戸郷翔征
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スポーツ 2022年03月11日 15時30分
巨人・桑田コーチ、大勢らを称賛も「それまで頑張ったのに無視か」批判も? 戸郷・高橋への“ノーコメント”が物議
巨人・桑田真澄一軍投手チーフコーチが10日、巨人を応援する関西財界人の集まり「関西燦燦会」に出席。会の中で語ったと伝えられた発言がネット上で話題となっている。 報道によると、桑田コーチは会の中で出席者に向け「(オープン戦で)大勢、赤星(優志)、そして堀田賢慎、山崎伊織という4人の若い投手たちが頑張って結果を残してくれています」と、ドラ1・大勢ら若手4投手が好アピールを続けてくれていると報告。その上で「エース菅野におんぶに抱っこで、彼の後に来る投手が育成できていなかった。今年は少なくても3人の投手に出てきてもらって、2年後には彼らが投手陣の柱になれるように成長してもらいたい」と、エース・菅野智之に続くローテ投手としての台頭に期待を寄せたという。 >>巨人・元木ヘッドに「先に叱る相手がいるだろ」の声 松原ら4名の体たらくぶりに苦言も、ファンは石川の致命的ミスに激怒?<< この4名は10日終了時点で大勢、堀田、山崎が防御率「0.00」、赤星が「1.50」と全員防御率1点台以下と好調。堀田については11日に育成から支配下に昇格したことが球団から発表されているが、桑田コーチも安定感のある投球を見せる4名を高く評価しているようだ。 この桑田コーチの発言を受け、ネット上には「確かにオープン戦の投球を見ると期待するのは分かる、全員開幕からいきなりローテ入りしてもいいぐらいだし」、「他球団ファンからしても、活きのいい先発がこんなにいるのは羨ましい」と同調の声が寄せられた。一方、「菅野に続く投手がいなかったって…戸郷とか高橋はローテ張ってたのに」、「戸郷や高橋もそれまで頑張ってきたのに無視か」と、プロ4年目・21歳の戸郷翔征やプロ4年目・25歳高橋優貴への言及がなかったことへの不満も多数みられた。 「戸郷、高橋の2名は昨季まで戸郷が通算19勝、高橋が通算17勝と、先発ローテの一角として一定の実績を残しています。今年は両名共に不振で現在二軍調整中ですが、チームの次代を担う有望株であることに変わりはありません。このこともあり、両名には特に触れず他の若手投手をほめた桑田コーチの言動を冷たいと感じたファンも少なからずいたようですね」(野球ライター) 今季の巨人は菅野、山口俊、メルセデスの3名はローテ入り当確の一方、4枠目以降はまだ確定していない。今回名前が出なかった戸郷、高橋は、ここから桑田コーチを見返すような結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月26日 11時00分
巨人・戸郷、開幕一軍入りは絶望的か 桑田コーチが背信投球に怒り、予想外の“致命傷”もダメ押しに?
24日に行われた練習試合・巨人対楽天戦。「1-6」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ4年目・21歳の戸郷翔征の負傷降板だった。 戸郷は「1-2」と巨人1点ビハインドの6回表に3番手として登板したが、安田悠馬、田中和基、渡邊佳明にタイムリーを浴び4失点。なおも2死一、二塁とピンチの状況で、打席の和田恋が放った痛烈なライナーが股間付近に直撃した(結果は投安)。 打球を受け転倒した戸郷はすぐに立ち上がりはしたものの、股間を押さえながら小さくジャンプを繰り返すと、再び地面に座り込むなどかなり痛そうな様子。これを見た原辰徳監督はすぐに審判に投手交代を告げ、戸郷はトレーナーに付き添われながらベンチに下がった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 思わぬアクシデントに見舞われた戸郷に対し、ネット上には「もろに打球が当たったようにしか見えなかったけど大丈夫なのか」、「股間押さえながらジタバタ動いてるし相当痛そうだな…」と心配の声が寄せられた。一方、「患部の状態によってはこれ開幕アウトじゃないか?」、「ローテ投手の戸郷が開幕いないってなったらチームとしても苦しいぞ」と今後への懸念も多数みられた。 