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芸能 2011年08月20日 17時59分
いいともで久々の放送事故! ゆうこりん「こりん星」に間違い電話!?
お昼の看板番組「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにて、久々の放送事故が起きた。 それは8月19日放送のテレフォンショッキングのコーナーにて、7年ぶりにゲストとして出演したタレントの小倉優子が、お友達としてTUBEのボーカル、前田亘輝を紹介した時の事。「優しくって、面白くって、良い方ですよね〜」と紹介した後、スタッフに電話を手渡され慎重に番号を確認しながらかけたのだが…いつもより長い呼び出し音。やがて受話器が取られて男性の声がするのだが、「こんにちは前田さん、小倉優子です」と彼女が名乗ると、電話口で男性が「はいっ!?」と驚いた声を上げた。明らかにTUBE前田とは違う声に、慌ててゆうこりんが電話番号を確認。そしてはっと口を押さえて、「ごめんなさい、間違えました!」と電話の向こうの相手に謝った。 これには司会のタモリもびっくり。 「もしもーし? あれ!?…切れちゃったね」 フォローのために電話越しの相手にタモリが呼びかけるが、電話は既に切れた後。ゆうこりんは「ごめんなさい…私(電話番号の)9と7間違えちゃった…」と困惑した様子で語った。衝撃の展開に客席はざわつき、ゆうこりんも本番中の重大ミスに「ごめんなさい、どうしよう…」と今にも泣きそう。そして番組は、そのままCMへ入ってしまった。 すっかりお昼の顔となった「いいとも」の開始当初からあるこのコーナー。長い間放送しているのだから、当然このようなハプニングも多い。間違い電話は案外多いようで、最近の例では2006年10月の収録で、ナインティナインの岡村が相方の矢部を紹介した時、テレフォンを担当する平井理央アナが2回も一般企業に電話をかけてしまった事があった。また、過去にはうっかり一般家庭に電話をかけ間違えてしまい、それから数回一般人が登場する事になったケースも。 最近はゲストが自分で相手にかけることの多いこのテレフォン。以前は電話した際に事務所のスタッフやマネージャーが出ることが多かったため、アナウンサーが連絡を担当していた。今は携帯電話に連絡できるため、本人がかけるようになったのかも知れないが、やはり安全のためにもテレフォンアナウンサーが担当した方が良いのではないだろうか? さて、問題の電話は、ちゃんとCM中に本来の連絡先であるTUBE前田に繋がったようで、CMを挟んでの本番開始直後、ゆうこりんが不安げに「前田さんですよね…?」と話しかけると、前田は「いいですよね、番号間違えてくれるんですもんね〜」と陽気に答えた。そして「さすがゆうこりん」と、彼女の天然キャラを絶賛しながらフォローしていた。 この日のテレフォンショッキングは、ゆうこりんが改めて長年演じてきた「こりん星キャラ」との決別を宣言するなど、色々な意味で見どころが多かった。この日は「千葉県出身です」ときっぱり宣言したが、「でも『こりん星』があるから今、私はこうしてお仕事があるので…」とし、『こりん星』には「感謝してます、本当に」と述べていた。
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レジャー 2011年08月20日 17時59分
札幌記念(GII、札幌芝2000メートル、21日)藤川京子のクロスカウンター予想!
