八角理事長
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スポーツ 2022年07月10日 11時00分
大関・正代に「もう言うだけ無駄」OBから酷評相次ぐ カド番転落の5月場所、露呈した“悪癖”は改善するか
10日の初日が間近に迫った大相撲7月場所(24日まで)。先場所を「12勝3敗」で制した横綱照ノ富士の連覇と共に注目されているのが、貴景勝、御嶽海、正代の3大関の調子だ。 先場所は貴景勝が「8勝7敗」、御嶽海が「6勝9敗」、正代が「5勝10敗」と誰も優勝争いに絡めず多くのファンを失望させた大関陣。中でも唯一2ケタ敗戦を喫した正代にはファンのみならず、複数の角界OBからも厳しい指摘が寄せられた。 >>大関・正代の悩み吐露に「何の対策もしてないのか」厳しい声 稽古後に明かした体重減が物議、課題を放置?<< NHK大相撲専属解説者・北の富士勝昭氏(元横綱)は、5月10日の3日目・小結大栄翔戦の相撲内容を問題視した。正代は立ち合いから大栄翔にのど輪で上体を起こされると、ほとんど何も抵抗できないまま土俵外へ。取組時間わずか4秒のスピード敗戦を喫した。 この相撲について北の富士氏は、翌11日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「何度、同じ負け方をすれば気が済むのかと理解に苦しんでしまう。もう言うだけ無駄である。どうぞ好きにやってもらった方が良い。期待をした方がバカを見るだけ」とコメント。立ち合いから上体を起こされての敗戦を何度繰り返しているのかと痛烈に批判した。 陸奥部屋を率いる陸奥親方(元大関霧島)は、5月17日の10日目・関脇若隆景戦を受けて苦言を呈した。若隆景に懐に潜り込まれた正代は左を差して応戦しようとしたが、右おっつけを合わされ差せないまま一気に土俵際へ後退。逆転を狙い、俵に足をかけながらの小手投げを狙ったが不発に終わりそのまま寄り切られた。 この日NHK中継で解説を務めていた陸奥親方は、立ち合いから押されなすすべなく敗れた正代に対し「正代がもう…(若隆景の当たりを)まともに受けてるだけですから」、「このおっつけ(を食らって)、全く差せませんよね。差すにはもっと強く当たらないと差せないですよね」と発言。立ち合いの踏み込みが甘く、そのせいで相手に完全に当たり負けしていたと見解を述べた。 相撲協会・八角理事長(元横綱北勝海)は、5月場所負け越しが決まった13日目・御嶽海戦の内容に不満をにじませた。正代は立ち合いこそ御嶽海に勢いよくぶつかったものの、そこからズルズルと土俵際に後退。左上手を引きながらなんとかこらえようとしたが、最後まで御嶽海を押し返せないまま寄り切られた。 八角理事長は取組終了後に応じた取材の中で、敗れた正代について「番数を増やさないと、立ち合いの重さが出てこない」とコメント。立ち合いから劣勢を強いられたのは稽古不足によるものだと指摘したことが伝えられた。 稽古不足により立ち合いから腰が高くなっている上、腰が高い分出足も鈍っていると角界OBから問題視されている正代。2年ぶりに出稽古が解禁された今場所前は、高安、逸ノ城、錦木ら他部屋の幕内力士と精力的に稽古を行ったことが伝えられているが、ここでどれだけ腰高の悪癖を修正できたかが今場所の成績を大きく左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月07日 20時30分
「国技館でボールを蹴ってみたり」相撲協会・八角理事長が構想明かす スポーツの垣根越えた『TOKYO UNITE』プロジェクト始動
7日に行われた『TOKYO UNITE』報道発表会に、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が登場。同プロジェクトへの思いや具体的構想などを語った。 >>全ての画像を見る<< 『TOKYO UNITE』は本拠地を東京に置く14のスポーツチーム・団体が、チームや競技の壁を越えて協力し合い、新たな価値を生み出していくことをめざす社会イノベーションのプロジェクト。会見には八角理事長をはじめとした各チーム・団体の代表者に加え、スポーツ庁・室伏広治長官や東京都・小池百合子知事も登場した。 会見であいさつした八角理事長は「日本相撲協会の定款第3条には『我が国固有の国技である相撲道の伝統と秩序を維持し、相撲文化の振興と国民の心身向上に寄与することを目的とする』と記されており、相撲文化の振興と国民の心身向上に役立つことが我々の成すべき使命だと考えております」と、その責任を明らかにした。 その上で、「この『TOKYO UNITE』の取り組みが東京の活性化につながり、ひいては国民皆さまの幸せ、子どもたちの生き生きとした生活につながることを心から祈念しております。