大谷翔平
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スポーツ 2023年06月19日 11時40分
『サンモニ』関口宏に中畑清氏も抗議「言い方がおかしい」 藤浪に「また勝てた」発言で物議
18日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏が、司会の関口宏の発言を注意する場面があった。 中畑氏と元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏が出演し、プロ野球交流戦などを語った後、話題はメジャーリーグに。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平やニューヨーク・メッツの千賀滉大、ボストン・レッドソックスの吉田正尚ら日本人メジャーリーガーが活躍するVTRが放送された。 その後、関口が日本人メジャーリーガーの名前と成績が記載されたフリップを出し、オークランド・アスレチックスの藤浪晋太郎を指差しながら、「藤浪さんは、また勝てたの?」とつぶやく。中畑氏は笑いながら、「言い方がおかしいですよ」と指摘した。 >>『サンモニ』関口宏、大谷翔平の野球は「ベーブ・ルースの時代とは違う」比較報道を疑問視し物議<< 指摘に「なんで?」と笑った関口は、藤浪の防御率10.80を指さしながら、「防御率は10まで下がってきましたよ?」とポツリ。中畑氏は苦笑いで下を向いた後、「でも、ボールも変わってきましたよね」と解説。関口が「え、どういうこと?」と質問すると、「良い時の状態になっている感じがする。今の1イニングを抑えた感じを見るとね」と藤浪をフォローする。 ところが、関口は「アスレチック(発言のまま)ってのは弱いから、3勝でもチームトップだと言うんだから。クビにはならないですかね?」とコメント。中畑氏は下を向いてコメントをせず、落合氏が「わかりませんよ、アメリカの場合は」との見解を示した。 関口の藤浪に対する発言に、一部視聴者からは「相変わらず失礼」「もっと言い方を考えてほしい」「バカにしているように思える」などの声が。一方で、「言われても仕方がない成績」「これが平常運転」という意見も出ていた。 中畑氏は出演時に、たびたび関口の進行に冗談めかしながらも苦言を呈している。4月16日には好調の横浜DeNAベイスターズに触れず、パ・リーグの話題に移そうとした関口に、「DeNAも良い」と取り上げるよう“待った”をかけたほか、3月19日にもWBC日本対イタリア戦のVTRを途中で打ち切ろうとした関口に、「この後も良いのがあるんですけどね。イタリア戦で活躍したやつもいるんですよ」と厳しい表情で指摘した。 明るいキャラクターの中畑氏だけに、不穏なムードにはなっていないものの、毎月のように進行について苦言を呈されている関口。中畑氏のやんわりとした苦言を、どう捉えているのだろうか。
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スポーツ 2023年06月09日 00時00分
大谷翔平、最初の成功体験は小学生 “挑戦”を楽しむ原動力を明かす セイコー新CM完成、ボブルヘッドがもらえるキャンペーンも
エンゼルスの大谷翔平が、6月9日より全国(一部地域を除く)で放映開始される『セイコー プロスペックス』の新CMに出演する。 >>全ての画像を見る<< 同CMでは、プレイヤーとしての野球人生を終えるその日まで、その挑戦の時間を楽しみたいという大谷選手の思いを表現。「僕がマウンドを去る、その時はいつかやってくる」という大谷選手の語りからスタートし、前人未踏の二刀流に挑み続ける大谷選手と『セイコー プロスペックス』に共通する、“挑戦”というメッセージが印象的なCMに仕上がっている。大谷選手がいつものユニフォーム姿ではなく、シックなグリーンのジャケットをまといながら語る上質な世界観と、大谷選手と同い年の世界的ギタリスト・Ichika Nito氏が描き下ろしたオリジナル楽曲にも注目だ。 インタビューでは、“挑戦を楽しむための原動力”について聞かれ「成功体験みたいなものがあるとより頑張っていこうっていう気持ちになるんじゃないかなと思います」と回答。大谷自身も小学生の頃はあまり強いチームに所属していたわけではなく、全国大会に出ることが人生最初の大きな目標で、達成できた時の喜びは世界一になったときに勝るとも劣らないものだったとか。 さらに、限られた時間だからこそ挑戦心が掻き立てられるという大谷選手。「ゴールから逆算していくと、無駄な時間はなかなかないですし、なるべく多くの時間をそこに割きたいなとはもちろん思っています」と、可能な限り野球を究めたいと明かした。 CM公開に合わせ、9日よりプレゼントキャンペーンが実施。