斉藤和巳
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スポーツ 2021年08月06日 17時20分
中日・木下投手、27歳での逝去に「未来を担うはずだったのに受け入れられない」 早すぎる旅立ちにファン・OBが絶句
7月6日の練習中に突然倒れて緊急入院し、その後予断を許さない状況が続いていることが同29日に伝えられていた中日のプロ5年目・27歳の木下雄介投手。8月6日、その木下投手が3日に亡くなっていたことを複数メディアが報じた。 報道によると、木下投手は7月6日に愛知・名古屋市内の病院に搬送されると、翌日には医療態勢が整う同・豊明市内の病院に転院し治療が続けられてきたが、意識が戻らないまま8月3日に亡くなったという。球団は木下投手の死因などは明らかにしておらず、加藤宏幸球団代表も「8月3日に亡くなったということです。これ以上のことについてはご家族の意向もあるので言えないです」と詳細は伏せたという。 2016年のドラフトで育成1位で入団、2018年3月に支配下に昇格した木下投手は、最速152キロの直球が持ち味のリリーフ右腕。今季はオープン(OP)戦5登板で防御率「0.00」と好投していた中、3月21日のOP戦・日本ハム戦中に右肩を脱臼。4月9日に右肩前方脱臼修復術と、医師らが判断してトミー・ジョン手術を同時に行い、来季中の実戦復帰に向けリハビリに励んでいる状況だった。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 木下投手の訃報を受け、複数の球界OBが自身のSNSを通じコメントしている。元西武・G.G.佐藤氏は6日に自身のツイッターに投稿。「とても残念なニュースが飛び込んできました。危篤状態だった、中日ドラゴンズの木下雄介選手が永眠されたそうです。ご冥福をお祈りすると共に、生きてチャレンジできることに改めて感謝し、きょうから彼の分もがんばって生きたい、そう思います」と木下投手を悼んだ。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、同日に自身のインスタグラムに投稿。現役時代の自身と同じく脱臼に見舞われた木下投手から負傷の数週間後に、インスタのDM機能を通じて質問を受けてアドバイスしたというエピソードを明かした上で、「育成選手から支配下選手になった苦労人。怪我からの復活を遠くから期待してただけに…」と無念な思いを吐露した。 木下投手の逝去を受け、ネット上にも「1番応援してた選手がこんなことになるなんて本当にショックで立ち直れない」、「木下さんが亡くなったなんて嘘だ、誰でもいいから嘘だと言ってくれ」、「中日の未来を担うはずだった投手なのにこんな形でいなくなるなんて受け入れられない」と悲しみの声が相次いでいる。 今春キャンプでは通算245セーブの藤川球児氏(元阪神他)から「自分のストレートに一番近いボールを投げる。12球団ナンバーワンのリリーフになれる」と絶賛されたことが知られていた木下投手。将来を嘱望された投手の早すぎる旅立ちに球界は深い悲しみに包まれている。合掌。文 / 柴田雅人記事内の引用についてG.G.佐藤氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ggsato_travers斉藤和巳氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/kazumi.66
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スポーツ 2021年03月12日 18時30分
プロ初登板のロッテ・佐々木に「まだまだ課題はある」球界OBが指摘 無失点投球が称賛も問題視された球質とは
12日に行われたロッテ対中日のオープン戦。「3-2」でロッテが勝利したこの試合で、ロッテのプロ2年目・19歳の佐々木朗希がプロ入り後初の実戦登板を果たした。 2番手として6回表にマウンドに上がった佐々木は、主力の京田陽太、阿部寿樹、ビシエドを相手に「1回無失点・被安打0」と好投。ビシエドからは152キロのストレートで見逃し三振を奪い、直後にビシエドが思わず苦笑いを浮かべる場面もあった。 2019年10月のドラフトで1位指名を受けロッテに入団した佐々木は、首脳陣の意向で昨季はほぼ通年で一軍に帯同したが一・二軍共に登板は0。迎えた今年は一軍キャンプ(2月1~12日)、二軍キャンプ(同月13~25日)での調整を経て、3月1日から一軍に合流していた。 >>登板回避のロッテ・佐々木に「非常に順調」井口監督が手応え? 大久保氏が聞いた今後の構想に、心配していたファンも安堵<< 佐々木の投球を受け、複数の球界OBがSNSを通じコメントしている。元日本ハム・森本稀哲氏は、同日に自身の公式ツイッターに投稿。