岡本和真
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スポーツ 2023年01月07日 11時00分
巨人・岡本、WBCメンバー入りへ猛アピール?“人生初”の大役担う生え抜き主砲にかかる期待
「新主将」にとって、2023年は勝負の一年となりそうだ。 新たな年を迎え、巨人の岡本和真が今季、キャプテンを務めることがニュースとして伝えられた。本人曰く「人生初」の大役を担うこととなり、3シーズンぶりのペナント奪還に向け、背番号25が名実ともにチームの先頭に立つ。 昨年は5年連続30本塁打こそ達成したものの、不振から夏場以降は4番を外れ、打撃タイトルも無冠に終わった。主軸の不本意な成績はそのまま、Bクラスに沈んだチームの低迷にも繋がることとなった。 もちろんファンは巨人の4番の座を堅持し、セ・リーグの「顔」に返り咲くことを熱望している。昨季、中盤までタイトル争いを演じていたものの失速、3冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆に大きく水を空けられる結果に。大型契約やメジャー行きが話題となっている若き「怪物」とともに、今季は最後まで打撃タイトルを激しく争う姿を見せなければならない。やはり、巨人の巻き返し、さらに2012年以来遠のいている日本一をめざす上では、生え抜きの主砲が存在感を放つことは絶対条件だ。 また、今年は春先にも大きなターニングポイントが訪れる。こちらも大きな期待が寄せられているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場だ。過去、主要国際大会での代表入りの経験は無く、今回も当落線上とも報じられている。それでも、昨年11月の札幌で行われたオーストラリア代表との強化試合では2試合とも先発出場を果たし、計9打席で5本の安打を放ち、四球も含め出塁は7度とチームの勝利に貢献。数少ないアピールの場で確実に実力を示した。 初制覇となった2019年のプレミア12や、悲願の金メダルを掴んだ東京五輪でも有力候補ではあったものの代表入りは叶わなかった。今回のWBCでは、各国の大物メジャーリーガーの参戦が見込まれており、日本代表も大谷翔平、鈴木誠也が出場の意思を表明している。メジャー選手とともに「国内組」として打線の軸を担う姿を多くのファンも望んでいる。 世界一を競う場に立つことはやはり、今後の選手人生に大きな意味をもたらすことは間違いない。そう遠くない将来、「巨人の若大将」の座にとどまらず、さらに大きなステージをめざす可能性を高めるためにも。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年12月07日 15時30分
巨人・岡本の新契約に「厳しすぎないか」の声 攻守で結果も減俸のワケ、ヤクルト・村上の存在も悪影響?
2015年のプロ入りから巨人でプレーし、今季までに「722試合・.271・165本・492打点」といった通算成績を残しているプロ8年目・26歳の岡本和真。6日に伝えられた契約更改の内容がネット上で話題となっている。 報道によると、岡本は3000万円ダウンの年俸2億7000万円(推定)でサイン。更改後の会見で「2億円ダウンです。やばいです」、「うそです」と冗談を交えながら減俸を明かした岡本は、「僕の方をみんな見ると思いますし、全員で優勝、日本一めざしてやりたい」と新主将として迎える来季の活躍を誓ったという。 >>巨人・原監督、岡本のレギュラー剝奪示唆?「動けない三塁手はダメ」酷評に驚きの声、本人も現状に危機感か<< 今季の岡本は全143試合中140試合に出場し、「.252・30本・82打点」と5年連続で30本塁打をクリア(球団生え抜きでは史上3人目)。また、11月14日に記者投票結果が発表されたゴールデングラブ賞では、三塁手部門で130票(全292票中)を集め2年連続受賞を果たしている。 その岡本の減俸査定に、ネット上では「今年の成績で年俸下がるの厳しすぎないか」、「攻守どちらも一定の結果は出してるし、最悪でも現状維持だと思ってた」、「夏場の不振で4番も追われたことが査定に響いたのか?」、「村上と比べたら見劣りするって感じの見方をされた可能性もない?」といった驚きの声が寄せられた。 「岡本は今季成績は及第点といえる数字ですが、シーズンでは調子のいい時、悪い時の差が激しい面もありました。