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レジャー 2013年03月16日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(3/17阪神大賞典)
今週はカッチカチの馬券で決まりそうな阪神大賞典で勝負。今年の競馬界を引っ張っていくのは言わずもがなオルフェーヴル、ジェンティルドンナ、ゴールドシップの3頭でしょう。その一角、ゴールドシップは国内戦に専念し、このレースから始動。菊花賞で長距離適性も証明済み。グリグリの大本命です。 相手はベールドインパクト。2番人気は長距離を2戦連続で使ってきたデスペラードとベールドインパクトのどちらかでしょう。デスペラードはステイヤーズSは3着、万葉Sは1着と長距離の実績はそれなりにありますが、ベールドインパクトが戦った京都記念のレベルのほうがが圧倒的高い。G2なので当然と言えば当然ですが。また、それに加え菊花賞4着。勝ち馬のゴールドシップからは0.6秒離されましたが、2・3着とは小差。2008年の菊花賞で3着だったナムラクレセントは阪神大賞典に3回出走し、いずれも複勝圏内。つまり菊花賞である程度結果を出していれば、このレースでも十分やれると見ていいのでは。 そうなると、菊花賞を勝っているゴールドシップはベールドインパクト以上にこのレースに向いていると見ることができるわけですが…。今回はこの2頭で決まりでしょう。人気に逆って高配当を狙おうとするくらいなら別のレースで勝負した方がいいと思っています。 ということで、勝負馬券は馬単1点、(7)→(8)に1400円。 残りの100円はスーパーオヤジホース、トウカイトリックを3着に指名した3連単フォーメーション、(7)→(8)→(1)で。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月16日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/17) スプリングS
◆中山11R スプリングS◎マンボネフュー○マイネルホウオウ△ロゴタイプ△タマモベストプレイ△フェイムゲーム△ヘルデンテノール 少頭数だった弥生賞と対照的に賑やかなメンバーが揃い面白味が増したスプリングS。2歳王者ロゴタイプときさらぎ賞を勝ったタマモベストプレイ、そして確かな末脚で京成杯を制したフェイムゲームあたりが実績上位なのだが、コーナー4つの中山1800mが舞台なだけに展開次第では予想もしないような馬が勝つケースも十分に考えられる。 共同通信杯で期待を込めて◎に推したマンボネフューを改めて本命に。折り合いに難のある馬で、前走では「大事に乗った」感がありあり。馬混みのインで折り合いに専念したのはよかったが、スローペースで前残りの決着。本来は、押してでも好位をキープしたかったのだろうが、気合いをつけると「ガツンとカカる」不安があって出来なかった、そんな感じのレースだった。あの一戦で一気に評価が落ちたが、2戦2勝の中山に替わるのはプラスであるし、何よりも今週の追い切りが絶好の動き。重賞勝ち馬に混じってもあっさりと実績を覆すような魅力的な血統背景があり、簡単には見限れない。迷わずにもう一度追いかける。 マンボ同様に動きの目立ったマイネルホウオウを相手本線に、実績に敬意を表してロゴ、タマモ、フェイム、そして末脚が魅力のヘルデンテノールをおさえに。【馬連】流し(16)軸(2)(5)(11)(14)(15)【3連単】フォーメーション(16)→(2)(5)(15)→(2)(5)(11)(14)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2013年03月16日 17時59分
空飛ぶ猫は実在したのか!? 羽の生えたネコ「翼猫」(つばさねこ)