「股間への打球直撃は投手ならピッチャー返し、野手なら自打球や死球などによって起こり得ますが、当たりが悪いと長期離脱につながる重大なアクシデント。1993年に打球直撃で約1カ月離脱した阪神・郭李建夫は当時の報道によると、衝撃で患部がソフトボール大に腫れ上がり、しばらくは氷のうで1日3時間患部を冷やすことを強いられたといいます。また、2014年に打球直撃を食らった楽天・美馬学(現ロッテ)も、患部の詳細は報じられませんでしたが約1カ月戦線を離脱しました」(野球ライター) 今季のプロ野球は3月25日にセ・パ同時開幕が予定されている。戸郷の患部の状態は不明だが、郭李、美馬と同様に1カ月の離脱を強いられるほどの負傷だった場合、開幕までに復帰は間に合わないと懸念を募らせているファンは少なくないようだ。 なお、戸郷は昨季までのプロ3年間で「47登板・19勝14敗・防御率3.59」といった通算成績を残し今季も開幕ローテ入り濃厚と目される投手のため、仮に開幕アウトの場合は代役を立てる必要がある。そうなると、ここまで好アピールが続く直江大輔(練習試合5イニング無失点)、山崎伊織(同5イニング無失点)ら支配下投手はもちろん、紅白戦で無失点投球を続けた2019年元ドラ1の育成・堀田賢慎(同3イニング1失点)の支配下復帰・ローテ抜擢も十分現実味を帯びそうだ。 24日の報道では、桑田真澄一軍投手チーフコーチがこの日登板した戸郷、高橋優貴(3イニング1失点)について「巨人のローテーションを任せられる内容ではないですよね。そのへんは厳しく判断したいと思います」と苦言を呈したことが伝えられている。そのため、戸郷は患部の程度にかかわらず開幕メンバー外になる可能性もあるといえるが、開幕までに復調は見せられるのか、故障・不振離脱の場合は誰がその穴を埋めるのかに今後、注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月25日 19時55分
巨人・原監督の「生きた練習を」発言にファン怒り 自らの責任を棚上げ? 戸郷には根本的問題アリと同調の声も
24日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。「4-6」で巨人が敗れた試合後に伝えられた、巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。 この日の巨人は先発・戸郷翔征が3回まで1人の走者も許さない完ぺきな立ち上がりを見せるも、4回に「6失点・被安打4・四死球3」と炎上しこの回限りで降板。後を受けたリリーフ陣は無失点を続け、打線も6回に4点を返したものの反撃は及ばなかった。 巨人にとっては今季レギュラーシーズン最終戦だった同戦後、原監督は“戦犯”になってしまった戸郷に対し「それまでは完璧なのに、セットポジションになったというところでね。対応、練習というのをしているのか、生きた練習をしているのか」とコメント。今季の戸郷は走者なしの状況での被打率が「.204」の一方、走者を背負っている時の被打率は『.277』と苦手にしているが、今回の試合でもその課題に改善が見られなかったと苦言を呈した。 >>巨人・原監督の試合後コメントに怒りの声「選手だけが悪いみたいで不快」 天敵に屈した野手陣へ苦言もファンから批判を浴びたワケ<< 原監督のコメントを受け、ネット上には「一向に課題が克服できてないってことだから怒られて当然だな」、「今日の試合も崩れたのは先頭の塩見(泰隆)にヒット打たれてからだもんなあ、走者がいるとそんなにプレッシャーなのか単なるスタミナ不足なのかは分からんが…」、「戸郷は4回の炎上でプロ初の2ケタ勝利も逃したわけだから、原監督にはもったいない投球だって思いもあるんだろうな」と同調の声が寄せられている。 一方、「戸郷だけじゃなく、使ってるそっち側にも責任があるのでは」、「何が『生きた練習をしているのか』だよ、こっちとしては逆に『生きた起用をしているのか』って聞きたいんだが」、「登板間隔をコロコロ変えるから、満足な練習や調整ができてないって考えは無いのか?」と否定的なコメントも複数挙がった。 「10月の戸郷は3、9、15、24日と計4試合に登板していますが、15日までの3試合はそれぞれ中4、中5、中5で先発、24日の試合は中8日で先発と、通常の中6日とは違う間隔での登板が連続。