特に目立ったのは勝負の夏場である7・8月で、この2か月は『44試合・.226・5本・15打点』と大不振。8月11日以降は4番を外され5、6番で起用されるようになりました。岡本の不振もあり、チームは6月30日終了時点で2位(40勝38敗)、8月31日終了時点で4位(56勝64敗2分)と大きく順位を落としてもいますが、球団側がこの点を厳しく評価したのかとみているファンは少なからずいるようです。また、岡本のライバル三塁手であるヤクルト・村上宗隆が今季三冠王(.318・56本・134打点)を獲得しチームを優勝に導いていることから、フロントは村上と比較すると岡本の成績が物足りないと判断し、減俸査定に至ったのではと推測する声も散見されます」(野球ライター) 岡本は更改後会見の中では「11月に同じチーム(侍ジャパン)でやりましたし、そういう意味では僕も頑張りたいなと。しっかり追いつけるように」と村上に刺激を受けている旨も口にしたという岡本。来季は村上を凌ぐ活躍で減俸分を取り返すことができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月04日 19時30分
巨人・原監督、岡本のレギュラー剝奪示唆?「動けない三塁手はダメ」酷評に驚きの声、本人も現状に危機感か
日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」が3日に投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で原監督は、「68勝72敗3分」でリーグ4位に沈んだ今季を総括。その後には自身が考えるBクラス転落の要因や誤算だった選手などを話した。 >>巨人戦力外・山口に「そんなこと言える立場か」と批判 退団挨拶後に明かした移籍先希望に呆れ声<< 注目が集まったのは、誤算選手について話す中で飛び出た巨人のプロ8年目・26歳の岡本和真にまつわる発言。チームの絶対的三塁手の岡本は今季「140試合・.252・30本・82打点」と5年連続で30本塁打をクリア。守備でもリーグトップの守備率(.975)を記録するなど一定の数字は残している。 今季の岡本について原監督は、昨年のCSファイナル・ヤクルト戦前に負った左脇腹肉離れの影響でコンディションが万全ではなかったと明かす。ただ、「やっぱり動けない三塁手はダメですね」と、故障を差し引いても守備の動きが悪かったと苦言を呈した。 また、具体的な時期には触れなかったが「和真、このままでは来季三塁を守らすことはできないよ」と、プレー内容次第では来季のレギュラー剝奪もあり得ると本人に伝えたことも明かした。 原監督のコメントを受け、ネット上には「原さん、岡本への評価がちょっと辛すぎない?」、「故障を考慮しても動きイマイチってそんな言い方は酷では」、「レギュラー剝奪まで示唆するなんて凄いな、あくまで期待の裏返しなんだろうが」、「ある程度数字は出してるのに要求が高すぎないか」といった驚きの声が寄せられた。 原監督から叱咤を受けた岡本だが、一部からは「だから急に別ポジション守り出したのか?」という推測のコメントも上がっている。岡本は秋季練習中の10月29日、シーズンでは2019年以来就いていない一塁での特守を自ら志願して敢行。報道では参加メンバーに選ばれている侍ジャパン強化試合(11月5~6、9~10日)を見据えたためと伝えられているが、実は原監督の“三塁剥奪示唆”も背景にあったのではと考えたファンもいるようだ。 4日から侍ジャパンに合流している岡本。同日からの練習・試合で、来季につながるような収穫を得ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」よりhttps://www.youtube.com/channel/UC7pMYf2UtzAoXraZk4gmHmg
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スポーツ 2022年09月01日 15時45分
巨人・中島、球審への抗議に「岡本とは大違い」呆れ声 三振判定に不満タラタラ? 同僚は誤審を自己申告し称賛