「ウオーー!! こりゃ本物だわ!」と、この日最速153キロをマークした佐々木を称賛した。 同日に自身の公式ツイッターに投稿した元ソフトバンク・斉藤和巳氏は、「まだまだ課題はある」とコメント。課題の内容については触れていないが、その一方で「1軍のマウンドに立った事が…大きな課題をクリアしたという事」と、今日は登板できたこと自体が収穫との見方を示した。 佐々木のプロ初登板を受けて、ネット上にも「プロ初登板としては上々のナイスピッチングだった」、「中日最強打者のビシエドから見逃しで三振奪うとは思わなかった」、「常時150キロ投げてたから改めて凄い素材なんだと感じた」といった反応が多数寄せられている。 一方、「球がほとんど浮き気味だったのがちょっと不安」、「変化球を1球しか投げなかったのは気になる」、「1イニングでさっさと下がっちゃったし、シーズンでの一軍登板はまだ時間がかかりそうだな」といったコメントも散見された。 「今回プロ初登板で無失点投球を見せた佐々木ですが、同戦で投じた12球のうち11球は真ん中から高めに上ずり、唯一低めに行ったスライダーも外角に外れるボールに。また、球速も高校時代の最速である163キロからは10キロほど遅かったので、制球面、体力面ともにまだまだ課題があるといえるでしょう。ただ、プロ入りから実戦登板がなかった佐々木に対しては『いつになったら投げるんだ』といった不満の声も少なくありませんでしたので、同戦でマウンドに上がれたこと自体は間違いなく評価に値するでしょう」(野球ライター) ドラフト指名から約1年半を経て、遂にプロとしての第一歩を踏み出した佐々木。今後の登板にも大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2021年03月05日 21時50分
中日・大野の開幕回避に「色んな思惑があるんやろ」球界OBの指摘に反響 調整遅れ以外に考えられる要因とは
昨季「60勝55敗5分・勝率.522」でセ・リーグ3位となり、8年ぶりにBクラスを脱出した中日。今季開幕投手がエース・大野雄大ではなく福谷浩司に決まったと5日、複数メディアが報じた。 報道によると、チームを率いる与田剛監督は同日取材に応じ、この日福谷に26日の開幕戦・広島戦で先発を任せると直接伝えたとのこと。一方、大野を指名しなかった点については「間に合えば行かせていたが、準備が間に合わない」と、調整遅れが生じていることが理由と語ったという。 自身初の大役を任されることとなったプロ9年目・30歳の福谷は、昨季「14登板・8勝2敗・防御率2.64」といった数字を残した投手。ただ、昨季開幕投手の11年目・32歳の大野は「20登板・11勝6敗・防御率1.82」で沢村賞にも輝いたため、ファンやメディアの間では今季も開幕投手を務めるとの見方が圧倒的だった。 >>中日、今季はメモリアルイヤーも優勝する気ナシ? 主力のスロー調整は若手育成にも悪影響か<< 福谷の開幕投手決定を受け、複数の現役・OBが自身のSNSを通じコメントしている。中日のプロ8年目・30歳の又吉克樹は、同日自身の公式ツイッターに投稿。1990年度生まれの同級生である福谷を「おめでとう」と祝福した。 一方、同日に自身の公式ツイッターに投稿した元ソフトバンク・斉藤和巳氏は「誰もが大野雄大と思ってたもんなぁ。色んな思惑があるんやろな」とコメント。首脳陣が福谷を開幕投手と決めたのには複雑な事情があるのではとの見方を示している。 今回の一件を受けて、ネット上にも「てっきり大野だと思ってたから福谷決定って聞いてびっくり」、「大野は今季初の実戦登板(2月27日対阪神戦・2回3失点)で打ち込まれてたから、その点を首脳陣も不安視したのかな」、「焦って調整して故障するリスクを考えたら回避でも仕方がない」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「でも福谷と広島の相性を考えるとむしろこの方がいい気もする」、「敵地での開幕戦より、2カード目の本拠地開幕の方が大野のシーズン初登板にふさわしいと考えてるのかもしれない」、「2カード目以降は巨人、阪神と大野には好相性のチームが続くし、調整がさらにずれ込んでも対応できるように開幕から外したのでは?」といった、福谷起用の意図を推測するコメントも複数見受けられた。 「大野は昨季沢村賞、最優秀防御率、最多奪三振(148個)に輝きましたが、同時に投球回数(148.2回)、完投数(10)、完封数(6)もリーグトップに。フル回転による疲労を考慮し今年はキャンプからスロー調整を続けていますが、首脳陣は開幕までに状態が仕上がる可能性は低いと考えたようです。ただ、開幕戦の相手である広島との相性を考えると、大野が昨季『4登板・1勝2敗・防御率3.46』と苦戦した一方、福谷は『3登板・2勝0敗・防御率0.47』と好相性のため、このあたりの兼ね合いを考慮した可能性はあります。