北の富士
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スポーツ 2022年03月23日 15時30分
場内騒然、平幕・輝の諸手突きに「危なすぎる」怒りの声 取組中断直後の一場面が物議、解説は根深い課題を指摘
22日に行われた大相撲3月場所10日目。今場所6敗目を喫した平幕・輝の相撲がネット上で物議を醸している。 前日まで「4勝5敗」の輝はこの日、「5勝4敗」の平幕・志摩ノ海と対戦。立ち合いでは志摩ノ海に先んじて勢いよく立ち上がったが、行司は両者の呼吸が合ってないと判断しすぐに待ったをかけた。 ところが、輝は行司が待ったをかけた時点ですでに志摩ノ海の目前まで接近しており、そこから中腰状態の志摩ノ海の肩を両手で思い切り押す。強烈なつっかけを受けた志摩ノ海は、土俵外まで大きく後退しながら尻もちをつき転倒。幸いにも怪我などはなくすぐに立ち上がったものの、場内からはどよめきが起こった。 >>大相撲、舞の海氏に「過去最悪レベルの失言」批判相次ぐ 首痛めうずくまる力士に“冷める”、非情な発言が物議<< この輝の相撲を受け、ネット上には「おい何してんだ、一歩間違えたら土俵下に転落して大怪我もあり得たぞ」、「まだ体勢固まってない相手をあそこまで強く突き飛ばすのは危なすぎるだろ」と怒りの声が寄せられた。一方、「幕尻で失速中だから焦ってるのか?」、「絶対連敗止めなきゃって思いが空回りした感じにも見えたな」と、つっかけに至った背景を推測するコメントも多数みられた。 「幕尻で今場所に臨んでいる輝は幕内残留には勝ち越しが必須ですが、初日から5日目までは『4勝1敗』と好調。ただ、6日目から9日目までは4連敗を喫しており、この4日間は腰高をつかれて敗れる相撲が目立っています。そのため、輝は“何としてでも連敗を止めないといけない”、“相手に懐に潜り込ませたくない”という気持ちから、立ち合いで気がはやり過ぎてしまったのではとみているファンは少なくないようです。輝は真面目で稽古熱心な力士で、普段の取組では荒い取り口はほとんど見られないのですが…」(相撲ライター) その後、取り直しの一番では低い体勢で左右をおっつける志摩ノ海に苦戦し、最後はとったりで地面に倒され5連敗となった輝。この日NHK大相撲中継で解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)は「今日の相撲を見るとまだまだ下半身の、なんていうんですかね、もろさが抜けてないですね。前にも後ろにももろいね」と、腰高の課題は根深いと指摘している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月07日 19時50分
大関・御嶽海、母親の方が人気? 優勝直後のハプニングに不満「僕は嫉妬してます」、北の富士氏の解説も影響か
1月場所で優勝し大関に昇進した御嶽海が、6日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に登場。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組には御嶽海、阿炎、宇良、大栄翔、豊昇龍、若隆景、若元春と7名の力士が出演し、それぞれの家族の支えや先場所の裏話などが取り上げられた。その中で、御嶽海の母・マルガリータさんが地元・長野で経営するスナック店で応援する様子や、東京に駆け付け先場所千秋楽を国技館で観戦する姿など、御嶽海を熱烈に応援していたことが映像で紹介された。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< VTR終了後、進行役の永島優美アナウンサーから「今回お母さまのマルガリータさんがTwitterでトレンド入りするなど、本当に大人気でいらっしゃるんですけども」と、Twitterで「御嶽海」、「御嶽海優勝」と共に「マルガリータ」というワードがトレンド入りした話題を振った。 御嶽海は「僕は嫉妬してますよ。だって僕より検索数多いんですよ」、「優勝した大関御嶽海より、ナイトインマルガリータ(母が営むスナックの店名)の方が多かった」と、SNSでは優勝した自身よりもマルガリータさんに関する投稿の方が多かったと嘆きスタジオの笑いを誘った。 