8月31日に行われ、「8-8」で両チーム引き分けた巨人対ヤクルト戦。巨人のプロ20年目・40歳の中島宏之が見せた態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「8-8」と両チーム同点の9回裏でのこと。この回巨人はヤクルト6番手・田口麗斗を攻め、2死一、二塁のチャンスを作ったところで中島が代打で登場。しかし、中島は田口がカウント「1-2」から投じた4球目のスライダーを強振するもバットは空を切り、球審も空振り三振をコールした。 この直後、中島は右手を軽く上げるジェスチャーを交えつつ、その場で球審を数秒ほど凝視。これを見た球審から首を一度小さく横に振られるとすぐにベンチへ歩き出したが、その際もうつむき加減で何かを小さくつぶやくなど判定に不服そうな様子だった。 >>巨人・坂本、球審を凝視し呆然! 終盤戦の不可解判定が物議、直前にも怪しいジャッジ?<< この中島の態度を受け、ネット上には「何だ今の中島の抗議は、別に判定におかしいところは無かっただろ」、「ファールを主張してたならただのいちゃもん、リプレーでも分かるほどバットとボールは離れてたのに」、「誰がどう見ても空振り三振なのにそんな態度してたら審判の心証を損なうのでは」といった批判が寄せられた。 中島の態度を問題視する声が集まる中、一部からは同僚・岡本和真と比較するコメントも上がっている。岡本は8回裏1死一塁の第5打席で左手付近に球を受け死球と判定されたが、直後に左手ではなくバットのグリップに当たったと球審にアピールし、結果ファールに判定が変更。ネット上には「直前のイニングでフェアプレー精神を見せてた岡本とは大違いだな」、「自分に有利な誤審を自己申告で訂正した岡本と、特に不思議な点は無い判定に不満タラタラの中島じゃ態度に差がありすぎて情けなくなってくるな」といった意見も散見される。 中島がサヨナラ機をモノにできずに延長戦に突入し、その延長でも得点を挙げられず引き分けに終わったこの日の巨人。ただ、試合結果よりも球審に対する中島の態度に憤ったファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月04日 20時30分
中日・石岡、三振後の態度に「岡本とは大違い」称賛の声 バット投げ捨て後の対応で好感度アップ?
3日に行われ、中日が「0-3」で敗れた阪神戦。「8番・一塁」で先発した中日のプロ7年目・30歳の石岡諒太の態度がネット上で話題となっている。 「0-3」と中日3点ビハインドで迎えた3回裏。先頭の石岡は阪神先発・才木浩人がカウント「1-2」から投じた5球目のフォークを膝をつきながらスイングするも、バットには当たらず空振り三振。この際、スイングの勢い余ってかバットが手からすっぽ抜け、一塁側の自軍ベンチ方向へ飛んでいってしまった。 三振しながらバットが飛ぶ方向を見ていた石岡は、自身の右手に一度視線を落とした後、その右手でヘルメットを脱ぎながらバットが飛んだ方向に向かって少し頭を下げる。その後は心配そうな表情を浮かべながら飛んだ方向に歩いていった。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 中継カメラが映したこの石岡の態度に、ネット上では「バットすっ飛ばした石岡が物凄く申し訳なさそうな態度してて好感が持てた」、「わざとじゃなくても、こうやってきちんと頭を下げられるのは素晴らしいこと」、「これまで特に好き嫌いとか無かったけど、今の紳士的な対応を見て応援したくなった」といった称賛の声が寄せられた。 石岡に好意的なコメントが集まる中、一部ファンからは巨人・岡本和真の態度と比較する声も上がっている。岡本は6月29日・中日戦で空振り三振の際にバットを三塁側・中日ベンチ内まで飛ばしてしまったが、岡本はバットを取りにいくそぶりは一切見せずボールボーイに取りに行かせた上、中日側に頭を下げるなど謝罪の意を示すこともないまま自軍ベンチへ。今回の石岡とは真逆ともいえる態度だったが、ネット上には「敵ベンチに投げ捨てたバットをほったらかしにした岡本とは大違いだな」、「今日の石岡の態度を岡本も見習ってほしい」といった声も散見される。 バットを飛ばしてしまった後の対応としては一般的な対応だった石岡。ただ、岡本の態度が横柄だと問題視された直後ということもあり、多くのファンの好感度が上がったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月30日 15時30分
巨人・岡本、三振後の態度に「嫌いになった」と批判 敵ベンチへのバット投げ捨てが物議、際どい球に内心イライラだった?