この4登板ではいずれも3失点以上を喫して『0勝2敗』と1つも白星がなく、投球イニング数も全て5回以下にとどまりました。このこともあってか、今回の炎上劇は登板間隔を変えながら戸郷を投げさせたことが大きな原因ではないかと原監督を非難するファンも少なくないようです。ただ、戸郷は9月までの22登板を見ても平均投球回はおおむね6イニング程度なので、そもそものスタミナが不足しているという見方もできなくはないでしょう」(野球ライター) 変則起用の影響がどこまであったのかは不明だが、2ケタ10勝を挙げられないままレギュラーシーズンを終えた戸郷。11月6日から予定されるクライマックスシリーズでは果たしてどのような起用法となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月04日 17時00分
巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も
3日に行われたエキシビションマッチ・巨人対ソフトバンク戦。「7-4」でソフトバンクが勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントが、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 巨人はこの日、前半戦終了時点で「14登板・8勝4敗・防御率3.87」という数字を残しているプロ3年目・21歳の戸郷翔征が先発。しかし、戸郷は1点を先制してもらった直後の1回裏にリチャードに3ランを浴びすぐに逆転を許すと、「1-3」で迎えた3回裏には味方のエラーから4失点。これ以降は失点せず6回まで投げたが、「6回7失点(自責3)・被安打7」と不甲斐ない結果に終わってしまった。 7月9日・阪神戦以来となる実戦登板で打ち込まれた戸郷に対し、原監督は「大事に大事に彼を育てながらきているけど、全く荒々しさがなくなってきた。このままだと二流のピッチャーになっちゃう」、「自分である程度の位置をつかんできているわけだから、それをむざむざと(手放してはいけない)ね。我々、そういう選手たちをナンボでも見てきているからね」とコメント。同戦の最高球速が自己最速の154キロに及ばない149キロにとどまったこともあってか、今まで築いてきた信頼を失いかねないような力のない投球だったと酷評した。 >>巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か<< 原監督の発言を受け、ネット上には「確かにファンとしてもキレたくなるくらい酷い投球だった」、「終盤に力尽きての失点ならまだ継投でカバーできるけど、序盤から打ち込まれてたら打つ手がないよ」、「チーム2位の勝ち星を挙げている投手がこんなことではいけない、後半戦も迫ってるし気合を入れ直せ」といった反応が寄せられている。 一方、「戸郷を相性良くないホークス相手に投げさせる方も悪い」、「約1ヶ月ぶりの登板が不得手なチーム相手というのは少々酷では?」、「投げさせるならせめてどこかで1回登板挟むべきだった」、「段階を踏まないままではそりゃ打たれるし、さらに酷評までしてたら今後に悪影響が及ぶ危険性もある」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「戸郷はプロ入りした2019年から今季にかけソフトバンク相手には公式戦で5試合投げていますが、通算成績は『11回1/3・1勝1敗・8失点(自責4)・被安打11・防御率3.18』といまひとつ。そのため、前半戦ラスト登板から登板間隔が空いたまま、ぶっつけでソフトバンク相手に投げさせた原監督の決断に疑問を抱いているファンは少なくないようです。また、試合後の酷評は戸郷を委縮させ、今後のソフトバンク戦での投球にも悪影響をもたらすのではという懸念も少なくありません」(野球ライター) 後半戦の開幕戦となる8月13日・中日戦での先発が有力視されている戸郷。一部では「今日の炎上を引きずる可能性も捨てきれない」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 15時30分
巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?