日本相撲協会も全面的に協力し、積極的に取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします」と同プロジェクトへの全面協力を約束した。 八角理事長は会見後半には具体的な協力方法として、東京場所が開催されない時期に、子どもたちがいろいろな運動ができるスペースとして両国国技館を開放したいという考えを明かした。「今東京の中ではだいたい、公園の中でキャッチボールとかボールを蹴るとか、そういうのは禁止なところが多いんですね。ですから、国技館の中で思い切りボールを蹴ってみたり投げてみたり、そういうことができるんじゃないか」と、遊び場を失っている子どもたちの受け皿になれればとコメントした。 また、「その後にちゃんこ鍋でも作ってあげたりとか、そういうこともいろいろ、メンバーと相談しながらですけどやっていければなと思っております」と、角界ならではの構想も口にしていた。取材・文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月22日 11時00分
大関・貴景勝、協会からの扱いに「明らかにおかしい」ファン激怒 今場所最大の誤審以前にもあった不幸エピソード
16日の大相撲5月場所9日目。この日行われた大関・貴景勝対関脇・若隆景戦の判定がネット上で物議を醸した。 同戦は貴景勝の引きをこらえた若隆景が逆にはたき込みを見せ勝利。取組後のリプレー映像では、若隆景が引きをこらえる際に右手の先でわずかに土俵を触ったような様子が映っていたが、勝負審判から物言いはつかなかった。 これを受けネット上では、最低でも物言いはつけるべきだったと審判への批判が噴出。また、前日にも物議を醸した大関・正代対小結・豊昇龍戦とは違い、八角理事長ら協会側から物言いがつかなかったことを疑問視する声が挙がらなかったことにも「前日の正代戦は問題視したのになぜ貴景勝の時は何も言わないのか」、「先輩親方から何も言ってもらえない貴景勝はかわいそう」など不満の声が寄せられた。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 貴景勝は、今回の誤審騒動以外にも不幸なエピソードが多い力士。特に、2019年は初っぱなの1月場所から土俵内外で数々の不運に見舞われている。 当時関脇だった同場所で優勝次点となる「11勝4敗」をマークした貴景勝は、2018年11月場所(小結/13勝2敗/優勝)、同年9月場所(小結/9勝6敗)を合わせた3場所成績が「33勝12敗」となり、“三役で直近3場所33勝以上”という大関昇進目安をクリア。優勝1回、優勝次点1回と内容面も伴っていることから昇進は確実視されていた。 ところが、昇進を預かる審判部は起点の2018年9月場所が1ケタ9勝だったこと、2019年1月場所千秋楽で大関・豪栄道(現武隈親方)に敗れたことなどを理由に「もう1場所見せていただきたい」と昇進を見送り。これを受けたネット上には理解を示す声以上に、「勝ち星は十分で、2場所連続優勝争いもしてるのに昇進見送りは明らかにおかしい」、「稀勢の里(元横綱/現二所ノ関親方)や豪栄道は32勝で昇進させてるのに」といった不満が噴出した。 また、当時は貴景勝の元々の師匠だった貴乃花親方(元横綱)が協会とのあつれきを理由に退職(2018年10月)して間もなかったことから、このことも影響したのではと勘繰る見方も。ただ、貴景勝は自身の処遇が騒がれる状況にも乱されることなく、次場所の2019年3月場所で「10勝5敗」と2ケタ勝利をマークし大関の座を射止めた。 しかし、貴景勝は新大関として迎えた翌5月場所で右膝靭帯を痛め途中休場すると、この影響で続く7月場所も全休し関脇に転落。2ケタ10勝以上で大関再復帰が可能な9月場所で「12勝3敗」を挙げ何とか地位を取り戻したものの、1ケタ以下なら再び昇進目安を達成しなければいけない状況に陥っていた。 また、同場所では5連勝して迎えた6日目の小結・遠藤戦で行司と接触したことで、爆弾を抱える右足が滑り自爆する形で敗戦(決まり手はつき膝)。さらに、千秋楽の優勝決定戦で関脇・御嶽海に敗れた際に左大胸筋肉離れのけがをするなど、立て続けにアクシデントに襲われたことから、「あまりにも不幸なことが続き過ぎじゃないか」と心配を寄せるファンも少なくなかった。 その後も幾度となくけがに襲われながらも、今場所まで大関の座を維持している貴景勝。今回の誤審騒動については何かコメントしたとは特に伝えられていないが、新たに見舞われた不運な出来事を不憫に思うファンも少なくないようだ。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月16日 19時30分
大相撲、小結・豊昇龍の取組後の表情に「見てて不快」と批判 解説も疑問、不可解判定に不満抑えられず?
