大仁田厚
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スポーツ 2021年09月21日 22時30分
アメリカ進出の大仁田厚「AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!」
悲願の全米殴り込みが決まった大仁田厚が、米国のメジャー団体AEWに対抗心をメラメラと燃やした。 すでに大仁田は現地10月31日(日本時間11月1日)に、米国で“メイド・イン・ジャパン”の電流爆破デスマッチを敢行することを発表していたが、その試合会場がニュージャージー州トレントン・サンダー球場になることが決定。同球場は昨年までMLBニューヨーク・ヤンキース傘下(2A)だったトレントン・サンダーが本拠地として使用している由緒あるスタジアムで、大仁田は“米国のライバル”マット・トレモントと電流爆破デスマッチでシングルマッチを行う。試合の模様はIWTVにてPPV生中継される。 今回の興行は、大仁田が共同代表を務めるFMW-E(エクスプロージョン)と米国のハードコア団体H2Oが全面協力して開催するもので、大会名は「DESTINY(運命)」と冠された。米国での電流爆破は17年8月5日(現地時間)、別団体CZWにより、ニュージャージー州フライヤースケートゾーンにて、大仁田、雷神矢口、保坂秀樹組VSトレモント、リッキー・シェーン・ペイジ、ダニー・ハボック組の一戦で史上初めて行われた。だが、電流爆破の技術者を現地の業者が担当したため、その破壊力は物足りないものに終わっていた。 その後、今年3月7日(同)、AEWがフロリダ州でケニー・オメガVSジョン・モクスリーによるAEW世界選手権を有刺鉄線電流爆破デスマッチで実施したが、大仁田が日本で行っている電流爆破と比べると迫力に欠けた。それを受けて、大仁田のSNSには米国のみならず、海外のファンから「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到。 その要望に後押しされる形で、大仁田は爆破に特化した新団体FMW-Eを7月4日に鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げ。試合をインターネット配信したところ、視聴者の6割が北米のファンで、今度は「ライブでオーニタの電流爆破を見たい」とのリクエストが多数寄せられていた。そこで、大仁田側がH2Oと交渉した結果、米国での電流爆破デスマッチの実現が決まった。対戦相手のトレモントは9歳の時に、映像で見た大仁田にあこがれてプロレスラーとなり、ハードコアファイターとして活躍。昨年10月に引退していたが、この一戦のために引き寄せられるかのように復帰する。トレモントにとっては大会名通り、まさに“運命”の一戦と言える。大仁田陣営は4年前の轍を踏まぬため、今回は万全を期して専任の電流爆破の技術者を米国に帯同させる。まさしく“本家本元”の電流爆破が初めて米国に輸出されることになる。 大仁田は「AEWの時、俺は応援メッセージは送ったが、AEWが独自に電流爆破の用意をして、俺は全くかかわっていないんだ。だけど、結果的にしょぼい爆破でファンがガッカリしたことに、俺も残念で責任を感じてしまっていた。でも、AEWのしょっぱい爆破のおかげで、全米のファンが俺を再評価してくれた。こうなったら、今度こそはオリジナルの電流爆破で全米のプロレスファンを驚かせてやるよ。『AEWよ、これがメイド・イン・ジャパンの本当の電流爆破じゃ!』ってものを見せてやるよ」と意気込んだ。 アメリカのファンは、今からリアル電流爆破を楽しみにしているという。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月15日 10時55分
大仁田厚、ミスター・ポーゴを制裁し電撃握手も直後に裏切りのビッグファイアー!