30日に行われた巨人対ソフトバンクの一戦。「4-3」で巨人が勝利したが、試合後の巨人・戸郷翔征のコメントがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 同戦に先発した戸郷は自身初となる中4日での登板だったが、「5回2失点・被安打7」と粘りの投球を披露。2019年から続いていた対ソフトバンクの連敗(11連敗/オープン戦含め14連敗)をストップする立役者となった。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーからこの日の投球の感想について聞かれた戸郷は、「圧倒的な打者がとても多いですし、その中で2失点に抑えられたことは、今年の日本シリーズに向けて僕自身いい戦いになったのかなと思います」と回答。日シリでは昨季まで2年連続4連敗を喫している“天敵”からの勝利に手応えをにじませた。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< この発言を受け、ネット上には「『今年の日本シリーズに向けて』ってなんだよ、阪神のことは眼中に無いってことか」、「2位なのにもう日シリ気分、首位阪神に喧嘩売ってるのか」、「セの首位ですら無いのにこのコメントはちょっと調子に乗り過ぎでは?」といった阪神ファンからの批判が多数寄せられている。 一方、「この発言のどこに怒る要素があるのか理解不能」、「戸郷は過去2年の悔しさ踏まえて言ってるだけだろう、それなのに阪神ファンは過剰反応し過ぎ」、「今首位なのになんで阪神ファンはそんなに余裕無いの? もしかして2008年の再来を恐れてるの?」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「戸郷は2019年、2020年のシリーズはどちらも中継ぎとして登板していますが、2019年は『1登板・0勝1敗・防御率0.00(4失点/自責点は0)』、2020年は『3登板・0勝0敗・防御率3.18(2失点)』とどちらも今一つの数字に終わっています。そのため、本人としては過去2年の悔しさを今年シリーズに出て晴らしたいという気持ちから今回の発言に至ったのでしょう。一方、現在首位の阪神ファンが戸郷の発言をやり玉に挙げたのには、2008年の歴史的V逸が関係していると思われます。同年の阪神は7月のオールスター前に優勝マジックが点灯するなど序盤は好調でしたが後半で急失速。その結果、巨人にセ・リーグ新記録となる最大13ゲーム差からの逆転優勝を許しました。そのため、戸郷を批判する阪神ファンが、2008年の悪夢再来を恐れるあまりピリピリしているのではないかという意見も多く見られます」(野球ライター) 30日は阪神も西武に勝利したため、巨人とのゲーム差は4.5のまま変わらず。それでも、今後の優勝争いへ不安を抱える阪神ファンは少なくないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 11時15分
巨人・原監督がソフトバンク相手に総力戦を仕掛けたワケ 吉と出るかは菅野次第? ファームでも次の一手を準備中か
2019年6月22日以来708日ぶりの白星。交流戦、日本シリーズでの連敗を11、オープン戦を含めて14となる対ソフトバンク戦の連敗をようやく止めることができた(5月30日)。試合後の巨人・原辰徳監督は「落ち着いていた」(担当記者)そうだが、同日の采配から“6月の展望”も見えてきた。 「打撃不振の丸佳浩をスタメンから外しました。ベンチ入りメンバーを確認したら、28日に先発した畠世周も登録されていました。畠は実際にブルペンにも行っていたので、状況次第では本当に投げさせるつもりでいたんだと思います」(現地メディア) 先発・戸郷翔征も中4日での登板だった。 総力戦か? こんなスクランブル態勢の状況を聞かされると、対ソフトバンク戦の連敗脱出に懸ける思いがいかに強かったのかが窺える。しかし、この総力戦には悲壮感はなかったようである。 「菅野智之に復帰メドが立ったようです。早ければ、次々節の日本ハム戦で先発してくると思われます」(球界関係者) 菅野は5月7日のヤクルト戦で「右肘の違和感」を訴え、以後、ファームで調整を続けていた。戸郷を「中4日」で使わざるを得なかった理由も「菅野不在」によるものだが、 「メルセデスも帰って来るので、戸郷は次の先発登板を休ませるようです。だから、中4日で30日に投げさせました」(前出・同) との声も聞かれた。 その通りだとすれば、菅野、メルセデスの復帰により、「戸郷の次のローテーションを飛ばして休ませてやることもできる」と判断したのかもしれない。 「戸郷が降板した後、6人もリリーフ投手を投入しました。大竹寛が三軍戦で投げています。