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社会 2012年10月23日 16時00分
裁判で明らかになった結婚詐欺師の手口
交際していた女性に結婚をチラつかせ、現金をだまし取っていた“結婚詐欺男”、福地正行被告(38)の初公判が9月25日、東京地裁で開かれた。 初公判で判明した被害者は2名。その両名とも、いわゆる「お見合いパーティー」で知り合ったという。一人目の被害者、Aさん(29)には昨年7月に交際を申し込み、年収600万の独身教員を装っていた。ほどなくして「結婚を前提に同棲したい」と真剣さをアピール。そして高卒なのに「新婚旅行としてドイツへ行こう。大学の先輩が旅行会社をやっている」などと、Aさんの母親に金を振り込ませた。さらに「結婚するならもっと良いマンションに住もう」と、7000万円近くもする分譲マンションの内覧にも行っているのだ。 「頭金について福地被告は、一部払うから残りをとりあえず払ってくれないかと言い、Aさんの母親に振り込ませました。Aさんはすっかり福地被告を信じてキャッシュカードも渡しており、福地被告はその金を競馬や沖縄旅行などに使ったのです」(同) 2人目の被害者、Bさん(35)とは、Aさんとの交際中の昨年9月に知り合い、交際を申し込む。同じく独身の教員を装い、旅行代金をだまし取った。そしてBさんの実家を訪れ「私立高校の強豪バスケ部のコーチに誘われている。水戸のマンションに住もう」と誘い、Aさんのときと同じように、頭金を振り込ませた。 どちらも最後は「実母がガンで死にそう」と、母親の病気を理由に旅行をキャンセルし、トンズラしたという。 「婚活女性にとってみれば、福地被告は大卒で収入が安定していて、結婚へ向けて積極的な素敵な男性だったんでしょう。ところが、とんでもない詐欺野郎だった。女性たちがあまりに可哀想ですよ」(同) 初公判では2人の被害者についての詐欺が明らかになったが、今後の裁判で、さらに複数人の被害者についての詐欺が明らかになる予定だ。 いったい何人の女性が犠牲になったのか?
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芸能 2012年10月23日 15時30分
米倉ドラマに負けたキムタクドラマ
22日にスタートしたキムタクことSMAPの木村拓哉主演のフジテレビ・月9ドラマ「PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜」の初回平均視聴率が16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)で初回視聴率が米倉涼子主演のテレビ朝日ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の18.6%に及ばなかった。 同ドラマの初回でキムタクはゴタゴタに巻き込まれ会社を解雇された挙げ句、家も携帯電話も失い無一文になり、アルバイトをすることにより仕事やお金の大切さを知る、という内容。劇中では灰皿に落ちていた、たばこを拾って吸ったり、公園に野宿するなどこれまで月9や他局の主演ドラマで「かっこいいキムタク」を前面に押し出してきたイメージをかなぐり捨てて体当たりで挑んだ。 しかし、裏番組の日本テレビでは午後7時から同9時29分まで巨人が中日を破り日本シリーズ進出を決めたクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ最終戦が中継され、平均視聴率20.1%、瞬間最高視聴率は30.6%を記録した影響を受けたようで、周囲が期待した高視聴率獲得はならなかった。 「キムタクの主演ドラマといえば、これまで初回視聴率は20%を超えることが、初回視聴率のみならず、全放送回の平均視聴率トップも“定位置”だった。キムタクもドラマへ並々ならぬ意気込みで臨んだようで、これまで以上に早朝から同局の情報番組などに出演しPR。にもかかわらず、数字がふるわなかったということは視聴者に飽きられていることを伺わせた。同局の制作サイドは思わぬ数字に頭を抱え、PR体制を強化するようだ」(テレビ関係者) 数字が伸び悩んだうえ、相変わらず、「キムタクによるキムタクのためのキムタクドラマ」を“セルフプロデュース”しているようだ。 「スケジュールは基本的にキムタクのスケジュールに合わせるため、売れっ子であるヒロインの香里奈サイドが思ったようなスケジュールが組めず不満を抱えている。『主演ドラマの主題歌はオシャレな洋楽で』とこだわりがあるため、今回の主題歌はザ・ローリング・ストーンズのヒット曲『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』。おまけにAKB48の中で“推しメン”だった小嶋陽菜に熱烈なオファーを出し、小嶋が11月5日放送の第3話から路上アイドル役で出演する」(芸能記者) 第2話以降の視聴率が低迷するようであれば、キムタクの株が大暴落しそうだ。