「空を飛ぶ猫」と聞いてみなさんは何を想像するであろうか? ドラえもんであろうか? 確かにドラえもんはタケコプターを使って空を自由に飛ぶことができる。しかし、それはあくまで22世紀の道具を使ったもので、ドラえもん自体が飛ぶことができない(そもそもドラえもんはロボットかつフィクションの産物である)。 でも、本当に空を飛ぶ猫が実在したとしたら…猫好きとしてこれほど楽しい話はないのではなかろうか? 今回はそんな夢を掻き立てられるような不思議写真をご紹介したい。 右の画像は「翼猫」(つばさねこ)と呼ばれている猫の写真である。すでにお気づきかと思うが、猫の背中からニョッキリと翼のようなものが生えている。まるで鳩のようなその羽はいまにも空を羽ばたきそうではある。こんな猫、本当に実在したのだろうか? 「翼猫」の歴史は古く最初の目撃例は実に150年も前のことである。未確認生物には珍しく大量な写真や資料がインドやロンドンなど世界各地で残されており、呼び方も「ウィングキャット」「こうもり猫」「空飛び猫」とさまざまである。 この翼猫は背中に腫瘍ができてしまったものが偶然翼に見えているだけという説もあり、実際に空を飛んだという記録は残っていないという。100年前の欧米では翼猫が捕獲され見世物小屋に登場し人気を得ていたとされており、欧米人には不気味な未確認生物というよりも一種のファンタジーとして好意的に受け入れられていたという。 ところが人気ゆえか、当時の見世物小屋やサーカスでは翼猫の乱造が行われてしまい、罪のない猫たちが生きた状態で翼を縫い付けられてしまったり、移植させられるといった悲しい話も残っている。 このところ、「翼猫」の目撃数が少ないのは「行き過ぎたファンタジー」を反省した人間たちが増えた、というところであろうか?(山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2013年03月16日 17時59分
非常事態発生! インフルエンザ蔓延の中日が2軍との交流断絶
3月29日の開幕を前に、プロ野球オープン戦は熱い闘いを繰り広げているが、中日ドラゴンズが非常事態に陥っている。 選手、首脳陣、スタッフにインフルエンザが蔓延。ここにきて、これ以上の感染を防ぐため、2軍との交流を断絶することを決めた。 ことの始まりは、キャンプ前に高木守道監督(71)がインフルエンザを発症してからだった。キャンプ中に荒木雅博内野手(35)らが発症。3月に入ってからは、川上憲伸投手(37)、山本昌投手(47)らの主力に加え、鈴木孝政2軍監督(58)ら、2軍勢に次々に蔓延。15日には2軍選手から、チーム16人目の感染者が出た。 これで、2軍は野手の人数が足りなくなり、教育リーグの試合運営に影響をきたすため、いったんは1軍選手を2軍に逆派遣することを決めたが、インフルエンザがうつる懸念があるため、急きょ中止した。 さらに、ルーキーの浜田達郎投手(18)、井上公志投手(24)をオープン戦で試す予定だったが、「(入れ替えは)もうやらない。浜田と井上を投げさせようと思っていたけど、もうやめた」(高木監督)と、当面の間、2軍との交流は行わない方針を固めた。 開幕投手が確定している吉見一起投手(28)は、15日のオープン戦に登板。通常なら、名古屋に戻って、2軍選手と一緒に調整するところだが、「あそこは菌(ウイルス)がいっぱいだから」(高木監督)として、2軍組に合流はさせない方針。 本来なら、開幕に向け、1、2軍の行き来を活発化させ、有望な2軍選手の力量をオープン戦で図り、調整不足の選手は2軍で実戦を積ませる大事な時期。それもままならいとあって、2年ぶりのV奪還を目指す中日にとっては、なんとももどかしい状況となってしまった。(落合一郎)
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社会 2013年03月16日 17時59分
中2少女を働かせた性風俗店が摘発受ける
なんとも、驚がくするしかないか…。 警視庁保安課は3月15日までに、中学2年の女子生徒(14)を性風俗店で働かせたとして、児童福祉法違反容疑で、東京都豊島区北大塚2丁目の性風俗店「大塚コスプレ学園」経営・谷川公洋容疑者(49=東京都北区滝野川)ら4人を逮捕した。 逮捕容疑は、1月8日、少女を18歳未満と知りながら、同店で働かせ個室で男性客にわいせつな行為をさせた疑い。 谷川容疑者らは、12年12月20日〜13年2月23日、家出していた都内の中学2年のこの少女を同店で雇い、客にわいせつな行為をさせていた。少女は同店で働いていた女性(20)と知り合いで、その紹介で入店した。履歴書には19歳と記入していたが、店側は身分証明書などで実際の年齢を確認していなかった。 