海外事件
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社会 2020年12月01日 06時00分
妻を魔女だと信じた夫、檻に3年間閉じ込める 3人の子どもは檻の中で出産
通常では考えられないような思い込みや特殊な信仰に影響された人による犯罪はあるが、海外では、妻を魔女だと思い込み、妻に危害を加えた夫がいる。 ナイジェリア・デルタ州で、41歳の夫が妻を魔女だと信じ、3年以上にわたり、妻を檻の中に閉じ込めていたと海外ニュースサイト『The Nation Newspaper』と『BrownGH』が11月19日までに報じた。 >>新郎が花嫁を殴り殺す、動機は「友人と話していた」〜実際に起きた最低すぎる結婚式<< 報道によると、夫はいくつかのきっかけがあり妻を魔女だと信じていたという。具体的にどのようなきっかけがあったのかは明かされていない。夫は自身に危害が及ぶ可能性があると考え、自宅の敷地内に置かれた檻の中に妻を閉じ込めた。妻は3年以上にわたり閉じ込められ、トイレに行くことも許されなかった。妻は檻の中で排泄し、汚れてしまった檻の中で食事をしていたそうだ。夫は妻に、毎日少しのパンだけを与えていた。檻の中に夫が入り、性行為をすることもあった。 近隣住民の通報により、警察が捜査を進め、夫は逮捕された。夫婦には16歳未満の8人の子どもがいたが、8人の子どものうち3人は、妻が檻の中で出産した子どもだということが警察の調べにより、発覚したそうだ。妻は現在、心身ともに衰弱状態にあり、同州の病院で治療を受けている。具体的な容体は明かされていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「妻を檻に3年も閉じ込めるなんて最低。夫は精神異常としか思えない」「魔女を信じる人たちに対する恐怖を感じた。何らかのきっかけがあったのかもしれないけど、身内まで傷つけるとは怖い」「夫は妻を魔女だと恐れていたのに、妻に近づき、妻を妊娠させているところがおかしい。魔女だと思っていたのはただの監禁するための理由にすぎなかった気がする」「子どもたちにとっては母親が檻にいることが普通だったのかと思うとつらい。子どもたちの心のケアも必要」などの声が挙がっていた。 なお、専門家らによる論文を掲載している海外サイト『Britannica』によると、アフリカを主に、アメリカなどの欧米でも、今でも魔女の存在は一部の人たちの間で信じられているそうだ。多くの場合は魔女を恐れており、その理由は、魔女は身の回りで起こる悪い出来事をさらに悪くさせる力を持っていて被害を拡大させると信じられていることにあるという。 海外では、妻を魔女だと信じることで起きた事件がほかにもある。 イギリスで、当時31歳の夫が、当時27歳の妻を魔女だと信じ、恐怖のあまり自殺したと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2019年7月に報じた。同記事によると、夫は何らかのきっかけで妻を魔女だと信じ、妻が魔術をかけて自分を殺そうとしていると思っていたそうだ。妻は夫の精神状態に懸念を抱いていたが、警察や病院に相談することはなかった。 ある日、夫は妻が魔女であることを恐れ、自宅で妻の首を締めて妻を殺そうとした。妻はその場から逃げたが、しばらくして自宅に戻ると、夫が寝室で自殺していたという。夫は「妻に魔術で殺される前に自ら命を絶つことにした」というメモを残していたそうだ。 世界には魔女の存在を信じている人が一定数いるようだ。しかし魔女の存在に影響されたことを理由に罪を犯すことは許されない。正しい知識を広める必要性もあるだろう。記事内の引用について「Mother of 8, caged by husband for being a witch, rescued in Delta」(The Nation Newspaper)よりhttps://thenationonlineng.net/mother-of-8-caged-by-husband-for-being-a-witch-rescued-in-delta/「Man arrested for caging his wife for over 3 years for allegedly being a witch」(BrownGH)よりhttps://www.browngh.com/man-arrested-for-caging-his-wife-for-over-3-years-for-allegedly-being-a-witch/「Witchcraft In Africa And The World」(Britannica)よりhttps://www.britannica.com/topic/witchcraft/Witchcraft-in-Africa-and-the-world「Husband who strangled his witchcraft-fearing wife before killing himself left suicide note claiming she ‘tried to kill me first in a ZOMBIE attack’」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-7240019/Husband-31-took-life-strangling-witchcraft-believing-wife.html
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社会 2020年11月30日 06時00分
携帯電話のデータ通信をめぐって兄弟げんか、兄が弟を刺し殺す 遺体は屋根で発見
昨今、インターネットは生活に欠かせないものになっているが、海外には、そのインターネットをきっかけに、とんでもない事件を起こした人がいる。 インド・ラジャスターン州警察は、携帯電話のモバイルデータ通信をめぐって弟に激怒した末に、刃物で刺して殺害した男を逮捕したと海外ニュースサイト『NDTV』『Hindustan Times』などが11月20日までに報じた。 >>動機は“朝食を作ってくれない” 交際相手の女性、その母親、姉の3人を銃で撃って殺害した男が逮捕<< 記事によると、11月18日夕方頃、23歳の兄は、弟(年齢不詳)を自宅屋根の上に呼びつけたという。兄の携帯電話は、モバイルデータ通信量を著しく消費していたそうだ。弟がその携帯でインターネットなどを使用したことが原因だ。インド国内の携帯電話通信料は、契約容量にもよるが、月600円から2500円ほどだという。弟が兄の携帯電話を使うことについて、了承を得ていたかなど詳細は不明だが、これに激怒した兄は、弟を叱責し弟の胸を4、5回刃物で刺したという。 兄は自宅から逃走。夜になって家族が、家の屋根に横たわっている弟を発見。弟は出血がひどく、病院に搬送されたものの死亡が確認された。事件発生から2日後、兄は鉄道駅にいたところを警察に発見され、逮捕されたそうだ。