また、本拠地開幕カードとなる2カード目の巨人戦、ならびに3カード目の阪神戦をにらみ、昨季どちらの球団にも分が良かった大野(対巨人2勝2敗・防御率1.32/対阪神2勝2敗・防御率1.51)をあえて温存したという見方もできそうです」(野球ライター) 福谷本人も「言われたときはびっくりしました」と語ったことが伝えられている今回の一件。首脳陣の決断は果たして吉と出るのだろうか。文 /柴田雅人記事内の引用について又吉克樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/mata11katu斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2021年01月07日 20時45分
ソフトB・和田は遊びに誘いづらかった? 斉藤氏・新垣コーチの暴露に反響「プロ意識高くて凄い」
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で斉藤氏はゲスト出演したソフトバンク・新垣渚ジュニアアカデミーコーチと共に、お互い先発として活躍したダイエー・ソフトバンク時代の思い出を中心にトーク。また和田毅と巨人・杉内俊哉一軍投手コーチを含め“ホークス4本柱”と称されていた2003~2007年ごろのそれぞれの交流についても振り返った。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 話題になっているのは、和田との交流についての両者の発言。斉藤氏は新垣コーチや杉内コーチとは頻繁に食事や飲みに行っていた印象は強いとする一方、「逆にワッチとはあまりない」と和田と行動を共にすることはあまりなかったと暴露。斉藤氏の言葉を受けた新垣コーチも「誘いにくいっすよね」と、自身も和田を食事や飲みに誘うことはあまりなかったと同調した。 和田を誘わなかった理由について、新垣コーチは「僕が(ペースを)乱しちゃダメだなって(思わせる雰囲気の選手だった)」と発言。自身が邪魔をしてはいけないと思わせるほど、和田がコンディション調整や体のケアに真摯に取り組む選手だったからだと説明した。 これを聞いた斉藤氏も、「確かにワッチはそういうとこある」、「(試合でうまく)投げるためだけに時間を使ってるっていう(か)、無駄な時間を使ってない感じがした」とコメント。和田は常に試合で好投することを最優先に日々を過ごす選手だったと語っていた。 和田に対する両名の発言を受け、ネット上には「プロ意識高くて凄いな」、「常に試合のことを考える姿勢は尊敬できる」、「だから和田は息が長いのか、去年も随分勝ってたしな」、「斉藤、新垣が気が引けるって言うんだから相当真剣に日々を過ごしてたんだろうなあ」、「和田が今でも最前線で投げられてる理由が感じられる貴重な話だ」といった反応が多数寄せられている。 「今回話題に挙がった和田はこれまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、オリオールズ(2012-2013/マイナー)、カブス(2014-2015)でプレーしているプロ19年目・39歳のベテラン。既に4本柱の中では最も現役生活が長くなっていますが、昨季も『16登板・8勝1敗・防御率2.94』と衰えを感じさせない投球を見せています。その和田が若手時代から自分を厳しく律していたという両名の発言を受け、『それで未だに衰えないのか』と納得しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 毎年1月に行う自主トレでは、現在でも帯同する若手に引けを取らないほどの練習量を維持していると度々伝えられている和田。プロ入り当初から真摯にコンディション調整に努めてきたことが、現在でも第一線で投げられている大きな理由の一つなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2020年08月03日 18時30分
元巨人・上原氏「投げきった!素晴らしい」 中日・梅津の熱投にファン・OBから称賛相次ぐ、高津監督も「点が取れない」と脱帽