少女は同店の寮に住み込み、2カ月間で約50万円の収入を得て、ホストクラブに遊びに行ったりしていたという。09年から家出を繰り返し、援助交際をするなどしていたといい、「遊ぶカネがほしかった」と話している。 インターネットの掲示板に、「14歳の少女が働いている」と書き込みがあったことから、事件が発覚。少女は同店のナンバー2という人気者で、多い時は一日に20人の客の相手をすることもあった。 同店は12年12月からの2カ月間で約1500万円を売り上げており、取り調べに対し、谷川容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。 年齢確認を怠り、18歳未満の少女を性風俗店で雇った店側に問題があったようだ。(蔵元英二)
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レジャー 2013年03月16日 16時50分
【フラワーカップ】サクラプレジールがゴール前抜け出し2連勝
競馬の「フラワーカップ」(第27回GIII・芝1800メートル、16日中山・14頭)は、好位3番手に付けゴール前鋭く抜け出した単勝2番人気のサクラプレジール(横山典弘騎手)が、2着エバーブロッサム(単勝3番人気、戸崎圭太騎手)の追撃をハナ差抑えて優勝。新馬勝ちに続き破竹の2連勝で重賞初制覇を達成した。1分50秒0。3着リラコサージュ(単勝6番人気、柴田善臣騎手)。単勝1番人気を集めたカラフルブラッサム(和田竜二騎手)は7着に終わっている。 サクラプレジールは父サクラプレジデント、母サクラプレステージの牝3歳馬(青毛)。馬主は(株)さくらコマース。戦績=2戦2勝。主な勝ち鞍=重賞初勝利。横山典騎手は3勝目(03年マイネヌーヴェル、06年キストゥヘヴン)、尾関知人調教師は初勝利。「配当」単勝(4)360円複勝(4)170円(11)220円(6)480円ワイド(4)(11)610円(4)(6)1120円(6)(11)1720円枠連(3)(7)310円馬連(4)(11)1420円馬単(4)(11)2290円3連複(4)(6)(11)8080円3連単(4)(11)(6)2万8720円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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社会 2013年03月16日 16時00分
大阪女児不明事件 我が子を殺害した母親のソープ、デリヘル、連れ出し売春…風俗嬢過去(1)
大阪市東住吉区に住民登録されていた女児(6)が生後行方不明になり、2月26日、尼崎市内のアパートで遺体で発見された。両親は児童手当不正受給の疑いで逮捕されたが、母親は風俗嬢として稼いだカネに加え、この児童手当で派手に遊びまくるというバカ親ぶりも明らかとなった。 大阪府警に児童手当不正受給による詐欺の疑いで逮捕されたのは、東住吉区に住む女児の両親、大滝清人容疑者(53)と、ちぐさ容疑者(35)で、最近までに総額93万4000円を詐取したとされる。 府警の調べでは、ちぐさ容疑者は'06年5月11日、大阪市内の病院で女児を出産。母子ともに健康で17日に退院し、19日には女児が住民登録された。このときに児童手当の申請も行い、「ちぐさ容疑者は母乳を与え、女児はすくすくと育っていた」(病院関係者)という。 ただし、実際は女児には“悲劇”が待っていた。 「東住吉区役所によれば、女児は生後3カ月と1年6カ月、さらに3歳の乳幼児検診を受けていませんでした。また、大阪市は不正発覚まで計10回、自宅マンションを訪問したのですが、女児に一度も会えていなかった。清人容疑者は、'06年7月から'10年1月まで訪問面接に来た保健師に対し、『子どもは妻が実家に連れて帰っている』『予防接種は受けさせた』の一点張りだったそうです」(社会部記者) その傍ら、両親は児童手当受給に必要な「現況届」を毎年提出し、詐取し続けていたのだ。 「この両親には、女児とは別に小学校へ通う2人の男の子がいるのですが、学校の在籍児童家庭環境調査では、家族構成を女児を除いた“4人”としていました。女児は今年春入学年齢で、兄と同じ小学校に入学予定だったにもかかわらず、就学前検診などに姿を現さず、兄も『妹はいない』と答えたことから、女児の行方不明が表面化したのです」(同) そして2月7日、両親は詐欺容疑で逮捕となった。 「逮捕後、ちぐさ容疑者は女児の行方に関して供述を二転三転させていましたが、3月初めになり殺害を認めたのです。『実は夫の子どもではなく、生まれてきてはいけない子だったので』と、動機めいたことを述べ、『退院した帰り道のタクシーの中で赤ん坊の鼻と口を押さえて殺した』と自供している。清人容疑者もこのことは承知しており、『適当に始末しておけ』と言ったそうです」(捜査関係者)