税込み11万円以上の『セイコー プロスペックス』または『セイコー アストロン』を購入すると、「大谷翔平選手ボブルヘッド」がもらえる(無くなり次第終了)。 また、同日から銀座の『セイコードリームスクエア』では、大谷選手“挑戦”の軌跡を展示する「#挑戦の時間を楽しめ。フォトギャラリー」を開催。会場に来場し、対象の時計を試着すると、大谷選手の特製ポストカードなどがその場で当たるイベントに参加できる特典も。 同CMは、セイコー公式YouTubeチャンネルでも公開予定。セイコー公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@SeikoWatchJapan
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スポーツ 2023年06月07日 19時30分
DeNA・牧の好調、大谷翔平も貢献?「何か盗もうと真剣に…」WBC同僚・近藤が意外な光景明かす
ソフトバンクの球団公式Twitterが6日に投稿した動画に、同チーム所属のプロ12年目・29歳の近藤健介が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で近藤は同日から3連戦を戦うDeNA所属で、3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共闘したプロ8年目・29歳の今永昇太、プロ3年目・25歳の牧秀悟の2名について大会中の思い出などを話した。その中で、近藤は今大会を機に牧のイメージが変わったという話を明かした。 牧は2020年ドラフト2位でDeNA入りした強打の内野手で、昨季までに「272試合・.302・46本・158打点」といった数字をマーク。WBCでは「6試合・.200・2本・2打点」と少し安定感を欠いたものの、試合前の円陣・試合中の声出しなどでチームの士気を上げるムードメーカーとして優勝に貢献した。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< その牧とはこれまで接点はあまりなかったが、大会前の壮行・強化試合中(2月25日~3月7日)に仲良くなり何度か食事にも行ったという近藤。日時は明かさなかったが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、宮城大弥(オリックス)を交え4人で食事に行く機会もあったというが、こうした場で話をする中で牧に対し「真面目っすね。ムードメーカー的な感じはありますけど」という印象を抱いたという。 近藤は続けて「打撃練習とか、翔平のを一緒に見てる時も何か盗もうと真剣に見てる」と、グラウンド内でも野球に真摯な姿勢が見受けられたとコメント。「会ってイメージが結構変わった選手の一人かなという印象」、「映像でしか見たことなかったですけど、『ムードメーカーとして面白くワイワイやってるのかな』と思ってましたけど、いざゲームになったり大会始まるとちょっと違う姿が見れた」と、それまでのイメージと違ったと振り返った。 近藤の発言を受け、ネット上には「牧は陽気なお調子者のイメージだったから意外」、「大谷の打撃にヒントを見出そうとする姿勢は向上心があっていい」、「今季打ってるのもこうした経験があってこそなのかも」といった驚きの声が寄せられた。 今季の牧は開幕直後こそ不振に苦しんだもののその後復調し、6月6日終了時点では「51試合・.279・10本(リーグ2位タイ)・36打点(同2位)」と本塁打・打点の2冠を射程に捉えている。大谷を筆頭とした他球団の一流選手とグラウンド内外で過ごした経験をしっかり生かしているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について福岡ソフトバンクホークスの公式Twitterよりhttps://twitter.com/HAWKS_official
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スポーツ 2023年06月05日 19時30分
侍ジャパン・栗山監督「誰が守れんだ!」コーチに詰め寄り? WBC決勝、ヌートバー“ぶっつけ左翼起用”の裏話明かす