大仁田厚が率いるFMW-Eが12日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げ第3戦「BATTLE ROYAL」を開催。メインイベントでは大仁田が“新極悪大王”ミスター・ポーゴに雪辱を果たし、和解したかに思えたが、裏切りの火炎攻撃を浴びて両者の遺恨がさらに深まった。 ポーゴは旗揚げ戦(7月4日、鶴見)に乱入して、大仁田を火だるまにして遺恨がぼっ発。両者は8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場で6人タッグ戦で対戦したが、電流爆破イス攻撃でポーゴが勝利。大仁田は「このままではFMW-Eのエースとしてメンツが立たない」として、9.12鶴見で当初予定されていたカードを変更して、ポーゴとの一騎打ちに臨むことに…。 この試合はロープ3面に有刺鉄線電流爆破、有刺鉄線電流爆破バットが2本、電流爆破イスが1個、1面の場外に有刺鉄線バリケードマット地雷爆破ボード(火薬量は旗揚げ戦の3倍)が設置された「地獄のデスマッチIII」で実施された。試合は序盤レスリングの応酬の後、早々に場外戦に発展し、ポーゴが流血。リングに戻ると、ポーゴは大仁田の十八番である毒霧を逆に噴射し、師匠譲りの鎖ガマ攻撃で大仁田の背中を切り刻んだ。さらに爆破バットで一撃すると、セコンドのMr.アトミックが加勢して地雷ボードに落とした。大ダメージを受けた大仁田はなんとかリングにカムバックすると、ポーゴが今度は爆破イス攻撃でたたみかけた。それでも意地でフォールを許さなかった大仁田は爆破バットをポーゴの脳天に食らわせて逆転の3カウントを奪取し、大阪大会のリベンジを果たした。 試合後、大仁田が手を差し伸べると、意外にもポーゴは握手を交わして退場。そして、大仁田は「くだらないと分かっていても、一生懸命やってる人間もいる。30年前、FMWを作った。令和にFMW-Eを作った。FMW―Eは絶対に潰さん」と絶叫。そこに、この日、当初はタッグマッチで大仁田と対戦する予定だったアブドーラ・小林がタバコをくゆらせながら乱入して、「メインのカードを勝手に変えんじゃねぇ。俺は我慢できても、アイスリボンのファン、大日本のファンもいるんだ。自分勝手にやってんじゃねぇ」と挑発し、有刺鉄線バットで大仁田の顔面を攻撃した。すると、ここでポーゴが再び現れると、ついさっき握手したばかりの大仁田に、師匠ばりの裏切りのビッグファイアーを放って去って行った。 旗揚げ戦に続いて、ポーゴに火だるまにされた大仁田は死力を振り絞って立ち上がると、「ブッチャー(小林)の言ってることはホント。俺は勝手。自分勝手に生きるのを応援してください」とマイクアピールしてリングを降りた。ポーゴと小林は“大日本プロレス”繋がりで手を組むのか。今後の動向に注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月25日 11時30分
大仁田厚と令和のミスター・ポーゴによるシングルマッチが電撃決定!ハチミツ二郎が配信を実況解説
FMW-Eが記者会見を開き、9月12日に神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で開催される旗揚げ第3戦で、大仁田厚と3代目ミスター・ポーゴによるシングルでの決着戦が行われることが電撃決定した。 大仁田とポーゴは8月15日、FMW-E旗揚げ第2戦となった大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場にて、「地獄のデスマッチin大阪」の試合形式で6人タッグ戦で激突。最後はポーゴの電流爆破イス攻撃で大仁田が屈辱のフォール負けを喫している。 会見で大仁田が「大阪でポーゴに負けまして、負けは負け。このままだと俺はFMW-Eのエースとして、メンツが立たない。旗揚げ3戦目で潰れる可能性がある・・・」と発言すると、どこで聞きつけてきたのかポーゴが乱入。ポーゴは「テメェ、女とやってる暇があるのか!大仁田、俺をなめんなよ。わざわざ来てるんだ」と迫った。 大仁田は「今、(鈴季)すずに話そうとしてたんだ。マッチメイクのチェンジを。