15日に行われた大相撲5月場所8日目。今場所3敗目を喫した小結・豊昇龍の取組後の態度がネット上で物議を醸している。 前日まで「5勝2敗」の豊昇龍はこの日、「1勝6敗」の大関・正代と対戦。立ち合い、豊昇龍はもろ手突きで正代の出足を止めようとしたが、正代は止まらずに豊昇龍を抱え込みながら土俵際に寄り倒す。ただこの際、豊昇龍は左に体をねじりながらの投げを合わせており、両者はほぼ同時に地面についたが、行司は正代に軍配を上げ物言いもつかなかった。 問題視されたのは、取組終了後に豊昇龍が見せた態度。相撲では取組前後にお互いが東西の徳俵の前方に立ち一礼を交わす作法が重んじられているが、この日の豊昇龍は首をわずかに傾けただけでほとんど礼をしないまま土俵を降りた。 >>大相撲、取組後の力士が「後味悪い」と大激怒!御嶽海戦で物議の行司、過去にも大失態の数々<< この豊昇龍の態度に、ネット上では「何だ今の豊昇龍、態度悪すぎだろ」、「体どころか首もほとんど傾けなかったのは見てて不快だった」、「負けて悔しい気持ちはわかる、でもそれは礼を欠いていい理由にはならない」と批判が寄せられた。 一方、「今日の態度に関しては、判定が判定だからあまり責められない」、「物言いもないまま負けたわけだからイラつくのも仕方ないのでは」、「解説も物言いつけてほしかったって不満げだったしなあ」と、判定内容から豊昇龍を擁護するコメントも多数見られた。 「この日のNHK中継では同戦終了後にリプレー映像が流されましたが、この映像でもはっきりとは分からないほど、豊昇龍の体が地面に落ちるのと正代の左肘がつくタイミングは同時。土俵下で見守る勝負審判は正代有利と見て物言いをつけなかったようですが、中継解説を務めた舞の海秀平氏(元小結)は『これスローで見ると豊昇龍の方が有利ですね。軍配は正代に上がってしまいましたけども、物言いはつけるべきだったですね』と物言いをつけて慎重に勝敗を判断するべきだったのではと指摘。また、取組後の報道では八角理事長(元横綱・北勝海)も『物言いはつけた方がいい』などと審判に苦言を呈したことが伝えられています。そのため、元力士からも疑問の声が上がった際どい相撲で敗れた以上、多少ふて腐れた態度をとるのも仕方ないと考えているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) この日の敗戦で、2敗がトップの優勝争いからは一歩後退した豊昇龍。残りの取組で、敗戦を引きずらずに気持ちを切り替えることはできるだろうか。 文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月21日 15時30分
大相撲、初場所は阿炎の優勝が濃厚に?「ジンクス通りならいける」期待の声高まる、御嶽海・照ノ富士の失速も追い風か
20日に行われた大相撲1月場所12日目。平幕・阿炎が優勝争いトップタイに浮上しネット上で話題となっている。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 前日まで「9勝2敗」の阿炎はこの日、同「6勝5敗」の関脇・隆の勝と対戦。阿炎は立ち合いから、テンポのいいもろ手突きを繰り出し隆の勝を圧倒。のけぞった相手の懐に潜り込むと、頭をつけながら強烈な押しを見舞い隆の勝に土俵を割らせた。 格上相手に2敗を守った阿炎の取組の後、ここまで1敗だった関脇・御嶽海、横綱・照ノ富士がそれぞれ敗戦。この結果、今場所の優勝争いは残り3日で阿炎、御嶽海、照ノ富士が2敗同士で並ぶ状況となった。 阿炎の優勝争いトップタイ浮上に、ネット上には「ここに来て三つ巴の展開になるとは予想外」、「阿炎の勝利は予想できても、御嶽海、照ノ富士の共倒れはほとんどのファンが読めなかったのでは」と驚きの声が寄せられた。一方、「過去の傾向も考えるとこのまま阿炎が突っ走りそう」、「ジンクス通りなら、ここから抜け出して初優勝も十分いける」と、今後の優勝争いは阿炎が優勢ではないかと予想するコメントも多数みられた。 1月場所では2016年から昨年まで6年連続で、過去に優勝経験のない力士が場所を制している。年末年始を挟む場所前調整の難しさなどが波乱続出の理由とされているが、今場所も過去の傾向通りに、優勝未経験の阿炎が賜杯をつかむのではと期待を寄せるファンも少なくないようだ。 「阿炎が残り3日間で賜杯を争う御嶽海、照ノ富士はどちらも番付では格上の力士。ただ、御嶽海は直近3日間で2敗と終盤に入ってからは失速気味。