御嶽海の発言を受け、ネット上には「母親の方が話題集めたのを気にしてたとは知らなかった」、「確かにあの日はマルガリータさん関連のツイートめっちゃ多かったな」と驚きの声が寄せられた。一方、「これ北の富士さんが中継中に『マルガリータ!』って反応したからじゃない?」、「解説中に母の名前出した北の富士のせいでもあるな」と、マルガリータさんに注目が集まった背景を推測するコメントも多数みられた。 「北の富士氏は千秋楽の中継で解説を務めましたが、御嶽海の優勝決定後にマルガリータさんの様子が映し出されると『おっ、お母さん。マルガリータ!』と反応。その直後には『マルガリータさん、ファンですから』と、マルガリータさんのファンであるという旨も明かしました。マルガリータさんは以前から“美人ママ”として相撲ファンの間では広く知られていましたが、北の富士氏が解説中に名前を出したことも御嶽海以上に注目が集まった一因ではないかとみているファンも少なくないようです。なお、北の富士氏は中継内ではマルガリータさんが営む『ナイトインマルガリータ』については触れていないものの、Twitterには『優勝記念でナイトインマルガリータに行きたい』といったツイートも多数寄せられていました」(相撲ライター) 次場所の3月場所(13~27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)は新大関として臨む御嶽海。マルガリータさん以上の注目が集まるほどの活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月06日 11時00分
「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防
1月9~23日にかけ行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。「13勝2敗」で優勝した関脇・御嶽海(現大関)、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、平幕・阿炎(12勝3敗)の3名が千秋楽まで優勝争いを展開し土俵を盛り上げた。 一方、土俵外で少なからずファンの注目が集まったのが、共にNHK大相撲専属解説者を務める北の富士勝昭氏(元横綱)、舞の海秀平氏(元小結)のTV解説中の掛け合い。両名は今場所初日、千秋楽の中継でそれぞれ共演しているが、両日ともに“バトル”が勃発した。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 初日でまず話題となったのは、幕内前半の平幕・妙義龍対同・志摩ノ海戦後のやりとり。番組では取組前に、御嶽海が場所前の合同稽古で申し合いを行う様子をVTRで紹介。取組後、舞の海氏は「先ほど御嶽海の話が出てましたけども、北の富士さんどうですか? 9勝、11勝ときて、今場所10勝だったら大関に上げてもいいんじゃないでしょうかね?」と尋ねたが、北の富士氏は「さぁ~、知りません」とそっけない返答だった。 すると、舞の海氏は「過去に3場所で30番に満たなくても大関に昇進して、その後横綱になって大活躍している力士もいるんですよね」と、3場所計28勝で大関に昇進した北の富士氏を揶揄するような内容をコメント。これを聞いた北の富士氏は「ふふっ…」と少し笑いを漏らした後、「まさか俺のことを言ってるわけじゃないよな?」と確認。これに対し舞の海氏は「いや、北の富士さんのことです」とあっさり認めていた。 このやりとりはネット上で「完全に北の富士を煽ってて草」などと話題を呼んだが、北の富士氏はその後、幕内前半の取組が終了したタイミングで舞の海氏に“反撃”している。ここでは相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)の弟子であり、その八角理事長を育てた北の富士氏にとっては孫弟子にあたる新十両・北の若が初日白星を挙げたことが紹介される。これを受け、舞の海氏は「将来は北勝海か北の富士を名乗ってほしいですね」と師匠たちのしこ名を継げるような力士になってほしいと期待を寄せた。 