プロレス
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スポーツ 2020年12月15日 17時30分
2020年度プロレス大賞は内藤哲也が二冠!最優秀タッグは杉浦貴&桜庭和志、敢闘賞は潮崎豪が初受賞!
東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞選考会議が14日に行われ、『2020年度プロレス大賞』最優秀選手賞(MVP)には、3年ぶり3度目の受賞となる内藤哲也(新日本プロレス)が選ばれた。 ベストバウト賞は、1月5日東京ドームで行われたIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、オカダ・カズチカ対内藤哲也戦が受賞。オカダは2014年から7年連続、通算で8度目の受賞、内藤は今回のMVPと合わせてダブル受賞となった。新日本プロレス勢では高橋ヒロムが敢闘賞を初受賞している。 新日本プロレス事務所で14日、記者会見が行われた。会見に現れた内藤は「このたびは、東京スポーツ新聞社制定2020年度プロレス大賞MVPに選んでいただき、ありがとうございます。今年の1月4日、1月5日東京ドーム2連戦を終えた時点で、『今年のプロレス大賞はもらったな』と正直、思いました」と早くもMVPを確信していた様子。 「しかし、コロナの影響で10年間待ち続けた高橋ヒロムとのシングルマッチが中止。そのあともプロレスをできない日々が続きました。終わってみれば、俺が思い描いていたものとはまったく違った1年間になってしまったなという印象ですね」としみじみ。「でも、自分の思っていることが思い通りに進まないあたり、内藤哲也っぽいっすね。内藤哲也らしい1年だったなってホント思いますよ」と前を向いた。 ベストバウト賞に関しては「試合の好みって人それぞれいろいろあると思うので、『ドームのオカダvs内藤戦が良かったよ。それでしょう』っていう人もいれば、『いやいや違う。誰誰と誰誰の試合が良かったじゃん。絶対そっちだよ』っていう人もいるわけで、なかなか難しい賞ではあるんですが。今年一年、自分の試合を振り返った時、すごく印象に残ってる試合ですし、数年後、自分のプロレスラー人生を思い出した時、絶対思い出す試合であることは間違いないので。あの1月5日のオカダ戦っていう試合は…」と語る。 「だからその俺にとってすごく印象に残っている試合をベストバウトとして選んでいただけたことに関しては、すごくうれしいですね。あの試合で印象に残っているのは、胸を2回叩いてコーナーに登ってスターダストプレスをやる場面と、試合後の内藤コールですね」と振り返った。 「試合前、入場の時の内藤コールっていうのは何度も聞いてるわけですけども、試合が終わってゴングが鳴って、『STARDUST』(テーマ曲)が流れるなか、東京ドーム中からの内藤コール、あれはすごくうれしかったですし、自分の心にも響いたっすね。あの内藤コール“込み”で俺にとって印象深い試合、そして今回のベストバウト受賞につながったと思う」と続けた。 「試合をした俺とオカダはもちろん、あの会場で声を出して内藤コールをしてくれた皆様と一緒に作り上げたベストバウトだと俺は思ってます。なので、あの時、内藤コールをしてくれた皆様には感謝してますよ。グラシアス、アミーゴス!」と締めた。来年は1.4ドーム大会のメインイベントで、飯伏幸太の挑戦を受ける。 7年連続8度目のベストバウト賞を受賞したオカダ・カズチカは「1.5の試合をまた見直して、この時のように戻りたいなと熱さを感じてもらえたらうれしいです」とした。敢闘賞の高橋ヒロムは「敢闘賞、ぽにーーっっ!!賞なんて高校の皆勤賞以来ですぽにから、うれしい!選考委員さんにチュポ!今年はプロレスができない数カ月もあったけど、そこで立ち止まらずチャンスに食らいついた姿を評価してもらえたのかなと思います。ジュニアからは久しぶりの受賞。これからも夢のために闘い続けます。次はMVPとベストバウトいただきますぽによ! 」とコメントした。 最優秀タッグ賞を受賞したプロレスリング・ノアの杉浦貴&桜庭和志は「このたびは、プロレス大賞最優秀タッグ賞受賞、ありがとうございます。これもひとえに皆さんの応援のおかげです」とコメント。杉浦は 「最優秀タッグチームを獲れたのはなぜか?そりゃ桜庭さんのおかげですよ。桜庭さんがいなかったら、ベルトも取れなかったし、ましてや…って、こう言われたら普通は『そんなことないです』くらい言うもんですけど(笑)」と桜庭を称えたが、桜庭は「あれっ?もうインタビュー始まってるんですか?」と強烈なボケを放ってみせた。 敢闘賞を受賞したプロレスリング・ノアの潮崎豪は「素直には悔しくもありますが、選んでいただけてうれしいです。今年は、『I AM NOAH』『自分がノアだ』ということを実証できて良かったと思っています。世の中が不安の中、それでもノアは止まらなかった。それが今年一番の収穫だったと感じています。これからどんなに苦しい状況になってもプロレスリング・ノアは止まらないと自信になった一年になりました。来年もまたGHCヘビーを一年防衛して、次は『プロレス大賞MVP』を獲りたいと思います!」とMVP奪取を宣言した。 女子プロレス大賞を受賞したスターダムのジュリアは団体関係者の話によると、大差での1位に驚きと喜びを隠せなかったようだ。『2020年度プロレス大賞』受賞者▽最優秀選手賞(MVP)内藤哲也(新日本プロレス=3年ぶり3回目)▽年間最高試合賞(ベストバウト)2020年1月5日 新日本プロレス東京・東京ドーム大会IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル選手権(60分1本勝負)〇内藤哲也(35分37秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ●※デスティーノ▽最優秀タッグ賞杉浦貴(プロレスリング・ノア)&桜庭和志(フリー)▽殊勲賞潮崎豪(プロレスリング・ノア)▽敢闘賞高橋ヒロム(新日本プロレス)▽技能賞遠藤哲哉(DDTプロレス)▽女子プロ大賞ジュリア(スターダム) 今年はコロナ禍に配慮して、授賞式を行わない。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月14日 18時30分