警察は現在、詳しい動機の解明に向けて、取り調べを行っているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「兄弟げんかの域を超えている」「携帯を使われたくらいで弟を殺すとか、尋常ではない」「ネット依存の若者だ。薬物中毒と同じで、冷静に考えられない」「なぜ屋根の上?突き落として事故と偽装?いずれにしても刃物を持っていて殺意はある」「データ通信を勝手に使われたら怒るが、殺しはしない」「外出制限でイライラしているところ、ネット接続できなくなって、爆発したな」「これもコロナの影響になるのか」などの声が上がった。 海外には他にもインターネットの接続をめぐって、殺人事件に発展したケースがある。 アメリカ・ジョージア州ビッブ郡上級裁判所は、インターネットの接続をめぐりけんかになり、姉の首を絞めて殺害した男に終身刑が言い渡されたと、海外ニュースサイト『People』『New York Post』などが2019年8月6日までに伝えた。 記事によると、2018年2月当時16歳の弟は、自室でオンラインゲームをプレイしていたという。家にいた家族もインターネットを使用し、反応が遅くなってきたので、弟はWi-Fiのパスワードを無断で変更。他の家族がインターネットを使えないようにしたそうだ。 まず母親が弟に抗議。弟が母親に手を上げようとしたため、当時20歳の姉が介入、殴り合いのけんかに発展。弟は姉の首をつかみ、腕を回して首を絞め上げた。母親はパニックになり警察に通報。約15分後、警察が駆け付けたが、警察が呼び掛けるまで、弟は姉の首を絞め続けたという。 姉は意識不明の状態で病院へ搬送されたが、数時間後に死亡が確認された。死因は首を絞められたことによる窒息死。警察は弟を殺人の疑いで逮捕、起訴した。2019年4月5日に開かれた裁判では、弟に終身刑が言い渡された。裁判で弟は「姉を殺すつもりはなかった。ごめんなさい」と泣きながら語っていたという。 突然インターネットが遅くなったり、接続が途切れたらイライラすることもあるだろう。だからといって、その怒りを他の人にぶつけて、命まで奪っていいわけがない。記事内の引用についてRajasthan Man Kills Brother For Exhausting Mobile Internet Data: Cops(NDTV)よりhttps://www.ndtv.com/india-news/rajasthan-man-kills-brother-for-exhausting-mobile-internet-data-cops-2328197Man stabs brother to death in Rajasthan for exhausting mobile internet data(Hindustan Times)よりhttps://www.hindustantimes.com/jaipur/man-stabs-brother-to-death-in-rajasthan-for-exhausting-mobile-internet-data/story-UolMCxuIWytQsT4B8ty3rN.htmlGood news! India’s per-capita income rises 6.8 per cent to Rs 11,254 a month in FY20(Financial Express)よりhttps://www.financialexpress.com/economy/good-news-indias-per-capita-income-rises-6-8-per-cent-to-rs-11254-a-month-in-fy20/1816070/Ga. Teen Strangled Sister to Death Over WiFi Password, Gets Life in Prison(People)よりhttps://people.com/crime/ga-teen-strangled-sister-wifi-password-life-sentence/Teen gets life in prison for killing sister over Wi-Fi password(New York Post)よりhttps://nypost.com/2019/08/05/teen-gets-life-in-prison-for-killing-sister-over-wi-fi-password/
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社会 2020年11月29日 06時00分
柿の食べすぎが原因! 少年の胃の中から大きな「石」が見つかる 「普通に食べる」驚きの声続々
秋は、梨、りんご、柿など多くの果物が旬を迎える季節だ。おいしくて、食べすぎてしまう人も少なくない。このほど、ある果物を食べすぎて、大変な事態を招いてしまった人がいる。 中国・福建省泉州市の病院で、柿を食べすぎた少年の胃の中から、「胃石」が摘出されたと海外ニュースサイト『Global News』『看看新聞』などが11月12日までに報じた。 >>コロナ感染の男性、味覚障がいを実演で伝える 生の玉ねぎやワサビをたっぷり食べる様子をTikTokに投稿<< 記事によると、中国・泉州市在住の母親(年齢不詳)は、5歳の息子のために、旬の柿を買って帰宅。息子は柿が大好物で、母親が買ってきた柿を一度に4つ食べたという。しばらくして、息子は腹痛を訴えた。腹痛は収まったり、再発したりを繰り返し、胃腸薬を飲んでも改善せず。柿を食べてから約2週間後、母親は息子を連れて、地元の病院を訪れたそうだ。腹部超音波検査を受けたところ、胃の中に「石の塊」が見つかった。大きさは7センチ×3センチほどの球状で、その重さは250グラム以上。息子を診察した医師によると、大量に柿を食べたことで、消化されずに胃中に残った繊維やたんぱく質が、柿の酸成分と結合して結石化、固い石になったものだという。 石を取り出すには手術が必要で、息子は内視鏡手術を受けたそうだ。この手術で、胃の中にできた石の塊を粉砕、小さくして摘出に成功。手術は9時間にも及んだという。手術後、息子は順調に回復、無事退院したそうだ。医師らは、柿については特に注意が必要で、空腹時に食べすぎないように、また熟れていない柿は消化しにくいので、なるべく避けるよう注意を呼びかけている。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「柿で石ができるとは知らなかった」「今は柿が旬。おいしくて4個とか普通に食べる。気を付けよう」「私は柿を食べるとお腹がゆるくなる。柿の成分は強そう」「危険な農薬入っていないよね?成長ホルモンとか」「体によいとされるものでも、食べすぎると逆効果だ」など様々な声が上がった。 柿を大量に食べてできる胃石は、「柿胃石」とも呼ばれ、この症状で病院を訪れる患者は、日本でも報告されている。 徳島医師会Webサイト上の医師の話によると、柿胃石ができる仕組みは、はっきりとは分かっていないという。