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トレンド 2012年10月23日 15時30分
本音で話していそうなタレントは第1位は…
テレビでタレントは本音で話しているのか…視聴者ならば気になるところだが、今回、20〜60歳の男女1000人を対象に「本音で話していそう」なタレントという興味深いアンケートが行われた。 男女ともに「本音で話していそう」なタレントナンバーワンはマツコ・デラックス。テレビなどで忌憚ない意見を言うことなどから、本音トークをしている印象があるようだ。 2位には和田アキ子。芸能界の御意見番としてのイメージが、順位にも反映されているようだ。続いたのは松岡修造。熱く応援する姿が印象的の松岡には、本心からものごとにぶつかっているイメージを抱く人が多い。4位には毒舌キャラとして知られる有吉弘行。同じお笑い芸人でも田村淳のポイントは低く、本音ではなくいろいろと理性を働かせていると思われているのかもしれない。先日退院したスギちゃんについては、「周囲に気を遣っているのでは?」ということから、本音はもっとほかにあると思われているようだった。 同アンケートは「男女の本能・本音」調査事務局が、全国の正規販売店網「プジョー・ディーラー・ネットワーク」において、フレンチコンパクトカー「プジョー208」店頭発売(2012年11月1日(木))を前にし、「男女の本能・本音に関する意識調査」をおこなったものである。●本音で話していそうなタレントランキング【男性】1位 マツコデラックス2位 和田アキ子3位 松岡修造4位 有吉弘行5位 芦田愛菜6位 久本雅美7位 スギちゃん8位 田村淳【女性】1位 マツコデラックス2位 和田アキ子3位 松岡修造4位 有吉弘行5位 久本雅美6位 芦田愛菜7位 田村淳8位 スギちゃん
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トレンド 2012年10月23日 15時30分
KANA(カナ) 新宿ひげガールにてサードシングル「センチメンタル・ゲイ・ブルース」を熱唱
新宿ひげガールにて「センチメンタル・ゲイ・ブルース」(10月17日発売)をリリースしたKANA(カナ)が発売記念イベントを行った。 会場は異例ともいえる(笑)、オカマバー「ひげガール」で行われた。アナウンスで「本日は、KANA本人の希望によりガンガン呑んで下さい!」とイケイケの雰囲気。店のセンターに客席を囲む様なステージがあるオカマバーで熱い歌声を聴かせた。 KANAはかなりの実力派シンガーで、これまでにも著名シンガー(長渕剛、他)のバックコーラスやツアーステージをこなすほど。いわゆるステージかぶり付きの場所でパフォーマンスを観たが、場所の雰囲気とパワフルな歌唱に圧倒された。 イベント定刻。ひげガールのステージパフォーマンスが始まり、後にKANAが登場。ダンサーを交え白いスーツで歌い上げる。その後はシックなノースリーブドレスに着替え、数曲をキーボードとギター、コーラスを加えたミニバンドスタイルでパフォーマンス。途中MCで「ここに集まって頂いた、皆様と私の努力のお陰で3枚目のシングルをリリースする事が出来ました(笑)」と会場の笑いを誘いながら「こうやって歌えるのは、皆さんのお陰です!」と目頭を熱くする一面も。アンコールでは黒のスーツスタイルで再登場し、再び「センチメンタル・ゲイ・ブルース」主題曲を熱唱した。 「センチメンタル・ゲイ・ブルース」はタイトル通りのリアルなゲイを歌った内容。KANAと一緒にパフォーマンスした、ひげガールの皆さんもパフォーマンス後の取材では「詞にメチャクチャ共感出来るわ!」と太鼓判。KANA本人も「まずはこのセンチメンタル・ゲイ・ブルースを聴いてもらって、KANAの名前を沢山の人に知ってもらいたい」と語った。 発表場所もしかりで、今作「センチメンタル・ゲイ・ブルース」はかなりインパクトのある内容に仕上がっている。一聴の価値あり。もしや、新宿2丁目界隈を中心として、盛り上がりそうな予感? がしないでもないー。(牛嶋 一成)
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ミステリー 2012年10月23日 15時30分