DDT『D王』決勝で竹下幸之介と秋山準の再戦が実現!竹下はリベンジ誓う
DDTプロレス最強決定リーグ戦「D王グランプリ2021」は12日の東京・成増アクトホール大会で公式戦最終日を迎え、Aブロックでは竹下幸之介、Bブロックでは秋山準が勝ち上がった。27日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦を行う。 両者は11月3日の東京・大田区体育館大会で初の一騎打ちが実現し、秋山が勝利している。 12日の成増大会では先にBブロック公式戦が行われ、まず得点6の高尾蒼馬が勝俣瞬馬に敗れ脱落。続いて、秋山がDDTUNIVERSAL王者の上野勇希と対戦した。 上野はエルボー連打、きりもみ式プランチャ、ブリザード・スープレックス・ホールドなど果敢に攻め立てるも、BMEは自爆。チャンスとみた秋山はサポーターを外してのヒザ蹴りからエクスプロイダーを見舞うもカウントは2。 ならばとリストクラッチ式エクスプロイダーから、上野を引き起こしてフロント・ネックロックで絞め上げてギブアップを奪い、得点8で公式戦を終えた。 直後に得点7でBブロックトップのKO-D無差別級王者の遠藤哲哉が登場し、秋山が属する「準烈」リーダーの大石真翔と激突。引き分け以上で優勝決定戦進出が決まる遠藤だが、大石の猛攻に苦戦。それでも、サスケスペシャル、ゆりかもめなどで反撃した。 さらに、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックから、カナディアン・デストロイヤーを決めるも、足を離さなかった大石が必殺のフジヤマ・ニーロックで切り返した。渾身の力で大石が絞め上げると、遠藤はたまらずギブアップ、不覚を喫した。この結果、秋山の決勝進出が決定。大石は秋山をアシストする形となった。 続けてAブロック公式戦が行われ、得点6の坂口征夫が彰人に、クリス・ブルックスがMAOにそれぞれ敗れ脱落が決定。決勝進出はHARASHIMA対竹下の結果次第となった。得点7のHARASHIMAは引き分け以上でOK、得点6の竹下は勝つしか道はなかった。 HARASHIMAは筋肉を断裂している竹下の左腕に集中砲火を浴びせ、キック連打で攻め立てた。それを耐えた竹下はパワーボム、ザーヒーでダメージを与えると、変型のジャーマン・スープレックス・ホールドを決めて3カウントを奪取。得点を8として、逆転で優勝決定戦進出を決めた。 試合後には秋山がリングに上がった。「11月3日、俺が君に勝って、リベンジのときがきた。頑張れよ。腕をちゃんと治してこい。俺メチャクチャ攻めるから。みんな竹下が勝つのを期待してるかもしれないけど、リベンジはさせない」とキッパリ。 一方、竹下は「11月3日、悔しい気持ちがあったから、あなたの前にもう1回立ちたいから、ここまで上がってきた。2度目の敗北はありません。僕が勝ちます」と勝利宣言した。 バックステージで秋山は「彼は11月3日のリベンジ、そして『D王GP』優勝を狙いにくるでしょう。ファンの方もそれを望んでいるのかもしれないですけど、そうはいかない。あの腕で俺に絶対に勝てない。今日も攻められたみたいだけど、攻め方も何もかも違うというところを分からせてやろうかなと。僕も『D王』という新たな勲章をもらいたいし、そのために出ているので。今日もギリギリのところで大石リーダーが勝ってくれてここまで来たので、彼のためにも優勝したいと思います」と宣言した。 『D王』覇者は、2月14日、神奈川・カルッツかわさき大会で無差別級王者・遠藤に挑戦する権利を得る。秋山は「(『D王』を)獲ったら、今度は僕のリベンジするチャンスだと思うので。やっぱ(遠藤に)負けたままじゃイヤなので。勝ってリベンジしようかなと。その上でベルトも手に入るなら、なおさらいいことだし」とDDTの最高峰ベルト奪取を視野に入れている。 一方の竹下は「本当に今までの『D王GP』にないくらい、どの『D王GP』よりも、僕自身厳しいリーグ戦でした。でも、なんとかAブロック勝ち上がって、もう一度、秋山準の目の前に立つことができた。あと決勝まで2週間、この腕を治すことはもちろん、気持ちを高めて決勝に向かいたいと思います」と意気込んだ。 竹下は「2度とあんな思いはしたくないので。負けは負けでも2度目は絶対に許されないと思うので」と続ける。「このリーグ戦を通して、僕のテーマはMAOにも彰人さんにも言われましたけど、『楽しんで』って。楽しんでいるときの僕が一番強い。(秋山と)2回目なのでプレッシャーも正直あるけど、気負いはせず本来の竹下幸之介で勝ちたいと思います」と2年ぶり2度目の優勝と、秋山へのリベンジを果たす覚悟だ。◆DDTプロレス◆『D王グランプリ2021 in NARIMASU!』2020年12月12日東京・成増アクトホール▼第3試合 Bブロック公式リーグ戦(30分1本勝負)<6戦4勝2敗8点>○秋山準(11分51秒 フロント・ネックロック)上野勇希●<6戦3勝3敗6点>▼メインイベント Aブロック公式リーグ戦(30分1本勝負)<6戦2勝2敗1分1不戦勝7点>●HARASHIMA(20分39秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○<6戦4勝2敗8点>(どら増田)
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スポーツ 2020年12月01日 22時30分
大仁田厚、史上初の空中時限爆弾&電流爆破バット×3デスマッチは杉浦貴に軍配!
