永田裕志
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スポーツ 2023年02月21日 11時10分
永田裕志が宮原健斗を破り三冠王座奪取でグランドスラム達成の快挙!「メジャーと言われる日本の各団体でそういう仕事をした実感はある」
全日本プロレスは、『#ajpwエキサイトシリーズ2023 ~#ajpwプロレスの日MANIAx~』2.19東京・後楽園ホール大会を開催した。新日本プロレスから多数の選手が参戦した今大会のメインイベントでは、三冠ヘビー級王者の宮原健斗に永田裕志が挑戦。永田はバックドロップホールドで激戦を制し、新日本のIWGPヘビー級王座、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座に続いてメジャー団体主要三大タイトルを奪取したことで、グランドスラムを達成した。デビューから1つの団体に所属し続けてグランドスラムを達成したのは永田が初めて。 初めて挑戦した時とはベルトが変わっているが、永田は「まあ、後で改めて自分の試合を見ますけど、これだけの客が入った中で激しい闘いをして勝利できたこと、そしてこのベルトを獲ったことは改めて喜びはひとしおだし、大きな重責というものを既に感じています。まあ、グランドスラム達成という実感がまだなんとも(笑)。これから多分、メディアの方からのいろんな取材や、そういう周りの反響を記事に書いてもらうことで徐々に分かってくると思います。ただ、31年になるプロレス人生の中で、新日本プロレスに留まることなく、全日本プロレス、ノアというリングに上がって、ただ荒らすだけではなく、ベルトを獲って、リーグ戦を獲って、その中でシリーズを盛り上げていく。新日本プロレスの中だけではなく、メジャーと言われる日本の各団体でそういう仕事をした実感はありますし、このベルトを獲ったということで改めて感じますしね、多分嬉しさはこれから出てくると思いますし、試合が終わって『やった!』と思ったら次に石川修司が来ましたしね。ここはやっぱり大きい選手がいますしね。宮原だって決して小さい選手じゃないし、それは1発1発の技を食らった中で強烈でしたしね。本当にジャーマンとかヒザ蹴りとか何発か入りましたけど、多分明日からまた今日のダメージが残って噛み噛みの自分になりそうです。今のうちだけかもしれないですね、ちゃんと喋れそうなのは」とグランドスラム達成に浸ることなく、3.21大田区総合体育大会での防衛戦に全力を注いでいく。 三冠の記録で言えば、最年長戴冠記録とキャリア最長戴冠という記録となったが、「やっぱり最年長記録という部分で、偉大な天龍源一郎さんの記録を抜けたっていうのが。まあ、元々天龍さんの記録って言うのはIWGPの最年長記録を抜くっていうことに関しては、IWGPよりもさらに歳を重ねた天龍源一郎さんが獲ったベルトですから、その記録を抜いたっていうのは凄く大きな…。まあ、そう言われると喜びではありますしね。天龍源一郎さんがあまり体調がよろしくない中で、最近は本当にほぼ音沙汰がなく、ニュースとかで情報が入ってくるんですけど、天龍さんの口から永田という言葉が全く出なくなってきた中で、数年前にどっかの雑誌のコラムで『永田は窓際だけど、あいつは要領がいいからどうのこうの』って、ちょっとコンビニで立ち読みした記憶がありましたけど。まあ天龍さんのべしゃり(注「しゃべり」のこと)っていうのは耳に入ってくるものですから。永田は偉大な天龍さんの記録を抜きましたと、是非皆さんからご報告を。もしカチンと来たら、またどっかの雑誌でも週刊誌でも、老害のごとく永田をビシッと叱りつけてくれればと思います」と闘病中の天龍源一郎さんを気遣っていた。 21歳年下の脂の乗った宮原健斗に勝てた原動力について聞かれると、「やっぱり挑戦をなかなか認めず焦らしながらも、いろいろ彼の口の攻撃の1発1発の技というか、そういうものも強力でしたし、宮原ってどうもいけ好かねえ野郎だなって思いましたけど、試合を通じてやってみると不思議なもんで、俺も簡単に相手をいい試合してありがとうっていう気持ちになってしまうのは、もしかして年食ったからかもしれませんけど、そういう思いにしてくれた一人だし、本当に三冠王者…何回も三冠ベルトを獲ってこのベルトを守ってきただけあって素晴らしい選手だったし、ウチの選手にも負けてないと思いました」と評価していた。宮原との再戦も期待したい。 ◆全日本プロレス◆『#ajpwエキサイトシリーズ2023 ~#ajpwプロレスの日MANIAx~』2023年2月19日東京・後楽園ホール観衆 1405人▼三冠ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>●宮原健斗(23分06秒 バックドロップホールド)永田裕志○<挑戦者>※第68代王者が5度目の防衛に失敗。永田が第69代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月20日 10時50分
