女子プロレス
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スポーツ 2020年02月06日 11時50分
GAEAジャパンが10年ぶり一夜限りの復活!里村明衣子ら輩出
人気があったにもかかわらず解散した女子プロレス団体GAEAジャパンが、25年前の旗揚げ記念日にあたる4月15日に、旗揚げと解散の地である東京・後楽園ホールで15年ぶりに一夜限りの復活を果たす。『GAEAISM -Decade of quarter century-』のタイトルが掲げられた。 GAEAの創設者である長与千種が5日午前、「本日解禁」という画像を添付して、「動き出します」と自身のツイッターを更新。午後にGAEA復活の記者会見を行った。千種はスターダムがブシロード傘下に入ったことを女子プロレス界の“好機”と捉えており、何らかの仕掛けを示唆していたが、その1発目が今回のGAEA復活となる。メインイベントでは、愛弟子の彩羽匠と、孫弟子にあたる橋本千紘がシングルで対決。セミファイナルでは、GAEA解散時のメンバーである千種、里村明衣子、広田さくらが、KAORU、永島千佳世、そしてこの日サプライズ復帰を果たす植松寿絵と対戦する。 1期生の里村は「15年ぶりにGAEAというフレーズがプロレス界に戻ってきたということ。非常に大きな意味を持っていると思います」とコメント。彩羽は「この試合で何を見せるのか。いや、魅せますよ。イズム、プライドかけて。大会の最後 女神のマット上で手をあげてるのは彩羽匠」と自身のツイッターでGAEAの未来を見せることを誓った。 1995年から10年間、全日本女子プロレスとともに女子プロレス界を引っ張ってきたGAEA。千種が所属していた芸能プロダクションが立ち上げた団体ということもあり、旗揚げ戦は、千種、KAORU、ボンバー光氏以外はその日にデビューする新人選手のみで行われ、里村ら一期生が“驚異の”新人として話題を集めた。全女時代には幻に終わった千種と神取忍もタッグながら対戦が実現。1999年には、千種とライオネス飛鳥氏による“禁断の”クラッシュ対決が実現。この対決は2度、神奈川・横浜文化体育館で行われ、立見も含めて札止めの大盛況。2000年には、クラッシュ・ギャルズがクラッシュ2000として復活。東京・有明コロシアムで約1万人の動員に成功している。 2004年10月に、2005年4月に解散すること、飛鳥氏と千種の“2度目”の引退も発表された。4.3横浜文体大会で飛鳥氏が引退し、1週間後の4.10後楽園大会(解散興行)で、千種が里村を相手に引退試合を行って、各タイトルホルダーがチャンピオンベルトを、千種がGAEAのフラッグを会社側に返上し、惜しまれつつ10年間の歴史を終えた。 千種は「まだまだ小さな爆弾だよね。皆さんが楽しんでくれるだけの為に考えて考えてたまに。腐って…また考えて。皆さんが会場に来てくださることは、当たり前じゃなく感謝と楽しんで下さいしかない」とさらなる爆弾投下に含みを持たせている。スターダムの躍進が女子プロレス界に活気をもたらせるなら大歓迎だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年02月04日 06時30分
「強い選手とやりたい」ぱんちゃん璃奈がスターダム星輝ありさと合同練習
ブシロードグループのブシロードファイトが運営しているキックボクシング団体KNOCK OUTと、女子プロレス団体スターダムが初のコラボ企画として、都内のジムで1月31日、キックボクサーの“キューティー・ストライカー”ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)と、スターダムのワンダー・オブ・スターダム王者、星輝ありさの合同練習を行った。 スターダムは『FIRE PRO WRESTLING WORLD presents STARDOM The way to major league 2020』 2.8東京・後楽園ホール大会、KNOCK OUTは『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』 2.11東京・大田区総合体育館大会で、それぞれビッグマッチを控えており、ぱんちゃんは祥子JSKと再戦を、星輝は10度目の防衛を賭けてビー・プレストリーの挑戦を受ける。 