ただ、北の富士氏は「何言ってんの君は」、「八角に怒られるんじゃないの?」と、気が早すぎるとばかりに舞の海氏をバッサリ。ネット上のファンからは「これさっきの発言の仕返しじゃない?」と推測するコメントが寄せられた。 両名はその後千秋楽の放送で再び共演したが、東前頭2枚目・宇良対同13枚目・千代丸戦後の北の富士氏の発言をきっかけにまたしてもバトルを展開している。ここでは今場所後に三役の顔ぶれがどう変わるのかが話題となったが、北の富士氏は両小結(明生・大栄翔)が共に負け越している点に着目。その上で、「三役にいるということは難しいことだね。定着するということはね」とコメントした。 すると、続く同4枚目・隠岐の海対西前頭筆頭・霧馬山戦後、舞の海氏が「先ほど北の富士さんから『三役維持するの大変なんだね』という話が出ましたけれども、その三役から突き抜けて大関になって、さらにまたその上の横綱になったというのは、そう考えるとすごいですね北の富士さん。遊んでるだけではなく、かなり努力したんでしょうね」と北の富士氏を称賛。現役時代“夜の帝王”と称されるほど遊び好きな面もあった北の富士氏は、聞いた直後は苦笑交じりに「誰が遊んだんだ」と反論。ただ、その直後に「何とでも言ってください」とトーンダウンしたこともあり、ネット上には「自分でも遊び人だったって自覚はあるんだな」といった反応が挙がっていた。 土俵上に負けずとも劣らない盛り上がりを見せた北の富士氏と舞の海氏のバトル。一部からは「公共の電波で軽口言いあえるほどの仲なのは微笑ましい」という声も挙がっているが、次場所である3月場所(同月13~27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)では果たしてどのような攻防を繰り広げるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月27日 19時35分
大相撲、鶴竜親方コロナ感染で北の富士氏に心配の声 ファンのSNS動画が話題「腕組んでたけど大丈夫か」
大相撲・陸奥部屋の部屋付き親方を務める鶴竜親方(元横綱)。26日、日本相撲協会が新型コロナ感染を発表しネット上に心配の声が寄せられている。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 協会公式サイトはこの日、鶴竜親方と行司1名(氏名・所属は未公表)について「両名ともに今朝、発熱や風邪症状がみられたため、医療機関にて抗原検査を受検したところ、陽性が判明しました」と発表。また、「年寄鶴竜は、陸奥部屋所属員との濃厚接触はなく、当面は自宅待機とし、居住地の保健所や感染症専門家の指示に従う予定です。行司については部屋居住のため、当面は別室に隔離し、今後、居住地の保健所や感染症専門家の指示に従う予定です。また、該当部屋の所属員全員を外出禁止とし、PCR検査を実施する予定です」と今後の対応についても掲載している。 鶴竜親方は先の1月場所(同月9~23日/東京・両国国技館)では、館内警備などの親方業務を千秋楽まで普段通りに担当。また、17日の場所9日目にはNHK大相撲中継に解説として出演しているが、この時も体調面で特に変わった様子は見られなかった。 鶴竜親方の感染発表を受け、ネット上には「1月場所中では普通に仕事こなしてるように見えたからビックリ」、「感染判明が場所中じゃなかったのがせめてもの救いかな、お大事にしてください」と心配の声が相次いだ。一方、「その鶴竜と接触してた北の富士さんのことも心配」、「北の富士は鶴竜とウキウキで腕組んでたけど大丈夫なのか」と、NHK大相撲専属解説者・北の富士勝昭氏への影響を懸念するコメントも多数みられた。 「北の富士氏は23日の1月場所千秋楽中、国技館内で鶴竜親方との2ショット写真を撮らせるファンサービスを行っていたことが分かっています。一部ファンは動画、写真付きで2ショットをツイッター上に投稿していました。動画では館内警備中の鶴竜親方と遭遇した北の富士氏が『捕まえた~』と言いながら鶴竜親方と腕を組んだ後、周囲に居合わせたファンに『はい、いいですよ~』と撮影を許可。両名が並んだのは7秒ほどだったのですが、この間にウイルスをもらってしまった可能性もあるのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 存命中の歴代横綱では最高齢となる79歳の北の富士氏。27日午後6時時点ではコロナに感染したとは特に伝えられていないが、このまま何事も起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式サイトよりhttps://sumo.or.jp/