“邪道”大仁田厚と高木三四郎(サイバーファイト社長)がコラボでプロデュースする『爆破甲子園2020』(実行委主催)が29日、神奈川・鶴見青果市場で開催され、大仁田組が敗北を喫する波乱が起きた。 1990年8月4日、FMWの東京・レールシティ汐留大会での大仁田VSターザン後藤戦(ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ)で初めて行われた電流爆破デスマッチは、今年で生誕30周年を迎えた。今年は「電流爆破生誕30周年記念ツアー」を全国で実施する予定だったが、コロナ禍により次々と中止になった。 なかなか大会が開けないなか、昨年11月以来、1年ぶりに開催にこぎ着けた。メインイベントでは、大仁田がメカパンディータ、ランボー川村と組み、杉浦貴(プロレスリング・ノア)、NOSAWA論外、門馬秀貴組と対戦。大仁田と杉浦が電流爆破で対峙するのは、ノアの2014年9月23日、新潟市体育館大会でのノーロープ有刺鉄線電流爆破6人タッグデスマッチ(大仁田、矢口壹琅=現・雷神矢口、保坂秀樹VS杉浦、高山善廣、平柳玄藩)以来、6年ぶりだ。 試合形式は史上初の「空中時限爆弾&電流爆破バット×3デスマッチ」で、通常の電流爆破バットが3本用意されたほか、リング真上に時限爆弾が設置され、開始から10分経過した時点で爆発する前代未聞のルールに。 ゴングが鳴ると、大仁田は杉浦と激しい場外戦を展開。リングに戻ると、大仁田は論外に机上パイルドライバーを決め、イス、テーブルの破片で脳天を連打。9分が過ぎ、時限爆弾のカウントダウンが始まると、大仁田は身を挺してレフェリーをかばった。 そこでけたたましい爆音とともに大爆発が起き、リングで倒れていた杉浦、論外、そして大仁田の3人が被爆。その後、杉浦が爆破バットで大仁田を一撃するも、カウント2でクリア。今度は論外が爆破バットを手にして、羽交い絞めにされた大仁田を狙うも、門馬に誤爆。再び杉浦が爆破バットを持つと、現役時代の王貞治氏さながらに、左の一本足打法でメカパンディータにフルスイングすると、カウント3。杉浦組が勝利を収めている。 バックステージに戻った論外は「電流爆破で大仁田が俺たちに挑戦してこい。どんなルールでもやってやる。ロケット持ってきて、爆破バット10本だったらラスボス(杉浦)がシングルマッチやるよ、大仁田厚と」と発言。杉浦は「それだけ用意したらな。まあ時間があればね」とまんざらでもない様子だった。 さらに、論外は「正直、空中時限爆弾はすごかったね。ただ『爆破甲子園』、初めてやる空中爆破とか、爆破実験してくれ!メチャクチャ怖かったぜ俺たち。経費をケチってんじゃねぇよ!」、杉浦は「俺たちで実験しやがって。どんだけの音で、どんだけの火が落ちてくるか分からないからね」と苦言を呈した。 一方、大仁田も「もう杉浦と一騎打ちするしかないですね。ノアのリングでも何でもいいから。条件はあっちにのませますんで、杉浦との一騎打ちを」と杉浦とのシングル戦を口にし、両者による対戦が実現する可能性が出てきた。 続けて、大仁田は「正直言って高木選手のマッチメークですから、僕は文句を言えないですけど。あえて文句を言うなら、なんでパンダとランボーと、こんな弱い奴を俺につけるのか。高木選手が出てくればいいじゃないか。最近の高木選手を見ていると、ほとんど爆破から逃げている。この間の路上プロレス(東京・としまえん)でもほとんど爆破を受けないで。僕がFMWの社長のときは自ら爆破を受けてきたんですよ」とコメント。 高木が現れると、大仁田は「アンタにはやっぱり6分の4ぐらい、6割ぐらいレスラーでいてほしいよ。焙煎場で働いているパンダが勝てるわけねぇじゃないか!俺の焙煎場で働いているんだぞ!トレーニングなんてほとんどできないよ!それを俺のパートナーにしたって勝てるわけないだろ、杉浦に!アイツら犬だぜ!パンダと犬、どっちが強いと思う?」とぶちまけた。 すると、高木は「31周年の時は必ず、やります。五輪も1年ずれたんで、来年も(電流爆破生誕)30周年でいきましょう!来年こそツアーできますよ、絶対に!もっと大きい場所を用意しますよ」と大仁田を納得させた。 それでもまだ言い足りなかった大仁田は「正直に申しますけど、空中時限爆弾という発想をしたのはこの人(高木)です。勝手に全部丸投げして僕によこして、僕がネーミングをつけて。実験もないのに、その場でやらせるというも無謀なやり方。地方のゼネコンがよくやるじゃないですか。高木さんも丸投げを始めたか。また高木さんはどういう丸投げをしてくるか。今後すごい丸投げをしてくる可能性が十分にあるので、よろしくお願いします」と話した。 また、大仁田はSNSを通じて、現役復帰に向け練習に励んでいる元プロ野球選手の新庄剛志氏に来場を呼び掛け、席を設けていたが現れなかった。これに論外は「来るわけねぇよな。なんでだか分かるか? 新庄さんは愛犬家なんだよ。改めて俺と杉浦さんと門馬君で新庄さんにラブコールを送る。同じ愛犬家として、『爆破甲子園』のリングでバットを振りませんか?野球のトライアウトが終わってからでいい。杉浦軍のCEOの席を用意しておくから」と新庄氏の加入を熱望した。 プロ野球トライアウト終了を待って、RIZINとの争奪戦に発展するのか注目だ。◆爆破甲子園実行委員会◆『爆破甲子園2020~電流爆破生誕30周年記念~』2020年11月29日神奈川・鶴見青果市場▼メインイベント 史上初!空中時限爆弾&電流爆破バット×3デスマッチ(時間無制限1本勝負)大仁田厚&●メカパンディータ&ランボー川村(12分28秒 片エビ固め)杉浦貴○&NOSAWA論外&門馬秀貴※電流爆破バットフルスイング(どら増田)