ぱんちゃんの対戦相手の祥子には、応援サポーターとして「RAISE A SUILEN」のボーカル・Raychell(レイチェル)が就いたことに対抗して、ぱんちゃんの応援サポーターとして星輝が就任し、今回の初コラボが実現したわけだが、星輝は元女子シュートボクサーとして格闘技経験を持ち、アマチュアシュートボクシング選手権東京大会優勝の実績を残したほか、2014年にはプロ2戦も経験しており、スターダムをブシロードファイトが運営すると発表された際、スターダムで対応出来るのは星輝だろうと言われていた。 合同練習では、シャドー、サンドバッグ、ミット打ちなどを披露。マススパーでは、ぱんちゃんが得意の前蹴りを見せれば、星輝もブラジリアンハイキックなどの多彩の蹴り技を見せるなど見応え十分の中、練習は終了。 ぱんちゃんが「楽しかった」と話すと、星輝も「私がシュートボクシングのリングから離れて4~5年ぐらい経っていて、久々に動きました。さらに、プロのぱんちゃん選手と一緒に練習させてもらったことで、久々に違うスイッチの入り方を思い出しました。凄く楽しかったのでまたやりたいです」と笑顔。ぱんちゃんが星輝に「キックの試合はどうですか?」と勧誘すると、「会社と要相談で」と笑わせた星輝だが、手ごたえがあったようで、「このジムには定期的に稽古しに来たい」と今後もキックの練習をしていきたいことを明らかにしている。 2.11はスターダムが大阪で昼夜興行が入っており、星輝は来場出来ないが、「当日、場所は違いますが勝ったね!と言い合えるように頑張りましょう!お互いが試合をやることで、お互いのサポーターになりますね」とエール。星輝は今後もぱんちゃんのサポーターをしていきたい考えだ。ぱんちゃんも花束贈呈でスターダムの会場を訪ねた際、「プロレスファンの凄さを感じた」と話しており、星輝の印象は「オレンジカラーのコスチュームが凄く印象的で、こんなに華がある人なんだなと。リングに上がったら別人だと思いました。女子プロレス自体見たことがなかったので、ゴリゴリの人がやっているイメージがあったんですが、普通の女の子がやっているんだとイメージが変わりました」とのこと。 お互いに技術交換をするなど、今後もこの交流は続いていくはずだ。今年は「強い選手とやりたい」という強い気持ちを抱いているぱんちゃんにとって、王座を守り続けている星輝との交流は得るものが大きい。今後もこのようなコラボ企画に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月30日 22時30分
スターダム岩谷麻優、パネルに戸惑いも2.8 Sareeeとの女子プロ頂上決戦「楽しみ」
女子プロレス団体スターダムが29日、都内で2月8日に東京・後楽園ホールで開催する『STARDOM The way to major league 2020』の全対戦カード発表会見を行った。 メインイベントでは、“赤いベルト”ワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優に、ディアナのSareeeが挑戦するシングル初対決のドリームマッチが実現。女子プロレス大賞(東京スポーツ社制定)受賞の岩谷とプロレスグランプリ(週刊プロレス誌制定)獲得のSareeeは、デビューが同期でありながら、昨年12月、一度だけSareeeの自主興行でタッグ対決をし、この試合は20分、時間切れ引き分けに終わっており、今回の一戦は日本女子プロレス頂上決戦の呼び声が高い。 会見にはSareeeが欠席したため、代わりにパネルを持った“中の人”が岩谷の隣に座り、岩谷だけが話すという異例の会見に、「パネルを見ながらお話したことないから難しいな」と戸惑っていた岩谷だが、「対戦することを楽しみにしていた」と、1.19後楽園大会の試合後に挑戦表明のビデオメッセージが流されたことにより実現する、今回の一戦を楽しみにしている様子。「Sareee選手は攻めてなんぼのプロレス。