札幌11R、札幌記念は◎アクシオンが得意の洋芝でタイトル二つ目を狙います。 昨年のこのレースは3着で、札幌コースは2-2-1-0と滅法走ります。前走の函館記念では、中団からじっくりと脚を溜めて追走。4角では馬群が密集してすぐに動けませんでしたが、直線では狭いスペースを突いて力強く脚を伸ばし、ゴール前接戦の中3着を確保しました。ハンデ57キロは、勝ち馬から3キロ、2着馬からは4キロ差ですから底力を信頼できます。 近走は好成績を残せていませんでしたが、初の函館コースで復調気配。やはり洋芝が合うのでしょう。叩き2戦目でしたが仕上がり途上でしたし、今回はキッカケを掴んだ上に上積みが見込めます。 8歳になりますが、長期休養を挟んでいたりしますから、まだまだ馬は若いですよ。外差しが利く馬場も、味方につけられそうです。(2)アクシオン(9)ネオヴァンドーム(8)レッドディザイア(13)トーセンジョーダン(5)アルトップラン(3)ヤングアットハート(7)マイネルスターリー馬単 (2)(9) (2)(8) (2)(13)3連単 (2)-(9)(8)(13)(5)(3)(7)-(9)(8)(13)(5)(3)(7)アクシオン 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年08月20日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(8/21) 札幌記念
◆札幌11R 札幌記念◎トーセンジョーダン○キングトップガン▲マイネルスターリー△アクシオン△ダンスインザモア 夏のローカル競馬唯一のG2で例年はG1級の出走が注目を集めるレースだが、直前になってアーネストリーが回避しやや寂しい顔ぶれになった。1番人気が予想されるキングトップガンは目黒記念→函館記念を連勝中。8歳馬ながら目下の充実ぶりは認めるものの、51、54キロでの連勝だけに全幅の信頼を置くのはどうか。定量戦となる今回は割り引いて考えた方がよいだろう。これまで戦ってきた相手や潜在能力を加味すれば地力最上位はトーセンジョーダン。3月下旬の阪神大賞典を肩跛行で取り消し、宝塚記念(9着)は明らかに本調子手前。見せ場もなく後方から差を詰めるだけの競馬になったものの、G1級相手でも大崩れすることはなかった。叩いて型どおりに良化している今回はメンバー的にもVチャンスとみる。前出キングトップガンが相手候補。前走は二走ボケ? の感があるマイネルスターリーもまともなら力差はない。以下、アクシオンと上がりがかかる競馬になった際のダンスインザモアが抑え。条件を3連勝中のカリバーンも魅力を秘めるが、素質上位とはいえ、いきなり勝ち負けに加われるほど甘くないような気がする。【馬連】流し(13)軸(2)(6)(7)(11)【3連単】フォーメーション(13)→(6)(7)→(2)(6)(7)(11)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年08月20日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(8/21)レパードステークス 他4鞍
☆新潟11R「レパードステークス」(ダ1800メートル) 人気は重賞で(3)、(2)着と毎回上位争いを演じているボレアスに集まっているが、決め手不足の印象は否めない。そこで、タガノロックオンに白羽の矢。 前走の交流GI・ジャパンDダは、ボレアスとわずか0秒2差(3)着だから、実力は全く遜色ない。競馬センスの良さでは逆に、一日の長がある。 その証拠に、3勝の決まり手は先行、追い込み、逃げ切りと実に多彩。緩急自在に立ちまわれるセンスの良さは、混戦レースでは大きな武器になるし、信頼度は高い。 優勝請負人の田辺騎手は目下、関東リーディング・ジョッキー2位(8月14日終了現在57勝)と、バイオリズムは最高。心技体の三拍子が揃っている証しだろう。 コンビを組むのは、三走前の橘S(4)着以来、通算3度目だが、人馬とも充実ぶりは目覚ましく、栄冠達成の公算が大。