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スポーツ 2022年01月24日 15時30分
大相撲、舞の海の発言に「大先輩相手に失礼過ぎる」批判相次ぐ 解説中に北の富士氏とバトル? 現役時代の不祥事を揶揄か
23日の大相撲1月場所千秋楽・NHK大相撲中継に、同局専属解説者の舞の海秀平氏(元小結)が出演。同じく放送に出演した同・北の富士勝昭氏(元横綱)に対する発言がネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 問題となっているのは、東前頭2枚目・宇良対同13枚目・千代丸戦後の北の富士氏のコメントを受けての発言。ここでは今場所後に三役の顔ぶれがどう変わるのかが話題となったが、北の富士氏は両小結(明生・大栄翔)が共に負け越している点に着目し「三役にいるということは難しいことだね。定着するということはね」とコメントした。 すると、続く同4枚目・隠岐の海対西前頭筆頭・霧馬山戦後、舞の海氏は「先ほど北の富士さんから『三役維持するの大変なんだね』という話が出ましたけれども、その三役から突き抜けて大関になって、さらにまたその上の横綱になったというのは、そう考えるとすごいですね北の富士さん。遊んでるだけではなく、かなり努力したんでしょうね」と北の富士氏を称賛。ただ、北の富士氏からは苦笑交じりに「誰が遊んだんだ」と反論され、「いやいやそういう、変な意味ではないですけど…」と釈明した。 この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「大先輩相手に『遊んでるだけ』は失礼すぎる、身の程をわきまえろ」、「本人としては褒めるつもりで言ったんだろうが一言余計だな」と批判が挙がった。一方、「これに関してはあながち間違いでも無いのでは?」、「北の富士は休場中にハワイで遊んで怒られたこともあるしなあ」と擁護のコメントも多数みられた。 「現役時代の北の富士氏は歴代11位タイとなる優勝10回の実績を誇った一方で、“夜の帝王”と称されるほど遊び好きな面もあった力士。1972年7月場所では右手中指脱臼を理由に全休しておきながらひそかにハワイ旅行に行き、これを知った日本相撲協会から厳重注意を受けたこともあります。そのため今回、舞の海氏が口にした『遊んでるだけ』というようなイメージを持たれるのも仕方ないことなのではと考えているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 53歳の舞の海氏から、思わぬ言葉を受ける形となった79歳の北の富士氏。ただ、本人は舞の海氏の釈明後に「何とでも言ってください」とコメントしたこともあり、一部ファンからは「自分でも遊び人だったって自覚はあるんだな」という意見が寄せられている。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月02日 11時00分
キャバクラ通い・朝乃山、処分軽減するべき? 角界OBからも擁護の声相次ぐ、長期出場停止で危惧される深刻な問題とは