このクラスのベテランを三軍で投げさせたということは、一軍復帰が近いから、急いで実戦テストをさせたかったのでしょう」(前出・同) 戦線を離れていた主力投手たちに帰還のメドも立ちつつあるようだ。 「首位阪神とのゲーム差がなかなか縮まりません。菅野たちが帰還するまでの間、これ以上引き離されないようにするため、ソフトバンク戦で総力戦を仕掛けたみたい」(ベテラン記者) 阪神追撃の態勢は整いつつあるようだが、「万全」というわけではない。チームリーダー・坂本勇人についてはファームでもまだ実戦調整ができていない。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< また、昨季のシーズン途中でのトレードが功を奏し、「今年も仕掛けてくるのではないか?」との噂も絶えない。しかし、こんな声も聞かれた。 「シーズン中のトレードともなれば、交渉先の相手チームにサインを教えることになりかねません。だから、同じセ・リーグ同士ではトレードはできません。交渉先はパ・リーグ球団に限られてしまうわけですが、交流戦中なので無理」(前出・同) まずは次々節の日本ハム戦で復帰する菅野には、絶対に勝ってもらわなければならない。それでチームを鼓舞することができなければ、ライバル阪神は本当に独走態勢を固めてしまうだろう。巨人の総力戦はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月09日 20時35分
巨人・宮本コーチ、戸郷中継ぎ起用の意外なワケを明かす 場当たり的な戦略では無かった?「絶対に先発起用すべきだった」反発の声
野球解説者の槙原寛己氏が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、巨人・宮本和知一軍投手チーフコーチがゲスト出演。昨年の日本シリーズで巨人・戸郷翔征をリリーフに回した理由を明かした。 昨季セ・リーグでは2連覇を果たしたものの、日本シリーズではソフトバンクに2年連続となる4連敗を喫した巨人。同年9勝を挙げた戸郷を先発起用しなかったことに不満を抱くファンも少なくなかったが、今回の動画で宮本コーチは戸郷のリリーフ起用を決めた経緯を語った。 昨年の日本シリーズは「2連戦→移動日→3連戦→移動日→2連戦」という日程だったため、先発は4名で回せる状況だったという宮本氏。4枠のうち、2枠は菅野智之、サンチェスに割くことを早々に決定したが、残りの2枠は戸郷、今村信貴、畠世周の3名から選び、外れた1名をリリーフに回す考えだったという。 その3名の中で戸郷をリリーフに回した理由だが、宮本氏は「いきなり初回でドカーンと150キロを投げられる(投手)。だからリリーフでも、(試合の)途中から行ってもガツーンって(速球を)投げれる」とコメント。戸郷は先発・リリーフのどちらでも、登板直後から全力投球ができるタイプだと説明した。 一方、今村や畠は戸郷とは逆に、イニングを重ねて徐々に調子を上げていくタイプとのこと。そのため、「一発勝負のリリーフでガツーンって(最初から全力で)行ける投手だから、日本シリーズはリリーフで行かそうと(いう結論に)なった」という。 2020年シーズンの戸郷は出場19試合中18試合は先発だったが、シーズン最終盤の同年11月10日・阪神戦でリリーフ起用されている。宮本氏は「2ケタ勝ってくれたらいいな(同戦前時点の戸郷は8勝)、1つでも多く勝ってほしいなというところもあったけど、日本シリーズで戸郷をリリーフで使おうと思ってたから投げさせた」と、日シリの“予行練習”として戸郷をリリーフ起用したことも明かしていた。 宮本氏は動画で昔と今の選手の違いや、自身が特に気に入っている巨人投手についても話している。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 今回の動画を受け、ネット上には「戸郷をあえてリリーフに回した理由が知れてよかった」、「先発で使えないからじゃなくて、リリーフで使えるからっていう前向きな話だったのか」、「あの阪神戦のリリーフがシリーズに向けた布石だったとはびっくり」といった反応が多数寄せられている。 一方、「日シリは先手必勝だからその考え方は間違いだったと思う」、「戸郷は絶対に先発起用すべきだっただろ、シリーズは先制したチームが勝ってるケースがほとんどなんだぞ」、「宮本はシリーズでは先制チームの勝率が高いって傾向知らなかったのか?」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「昨年を含めた過去5年のシリーズを見ると、先制点を挙げたチームの勝率は『.720』と、先手をとったチームのほとんどがそのまま試合に勝利しています。実際、巨人も昨シリーズでは4戦中3戦でソフトバンクに先制を許しいずれの試合も敗れました。そのため、同年チーム2位の9勝(1位は菅野の14勝)を挙げた戸郷はそのまま先発起用した方が、ソフトバンクに先制されるリスクを減らせたのではないかと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 昨シリーズの戸郷は4戦中3戦でリリーフ起用されたが、登板時はいずれもビハインドの状況。そのこともあってか、一部では「リリーフに回した意味もほとんどなかった」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2020年12月22日 11時15分