オマエとシングルで闘うと言おうとしたんじゃ。分かってるよ!1度勝ったくらいでガタガタ言うな。オマエとシングルじゃ」と宣告。ポーゴは「とことん追い詰めてやる。シングルでいいんだな?」と吐き捨てながら会場を後に。 当初、9.12鶴見では、大仁田、鈴季組VSアブドーラ・小林、世羅りさによる「地獄のデスマッチIII」が行われる予定だったが、急きょ大仁田はポーゴとの一騎打ちに臨むことが決まった(試合形式は未定)。大仁田が抜けたことにより、ミクスド電流爆破デスマッチのカードはX、鈴季組VS小林、世羅組の「電流爆破デンジャラス鬼棒デスマッチ」に変更される。 大仁田は鈴季に「オマエのパートナーは俺が用意する。ちゃんとシングルで決着つけないといけない。米国を恐怖のるつぼに叩き込んでもらいたい。米国にも女子のすごいのがいるんだよ。ただコロナ禍で大変なんじゃ。ぜひトーナメントで優勝して頑張ってもらいたい」とエールを送った。 また、同大会のライブ配信の実況・解説を芸人のハチミツ二郎が担当することが決まった。プロレス通で西口プロレスで試合もしていたハチミツは、2017年10月7日に鶴見青果市場で大仁田と電流爆破で対戦した経験もあるだけに、名解説に期待が持てそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月24日 22時30分
大仁田厚と佐藤光留が青木篤志さんの思いを胸に電流爆破で対戦へ「今の電流爆破はただもんじゃないぞ」
全日本プロレスなどで活躍する佐藤光留(パンクラスMISSION)と大仁田厚との電流爆破デスマッチでの対戦が急浮上した。 佐藤は22日、自身がプロデュースするハードヒットで「佐藤光留デビュー21.5周年記念興行~真夏の変態祭り」を神奈川・富士通スタジアム川崎で開催。そのセミファイナルで大仁田、ヨシタツ、佐野直組が、関根シュレック秀樹、和田拓也、田馬場貴裕のハードヒット軍団と「ストリートファイトトルネード電流爆破バット6人タッグデスマッチ」で激突。大仁田は和田の爆破バット攻撃で被爆し窮地に陥るも、蘇生して田馬場に毒霧を噴射。続けて、田馬場に爆破バットをフルスイングして3カウントを奪取した(11分31秒、体固め)。試合後には、ハードヒット軍団に「オマエら格闘技の人間だろうけど、生きていくためには何でもやらなきゃいけないんじゃ。またやろうじゃないか!」とエール。 控室に引き揚げようとした大仁田を通路で呼び止めた佐藤は「今年もありがとうございました。今日、来てもらったのは大仁田さんに言いたいことがあったんです。ずっと僕と一緒にプロレスをやってきた青木さんが亡くなった。去年、青木さんの弔いに来てくれたじゃないですか。でも時間が経って、だんだん薄れて来てるんですよ。青木さんはいつも全日本のこととか、ジュニアのこととか話してた。青木さんは『電流爆破楽しかったな。あんな刺激的なことはない。また大仁田厚と電流爆破がやりたい』と言ってたんです。今、体は二人じゃなくて、一人になっちゃいましたけど、俺たち、いつでもプロレスラーとしての魂は一つなんで。また俺と青木さんの魂と、電流爆破のリングに上げてください。そのお願いに来ました」と直訴。 これに対して、大仁田が「全日本じゃなく、青木選手と佐藤の願いだな。青木選手の遺志を継いで、オマエが電流爆破のリングに上がるんだな?今の電流爆破はただもんじゃないぞ。それでもいいのか?」が言うと、佐藤は「どんな電流爆破でも、俺と青木さんのプロレスで行きます。よろしくお願いします」と懇願。大仁田が「地雷に落とすかもしれないぞ」と言えば、佐藤は「落とされるかもしれないですよ。でも青木さんが大仁田さんを地雷に落とすかもしれない。覚悟してます」と返答。大仁田は「怖じ気づくなよ。地獄のデスマッチ。昔のバットだけのとは違うぞ。青木選手の遺志を継ぐなら最後まで貫き通せ。青木選手の遺言だろ」として受諾した。 青木さん、佐藤と大仁田はかつてアジアタッグ王座を巡って死闘を繰り広げ、電流爆破のリングでも闘った。青木さんは19年6月3日、バイク事故で帰らぬ人となったが、佐藤は昨年8月29日、富士通スタジアム川崎で開催した自身の20周年興行で大仁田にオファーを出した。大仁田は佐藤の20周年祝いと、青木さんへの追悼の意を込めて電流爆破デスマッチを敢行している。 あれから1年の月日を経て、今年も佐藤の周年興行に出場した大仁田は7月4日、鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で爆破に特化した団体FMW-Eを旗揚げ。地獄のデスマッチに代表されるように、試合形式はよりハードになった。そのリングに、青木さんの魂を持った佐藤が上がる可能性が出て来たと言えそうだ。(どら増田 / 写真提供・ハードヒット)