自分は受けてなんぼのプロレス」と話すように、岩谷は新日本プロレスの棚橋弘至のように7割受けて3割で勝つファイトスタイル。真逆なSareeeは「苦手なタイプ」だという。 「シングルのベルトなので、お互いの100%を出したい」 Sareeeは今春から海外へ闘いの場を移すことを表明しており、今回の試合が最初で最後のシングルになる可能性がある。このドリームマッチを見逃すまいと、チケットの売り上げは超満員札止めを記録した1.19後楽園大会を超える勢いで伸びており、関係者の話によると「今回も超満員になるのは間違いない」と、女子プロレスでは20年近く達成した団体がない3か月連続の超満員達成に手応えを感じているようだった。 その他の試合の会見では、岩谷を裏切り大江戸隊に加入した鹿島沙希、岩谷戦をアピールしているジャングル叫女が岩谷との対戦を口にしており、Sareeeに勝ち逃げされることは許されない状況だ。しかし、Sareeeも負けるわけにはいかない。日本女子プロレス頂上決戦を見ずして女子プロレスは語れない。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月28日 11時35分
WWEロイヤルランブル、アスカ・中邑真輔は結果残せず!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間27日、アメリカ・テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークにてPPV「ロイヤルランブル」を開催した。 4月に開催する世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア』(世界2位は新日本プロレスの『レッスルキングダム』)に向けて、大きな意味を持つ『ロイヤルランブル』はWWEの4大PPVとして、世界的に注目度が高い。 日本人スーパースターでは、女子のアスカが、カブキ・ウォリアーズのパートナー、カイリ・セインを引き連れて、所属しているブランドであるロウの女子王者、ベッキー・リンチに挑戦した。現在、カブキ・ウォリアーズとして女子タッグ王座を保持しているアスカは、この試合を制して2冠王になるとともに、NXT、スマックダウンに続いてロウの女子王座を獲得すれば、グランドスラム達成の偉業となる大チャンス。しかし試合は、序盤から実力者であるベッキーがペースを握る。アスカもミサイルキックやシャイニングウィザードなど得意の打撃で王者に反撃するが、ベッキーはペースを乱さない。「この野郎!しばくぞ」と言ってから放ったジャーマン・スープレックスは、レフェリーが気づかず幻の3カウントに。焦ったアスカは毒霧を噴射するもベッキーの蹴りに封じ込まれる大失態。最後はベッキーがディスアーマーをガッチリ決めて、アスカはギブアップするしかなかった。 30人が参加するロイヤルランブルには男子は中邑真輔、女子はカイリ・セインが出場。男子では、中邑が新日本プロレスとも因縁があるブロック・レスナーと、元IWGPヘビー級王者対決も実現し、中邑がスピニングヒールキックでレスナーをダウンさせるも、その後、レスナーに捕まり場外に投げられて失格。エッジが電撃復帰を果たすなど見どころの多いバトルとなったが、レスナー、セス・ロリンズ、ロマン・レインズを排除したドリュー・マッキンタイアが優勝した。女子は、カイリが奮闘するもアレクサ・ブリスにコーナーで平手打ちを喰らい場外へ。最後はシャーロット・フレアーがシェイナ・ベイズラーを場外に投げて優勝を収めている。 この結果を受けて、マッキンタイアとシャーロットは『レッスルマニア』でメインクラスのカードが用意されることになる。中邑、アスカ、カイリといった日本人スーパースターは、春までに何処まで巻き返しを図ることが出来るのか。2年前は男女でロイヤルランブルを制し、『レッスルマニア』でチャンスを掴んだ中邑とアスカなだけに、奮起に期待したい。(どら増田 / 写真・萩原孝弘)
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スポーツ 2020年01月21日 06時30分
スターダム岩谷麻優「この景色一生忘れない」超満員札止めに感無量!