数え歌「一番はじめは」の謎
♪一番初めは一の宮、二は日光の東照宮、三は佐倉の惣五郎(宗五郎)、四はまた信濃の善光寺〜という歌詞で歌われる『一番はじめは』は、明治後期から昭和時代まで、全国で歌われていた手毬歌・お手玉歌である。歌詞は、作詞者未詳で、口承により伝えられ歌われていた。曲は、来日したフランス人が作曲した軍歌『抜刀隊』のメロディーを引用し、歌いやすいようにアレンジされている。 「一番はじめは」の歌詞は16行からなる数え歌で、地方によりいろいろなバージョンがある。一般に御利益のありそうな神社仏閣尽くしの数え歌になっている。しかし、三番目の歌詞には、地方によって「三は讃岐の金比羅さん」と歌われるが、「三は佐倉の惣五郎」と、何故か突然に人物名が出てくるバージョンがある。佐倉の惣五郎は明らかに人物名で、これでは神社仏閣尽くしにならない。そもそも、佐倉の惣五郎とは、ご利益がある人物なのだろうか? 佐倉 惣五郎(1605〜1653)は、江戸時代前期の下総国印旛郡公津村(現在の千葉県成田市台方)の名主。本名を木内惣五郎といい、俗称は「宗吾」という。惣五郎は、佐倉藩領藩主・堀田正信氏の厳しい年貢の取立てを藩や江戸役人、幕府老中にも訴えたが聞き入れられなかったので、承応2(1653)年、上野寛永寺に参詣する四代将軍・徳川家綱に直訴した。その罪で、惣五郎夫妻は磔刑、4人の子供は打ち首となった。 実際に、公津村に惣五郎という百姓がいたことは、地押帳、名寄帳の記載があるので実在した人物であるが、惣五郎が将軍に直訴したという史実上の記録は無い。おそらく、江戸時代中期以降、『地蔵堂通夜物語』や『東山桜荘子』などの物語や芝居にこの逸話が作られ、義民として知れ渡った。また、処刑後、惣五郎の霊は祟りを起こし、堀田氏を改易させたという。人々は惣五郎の霊を鎮めるために、千葉県成田市にある真言宗豊山派の寺「東勝寺」の宗吾霊堂(正式には鳴鐘山東勝寺宗吾霊堂)に祀ったという。 「一番はじめは」に取り上げられるならば、歌詞は「佐倉の惣五郎」ではなく、「成田の宗吾霊堂」にならないと、神社仏閣尽くしにならないのである。しかし、成田市では、歌詞では7番目となり、「七つ成田の不動様」とダブってしまう。 そうまでして取り上げられた佐倉の惣五郎や惣五郎の霊を鎮めるために作られた宗吾霊堂とはどんなご利益があるのか?惣五郎は男子の大厄の年42歳に命を投げ出し、年貢の過酷な取立てに苦しむ10万人の大衆のため、直訴に踏み切った。農民達の身代りになって処刑された訳である。災厄を一身に背負った行為が讃えられ、宗吾霊堂は厄除祈願・国家泰平・万民豊楽のご利益があるという。写真:佐倉惣五郎肖像イラスト:「直訴状と米俵」ナマハゲさん (皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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その他 2012年10月23日 15時30分
航空自衛隊・百里基地で航空祭 アクロバット飛行に歓声
茨城県小美玉市の航空自衛隊・百里基地で21日 第28回航空祭が行われた。 震災の影響でブルーインパルスが不参加だが、今年は秋晴れの中、茨城県小美玉市の会場には多くの航空ファンや 家族連れなどおよそ6万人が訪れた。特別に塗装された戦闘機などによる編隊飛行や、アクロバット飛行に子どもたちからは歓声が上がった。(突撃軍曹)
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スポーツ 2012年10月23日 15時30分
野球人気捨てたもんじゃなかった! 巨人対中日のCSが高視聴率をゲット
プロ野球のCS(クライマックス・シリーズ)ファイナルステージは、パ・リーグではリーグ制覇の日本ハムが、ソフトバンクに3連勝で日本シリーズに進出。かたや、セ・リーグではリーグを制した巨人が中日に3連敗し、崖っぷちに追い込まれながらも、逆襲の3連勝で日本シリーズにコマを進めた。 昨今、野球人気の低下が叫ばれて久しい。現実に、かつては視聴率が獲れる優良コンテンツだった巨人戦の数字は年々落ちるばかり。そのため、地上波での放送も激減した。 今季に関しては、3月30日の開幕戦(巨人対ヤクルト=日本テレビ系列)でさえ、視聴率(以下、すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)は11.8%とふるわず。年間を通して、巨人戦の視聴率は10%を行ったり来たりで、放送する各局にとっては、“お荷物番組”となりつつあった。 