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スポーツ 2021年08月23日 17時30分
女子電流爆破プリンセス・トーナメント開催!ミス・モンゴル「大仁田さんが私を試している」
FMW-Eが20日、東京・巣鴨のプロレスショップ闘道館で記者会見を開き、9月12日の神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で開幕する「女子電流爆破プリンセス・トーナメント」に向け、エントリーした8選手が気炎を上げた。 大仁田厚が設立したFMWは日本初の男女混合団体で、工藤めぐみさんとコンバット豊田さんが史上初の女子による電流爆破デスマッチを闘った。FMW-Eはその歴史を継承し、世界で闘える女子ハードコアファイターを育成すべく、今トーナメントの開催に至っている。 1回戦は9.12鶴見で、藤田あかねVSテクラ、ミス・モンゴルVS杏ちゃむ、10.24鶴見で、世羅りさVSライディーン鋼、鈴季すずVSマドレーヌ。11.21鶴見での準決勝2試合が行われ、12.19鶴見で決勝を行う。試合形式は9.12鶴見は電流爆破バットデスマッチで、10.24鶴見以降はそのほかのアイテムも使用され、選手が希望するアイテムの持ち込みもOKだという。優勝者には米国進出のチャンスが与えられることが検討されているとのこと。 藤田は「注目されてるのが世羅さんとすずばかりだと思うんですけど、自分は今まで爆破を3回やってまして経験者です。“藤田もいるんだぞ”というのを出していきたい。テクラは何をしてくるか分からない。気を付けて有利だと思わないように初戦から頑張っていきたい」と、テクラは「電流爆破初めてです。いいチャレンジ」と意気込んだ。最も電流爆破の経験が豊富で“女版大仁田”とも称されるモンゴルは「大仁田さん、またこういうパターンで悪意あるカードを組まれて。やれ体格だ、かわいいだ。私は何なんだって話。大仁田さんが私を試してるのかなと思って。先日、先輩の保坂(秀樹)さんが亡くなりまして。FMW-E参戦にあたり、保坂さんが心配してくださいまして、“オマエらしくアピールしてこい”と。“常にミス・モンゴルのプロレスだというものをやっていけ”と送り出されてきたので。そこでもう一つ背負うものがありまして、このリングに立たせていただきます。だからこんなヤツには負けません。ブスの意地を見せてやります」と涙混じりにアピール。 対する杏ちゃむは「グラビアアイドルもやってるんですけど、デスマッチが好きで、デスマッチをやりたくてプロレスを始めました。電流爆破もやりたかったんですけど、初めてで怖い部分はあります。でも今後のキャリア、自分ができることを増やしたい。爆破をすごくしたいので勝ち進んでいきたい。モンゴルさんは何回も試合させていただいて体格差もありますし、勝てるかどうか不安な部分もあるんですけど今回は爆破。やり方によっては勝てるかもしれない。頭を使って勝ちにいきます。一番かわいく勝つのは私だ」と話した。 世羅は「別団体ですけど、電流爆破のチャンピオンにもなってます。電流爆破で右半身が燃え上がり、右腕はただれ、髪の毛は燃え上がってなくなったこともあります。なので、電流爆破を初めてやるライディーン鋼に思い知らせてやろうと思います」と、鋼は「爆破初めてです。でもデスマッチをもともとやりたくて。PURE-Jではできないので、この場でやらせていただくことがうれしいです。世羅は爆破を経験してるんですけど、それに関係なく、暴れ回って潰したいと思います。そして上に上がっていって優勝して、自分の体に傷をつけて、勲章として残していきたい」と優勝宣言。 