◎11タガノロックオン○7ボレアス▲5タカオノボル△9カラフルデイズ、12レックスパレード☆新潟10R「妙高特別」(ダ1200メートル) 1戦ごとに地力強化の跡を示す、ヤマノサファイアをイチ押し。 昇級戦の苗場特別は真骨頂。メンバー最速の差し脚で、クビ差2着と肉薄。早々とメドを立てている。決め手はメンバー有数。 顔ぶれから先行激化は必至で、展開もおあつらえ向き。差し切りが決まる。◎6ヤマノサファイア○11アタッキングゾーン▲12アルデュール△4シゲルソウウン、5マルカバッケン☆札幌11R「札幌記念」(芝2000メートル) 渾身の仕上げで挑む、アクシオンが昨年((3)着)のリベンジ。 陣営は早い時期から、札幌記念がピークのデキになるように調整。函館記念(3)着(0秒3差)で、自信が確信にかわった。昨年と比較して、調子はもとより、メンバー的にも楽で、まさに千載一遇のチャンスが到来した。◎2アクシオン○13トーセンジョーダン▲12マカニビスティー△3ヤングアットハート、7マイネルスターリー☆小倉11R「小倉日経オープン」(芝1800メートル) 休み明け2戦目の小倉記念をレコードの3着と好走し、ここに大きく望みをつないだリクエストソングで今度こそ。◎3リクエストソング○6ダイシンプラン▲9サンライズマックス△1エーシンジーライン、2アンノルーチェ☆小倉10R「佐世保特別」(芝1200メートル) ここでは実績、実力ともジュエルオブナイルが上位で、順当にチャンスをつかむ。 前走の西部日刊スポーツ杯(2)着は、休み明け+トップハンデが響いたもの。内容的には負けて強しだ。定量戦のここは期待大。◎4ジュエルオブナイル○6キョウワマグナム▲8トーホウシンバル△2ハノハノ、7ミスターマスタード※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2011年08月20日 17時59分
日本VSミャンマーの“素手のムエタイ” 紅選手ら参加し1敗3分
グローブを着けずバンテージのみを着用、頭突き、投げ技、立ち関節有功の“素手のムエタイ”として知られる格闘技ラウェイに日本から前大会(2009年5月)出場の紅 闘志也、寒川 直喜を含む4選手が参戦。1敗3分の戦績となった。 軍事政権下という政治的情勢を踏まえ延期を重ね、2年ぶりに開催した日本vsミャンマーの対抗戦。ラウェイ専用のスタジアムとなる新設のテンピュースタジアムにて開催。ミャンマー全土でテレビ生放送する大イベントでした。 1日目の対抗戦セミファイナルにはバンゲリングベイ・スピリッツの新鋭 篠原基宏が現在ラウェイのパウンド・フォー・パウンドといわれるソー・リン・ウ−と対戦。日本のキックではまだ5回戦肘ありの試合を経験したことがなく、初の5回戦がラウェイという圧倒的不利な状況でしたが、蹴り技を主体に健闘したが3R過ぎから地力の差が表れ4R2回、5R2回のダウンを喫しKO負け。(1試合中4度のダウンでKOとなる)しかし地元からの評価も高かった。 メインはラウェイ戦を何戦か経験し、2009年の前大会ではゴールデンベルトチャンピオンのチェ・リン・アウンと引き分けてる地下プロレスチャンピオンでもある紅闘志也がチェと再戦。試合前現地新聞で「さらにスタミナをつけた。紅には勝つ」とコメントし、紅も試合前日のテレビインタビューで「ケンカなんで倒してやるよ」とお互いのKO宣言。試合は1Rから接近しての頭突きや肘、膝が飛び交う接近戦が多くなる展開。紅の右ストレートが何発も綺麗に入るがチェは意に介さず前に出てくる。紅は頭突きで顔面を腫らし、チェは頭突きで瞼をカットする消耗戦のまま5R終了で時間切れ引き分け。 2日目対抗戦セミファイナルにはラウェイ初参戦のCRAZY884(クレイジーハヤシ)が父親が極真カラテ3段のポーケーと対戦。1Rからパンチでガンガン攻めてくるポーケーの攻撃で884は下唇を歯が貫通して大流血。しかし気持ちを切らさず打たれながらも反撃する884に場内は大歓声のまま5R終了で時間切れ引き分け。しかし884は試合後病院入院。この試合はテレビを見ていたある寺院の僧侶から会場に直接電話があり、「すぐに振り込むからCRAZY884選手に激励賞をあげてほしい」との申し出があったくらいでした。 