柿の渋みの成分であるシブオールが、胃酸によって不溶性に変化。これが食物のかすと一緒に固まって、石になると考えられている。柿胃石が見つかったら、胃潰瘍や腸閉塞を起こすこともあるので、早めに取り出す必要があるという。 健康な人で胃石ができる人は、そう多くないようだ。胃の手術を受けた人や、糖尿病などの既往症のある人など、消化機能が弱っている人は、胃石ができやすい傾向にあるので、特に注意が必要だという。 欧米諸国では、毛髪を食べてできる「毛髪胃石」の発症例が多く報告されているが、柿胃石の症例はほとんどないようだ。この理由として、柿が欧米では柿はなじみの薄い果物で、日常的に食べる習慣がない点が挙げられる。柿の主な産地は、日本と中国、韓国だ。柿を食べる機会の多い3カ国を中心に、柿胃石の患者が報告されているという。 柿など旬を迎えたフルーツはおいしいものだ。つい食べすぎてしまうが、ほどほどにしておいた方が良さそうだ。記事内の引用について'Food rock' removed from boy's stomach(Global Times)よりhttps://www.globaltimes.cn/content/1206673.shtml视频|5岁男童吃了这东西,胃里掏出半斤“石头(看看新聞より)http://www.kankanews.com/a/2020-11-11/0039574181.shtml徳島県医師会 ドクターズコラム 健康相談 胃石(徳島県医師会ホームページより)https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/638-327柿の食べ過ぎ「胃石」注意 高知赤十字病院で昨年11月から4例(高知新聞より)https://www.kochinews.co.jp/article/173381/
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社会 2020年11月27日 06時00分
コロナという名前の女性、自宅に脅迫めいた電話やレストラン予約拒否など差別を告白
新型コロナウイルスの流行に伴い、感染者への差別が深刻化しているというニュースが度々報じられるが、海外では「コロナ」という名前によって差別を受けた人がいる。 イギリス・マンチェスターに住む、「コロナ」という名前の49歳の女性が、新型コロナウイルスの流行によって、名前のせいで嫌がらせを受けていると海外ニュースサイト『New York Post』と『Mirror』が11月10日までに報じた。 >>フランス、警察がアジア人に「顔全体を覆え」 差別横行で外出時は恐怖「下を向いて歩く」の声も<< 報道によると、女性の名前は、病院で女性を取り上げた助産師の名前をとる形で、「コロナ」と名付けられたという。女性は今年、新型コロナウイルス流行がきっかけで、いくつかの嫌がらせを受けたそうだ。女性には5人の子どもがいるが、娘の一人を歯科に連れて行き、受付で娘の親である女性の名前が告げられた際、たまたま女性の名前を聞いていた別の患者が、女性に向かって「世界を苦しめるのはどんな感じ?」と言ってきたそうだ。別の患者がどのような態度で発言したかは明かされていないが、女性は「笑えなかった」と当時の状況を説明している。 また、レストランでテーブルを予約しようと名前を告げると、冗談だと思われたり、名前が原因で予約ができないことがあるという。ほかにも、家には女性を攻撃することを示唆するようないくつかの脅迫めいた電話がかかってきているそうだ。『Mirror』によると、女性は嫌がらせに対し、「本当にフラストレーションがたまっている」と話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「女性は何も悪くないのにかわいそう。こういった風評被害をなくしたい」「悪いのは嫌がらせをする人だけどレストランの予約は偽名を使えばいいのでは?」「偽名を使うこともできるけどそれをしないのはプライドがあるから。それでいいと思う」などの声が挙がっていた。 新型コロナウイルスを連想させる名前で苦痛を味わった人は、海外だけではなく日本にもいる。 青森県に住む、「光冠(ころな)」という名前の8歳の少年が、新型コロナウイルスの流行により、自身の名前に対して悩みを抱えていたと『東京新聞TOKYO Web』(東京新聞)が、2020年9月27日に報じた。同記事によると、少年の父方の祖母がメキシコ人で、日本でもメキシコでも呼びやすい名前であることから、少年は「光冠(ころな)」と名付けられたという。しかし新型コロナウイルスが流行し、感染者の死亡がテレビで報じられるたびに少年は怒りを感じ、学校で新型コロナウイルス関連の配布物が分けられる際もつらい思いをしたそうだ。 少年の母親の知人がFacebookに少年の苦悩についてつづったところ、長野県警のOBである62歳の男性がその投稿を見て、少年を励ますために歌った歌を、CDに録音して贈った。歌は、県警OBの男性のほか、絵本専門士の女性など5人が合唱して録音したという。 少年はCDを受け取り、うれしさのあまり涙したという。同記事によると、少年は「今は自分の名前が好き」と話しているそうだ。 偶然であるにもかかわらず、「コロナ」という名前で嫌な思いをしている人は世界にいるようだ。ハリウッド俳優のトム・ハンクスは、「コロナ」という名前のせいでいじめられたというオーストラリアの8歳の少年に励ましの手紙を送り、その対応が賞賛されていた。世界各地で名前によって風評被害を受ける人たちを救う動きが出てきている。記事内の引用について「Woman named ‘Corona’ says she gets threats, abuse」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/11/09/woman-named-corona-says-she-gets-threats-abuse/「'I get abused for my name - and restaurants always laugh when I try to book table'」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/ive-always-been-abused-name-22985141?_ga=2.235344579.373060741.1606199333-1739399990.1599115318「「ころな君」負けないで 名前に悩む8歳に警察OBらが応援歌」(東京新聞TOKYO Web)よりhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/58027
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社会 2020年11月26日 06時00分
父親の映画の制作費を稼ぐため、3年間ヤギの窃盗を繰り返した兄弟が逮捕 映画公開日は決まっていた?