29日に行われ、巨人が「2-3」で敗れた中日戦。「4番・三塁」で先発した巨人のプロ8年目・26歳の岡本和真の態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-2」の同点で迎えた6回裏。先頭の岡本は中日先発・高橋宏斗がフルカウントから投じた6球目のスプリットを強振するも空振り三振。その際、バットが手からすっぽ抜け三塁側の中日ベンチ内まで飛んで行ってしまった。 しかし、三振と同時に後ずさりしながらバットが飛ぶ方向を見ていた岡本は、バットを取りに行くそぶりを一切見せないまま一塁側の自軍ベンチへ下がる。この後、中継ではバットを回収するため、ボールボーイが走って中日ベンチ前に向かう様子も映し出された。 >>巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議<< この岡本の態度に、ネット上では「今の岡本ドン引きだわ…一気に嫌いになった」、「ボールボーイが回収するからいいや的な態度は見てて不快だった」、「すっぽ抜け自体はしょうがないけど、取りにいかず相手ベンチ側に頭も下げないのはダメ」といった批判の声が相次いだ。 「岡本は29日の試合も含めて、6月は『.317・5本・18打点』と好成績をマーク。ただ、好調だからこそ態度が横柄になったという可能性は考えられます。また、岡本は試合中に感情を出すことがあまりない部類の選手なのですが、今回の場面では直前の5球目に148キロストレートを顔面付近に投じられていたことから、このビーンボールに内心いら立っていたのではという予想も散見されます」(野球ライター) 幸いにもすっぽ抜けたバットは誰にも当たらずに終わった今回の一件。ただ、ハプニングを起こした張本人であるにもかかわらず、それを気にするようなそぶりを全く見せなかった岡本に不満を抱いたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月20日 15時45分
中日・根尾、敵主砲相手に好投も「実力かは怪しい」厳しい声 “初心者レベル”と本人も酷評、相手の不調に助けられた?
19日に行われた中日対巨人戦。「3-5」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ4年目・22歳の根尾昂の投球だった。 根尾は今季野手(外野、遊撃)としてプレーするかたわら投手としても2試合に起用されていた。立浪和義監督は13日、投手に本格転向させる方針を表明。「1-5」と中日4点ビハインドで迎えた19日の試合の9回表2死、打席に巨人4番・岡本和真という場面で転向後初めてマウンドに送られた。 岡本と対峙した根尾は初球に149キロストレートを投じ見逃しのストライクを奪うと、2球目の136キロスライダーで空振りを誘い早々に追い込む。そこから135キロのスライダー(ファウル)、151キロのストレート(ボール)を挟んだ後、5球目に投じたつり玉気味の149キロストレートを振らせ、プロ初となる奪三振をマークし9回表を終了させた。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< この根尾の投球を受け、ネット上には「直球は走ってたし、スライダーもいい感じに曲がっててかなり良かった」といった称賛の声が寄せられたが、中には「相手が良かっただけでは? 今季の岡本はそんなにバットコントロール良くないし」、「根尾が良かったというよりは、ボール球をブンブン振った岡本に助けられたって印象だな」、「岡本は初見で根尾の球筋が分からなかった面もあるだろうから、本当に実力で抑えたのかはちょっと怪しい感じもある」と冷たい見方を示すファンも散見された。 「今季の岡本は本塁打(18本/リーグ2位)、打点(48打点/同4位)ではリーグ上位の数字をマークする一方、打率(.242/ワースト4位)はサッパリとかなり確実性を欠いている打者。加えて、19日の根尾は岡本に投じた全5球中4球(2~5球目)がボール、もしくはボール気味、残る1球(初球)も真ん中低めの甘いコースだったことから、今回の好投は岡本がうまく球を見極めることができなかったことによるところが大きいとみているファンも一部見受けられます。また、岡本は根尾とはプロ初対戦でコースの傾向や球筋が今ひとつ分からなかった部分があるとして、次回以降の対戦を見てみないと判断できないという意見も散見されます」(野球ライター) 試合後の報道ではプロ初奪三振の喜びなどは語らず、「まだまだ初心者なので、レベルアップできるようにやっていきたい」と気を引き締めるコメントを残したことが伝えられている根尾。本人も岡本に対する投球に100%納得したわけではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月01日 15時30分