また、照ノ富士は12日目の小結・明生戦で肩透かしを食らい土俵下へ転落した際、左膝に手を置きながら慎重に立ち上がるなど同箇所を痛めたようなそぶりを見せています。両名にそれぞれ不安要素が見られることも、阿炎の初優勝を推す声が高まっている一因となっているようです。なお、阿炎は仮に今場所優勝を果たせば、次の3月場所は自身最高位となる関脇への昇進が濃厚。また3、5月場所でも好成績を挙げれば、2018年5月場所後の栃ノ心(現平幕)以来となる、平幕優勝を起点とした大関昇進が実現する可能性も浮上します」(相撲ライター) 取組後の報道では、日本相撲協会・八角理事長も「いいんじゃないですかね、阿炎の方がね、プレッシャーのないところでやってるのが一番」と期待を寄せたことが伝えられている阿炎。本日13日目は御嶽海との“相星決戦”が予定されているが、初優勝へこのまま突き進むことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月19日 15時30分
大関・御嶽海に「悪癖がとうとう顔を出した」心配の声 格下相手になすすべなく完敗も、八角理事長は今後を楽観視?
18日に行われた大相撲1月場所10日目。今場所初黒星を喫した関脇・御嶽海の相撲がネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 前日まで9戦全勝の御嶽海はこの日、「3勝6敗」の平幕・北勝富士と対戦。御嶽海は立ち合い、相手に頭からぶつかりつつもろ差しを狙うが、北勝富士の強烈なおっつけで差し手を封じられてしまう。そこからじりじりと土俵際に追い込まれると、苦し紛れの引きも不発に終わり、あえなく土俵を割った。 同日のNHK大相撲中継では、取組後に花道でリプレイ映像を確認することなく支度部屋に下がったと伝えられた御嶽海。同戦を落とし、ここまで単独トップを走っていた優勝争いでも横綱・照ノ富士に並ばれてしまった。 御嶽海の敗戦を受け、ネット上には「ここまで我慢してきた悪癖がとうとう顔を出したか」、「今日の黒星から、今までのような失速が始まりそうで不安しかない」と今後を心配する声が寄せられた。 御嶽海はこれまで後半戦に星が伸び悩む場所が目立っている力士で、先場所も前半8日間は「7勝1敗」と好調の一方、後半7日間は「4勝3敗」と勝ち越しがやっと。15日間を乗り切るスタミナ・集中力が不足していることが失速の原因ともされているが、今回の敗戦をきっかけに今場所でも失速が始まるのではと危惧しているファンは少なくないようだ。 一方、「今日は御嶽海が悪いというより相手の戦略が良すぎた感じがある」、「御嶽海は一応やることはやってたし、11日目以降に尾を引くような展開にはならないと思う」と、今回の敗戦は残り5日間には影響しないとする意見も多数みられた。 「今場所の御嶽海は立ち合い差しにいきながら前に出る相撲で白星を量産。10日目も出足よく両腕を差しにいこうとはしていましたが、瞬時におっつけた北勝富士にうまく対応された形です。また、北勝富士は立ち合い優勢の状況から安易な引き・たたきを仕掛け勝機を手放すことも少なくないのですが、この日は前に圧力をかけ続け逆に相手を引かせました。そのため、一部ファンは御嶽海がミスを犯して負けたわけではないとして、敗戦のショックを引きずることは考えにくいとみているようです」(相撲ライター) 取組後の報道では、相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が「これぐらい完璧に負ければ、開き直れるでしょう」とコメントしたことも伝えられている御嶽海。大関・正代(4勝6敗)と対戦予定の11日目から立て直しを見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月18日 15時30分
大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も