10月17日にスタートした巨人対中日のCSファイナルステージは、日本テレビ系列が全戦生中継。その視聴率は第1戦(17日)=12.1%、第2戦(18日)=8.1%、第3戦(19日)=11.5%と低調だったが、巨人が徳俵に押し込まれたのが視聴者の関心を呼んだのか、それ以降、急上昇。 第4戦(20日)=14.4%、第5戦(21日)=17.5%と、どんどん上がり、第6戦(最終戦=22日)ではついに20.1%と大台を超えた。第6戦の瞬間最高は午後9時18分の30.6%で、今季の野球中継で20%を超えたのは、もちろん初めて。 高視聴率となったのは、連日1点を争う熱戦が続き、最終戦までもつれ込んだことが最大の要因といえる。数字が低かった第1戦ではBS日テレ、第2戦ではNHK・BS1も同時に中継しており、CSでは全6戦を日テレ系のG+が試合開始から終了まで完全中継した。近年、野球ファンは地上波より、CMが少なく完全中継のBSやCSで視聴する傾向にあり、それらで見た人の数を含めれば、最終戦は実質25%程度の視聴率はあったと推測される。 レギュラーシーズンの公式戦ではなく、CSという特別な試合だったという事情もあるが、まだまだ潜在的に野球人気は健在で、捨てたもんじゃないとの証明になった。(落合一郎)
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芸能 2012年10月23日 11時45分
紅白出場が絶望的になった小林幸子
個人事務所の元社長らの解任騒動でいまだに渦中の演歌歌手・小林幸子の34回連続NHK紅白歌合戦出場の可能性が消滅したことを一部スポーツ紙が報じた。 報道によると、落選理由は、いまだに騒動が解決していないこと、新曲「茨の木」が自主レーベルから発売され大手レコード会社との契約していないこと、香西かおり、由紀さおりらかつて紅白に出場したが近年は落選していた歌手たちの活躍などでその歌手たちが小林の“枠”を奪いそうなこと、17日に発売した新曲の初週売り上げが2000枚にも及ばなかったことが決めてとなったようだ。 「先日、毎年恒例の豪華衣装について小林は『想定はあります』と話し、出場に意欲を見せていたが、これまでは9月に入ったぐらいから製作に取りかかっていた。これから製作してもなかなか毎年披露していたような精巧なものができるはずがなく、つまりNHKから何の話もなかいということ」(音楽関係者) とはいえ、こうなったのは新曲の売り上げが不調だった以外に理由があったようだ。 「解任した元社長のバックには芸能界の実力者がついていて、その実力者が紅白に出場できるかどうかに多大な影響力を持っている。先日、小林は一部週刊誌で初めて騒動の内幕について語ったが、その記事が実力者の怒りに火を注いでしまったようだ。紅白に出場できないとなれば、来年以降の地方での営業にかなり影響しそう。小林が元社長に直接会って頭を下げない限り、来年以降の紅白復帰は難しいだろう」(レコード会社関係者) 歌手としての“生命線”だった紅白出場が絶望的になった小林。22日には動画配信サービス「ニコニコ動画:Q」の「ニコニコ生放送:Q」に初めて生出演。視聴者からの人生相談に答えたが、自身も誰かに今後の人生について真剣に相談したいに違いない。
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芸能 2012年10月23日 11時45分
加藤綾子アナが『JAPAN IN A DAY』トークショーで震災を振り返る
東京国際映画祭開催中の東京・港区六本木の複合商業施設「六本木ヒルズ」で22日、同映画祭特別オープニング作品『JAPAN IN A DAY(ジャパン イン ア デイ)』の試写会が行われ、終了後、トークイベントが開催された。トークイベントは、六本木の東京会場と、東北大学内に設置された東北会場をスクリーンでつなぎ、パネルディスカッション形式で行われた。東京会場では、『JAPAN IN A DAY』のフィリップ・マーティン監督と成田岳監督、元陸上選手の為末大氏、加藤綾子フジテレビアナウンサーがパネリストとして出演した。 『JAPAN IN A DAY』(製作総指揮:リドリー・スコット、トニー・スコット/11月3日から全国順次公開)は、東日本大震災から1年後の2012年3月11日に焦点をあて、その日に撮影された8000本の動画をもとに製作。同作では、個々の動画撮影者を「共同監督」と呼び、インターネットや動画投稿・共有サービスらを利用した、共同監督たちの意図や、感性や、感情らを反映した双発型の「ソーシャルムービー」としても注目を集めているという。 