鈴季は「自分の電流爆破をやりたいという一声でトーナメントを開催することになり、初戦がこんなチンチクリンとの試合で、“電流爆破、大丈夫ですか?”って気持ちなんですけど。電流爆破初体験させていただくので、今日は大仁田さんのパワーを借りようと思って革ジャンを着てきました。自分はヤル気満々です。大仁田さんのパワーを借りて、世界にとどろくデスマッチガールになってやろうと思います」とキッパリ。マドレーヌは「私は総合格闘技出身で、プロレスラーの中で魔法を継承しております。私は魔法使いの格闘家なのです。この日出てと言われたらデスマッチなんですか? 電流爆破なんですか? よく分からないまま来てしまったんですけど、すずさんのことすごい好きなんで試合できるの楽しみです。頑張りましょうね」と楽しみにしているようだ。 女子プロレス史上最強にデンジャラスなトーナメントが始まる。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月18日 17時30分
クロちゃんが8.21大仁田厚との川崎電流爆破決戦前に怪気炎!「俺らが爆破の利権をもらうからな」
DDTプロレスが千葉・浦安マリーナ駐車場で12日、「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)での第0試合で行われる電流爆破8人タッグデスマッチ(大仁田厚、高木三四郎、彰人、伊藤麻希組VS安田大サーカス・クロちゃん、スーパー・ササダンゴ・マシン、黒田哲広、乃蒼ヒカリ組)に向けて爆破実験を行ったが、クロちゃん軍の暴挙で波乱の展開となった。 大仁田軍の4人が先に会見場に到着したが、開始時間を過ぎてもクロちゃん軍は現れず、大仁田はイライラを隠せず。クロちゃん軍は黒田を除く3人で遅れて姿を見せ、「ヒーローは遅れて来るもんだ」(クロちゃん)と挑発。続けて、クロちゃんが「8.21、俺らが勝ったら爆破の利権をもらうからな!」と通告するや否や、クロちゃん軍が大仁田軍を襲撃し大乱闘に発展。 ササダンゴは実験用のスイカを高木の頭でかち割ってダメージを与えると、大仁田を捕獲し羽交い締めにした。すると、クロちゃんは「俺とヒカリの初めての共同作業だ」と叫び、乃蒼とともに電流爆破バットをフルスイング。試合でもないのに、クロちゃんがカバーすると、ササダンゴが3カウントを叩き、勝ちどきを挙げた。クロちゃんはスイカの破片を大仁田の口に入れて無理やり食べさせると、改めて「電流爆破の利権は俺がもらう」と宣言。さらに、クロちゃんは「やってやるよ。大仁田を引退させてやる。骨まで残らない闘いを見せてやる」と吐き捨てて、クロちゃん軍は退場。 本来、爆破実験はその破壊力を公開で試すためのものだが、完全に不意打ちを食って被爆した大仁田はしばし放心状態。報道陣から「利権を懸けるのか?」と問われると、大仁田は「別にいいけど、負けたらだろ。遅れてやってきて、あれも作戦だな。今回は作戦負け。今度はそうはいかない。本番強いから。俺は電流爆破を熟知してるから」とクロちゃんの要求を承諾。 ここで、高木が「ありったけの(爆破)バットを用意しましょう。5本用意しましょう。クロちゃんの右手に1本、左手に1本、右足に1本、左足に1本、顔面に1本。たたき込んでやりましょう」と発言し、当日は爆破バットが5本用意されることが決定。クロちゃん軍から一方的に電流爆破の利権を要求された大仁田は「(勝ったら)俺の傘下に入れ。ニタクロ同盟だ。俺の奴隷になれ。プロダクションも強いとこに行かないと。松竹芸能は弱いから、吉本(興業)に移籍しろ!芸能のギャラは30パーセント、俺と高木社長で分ける。試合のギャラは100パーセントだ!」と逆要求して会見場を後にした。 爆破実験では完全にクロちゃん軍の作戦勝ちと言えそうだが、電流爆破マッチの聖地だった川崎球場跡地での開催に大仁田が燃えないわけがない。いよいよ電流爆破が『川崎劇場』に帰って来る。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月25日 11時00分
大仁田厚8.15大阪で有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチ敢行!