メインは2009年の前大会でロン・チョーと引き分けてる寒川直喜がロン・チョーをやぶってるソー・ガ・マンと対戦。試合は1Rソー・ガ・マンの頭突きで劣勢になり頬をカットした寒川にドクターチェックがはいるが続行。その後はややソー・ガ・マンが優勢に試合をすすめるが4Rあたりで寒川のローキックを嫌がり構えをスイッチしたり一進一退のまま5R終了で時間切れ引き分け。 前大会に引き続き参戦の紅と寒川は今回引き分けたことには納得いかず倒せなかったことを悔いており、他の2選手も大健闘したことにより日本がラウェイトップクラスの牙城を崩すことに期待したい。【日本人選手戦績】13日メイン68kg契約紅闘志也(フリー/PK.1Sウェルター級チャンピオン、TTB Sウェルター級チャンピオン、WUWチャンピオン)5R時間切れ引き分け 最後まで立っていれば判定はなしチェ・リン・アウン(ゴールドベルト大会チャンピオン)セミファイナル62kg契約 ●篠原基宏(バンゲリングベイ・スピリット)5RKO 篠原選手は4R2回・5R2回 1試合に4回のダウンでKO負けとなる○ソー・リン・ウー(ゴールドベルト大会チャンピオン(2回)、ダゴン旗大会チャンピオン(2回))14日メイン75kg契約寒川直喜(バンゲリングベイ・スピリット/元J-NETWORKミドル級チャンピオン、M-1ライトヘビー級チャンピオン、WKOライトヘビー級チャンピオン)5R時間切れ引き分け 最後まで立っていれば判定はなしソー・ガ・マン(ミャンマー全国大会無差別級優勝、ダゴン旗大会チャンピオン)セミファイナル75kg契約CRAZY884(バンゲリングベイ・スピリット/RISE DEAD OR ALIVE TOURNAMENT 3位、元J-NETWORKミドル級1位)5R時間切れ引き分け 最後まで立っていれば判定はなしポーケー(ミャンマー全国トーナメント金メダリスト)
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トレンド 2011年08月20日 17時59分
女子アナもアイドルも勢ぞろい!! 『24時間テレビ エロは地球を救う!2011』がスタート!!
某キー局の数倍、熱い番組が繰り広げられると毎年評判のパラダイステレビで放送される『24時間テレビ エロは地球を救う!2011』(http://www.paradisetv.info/24/)が20日(土)19時からスタートする。同番組は、「裏番組をぶっ飛ばせ!STOP AIDSチャリティー野球拳」や、「ジャパネットはだかDX デパート深夜店」、毎年恒例の「おっぱい募金」など興味深い企画が盛りだくさん。メイン会場であるライブハウス&イベントスペース「新宿LEFKADA」では、計3回の公開生放送も観覧できる。もちろん、パラダイステレビの女子アナや、歌って踊って揉みに行けるアイドル「マシュマロ3D」も登場。この機会を、見逃すな!!※『24時間テレビ エロは地球を救う!2011』公開生放送(1)20日(土)19:00〜25:00(2)21日(日)11:00〜14:00(3)21日(日)15:00〜17:00 なお、入場するためには、(1)主催者が指定するTシャツを着用、もしくは持参している。(2)観覧時間の約2時間前に配布される整理券を持っている。(3)年齢の確認できる写真付き身分証(免許証、学生証、社員証、パスポートなど公共機関が発行する証明書)を提示できる。(4)18歳以上。 以上の諸条件が揃っていないと入場できませんので、ご注意ください。<関連ニュース>エロは地球を救えるのか!? 24時間テレビのPRでパラダイステレビの女子アナが来社http://npn.co.jp/article_mroonga/detail/83020926/
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その他 2011年08月20日 17時59分
【雅道のサブカル見聞録】『ブラック★ロックシューター』がアニメ化、監督はあの人!?