鶴竜(現鶴竜親方)、白鵬(現間垣親方)の両横綱の引退、照ノ富士の横綱昇進と、角界の勢力図が塗り替えられつつあることが印象的な1年となった2021年の大相撲。土俵上の世代交代に注目が集まる一方、土俵外で最も物議を醸した話題が大関・朝乃山の不祥事だった。 >>キャバクラ通い・朝乃山、先場所中にも外出写真を撮られた? 貴闘力氏の暴露に驚きの声、引退に繋がっていた可能性も<< 朝乃山は2021年5月場所中の同月19日、同場所前に新型コロナ感染予防の協会ガイドラインを破って複数回外出しキャバクラに通っていたことを一部週刊誌が報道。翌20日には協会側が18日に朝乃山に事情聴取したところ、本人は当初事実無根と主張したものの、翌19日に一転して事実を認めたことも伝えられた。 これを受け協会は朝乃山が他力士の模範となるべき大関という立場にありながら違反行為を繰り返したこと、事情聴取に対し虚偽の報告を行ったことなどを重くみて、6月11日に6場所出場停止(2021年7月~2022年5月場所)、50%の減給6カ月の処分を下すことを決定。この処分により朝乃山は、2021年12月24日に発表された2022年1月場所番付では東十両4枚目まで番付が下落している。 貴景勝、正代と共に大関を張っていた中での不祥事により、多くのファンから猛批判を浴びた朝乃山。一方、一部ファンの間では「さすがに6場所は重すぎる、今からでも処分を軽減してほしい」、「未だに6場所は腑に落ちない、3、4場所くらいが妥当ではないか」と処分軽減を求める声も燻っている。 また、朝乃山については元横綱・北の富士氏が2021年11月場所千秋楽のNHK中継内で「長すぎるんじゃないの?(処分)期間がね。みんなそう言ってますよ。少なくとも僕の周りの人は」、元関脇・貴闘力氏が12月18日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画内で「恩赦じゃないけど、(処分は)4場所にしてあげようみたいな形でもいいかなと思うけどね」とそれぞれコメントするなど、角界OBからも処分見直しを求める意見が挙がっている。軽率な行動でルールを破り、なおかつうそまでついた朝乃山になぜこのような擁護の声が挙がるのだろうか。 「現在27歳の朝乃山は現状のままなら2022年7月場所から復帰となる見込みですが、同場所の番付は三段目上位、もしくは中位になるとみられており、仮に復帰後全勝を続けても再入幕は29歳を迎える2023年になる可能性が濃厚。そこから、もともといた大関の地位まで戻るにはさらに長い時間が必要で、仮に今後復帰を実現したとしても、その頃にはもう力士としてはベテランの30代に突入している可能性も低くはありません。そのため、処分軽減を訴えているファンや角界OBは、元は大関で次代の横綱候補とも目されていた朝乃山にこのような形で現役生命を消費させるのは本人、そして角界にとって大きな損失ではないかという考えを持っているのかもしれません」(相撲ライター) 一般的に力士の引退年齢は30歳前後が多いとされており、直近場所の2021年11月場所でも三役・小結経験のある幕下・千代鳳が29歳での引退を発表している。このことを考えると、長期出場停止は朝乃山の現役生命に大きく響きかねないという軽減派の意見はあながち間違いではないといえそうだ。 一方、処分軽減を願う声の中には「貴景勝も正代も今一つ照ノ富士に対抗できてないから、第3の刺客になり得る朝乃山はせめて関取圏内には留め置いておくべきでは」と現大関陣の頼りなさを理由とする意見や、「朝乃山を三段目まで落としたら、復帰後に元々その地位にいた力士が蹂躙されて出世の機会を奪われかねない」と下位力士が割を食う事態を危惧する内容も散見される。キャリア面への影響だけでなく、各段位の情勢を踏まえて軽減を主張しているファンもいるようだ。 現在のところは、6場所出場停止処分が軽減される気配はない朝乃山。大関という責任ある立場で軽率な行動をとった上、一度はうそをついたことから軽減の必要はないとする声の方が多数を占めているが、処分期間が終了する2022年5月場所までに何らかの動きが起こることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2021年12月17日 18時30分
大関・正代の稽古後コメントに心配と厳しい指摘も「稽古不足なだけ」 体重激減は長年の悪癖も原因か