4日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に、2日に退任会見を行った侍ジャパン・栗山英樹監督がVTR出演。WBCで共に戦ったヌートバー(セントルイス・カージナルス)にまつわる発言が話題となっている。 番組では3月22日のWBC決勝・アメリカ戦で実況を務めたテレビ朝日・清水俊輔アナウンサーを聞き手に、栗山監督が同戦の舞台裏などを語った。その中で、最終回の守備でヌートバーに突然左翼を任せた経緯を明かした。 今大会の栗山監督はヌートバーを中堅レギュラーとして初戦から準決勝・メキシコ戦まで先発起用しており、試合途中で右翼・左翼に動かすこともなかった。ただ、決勝・アメリカ戦では「3-2」と1点リードの9回表に左翼・吉田正尚(ボストン・レッドソックス)を下げ牧原大成(ソフトバンク)を中堅として途中起用。同時に、それまで中堅に就いていたヌートバーを大会で初めて左翼に動かした。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の抑え起用とともに守備でも勝負手を打った栗山監督だが、まず牧原を守備固めに送った理由について「同点になったら正尚に回る。でも正尚を切ってまで僕は牧原を入れる(判断をした)」とコメント。延長は考えず必ず9回表で試合を終わらせるという強い決意で、今大会で「.409・2本・13打点」と絶好調だった吉田を代える決断を下したという。 同監督は続けて、ヌートバーの左翼起用について「左翼できるのは分かってたんですけど、ずっとやってないじゃないですか」とぶっつけ本番のような形になることは認識していたと説明。 それだけに「最終確認何回もしました。『守るんだったら3人(近藤健介、牧原、ヌートバー)、誰が一番守れるんだマサ!』とかって(清水雅治)コーチに言って」、「ヌートバーの左翼、ちょっともう一回(本人に)確認してくれって裏でやってて」と本当に大丈夫なのか直前までコーチ陣らと話し合いを重ねたというが、栗山監督いわく当の本人は「『OK!』みたいな。自信持って、なんか感じ分かるんですよ」と自信・やる気満々だったという。 栗山監督の発言を受け、ネット上には「そんな覚悟で守備交代決めてたとは」、「それまでやってない布陣が選択肢に入る時点ですごくないか」、「ギリギリまで采配の是非を見極めてたのは初耳」、「俺行けますって断言できるヌートバーも肝据わりすぎだろ」といった驚きの声が寄せられた。 ヌートバーは幼少期から侍ジャパン、日本代表に憧れていた日系2世の外野手で、夢がかなった今大会は3月9日の初戦・中国戦で足を痛めながらも栗山監督に強行出場を直訴するなど並々ならぬ気合いを随所ににじませていた。それだけに、決勝での左翼起用も本人としては「NO」の選択肢はなく、栗山監督も安心して送り出せたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月29日 11時00分
大谷翔平、スイーパーの割合急増のワケ 投球時の致命的クセを修正? 敵打線翻弄の裏で不安要素も
今後のピッチングスタイルが見えてきた。エンゼルス・大谷翔平が日本時間5月28日のマーリンズ戦に「3番投手兼DH」で出場した。 試合には敗れた。9回裏の好機で「打者・大谷」が打てなかったのもあるが、敗因はお粗末な守備。延長10回表、外野手の落球や、捕手がベースを踏んでいなかったために併殺プレーが成立しないなどの凡ミスで大量4点を献上。「投手・大谷」の奪三振ショーを見ることができたのが、せめてもの救いだった。 「試合後、大谷が会見に応じてくれました。試合に敗れたので、淡々とした口調でしたが」(現地メディア) しかし、興味深い内容も語っていた。 変化球、特に「スイーパー」に関する割合についてだ。 >>大谷翔平、二刀流の疲労深刻? パートナー役が示唆、得意球・スイーパーに生じている異変は<< 「ここしばらく、大谷はスイーパーを投げる割合を減らしていました。でも、マーリンズ戦ではまたその割合を増やしていて…」(前出・同) 大谷は6イニングを投げ、被安打6失点2。勝敗はついていない。全部で109球を投げたが、MLB公式データシステムのベースボール・サバントによれば、「43球、39%がスイーパーだった」という。前回登板までの直近2試合では27%だった。 現地入りした米国人ライターがこう続ける。 「曲がり幅の大きいスイーパーを増やしたことが、10奪三振の好投に繋がったと解釈されています。そのスイーパーで12個の空振りを奪いました。ウィニングショットで使った場面もありましたが、ストライク・カウントが欲しい場面で使っていた印象です」 同日、大谷は2本のタイムリーヒットを打たれている。その2本は「落ちる球のスプリット」をジャストミートされたものだった。 記者団に「今日はスプリットの調子が良くなかったのか?」と聞かれると、 「変化自体はそんなに悪くはない。後はスポットの問題かなと思う」 と返したが、この回答は“意味シン”だ。 「大谷が直近2試合でスイーパーの割合を減らした理由は、主に2つ。一つは味方捕手の相次ぐ故障で、緊急出場した経験薄な別捕手がスイーパーの捕球に苦しんでいたため。もう一つは、対戦チームがスイーパー攻略の研究をしており、狙い打ちされ始めたからでした」(前出・米国人ライター) スイーパーは「横に曲がる変化球」で、スプリットは「落ちる」の軌道だ。 