19日、イラストレーター、huke氏の一枚のイラストから始まり、その後フィギュア、ゲームなどで人気を得た『ブラック★ロックシューター』の地上波アニメ化決定が公式ホームページで明らかになった。しかも、深夜アニメでありながら高視聴率で話題となることの多いフジテレビ系の木曜深夜枠“ノイタミナ”での放送だ。来年1月からの放送開始には大きな期待がかかる。そして『ブラック★ロックシューター』といえば雑誌付録OVAで監督を担当したあの人を忘れてはならないだろう。ツイッターなどの問題発言すれすれのコメントでネットで晒されることの多い山本寛監督。通称ヤマカンだ。 山本寛氏は以前に自身も企画段階から制作に深く関わったオリジナルアニメ、『フラクタル』でノイタミナ枠での監督経験がある。この時は「売れなければ引退する」と発言。しかし同作は視聴率、映像コンテンツ売上共に低迷。作品を巡っての脚本家との場外乱闘の方が話題になる事態に。後に引退発言を撤回し物議を醸した後、目立った活動報告は聞かないが、今回の地上波アニメでは監督を担当するのだろうか? まだスッタフ等、詳細は公開されていないが、『フラクタル』同様に同氏が深い関わりをもつ作品だけに気になるところだ。 原作のないオリジナルアニメというのはヒットさせるのが非常に難しいジャンル、引退発言などの影響で中傷にさらされることことが多かったが、同時期放送のオリジナルアニメが異例のヒットを飛ばした『魔法少女まどか☆マギカ』だったことを考えれば苦戦したのは致し方ない気もする。相米慎二などに影響を受けた実写映画風の引きカット、長回し多用には他のアニメ作品にはない良さがある。もしこの『ブラック★ロックシューター』で監督をするのであれば『涼宮ハルヒの憂鬱』のバンド演奏回で見せた演出術を是非今度も発揮して欲しいと願う。 筆者のように、ヤマカンが監督を担当する新作を待っている人は沢山いるだろう。『ブラック★ロックシューター』はフィギュア、ゲームでの人気も高く、地上波アニメとして成功する確率も高い。『フラクタル』の時のような苦戦はないだろう。期待してスタッフ決定の報告を待ちたい。(斎藤雅道)
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スポーツ 2011年08月20日 17時59分
2011年夏の甲子園(決勝前夜2) エースの復調を信じて待った「日大三イズム」
キーマンは二番手・斎藤君(風多=二年生)ではないだろうか。西東京大会を終えた後、日大三に対してはそんな仮説を立てて観てきた。何故、二年生投手の好不調が気になったかというと、エース・吉永健太朗君の調子が読みきれなかったからである。 準決勝・日大鶴ヶ丘との一戦だが(西東京大海)、吉永君は「変化球中心の投球」だった。ストレートが走らず、変化球で交わすしか手立てがなかったのである。しかし、決勝戦は別人のようなピッチングを披露。ストレートが走り、14奪三振。試合中盤からは左打者の膝元にツーシーム系の変化球に集め、緩急でも翻弄させる圧巻のピッチングをみせてくれた。 吉永君の復活を信じていいのか…。 同校に対し、そんな不安要素を抱くメディア陣も少なくなかった。 系列校の卒業で、小倉全由監督も知る某ライターはこう評していた。 「捕手の鈴木(貴裕)君に(吉永君は)救われたようなもの。西東京大会は彼の配球術で勝ち上がったといっていい。甲子園でも、1試合か2試合は、そういう展開になると思います」 また、吉永君は春季大会もほとんど登板していなかった。怪我をしたわけではない。不振の原因は蓄積疲労だという。西東京大会が始まっても、まだ本調子は取り戻せなかった。しかし、前出のライターによれば、小倉監督は「決勝戦までまだ時間があるのだから」と、初戦を終えたころにも、吉永君を励ましてきたという。「調子が悪い」で切り捨て、『9人の精鋭』を絞り込んでいく指導者もいまだ少なくないだけに、同監督の励ましは吉永君の胸に響いたはずだ。 小倉監督は「珍しいタイプ」の指導者かもしれない。すでにその名声は全国に伝わっているが、一般論として、有名監督は『朝練』には顔を出さない。「生徒の自主性」とし、意図的に顔を出さない指導者もいるが、小倉監督は違う。『朝練』『居残り』などの個人練習にはトコトン付き合う。かといって、頭ごなしに怒鳴りつけることはしない。 