映画の世界に憧れを持つ人は多いだろうが、海外では父親の映画制作に従事する仕事の資金を調達するため、ヤギを盗んだ兄弟がいる。 インドのタミル・ナードゥ州で、32歳の兄と30歳の弟の兄弟が、父親が制作する映画の資金を調達するために3年間、ヤギを盗んでいたと海外ニュースサイト『Times of India』と『NEWS18』が報じた。 >>盗まれたものはすべてディズニー関連グッズ ディズニーランドで窃盗を繰り返した女が逮捕される<< 報道によると、兄弟の父親は映画制作を職業とし、とある映画を制作していたが、数年前から資金難に苦しんでいたという。父親は資金難のため制作を中止した。これを知った兄弟は、父親のために3年ほど前から1日に8〜10頭のヤギを盗み、1頭当たり約8000ルピー(約1万1000円)で販売し金銭を得ていたという。金銭は全て父親に渡し、父親は映画制作の資金に充てていた。父親は過去に何本の映画を制作していたかは不明だが、兄弟らが資金を提供した作品に関しては映画のタイトルがすでに決まっていて、公開に向けて準備が進められていたという。 ある日、兄弟は同州でいつものようにヤギを盗んでいたが、ヤギを盗まれた人が警察に届け出て、警察が監視カメラの映像を調べた結果、兄弟の犯行が明るみになった。その後、兄弟は逮捕されたという。兄弟は、罪について認めたが、これまでに何頭のヤギを盗みどの程度の金銭を得たのかは、明かされていない。 父親は兄弟から渡された金銭が、ヤギを盗むことによって得たものだとは知らなかったそうだ。また、映画は現在までに公開されておらず、公開予定に関しては不明である。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「3年間もヤギを盗むなんて最低。父親のためとはいえ立派な犯罪」「父親は兄弟がどのように資金を工面していたのか不思議に思わなかったのか」「兄弟がお金を渡し続けていたのに、まだ父親の映画が公開されていないことに疑問を感じる。資金がまだ足りなかったのか、それとも父親が映画とは別の用途にお金を使ったのか、疑ってしまう」などの声が挙がっていた。 なお、ビジネスニュースを配信している海外サイト『Moneycontrol』によると、インドの映画産業はここ数年で著しく飛躍しており、2017年には映画の市場規模が前年比で27パーセントも拡大したそうだ。それに伴い、俳優だけではなくプロデューサーなど、映画業界で働く人たちの地位も向上しつつある。さらに、近年では映画鑑賞がインドの人々の間で身近になっており、その影響もあって、映画に影響された事件も増えつつあるという。海外ニュースサイト『mint』によると、インドで制作・公開される映画の全てがもうかるわけではないものの、インド国内で制作・公開された映画は比較的公開期間が長いことと、公開後にテレビで放映され、放映権が発生し、もうかりやすい仕組みができているそうだ。 インドでは、映画産業の市場規模が飛躍していることから映画業界に憧れる人が多いが、その一方で、映画の影響力も大きくなっている。それに伴い、インドではほかにも映画に関連した犯罪が起きている。 インド・デリーで、映画からヒントを得て、息子を不正に名門小学校に入学させようとした父親が警察に拘束されたと海外ニュースサイト『Times of India』が2018年4月に報じた。 同記事によると、父親は息子を名門小学校に入学させたかったが、何らかの理由で入学を断られたそうだ。入学させたかった名門小学校には低所得枠があり、一定以下の所得の家庭の子どもが優先的に入学できる制度があった。父親は定職に就いているにもかかわらず、スラム街に住んでいて収入はほぼないと嘘をつき、息子を名門小学校に入学させたという。父親は収入を証明する書類を偽造した。父親は、裕福な家族が低所得者と偽り、娘を名門小学校に入れるインド映画「ヒンディー・ミディアム」から犯行のアイデアを得たという。 父親は息子の弟も低所得者枠を利用して、息子と同じ名門小学校に通わせようとした。父親は再び収入に関する書類を偽装して小学校に提出したが、父親が提出した収入を証明する書類が偽造だと発覚した。父親は文章偽装の疑いで警察によって拘束された。なお、息子が小学校を退学になったかどうかは明かされていない。 インドでは映画産業が拡大したことで起きる犯罪もあるようだが、映画は娯楽として楽しむもの。映画の影響で犯罪が起こることはインドの映画業界に携わる人たちも望んではいないだろう。記事内の引用について「In Tamil Nadu, two brothers steal goats to fund movie, held」(Times of India)よりhttps://timesofindia.indiatimes.com/city/chennai/heroes-in-dads-movie-they-stole-goats-to-fund-it/articleshow/79161947.cms「Chennai Brothers Held for Stealing Goats to Fund Father's Movie Starring Them in Lead Roles」(NEWS18)よりhttps://www.news18.com/news/buzz/chennai-brothers-held-for-stealing-goats-to-fund-fathers-movie-starring-them-in-lead-roles-3077954.html「Indian film industry grew at 27% in 2017: FICCI」(Moneycontrol)よりhttps://www.moneycontrol.com/news/trends/entertainment/indian-film-industry-grew-at-27-in-2017-ficci-2520513.html「Why some of Bollywood’s smaller films are more profitable than its blockbusters」(mint)よりhttps://www.livemint.com/industry/media/why-some-of-bollywood-s-smaller-films-are-more-profitable-than-its-blockbusters-1550033657748.html「Man fakes poverty to get son seat at Delhi school」(Times of India)よりhttps://timesofindia.indiatimes.com/city/delhi/man-fakes-poverty-to-get-son-seat-at-delhi-school/articleshow/63662541.cms