スターダム『スターダム9周年記念日』▽19日 東京・後楽園ホール 観衆1,602人(超満員札止め) 「これだけ入ると新日本(プロレス)ぐらい入ってますよね」 前売り段階で指定席が完売し、東西バルコニーと、南側の客席後方が立ち見客であふれた光景を見た木谷高明オーナーは、第1試合開始前からパンパンに入った後楽園ホールを見渡しながらこんな話をしていた。ブシロード体制になってから2度目の後楽園大会は、昨年12月の大会も超満員だったが、今回は全くチケットがない状況だったという。 ブシロードは新日本を買収したときと同じく、専門誌に見開き広告を惜しみなく掲載し続けている他、今月からBS日テレのレギュラー番組がスタート。さらに、4日に開催された新日本の東京ドーム大会では、第0試合ながらスターダム提供試合を行い新日本のファンから好評を得たのも大きい。こうした要素が重なり、11時30分開始にもかかわらず早くからファンが会場に詰め掛けたのだろう。初めてスターダムや女子プロレスの団体を観戦したファンが多く見られたのは業界としても大きい。 メインイベントでは、東京ドームでも3カウントを奪取し、スターダムを大きくアピールした“スターダムのアイコン”岩谷麻優が、成人式を終えたばかりの渡辺桃を挑戦者に迎え、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王座を懸けて対戦した。桃の勢いやパワーに押され気味だった岩谷だが、スターダムとともにレスラー生活を歩んだ岩谷の底力はいつ見てもすごいものがある。男子で例えるなら新日本の“エース”棚橋弘至のような「諦めない」プロレスができるのが岩谷の強み。最後はダイビングボディプレス、ムーンサルトプレス、ツームストン・パイルドライバーで一気にたたみ掛け、必殺のドラゴン・スープレックス・ホールドで防衛に成功した。 ベルトを手に超満員札止めの客席を見渡した岩谷は「きょう、こんなにたくさんのお客さんがスターダムを見に来てくれて、本当に心から感謝しています」と切り出した。 「これからのスターダム、面白いなって思ってもらえるような闘いをしていきますし、みなさん、きょうの試合を見て、誰かのファンになった方もいると思うんですけど、これから先、スターダムの未来、一緒にみなさんの人生、みなさんの生きる中でのお時間をこうやってスターダムと一緒に過ごしてもらえたらなって思います!ホントに、この景色、この景色、一生忘れません!」と感謝。岩谷らしく天然さも交えながら、感無量の表情であいさつした。すると、場内が暗転し、スクリーンにはディアナのSareeeの姿が。Sareeeは2.8後楽園大会での挑戦を岩谷に表明。場内がざわつく中、岩谷は「まあやるしかないよね」と挑戦を受諾した。 インタビュースペースでは「きょうの1600人、ほんとに満員のお客様の心の中に、ひとりでも多くの方が岩谷麻優いいなって、岩谷麻優スゲエなって思ってもらえていればうれしいなって思います。これが、これが当たり前って言ったらあれなんですけど、またスターダムを見に来てもらいたい、見に来たいって思ってもらえるように選手一同、いままで以上に、頑張り時なのかなと思って、その先頭に立って引っ張っていきたいと思います。もうスターダムのアイコンではなく、自分は女子プロレス界のアイコンだと思って胸を張って女子プロレスを背負っていきます」と気を引き締めていた。またこれからは“アイコン”ではなく“エース”として女子プロレス界を引っ張っていくとのことだ。 女子プロレス大賞を獲得した日本女子プロレス界の“逸材”は、2.8後楽園で海外へ旅立つSareeeと、令和の女子プロレス頂上決戦に臨む。今回記録したスターダム後楽園大会史上最多動員更新を令和の女子プロレスブームのキッカケにする責任が岩谷にはある。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月20日 22時30分