17日に行われた大相撲1月場所9日目。大関・正代対小結・明生の一番を裁いた立行司・式守伊之助のミスがネット上で物議を醸している。 >>大相撲、舞の海氏の解説に「失礼極まりない」怒りの声 正代に“弱い”、御嶽海の邪魔にもなるとバッサリ?<< 正代が立ち合い、左を差しながら前に出るも、隙を見て右上手をつかんだ明生が反撃。最後は体を寄せながら正代を寄り倒した形となったが、伊之助は西方の正代に軍配を上げた。これに審判団が物言いをつけ協議した結果、正代の体が先に落ちているとして、行司軍配差し違えで明生の勝ちとなった。 取組後の報道によると、伊之助は打ち出し後に慣例に従い、日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)に進退伺を提出。これを受けた八角理事長は伊之助を慰留しつつも、「しっかりしなければだめだ」と苦言を呈したという。 伊之助の軍配差し違えを受け、ネット上には「際どい相撲でも無かったのに差し違えるのは信じられない」、「素人目から見てもさすがにお粗末過ぎる、あれのどこが正代の勝ちなんだ」と苦言が寄せられた。同時に、「わざとやってんのかってぐらい正代戦でのミスが多くないか」、「正代の取組で過去に何度もやらかしてるから苦手意識でも持ってるのか?」といった呆れ声も多数みられた。 伊之助は2018年12月の立行司昇格以降、正代が出場した取組では2021年1月場所11日目・隠岐の海戦、2022年1月場所4日目・若隆景戦、今回の明生戦と3回軍配を差し違えている。また、2021年1・3月場所千秋楽の朝乃山戦では、それぞれ取組中の正代と接触するミスを犯し物議を醸した。 「伊之助が正代戦で相次いでミスを犯している詳しい理由は不明ですが、当人の年齢が定年まであと3年弱の62歳と高齢であることから、正代戦に限ったことではなく、判断能力や反射神経に衰えが生じていることも一因なのではという見方はあります。実際、伊之助は正代戦も含めると、直近3年で軍配差し違えが8回、取組中力士との接触が4回とミスが頻発しています」(相撲ライター) 取組後の報道では八角理事長に進退伺を提出した際、「明生が勝ったのは分かっていたけど、東西が分からなかった」と説明したことも伝えられている伊之助。これを受け一部ファンからは「東西も分からないくらいの状態なら、もう潔く身を引くべきなのでは」と進退論も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月13日 15時30分
平幕・宇良、照ノ富士戦の撃沈シーンが「かめはめ波くらった?」「赤ちゃんみたい」と話題に 白鵬との“リプレイ検証”では笑顔も
12日に行われた大相撲1月場所4日目。この日3敗目を喫した平幕・宇良の敗戦シーンがネット上で話題となっている。 >>平幕・宇良、取組後の退場シーンに驚きの声「脳震とうでは」 土俵下に激突し頭部に大ダメージ? 八角理事長は取り口に苦言<< 前日まで「1勝2敗」の宇良はこの日、同「3勝0敗」の横綱・照ノ富士と結びの一番で対戦。宇良は立ち合い、低い姿勢で照ノ富士に頭から当たると、肩透かしを狙いながら後方に回り込む動きなどで揺さぶりをかける。さらに、照ノ富士が投げを打とうと前に出たタイミングで懐に入ると、もろ差しの体勢から一気に寄り土俵際まで追い詰めた。 だが、棒立ちの体勢になりながらも耐えた照ノ富士に押し返されると、その直後に強烈な左の突きを食らう。右胸付近を一突きされた宇良は、体中から力が抜けたかのように後方に吹っ飛び、そのまま尻もちをつきながら土俵外に倒れ敗戦。宇良が突きを受け撃沈した直後、場内からは大きなどよめきが起こっていた。 突き倒しで敗れた宇良の相撲に、ネット上では「言い方悪いかもしれんが、なんか赤ちゃんみたいな尻もちのつき方だったな」、「『かめはめ波くらった?』って感じの吹き飛ばされ方で衝撃だった」、「宇良はこらえるような動きがほとんどできてなかったから、体のバランスを崩した完璧な一突きだったってことなのかな」と驚く声が続出。一方で「その後白鵬とニコニコでリプレー見ててほっこりした」、「一緒に振り返った間垣親方からどんな言葉かけられてたか気になる」と、元横綱・白鵬(現間垣親方)を絡めたコメントも多数挙がった。 NHK大相撲中継内の取組リプレイ映像には、花道のモニターで映像を確認する宇良と白鵬の様子がワイプで映し出された。両名はモニターを見ながら言葉を交わし、宇良は時折笑みも浮かべていた。どのような内容の話をしていたのかは不明だが、取組はもちろん、このシーンも印象に残ったファンも少なからずいるようだ。 取組後に相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)から「絶対にまわしを取らせまいと(していた)。照ノ富士をイライラさせた」と称賛されたことも伝えられている宇良。白星はならなかったが、照ノ富士戦は土俵内外で勝敗以上の話題を呼んだようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月11日 19時30分