巨人、主砲・岡本は「スタメン外すべき」? 原監督も苦言、敗戦招いた致命的ミスに休養望む声相次ぐ
5月31日に行われた巨人対ソフトバンク戦。「1-3」で巨人が敗れた試合の明暗を分けたのが、巨人のプロ8年目・25歳の岡本和真の悪送球だった。 岡本が手痛いミスを犯したのは、「1-1」と両チーム同点の8回表。この回巨人は4番手・平内龍太が先頭・柳町達から空振り三振を奪うと、続く今宮健太も平凡な三ゴロに打ち取る。ところが、この打球を捕球した三塁手・岡本は一塁手・増田陸から見て右方向に送球をそらし今宮をアウトに取れなかった。 岡本の失策で1死一塁となった後、平内は甲斐拓也の犠打で2死二塁と得点圏に走者を進められると、代打・明石健志に右中間を破るタイムリー三塁打を浴び1失点。結果的にこの1点が決勝点となり巨人は敗戦した。 >>巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議<< 試合後、ネット上には敗戦の“戦犯”として岡本を責める声が噴出。同時に、「打撃もダメ、守備もダメってなるとちょっと今後の起用は考えた方がいい気がする」、「交流戦に入っても調子上がってこないし、リフレッシュ込みで一回スタメン外すべきでは?」、「ホームランはそれなりに出てるとはいえ、打率が1割台だとスタメンにいてもほとんど怖さが無い」と、一時的なスタメン剥奪を求めるコメントも多数見られた。 「今季の岡本は開幕から交流戦前まで『46試合・.237・12本・31打点』、5月24日から始まった交流戦でも『7試合・.154・3本・10打点』と本塁打・打点はある程度稼いでいる一方で打率は低迷。また、守備も31日の悪送球で早くも昨季に並ぶ4失策目を喫するなどミスが重なっています。攻守ともに精彩を欠いていることから、休養も兼ねて一度スタメンから外す方がいいのではと考えているファンも少なからずいるようです。なお、今季の岡本は3月の開幕前に上半身の違和感(2試合)、開幕後の4月に体調不良(3試合)でそれぞれ試合を欠場していますが、もしこれらのコンディション不良が後を引いているとするならばリフレッシュ休暇は復調に効果的な一手となるかもしれません」(野球ライター) チームを率いる原辰徳監督は試合後、悪送球を犯した岡本に「やっぱり、足をちょっと(引っ張った)」と苦言を呈したことが伝えられている。攻守で振るわない主砲の復調を今後どのような形で促していくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月26日 11時00分
巨人・岡本の復調、ゴジラ松井氏の影響? 責任重大の4番出場を支える金言とは
原辰徳監督の好きなゲームだったと思う。4番のひと振りで打点を積み上げ、苦労人のピッチャーに勝ち星が付くという…。 5月25日のオリックス戦に勝利し、両リーグ一番乗りでの30勝に到達した。岡本和真は逆転の14号3ランを含む5打点。1試合で5打点を挙げるのは今季初だ。四番手マウンドに上がった鍬原拓也に2年ぶりの勝ち星が付いたことを質問されると、 「そうですか!?」 と原監督も驚いていたが、体調管理を含めた日々の努力ぶりを認めていた。 >>巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議<< 鍬原の勝利は690日ぶりとなるが、岡本の方にも“興味深い数字”が確認された。 通算149本。巨人の4番として放った本塁打が、138本――。球団史上6位タイ、松井秀喜氏と並んだそうだ。 「通算150号の節目で、6位単独。松井氏を抜くなんて、『持っているヤツ』ですよね(笑)」 そんな声も多く聞かれたが、松井氏のことが気になった。 松井氏は巨人在籍10年で、332本のホームランを放っている。4番以外の打順で放った194本の方が多いわけだ。 理由はいくつかある。同僚の高橋由伸氏や落合博満氏を始めとする外部補強の強者たちと一緒にプレーしており、長嶋茂雄・終身名誉監督も大量得点を狙って、「3番」で起用してきた。 「試合後、岡本はキャンプで臨時コーチを務めた時の松井氏との思い出も語っていました。チームとして良好な関係にあることは間違いありませんが」(ベテラン記者) いずれは指導者として、巨人に帰ってきてくれたら…。そう願っている関係者、ファンも多いが、両者の距離は縮まっていない。 