永田裕志がライバル秋山準30周年記念大会参戦!「秋山はリングで対峙するとピリピリ感が生まれる」
DDTプロレスが18日、東京・後楽園ホールで『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』を開催した。メインイベントでは、秋山準デビュー30周年記念試合として、秋山の30年の歴史の上では欠かせない永田裕志、金丸義信が新日本プロレスから特別参戦。秋山にとって、永田はノアと新日本と団体は違うがライバルとして知られており、金丸はノア時代のタッグパートナーだった。試合前には、先輩で全日本プロレス時代から縁がある小橋建太氏から花束が贈呈された。秋山は金丸&遠藤哲哉とトリオを結成し、永田&竹下幸之介&勝俣瞬馬と対戦。 試合は秋山と永田が先発し、レスリングの攻防を展開し、秋山がドラゴンスクリューを決めると、永田は秋山にミドルキックを連発。その後、激しい一進一退の攻防となるが、金丸は勝俣へウイスキー噴射するも捕らえた秋山に誤爆。しかし、秋山が雪崩式ブレーンバスターで勝俣に反撃。勝俣がととのえスプラッシュを秋山に狙うも自爆すると、金丸が勝俣の後頭部にドロップキック、ディープインパクト、遠藤がエクスプロイダーを放ってから、秋山がランニングニー、リストクラッチ式エクスプロイダーを勝俣に決めるとカウント3。記念大会を見事に白星で飾っている。 試合後、秋山は「今年で30周年。ジャイアント馬場さんにスカウトしてもらって、プロレスをしっかり叩き込まれて。ジャンボ鶴田さんに社会人としてたくさんのことを教えてもらい、三沢光晴さんにプロレスラーとして浮上するきっかけ、ノアに誘っていただいて、今ここにいると思います。その人たちはもう天国に逝ってしまいました。小橋さん!ずっと元気でいてください。僕が入った時の全日本のように、高木三四郎社長が馬場さんに見えます。遠藤、竹下、樋口(和貞)、吉村(直巳)は四天王に見えます。このDDTというファミリーのような団体に来れて、30周年を迎えて本当にうれしく感謝してます。馬場さんも晩年は言ってました。もう、ほかの選手との戦いではないと、自分との戦いだと。僕も今そう思ってます。自分に負けないよう、一日一日大切にしていきます」とマイクで挨拶をした。 バックステージでは「試合で勝つことができて。あとどれくらいというのは自分でも正直分からない。(永田とは)自分の頭の中と、お互いに多分少しずつのズレがあると思うけど、お互いに多分そのズレも分かってるから噛み合わないこともなく。馬場さんが晩年よく、敵は選手じゃなく、自分自身の戦いだと。当時はそんなわけないと思ってたけど、今は言われたことが全部分かります」と今になって馬場さんの気持ちがわかるようになったとのこと。この日は全日本の日本武道館大会とのダブルヘッダーとなった永田は「俺に知らないところに、こういう素晴らしい選手たちがいるんだなと改めて思いました。秋山はリングで対峙すると、ピリピリ感が生まれてきて。久しぶりに彼とそういう戦いができて、すごく刺激と言うか。相変わらず元気だなと、そういうものを知れました。遠藤は負けん気が強いと言うか、いいビンタもらいました。あれがあったら誰にも負けない。どんなに倒されても。自信を持ってやってほしい」となかなか当たる機会がないDDTの選手についても評価していた。◆DDTプロレス◆『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』2022年9月18日東京・後楽園ホール観衆 715人(超満員)▼秋山準デビュー30周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○秋山準&金丸義信&遠藤哲哉(20分34秒 体固め)永田裕志&竹下幸之介&勝俣瞬馬●※リストクラッチ式エクスプロイダー(どら増田)
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スポーツ 2022年09月12日 11時30分