2日に行われた中日対ヤクルトの一戦。この試合に先発した中日・梅津晃大の投球が、球界OBやプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?<< 同戦が今シーズン7度目の先発登板だった梅津は、初回から3回まで1人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せる。その後は4、5、9回にそれぞれ得点圏にランナーを許すも、いずれも無失点でしのぎ9回まで投げ切った。 梅津は両チーム「0-0」で突入した延長10回も続投し、ヤクルトの攻撃を3人でピシャリ。裏の攻撃でチームが得点できなかったため白星は得られなかったものの、「10回127球無失点・被安打5・2四球・9奪三振」で自身初の完投をマーク。先発投手の延長10回完投は、2012年8月26日・対日本ハム戦での田中将大(当時楽天/完封勝利)以来約8年ぶりとなる珍しい記録だった。 梅津の投球を受け、複数の球界OBがSNS上でコメントしている。元巨人・上原浩治氏は、2日に自身の公式ツイッターに投稿。「10回投げきった!素晴らしいです。勝ち、が付いてほしかったなぁ…」と、白星がつかなかったことを悔やみつつ梅津を称賛した。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、2日に自身の公式ツイッターに「球数もイニングからすると少なかった事もあって完投出来たんやと思う。勝ちはつかへんかったけど価値ある投球!」と投稿。球数を抑えながら最後まで投げ切った点を評価している。 梅津の熱投を受けて、ネット上にも「白星はつかなかったけど、魂のこもったいいピッチングだった」、「投手分業制が確立している今の時代に、10回無失点完投は物凄い投球だよ」、「援護に恵まれない中よく辛抱して最後まで投げてくれた」、「今回梅津を援護できなかった野手陣は、次回登板では大量得点で援護してあげて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 試合後の報道では中日・与田剛監督が「本当に素晴らしい、これに尽きる」と絶賛し、ヤクルト・高津臣吾監督も「あれだけ球に力があって制球も良いとなかなか点が取れない」と脱帽したことが伝えられている梅津。ローテーションに変更がなければ次回登板は9日・対巨人戦になると見込まれているが、次回登板では白星をつかむことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara斉藤和巳氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ 2020年07月09日 19時30分
王監督が「そんな髪型してる暇あるのか!」と激怒 元ソフトB斉藤氏が“鬼監督時代”を告白、カミナリを落とされた選手は他にも
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が、8日放送の『戦え!スポーツ内閣』(MBS)に出演。番組内で語った元ダイエー・ソフトバンク監督の王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)とのエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 元阪神・井川慶氏、元ソフトバンク・川崎宗則氏と共に、今回の番組にゲスト出演した斉藤氏。斉藤氏と井川氏が共に20勝を達成した2003年シーズンの投球や、唯一投げ合った同年の日本シリーズ第1戦についてトークを展開した。 話題となったのは、ダイエー時代の2001年シーズン開幕戦後にあったという就任7年目の王監督とのやりとり。リーグ2連覇を果たした2000年にプロ初勝利を含む5勝をマークしていた斉藤氏は、3連覇を狙う翌2001年の開幕戦に3番手として起用される。しかし、アウトどころか1球もストライクを取ることができないまま、2四球を出した時点で即降板となってしまった。 すると、斉藤氏は試合後に王監督から監督室に呼び出され、「お前はそんな髪型してる暇あるのか!今すぐ切ってこい!」と激怒されたとのこと。当時の斉藤氏は「金髪の坊主にして剃り込み入れたりとか、髪の毛をいろいろいじってた」というが、王監督はだらしない身だしなみが投球にも表れていると斉藤氏を厳しく叱責したという。 王監督から叱責された後すぐに、美容室で髪を短く切ってもらったという斉藤氏。翌日球場に入ると王監督は「おはよっ!」とフランクに言葉をかけてきたといい、「(引きずらずに)切り替えてもらって助かった」と語っていた。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 斉藤氏が明かした王監督の激怒エピソードを受け、ネット上には「あの王さんがそんなにキレるなんて意外」、「すごく気が優しそうな雰囲気なのに想像つかない」、「それだけ当時の斉藤の姿勢が目に余るものだったってことなのか?」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「最近の子は知らないだろうけど、昔の王さんは結構厳しい人だったよ」、「監督時代を知ってる身からすると、いつもニコニコしてる今の姿の方が違和感ある」、「当時はずっと弱かったチームがやっと強くなってきた時期だから、王さんも弱い時代に戻らないようにより必死だったな」といったコメントも複数見受けられた。 