巨人・戸郷、来季の活躍に危険信号?「来年は研究されてくる」菅野流出で危惧される“20歳のジンクス”とは
あるぞ、2013年以来の「プロ3年目の開幕投手」が――。 巨人・戸郷翔征投手が契約更改に臨み、300%アップとなる2600万円でサインした(12月21日)。新人王のタイトルこそ逃したが、高卒2年目で開幕ローテーション入りし、それを守り抜いた。 「新人王のタイトルは逃しましたが、セ・リーグから特別賞が贈られました。優勝争いの緊張感の中で投げ続けたことが評価されました」(スポーツ紙記者) 19試合に登板し、9勝6敗、防御率2・76。“高卒2年目の投手”としては立派な成績だが、来季からは、もっと厳しい立場に置かれそうだ。 更改後の会見でこんな質問も受けた。「エースの菅野が米球界に移籍する可能性があるが?」――。 菅野智之投手はポスティングシステムによる米球界挑戦を表明し、目下、その代理人が各球団との交渉にあたっている。戸郷が契約更改を終えた時点で菅野の去就に関する進展は聞かれなかった。しかし、このまま交渉がまとまれば、2021年は戸郷を中心に先発ローテーションを編成しなければならない。 プロ野球解説者が来季の先発ローテーションをこう予想する。 「今村、サンチェス、田口、左肘の故障が治っていれば、メルセデスも入ってくるでしょう。FAで獲得した井納もいますが、戸郷中心で行くしかない」 また、ドラフト1位の平内龍太投手(亜細亜大)は「原監督の構想に入っている」(関係者)そうだが、“菅野ロスのメンバー”を改めて見直してみると、戦力ダウンは必至。戸郷が活躍できなければ、2年連続4連敗の屈辱を晴らす日本シリーズにも進出できないだろう。 「戸郷は『エースになる』という意欲が強く、ドラフト指名後の入団交渉の時から、口にしていました。努力家なので、菅野の後継者になると前向きに捉えているはず」(前出・プロ野球解説者) 会見では「今年は勢いでいけましたけど、来年は研究されてくると思う」とも話していた。さらなる高みをめざしていくの意味で言ったのだが、「開幕投手」は相当なプレッシャーとなるはずだ。 2013年、宮國椋丞投手(20年オフ退団)が「高卒3年目での大役」を務めている。同年開催のWBCに内海哲也投手(現・埼玉西武)が出場したためだが、「自分がやらなければ」の重圧からか、成績不振と故障で同年は厳しいシーズンとなってしまった。 >>巨人・堀内元監督が巨人投手にズバリ指摘「素質が開花する前に怖さを知った」戦力外の伏線は7年前にあった?<< 20歳の開幕投手だが、さらに遡ると88年の桑田真澄氏がいる。同年の桑田氏も10勝11敗と振るわなかった。巨人史上では20歳の開幕投手は、そのシーズンの成績が良くないようだ。 「昨年のオフ、戸郷は山口俊(現ブルージェイズ)の自主トレに同行し、色々と教わっていました。今年は自分を追い込むため、一人で自主トレをすると言っていましたが」(前出・関係者) 過去、プロ3年目で開幕投手を務めた先輩たちは「壁」にぶつかった。そのジンクスを跳ね返してもらいたい、原監督は誰よりも強く願っているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月18日 17時00分
巨人・戸郷の新人王落選に「むしろ最高」期待の声 球団4人目の新人特別賞、菅野級のスター選手へ大成するカギは
今季「19登板・9勝6敗・防御率2.76」といった数字を残し、チームのセ・リーグ2連覇に貢献したプロ2年目・20歳の巨人・戸郷翔征。17日、その戸郷が同日に行われた「NPB アワード 2020」でセ・リーグ新人特別賞を受賞した。 今季は「18登板・10勝3敗・防御率1.91」をマークした広島・森下暢仁と熾烈な新人王争いを展開した戸郷。同日にNPB公式サイト上で発表された記者投票(投票総数313票)の結果、戸郷は9票、森下は303票と新人王には森下が選出されたが、落選した戸郷にはリーグ側から新人特別賞が贈られた。 新人特別賞は新人王に値する活躍を見せた選手が複数名いたとリーグ側が判断した場合、新人王に選出されなかった選手に贈られる特別表彰。