イベントの冒頭、ディスカッションのテーマとして、「この映画を通じて私たちは何を考えるべきなのか、その考えをどう未来へつなげていくのか」と、ソーシャルムービーの可能性という2つの点が提示された。フィリップ・マーティン監督から、「決して過去を振り返る作品にはしたくなかった」「視線は前に、未来にある作品にしたかった」などと語られた。成田監督は、製作サイドの意図を反映した編集や演出をどの程度行うべきなのかという点で同作が「実験的」な作品だったことを明かし、製作時に、「行間や余白」を作り出すことを意識したエピソードらを紹介。 為末氏は、支援活動らを通じ、被災地を覆っていたにおいなど、「情報はもっと複雑なもの」であると感じたことを紹介し、ソーシャルメディアがその複雑な情報の送受信にも対応し始めているのではと感じていることなどを語った。加藤アナウンサーは、震災発生から数日後にバラエティー番組の収録をしており、「バラエティー番組をやっていていいのだろうか」と疑問を持っていた経験を語った。3週間後に初めて取材で被災地へ行った際は、「『つらいですよね』など、何かわかったようなことを言うのが、すごく失礼なのではないか」と思い続けていたことも紹介。被災地へ足を運ぶ中で、「『こないだのバラエティー番組を見ました。久しぶりに笑いました』という声を聞いたときに、自分では何が正解かわからないけれども、与えられたお仕事や自分の役割をまっとうすることは、まちがいなく正解なのだろうということに気づきました」などと語った。 『JAPAN IN A DAY』については、為末氏は、情報を一方的に受け取るだけのものだった映画が、自ら能動的に意味を読み取っていくものになっていると感じたという。加藤アナウンサーは「あとからふとした時に、そういえば1年前はどうだったなど、じわじわと考えさせられる映画」という印象を持ち、成田監督は、「(『JAPAN IN A DAY』が)大切な人との語り合いのきっかけになれば」とメッセージを送った。(中村道彦)
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芸能 2012年10月23日 11時45分
【週刊テレビ時評】仲里依紗 ゴールデンの主役の顔じゃなかった!?
先週でほとんどの秋ドラマが出揃った。 なかでも、関心を集めていたのが、ともに10月18日スタートとなった木曜日午後9時の医療ドラマ決戦。テレビ朝日系列「ドクターX〜外科医・大門美知子〜」(米倉涼子主演/午後9時〜10時9分)と、TBS系列「レジデント〜5人の研修医」(仲里依紗主演/午後9時〜10時9分)のガチンコ対決は、「ドクターX」が18.6%(以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)、「レジデント」が8.4%で、米倉のダブルスコア以上の圧勝だった。 仲は10月16日火曜日に最終回を迎えたNHKドラマ10「つるかめ助産院〜南の島から〜」(午後10時〜10時50分/8月28日〜10月16日)でも妊婦役で主演を務めたが、全8話の平均視聴率は8.1%と低調だった。仲にとっては、「レジデント」がゴールデンタイム(午後7時〜10時)では初の主演となったが、正直、まだゴールデンの主役としては、「顔じゃなかった」といわれても仕方あるまい。 先週スタートしたドラマは、TBS系列「日曜劇場〜MONSTERS」(香取慎吾&山下智久主演/21日日曜日午後9時〜10時48分)が13.8%、テレビ朝日系列「木曜ミステリー〜捜査地図の女」(真矢みき主演/18日木曜日午後8時〜8時54分)が11.2%だった。 初回(13日日曜日)で14.0%と上々のスタートを切ったフジテレビ系列「ドラマチックサンデー〜TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜」(深田恭子主演/午後9時〜9時54分)の第2話(21日)は、9.4%と1ケタ台に急降下。前週から4.6ポイントも下げ、先が思いやられる数字となった。 また、低迷が続くNHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演/日曜日午後8時〜8時45分)第41話(21日)は7.9%で、3週連続の1ケタ台。この視聴率は第31話(8月5日)の7.8%に次いで、過去ワースト2番目の数字。もはや、同ドラマはこのまま低い視聴率が続くなかで、終わってしまいそうな気配だ。(坂本太郎)
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