その2つはどちらもウィニングショットになり得る変化球だ。しかし、 「スイーパーを投げる時、大谷の腕の振りは『やや横に』、スプリットの時は『縦振りになる』と、ビミョ~な違いがあるみたいなんです。直球やほかの変化球を投げる時はスプリットとほぼ同じなので、対戦チームは『やや横振り』になるスイーパーを狙っていたようです」(前出・同) 同日、大谷は「横振り」にならないように意識していた。それが功を奏したわけだが、その代償なのか、スプリットの精度が落ちてしまったそうだ。 スプリットを蘇らせるのは今後の課題として、スイーパーを再び決め球にしていくようだ。「スポットの問題」と語っていたが、スプリットは2ストライク後ではなく、早いカウントで使ってくるのではないだろうか。スイーパーの割合が増えていきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月24日 18時40分
オリックス・山下の覚醒、きっかけはダルと大谷?「すぐに球速上がった」故障離脱中に気づいた“共通点”が転機に
23日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に、オリックスのプロ3年目・20歳の山下舜平大がVTR出演。番組内での発言が話題となっている。 番組では23日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率1.21」といった数字を残している山下を、番組スポーツ担当のヒロド歩美アナウンサーが取材。山下はストレートに対するこだわりなどを語ったが、その中でダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が球速アップのきっかけになったという話を明かした。 2020年ドラフト1位でオリックス入りした山下は身長190センチ・体重98キロを誇る大型右腕で、昨季までの自己最高球速は156キロだった。これでも球界では十分速い部類に入るが、今季は自己最速を158キロと2キロ更新。また、先発投手におけるストレート平均球速もここまで全体2位(154.3キロ)の数字を記録している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< ストレートのクオリティが目に見えて上がっている山下だが、その理由について本人は「2年目(2022年)に腰の痛みで4か月間投げられなかった。(この間に)今までのことを変えようと思って」、「(具体的には)フォームを変えた」と投球フォームの改良を挙げた。 山下は続けて「元々大きくテイクバックをとるタイプの投手だったんですけど、ダルビッシュさんだったり大谷さんは小さく投げてる。2人とも身長も大きいですし、(自分と)腕が似てるというか」と話した。具体的な時期には触れなかったが、自身と似たような体格のダルビッシュ(196センチ・100キロ/最速159キロ)、大谷(193センチ・95キロ/最速165キロ)がどちらもコンパクトに腕を振っていることに気づいたという。 2人を参考に腕を曲げるなどテイクバックを小さくしたところ、「すぐに投げやすさが出た」、「復帰戦(昨季9月22日・二軍阪神戦/最速154キロ)ですぐに球速が上がった」と効果てきめんだったという山下。「真っすぐは、もっともっとよくしていきたいと思ってるので、(ファンには)そこを見てほしい」とさらなる進化を誓った。 山下の発言を受け、ネット上には「ダルと大谷がブレークに関係してたとは」、「まさしく怪我の功名って感じの話だな」、「真似してみようっていってすぐ自分のものにできるのも凄いわ」といった驚きの声が寄せられた。 フォーム改良後の山下は二軍復帰戦、復帰2戦目をそれぞれ無失点で終えると、登板機会はなかったもののクライマックスシリーズ、日本シリーズ(第4、5戦)でそれぞれベンチ入り。迎えた今季はオープン戦で「4登板・2勝0敗・防御率2.35」と結果を残したこともあり中嶋聡監督から開幕投手に抜擢され、その後もローテーションの一員として運用されている。 山下は番組放送と同日の楽天戦に先発し、「7回無失点・被安打2・四球2」の好投で今季4勝目をマーク。規定未到達ながら防御率は「0.98」とついに1点台を切ったが、ブレークがどこまで続くのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月23日 11時10分
大谷翔平、二刀流の疲労深刻? パートナー役が示唆、得意球・スイーパーに生じている異変は