ジュリアと朱里が電撃合体!木村花に「あんたが嫌がることやる」
スターダム『スターダム9周年記念日』▽19日 東京・後楽園ホール 観衆1,602人(札止め) スターダムの木村花率いるTCSに「ユニットで対戦しよう」と挑発し、新ユニット結成を匂わせたジュリア。両者は昨年12.24後楽園ホール大会での死闘を経て、新日本プロレス1.4東京ドーム大会の第0試合でタッグを結成したが、誤爆がキッカケとなり花が岩谷に3カウントを奪われたことから、試合後に「やっぱ闘った方がいい」と再び因縁を深めていた。 DEATH山さん。とレイラ・ハーシュを率いて先に入場した花に対して、まずジュリアが入場し、TAKAみちのくが代表を務めるJUST TAP OUTの舞華が入場。そして最後にフリーとして多団体のリングに上がっている朱里が現れると場内からどよめきが… 試合はDEATH山が序盤、ペースをうまく乱していくが、花とジュリアはこの日もバチバチモード。ここに朱里が加わったのだから激しくならないわけがない。最後は朱里と舞華のコンビネーションキックから、ジュリアがレイラにニーリフトからグロリアスドライバーを決めて3カウント。ジュリア率いる新ユニットが初陣を飾っている。 試合後、マイクを握ったジュリアは「ジュリアのことが、好きで好きでたまらない木村花。きょうはアンタが嫌いなハーフをもうひとり連れてきちゃったの。おわかり?アンタの嫌がること、もっともっとやってやるから!」と花を挑発。花は「私のボディガードに勝ったくらいで調子に乗ってんじゃねーよ!ブス!」と言い返すと「私にはお前と違って守るべきものがある。こんな道端に落ちてるような3姉妹に構ってる暇はねえんだよ。せいぜいトリオで頑張ってください!アリベデルチ!」と逆に挑発し、バックステージでもノーコメントで引き揚げた。 インタビュースペースに現れたジュリア、朱里、舞華の3人。ジュリアはユニット名を「ドンナ・デル・モンド」と明らかにすると、意味について「イタリア語で“世界の女たち”という意味なんですが、ここにはいろんな意味が詰まっています。今日は言い切れないので、ちょっとずつ出していきたいと思います」と説明した。 朱里は「スターダムのリングに上がりたいとずっと思っていたので、ビッグチャンスだと思ってます。ジュリア、スゲエ面白いなと思ってジュリアの方につかせてもらいました。今後、メチャクチャ楽しみなので、スターダムをかき乱していくと思うので注目してほしいです」とコメント。 舞華は「私は強さを追い求めてジュリアさんのところに来ました。ジュリアさんについていけば強くなれると思ったので。今回、初めてのスターダムでしたけど、ベルトを取れるメンバーだと思っているので、着実に強くなりながらもベルトを取っていきたいと思っています」と語った。まずは6人タッグのベルト、アーティスト・オブ・スターダム王座に照準を絞るようだ。 ジュリアは「中身の濃いメンバー」がいれば今後もメンバーを増やしていく意向だが、「なれ合いはしたくない」と断言。朱里も「いつでも食っていく」と、同志であっても闘うときは遠慮なく闘うスタンスで、ドンナ・デル・モンドとして活動するとのこと。 「東京ドームで試合をしたのは大きかった」 この日、超満員札止めになった後楽園大会の会場を見渡し、ジュリアは改めてドームで得たキャリアの大きさに気付いたという。ドンナ・デル・モンドはスターダムのナンバーワンユニットになるか?(どら増田)
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スポーツ 2020年01月17日 06時30分
“スターダムのアイコン”岩谷麻優「目で見て楽しんで」1.19後楽園札止め濃厚!