「現在はソフトバンク球団会長という立場で現場を温かく見守っている王氏ですが、監督時代は主力でも特別扱いをせず、一切の妥協を許さない厳しい態度で知られていました。王氏の指導の下で2004年に三冠王を獲得するなど開花した松中信彦氏は、『何であの真っすぐを打たないんだ!』と口すっぱく言われ続けていたことが過去の報道などで伝えられています。また、王政権下のチームで4番を張った小久保裕紀氏も、ある試合で報道陣に投げやりなコメントをした翌日に王氏から『このコメントを読んでファンは何て思う?お前は分かっているのか!』とカミナリを落とされたことをインタビューなどで明かしています」(野球ライター) 番組内では川崎氏も「星野監督より怖かった」と、2008年北京五輪で共に戦った“闘将”星野仙一さんより厳しい監督だったと評された王監督。今とはかけ離れた姿勢に驚いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年06月01日 17時00分
元ソフトB・斉藤氏、“スライダー最強投手”に「漫画みたいな曲がり」 ダル・マー君越えの球? 古田氏も「見たこと無い」と驚愕
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が5月31日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元ヤクルトで現在は楽天一軍投手チーフコーチの伊藤智仁氏について言及した。 今回の動画で斉藤氏は“球種別最強投手 スライダー編”と題し、最も良いスライダーを投げると自身が思う投手を選出。そこでNPB11年間で「37勝25セーブ・防御率2.31・548奪三振」といった成績を残した伊藤氏の名を挙げた。 伊藤氏のスライダーについて、斉藤氏は「漫画の世界のような曲がり方(だった)。今まで見てきたボールの変化の量じゃないって感じたボールだった」と自身が受けた衝撃を告白。斉藤氏の目には「途中まで真っすぐ(の軌道)だけど、いったん止まってから『ギュン!』って急に横に曲がる」ように見えていたという。 また、斉藤氏によると当時伊藤氏のスライダーを捕手として実際に受けていた元ヤクルト・古田敦也氏(現野球解説者)も、伊藤氏のスライダーを「あれ以上のスライダーは見たことがない」と評していたという。 他にも、斉藤氏は「(伊藤氏は)1年目は確か怪我でオールスター前ぐらいまでしか投げていなかったのに新人王を獲って、防御率も1点台を切ってたはず。それも衝撃的だった」と、登板機会が少ないにもかかわらず新人王を獲得したことにも驚いたことを明かしている。なお、伊藤氏はプロ1年目の1993年は怪我で7月までしか一軍登板がなかったが、それまでにマークした「7勝2敗・防御率0.91・126奪三振」といった成績が評価され新人王に選ばれている。 伊藤氏のスライダーは、ダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、菅野智之(巨人)といった現代の好投手のスライダー以上だという斉藤氏。「今後あれぐらいのスライダーを投げる投手が出てくるのかどうかってくらい(の投手だった)」と語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「全盛期見てた人ならスライダーって聞くだけで顔が浮かぶレベルの投手だと思う」、「スーッと外に逃げるスライダーに右打者が腰砕けで空振るのは当時何度も見た記憶がある」、「90年代なら西口(文也/西武)や宣銅烈(ソン・ドンヨル/中日)のスライダーも良かったけど伊藤の球は別次元だった」、「怪我で短命に終わったのが本当に悔やまれるな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にヤクルト(1993-2003)で活躍した49歳の伊藤氏と、ダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で活躍した42歳の斉藤氏。両者は1996~2003年にかけ現役期間が被っているが、当時は交流戦がなかったためシーズンで投げ合ったことはなく日本シリーズでも対戦してはいない。 ヤクルトに所属した11年間のうち、一軍登板がなかった年が4年(1994-1995,2002-2003)もあった伊藤氏。たび重なる右肩、右肘の怪我で実働期間は短かったが、斉藤氏は「最強のスライダー投手」と全盛期の投球を称賛していた。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2020年05月26日 19時30分
元ソフトB・斉藤氏、“史上最強助っ人”の打撃に「もう嫌だった」 元同僚・城島氏も「はじめからコースには構えない」と苦戦?