平幕・宇良、取組後の退場シーンに驚きの声「脳震とうでは」 土俵下に激突し頭部に大ダメージ? 八角理事長は取り口に苦言
10日に行われた大相撲1月場所2日目。この日2敗目を喫した平幕・宇良の取組後の様子を巡り、ネット上で物議を醸している。 >>元大関・高安、1月場所全休決定も「逆にラッキー」の声 所属部屋がクラスター危機もデメリットばかりではない?<< 前日まで「0勝1敗」の宇良はこの日、同「1勝0敗」の大関・正代と対戦。立ち合いから左を差され圧力をかけられた宇良は、右に動いて揺さぶりを狙う。しかし、冷静に足を運び対応した正代には通用せず、そのまま一気に土俵外へ押し出された。 問題となっているのはこの直後の宇良の様子。宇良は押し出された勢いで土俵下に背中から落下したが、この際に後頭部・背中を強打した影響からか20秒ほどその場から動けず。さらに、そこから土俵上に戻る時も足元を大きくふらつかせていたため、土俵下の藤島審判長(元大関・武双山)は行司・呼び出しらに宇良の状態を確認するよう指差しで指示を出した。 その後呼び出しに付き添われ土俵を降りた宇良は、礼を合わせられる状態ではないと判断されたのかそのまま花道を引き揚げる。最初は呼び出しの肩を借りながら自力で歩いていたが、途中からは車いすに乗せられ下がっていった。 アクシデントに見舞われた宇良の様子を受け、ネット上には「まともに歩けずに車いすに乗せられたのを見ると、脳震とう起こしたのではと思うが大丈夫なのか」、「背中から思いっきり落ちてたから相当なダメージを受けたんじゃないか」と心配する声が続出。一方「下手に粘らなきゃこういう結果は避けられたのでは」、「諦めない気持ちは分かるけどちょっと取り口が危なすぎたな」との指摘も数多く挙がった。 「この日の宇良は立ち合いから右に動くも正代に対応され土俵下に押し出されたという相撲内容でしたが、俵を割る直前に正代の左腕を抱え込むようにたぐっており、最後まで離さないまま土俵下に落下。これにより、正代も左腕を引っ張られたまま土俵下に落下し、宇良に上からのしかかる形となってしまいました。宇良は土俵際での粘り強さに定評のある力士なのですが、今回の一番については勝ちへの執念が裏目に出たとみているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 取組後には相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が「しがみついて危ない。自分だけでなく、相手のけがにもつながる」と苦言を呈したことも伝えられている宇良。なお、取組後は脳震とうを起こしていたのかどうかを含め詳しい状態は伝えられていなかったが、本日3日目も休場はせず出場し、大関・貴景勝相手に今場所初白星を収めている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月20日 21時35分
十両・貴源治の大麻使用発覚で「八角理事長の首が飛ぶ」? 角界騒然の不祥事で“北の湖の悲劇”再びか
4~18日にかけ行われた大相撲7月場所で「6勝9敗」と負け越した十両・貴源治。20日、その貴源治が同場所中に大麻を使用していたことを日本相撲協会が発表したと複数メディアが報じた。 報道によると、14日目の17日に「貴源治が大麻を使用しているのではないか」という話が力士間でささやかれているという情報が協会に寄せられた。これを受けた協会が18日の千秋楽後に事情を確認すると、貴源治は「大麻成分が含まれているCBDオイルという痛み止めを使用している」、「あがり症を抑えるために食べているグミにも大麻成分が入っていると聞いた」などと説明し意図的な使用を否定したという。 ただ、翌19日に行われた尿検査で大麻陽性判定が出たため、協会側は再度貴源治を聴取。すると、場所中に宿舎近くの道路で大麻たばこを1本吸ったと本人が認めたことから、協会はただちに警察に通報。貴源治は警視庁で事情聴取を受けた後、現在は師匠・常盤山親方(元小結・隆三杉)の指示で謹慎しているという。 現在24歳の貴源治は2013年3月場所で初土俵を踏むと、今年7月場所までに十両に20場所(十両優勝1回)、幕内に2場所在位している若手力士。確かな実績を残す一方で、2019年9月に双子の兄・貴ノ富士(元十両/現格闘家・スダリオ剛)が引退につながる付け人への暴行問題を起こした際、自身も弟弟子らに理不尽な指導などを行っていたとしてけん責処分を受けた過去もある。 