永田裕志デビュー30周年記念試合でグレート-O-カーンに敗れるも「今日負けて悔しいと思った」
新日本プロレスは11日、『バーニング・スピリット』千葉・東金アリーナ大会を開催した。メインイベントでは、永田裕志デビュー30周年記念試合として、永田がグレート-O-カーンと対戦した。 試合は奮闘するも、オーカーンのエリミネーターを返せず敗れてしまったが、試合終了後には永田のデビュー30周年セレモニーが行われ、棚橋弘至を筆頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が、そしてスペシャルセコンドの小島聡からも写真パネルが贈呈された。また、一昨年2月に引退した中西学さんからも花束とお祝いのメッセージが贈られ、VTRでは武藤敬司、秋山準からもお祝いのメッセージが贈られた。さらに、サプライズとして藤波辰爾が登場。藤波から花束とメッセージを贈られると、永田も「まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います」と地元・東金に集まったファンに挨拶。そして来年の東金大会の開催も予告すると、最後はゲストと観客たちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくった。 バックステージで永田は「ありがとうございました。いやぁ、まだまだ行けるつもりでグレート-O-カーンと試合してみて……まぁ強いですね、オーカーン。あいつはほんとに、あいつの潜在能力は俺自身がよくわかってるつもりなんで。あえて今回、シングルマッチの相手に指名してやりましたけどね。あれ、まだまだ強くなりますね、ほんとに。あんな顔して、あんな風貌してますけど、ほんとに新日本プロレスの伝統的な闘いができる男だし、まだまだ強くなると思います。でも今日、ほんとオーカーンと闘って、俺もまだまだ。今日負けて悔しいと思ったんでね。悔しいと思えたのでね。“こんチキショー”って。決して勝てない相手ではない。負けたけど、勝てない相手ではないとおわかりましたんで。そん中でまだまだ自分が強くなろうという意欲をね、出してくれた相手だったんで。良かったです、今日シングルマッチやって。久々に新日本での闘いをこういう形で。そんなとこですかね」とコメント。悔しさを滲ませたところに、まだまだ消えぬ永田の闘志を見えた。今後はIWGP世界ヘビー級王座獲りも視野に入れていくという。◆新日本プロレス◆『バーニング・スピリット』2022年9月11日千葉・東金アリーナ観衆 1200人▼永田裕志デビュー30周年記念試合(30分1本勝負)●永田裕志(21分41秒 片エビ固め)グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
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スポーツ 2022年06月01日 11時30分
全日本プロレス6.19大田区大会に新日本プロレスから永田裕志、タイガーマスクが参戦!タイガーは世界ジュニア挑戦
全日本プロレスは「Champions Night4 〜50th Anniversary Tour〜」6.19東京・大田区総合体育館大会の対戦カードを発表した。 メインイベントでは、三冠ヘビー級選手権試合、チャンピオンの宮原健斗に、ジェイク・リーが挑戦。セミファイナルでは、世界タッグ選手権試合、チャンピオンチーム石川修司&佐藤耕平に、芦野祥太郎&本田竜輝が挑戦する。また、青木篤志メモリアルとして、世界ジュニアヘビー級選手権試合が組まれ、チャンピオンの佐藤光留に、新日本プロレスのタイガーマスクが挑戦する他、新日本からはタイガーの他に永田裕志が参戦し、田村男児とのタッグで、諏訪魔&TARUと対戦する。 世界ジュニアヘビー級チャンピオンの佐藤は、5.15北海道・ホテルエミシア札幌大会で、児玉裕輔の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した後、突如タイガーの名前を出して、「オメェのルーツ、俺と同じなんじゃないか?パンクラスmissionの自分から言うと、あなたのやりたいジュニアのプロレスは、全日本ジュニアにあるんじゃないか?」と呼びかけた。 すると、これを同日に行われた新日本の『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.29』(BOSJ)開幕戦、愛知・愛知県体育館大会で聞いたタイガーが「望むところですね、じゃあ。