西東京決勝戦後、「これだけ力のあるチームなので、甲子園に連れて行かなければというプレッシャーはあった」と涙ぐんでいたが、同校の勝因は『小倉監督の我慢』ではないだろうか。準決勝(西東京大会)で変化球主体の交わすピッチングしかできず、肩で息をするエースを見せられれば、救援投手を送りたくなる。「甲子園に連れて行ってやりたい」と思いながらも、最後まで教え子たちを信じる姿勢を貫いたのだ。 甲子園・準決勝戦(対関西)、小倉監督は5回途中で斎藤君から吉永君にスイッチさせた。準々決勝までの4試合を1人で投げ抜いた疲労度を考えれば、「斎藤君でいけるところまでいきたい」と思ったはず。しかし、吉永君がマウンドに立った後、日大三高ベンチの雰囲気が変わった。 やはり、「ここぞ」というときのエース投入は、選手を鼓舞させるものがある。日大三高ナインは、地方大会で苦しみ、試合を重ねながら復調していった経緯を知っている。だからこそ、ベンチの雰囲気も変わったのだろう。それは、『エース投入』が切り札となるよう、チームを導いた小倉監督の手腕でもある。 当の吉永君だが、共同インタビューでも「不振脱出のきっかけ」を質問されたが、技術的な何かがあったわけではないそうだ。この2年間、優勝候補と称され、マウンドに上がり続けたため、重圧でマイナス思考になっていたのだろうか。 決勝戦は節電対策で大会史上初の午前中にスタートした。試合前、ネット裏は「光星学院」を推す声が少し多かった。スコアは大差となったが、「自軍最後の攻撃前」の8回裏、光星学院バッテリーは「ボール球」も織り交ぜる慎重な配球を見せてくれた。集中力が途切れなかった証である。また何よりも、「隙を見せたらやられる」と思わせる迫力が日大三高打線にあったのだろう。(了/スポーツライター・美山和也)
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スポーツ 2011年08月20日 17時59分
ガッツワールド8・21西調布大会はレオナルド高津引退興行!
ガッツワールド・プロレスリング8・21西調布大会が目前に迫った。 今大会は団体旗揚げ以来、ガッツワールドを支えてきたレオナルド高津の引退興行となる。主役の高津は2試合を敢行。まずは第2試合で、佐野直、戸田秀雄と組み、中川浩二&翔太&JOM太郎と対戦。そして、セミファイナルでは後輩の吉野達彦と一騎打ちを行い、“ガッツワールド魂”を伝授する。団体設立時のメンバーである高津の引退は寂しい限りではあるが、ファンの方には最後の勇姿を目に焼き付けてほしい。 メーンイベントはGWCシングル王者・田村和宏の3度目の防衛戦。挑戦者は悪魔同盟のアミーゴ鈴木。ガッツワールドのエースであるダイスケを破り、同王座を奪取した田村は、その後、マスクド・ミステリー、小川内潤(SECRET BASE)の挑戦を退けV2を果たした。ガッツワールド興行のメーンに、同団体の選手が1人もいない非常事態となったが、虎視たんたんと王座奪還をもくろむダイスケの奮起に期待したい。 その他、三軍対抗3WAYタッグマッチで、ダイスケ&梁和平、柴田正人&那須晃太郎(STYLE-E)、円華&CHANGO(悪魔同盟)が激突。また、6・19茂木大会で悪魔同盟に加入した悪魔ウォリアーが、“業師”松崎和彦と対戦。第1試合ではミステリーが山田太郎に胸を貸す。 全6試合、好カードがズラリ揃った8・21西調布大会に注目だ。(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)●ガッツワールド・プロレスリング『ガッツワールドvol.48 レオナルド高津引退興行〜踏切の向こう側〜』8月21日(日) 東京・西調布格闘技アリーナ 17時試合開始(16時半開場)<チケット情報> 全席自由席=3000円(当日券は500円UP)<団体HP> http://guts-world.com/<対戦カード>▼メーンイベント GWC認定シングル選手権試合 60分1本勝負<王者>田村和宏 vs アミーゴ鈴木<挑戦者>▼セミファイナル レオナルド高津引退試合 60分1本勝負レオナルド高津 vs 吉野達彦▼第4試合 団体対抗3WAYタッグマッチ 45分1本勝負ダイスケ&梁和平 vs 柴田正人&那須晃太郎 vs 円華&CHANGO▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負松崎和彦 vs 悪魔ウォリアー▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負レオナルド高津&佐野直&戸田秀雄 vs 中川浩二&翔太&JOM太郎▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負マスクド・ミステリー vs 山田太郎