キャッチャーで泣かされるのは、もう御免だ。エンゼルス・大谷翔平が日本時間5月22日のツインズ戦に「3番DH兼投手」で出場し、チームも勝利した。「打者・大谷」は3打数1安打、1申告敬遠、「投手・大谷」は6イニングを投げ、被安打2失点1、奪三振9と“立ち直った”が、勝ち星は付いていない。 立ち直ったというのは、「投手・大谷」はここ4試合で8本のホームランを浴びている。同日のツインズ戦では圧巻のピッチングを見せてくれたからだ。 「捕手をチャド・ウォーラクに代えました。マット・タイスよりは捕球能力や試合の流れを読む力は『上』です」(米国人ライター) ここまでの「投手・大谷」を見る限り、捕手に苦労させられてきた。 >>大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明<< 印象深いのは、5月10日(日本時間)のアストロズ戦。捕手陣の故障が相次ぎ、マイナーリーグから緊急昇格したクリス・オーキーとバッテリーを組んだが、大谷の変化球などのデータがなく、後逸も…。大谷も味方捕手に恥をかかせるのは忍びないと思ったのか、曲がり幅の大きいスイーパーを制限するなどして凌いでいた。 「その後、チームはタイスを捕手に戻し、何とかやってきたんです。タイスは捕手としての守備力がイマイチで、プロ入りして間もなく、内野手にコンバートされました」(現地メディア) エンゼルスは5人の捕手が離脱や弱点を露呈するなど、ヒドイ状況が続いていた。ウォーラクは昨季のほとんどをマイナーで過ごしたが、オーキーやタイスよりはマシである。 「投手・大谷」がツインズ戦でホームランを浴びなかったのは、“メジャー平均レベル”の捕手、ウォーラクが戻ってきてくれたからだろう。 しかし、同日のポイントはそれだけではなかった。 「大谷のスイーパーが研究されているのは間違いありません。その軌道、どのカウントで投げてくるのか、その傾向についてもまとめられています」(前出・米国人ライター) 大谷はスイーパーに絶対的な自信を持っていた。序盤戦は全投球の半分がスイーパーだった試合もある。 だが、ウォーラクと事前に話し合ったのだろう。そのスイーパーを極力減らし、カットボール、スプリットを多投した。 また、配球だが、大谷がサインを出しているのは有名な話。「投げたい球種を投げたい時に投げられた」のも復調の一因だが、現地ではこんな指摘も聞かれたそうだ。 「試合後、ウォーラクが地元メディアの取材に応じてくれました。大谷との事前の打ち合わせについて聞かれ、『スイーパーの軌道を修正してもらった』と答えています。ここ4試合で8本のホームランを浴びましたが、うち5本がスイーパーを打たれたものなんです。ここ数試合、疲労などで思うような曲がり幅が出ていなかったのかもしれません」(前出・同) 「投手・大谷」の調子が落ちていたのは、スイーパーの精度にも原因があったのだろうか。 ウォーラクは“大谷のパートナー役”を務め上げたことで満足げな表情を浮かべていたそうだが、スイーパーの軌道修正なるコメントは、ちょっと気掛かりだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月15日 11時30分
大谷翔平、劣勢での走塁ミスが現地で賛否? 右手中指負傷の回復状況も不明
日本時間5月15日、ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平は、4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。打率も2割8分7厘と高い数値をキープしている。しかし、試合後の監督インタビューでは「別の意味」で、大谷に関する質問が集中した。 「9回の走塁は行き過ぎではないか?」 フィル・ネビン監督も「大谷の走塁判断」に関する質問が出ることを予想していたのだろう。 「スコアリング・ポジションにいて、自分が(同点の)得点となろうとしている最中で、確かにあれはアグレッシブな動きだった」 そう答えた。すると、米メディアの質問を待たずにこう続けた。 「だが、(ガーディアンズ三塁手のホセ・)ラミレスが彼の左側のフィールドに動いている時、(三塁まで)行けると思ったのだろう。我々はまだ走者がいたので、いい当たりが出たら得点できると思ったが、あと一本が足りなかった」 敗因を伝え、同時に大谷とベンチの考えが一致していなかったことを答えてくれた。 >>大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か<< 2点差となった9回最後の攻撃場面、一死二、三塁。打者テーラー・ウォードは三塁ゴロ、しかし、三塁走者が好ダッシュで本塁突入に成功したが、二塁走者だった大谷は欲張って(?)、三塁に進もうとし、タッチアウトとなってしまったのだ。次の打者ブランドン・ドゥルーリーがショートゴロに倒れてゲームセット…。 大谷の三塁を奪おうとした走塁判断に、賛否両論だ。 