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スポーツ 2020年11月24日 22時30分
秋山準敗れたり!遠藤哲哉がKO-D王者の意地を見せる「DDTで勝ったのは俺しかいない」
DDTプロレスは22日、東京・後楽園ホールで、DDT最強決定リーグ戦『D王グランプリ2021』の開幕戦『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』を開催した。 メインイベントでは、KO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉と、全日本プロレスからレンタル移籍中の秋山準が対戦。遠藤の希望で、いきなり優勝候補対決が実現。試合は序盤ロックアップで始まり、グラウンドでのレスリングの攻防でしのぎを削った。遠藤が場外戦に誘うと、秋山は逆にフェンスに投げ飛ばし、ヒザ蹴りを見舞った。リングに戻ると、秋山はパイルドライバー、ネックブリーカーなどで攻め立てた。ヘッドロックをバックドロップで切り返した遠藤は、サスケスペシャル、スワン式エルボーなどで反撃。負けじと、秋山はラリアット、ランニング・ニー、フロント・ネックロック、投げ捨てジャーマンを繰り出した。その後、激しいエルボーの打ち合いとなったが、秋山はジャンピング・ニー、ヒザ蹴り、そしてエクスプロイダーを叩き込むもカウントは2。さらに、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うと、遠藤は首固めで切り返すも2カウント。 勝機と見た遠藤はオーバーヘッドキック、ハンドスプリング式のキック、旋回式トーチャーラックボムと波状攻撃も、秋山はカウント2で返す。すると、遠藤はトップロープへ駆け上がると、シューティングスター・プレスを決めて、3カウント。秋山にDDTで初めて土をつけたのは遠藤だった。 13日の記者会見で、遠藤は秋山戦を事実上の“優勝決定戦”と位置付け、勝っても負けても、残り試合を棄権すると発言していたが、バックステージで「遠藤哲哉の天王山。山場は越えた。気分がいいから残りの公式戦も全部出て、全部俺が取る。20年、遠藤哲哉イヤーで締めくくる。勝っちゃたよ。俺が一番ビックリしてる!」と前言を撤回して、全勝優勝を宣言。続けて、遠藤は「正直ちょっと圧倒されたところはある。ゴングが鳴って、向かい合って、向こうが歩み寄ってきた時、俺自身後ろに引いたところはある。圧の掛け方と言うか、まだ俺が経験したことがないようなものを秋山準は持ってた」と振り返り、「秋山準に勝った人間は、DDTに俺しかいないから。ほかの奴ら、同じブロックに誰がいるかとかあんまり覚えてないけど、残りも誰が来ようが俺が勝つ以外にない」と秋山に勝ったことで、自信を深めたようだ。 さらに、遠藤は「畳みかけかな、最後の。うまく自分の型にはまったというか。秋山準との闘いは、そんなにしてないから、お互いにわからない状況で、今回はたまたま俺の型がはまった。そこかな。今日の俺の勝ちを決めたポイント。だから2回目以降がどうなるかわからない。またいつか試合することがあるかもしれないし」とコメント。無差別級王者の遠藤が優勝した場合、挑戦者を指名できるが、遠藤は「そんなの決まってるでしょ。言わせないでよ。それはもう、みんなが考えている相手を指名しますよ」と話し、明言は避けた。 一方、5月16日の「TV SHOW!」から、DDTにレギュラー参戦し、7月よりレンタル移籍した秋山は、同団体での初黒星となったが、「チャンピオンだから、あれぐらいじゃないと。シューティングスターって効くんだな。彼は体重も軽いからそんなに効かないと思ったら効いたよ!息できなかった。さすがチャンピオン。28年目にして目標ができた。目標ができた俺、まあまあ強いから」と既に気持ちを切り替えており、残り試合を負けないことで、優勝決定戦への進出を狙っていく貪欲さを覗かせていた。試合に負けた秋山だが、まだ余裕がある印象。ここから本領発揮して来るのは間違いないだろう。◆DDTプロレス◆『D王 GRAND PRIX 2021 in KORAKUEN HALL!』2020年11月22日東京・後楽園ホール▼ メインイベント Bブロック公式リーグ戦 (30分1本勝負)<1戦1勝2点>○遠藤哲哉(14分0秒 片エビ固め)秋山準●<1戦1敗0点>※シューティングスター・プレス(どら増田)
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スポーツ 2020年11月17日 06時30分
秋山準「全部勝って『D王』を制覇したい」DDT制圧へ全勝優勝宣言!