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スポーツ 2011年08月20日 17時59分
2011年夏の甲子園(決勝前夜1) ビッグイニングの続出「野球は冬のスポーツ?」
3、4点はセーフティ・リードではない!? 高校野球とは打撃戦である…。今夏の甲子園大会で改めてそんな印象を強めた。その最たる例が大会10日目の3回戦(4試合)だろう。『智弁学園(奈良)対横浜(神奈川)』の一戦は、スコア「4対1」で迎えた9回表、打者13人7長短打で一挙8点を挙げ、大逆転。『新湊(富山)対東洋大姫路(兵庫)』戦も、「2対1」の投手戦が8回裏に崩れ、東洋大姫路が「9得点のビッグイニング」を作った。1日でビッグイニングの攻撃を2試合も観られるとは−−。<新湊「魔の8回」9失点><横浜9回「最善」の継投も実らず…> 翌朝の新聞はそんな見出しを踊らせていた。 関東圏の私立高校監督がこう言う。 「どのチームも冬場には相当量のスイングをさせているからね。それに加えて、金属バットの威力でしょ? まあ、(バットの)芯に当たらなくても長打になる是非は、今に始まった話ではないけど」 しかし、高校野球の練習風景を取材すると、公立、私立のどちらの監督も「ウチは守備のチーム」と返す。 『守備』といえば、大会12日目(17日)の『光星学院(青森)対東洋大姫路(兵庫)』が興味深い。光星学院の勝因は「守備・組織力」である。 光星学院のエース・秋田教良君は1回裏無死一、二塁の場面で、次打者の送りバントを読み切り、二塁走者を三塁で刺してみせた。2回裏も一死二、三塁の窮地で捕手・松本憲信君が小飛球となったスクイズを俊敏な出足で捕球し、併殺に仕留めている。5回も一死一、三塁の場面で「4-6-3」の併殺。『高い守備力』で随所に見られた。 だが、同校の地方大会のデータを見直してみると、青森県大会は「打撃戦で征した」と言わざるを得ない。1回戦「10-0」(6回コールド)、2回戦「8-1」(7回コールド)、3回戦「13-0」(5回コールド)、4回戦「15-10」、準決勝「10-0」(6回コールド)、決勝戦「9-1」。地方大会とはいえ、チーム打率4割1分5厘。試合日程の組合せ抽選前、「もっとも対戦したくない相手」「ある程度の失点は覚悟しなければ」と、同校の打撃力を警戒していたのも思い出した。 東洋大姫路との試合を見れば分かる通り、併殺プレーの確実性、瞬時の判断能力の高さ、野球カンは、相当量の守備練習を積んでいなければできない芸当である。 甲子園のスタンドも唸らせた同校の攻守に渡るレベルの高さは、何処から生まれたのか−−。個人的には『冬場の練習環境』にあると思っている。 駒大苫小牧高校が全国制覇に成功したころ、北海道の有名校、及び札幌近郊の中学・硬式クラブチームの冬場の練習を取材できた。積雪でグラウンドが使えないため、メイン練習場は『室内施設』となるが、そのなかで捕球姿勢やティー打撃に相当量の時間を割いていた。言い換えれば、『基礎練習』に時間を割くのである。室内練習場だから十分な広さはないが、その狭さを逆に利用しているようにも見えた。この10年間で、北海道、東北地区の『室内施設』の確保・整備も進み、全国大会における地域格差も解消された。 光星学院の打線の破壊力、守備の緻密さも、冬場の基礎練習によるものだろう。 07年から3季に渡って、何人かのライターとチームを組み、『公開!甲子園名門野球部のトレーニング』なるムック本をまとめた(宝島刊)。その際、何人もの監督さんたちが口にしていたのが、「冬場のトレーニングの重要性」である。 甲子園は私立一辺倒の時代も長かった。近年、どの高校が優勝するのか、本当に予想が付かなくなった。それは『特待生制度の改定』よりも、「地域格差の解消」が大きい。また、「地域格差の解消」なる言葉の裏には「冬場のトレーニングをいかに充実させるか」という指導者たちの熱意も隠されている。(スポーツライター・美山和也)
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