「大谷の三塁に向かおうとした判断は間違っていません。相手三塁手が冷静だった」 そうかばう声が圧倒的に多かったが、 「次のドゥルーリーは5番バッターですよ。味方打者を信頼し、リスクを冒すべきではなかった」 と、大谷の勝利に対する貪欲さが空回りしたと批判する声も出た。 現地入りしていた米国人ライターがこう言う。 「前日の同カードで逆転負けを喫したのも影響していると思います。『6対2』の大量リードで迎えた8回裏、一挙6点を失ってエンゼルスは敗れました。この逆転負けを喫した14日(日本時間)、大谷はスパイクのひもをピンク色に変えるなどしていたんですが」 「母の日」にちなんでの“オシャレ”である。大谷は14、15日ともに「試合後の会見」を辞退しているが、感謝の気持ちを表していたはずだ。 「16日(日本時間)は予定通り、大谷が先発すると聞いています。『予定』と言ったのは、大谷が右手中指の爪を痛めているとの情報が流れているからです。右手中指の爪を痛めているのは間違いのない情報ですが、詳しい状況は分かりません」(前出・同) 14日の試合前、ブルペン投球を行ったとの目撃談もある。 「投手・大谷」の懸念材料は、やはりキャッチャーだ。 前回登板ではマイナーから昇格したばかりのクリス・オーキーと“急造バッテリー”を組まされた。直近数試合のオーダー表を見てみると、エンゼルスはこのオーキーと、一塁手にコンバートさせたマット・タイスの2人を併用している。 オーキーは大谷のスプリットやスイーパーの捕球に苦戦していた。タイスは「配球難」でコンバートが決まった選手だ。大谷の「勝ちたい気持ち」が空回りしたとすれば、その原因はチーム内にある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月11日 19時20分
大谷の名言がタイトルに!『WBC』侍ジャパン、ドキュメンタリー映画公開 貴重映像で世界一の軌跡を振り返る、主題歌はあいみょん
侍ジャパンの完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、6月2日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国134劇場にて3週間限定で劇場公開される。 >>全ての画像を見る<< 3月に開催され、日本中に旋風を巻き起こした第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下:WBC)。侍ジャパンは悲願の14年振り3度目の頂点に輝き、見事世界一を奪還。世界中から注目された大谷翔平選手をはじめ、日本人の心を鷲掴みにしたラーズ・ヌートバー選手や、“村神様”の愛称で注目を集めた村上宗隆選手など、代表選手全員それぞれが活躍した歴史的な大会となった。 『憧れを超えた侍たち』は、2017年公開の『あの日、侍がいたグラウンド』、2020年公開の『侍の名のもとに』に続く、侍ジャパン完全密着ドキュメンタリー映画の第3弾。同作では、2021年12月に発表された栗山英樹氏の監督就任から代表選手30人の選考会議や宮崎合宿、大会ベンチ、ロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤など貴重映像が満載。さらに、あの歓喜の瞬間まで完全密着した、チーム専属カメラだからこそ撮影できた映像も。世界に日本野球の素晴らしさを伝え、そして憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡が収められている。アメリカと対戦した決勝前の円陣で、大谷が「憧れるのを、やめましょう。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」とチームメイトへ演説をしたことも話題となったが、この名言からタイトルが取られたようだ。 公開に先駆け栗山監督は「侍ジャパンの魂を持ったチーム全員が、優勝のために一つになり、悲願の世界一を達成することができました。そのような最高なチームの大会記録の映画化が決まり、大変嬉しく思います。この映画が次の世代に伝わる日本球界の歴史の一ページとなることを心より願っています」とコメントを寄せている。 また、作品を彩る主題歌は、シンガーソングライター・あいみょんの『さよならの今日に』に決定。あいみょんは、「主題歌起用の報告を頂いた時は、とにかく驚きで目が飛び出そうでした。嬉しくてたまりません。改めて、侍ジャパンの皆さん、チームスタッフの皆さん、世界一おめでとうございます。『さよならの今日に』は、日々を切り捨て切り取られ生きていく中で、あの人なら、明日をどう乗り越えるのか。そんな自身の疑問や過去への執着、後悔が自然と曲に言葉になって楽曲になりました。映画の公開がとても楽しみです」と喜びを明かした。 ムビチケ前売り券は、12日よりムビチケオンライン、コンビニにて発売開始。侍ジャパン公式ホームページ内には特設サイトが開設され、上映館をはじめとした劇場情報が随時公開予定。『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』上映館: TOHOシネマズ日比谷、ほか全国134劇場当日窓口料金:一般¥2,200-均一 高校生以下¥1,100-均一(いずれも税込)出演:侍ジャパントップチームナレーション:窪田等監督・撮影:三木慎太郎『侍の名のもとに』https://www.japan-baseball.jp/jp/movie/2023/
