵氏。当時の報道では巨人のドラフト指名が確実視されていたが、田淵氏によるとドラフト前に巨人・川上哲治監督(当時)とひそかに会食していたという。 具体的な日時は明かさなかったが、田淵氏は赤坂の料亭で会食し川上監督から「田淵君、(背番号)2番用意してるからぜひうちに来てくれよ」と言われたという。川上監督から直々にスカウトを受けたこともあり、ドラフトでは巨人が自身を指名するだろうと信じて疑わなかったという。 だが、いざ迎えたドラフトは巨人より指名順が先だった阪神が田淵氏を指名するまさかの展開に。当時のドラフトは今とは違い先に指名した球団がその選手の交渉権を獲得する“早い者勝ち”のルールで行われていたため、阪神に指名された時点で田淵氏の巨人入りは消滅。相思相愛だった巨人に行けないことに田淵氏は大きく落胆したという。 想定していなかった阪神への入団を悩む中、ドラフトから10日ほど経ったころに大学時代から面識があった巨人・高田繁から「巨人のスカウトが(ホテル)ニューオータニで会いたいって言ってるから来てくれないか?」と連絡が。「ひょっとしたらひょっとするかも」と期待を胸にホテルに足を運んだという。 ところが、巨人は同日に同じ場所で大洋・桑田武のトレード獲得発表を行っていたため、ホテルを訪れた田淵氏は報道陣にカメラを向けられ翌日以降“何しに来たのか”、“未練がましい”などと紙面でたたかれるはめに。これを受けた田淵氏は「なんでそんな時に俺を呼ぶんや」、「結局は潰したかった(巨人入りの話をなかったことにしたかった)んやな」と巨人に失望し、同時に阪神入りの決意を固めたと語っていた。 この他にも田淵氏は自身の阪神入りについて同級生の星野仙一(元中日)からもらったという言葉や、プロ初打席で感じたプロとアマチュアの差などについて動画内で語っている。 >>元横浜・駒田氏、巨人と“喧嘩別れ”の真相を明かす「黙って横浜へ行け」決断を後押しした意外な人物とは<< 今回の動画を受け、ネット上には「巨人と相思相愛だったっていう話は何度か聞いたことあるけど。川上監督と密会してた話は初めて聞いた」、「それまで来てくれって言われてたのに全然違う態度取られたらそりゃ困惑するよ」、「巨人はメディアが集まってる場所に田淵を呼びつけて晒し者にしたのか、とんでもないやり方だな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「川上監督直々に声かけた選手にそんな仕打ちするか?将来的にトレードとかで獲得できる可能性だってあるのに」、「巨人は普通に交渉するつもりだったのに田淵が一方的にへそを曲げたっていう話にしか聞こえないんだが…」、「普通に交渉してれば『来年改めて指名するから阪神は断ってくれ』みたいな約束も取り付けられたんじゃないの?」と、巨人側に田淵氏をおとしめようという意図は特になかったのではと疑問に思うコメントも複数見受けられた。 現役時代は阪神(1969-1978)、西武(1979-1984)でプレーし、「1739試合・.260・474本・1135打点・1532安打」といった数字を残している74歳の田淵氏。その田淵氏が明かした巨人の“手のひら返し”に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年12月03日 20時30分
オリックス選手が監督の指示に何度も反発!「なんで僕がDHなんですか」伊原元監督が手を焼いた主力打者を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が2日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武、オリックス監督で野球解説者の伊原春樹氏がゲスト出演。オリックス監督時代に手を焼いた選手を明かした。 今回の動画で伊原氏は2004年に務めたオリックス監督時代について、前年途中まで約2年間同チームを率いていた石毛氏と共に振り返りながらトーク。その中で、柔道女子48キロ級で五輪2連覇(2000シドニー、2004アテネ)を果たした柔道家・谷亮子の夫としても知られる谷佳知からたびたび反発されたエピソードを語った。 >>ソフトB・中村の弔い打で思い出す、巨人・谷の“号泣満塁弾”「先に逝かれて本当に悲しくて…」急逝の盟友に捧げた魂の一打<< 動画内で具体的な日時は明かされていないが、2004年シーズン中のある時期に谷が肘や肩を痛めていたという伊原氏。前年に「.350・21本・92打点・189安打」で最多安打のタイトルを獲得するなどチームの主力だった谷の負担を軽減するため当分DHで起用することにし、報道陣の前でもこの考えを口にしたという。 すると、伊原氏を取材した記者から伝え聞いたのか、谷は翌日伊原氏の元を訪れ「なんで僕がDHなんですか」と反発。伊原氏は「誰が(谷に)喋ったんだろう?」と疑問を抱きつつも、DH起用は負傷を考慮したものだと説明し納得させたという。 また、伊原氏はDH起用だけでなく、バントの指示を巡っても谷に反抗されたことがあると告白。伊原氏によると、谷にバントのサインを出す可能性を考慮しある試合前の練習中に「バントをしっかり練習しておけよ」と指示したところ、谷から「僕は(これまで)1回もバントのサインを出されたことがないからできません」とまさかの“NG”を食らったという。 これに伊原氏は「できませんじゃないだろう」と面食らったが、「お前みたいにバッティングがうまい選手はバントも絶対できる」、「(試合展開によってはバントを)やる時もあるだろうからしっかり練習しておけ」と説得すると意外にも谷はすんなり納得。