ちょっと今の佐藤選手の、ちょっとお門違いの言葉には、火がつくというか……。僕は別に、佐藤選手には何もないです。何もない。彼は、時々見させてもらいますけど、プロレスもできる、格闘技もできる、素晴らしい選手だと思ってます。佐山さんところ(リアルジャパン・プロレス、ストロングスタイルプロレス)にも出てるしね。素晴らしい選手だと思います。だけど、やるんだったらやりましょう、じゃあ。突然、今指名されて“エッ?”って思ったけど、ま、そういう風に言ってんだったら、じゃあやりましょうよ!」と対戦を受諾したのだ。ちなみにタイガーと故・青木篤志さんは2009年のBOSJで対戦している縁がある。 また、永田は5月31日に東京・後楽園ホールで開催された『ジャンボ鶴田23回忌追善興行』で、諏訪魔とのタッグで、タイチ&TAKAみちのくと対戦。試合は諏訪魔がバックドロップでTAKAから3カウントを奪うも、試合後、永田にもバックドロップを放ち、ブードゥー・マーダーズとともに永田を襲撃。ここに佐藤と田村が救出に入り、永田と握手。永田は「何がやりたいんだコラッ!」と諏訪魔の行動に怒り心頭だったが、早速制裁する機会が設けられた。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月28日 11時30分
新日本7.1後楽園で遺恨勃発の永田裕志と石井智宏がシングル対決!壮絶な前哨戦必至
新日本プロレスは7.1東京・後楽園ホール大会のカードを発表した。第3試合からメインの第5試合までは、翌日7.2後楽園大会で行われるNEVER無差別級6人タッグ王座戦(王者組の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSに、天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオが挑戦する)の最終前哨戦として、シングル3番勝負がマッチメイク。そのトリは石井と永田の果たし合いが飾ることになった。 今回の王座戦の発端となったのは、6.22後楽園大会だ。王者組がEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷を下し防衛に成功した直後、第三世代トリオが姿を現し、永田が「新日本プロレス本隊を腰抜け呼ばわりしてるそうだが、なんなら試してみるか?石井、どうする?」とアピール。王者組が6.2後楽園大会で内藤哲也&SANADA&BUSHIを相手にベルトを防衛した後、「次はどこだ?本隊の腰抜けどもか?」(石井)と挑発したことに、第三世代が決起した格好だ。 この永田の言葉に対し、石井は猛然と襲いかかるも、エルボーで返り討ちに遭う。そして、怒り心頭の石井の要求により、翌日の6.23後楽園大会の対戦カードが急遽変更され、両軍は10人タッグで激突。共に一歩も下がらず、試合後も番外戦を繰り広げた。その後、バックステージで石井は「元IWGPヘビー級チャンピオン? 元『G1(CLIMAX)』覇者?そのクソの役にも立たねえ肩書にアイツらしがみついてるだけなんだよ。テメーらで火種作れよ。どうせ今回も俺が挑発しなかったら来なかったんだろ?」と一時代を築いた第三世代をバッサリ。さらに、「テメーらのプロレス人生、最後の思い出作りに俺が協力してやるよ。せいぜい悔いのないように頑張れよ。テメーらとの違い見せつけてやる!」と痛烈な言葉を投げかけた。 一方の永田は「殺せるもんなら殺してみろ。そんなに俺はヤワじゃないから。オマエらなんかよりハードトレーニングもして、パワーもまだまだあるから。心配すんな。叩きのめしてやる」と貫禄のコメント。5月にジョン・モクスリーとIWGP USヘビー級王座戦を敢行し、世界中の評価を得たことにより、健在ぶりを見せた永田は、かなり自信がある様子。 凄まじい前哨戦になるのは必至な状況だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月22日 11時30分
アンギャロがアメリカタッグトーナメントで新日本マット復帰!永田裕志&成田蓮もエントリー