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スポーツ 2023年05月11日 11時10分
大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か
記録だけがスポーツではない。 5月10日(日本時間11日)のアストロズ戦に「3番DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平の第一打席は空振り三振だった。 前日の同カードは「3番DH兼投手」で出場したものの、敗戦投手になっている。10日の試合では、9回裏の第4打席で8試合ぶりのホームランが出たが、勝利には繋がらず、“モヤモヤ感”の解消はできなかっただろう。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 「前日9日、試合後の会見はやりにくかったです。大谷も試合に敗れたため、笑顔を返すわけにもいきませんし」(米国人ライター) また一つ、偉業が達成された。 「投手・大谷」は2イニング目に、この日2つ目の三振を奪った。MLB通算奪三振数は502、メジャーリーグで「通算500奪三振&100本塁打」を達成した選手は、ベーブ・ルースしかいない(諸説アリ)。 米メディアは同じ二刀流として、「偉業に並んだ感想」を求めたのだが、喜びを口にすることはなかった。 試合に敗れているので当然だろう。しかし、9日の敗戦は「投手・大谷」にダメージを残しそうだ。 「スタメンマスクをかぶったのは、マイナーから昇格してきたばかりのクリス・オーキーでした」(現地メディア) 捕手のチャド・ウォーラクが首を痛めたため、緊急昇格となったのだ。 エンゼルス捕手の故障は、これで3人目。試合前、大谷とオーキーはサインの確認をしたが、第一声は「Nice to meet you.」だったという。 「配球のサインは大谷が出すことで決まりました。交換用の電子機器ピッチコムを活用するので、オーキーが間違う恐れはありませんが、お互いに遠慮していた感もありました」(関係者) オーキーは大谷に敬意を表す意味で、「キャッチャーからマウンドに行くことはしたくない」と伝えたそうだ。それに対し、大谷は「遠慮しないで」と返したが、 「今季、『投手・大谷』が好調なのは、新球・スイーパーが効果的に決まっていたからです。大谷もこの新球に自信を持っていて、投球の約50パーセントがスイーパーだったなんて試合もありました。オーキーが曲がり幅の大きいそのスイーパーの捕球に苦しみ、スプリットを後ろに逸らせてしまう場面もありました」(前出・米国人ライター) と“即席バッテリー”のミスも指摘されている。 「スプリット、スイーパーの割合を減らし、スライダーや直球を多く使っていました」(前出・同) 試合後の会見で、米メディアは配球パターンを変更した理由は分かっていたが、あえて質問した。大谷は言葉を選びながら、 「初めて組むキャッチャーなので、あまり分からない状態だったので、リスクのある球種を選択して投げるのが有効かどうかって…。そういうのを天秤にかけて投げていた感じですね」 と答えた。 「バッテリーで負けた」と言っていい。しかも、大谷から逆転2ランを放ったのは、2018年までバッテリーを組んでいた元同僚、マーティン・マルドナドだ。 記録だけではない。人の感情も交錯するのが野球である。投手・大谷の次回登板がちょっと心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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カラフルな大谷翔平選手がギュっと詰まった“顔だらけ”グッズが当たる! 特別トラックや限定アイテムも登場のキャンペーン開催
2023年03月02日 18時15分
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藤浪晋太郎、大谷翔平との投げ合いで課題を痛感? 日本とは違うゾーン・ルールに苦戦か