それ以降はしっかりとバントの練習をするようになったため、伊原氏は試合でも実際に何度か谷にバントのサインを出すことができたという。 「(谷は)ちゃんと説明して動機づけをしてやればスッと(指示を)受け入れる選手だった」という伊原氏。反発が多かったのは、わがままだったからというわけでは決してないと語っていた。 伊原氏はこの他にもオリックス監督就任の際に石毛氏から受けた後押しや、2002、03年に率いていた西武とオリックスの違いなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「谷がそんな反抗的な態度とってたのは知らなかった」、「当時の谷は寡黙で職人肌という印象が強かったから伊原さんに噛みついていたのは意外」、「伊原さんの話を聞く限り、谷はわがままというよりはストイック過ぎたって感じがするな」、「指示を単に受け入れずに、理由や根拠をちゃんと理解した上で取り組むという姿勢は見習いたい」といった反応が多数寄せられている。 現役時代はオリックス(1997-2006,2014-2015)、巨人(2007-2013)でプレーし、「.297・133本・741打点・1928安打」といった数字を残した47歳の谷。何気ない指示でも「なぜ?」、「どうして?」と根拠を問う姿勢もまた、これだけの成績を残せた一因なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2020年10月26日 21時45分
東尾元監督、西武・松坂の復活に「厳しいことは厳しい」 日本帰国後のソフトバンク入りに「西武に入ってほしかった」と本音も
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武監督で野球解説者の東尾修氏がゲスト出演。西武・松坂大輔の現状を危惧した。 >>西武・東尾元監督、福本氏からの“衝撃の指摘”明かす自身の投球が劇的変化?ノムさん・梨田元監督も対策に苦労か<< 今回の動画で東尾氏は、視聴者から寄せられた複数の質問に答える形でトーク。その中で「現在の松坂大輔投手の状況はどうですか?」という質問を受け、今季一軍未登板の松坂について自身の見解や悔やんでいる点を語った。 昨シーズンまで西武(1999-2006)、レッドソックス(2007-2012)、メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、今シーズン14年ぶりに西武に復帰した40歳の松坂。しかし、今年は7月上旬に「脊椎内視鏡頸椎手術」を受けた影響で、一軍はおろか二軍でも未登板となっている。 その松坂がプロ入りした1999年に、西武監督を務めていた東尾氏。現在リハビリに励んでいる松坂について「今年はもう(試合に登板するのは)無理」とマウンドに上がらないまま今シーズンを終えるだろうと推測。続けて、「(年齢を重ねると)どこか痛めるとあちこち(故障が)続いていく。だから厳しいことは厳しい」と、現在負っている故障の影響で別の箇所を痛める可能性もあるため来シーズン以降も厳しい状況は続くのではと危惧した。 ここまでマウンドに上がれていないこともあり、今オフ“決断”に迫られるのではという論調もある松坂。石毛氏も「ナベちゃん(西武・渡辺久信GM次第)ですか?」と質問したが、東尾氏は「来年どうするんだろうね。(続けるか続けないかは)本人(次第)でしょう」と去就については明言を避けた。 東尾氏は松坂がレッドソックスに所属した2007年に、レッドソックスとロッキーズが対戦したワールドシリーズを見に行ったほど松坂への思い入れは強いとのこと。松坂についてのトークの終盤では「本当はメジャーから帰ってきた時にすぐ西武に入ってほしかった」と、日本に復帰した2015年にソフトバンクに入団せずにすぐに西武に戻っていればまた違ったキャリアを歩めていたのではと悔やんでいた。 東尾氏はこの他にも現役時代の対戦で一番熱くなったという打者や、現在自身が最も期待している現役投手について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「最近は近況も報じられなくなってるけど、球団が許すなら来シーズンに復活をかけて欲しい」、「東尾さんも厳しく見てるけど、松坂には諦めずにマウンドに帰ってきてほしい」、「東尾さんはオフでも来春キャンプでもいいから松坂のケツを叩きに行ってくれ」といった反応が多数寄せられている。 一方「状態上がってないみたいだし、来年も投げられないまま引退だろうな」、「2019年からまともに登板してない投手が来年活躍できるとは思えない」といった諦めの声も複数見受けられた。 現役通算で「376登板・170勝108敗・防御率3.53・2130奪三振」といった数字を残している松坂。プロ23年目・41歳を迎える来シーズンに復活を遂げることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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東尾元監督、西武・松坂の復活に「厳しいことは厳しい」 日本帰国後のソフトバンク入りに「西武に入ってほしかった」と本音も
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