先月行われた大相撲11月場所(同月14~28日)では「9勝6敗」と優勝争いに全く絡めなかった大関・正代。16日に伝えられたコンディションに関する発言がネット上で物議を醸している。 >>大関・正代戦の判定変更に「絶対におかしい」ファン激怒 舞の海氏も疑問の結末、審判団の忖度を疑う声も<< 報道によると正代は同日、所属する時津風部屋で来年1月場所へ向けた稽古をスタートし、稽古終了後に報道陣の取材に対応。その中で「今年1年間、去年に比べて体重というか、体の張りが落ちたような気が。体重も10キロくらい落ちてますし」、「ストレスとか、精神的なものもあるんで、食べても身にならないというか」と、今年は1年を通じて体重減に苦しめられていたという旨を明かしたという。 日本相撲協会公式サイトには体重167キロと掲載されている正代は、平均体重が約158.9キロだった先場所の幕内力士陣の中では重い方に入る力士。ただ、前述の告白を踏まえ現体重を157キロと仮定すると、一転して幕内平均体重を下回る軽い部類の力士となる。なお、体重減の影響もあってか、正代は今年の場所平均成績が「8.7勝」と「9.6勝」だった昨年から大きく数字が下落している。 正代の発言を受け、ネット上には「モロに体重減の影響出てるように思うが大丈夫なのか?」、「体重減って結果出せなくて悩んで、それで飯食えなくなってさらに体重減ってって悪循環に陥ってるじゃないか」、「とりあえずまずご飯をしっかり食べて、それでも戻らないなら病院で検査してもらった方がいいな」と心配の声が挙がっている。 一方、「飯食えないからじゃなくて、真面目に稽古してないから体重が減ってるのでは?」、「正代のことだから『稽古不足なだけだろ』って感想しか浮かばない」、「夏の合同稽古で怒られた後も、稽古への取り組み方が変わってないってことなんじゃないか?」と、稽古不足が原因とする厳しい見方も多数あった。 「正代は番付こそ角界2番目の地位である大関ですが、これまで複数の親方や角界OBからたびたび稽古不足を指摘されている力士、今年も北の富士氏(元横綱)が『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版/3月20日付)の記事内で『今からでも稽古をすれば横綱になれるでしょう。しかし今の一日10番の稽古が続くと、大関も持たないでしょう』と苦言を呈したことや、8月の合同稽古中に他力士・親方と談笑し過ぎる様子を見た春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が『ペラペラペラペラおしゃべりするなら来るな』とカミナリを落としたことなどが伝えられています。こうした背景からか、メンタル的な理由で食が進まず体重が減っているという本人の言葉を信じていないファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) なお、正代は前述の取材で来年1月場所前に予定される合同稽古について、「体次第です。無理に参加することもないかなと思っています」と参加に慎重な姿勢を見せたことも伝えられている。これを受け一部ファンからは「この調子じゃ来年は関脇転落待ったなしだな」という辛らつな声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式サイトよりhttps://www.sumo.or.jp/
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スポーツ 2021年11月29日 21時30分
キャバクラ通い・朝乃山の出場停止は「長すぎる」 元横綱・北の富士氏の発言が物議、「縮めたら反省にならない」批判の声も
28日に行われた大相撲11月場所千秋楽。NHK大相撲中継で解説を務めた北の富士氏(元横綱)の発言がネット上で物議を醸している。 >>元横綱・朝青龍氏が舞の海氏に激怒「顔じゃないよ!」 白鵬への「汚点」発言で思い出される過去の失言とは<< 問題となっているのは、結びの一番となった横綱・照ノ富士対大関・貴景勝の取組前に飛び出た発言。北の富士氏は照ノ富士が前日に今年4回目(通算6回目)の優勝を決めたことから、「少なくとも、来年一年は照ノ富士の時代じゃないですか」と2022年も照ノ富士一強が続くのではと予想。一方、牙城を崩せそうな力士は貴景勝以外には見当たらないと物足りなさを口にした。 その話の流れで、北の富士氏は「だから朝乃山が早く帰ってこないかなということですよ」と、不要不急の外出により7月場所から6場所連続出場停止中の平幕・朝乃山(元大関)の復帰を切望。同時に、「長すぎるんじゃないの?