新日本プロレスがアメリカから世界配信している『NJPW STRONG』エピソード45の中で、7月10日(土)から配信されるエピソード48から、8チーム参加のタッグトーナメント『TAG TEAM TURBULENCE』が開催されることが決定した。この参戦チームの中に、元IWGPタッグ王者であり、約5年ぶりの新日本マット復帰となる、“Good Brothers”カール・アンダーソン&ドク・ギャローズがエントリーすることがアナウンスされた。『TAG TEAM TURBULENCE』優勝チームには、大会特製トロフィーが贈呈される。 1回戦のカードは次の通り。カール・アンダーソン&ドク・ギャローズvsTJP&クラーク・コナーズ永田裕志&成田蓮vsフレッド・イェハイ&ウィラー・ユータケビン・ナイト&The DKC vsロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソンブロディ・キング&クリス・ディッキンソンvs JRクレイトス、ダニー・ライムライト 注目は、約5年ぶりとなる“Good Brothers”カール・アンダーソン&ドク・ギャローズの新日本マット参戦だろう。アンダーソンは、旧LA道場出身であり、ロッキー・ロメロや中邑真輔(現WWE)、プリンス・デヴィット(現・フィン・ベイラー/WWE)らと共に汗を流した、言わば“新日本プロレス育ち”の選手。2008年2月に『NEW JAPAN CUP』1回戦の永田裕志戦で新日本マットデビューを果たした後は、ジャイアント・バーナードとのタッグ“BAD INTENTIONS”で『G1 TAG LEAGUE』優勝、IWGPタッグ王座を戴冠。2013年5.3福岡でデヴィット、タマ・トンガ、バッドラック・ファレとともにバレットクラブを結成した創設メンバーであり、同11月よりギャローズと新タッグを結成し、IWGPタッグ王座を3回獲得、『WORLD TAG LEAGUE』でも優勝を果たしている世界屈指の名タッグチーム。 2016年2.20東京・後楽園ホール大会でアンダーソンはギャローズとともに新日本を退団し、同4月よりWWEに参戦。WWEでもAJスタイルズと共闘。RAWタッグ王座を2度獲得。2020年7月からは、IMPACT WRESTLINGに参戦。今回はアメリカマットながら、ファン待望の新日本プロレス“復活”参戦を果たす。1回戦では、アンダーソンと同じく旧LA道場出身のTJP&現LA道場出身のクラーク・コナーズとのコンビと激突。復活第1戦で、Good Brothersがどんな闘いを披露するのか注目だ。 同じく1回戦に登場する永田裕志&成田蓮組は、フレッド・イェハイ&ウィラー・ユータ組と対戦。唯一の日本人コンビとしてエントリーされた永田&成田組、ベテランの永田とLA道場で武者修行中の成田がどんなコンビネーションを見せるのか?対するイェハイ&ユータ組は、アメリカのインディーマットで注目を集める新鋭コンビ。果たして勝敗の行方は?永田は1回戦を制すればアンギャロと再会する可能性がある。 また、ケビン・ナイト&The DKCは、LA道場のフレッシュコンビ。無限のポテンシャルを秘めたケビンと、いつ何時も気迫満点のDKCのタッグが1回戦突破を狙う。一方、“West Coast Wrecking Crew”ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソンは、タッグ経歴でもキャリアでも数段上手の実力派チーム。LA道場タッグが大金星をゲットか? それともアイザックス&ネルソンが返り討ちにするのだろうか。 さらに1回戦、唯一の遺恨カードとなるのが、“Violence Unlimited”ブロディ・キング&クリス・ディッキンソン組と、“Team Filthy”JRクレイトス&ダニー・ライムライト組の一戦。かつてTeam Filthyで同門だったトム・ローラーとのSTRONG無差別級王座戦に名乗りを上げたディッキンソンを、ライムライトとクレイトスは、エピソード40で追放!孤立したディッキンソンの元に現れたのが“入墨怪獣” キングだった。復讐に燃えるディッキンソンがキングとの強力コンビで、クレイトス&ライムライトを叩き潰すのか? それともスニーキーな闘い方も熟知するFilthyが迎撃するのか注目が集まるところだ。 アンギャロはWWE退団後、去就が注目されていたが、アメリカとは言え新日本マット登場で、コロナ明けの日本マット復帰も見えて来た。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月17日 11時00分
新日本・アメリカ帰りの小島聡が快勝!第三世代トリオが意地を見せる「すげぇ俺、必要とされてるわ」