貴源治の大麻使用発覚を受け、ネット上には「ニュース見て思わず『は?』って口に出るほど驚いた、マジで信じられない」、「白鵬の優勝、照ノ富士の横綱昇進のめでたさに水を差す愚行だ」、「貴源治って場所序盤で炎鵬にアッパー食らわせてた奴か、乱暴な取り口には大麻使用も影響してたんだろうか」、「これはさすがにクビは免れないだろう、兄弟揃って不祥事で力士人生を断たれるとは…」といった反応が寄せられている。 >>十両・貴源治が炎鵬を“アッパー”でKO! 不戦勝をもたらした張り手連発が物議、「兄の貴ノ富士のような暴力」と批判も<< 一方、「これ貴源治以外にも大麻使ってる力士がいたらマズいよな」、「これから抜き打ち検査とかで他にも大麻使ってる奴が判明したりするんだろうか…」、「昔あった大麻問題では北の湖(元横綱)理事長が辞任したし、今回も場合によっては八角理事長(元横綱・北勝海)の首が飛ぶかも」と今後の展開を懸念するコメントも複数見受けられた。 「角界では2008年8月18日に若ノ鵬(当時幕内)が大麻取締法違反(所持)の疑いで警視庁に逮捕され同月21日に解雇されると、9月2日には協会の抜き打ち尿検査で露鵬(当時幕内)、白露山(当時十両)に陽性反応が出て再検査でも同じ結果だったため同月8日に共に解雇。さらに、2009年1月30日には若麒麟(当時幕内)が大麻取締法違反(所持)の疑いで神奈川県警に逮捕され同月31日に引退届を提出し引退と、わずか数カ月の間に関取4名が相次いで大麻絡みの不祥事を起こし土俵を去っています。また、露鵬・白露山の解雇と同じ日には、当時の北の湖理事長が協会の歴史上初めて理事長職を引責辞任したことも多くのファンに衝撃をもたらしました。こうした過去を踏まえてか、今回も万が一、貴源治以外に大麻を使用している力士が今後出てくるようなら、八角現理事長も責任を取らされる展開になるのではと考えているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「自分も今日初めて聞いてびっくりした。残念極まりない」と語ったことが伝えられるなど、協会内部にも激震が走っている貴源治の不祥事。今後は協会コンプライアンス委員会による調査を経て、理事会で正式に処分が決まる見通しとなっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ
十両・貴源治の大麻使用発覚で「八角理事長の首が飛ぶ」? 角界騒然の不祥事で“北の湖の悲劇”再びか
2021年07月20日 21時35分
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スポーツ
全勝優勝の横綱・白鵬に「勝てばいいものでは無い」横審の批判が物議 異例の振る舞いは進退を迫られたことも影響?
2021年07月20日 17時00分
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スポーツ
平幕・千代大龍にファン激怒「八百長やってるのか」 照ノ富士相手の無気力相撲が物議、解説や協会上層部からも苦言相次ぐ
2021年07月14日 15時30分
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スポーツ
関脇・照ノ富士、優勝どころか大関復帰にも暗雲? 好調の裏で問題視される取り口に八角理事長も苦言「修正しないと」
2021年03月20日 11時00分
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スポーツ
雀荘通いの時津風親方だけじゃない! 一般人を金属バットで殴打、現役時代の八百長発覚…不祥事で身を滅ぼした親方たち
2021年02月21日 17時00分
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スポーツ
退職届提出の時津風親方に「退職金目当てだろ」ファン呆れ 阿炎級の“大甘裁定”への危惧も? 処分決定は2月上旬か
2021年01月29日 15時30分
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スポーツ
大相撲、八角理事長が協会あいさつ中に涙? 千秋楽での恒例行事、冒頭の“10秒無言”にファンから反響
2020年03月23日 17時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分