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社会 2013年03月16日 15時00分
直撃 河野太郎衆院議員吠える「やっぱり原発はいらない!」(1)
東日本大震災、そして福島原発事故から2年。政権交代を果たした安倍政権の掲げる「原発政策の“見直し”」の具体的な中身がまったく見えてこない。さては参院選までは、じっとしているつもりなのか…。 自民党所属の“元祖脱原発派”河野太郎氏が、そのウラ事情をぶちまけた。 安倍晋三首相が2月28日の衆議院本会議で行った施政方針演説で、「安全が確認された原発は再稼働する」と明言しました。 しかし、原発の問題は稼動する、しないの次元ではなく、とにかく“核のゴミ問題”をどうするかです。“トイレのないマンション”とよく揶揄されるように、日本全国どの原発も、再稼働すれば10年以内に使用済み核燃料でいっぱいになってしまう状況だからです。電力会社は「六ヶ所村で再処理する」と言うけど、いまだにその施設は動いていません。運良く動いたとしても、その後に今度はプルトニウムが出てくる。現在、国内にはプルトニウムが10トンあって、再処理を委託しているイギリスとフランスからも、あと35トン戻ってきます。これは高速増殖炉『もんじゅ』で燃やすということになっているけど、これも'95年の事故以来止まったまま。高速増殖炉は、もはや政府でさえ実用化できるとは思っていません。 運が良ければプルトニウムで困るし、運が悪ければ使用済み核燃料で困ることになる。どちらにしても、既に出てきた核のゴミである高レベル放射性廃棄物は何とかしなければなりません。穴を掘って埋めるといっても、そんな場所は見つからないし、無害化する10万年もの間、人間社会から隔絶しておくことなんてできるわけがないのです。 原発関係者の“原子力ムラ”は利権でガチガチだ。福島第一の事故後、その実態が明るみになってきた。 六ヶ所村の再処理工場は動いていないので、経営している日本原燃も本来は売り上げが立たないはずです。しかし、アクティブ試験をやれば、それだけで親会社である電力会社各社から“基本料金”が支払われることになっています。工場がまったく動いていないにもかかわらず、日本原燃は年間2700億円ももらっています。 その契約はおかしいだろと指摘したら、彼らは携帯電話の基本料金と同じだと言うのです。使わなくても基本料金は取られるという理屈のようですが、親会社と子会社の間でそういう契約があるのは、親が子を助けるという目的以外の何ものでもないわけです。しかもその2700億円は国民が支払う電気料金に上乗せされています。そして、日本原燃がつぶれると、とてつもない損失を電力会社がかぶることになるから、再処理工場がどうなるかわからなくても、お金をつぎ込まざるを得ないのです。 電力会社は電気代の値上げ理由に原発停止を挙げる。しかし、その根拠は支離滅裂だ。 福島第一は1号機から4号機が事故でダメになり、今も事故処理に追われているわけですが、隣には5号機と6号機二つの原子炉があって、この二つは壊れていないと東電は言っています。この二つについては、「廃炉は決まっていない」と頑として譲らない。ただ止まっているだけだから、減価償却や維持管理費は電気代に当然上乗せすると…。 原発が止まることによって、それまでかかっていたコストがかからなくなったはず。にもかかわらず、そのコストは継続して電気代に上乗せされ、さらに輸入が増えた天然ガスの代金まで上乗せされている。「原発が止まって電気代が高くなったでしょ」と彼らは言うけど、これではあたり前ですよね。 原発が止まると日本の産業が空洞化するなんて、経団連や電力会社は脅しているけど、再稼動させるなら、核のゴミをどこまで増やすのか、まずそれを決めなければなりません。既に処理できず困っているのに、野放図に増えたらますます大変です。