(処分)期間がね。みんなそう言ってますよ。少なくとも僕の周りの人は」、「協会の人が聞いてて『余計なことを言うな』ということかもしれんけど、考えてくれてもいいと思うけどね」と、協会側に処分の早期解除を主張した。 北の富士氏の発言を受け、ネット上には「照ノ富士の対抗馬が欲しいっていう気持ちは分からなくもない」、「今のままなら朝乃山が上位に戻れるのは早くても2年後になるからなあ」、「来場所から復帰なら十両からの再始動だから、照ノ富士と取組組まれる立場まではすぐに戻れるな」と同調の声が寄せられている。 一方、「照ノ富士を止められそうな力士がいないからって、協会にさっさと処分解けって文句言うのは違うだろ」、「朝乃山は嘘ついて協会怒らせてるから早期復帰は絶対無理だと思う」、「相応の理由があっての6場所停止なのに縮めたら反省にならない」、「対戦成績を考えたら、そもそも処分の期間に関わらず朝乃山は対抗馬にはならないでしょ」と否定的なコメントも多数挙がった。 朝乃山は当時大関だった今年5月場所前、協会が定める外出禁止期間中に複数回キャバクラに通っていたことが一部週刊誌の報道により発覚。これを受けた協会はコンプライアンス委員会の調査を経て、場所翌月の6月に「6場所出場停止、50%の減給6カ月」という処分を下している。 「朝乃山は“前年7月に阿炎(現平幕)がキャバクラ通いで処分を受けた前例があったこと”、“他力士の模範となるべき大関という立場で不用意な行動をとったこと”、“当初は協会側の事情聴取に対し事実無根と虚偽報告を行っていたこと”の3つが絡んだ結果、厳罰を受ける形となりましたが、協会はこの3つのうち、虚偽報告を最も重くみたとされています。実際、当時の報道では尾車コンプライアンス部長(元大関・琴風)が『最初から本当のことを言っていれば、3、4場所でここまでの処分ではなかった』と、正直に打ち明けていれば話は変わっていたと語ったことも伝えられていました。うそをついて言い逃れしようとした経緯を考えると、協会側が温情で朝乃山の処分期間を短縮することは考えにくいでしょう。一方、朝乃山は過去、照ノ富士に対し『0勝5敗』と一度も勝てていないことから、ファンの間では早期復帰の実現可否にかかわらず、朝乃山が照ノ富士の対抗馬になることは考えにくいとする意見も見られます」(相撲ライター) 朝乃山は処分内容が変わらなければ2022年7月場所から復帰となるが、同場所の番付は三段目上位、もしくは中位になるとみられており、仮に復帰後全勝を続けても再入幕は2023年になる可能性が濃厚。本格復活までまだまだ先が長い朝乃山よりは他力士の台頭に期待する方が賢明なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月24日 19時30分
大関・貴景勝、今場所初黒星で疑惑浮上 前日の勝利後に負傷か、元横綱も「影響が多少はあったかも」と指摘
23日に行われた大相撲11月場所10日目。結びの一番前に登場した大関・貴景勝の相撲がネット上で物議を醸している。 >>大関・貴景勝戦の審判に「故障したら責任取れるのか」ファン激怒 取組終了後の物言いが物議も、タイミングは妥当だった?<< 前日まで9戦全勝の貴景勝はこの日、「4勝5敗」の関脇・明生と対戦。立ち合いから突き押しで圧力をかけ、じりじりと前に出たが、ここで明生から右に動きながらのたたきを仕掛けられ体勢がグラつく。これを見て前に出た明生に土俵際に追い込まれた貴景勝は、苦しまぎれに引き技を狙うも不発に終わり、そのまま土俵外に押し出された。 過去「3勝2敗」と勝ち越していた明生に土をつけられた貴景勝は初日からの連勝が9でストップ。同じく9連勝中だった横綱・照ノ富士が結びの一番で連勝を10に伸ばしたため、今場所の優勝争いからも一歩後退した。 貴景勝の敗戦を受け、ネット上には「今場所調子が今一つの明生に取りこぼすのは痛すぎる」、「特に苦手な相手では無かったからこの黒星はもったいないな」、「勝って照ノ富士にプレッシャーかけたいところだったけど逆の展開になってしまった」と落胆の声が寄せられている。 一方、「やっぱり前日のアクシデントでひざを痛めたんじゃないか」、「これ豊昇龍戦でひざ強打して故障した説もありそうだな」、「昨日は明らかに痛そうな顔してたし多少なりとも尾は引いてそう」と、ひざの故障を疑うコメントも多数挙がった。 