DDTプロレスは、22日の東京・後楽園ホールで開幕するDDT最強決定リーグ戦「D王グランプリ2021」に向け、初出場となる秋山準が自身への“包囲網”をモノともせず、完全制覇を宣言した。13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同リーグ戦に参戦する13選手(Aブロックの坂口征夫は所用のため欠席)が出席し、それぞれ意気込みを語った。 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した秋山はBブロックに組み入れられたが、ほかの6選手が過剰に意識した。KO-D無差別級王者で、自らの希望で開幕戦で秋山と激突する遠藤哲哉は「初戦の秋山準。この試合に勝てば、それで優勝は決まる。残りの消化試合はすべて棄権します。仮に負けることがあれば、それで優勝が消滅するので、残りの試合は棄権します。11・22後楽園、遠藤哲哉VS秋山準の優勝決定戦になります」と秋山戦に懸ける並々ならぬ決意を見せた。ここで秋山を止めておきたい気持ちは誰よりも強いのだろう。 高尾蒼馬は「CIMAさんとシングルやって、11・3大田区(総合体育館)でCIMAさんと組んで、(HARASHIMA&丸藤正道)に勝って、モチべーションが下がってる。賞金がない?ヤル気ないけど、同じブロックに秋山選手がいる。若い頃、全日本に出て、試合したけど、シングルでやるのは初。いいチャンスなので教わったものを出したい。最近哲哉が調子に乗ってるんで殺す」とコメント。 上野勇希は「UNIVERSALのベルト獲って、防衛して、より勝ち負けが意識される。責任背負ってるし誰にも負けられない。遠藤さん、高尾さんも、ほかの選手もそうだと思いますけど、秋山さんがいらっしゃる。高尾さんのように、若い頃に教えていただいたわけじゃないし、プロレスの歴史を通して恐れることもない。平田(一喜)さんにダンスを強要するお茶目で怖い秋山さんを意識します」と話した。 進境著しい勝俣瞬馬は「初出場することができました。『D王』はシングルプレイヤーとして結果出したことがなかったし、出ることが出来てうれしい。秋山さんに誉められて自信がついた。秋山さんに今の自分をぶつけて勝って、サウナ部に加入してもらう。最終的にはサウナ部4人で決勝を闘いたい」と述べている。体格では秋山に劣らぬ樋口和貞は「自分自身の闘いをするだけ。秋山準、全日本で終わりかけた人間に、トップを譲るわけにはいかない。ぶっ倒していきます」と気合十分。 これに過敏に反応した「準烈」リーダーの大石真翔は「『D王』初出場。僕は志願してエントリーした。今までシングルのリーグ戦に出たことがなかった。今の大石の実力がどんなものか見せたい。みんなが雁首そろえて、秋山準と言っているので、僕はその足をすくって、『大石、ここにあり』を見せたい。秋山さんへの気持ちが一番強いのは僕」とキッパリ。 6選手のコメントを聞いた秋山は「全日本で終わりかけてた秋山です。社長としてできなかったこと、やれなかったことをすべてなくして、1選手として、DDTに上がってリーグ戦に臨みます。チャンピオン(遠藤)を突破しないと優勝できない。全部勝って、決勝に行って、『D王』制覇したい」と全勝優勝宣言。 秋山がシングルのリーグ戦に出場するのは、全日本プロレスの2018年「第38回チャンピオン・カーニバル」以来、2年ぶり。同リーグ戦では13年を最後に優勝から遠ざかっていたが、「(遠藤とは)本当は初戦より、真ん中くらいでやりたかったけど、ご指名なんで。チャンピオンから直接取れば、いろいろ話もできるし、願ったりかなったり。リーグ戦でマークされるのは慣れてる。逆にこの年でマークしてもらってありがとう。樋口選手、彼の言葉はいただけない。試合を通して、俺の感情をぶつけたい」と締めくくった。 一方のAブロックで、2年ぶりの制覇を目指す竹下幸之介は「大田区以降、自問自答の日々。自分がやってきたことが間違っていたのか、正しい道を歩んでいるのか。考えるとわからなくなる。秋山準にやり返したら、答が見つかるとは思えない。だけど、秋山準にやり返さないと新しい一歩を踏み出せない。どんなにかっこ悪くても、がむしゃらにやって、再び秋山準の前に立てるようがんばりたい。勝ち上がって決勝に行って優勝しないと何も始まらない。勝ち上がることに最も重きを置いて優勝します」とコメント。 遠藤からのエールで、示唆していた引退を回避した佐々木大輔は「俺には『D王』に秘策がある。優勝宣言だ。秘策? 先に言ったらバレるだろ。丸め込みだ! 注目選手は俺だ。俺だけ見てりゃいいんだ!」と早くも“カリスマ節”が復活。 元無差別級王者のHARASHIMAは「2020年は1月に無差別級失って、コロナ禍で思うように興行できなかったり、再開してもベルトに絡むことができず。大田区でも負けてしまったり、自分の中でいいものではなかった。個人的によりよくするために、最後に『D王』で結果を出したい」と決意すれば、クリス・ブルックスは「ウエノに大田区で負けた。ぜひとも勝ち上がってきてほしい。一方、対戦したくないのはアキヤマ。ボコボコにされると思うので」とコメント。 MAOは話さず、自身のTwitterに「前に出た『D王GP 2019』はエントリーされたことがまぐれみたいなもの。今回はエントリーされて、しかるべき実力も期待もふさわしくなっていると思います。必ず結果を出します。クリスとは唯一シングルで当たったことがないので楽しみ」といった内容をツイート。彰人は「普通を普通でなくす。当たり前を当たり前ではなくす『D王』にしたい」と番狂わせを示唆。坂口は広報を通じ、「全員殺す!」とのメッセージを寄せている。 秋山がエントリーしたことにより、レベルの高いリーグ戦になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月10日 06時30分