新日本プロレスは16日、新シリーズ『KIZUNA ROAD』を東京・後楽園ホールで開催した。 第3試合は、飯伏幸太&真壁刀義&本間朋晃と天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオによる本隊同士の6人タッグが実現。久々の登場となる真壁や、アメリカ遠征帰りの永田や小島が元気溢れるファイトを展開。最後は小島がカウンターのラリアットで本間を沈めて3カウント。 バックステージで永田は「まぁ飯伏とやれてよかったなぁと。アメリカ帰りの永田裕志、もうちょっと明るくすごい状態で、皆さんの歓迎を受けたかったけど、日本はまだちょっと暗いかなと。世の中の風評もマイナスなことばっかりだし、アメリカと違って、何か小さくね。今、新日本プロレスもこんな世の中でこそ、もっと明るく素晴らしいものを世の中に提供しなきゃいけないですよ。ファンの人も縮こまってないで、もっと我々を信じてすごいものを見に来てほしいですね。とにかく、アメリカで俺は、とてつもない先を見てね、コロナ禍の先の素晴らしい世の中を見てきたから、日本も負けず劣らず、見てきた我々から、そういうものを与えられるような試合をしていきたいなと思いましたね。飯伏は次、挑戦するらしいですね。IWGP 世界ヘビー級。いいんじゃないですか。その次期チャレンジャーと序盤戦えて、ちょっと見ない間にすごい成長してるなと思ったしね。飯伏が取ったらベルトに挑戦したいなと、ちょっと思っちゃいましたね。カモン、飯伏!」と飯伏を意識。 天山は「いやあ久しぶりに第三世代揃い踏みでね、永田とコジがやーっと帰ってきて、もう何年、1年2年ぐらいいなかったみたいなね、ちょっと寂しかったですよ。でもやっと帰ってきて、久しぶりに今日組んでみて、やっぱり違うよね。やっぱり第三世代、テンコジそして永田、俺ら組んだらやっぱり、何の怖いものもないもん。余裕で試合もできたしね。せやからこのまま、この新日本の戦いの中で、どういう展開になるか分からないけど、この3人っていうのはこれからメチャクチャちょっと押していきたいなって。テンコジ、そして永田と3人で、何か大きいことできんかなって、すごい考えてますよ。まぁコジと永田の意見も聞かないと分かんないですけど、しっかりと3人で話し合って。何かしら目標を見つけないと、俺たちもやってる意味がないし。せっかくアメリカでね、すごいいい経験して帰ってきて、このままスルーするわけにはいかないし、しっかりと何かをとらえていきたいなと思います。ビッグチャンスが来るように、掴みに行きたいと思います」とまだまだチャンスを掴んでいく考えを明らかにした。 小島は「小島聡、約1か月弱のアメリカ遠征を終えて、帰ってきました。アメリカでずっと生活して、手前味噌だけど、『すげぇ俺、必要とされてるわ』って感じることができた。自信持って、もっともっとプロレスラーとして生きてていいんだなと思ったし、そうするべきだとすげぇ痛感した。何も怖がらず、何もビビらず、正々堂々と生きていこうって、アメリカの大きな場所で、すごいそれを痛感しました。生活しながら、改めて新日本プロレスっていうものが、世界中ですげぇ、すげぇ価値のあるものだっていうことも痛感したし、その中で小島聡という人間が、まだプロレスラーとして生きていること、それを世界中の人に、特にアメリカの、今回行った IMPACT のプロレスラーの人たちに知ってもらった。というか、知っていてくれた。俺のことを、ほとんどの人が。それを、これからも自信持って、誇りに思って、プロレスラーとして頑張っていきたいと思います」とアメリカ遠征で自信がついた様子。 第三世代は、まだまだ元気が有り余っているのだ。◆新日本プロレス◆『KIZUNA ROAD』2021年6月16日東京・後楽園ホール観衆 319人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)飯伏幸太&真壁刀義&●本間朋晃(11分56秒 片エビ固め)天山広吉&小島聡○&永田裕志※ラリアット(どら増田)
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スポーツ 2021年03月10日 11時15分
新日本NJC永田裕志が1回戦突破で「IWGP最年長戴冠記録を更新する」