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社会 2020年11月25日 06時00分
男子高校生が教師の検証動画をTikTokに投稿し大拡散 夫にブチギレする教師も、感心の声集まる
SNSに人々の興味を引く動画や画像が日々投稿され、話題になることもあるが、海外では、生徒が教師のとあるものを検証する動画をTikTokに投稿し、反響を呼んでいる。 アメリカの高校に通う男子生徒が、女性教師らが身に着けている結婚指輪のダイヤモンドが本物であるか検証する動画をTikTokに投稿し、話題になっていると海外ニュースサイト『vt.』と『UNILAD』が11月4日までに報じた。 >>コロナ感染の男性、味覚障がいを実演で伝える 生の玉ねぎやワサビをたっぷり食べる様子をTikTokに投稿<< 報道によると、男子生徒は通販で、ダイヤモンドにセンサーを当てるだけで本物であるか見分ける機械を購入した。男子生徒は夫から贈られた結婚指輪を身に着けている女性教師12人に、動画のアイデアを伝え、ダイヤモンドを検証したそうだ。なお、女性教師らはダイヤモンドの検証と動画投稿を了承しており、女性教師全員が自身の結婚指輪はダイヤモンドだと認識している。 男子生徒は12人の女性教師に対し検証したが、そのうちの5人が身に着けている結婚指輪のダイヤモンドは偽物だった。『vt.』は投稿された一部の動画を公開しているが、結婚指輪のダイヤモンドが本物と証明された女性教師は声を出して喜んでいたが、偽物だと証明された女性教師は「なんてこと!」と驚いたり、その場ですぐに夫に電話をして夫に説明を求めたりしている。男子生徒は動画の中でセンサーをダイヤモンドに当てる前に机に当て、センサーに不正がないことを証明している。 動画は何本かに分けて投稿されているが、『UNILAD』によると、動画は合計で1000万回以上再生されているそうだ。なお、検証動画を撮影したいとの誘いをどの教師も好意的に了承し、偽物であると証明されても男子生徒に対して怒ったり責めたりしている教師はいない。動画の中では男子生徒の顔は映っているものの女性教師の顔は映されていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「教師の指輪を検証しようと思ったアイデアがすごい」「教師を相手にしているところがこの動画のポイント。教師が動画の撮影に協力的なところもほっこりしていてそれに癒やされて拡散された面もあると思う」「まさにカオス。知らない方が幸せな真実もある」「生徒に結婚指輪のダイヤモンドが偽物だと証明されるなんて夫にとっては迷惑な話だろう」「結婚指輪を買ってプロポーズしたくても結婚指輪を買えるほどお金がなかったのかも。自分もダイヤモンドっぽく見える結婚指輪を渡そうと思った。嘘はいけないけど、夫側の気持ちは分かる」「センサーの精度をどれほど信じていいかは疑問」などの声が挙がっていた。 海外には教師との間で起きたやりとりの動画が拡散された事例がほかにもある。 アメリカ・ペンシルベニア州にある大学のオンライン授業で、中年の女性教師が性差別的な発言をする男子生徒に対して自身の意見を伝える動画がTikTokに投稿され、拡散されていると海外ニュースサイト『INSIDER』が10月23日に報じた。 同記事によると、同大学ではコロナ禍によりオンライン授業が実施されていたが、ジェンダーについての授業中、とある男子生徒が「女は全員、男のペニスが好きで、男のペニスがないと生きていけない」などと発言したという。その発言を聞き、オンライン授業に参加していたほかの女子生徒は言葉を失っていたが、すかさず女性教師は「私はペニスなしでここまで生きてきた」と言った。 一連の様子を授業に参加していた生徒が録画し、TikTokに投稿。動画は拡散され、同記事によると1日で700万回以上再生されたという。なお、教師や発言をした男子生徒らが動画の投稿を許可していたかは不明である。 当事者にとっては必ずしもいい面ばかりではないだろうが、アイデアが活かされた教師と生徒の間で繰り広げられた動画は視聴者にとっては興味深い部分が多いようだ。記事内の引用について「Student causes chaos after testing to see if his teachers' engagement rings are real」(vt.)よりhttps://vt.co/lifestyle/student-causes-chaos-after-testing-to-see-if-his-teachers-engagement-rings-are-real「Student Starts Chaos By Testing Teachers’ Engagement Rings To See If They’re Real」(UNILAD)よりhttps://www.unilad.co.uk/viral/student-starts-chaos-by-testing-teachers-engagement-rings-to-see-if-theyre-real/「A sexuality professor shut down a 'misogynistic' student in a viral TikTok, saying she has 'more experience sexually than anyone in this class'」(INSIDER)よりhttps://www.insider.com/viral-tiktok-professor-schools-student-about-sex-and-misogyny-2020-10?amp
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社会 2020年11月24日 06時00分
新郎が花嫁を殴り殺す、動機は「友人と話していた」〜実際に起きた最低すぎる結婚式