秋山準のDDT制圧をKO-D王者、遠藤哲哉が止めるか?11.22後楽園で対戦
DDTプロレスの最強決定リーグ戦『D王 GRANDPRIX2021』の開幕戦(22日=東京・後楽園ホール)で激突する、KO-D無差別級王者・遠藤哲哉と秋山準が共に初シングル戦での勝利を宣言だ。 3日の東京・大田区総合体育館大会で、佐々木大輔を破って、同王座を防衛し、王者として『D王』に臨むことになった遠藤は、同じBブロックに振り分けられた秋山との初戦での対戦を熱望。団体側がこれを認めたため、22日の初戦で対戦する。8日に『DDT TV SHOW!#11』(DDTTV SHOWスタジオ)が無観客で開催。動画配信サービスで配信された。 同大会のセミファイナルで、遠藤は佐々木、高尾蒼馬、マッド・ポーリーとの「ダムネーション」で、「準烈」の秋山、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹組と8人タッグマッチで激突。遠藤が秋山と絡むのは、全日本プロレス2016年6月15日の後楽園大会(秋山、青柳優馬組VS竹下幸之介、遠藤組)以来、約4年半ぶり。DDTでは初である。 両者は試合権利がない場面で激しいエルボー合戦を繰り広げるなど、闘志あふれる攻防を展開。秋山はエクスプロイダーを見舞ったが、岡谷が遠藤に捕獲され、ゆりかもめで絞め上げられてギブアップ。DDTでの初遭遇は、遠藤が属する「ダムネーション」が勝利を奪った。試合後にも、遠藤と激しくエルボーの応酬でやり合った秋山は「4年半くらい前に1回やった時とは自信、顔つきも全然違った。別人と思っていい。チャンピオンだし。22日、初戦でありがたいことに、ご指名いただいたんで。チャンピオンから取れば、いろいろ話ができると思う。取れるようにしたい」とコメント。 一方の遠藤は「秋山準、ゾクゾクした。一瞬の絡みしかなかったけど、あの一瞬で竹下に勝つ理由がわかった。でも、DDTのチャンピオンで、DDTで一番強いのはこの俺。後楽園では、何が何でも俺が勝つ」と必勝を誓った。また、一時は「ダムネーション」から追放されながら、出戻った佐々木は、遠藤から看板持ちでのやり直し指令を受けていたが、「違和感しかねぇ。やりづらいぞ。看板を持ってくるの忘れた。見届けに来た。(遠藤に対して)秋山、オマエの闘魂でやってやれ!」と、上から目線で話した。 秋山は遠藤のライバル竹下をシングルで倒しているだけに、トップの遠藤を倒すことにより、KO-D無差別級のタイトル挑戦も視界に入って来るのは必至。秋山の壁を遠藤が超えられるのか注目である。◆DDTプロレス◆『DDT TV SHOW #11』2020年11月8日DDT TV SHOWスタジオ▼DAMNATIONvs準烈!(30分1本勝負)○遠藤哲哉&佐々木大輔&高尾蒼馬&マッド・ポーリー(10分30秒 ゆりかもめ)秋山準&大石真翔&渡瀬瑞基&岡谷英樹●(どら増田)
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スポーツ 2020年11月04日 22時30分
DDT秋山準が竹下幸之介との激戦制す!「案外大丈夫だった」
DDTプロレスは3日、東京・大田区総合体育館で、ビッグマッチ『Ultimate Party 2020』を開催した。 7月1日付で、全日本プロレスからDDTにレンタル移籍した“重鎮”秋山準が、11・3大田区大会のセミファイナルで“DDTの若きエース”竹下幸之介を破り、世代交代を阻止した。 これまで幾度となく、タッグでの前哨戦で竹下と対戦してきた秋山だが、初の一騎打ちとあって、魂のこもったヘッドバット、ヒザ蹴りなどを繰り出し、これまで以上に厳しい攻めを展開。負けじと、竹下も場外でのボディスラム、ウォール・オブ・タケシタなどで反撃するも、なかなかペースはつかめず。20分過ぎ、竹下が投げ捨てジャーマンを見舞うと、秋山はエクスプロイダーで応戦。すぐさま竹下が再度投げ捨てジャーマンに行くと、秋山もエクスプロイダーで反撃。続けて、竹下はラリアットから高角度のパワーボムを炸裂させるもカウントは2。勝負と見た秋山は、サポーターをずらしてヒザ蹴りの連打、3発目のエクスプロイダーを出すも、フォールは奪えず。さらに顔面にヒザをたたき込んだ秋山はリストクラッチ式エクスプロイダーを見舞うと、竹下は青息吐息。あえて竹下の肩を上げた秋山が、フロント・ネックロックで絞め上げると、竹下はたまらずギブアップ。両者の初のシングル戦は25分を超える熱闘となったが、秋山が制し世代交代をさせなかった。 試合後、秋山は「もっと早く勝負つけたかったけど、時間がかかったから。アイツが有利だと思ったけど、案外大丈夫だった。正直スタミナの面でどうかと思ったけど、昔取った杵柄ってある。(竹下は)いい選手。すべてがそろってる選手だけど、経験が足りない。彼の技はだいたいわかってる。後は今の技でもっと気持ち込めてきたらわからない。試合で俺をリードできるようになったら、彼の勝ち。自分が何か失敗したら全部危ない。体もでかいし力も強い。だけど、これ来たらこうだなという、ほかの人とは試合した数も違うし、先輩方にやられて体に染みついてるから。