新日本プロレスは9日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)を岡山・ジップアリーナ岡山で開催した。 第5試合は『NJC』1回戦、永田裕志vs辻陽太がラインナップ。昨年に続き出場のチャンスを得たヤングライオンの辻は、歴戦の猛者を相手にひるむことなく対抗。持ち味を発揮して奮闘する。だが、永田はそのすべてを受け止めると、最後はカウンターのフライングニールキックからバックドロップホールドにつないでカウント3。永田が2回戦に駒を進めている。 コメントブースで永田は「まずは『ニュージャパンカップ』1回戦突破ということで。相手は辻とは言え、一部ファンの下馬評では、俺がやられんじゃないかと。まあ、そういうのはファンは好きだからね。そう考えたい気持ちはわかりますけども、そんな甘いもんじゃないですよ。まあそれはそれで、サプライズを期待したファンには残念な思いをさせてしまいました。永田裕志はとりあえず、日に日に成長していくしかないです。まあ、この『ニュージャパンカップ』前に、IWGP戦線に関してね、ベルトが統一され、“世界”という名が付くということで、かなり賛否……というよりも、否の意見というか、今までの過去をなくすことに対する否定的な声というかね、残念な声が多いですが、ベルトに“世界”が付く、それをプラスにとらえて。今まで“世界”が付かなかったベルトがこれから、世界ナンバー2の新日本プロレスが世界によりはばたく上では、“IWGP 世界”という名が付いた、“世界”が付いただけで大きく世界に躍進できるじゃないかと思ってます。まあ俺自身、IWGP最年長戴冠記録を更新するという目的は、もしかしたら“世界”が付いたことでなくなってしまったのかもしれません。だけど、“世界”が付いたベルトだからこそなおさら狙いがいがあるというか、これからも、たとえいくつになろうとも、IWGP世界のベルトを、ヘビーのベルトを狙っていきたいと思ってます。これはもうできるできないとかじゃなく、世界のベルトを獲って。そしたらもう、何も思い残すことなく引退できるなと思いますんでね。俺ぐらいの年齢だと『いつまでやるんだ』という声がいろんなところから聞こえてくるけど、世界のベルトを獲るまでは辞めれない。ずっと追い続けます。そして、しっかり戴冠して、それからその後のことを考えます。以上です」と決意表明。 2回戦で永田は、この日のメインイベントで勝利を収めたSANADAと対戦する。両者は2.17東京・後楽園ホール大会で内藤哲也が欠場したことにより、急遽シングルマッチが実現。この時はSANADAが勝利しているため、永田は連敗を防ぎたいところだ。◆新日本プロレス◆『ニュージャパンカップ2021』2021年3月9日岡山・ジップアリーナ岡山観衆 1000人▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦(時間無制限1本勝負)○永田裕志(13分42秒 バックドロップホールド)辻陽太●※永田が2回戦進出。(どら増田)
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スポーツ 2021年02月18日 11時00分
新日本、内藤哲也負傷欠場も永田裕志とSANADAが好勝負を披露!
新日本プロレスは17日、『Road to CASTLE ATTACK』を東京・後楽園ホールで開催した。 16日の試合で右膝を負傷し、今大会を欠場した内藤哲也が登場し挨拶。 「昨日の試合で…右膝を負傷してしまいました。残念ながら今日皆さまに内藤哲也の試合をお見せ出来なくなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。で、今“神様”飯伏幸太が早急にやらなければいけないこと。それは俺に反論することではない。それは2本のベルトを1本にした後のビジョンを皆さまに簡単に、わかりやすく説明することだと俺は思います」とIWGP二冠統一論を掲げる飯伏幸太にビジョンを示すよう突きつけた。2.28大阪・大阪城ホール大会でIWGPインターコンチネンタル王座一本を懸けて闘う両者だが、チャンピオンの飯伏は「内藤さん、僕は待っています。大阪城で完全な状態で会いましょう」と内藤の言葉には反応せず。内藤が復帰次第、再び前哨戦が組まれる予定だ。 セミファイナルでは、2.28大阪城大会でIWGPインターコンチネンタル王座戦を行うチャンピオン飯伏幸太と挑戦者の内藤哲也が、それぞれ永田裕志、SANADAをパートナーに前哨戦を行う予定だったが、内藤の欠場により、カードが変更。飯伏も欠場となり、永田とSANADAのシングルマッチが組まれた。 両者は序盤から重厚なレスリングを展開。永田がキックを繰り出すと、SANADAはそれを封じるべく足攻めを敢行。代替試合というには勿体ないほどの好勝負に場内の拍手が止まらない。