結婚式は新郎新婦やその家族らにとって、人生の中でも最も幸せな瞬間となるはずだが、海外では幸せである結婚式が悲惨な場となったケースがいくつかある。 ロシア・ノヴォシビルスク州で、結婚式の真っ只中に33歳の新郎が36歳の新婦を殴り殺したと、海外ニュースサイト『Mirror』が10 月5日に報じた。同記事によると、同州の農村部で行われていた結婚式の最中、新郎は、新婦が新郎の男性の友人と親しそうに話しているのを目撃したという。新郎は、新婦が男性の友人と話している姿を見て嫉妬した。嫉妬した新郎は、新婦の元にすぐに向かい、新婦の髪の毛を掴んで地面に頭を叩きつけたり、新婦の腹部を殴ったりしたそうだ。 >>どうしても結婚したくなかった男、逮捕される 超迷惑な結婚取りやめの手段に呆れ声<< ほかのゲストは新婦が新郎に殴られている姿を見ていたが、恐怖で誰も止めに入ることはできなかった。新婦は病院に運ばれたが、病院で死亡が確認されたという。新郎は駆けつけた警察によって逮捕された。 暴力とは異なるものの、新婦が結婚式で精神的に傷つけられた事件も起きている。 中国のとある場所で行われた結婚式で、若い新郎新婦が誓いのキスをする瞬間に、新郎の元恋人の女性がウェディングドレス姿で式場に乱入したと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が2019年4月に報じた。同記事によると、新郎と新婦がまさにキスをしようとした瞬間、突然、新郎の元恋人が式場に乱入し、新郎の元に近づいて新郎の目の前にひざまずいたという。新郎があっけに取られていると、元恋人は新郎の腕を持ちながら、「全て私が悪かった」などと言った。新郎は腕を振り払ったが、元恋人は再び新郎の腕を持ち、「もう一度チャンスを与えて」と言ったという。 新婦は、元恋人が新郎に対して、「もう一度チャンスを与えて」と言っているのを聞くと同時にその場を離れ、式場から姿を消したという。新郎は元恋人を振り払って新婦を追いかけた。新郎新婦が姿を消したことで、結婚式は中止されたそうだ。 同じく中国では、結婚式で身内が予想外の行動に出たケースもあるようだ。 中国・江蘇(こうそ)省で、結婚式の最中に新郎の父親が新婦にキスをしたと、海外ニュースサイト『Shanghaiist』が2018年2月に報じた。同記事によると、結婚式の中の演出で、新郎の父親が新婦の手を取り、式場にあるステージに向かっていたところ、新郎の父親が突然、新婦の肩に手を回し、新婦を引き寄せて新婦の唇にキスをしたという。新婦は新郎の父親を自分から引き離そうとしたが、新郎の父親は新婦の肩を力強く抱えており、新婦は身動きが取れなかった。 新郎の父親が新婦にキスをしたことで、新婦の家族は激怒し、新郎の家族と揉み合いの喧嘩に発展したという。けが人が出たかどうかは分かっていない。結婚式は中止となった。なお、新郎の父親は新婦にキスをした理由について、「酒に酔っていた」と説明しているという。 悪夢と化してしまった結婚式は、当事者はもちろん、家族やゲストにとっても辛い出来事として心に残り続けることだろう。記事内の引用について「Groom 'beat new bride to death' on wedding day after prison release for murder」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/groom-beat-new-bride-death-22793675「Bride is left in shock after her groom's ex-girlfriend crashes their wedding wearing a bridal gown and begs him to go back to her」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-6899363/Bride-left-shock-grooms-ex-girlfriend-crashes-wedding-wearing-bridal-gown.html「Father of groom gets drunk at wedding banquet, forces bride to kiss him on stage」(Shanghaiist)よりhttps://medium.com/shanghaiist/father-of-groom-gets-drunk-at-wedding-banquet-forces-bride-to-kiss-him-on-stage-6846fcf6d1d8
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社会 2020年11月23日 06時00分
工具窃盗の男、すぐに身元判明で逮捕 証拠は現場に残された「指」 間抜けな犯行に呆れ声
空き巣や窃盗事件は、犯人逮捕まで時間を要することが少なくないが、海外には、驚くような証拠を現場に残したために、即座に逮捕された人がいる。 アメリカ・テネシー州警察は、現場に落ちていた「指」を証拠に、窃盗などの疑いで男を逮捕したと海外ニュースサイト『SUN』『WVLT』などが10月24日までに報じた。 >>逃亡30年、指名手配犯の生活に疲れた男性が警察に自首するも驚愕の事実発覚 泣き崩れる姿に同情の声<< 記事によると、10月22日午前9時頃、とある住宅から、ログスプリッター(薪割り機)が盗まれたと警察に緊急連絡が入ったという。警察が被害者の住宅に駆け付けると、工具や農具などが散乱していた。捜査中、工具近くに犯人のものとみられる切断された「指」と携帯電話が落ちていたという。なお、落ちていた指がどの指かは不明だ。警察は、ただちに周辺の病院に「指のない患者」が来院したか照会。すると、同日午前4時頃、地元病院の救急外来に、「指のない男」が来院、そのまま大学病院に搬送されたことが判明した。 警察は、「指」を持って大学病院へ。この指は、同病院にいた50歳の男の傷口と一致。すぐに接合手術が行われ、無事成功したようだ。男は翌日退院となり、住居侵入、窃盗などの容疑で逮捕されたという。なお、男が指を切断した経緯や、認否は報道されていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「指くらい拾って逃げろよ」「残したのは、指紋じゃなくて『指』。捕まえてほしかったとしか思えない」「不器用な泥棒。指切断って、かなり痛そう」「薪割り機を盗んで何に使うんだろう?」「被害者も気分悪いな。自分の薪割り機で指切断されたら」「指を届けてあげるなんて、警察優しい」「優しいのは犯人。指を差し出して捜査協力を惜しまないし」などさまざまな声が上がった。 海外には、驚くような証拠を残して、逮捕された人が他にもいる。 アメリカ・カリフォルニア州警察が、現場に残された精液を手掛かりに、女性の下着などを盗んだ疑いで男を逮捕したと海外ニュースサイト『New York Post』『Los Angeles Times』などが2018年10月17日までに報じている。 記事によると、2018年10月4日夕方、女子大学生4人が暮らす住宅に空き巣が入ったと警察に緊急連絡が入ったという。警察が駆け付けると、室内は荒らされ、主に下着類が盗まれていた。