(フィニッシュは)体が死んでたので、リストクラッチでもよかったかもしれないけど、アレの方が悔しいでしょ。若手のことを見てと、高木(三四郎)さんに言われて、若手の全体を上げないといけないけど、竹下選手中心にやってきたから、まずは彼。次『D王』に出たら、いろんなテーマが見つかると思う」と既に次のステージに目を向けている様子。 DDTの最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX」への初出場が決まった秋山は「今まで竹下選手とばかりやってきたんで、ほかの選手はほぼ知らない。みんなと闘って、DDTの本当はどうなのかって。せっかく出るんで、クビ取りに来たら目立ちます」と意欲を示しており、通常、無差別級王者以外の選手が「D王」に優勝した場合、同王座に挑むのがほぼ慣例になっているが、秋山は「何でもいいんですか? 高木さんのベルト(EXTREAME級)に挑戦します(笑)。まず勝たないといけないんで。ちゃんと体を整えて、今日以上の動きができるよう精進したい」と余裕を見せていた。 一方、敗れた竹下は「僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道は正解じゃなかったのかもしれません。間違ってたなんて思いたくないですけど。やってきたこと間違ってたのかなって思いました」と肩を落とすしかなかった。 今年はプロレスリング・ノアのマットで、武藤敬司が清宮海斗と27分を超える激闘を制しており、この試合も比較されることもあったが、秋山は秋山の試合でキッチリと竹下を倒してみせたのはさすがの一言。竹下がこの試合を経てどのような変化が見られるのか注目したい。◆DDTプロレス◆『Ultimate Party 2020』2020年11月3日東京・大田区総合体育館 観衆 未発表(札止め)▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)○秋山準(25分38秒 フロントネックロック)竹下幸之介●(どら増田)
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スポーツ 2020年10月27日 22時30分
DDT遠藤哲哉と佐々木大輔が会見で大乱闘!11.3決戦へ遺恨深まる
DDTプロレスは26日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で、今年最後のビッグマッチとなる「UltimateParty2020」(11月3日、東京・大田区総合体育館)に関する記者会見を開いたが、メインイベントで対戦するKO-D無差別級チャンピオン遠藤哲哉と佐々木大輔は互いに着てきた服を引き裂き合う大乱闘に発展。 25日の東京・後楽園ホールで行われた調印式では、遠藤が佐々木の上着を引き裂いたが、その服のままで会見に出席した佐々木は「昨日は背後から襲われて暴れたけど、今日は至って冷静なコメントを出します。裏切られたことに関しては、一切許すことはない。怒りのエネルギーがものすごいことになって、私が塗ってやったメッキでちょっと勘違いしてる。コイツのメッキを剥がして、最後のメッキのKO-D無差別級のベルトを奪い取って、コイツを終わらせる。15年やってきて、一番怒りでコンディションがいい。頭も体も冴え渡って、この一戦のことしか考えてない。勝つか負けるかわからないけど、負けたらそれなりの覚悟をもって。負けることなんて考えてない。それくらい、この一戦に懸けてます」と余裕のコメント。対する遠藤は「KO-D無差別級のベルトは佐々木が塗ったメッキではなく、自分自身の力で獲った証明。負けてベルト落としてもメッキは剥がれない。勝って佐々木のメッキを自分の力で剥がす。対戦相手は、こういう場にふさわしくない格好。いいオトナなんで、シャツのボタンくらい締められるようになってもらいたい。これがプロレスラーだと思われたら、プロレス界に悪影響。大田区で引退させてやる」と恩知らず発言を貫くことで、チャンピオンのプライドを見せつけた。 佐々木が「服装に関しては、私の一張羅。コイツに大事なボタンをはじき飛ばされて、怒りしかない。大田区で勝ったら、土下座させた上で、スーツ代1万5000円を請求する」と言い返すと、遠藤は「今まで佐々木に勝ってないんで、先のこととか見えてない。11・3で、このベルトを防衛した上で、どんな遠藤哲哉が生まれて、育つのか。それは大田区以降のお楽しみ」と続けた。 “覚悟”については、佐々木は「いろんなレスラーが軽々しく口にする引退という言葉。引退して復帰とか、そういう人間とは違う引退という言葉を言っておきたい。引退しても、すぐ復帰できる業界だけど、そういうことはない。就職活動に備えてスーツを新調して、ほかの人間とは違う覚悟で挑む」と、「引退」という言葉を使うことで、自分自身にプレッシャーを掛けているようだ。 その後、フォトセッションが終わると、佐々木は遠藤にヘッドバットをぶちかまし、自身の靴で殴打すると、スーツを破った。怒った遠藤は急所打ちを見舞い、またまた佐々木の上着を引き裂き、会見でも両者譲らず。大田区のメインは大荒れ必至と言いたいところだが、お互いに知り尽くした仲なだけに、いろんな意味で読み合いが展開されるかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月26日 22時30分
DDT秋山準、竹下幸之介との前哨戦に敗れマイクを払いのける!