貴景勝は前日の平幕・豊昇龍戦で、土俵際で粘る豊昇龍を押し切った際に自身も右ひざから土俵下に落下。落下後はすぐに立ち上がったものの、顔をしかめながら右足を2度振るなど右ひざを痛めたような仕草を見せていた。この一番で右ひざに故障を抱えたことが翌日の敗戦につながったのではとみているファンも少なくないようだ。 「今場所の貴景勝は立ち合い鋭い出足から相手をそのまま土俵外に押し切る、もしくは押し返してくる相手に引き・たたきを見舞うという相撲で星を伸ばしている力士。しかし、23日の明生戦は立ち合いから一気に相手を土俵際に追い込むには至らず、その後引き技から押しを食らった際も足があまりついていっていませんでした。豊昇龍戦以降、貴景勝の右ひざに故障が発生したというようなことは特に伝えられていないのですが、公言していないだけで故障している可能性はあるかもしれません」(相撲ライター) 元横綱・北の富士氏からも、24日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「貴景勝は明生の速い動きに足が付いていけなかった。9日目の相撲の影響が多少はあったかもしれない」と足の動きの鈍さを指摘されている貴景勝。仮に故障を抱えているとすれば、今後の優勝争いはかなり厳しい戦いを強いられそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月24日 19時50分
大相撲中継の解説に現役親方が大遅刻!「館内で迷ってしまいまして」不自然な弁明に体調不良を疑う声も
24日に行われた大相撲9月場所13日目。NHK大相撲中継で向正面の解説を務めた錣山親方(元関脇・寺尾)の“大遅刻”がネット上で話題となっている。 >>横綱・照ノ富士、敗戦後の意味深なシーンに心配相次ぐ 中継リポートでも気がかりな指摘が? 因縁の古傷が再び爆発か<< 幕内の取組では基本的に実況、正面解説、向正面解説の3名体制が組まれている同局の大相撲中継。この日は実況が同局・大坂敏久アナウンサー、正面解説が北の富士勝昭氏(元横綱)、向正面解説が錣山親方だったが、横綱土俵入り後に大坂アナが「今日の向正面は元関脇・寺尾の錣山親方です。錣山さんよろしくお願いします」と紹介した時点で錣山親方はまだ向正面解説席に到着しておらず。これを受けた北の富士氏は笑い交じりに「まだ来てない」と口にし、大坂アナも「これから席に着き次第お話を伺おうと思います」と一旦紹介を後回しにした。 そこから約10分後、大坂アナから改めて紹介を受けた錣山親方は「すみません、ちょっと館内で迷ってしまいまして。すみませんでした」と平謝り。これを聞いた北の富士氏から「心配したよ」と言われると、「すみません、北の富士親方すみませんでした」と重ねて謝罪の言葉を口にした。 錣山親方のハプニングを受け、ネット上には「何があったんだって思ったら迷子かよ!(笑)」、「解説で遅刻って相当異例じゃない? 少なくとも自分が見た限りでは初めて」、「直前まで何か別の仕事やってて、その後急いで解説席向かおうとしたら道間違えたって感じかな」、「めちゃくちゃバツ悪そうにしててちょっと面白いな」といった反応が寄せられている。 一方、「現役時代から数えたら30年以上今の国技館で仕事してるのに迷うなんてことあるか? 何か別の理由があるんじゃないか」、「体調不良を隠してるとかじゃなければいいけど…」、「持病が悪化したとかそういう理由じゃないことを祈りたいな」といった心配の声も複数挙がった。 「錣山親方は当時協会審判部所属だった2017年5月場所を持病の不整脈による体調不良で途中休場し、同年7月に体調を考慮され審判部から外れています。こうした過去があってか、突然の遅刻を受けて体調面に問題が発生したのではと心配する声は少なからず見受けられます」(相撲ライター) 中継登場後は特に何事もなく解説を務めた錣山親方。ただ、過去にほとんど例がない遅刻は多くのファンを動揺させてしまったようだ。文 / 柴田雅人
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