ほかにも、ノートパソコンが使われており、被害者女性の写真や、ポルノサイトを閲覧した形跡があったそうだ。しかも、パソコンには、犯人の「精液」とみられる物質が付着していたという。警察は物質を採取。DNA鑑定を実施し、警察の犯罪者データベースと照合したところ、当時19歳の男と一致したそうだ。 警察は男の自宅を訪ね、家宅捜査を実施。被害者女性の盗まれた下着が見つかったそうだ。男はその場で逮捕され、窃盗、器物損壊などの罪で起訴されたという。男は数日後、保釈金を支払って釈放されたそうだ。男には前科があり、有罪となれば、最大で6年8カ月の刑務所行きが命じられる可能性があるという。なお、現時点で判決が出たとの報道はない。 世界には、簡単に「本人」と特定できる証拠を残してしまう泥棒もいるようだ。記事内の引用についてFINGERED FOR THE CRIME‘Thief’ busted after cops find ‘his severed finger’ at the scene of robbery(Sun)よりhttps://www.the-sun.com/news/1683500/thief-busted-cops-find-severed-finger-scene-robbery/Man gets finger reattached after leaving it behind at Anderson Co. crime scene(XVLT)よりhttps://www.wvlt.tv/2020/10/22/detached-finger-at-anderson-co-crime-scene-leads-deputies-to-suspect/Underwear thief nabbed after leaving DNA on victim’s laptop while watching porn: cops(New York Post)よりhttps://nypost.com/2018/10/17/underwear-thief-nabbed-after-leaving-dna-on-victims-laptop-while-watching-porn-cops/Orange resident charged in lewd burglary case(Los Angeles Times)よりhttps://www.latimes.com/local/lanow/la-me-ln-lewd-burglary-20181015-story.html
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社会 2020年11月22日 06時00分
浴室で出産、男児を窓から投げ捨てた女が逮捕 「パニックになった」と話す
子どもを産んで母親になるというのは素晴らしいことだが、世の中には、産後にどうしてよいか分からず、とんでもない事件を起こしてしまう人がいるようだ。 浴室で出産した男児を窓から投げ捨てたとして、アメリカ・ニューヨーク州警察が母親の女を逮捕したと海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Post』などが10月14日までに報じた。 >>妊娠中の妻の腹部を切り裂いた夫が逮捕 動機は「子供の性別が知りたかった」<< 記事によると、クイーンズの住宅街で10月11日午前10時頃、「赤ちゃんが捨てられている」と緊急通報が警察に入ったという。警察が駆け付けると、道路上にへその緒が付いた血まみれの男児を発見。血の跡をたどっていくと、目の前の家の壁、浴室の窓まで続いていたそうだ。 警察はこの家に住む23歳の女に事情聴取。女は赤ちゃんを出産し、遺棄したことを認めたそうだ。女の話によると、自宅1階の浴室で男児を出産。自らハサミでへその緒を切り、浴室の窓から男児を投げ捨てたという。 女は、「会社の同僚と一夜限りの関係だった。妊娠してしまったことには気付いてはいたが、赤ちゃんが出てきてしまい、どうしたらよいか分からず、パニックになった」と話しているそうだ。女と男児は病院に搬送され、男児は一命を取り留めたが、現在も重体の模様。女は翌日退院し、第二級殺人未遂など複数の罪で逮捕、起訴されたそうだ。有罪となれば、最大で25年の禁固刑を命じられる可能性があるという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「赤ちゃんをポイ捨て。命を何だと思っているのか? 許せない」「妊娠中にどうするか考える時間はあったはず。バカな女だ」「赤ちゃんは『燃えるゴミ』のように捨ててよいモノではない。命ですよ」「赤ちゃんには何の罪もない。こんな人生のスタートはイヤだ」「女は誰にも相談できずに悩んでいたのかな。かわいそうだ」「こんなニュース聞きたくないね」など様々な声が上がった。 海外には、出産した赤ちゃんを窓から投げ捨てた母親は他にもいる。 ニューヨーク州警察は、浴室で出産した女児をアパート7階の窓から投げ捨てたとして、母親の女を逮捕したと海外ニュースサイト『Express』『NBC Network』などが2015年9月30日までに報じた。 記事によると、2015年9月28日、ブロンクスのとあるアパートの住人から、「赤ちゃんが窓から落ちてきた」と警察に緊急通報が入ったという。警察が駆け付けると、アパート中庭のコンクリート上に、へその緒の付いた血まみれの乳児を発見。病院に搬送されたが、死亡が確認された。 目撃者からの情報などをもとに警察は、アパート7階に住む当時28歳の男性の部屋を訪れた。同部屋には、住人の男性と、男性の交際相手である当時33歳の女がいたという。当初、女は妊娠していないと容疑を否認、病院に行くことも拒否したそうだ。警察の追及に耐えきれなくなったのか、最終的に女は出産し、遺棄したことを認めたという。 女は、「男性に妊娠を隠していた。浴室で出産後、赤ちゃんは動かず泣かなかったので、死産と思い、7階アパートの浴室窓から投げ捨てた」と主張。女は翌日、第二級殺人罪で逮捕、起訴されたそうだ。男性は、女が出産した時、別の部屋にいて気付かなかったと主張。特に罪には問われていない。事件発生から約2年後に開かれた裁判では、女に禁固刑10年の有罪判決が言い渡されたという。 予期せぬ妊娠をして、周囲に相談できずに悩む女性も少なくない。しかし、社会にはそうした女性を支援する相談窓口やNPO団体がいくらでも存在する。何も行動を起こさず、小さな命を粗末にするような行為は、決して許されるものではない。