明確な選出基準は設けられていないが、投手なら10勝前後、野手なら130安打前後をマークした選手に贈られたケースが多いため、今回の戸郷も9勝という数字がリーグ側から高く評価されたものと思われる。 >>巨人戦力外選手への“ベストナイン投票”に「ふざけすぎ」ファン激怒物議を醸す吉川大・モタへの投票、理由説明を求める声も<< 戸郷の新人王落選を受け、ネット上には「数字的には森下の方が上だけど、こんなに大差付けられての落選はガッカリ」、「戸郷は9月以降2勝しかできなかったから、この失速が森下と明暗を分けたかな」、「シーズン中から新人王意識してたし本人も相当悔しいだろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「特別賞もらえたのはむしろ最高では」、「過去に受賞した先輩たちはみんなスター選手になってるから凄く期待できる」、「1年投げ抜けるスタミナをつければ、前回受賞した菅野(智之)級の投手になれるはず」と落選以上に新人特別賞受賞を喜ぶコメントも複数見受けられた。 「巨人選手が新人特別賞を受賞したのは、中日・川上憲伸との新人王争いに屈した高橋由伸(1998年)、同僚の巨人・山口鉄也に賞を持っていかれた坂本勇人(2008年)、ヤクルト・小川泰弘に受賞を阻まれた菅野(2013年)に続き戸郷が4人目。過去の3名は全員チーム、そして球界を代表する選手にまで大成しており、“新人王を逃した選手”というイメージはほとんど持たれていません。戸郷はシーズン後半の9月以降『2勝4敗』と白星を伸ばせませんでしたが、8月までの前半戦は『7勝2敗』と大きく白星を先行させていました。ですので、シーズンの最後まで息切れしないようスタミナをつければ、3名の先輩たちのように大成するだろうと今後に期待しているファンも多いようです」(野球ライター) 新人王受賞はならなかったが、わずか2登板にとどまった昨季と比べると大きな成長を見せた戸郷。落選の悔しさをバネに、偉大な先輩たちのように成長することはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2020年10月18日 11時00分
巨人・戸郷、新人王は一歩後退?「もっと粘らなければならなかった」ライバル越えは“ノルマ”達成が不可欠か
戸郷翔征にとって「試練の秋」が訪れている。 10月11日のナゴヤドームでの対ドラゴンズ戦。今シーズン、15度目の先発マウンドとなったこの日、6回を投げ4安打2失点でマウンドを降り5敗目を喫した。きっちりと試合は作ったもののジャイアンツは無得点のまま敗れ、結局、戸郷が敗戦投手と記録されることとなった。 序盤はストレートの球威が勝るなど、立ち上がりからテンポよくアウトを重ね、4回1死まではパーフェクトに抑えていただけに、中盤での失点、さらには打線の援護を得られなかったことが悔やまれる。 「1点が重い試合だった。もっと粘らなければならなかった」。反省の弁と共に、試合を振り返っている。 自身、先発では最短となる、3回持たずに降板となった前回登板の阪神戦に続いて白星を手にすることは出来ず、9月以降、6度の先発登板で1勝のみという結果からも、ここにきて安定感を欠いている印象だ。 また、この日の前日には、同じく新人王を狙うカープ・森下暢仁が戸郷の勝ち数に並ぶ8勝目を挙げている。現状、防御率や奪三振数、投球回数を見る限り、森下がやや有利という声が多い中ではあるが、同じ先発投手同士であれば、やはり勝ち数を上回ることが大きな意味合いを持つだろう。さらに、昨年のパ新人王、ソフトバンク・高橋礼の12勝や、11勝を記録し一昨年のセ新人王に輝いたDeNa・東克樹の様に、2桁という数字も一つの目安となることは明らかだ。今後、残された登板機会において白星の上積みが不可欠といえる。 2020シーズン、ジャイアンツ先発投手陣において、エース菅野智之に次ぐ存在としてローテーションを守り抜いてきた。もちろん、プロ2年目というキャリアを踏まえると、ここまでの働きは数字以上の価値を生み出してきたことは間違いない。ただ、首脳陣やチームメイトからの期待に応え、更なる信頼を得ていくために、背番号13はより高みをめざす必要がある。そして、そう遠くない将来、ジャイアンツの次のエースとなる姿を思い浮かべている、数え切れない程のファンのためにも。 チームはマジックを順調に減らし続けていて、2年連続でのペナント制覇が近づいてきており、その先には昨年のリベンジとなる大舞台が待っている。プロ野球人生において一度だけチャンスが与えられる新人王獲得とともに、20歳の右腕・戸郷翔征に課せられる大仕事はまだまだ残されている。(佐藤文孝)
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