“邪道”大仁田厚が立ち上げたFMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」(8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場)での大仁田厚とミスター・ポーゴの決着戦の試合形式が、“地獄のデスマッチin大阪”に決まった。 師匠である故ポーゴさんの魂が降臨したシャドウWXは、この闘いにおいて、「ポーゴさんが俺の体に憑依した感覚だった。夢に師匠が出てきて、俺に降臨したんだ。ポーゴさんの魂を受け継いで、シャドウWXの名は捨てて、ミスター・ポーゴを名乗る。師匠の名を永遠のものにするために」とWXの名を捨ててミスター・ポーゴを名乗る意向を明らかにし、大仁田に対して、「地雷だけじゃ物足りない。この前の“地獄のデスマッチ”より、火薬量を増やして、アイテムも過激にして、ミスター・ポーゴが降臨した俺にふさわしい“地獄のデスマッチ”を用意しろ!俺は甲状腺がんや脳梗塞を患って地獄を見てきたんだ。これくらいどうってことない」と当初予定の地雷爆破デスマッチから、「俺にふさわしい地獄のデスマッチ」への変更を要求していた。これを大仁田が受諾し、旗揚げ戦(7月4日、鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で行った“地獄のデスマッチ”より、さらにパワーアップした試合形式を編み出すことに。 “地獄のデスマッチin大阪”は、ロープ3面に有刺鉄線電流爆破、有刺鉄線電流爆破バットが2本、電流爆破テーブルが1台、場外の1面に有刺鉄線バリケードマット地雷爆破ボードが設置されるが、7.4鶴見大会より地雷の火薬量が3倍の破壊力になる。 試合は6人タッグマッチで、大仁田は岡田剛史、HASEGAWAとトリオを結成。ポーゴは木高イサミと組むことを明かし、“火炎の魔術師”デビル・マジシャンをマネジャーに付けるが、残りのパートナー1選手が不明のままだ。ポーゴはFMW-E事務局に対し、「もう一人は大仁田のことを最もよく知る男を連れてくる。せいぜい楽しみにしとけ!」と通告した。大仁田は「誰を連れてくるのか知らないが、2度とミスター・ポーゴを名乗れないように大阪で決着を付けてやる」と意気込んだ。 ポーゴが言う“大仁田のことを最もよく知る男”とはいったい誰なのか、大いに気になるところだが、8.15大阪大会では、伝説となった7.4鶴見大会を超える過激デスマッチが繰り広げられるのは必至だ。◆FMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」 全対戦カード決定!8月15日大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場1.プロレスリング紫焔提供試合滝井洋介 対 後藤哲也2.アクトレスガールズ提供試合SAKI 対 櫻井裕子3.橋本友彦&魔苦・怒鳴門 対 佐野直&清水来人4.ドレイク森松&沙恵 対 救世忍者 乱丸&花園桃香5.正岡大介&神威 対 バラモンシュウ&バラモンケイ6.空牙&アンディ・ウー 対 マグニチュード岸和田&洞口義浩7.有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチin大阪大仁田厚&岡田剛史&HASEGAWA 対 ミスター・ポーゴ&X&木高イサミwithデビル・マジシャン(どら増田)