試合は終盤、永田のバックドロップを切り抜けたSANADAが、Skull Endで捕獲。落ちてしまったのか、永田の身体から力が抜けると、SANADAは最後はラウンディング・ボディプレスで3カウントを奪取している。 コメントブースで、SANADAは「10年前(2011年4月13日・全日本プロレス『チャンピオンカーニバル』決勝戦)も同じカードで。で、同じコーナーだなと、今日思って。なんか、ヒストリーがあるといいですね。こういうの好きなんですよ」と珍しく感慨深い表情を見せた。 永田は「急に決まったカードだけど、ちょうどよかったよ、俺にとっては。どうせ対戦するならシングルが欲しかったから。でも、気持ちは負けてない。まだまだ立ち上がる。立ち上がるのは、俺は得意なんで。現状からまた天に昇ればいいだけのこと。まだまだギブアップしない。ネバーギブアップ」と言って敬礼して控室へ。お互いに充実した試合だったようだ。◆新日本プロレス◆『Road to CASTLE ATTACK』2021年2月17日東京・後楽園ホール観衆 472人▼シングルマッチ(30分1本勝負)●永田裕志(12分01秒 体固め)SANADA○※ラウンディング・ボディプレス(どら増田)
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スポーツ 2021年02月16日 11時00分
新日本、内藤哲也のインターコンチ封印案に飯伏幸太「全く理解出来ない」
新日本プロレスは15日、『Road to CASTLE ATTACK』を東京・後楽園ホールで開催した。 メインイベントでは、2.28大阪・大阪城ホール大会でIWGPインターコンチネンタル選手権が決定したチャンピオン飯伏幸太と挑戦者の内藤哲也が、それぞれ永田裕志、鷹木信悟をパートナーに従えて前哨戦を行った。試合は序盤、内藤と飯伏はじっくりとしたグラウンドの攻防を展開。内藤はカミゴェ封じか、飯伏のヒザに狙いを定め、着実にダメージを与える。鷹木と永田は気迫あふれる真っ向勝負を繰り広げる。最後は鷹木がラリアットで飯伏を場外に分断し、内藤が永田にデスティーノを決めてカウント3。 コメントブースに現れた内藤は「ミラノコレクションはカメラを構えるのが遅すぎるよ。早くしないとさ、時間がないんだよ、俺も。もうちょっと写真を撮るなら早く手際よく作業していただきたいよね。ねえ、ミラノコレクション A.T 選手。2本のベルトを1本に統一するというプランに対しての、俺の最大の反対意見。ただ、ベルトをどう扱おうがそれはチャンピオンの自由だし、何を提案しようがそれはチャンピオンの自由。まあ、今回の件に関しては会社の、新日本プロレスの了承が必要なことなのかもしれないけど、飯伏が何を主張しようがそれはチャンピオンだからね。彼の自由だと思いますよ。それから、昨日のバックステージコメント、読んでいただきました?ちゃんと一字一句読んでいただけました?昨日、最後の方に言った、俺がインターコンチネンタル王座を選んだ最大の理由、それは ……このタイミングじゃないかな?しかるべきタイミングが訪れた時、俺はハッキリと言いますよ。まあ、残念ながら今回は俺が大阪城ホールでインターコンチネンタル王座を獲ったとしても、そのしかるべきタイミングというのは訪れないかもしれないけどね。さあ、ここまでで何だと思う?何だろうな?いろいろ考えるでしょ?その時間を是非楽しんでくださいよ。答えはもちろん、トランキーロ!あっせんなよ!じゃあ、また明日もここ後楽園ホールでお会いしましょう」と謎かけを並べながら控室へ。 飯伏は「僕には全く理解ができない。何を言っているのか本当にわからなくて、本当に教えてほしい。インターコンチを守りたいのか?壊したいのか?なぜ壊したいのか?僕は二つとも守りたい。なぜインターコンチだけを懸けて、なぜインターコンチを獲って、壊したいのかを聞きたいんです。だったら、二つ獲って、一つを手放せばいい話じゃないですか?僕は二つとも守りたい。本当に。だから、(肩にかけている IWGP とインターコンチの2本のベルトを抱きしめるようにして)これを一つにしたい」と内藤の発言に困惑しつつ、改めて二冠統一を宣言した。◆新日本プロレス◆『Road to CASTLE ATTACK』2021年2月15日東京・後楽園ホール観衆 331人▼タッグマッチ(30分1本勝負)飯伏幸太&●永田裕志(16分26秒 片エビ固め)内藤哲也○&鷹木信悟※デスティーノ(どら増田)
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