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が25日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元近鉄の助っ人打者・ローズについて言及した。 本動画で斉藤氏は、自身が現役時代に苦手としていた打者を1~3位までランキング形式で紹介。そのランキングの1位にNPBで「.286・464本塁打・1269打点・1792安打」といった数字を残し、“史上最強助っ人”との呼び声も高いローズの名を挙げた。 ローズの印象について、斉藤氏は「(対戦するのが)もう嫌だった。(体格が)大きな打者なのにバットコントロールがうまいし選球眼もいい」と投球に対するミート力、対応力が優れていたと発言。 続けて、「カウントの状況によって、球種・コースを自分の中で決めて打ってくるような(打者だった)。読みが外れたら全然違う(球種・コースの球に)大きな空振りをしてしまうくらい、狙っている球種・コースをはっきり決めてスイングをしてくる怖さもあった」と、バッテリーの配球を読んでスイングするいわゆる“読み打ち”にも苦しめられたと語った。 また、当時自身とバッテリーを組んだ捕手・城島健司(現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)からは、ローズに球種・コースを読まれないように「はじめから(本当の)コースには構えない。一度別のコースに構えてから、最後に(本当のコースに)構えるから対応してくれ」という指示もあったという。 ただ、斉藤氏としては投球の際に的、目標物となる捕手のミットが、あちこちに動く中で投げるのは難しかったとのこと。また、こうした対策を講じても「チーム(の投手陣)は全体的に打たれてたし、自分も対戦成績は毎年良くなかった」という。 今回の動画を受け、ネット上には「来た球を思い切りスイングしてるかと思ったら、意外と考えながら打ってたのか」、「確かに何でそこ振った?って感じのスイングはよく見た記憶がある」、「城島の対応は凄く苦肉の策って感じがする、ミット動かすから逆に投手のコントロールが乱れたんじゃないの?」、「沢村賞投手の斉藤がここまで言うんだから、他にもローズが一番苦手だったって投手はかなりいそう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で活躍した42歳の斉藤氏と、NPBでは近鉄(1996-2003)、巨人(2004-2005)、オリックス(2007-2009)でプレーした51歳のローズ。両者は1996~2003年、2007~2009年にかけパ・リーグで、2005年には交流戦でしのぎを削っている。 NPB時代に本塁打王を4回(1999,2001,2003-2004)、打点王を3回(1999,2002,2008)獲得するなど強打者として名をはせたローズ。沢村賞2回(2003,2006)をはじめ数々の投手タイトルを手にした斉藤氏でも、抑え込むことは非常に難しかったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2020年05月01日 20時30分
ソフトB・中村、無観客試合が“やりづらい”リアルな理由を告白 球団と会議を重ねる日々、他球団選手と情報共有も
ソフトバンク・中村晃が4月30日、チームOB・斉藤和巳氏がアップした動画に出演。開幕延期が続く現在の練習状況や無観客試合について言及した。 昨シーズンで2年間の任期を終えた同僚の柳田悠岐に代わり、今シーズンからチームの選手会長を務めている中村。今回、斉藤氏の公式ユーチューブチャンネル動画には自宅からリモート出演し、練習状況や無観客試合について語った。 中村によると、現在チームの選手たちは一軍本拠地・福岡PayPayドーム(福岡・福岡市)、二軍本拠地・タマホームスタジアム筑後(福岡・筑後市)に分かれ、さらにそこから投手・野手ごとに1グルーブ10人ほどに分かれて自主練習を行っているとのこと。投手と野手が球場内で会うことはなく、選手以外の人間もコーチ、トレーナー、打撃投手がそれぞれ1人ずつぐらいしかいないという。 また、選手会長を務める中村は、練習の傍ら球団側とオンラインで会議を行うことも多いとのこと。詳しい内容については明かさなかったが、会議には選手会副会長の森唯斗(投手)、甲斐拓也(捕手)、今宮健太(内野手)も出席し、外野手の自身と共に各ポジションで会議の内容を共有しているという。 4月23日に開催された12球団代表会議で、今シーズンは開幕から当面の間オープン戦(2月16日~3月15日)と同じく無観客試合とする方針が決定している。