2023年03月01日 11時00分
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大谷翔平、侍ジャパン合流前に問題? 投打に影響の新ルールに球団側も苦悩か
2023年02月21日 11時00分
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大谷翔平、WBCはぶっつけ本番で出場? 栗山監督は開幕投手起用も検討か
2023年02月20日 11時05分
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スポーツ
高橋由伸、WBCでは大谷翔平選手に注目 現役時代の先輩の投資話も明かす
2023年02月14日 08時00分
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スポーツ
大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題
2023年02月06日 19時00分
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スポーツ
阪神・藤浪、アスレチックスでのプレーは1年限り? 正式契約間近も拭えない不安要素は
2023年01月12日 11時20分
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スポーツ
侍ジャパン・栗山監督、大谷翔平をクローザー起用? 最終メンバー選考は調整難航か
2023年01月05日 11時00分
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社会
一茂、防衛費増額巡りミサイルと大谷翔平を比較し物議「無意味に野球に例えるな」呆れ声も
2022年12月16日 17時00分
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スポーツ
大谷翔平、試合前の“昼寝”重要さ明かす 愛用する西川『エアー』マットレスシリーズがアメリカ初出店、インタビュー動画公開
2022年12月16日 00時00分
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スポーツ
日本ハム、来季は二刀流選手が“複数”誕生? 新庄監督は「大谷ルール」で近藤流出を穴埋めか
2022年12月13日 11時15分
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スポーツ
ダルビッシュ、WBC合流前倒しはルールが原因? 整備遅れ大谷翔平にも影響か
2022年12月08日 11時00分
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スポーツ
ロッテ・佐々木朗希、来春WBCは不参加? 大谷翔平参戦の裏で燻る不安要素は
2022年11月18日 11時00分
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スポーツ
大谷翔平、来春WBCでリリーフ転向? 栗山監督が思い描く二刀流の新たな形は
2022年10月19日 11時35分
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スポーツ
玉川徹氏に「適当な事しゃべるな!」批判殺到 大谷翔平選手に無責任発案、野球ファンが不快感
2022年10月03日 17時00分
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スポーツ
大谷翔平、MVP争いに急展開?「賞レースから締め出すのは宜しくない」現地で強まり始めた論調とは
2022年09月12日 11時00分
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スポーツ
大谷翔平選手と交際報道の元バレー代表が『サンモニ』出演「こんな噂が…」関口宏が際どい質問も?
2022年08月29日 10時55分
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スポーツ
大谷翔平、来オフのWBC出場が絶望的に? 突然の球団売却浮上は今後の去就にも影響か
2022年08月24日 11時00分
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スポーツ
ブルージェイズ・菊池の不振に現地も困惑「どこに配置換えすれば…」 筒香とのタッグで復調なるか
2022年08月18日 11時10分