女子プロレス団体スターダム1.19東京・後楽園ホール大会の前売り券が「かつてないほどの」売れ行きを見せていることが分かった。木谷高明オーナーは「指定席はほとんどない状況。女子プロレスで“超満員札止め”になれば大きい」と、今大会への手応えを口にした。 今回はブシロード傘下のブシロードファイトに運営が移行してから2回目の後楽園大会だが、大盛況だった12月大会をさらに超える勢いを見せているのは、ブシロードが新日本プロレスを買収した時と同じく、「広告の効果とBS日テレによる露出が上がったことが大きい。もちろん、新日本の東京ドーム効果(4日の第0試合で提供マッチを行った)もあるでしょう」と木谷オーナーは分析。創業者であるロッシー小川エグゼクティブプロデューサーも、「ブシロード新体制は広告宣伝費を投下する。これは出来そうでなかなか出来ないこと。満員の観客こそが実は最大の演出だ。選手の熱闘にご期待ください!」と新体制の戦略を高く評価するとともに、熱闘溢れる大会になることを約束した。 当日は、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者、“スターダムのアイコン”岩谷麻優に、成人式を迎えたばかりの渡辺桃が、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王者、星輝ありさに“ビッグダディの3女”林下詩美がそれぞれ挑戦。引退間近の花月は中野たむと後楽園ラストマッチを、テラスハウスに出演中の木村花は、因縁が深まるジュリア率いる新ユニット(メンバーは当日判明)と6人タッグで対戦するなど、旗揚げ9周年記念大会に相応しい豪華なカードがラインナップ。 岩谷は「ご想像で楽しむんじゃなくて実際に見に来て、目で見て楽しんでもらえればと思います!」と生観戦を推奨している。後楽園大会を札止めにすれば4.29東京・大田区総合体育館で開催するビッグマッチにも弾みがつくだけに、ここはフルハウスにしておきたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月15日 22時30分
「アリーヴェデルチ」スターダム、ジュリアはレインメーカーになれるか?
「アリーヴェデルチ!またなっ」 これは昨年アイスリボンを退団し、スターダムに電撃入団を果たした女子プロレスラー、ジュリアの決め台詞。「アリーヴェデルチ」はイタリア語で「さよなら」という意味がある。新日本プロレスの内藤哲也が使っている「トランキーロ!あっせんなよ!」と通ずるものがあると言っていい。 4日に行われた新日本の東京ドーム大会で、第0試合(3戦あった)の第1試合だったが、ジュリアは東京ドームのリングに堂々と試合をする選手として上がっていた。スターダムが提供したカードは、岩谷麻優&星輝ありさの2大王者コンビに、スターダムでは壮絶な喧嘩マッチを繰り広げた木村花&ジュリアのカード。スターダムマットでも実現しないドリームマッチだった。こういうカードをさらっと提供してしまうのが、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの素晴らしいところだ。 「もっとアウェーな感じだと思ってたんですけど」 岩谷は新日本のリングに上がることを恐れていたようだが、このカードが決定した際に起こった「アレルギー反応」はほんの一部であったことが、入場と同時に判明する。試合が始まる16時には既にスタンドがギッシリと埋まっており、4選手がコールされると大歓声が飛んだ。最初は堅さも見られた選手たちの動きも普段通りになっていき、女子選手が繰り出す美しい技の数々にどよめきが起こっていた。最後は誤爆から、花を岩谷がムーンサルトプレスで華やかに3カウント。新日本マットでのスターダム提供試合の初陣は成功に終わった。グループ会社なのだから、ビッグマッチに女子の試合がひとつ入るのは悪くない。 このドーム大会に出場したかった選手は他にもたくさんいたはずだが、一番の新入りであるジュリアが参戦したのは、ジェラシーを生むには最高の形となったのではないだろうか。 試合後、花と揉めたジュリアだったが、花が会見上から去ると「自分は、絶対にかなわないだろうなと、大きな大きな“東京ドームで試合をする”という夢を口にしていました。絶対にかなわないだろうと思って。それがこうやって実現できたこと、ジュリアを選んでもらえたってことは、当たり前じゃねーし、それは分かってます。だからこそ、女子プロレス、引っ張っていくので、未来の女子プロレスはジュリアにお任せください。アリーヴェデルチ!またな!」と、移籍してから初めて“素”を見せる一幕があった。 ブシロードが新日本を買収したとき、新体制の象徴として棚橋弘至の対角線に立ち、一緒に引っ張ってきたのがオカダ・カズチカなら、同じくブシロードが買収したスターダム新体制の象徴になり得るのがジュリアである。それだけの雰囲気を持っているだけに、女子版のレインメーカーになれるのか?ジュリアの活躍に期待したい。(どら増田)
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