「フリーエージェント権を行使して、メジャリーグに挑戦したので、わだかまりのようなものもあるとも言われています。FA宣言した02年、残留の条件として、巨人側が『将来の監督の約束手形を切った』なんて情報もありました。松井氏は今もプロ野球の監督業には興味がないみたい」(前出・同) NPB通算本塁打332本。史上36位とランキングも高くないが、巨人は優勝、日本一を至上主義としている。負ければ、「4番が打てなかったから」とその責任を負わされてきた。そのことも考えると、現4番・岡本が松井氏から受けたアドバイスは、非常に意味深い。 「何かを変える時、意識する時は、自分が思っている以上に意識しないと変わらないんだ、と」 チームリーダーの坂本勇人が故障で離脱し、連敗街道に陥ったが、「4番」が本来の当たりを取り戻したことで再浮上できた。「4番の存在」は大きい。 一昨年の交流戦だったと記憶している。対戦チームが和気あいあいと練習しているのを見て、岡本が「いいなあ~」とこぼしていた。4番の辛さは、経験した者にしか分からない。 今後、岡本は「4番の通算本塁打数」を大きく積み上げていくはずだが、松井氏に改めて話を聞きたいとも思うのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月17日 11時00分
ロッテ・佐々木、中6日登板に重大“リスク”アリ? 巨人・阪神戦にぶつける井口監督の思惑は
千葉ロッテ・佐々木朗希に「チャンス到来」だ。 移動日となった5月16日、千葉ロッテの井口資仁監督が記者団の質問に答えた。 「そのつもりでいる」 これで、佐々木と伝統球団の対決もほぼ決定した。 >>ロッテ、2日連続の退場劇は“佐々木詰め寄り問題”の影響か 「暴言があったから」審判団の理由説明に疑問も<< 井口監督への質問というのは、佐々木の次回登板のこと。13日のオリックス戦に先発したのを指して、「次回登板も中6日で行くのか?」の質問に対し、そう答えたのだ。 「今年、佐々木に課せられたテーマの一つに『中6日のローテーションをこなす体力作り』があります。疲れていると首脳陣が判断したら、いったん登録を抹消するなどリフレッシュ休暇を与えながらですが」(プロ野球解説者) 中6日での次回登板はソフトバンク戦(20日)となる。プロ野球はその直後の24日からセパ交流戦に突入するので、佐々木の次々回登板は27日の阪神戦となり、6月3日からの巨人戦に備える予定だ。 佐々木対阪神・佐藤輝明、対巨人・岡本和真。両チームとも打線が強力であり、特に巨人は勝利した24試合中14試合が「ホームラン=勝利打点」となっている。また、巨人は本拠地・東京ドームで「対佐々木の一戦」を迎える。ビジターとなる阪神もテレビ中継、グッズ販売などのビジネスを仕掛けてくるだろう。 「佐々木が試されるのは、阪神戦です。阪神には近本光司、中野拓夢など単独スチールのできる選手もいます。走者を出した場面でのセットポジションがやや苦手だった佐々木が、成長の証を見せられるのかどうか」(球界関係者) 千葉ロッテの首脳陣は「過剰な期待」にちょっと心配しているという。完全試合を達成したためだが、ファンは「シーズン2回」の偉業にも期待しているのか、対戦チームが最初のヒットを放つだけでヘンなざわつきも見せている。チーム関係者は「佐々木自身は記録を意識していない」と言うが、 「記録を狙っていないとしても、ヒットを打たれた瞬間、ノーヒットノーランはなくなったことは分かります。記録を気にしていないとしても、些細な心境の変化がピッチングに影響するもの」(前出・プロ野球解説者) と、投手心理を分析する声も聞かれた。 「本当の課題は、体力です。中6日のローテーションをこなすのは、口で言うほど簡単なことではありません。たとえば2日で回復していた体力が戻らない時もあれば、気持ちが高ぶって、自分の体力を過信してしまう時もあります」(前出・同) 次回登板は福岡、順調に行けば、その後の阪神戦は本拠地・ZOZOマリンとなり、移動にさほど時間のかからない東京ドームでの登板となる。「体力不足」が弱点だとしても、ソフトバンク後の阪神、巨人両試合には“地の利”がある。 伝統球団に投げ勝ったら、佐々木は「千賀滉大、山本由伸に次ぐジャパンのエース」と呼ばれるはずだ。大チャンスである。 これも、完全試合の影響だろうか。佐々木が投げる時、守っているロッテナインがミョ~に緊張し、ガチガチになっているのが気になる。(スポーツライター・飯山満)
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