「シークレットナイト」は、当時NGT48のメンバーだった山口真帆がファンの男性から暴行を受けていたことが発覚した騒動後から、事件について発信してきたユーチューバー。しかし、6月にユーチューブ側から収益停止を受けて以降、7月末にオンラインサロンを立ち上げ、サロン内で情報収集などをしていた。
今回注目を集めているのは、「シークレットナイト」が18日にアップした「【さようなら】役所への虚偽説明 完結編。」という動画。その中で「シークレットナイト」は、サロンの元メンバーからの情報提供を受けたという、1月22日に行われたAKSから新潟県への事実説明の際の面談記録を公開した。その中には、騒動発覚後、AKSが事件について県の担当者についてした説明がつづられており、「山口本人がマンションで犯人に声をかけられ、驚いて大きな声を出した。頭を掴まれてどうのこうのではなかった」「(山口)本人は被害者と言ってあるので、被害者とするが」「山口にまつわる色々な噂が出ていて」などと記されていた。
しかし、3月21日公表の第三者委員会の報告書によると、犯人の男性・乙は山口の顔をつかんで押し倒そうとしてきたとされており、同じく犯人の男性・甲に関しても、「山口氏の目と鼻のあたりを親指と人差し指で,山口氏の両こめかみを押さえるような形で,顔面をつかんだ」「山口氏の口を押さえてきた」とされていた。AKS側の矛盾する説明について、ネットからは、「これ思いっきり虚偽説明じゃん…」「最初は山口さんの思い込みってことで終わらせたかったことがよく分かるね」「山口さんをケアするどころか県にうその説明してたってひどすぎる」といったAKS側への批判の声が殺到する事態になっている。
また、3月22日に行われたAKSの記者会見中、山口が「記者会見に出席している3人は、事件が起きてから、保護者説明会、スポンサー、メディア、県と市に、私や警察に事実関係を確認もせずに、私の思い込みのように虚偽の説明をしていました」とツイートしていたが、結果的に山口側の主張の信憑性が立証された形に。これに関しても、「資料が公開されればされるほど、山口さんが言ってたことが本当だったって証明されていく」「山口真帆さんの主張の正しさが、また立証された」という声も上がっている。
いまだ謎が多く残るNGT騒動。ネットからはAKS側への不信感がさらに増した形となった。
記事内の引用について
シークレットナイト公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCnsMcfV6hQn6vtg0bsOgytQ
NGT48第三者委員会調査報告書より https://ngt48.jp/
山口真帆公式ツイッターより https://twitter.com/maho_yamaguchi