記事内の引用についてI panicked': Mother's excuse for 'throwing newborn son out of a window' after giving birth in bathtub - as it's revealed she then took a shower and fell ASLEEP while baby was left lying in the cold(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8839905/Queens-mom-threw-newborn-window-says-panicked.htmlNYC mom took nap after tossing newborn out window, court docs claim(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/10/13/nyc-mom-took-nap-after-tossing-newborn-out-window-court-docs/Woman 'throws her baby out of seventh-story window to hide pregnancy from boyfriend'(Express)よりhttps://www.express.co.uk/news/world/608883/Jennifer-Berry-baby-window-New-York-pregnancy-boyfriend-USMom Threw Newborn Daughter Out 7th-Floor Window to Death: Police(NBC Network)よりhttps://www.nbcnewyork.com/news/local/newborn-baby-window-toss-bronx-boyfriend-girlfriend-police-new-york-city/1097944/
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社会 2020年11月21日 06時00分
「おばさん」と言われ腹を立てた40歳の女性、19歳の少女に暴行を加える 同情の声も
ちょっとした一言にイラついた経験をしたことのある人は多いだろうが、海外では「おばさん」と言われたことに腹を立て、暴力を振るった女がいる。 インドのウッタル・プラデーシュ州で、40歳の女性が19歳の少女に「おばさん」と言われたことに腹を立て、暴行を加えたと海外ニュースサイト『The Times Now』と『Malay Mail』が11月13日までに報じた。 >>69歳男性、大音量で音楽をかける若者に注意するもキレた若者に殴られ死亡<< 報道によると、少女は同州の市場を訪れていたという。市場では婦人服やアクセサリーが販売されていて、常に多くの女性でにぎわっていた。少女は買い物をしていたが、道が混み合っていたため、通路を通るために40歳の女性に「すみません、おばさん」と声を掛けた。女性は「おばさん」と言われたことに腹を立て、少女を殴り始めたそうだ。 『Malay Mail』は40歳の女性が殴る様子の動画を公開しているが、動画では少女の顔を何度も平手でたたいたり、殴ったりしている様子が映っている。少女はイスラム教徒の女性が頭を隠すために顔に巻く布、ヒジャブを身に着けていたが、40歳の女性は少女のヒジャブを剥ぎ取り、髪の毛をつかんでさらに顔を殴っている。少女もつかみかかり、顔を平手でたたいている。周りにはお互いの友人と思われる女性が3人いて、2人を引き離そうとしている。 現場を目撃した人が警察に通報し、2人は警察に連行された。警察によると2人は警察署で和解し、両者が罰せられることはなかったそうだ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「少女は深い意味もなくおばさんと言ったのだと思う。それに腹を立てて暴力を振るうなんて、この女性はなんて器が小さいんだ」「暴力には反対だけど、40歳くらいの年齢だとおばさんというワードには確かに敏感になる」「最初に手を出した女がいけないけど、やり返した少女の行動も問題だ」などの声が挙がっていた。 「おばさん」という言葉によって起こったトラブルは海外だけではなく、日本でもあった。 札幌市で、路線バスに乗っていた20代の女性が、男性の乗客に「おばさん」と言われ、男性に暴力を振るったと『産経ニュース』(産経新聞社)が2017年3月に報じた。男性の年齢は明かされていない。 同記事によると、女性は路線バスに乗車中、男性に「おばさん」と言われたことに腹を立て、男性の髪の毛を引っ張るなどの暴力を加えたそうだ。女性が男性に暴力を加える様子を周りにいた人が動画で撮影し、インターネットに投稿。動画の存在を知った警察が捜査を進め、女性を書類送検したという。 女性は容疑を認め、警察の調べに対し「おばさんと言われて腹が立った」と話しているという。なお、男性に怪我を負ったかどうかは不明である。 深い意味はなく何気なく発した言葉が相手を不快にさせることはあるだろう。しかし不快な言葉を掛けられたからといって相手を傷つける行為は犯罪であり許されるべきではない。記事内の引用について「Gone Viral: 40-year-old woman beats up 19-year-old girl in UP for calling her 'aunty' - video surfaces」(The Times Now)よりhttps://www.timesnownews.com/the-buzz/article/gone-viral-woman-abandons-karva-chauth-shopping-beats-up-girl-for-calling-her-aunty/676876「Forty-year-old woman slaps teenager at Indian marketplace for calling her ‘aunty’ (VIDEO)」(Malay Mail)よりhttps://www.malaymail.com/news/life/2020/11/13/forty-year-old-woman-slaps-teenager-at-indian-marketplace-for-calling-her-a/1922305「『おばさんといわれ腹が立った』 20代女性書類送検 バス男性乗客に暴行容疑 札幌」(産経ニュース)よりhttps://www.sankei.com/affairs/news/170308/afr1703080027-n1.html
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