この点に関連して、斉藤氏から無観客試合の感想を聞かれた中村は「アドレナリンを出すには限界がある」と吐露。観客に見られることで生じる緊張感もないため、自身を含め多くの選手が「やりづらいなあ」と感じているという。 こうした状況が続く中、「また(大観衆の前で野球を)やりたいな」という思いが強くなっているという中村。昨シーズンまで同僚だったロッテ・福田秀平も、ロッテ・楽天はほとんど練習ができていないと話していたことも明かした。そのため、「この状態での開幕は厳しいのかな」とも語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「選手会長だから事務的なことにも時間を割かれるんだな」、「会議って何話すんだろう、練習方針とか選手の要望とかかな」、「緊張感が生まれないとなると、無観客で開幕しても試合中の怪我が続出する危険性がありそう」、「ロッテは27日から練習再開したけど、楽天は未だに再開してないから今開幕したら不公平感あるな」、「全球団練習には苦慮してるだろうから、開幕まではまだ時間が要るんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 プロ入りからソフトバンク(2008-)でプレーする30歳の中村と、ダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で現役生活を送った42歳の斉藤氏。両者は2008年から2013年にかけ共にソフトバンクに所属した経験を持っている。 4月7日から5月6日までの期間で発令されている緊急事態宣言が延長された場合、プロ野球もその分さらに開幕ずれ込むとみられている。各球団の選手たちの苦境はいつになったら終わりが見えてくるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2020年04月27日 17時00分
ソフトB・東浜「本当に開幕するのか」 長引く延期への不安を吐露 “3勤1休”で不足する練習、ブルペン投球もできていない?
ソフトバンク・東浜巨が25日、チームOB・斉藤和巳氏が同日に自身の公式ユーチューブチャンネルにアップした動画に出演。新型コロナウイルスの影響により開幕延期が続く現状について言及した。 当初の予定でいけば、3月20日の開幕戦で開幕投手を務めるはずだった東浜。本動画にはテレビ電話でリモート出演し、現在の練習や自身のコンディションの現状を語った。 現在は3勤1休のペースで、本拠地「福岡PayPayドーム」で調整を行っているという東浜。具体的な開幕日が決まっていないことから、「本当に今年開幕するのかな」という気持ちを抱えながら調整を行っているという。 また、「(担当)スタッフがいないので、ブルペンに入ったりもできない状況」だといい、ボールを投げる練習はキャッチボールのみにとどまっているとのこと。さらに、限られた時間が投手と野手で分かれているため、ランニングや筋トレも含めた練習メニューの時間配分は、毎回自分で決めないといけないという。 近日中にブルペンキャッチャーが練習に合流予定のため、合流後はブルペンでの投げ込みを重ねるつもりだという東浜。ただ、開幕の目途が立っていないこともあり、コンディション面は「(本格的に)肩の状態を上げる段階にはまだ来ていない」という。 他の選手同士でも、「(開幕)どうなるんだろうねって、みんなで予想したりはしている」という東浜。「今も休みはいらないくらいに思ってる」、「気づいたら家の中でシャドー(ピッチング)やってる」と体力を持て余していることを語っていた。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「キャンプから仕上げてきた状態も、延期続きでほぼリセットされてそう」、「ブルペンに入れないのはキツいな、その分投球の感覚も衰えるだろうし」、「開幕日が決まらないと、日程を逆算してコンディション整えたりもなかなかできないよね」といった反応が多数寄せられている。 プロ入りからソフトバンク(2013-)でプレーする29歳の東浜と、ダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)で現役生活を送った42歳の斉藤氏。両者は2013年シーズンに共にソフトバンクに所属した経験を持っている。 東浜を含めた全選手が、先の見えない状況の中で調整を続けている球界。開幕日が決まれば状況は好転することが予想されるが、果たして正式決定はいつになるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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