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その他 2013年03月16日 12時00分
『フライデー』などのスクープ誌が激怒 度重なる“無断引用”に雑誌協会も動く
日本雑誌協会がスポーツ紙とヤフーなどのネットに猛烈抗議に出た。 先日開かれた2月の定例理事会での決定を受け、スポーツ紙などが写真誌、週刊誌の早刷り・中吊り広告の見出しをもとに無断でニュースを作成し、発売日に同時掲載するケースが増えているのを改めて欲しい、と通達したのである。 引き金をひいたのはフライデー。 昨年11月、度重なるスポーツ紙の“無断引用”に激怒した同誌は、各スポーツ紙に早刷りの引用禁止を通達した。 本来、スクープは写真誌、週刊誌にとっては売上増につながる大切なもの。それがスポーツ紙やテレビで、あたかも自分たちが抜いたように報じられることは絶対に許せるものではない。 フライデーは、同誌ホームページで具体的にこうアピールしている。 《これまで特にスポーツ紙の芸能面を中心に、時には大々的に扱われてきたのが、各週刊誌の発売当日、紙面で各誌のスクープネタを紹介する記事だった。たとえば、よく掲載されている記事の体裁としては『○日発売の○○(スクープした媒体)によると−−』という記事で、実際にスクープした週刊誌を買わなくても、どんな記事の内容か把握できてしまう。しかも、スポーツ紙が朝刊で報じたネタをテレビ各局のワイドショーがデカデカと紹介するため、スポーツ紙を読んでいない視聴者にも内容が伝わってしまう》 たしかにフライデーの主張は理解できる。これでは雑誌が売れなくなるのも当然だ。 写真誌や週刊誌のスクープを、スポーツ紙に横取りされる“行為”は10年ほど前から問題にされていた。 芸能リポーターが発売前の写真誌をふりかざし、醜聞を掲載されたタレントに質問攻めする光景もみられた。 こうした一連の経緯に某女性週刊誌の芸能デスクはこう語る。 「こちらは何カ月もかけて張り込んで、記者とカメラマンには何十万もギャラを出している。1本のスクープに100万円かかるのもザラ。それでやっとスクープをとったら、なんら挨拶もなく、テレビあたりはいかにも自分のところが抜いたかのように大々的に報道する。何様でしょうか」 結果、写真誌や週刊誌は、タダでスポーツ紙やテレビにネタを卸す“問屋”だとからかわれてきた。 果たしてテレビ局は、どう反論するのか。
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社会 2013年03月16日 11時00分
飛び交う北朝鮮 ニセ核実験説
「自国の核計画を放棄した国々は『悲劇的な結末』を迎えている」 北朝鮮・朝鮮中央通信社が、核実験の正当性をこのように伝えた。計画を放棄した国々とは、カダフィのリビアとフセインのイラクのことだ。核兵器を持たなかった2人の末路は、誰もが知るところである。 「北朝鮮の目的は、あくまで米国に核保有国であることを認知させ『核クラブ』の一員となることです。それが生き残りのための唯一の手段、というのが金正日の遺志。しかし現実には、核実験を“本当にやった”という証拠が出ることを恐れている。北は過去に3回の核実験を実施したが、証拠が確認されたのは2006年の1回目だけで、'09年5月、そして今回も“やったらしい”という認識しか与えていない。米空軍は実験後に大気を収集できる航空機を飛ばしたが、何も検出できなかったと言っています。欧米の核物理学者の中には『通常TNT爆弾を利用した偽装実験の可能性が高い』と主張する学者もいます」(軍事アナリスト) 偽装とみられる最大の根拠が、1回目を除いて、証拠となる放射性物質の希ガス元素『キセノン133』が検出されていないことだ。 北朝鮮はなぜ証拠をつかまれることを恐れるのか。 「今回の核実験が、プルトニウム型かウラン型かを知られることを避けているのでしょう」(同) 咸鏡北道豊渓里周辺の地盤はイランと違って硬く、それが放射性物質を封印してしまったのでは、との指摘もある。 「もし高濃縮ウランを使ったとしたら、すでに物質崩壊を起こし検出できなくなっている。もう実証は難しいのでは」(同) 敵を知らなければ対処方法も見つからない。北朝鮮のしたたかさに、このまま振り回されてしまうのか。