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スポーツ 2021年07月05日 22時30分
大仁田厚が爆破に特化した新団体を旗揚げ!試合後シャドウWXがビッグファイヤーで襲撃
“邪道”大仁田厚が率いる爆破に特化した新団体「FME-E(エクスプロージョン)」が4日、神奈川・鶴見爆破アリーナ(鶴見青果市場)で旗揚げした。メインイベントの「有刺鉄線電流爆破+バリケードマット地雷+電流爆破バット+電流爆破テーブル~地獄のデスマッチ~」は大仁田が2回被爆しながらも、地獄から生還し勝利を収めている。 今年3月に米AEWで行われた電流爆破デスマッチ(ケニー・オメガVSジョン・モクスリー)を会場やインターネット配信で見た全世界のファンから、大仁田に「オーニタのホンモノの電流爆破が見たい」とのメッセージが殺到。これを受け、大仁田は爆破に特化した新団体の設立を決意。旗揚げ戦は世界にネット配信され、そのうちの6割が北米の視聴者だったという。 過去に例を見ない数々の爆破アイテムが設置された地獄のデスマッチは、大仁田、リッキー・フジ、藤田ミノル組が、アブドーラ・小林、宮本裕向、怨霊組と激突した。 最初から大仁田は小林と激しくやり合ったが、小林は有刺鉄線電流爆破に大仁田を早々に被爆させた。その後、大仁田の左腕にフォークをメッタ刺しに。続けて、小林と宮本が電流爆破バットのサンドウィッチ攻撃を見舞うと、大仁田は大ダメージを負う。それでも立ち上がった大仁田がエプロンで毒霧からDDTを見舞うと、小林は場外に設置されたバリケードマット地雷ボードに転落。そのすさまじい煙でリング上は視界不良の状態になった。そんななか、大仁田は電流爆破テーブルの上で机上パイルドライバーを怨霊に決め、3カウントを奪った。 だが、ハッピーエンドでは終わらなかった。試合後、故ミスター・ポーゴさんの愛弟子、シャドウWXが登場。「8月15日、大阪で挑戦者を募集してるらしいじゃないか。やろうじゃないか。1991年、大阪でやった地雷爆破デスマッチ。誰とやったか分かってるよな。俺の半分に、その方の血が流れてるんだ。挑戦受けろ!」とアピールした。 エプロンに上がったWXは大仁田に師匠をほうふつとさせるビッグファイアーを噴射。勝利の余韻に浸ることもできず、大仁田はしばし失神して暗転した。 FMW-Eは8月15日に大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場で旗揚げ第2戦を行う。大阪といえば、91年5月に万博記念公園で、大仁田とポーゴさんが史上初の有刺鉄線バリケードマット地雷爆破デスマッチを行った伝説の地。大阪大会でも地雷爆破デスマッチが30年ぶりに行われる予定で、大仁田とWXによる決着戦が急浮上した形だ。 試合後、大仁田は「バカバカしいと思う人もいるかもしれないけど、支持してくれる人もいる。2、3日中に発表しますけど、男女共同参画じゃないけど、女子も前面に出ていい。いいスタートが切れた」とコメントした。 さらに、「WXにまたがれた。人の髪を燃やすなよ。大阪で闘いたい?本人がやりたいと言うなら前向きに考える」と口に。WXの挑戦表明を受けて立つことが濃厚になった。 今回の旗揚げで、全国各地にとどまらず、全世界で電流爆破マッチが見られることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月25日 22時30分
大仁田厚新団体FMW-Eが大日本プロレスと全面抗争に発展か?大仁田とアブ小が舌戦を展開!