DDTプロレスの今年最後のビッグマッチとなる「UltimateParty2020」(11月3日、東京・大田区総合体育館)で秋山準と初の一騎打ちに臨む“DDTの若きエース”竹下幸之介が、25日の東京・後楽園ホール大会で最後の前哨戦を行った。 この日、竹下は彰人をパートナーに、秋山・大石真翔組と対戦。竹下と秋山は共に先発を買って出て、激しいエルボー合戦を展開。戦場が場外に移ると、両者ともにビッグブーツを繰り出した。5分過ぎ、竹下は秋山にエルボー連打、ジャンピング・ラリアット、フェースロックと怒涛の攻め。秋山もビッグブーツ、ラリアット、ヒザ蹴り、フロントネックロックを仕掛けるも、彰人がカット。秋山が串刺しジャンピング・ニーからエクスプロイダーを出すと、すぐに立ち上がった竹下は投げ捨てジャーマン。秋山が再度エクスプロイダーを見舞えば、竹下は投げ捨てジャーマンからヒザ蹴り。秋山がラリアットを繰り出すと、両者しばしダウンするほどの目まぐるしい攻防を繰り広げた。竹下は秋山から代わった大石の変型スタナーを食ったものの、ローリング・エルボーから股の間に両腕を差し込んだ変型ジャーマン(ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)を決めて3カウントを奪取。竹下が前哨戦を制している。 試合後、竹下がマイクを持とうとすると、秋山は払いのけ、竹下は自声で「大田区、絶対に勝ってやる!」と絶叫。バックステージで、竹下は「最後の前哨戦。絶好調なとこ見せて、『竹下VS秋山、どうなるんやろ?』と思ってもらえたら、前哨戦の意味があった。(新技は)大石さんと闘う時は毎試合、試してるんで。108個(新技が)あります。そのうち3つくらい出したんで、あと105個あります。脳と心と体の筋肉のミックス具合がちょうどいい。(マイクを払われたが)お互いに闘いでわかってる。投げっ放しだけど、秋山さんにジャーマンを初めて使った。的確に一発一発魂込めて食らわせたい」と終始強気なコメント。 一方、秋山は「(最後の変型ジャーマンは)あんなんやられて、41歳(大石)でもこんなだから、51歳の俺だとヤバい。体は動いてるし、いい勝負できると思う。いい勝負って勝つことなんだけど。DDTではいっぱいマイクするでしょ。もうマイクはいらないだろう。体と体で語り合ったから」と淡々と話し、シングルマッチ本番に向けてエンジンが掛かったようだ。◆DDTプロレス◆『Road to Ultimate Party 2020』2020年10月25日東京・後楽園ホール▼第4試合 準烈vsALL OUT!(30分1本勝負)秋山準&●大石真翔(9分28秒 ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○&彰人(どら増田)
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スポーツ 2020年10月20日 06時30分
スターダム初参戦!北斗晶提唱アッセンブル11.20上野大会全カード決定!
元プロレスラーで現在はタレントとして活躍中の北斗晶が提唱した女子プロレス活性化イベント「アッセンブル」の第2弾興行となる11.20東京・上野恩賜公園野外ステージ大会の全対戦カードが発表された。『Women’s Pro-Wrestling Assemble』2020年11月20日東京・上野恩賜公園野外ステージ17:00開始※第0試合は16:00開始(15:30開場)【全対戦カード】▼第0試合 Up-and-Coming Edition▽マーベラス彩羽匠 vs 桃野美桜▽センダイガールズ金子夏穂 vs 岡優里佳▽PURE-JAKARI vs 大空ちえ※試合順は未定▼OZアカデミータッグマッチアジャコング&米山香織 vs 加藤園子&小林香萌▼PURE-J シングルマッチ中森華子 vs KAZUKI▼シードリングタッグマッチ世志琥&松本浩代 vs 中島安里紗&花穂ノ利※レフェリー:南月たいよう▼センダイガールズタッグマッチ橋本千紘&DASH・チサコ vs 愛海&岡優里佳▼スターダムタッグマッチAZM&上谷沙弥 vs スターライト・キッド&飯田沙耶▼マーベラス 6人タッグマッチ渡辺智子&響&星月芽依 vs彩羽匠&門倉凛&MASHA SLAMOVICH▼T-HEARTS タッグマッチSareee&安納サオリ vs 朱崇花&川畑梨瑚▼Hall of Fame Edition ~特別試合ジャガー横田&長与千種&伊藤薫 vs ダンプ松本&堀田祐美子&KAORU※試合順は当日の抽選で決定する。 今大会はアッセンブルに加盟しているうちの7団体が試合を提供。フリー枠、レジェンド枠を含めた8試合を行う他、第0試合として、マーベラス、センダイガールズ、PURE-Jが1試合ずつ新人選手を起用したシングルマッチを行う。 第1回大会の試合提供を見送ったスターダムが、今回参加することが発表されたことから話題となっていたが、AZM&上谷沙弥 vs スターライト・キッド&飯田沙耶という主力ではなく、若くて勢いのある選手を出して来たのは、アッセンブルが掲げている「若い選手を観て(知って)もらいたい」という趣旨と一致していると言っていいだろう。 この日は、こちらも前回は見送られたレジェンド枠として、ジャガー横田&長与千種&伊藤薫 vs ダンプ松本&堀田祐美子&KAORUというドリームマッチも組まれており、OZアカデミーからはアジャコングも出場する。各団体の選手たちは、こうした女子プロレスの歴史を築いてきたレジェンドたちに試合では食われないような強い気持ちを見せてもらいたい。(どら増田)
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