7月4日、神奈川・鶴見青果市場で“邪道”大仁田厚が旗揚げする「FMW-E」マットで、同団体と大日本プロレスが全面抗争に発展する可能性が急浮上した。 大仁田は5月23日、新潟プロレスのサン・ビレッジしばた大会に参戦。グレート小鹿、シマ重野と組み、アブドーラ・小林、佐藤光留、井上雅央組と対戦した。 「GOLD祭vol.4 リベンジ」(4月4日、宮城・仙台PIT)での電流爆破6人タッグデスマッチで大仁田に敗れた小林は雪辱に燃え、激しくやり合った。試合は重野がレールガンドライバーで井上を仕留めて(17分34秒、片エビ固め)、大仁田組が勝利している。 波乱が起きたのは試合後だった。小林は「大仁田! どうなってるんだ! 俺をFMW-E旗揚げ戦に参戦させろ!」と要求。FMW-Eでは旗揚げ戦のメインイベントで行う“地獄のデスマッチ”の出場選手を5月12日に公募したところ、いの一番に小林が自身のTwitterで「オイ、俺の家から9分だ!近所でなんてことするんだ。すぐ行けるぞ」とアピール。しかし、「FMW-E」は小林の参戦をなかなか発表せず、小林のイライラが募っていたのだ。 大仁田が「ブッチャー(小林)!今度の“地獄のデスマッチ”は仙台のときとは違うぞ。入る勇気があるのか?」と問うと、小林はすかさず「やってやるよ」と応じる。すると大仁田は「藤田(ミノル)がオマエのことが大嫌いだから、組みたくないと言ってたぞ。俺はリッキー(フジ)、藤田と組むから、オマエは好きなヤツを2人連れてこい!」と返した。結局、7・4旗揚げ戦の“地獄のデスマッチ”の対戦カードは大仁田、リッキー、藤田組VS小林、X、X組となった。 小林が大日本から残る2人を連れてきた場合は、「FMW-E」との全面抗争となる。果たして小林は誰をパートナーに起用するのか。大日本はデスマッチファイターが豊富なだけに注目が集まる。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月19日 22時30分
大仁田厚新団体旗揚げ戦の日本語実況は若林“恩知らず”健治アナが担当!「プロレスは男の唄」
“邪道”大仁田厚の新団体「FMW-E(FMW explosion)」の旗揚げ戦(7月4日、神奈川・鶴見青果市場)のインターネットライブ配信の実況を、元日本テレビの熱血アナ・若林健治氏が担当することが決まった。英語版はドリュー・パーカー(大日本プロレス)、中国語版は山下輔、布仁ブレンが実況するという国際色あふれる実況陣となっている。 若林アナは局アナ時代の1980年代から2000年まで「全日本プロレス中継」で実況を担当し、その熱さでファンから多くの支持を得ていた。同年に日テレが全日本の中継を打ち切るとプロレスから離れたが、「恩知らずのキラー・カーン」「イカ天とはイカす天龍のことであります」など数々のフレーズを残し、自身も若林“恩知らず”健治を名乗ったことがある。07年に同局を退社し、フリーに転向。CS放送のFIGHTING TV サムライ、GAORAなどでプロレス実況に復帰。現在は若林健治アナウンススクールを主宰し、後進の指導にあたっているが、プロレスへの熱い思いは消えていない。 大仁田は今回、ライブ配信を行うにあたり、その実況に、若手の頃からの付き合いである若林アナに白羽の矢を立てた。快諾した若林アナは「プロレスは男の唄、裸の唄、昭和の唄!頑張ります!」とコメントし、久しぶりのプロレス実況に燃えている。 同大会の前売券は5月7日に発売を開始したが、大仁田以外の出場選手が発表されていないにもかかわらずわずか1週間でソールドアウト。そのため、会場側と協議して、ソーシャルディスタンスを保った上で増席したが、それも完売間近。ライブ配信チケットは、北米からの反響がすごく、問い合わせが殺到しているそうだ。当初予定の6月1日から前倒しして、5月22日から発売を開始することになったという。 そのライブ配信チケットでは、異例ともいえる「事前応援投げ銭」制度を導入。これはチケット購入時に同時に申し込むもので、「応援投げ銭」をした人の氏名が、会場正面の横断幕(6メートル×3メートル)に掲載され、SNSなどでも公表。氏名が掲載された横断幕は今後のすべての会場で使用される。 大仁田は今回の新団体旗揚げを「アメリカ進出」の足掛かりにすると明言している。世界的に配信され反響が大きければコロナ収束後、アメリカで「オーニタ」の電流爆破マッチが見られるはずだ。(どら増田)
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