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社会 2016年07月15日 10時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第182回 ブレグジットと英国民の主権
2016年6月23日。イギリスのEU(欧州連合)からの離脱の是非を問う国民投票において、事前の世論調査を覆す形で離脱派が勝利し、世界に激震が走った。いわゆるブレグジット(ブリティッシュ=英国とイグジット=退出を組み合わせた造語)である。日本のマスコミではブレグジットについて、まるで離脱派が一方的に間違った選択をしたかのごとく報じられており、本質が見えてこない。 そもそも、欧州連合とは経営(ビジネス)の三要素であるモノ、ヒト、カネの国境を越えた移動の自由を、国際協定により「固定化する」というシステムだ。国際協定によるグローバリズムなのである。 国際協定とは、国内法の上位に位置付けられる。例えば、批准した国際協定が「労働者の移動の自由」を保証していた場合、国内法で移民制限をかけることが不可能になる。 EU加盟国はマーストリヒト条約により、 「労働者は連合内を自由に移動する権利を持つものとする」 と、されている。すなわち、EU加盟国は「他のEU加盟国の労働者」が国境を越えて流入してくることを制限することはできない。 '04年以降、EUにハンガリーやポーランド、ルーマニアやブルガリアといった、比較的所得水準が低い東欧諸国が続々と加盟していった。結果的に、イギリスには「安い賃金」でも喜んで働く東欧の労働者が大量に流入。それでも'08年までは問題にはならなかった。ご存じの通り、当時はアメリカの不動産バブルにより世界的な好景気であった。イギリスでも他の欧州諸国(ドイツを除く)同様に不動産バブルが発生し、経済は活況を呈していた。 ところが、その'08年にリーマンショックが発生。欧州ではアイルランドを皮切りに一カ国、また一カ国と不動産バブルが崩壊。イギリス経済もバブル崩壊に見舞われ、さらに政権が緊縮財政路線を強行したため、経済がデフレ化していった(直近のイギリスのインフレ率は、わずか0.1%である)。 リーマンショック以降、イギリスでは長期にわたり実質賃金が下落し、時給400円の最低賃金で働かざるを得ない「実習生」が100万人近くいるような状況に至る。こうなると、特に「ヒトの移動の自由」というグローバリズムが問題と化してしまうわけだ。長期失業者、あるいは所得が一向に上がらず低賃金で働く労働者が増えていくと、ネイティブな国民と「外国移民」が敵対せざるを得なくなっていく。 今回のイギリス国民投票に至る離脱派、残留派の運動を見ていて理解できたのは、現在の英国民が完全に「分断」されてしまったという現実だ。 日本のテレビでも離脱派と残留派が互いに分かり合おうとせず、議論というよりは怒鳴り合いを続け、ボートで威嚇し、水をぶっかけるといった、とてもとても「同じ国民」とは思えない光景が映し出されていた。そしてとうとう最後には、残留派のヒロインであったジョー・コックス議員殺害事件が起きてしまった。 結局、何が問題だったかといえば、国境を越えたモノ、ヒト、カネの移動を自由化するグローバリズムは、経済規模(GDP)が順調に拡大し、国民の所得が実質値で上がっていくような時期には「目立たない」。バブル崩壊や緊縮財政により経済がデフレ局面に向かい、実質所得が下がり始めると、途端に「爆発する」という話なのである。 もっとも、実質賃金の長期低迷や雇用の不安定化といえば、日本の方が先輩だ。とはいえ、わが国の外国人労働者の割合は「まだ」極めて低い数値になっている(1%前後)。というわけで、イギリスと同じ問題は起きていないが、それでも公務員や土木・建設業、電力会社、農協などを「敵視」し、同じ国民同士で争わせるルサンチマン活用手法が大流行した(注:ルサンチマン=支配者や強者への憎悪やねたみの意)。 日本では、デフレ下でマスコミが特定の「誰か」を敵視し、それを徹底的にたたくことで、ルサンチマンがたまった国民が喝采するという光景が繰り返し見られた。わが国が多数の外国人労働者を抱え込んでいた場合、間違いなく「ネイティブな日本国民 対 外国移民(及び移民に味方する国民)」の争いが発生し、国民が分断されたことだろう。 アメリカのような移民国家はともかく、日本や欧州諸国のような国民国家が「健全な国民国家」を維持するためには、以下の二つの条件を満たさなければならないのだ。 (1)長期デフレーションを防ぎ、健全な民主主義を維持する(ルサンチマン手法を否定する) (2)特に「ヒトの移動」について、グローバリズムをコントロールする 国際協定によるグローバリズムは、本当に厄介だ。EUからの完全離脱を果たしたとしても、英国民が健全な国民意識(ナショナリズム)を取り戻す可能性は限りなく低い。イギリスはもともとが階級社会であり、さらにスコットランド独立運動という難題までもが再浮上してきている。 翻ってわが国を見ると、政権が外国人労働者の受け入れや「国際協定によるグローバリズム=TPP」といった路線をひた走り、明らかにイギリスの背中を追いかけている。TPPでは外国人労働者の規制緩和は含まれていないが、一度主権を制限する「枠組み」が作られてしまうと、いつの日かEU的になっていくことだろう。 TPP推進派の中には、 「TPPに入って、問題があるなら抜ければいい」 などと軽々しく口にする者がいるが、「国際協定によるグローバリズム」という呪縛を解き放つのは、甚だしく困難を伴うという事実がイギリスの事例から分かるはずだ。しかも、よほど幸運でない限り、国民の統合が壊れる。 今回のブレグジットを受け、日本国民はあらためて「主権」や「ナショナリズム」について考えなければならない。 イギリスの人口は日本の半分程度である。人口6400万の国に33万人の「外国移民」が流入したのが'15年であった。日本でいえば、「毎年、60万人の中国移民が流入してくるが、国際協定で主権が制限されているため移民受け入れを拒否することができない」状況を想像してみれば、ブレグジットの真相が見えてくる上に、「主権」の大切さが理解できるはずだ。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能ネタ 2016年07月15日 04時00分
西島秀俊、渡辺直美、出演のTV-CM のスピンオフ版 WEB限定ムービーにトレエン斎藤司が登場
アフラックが、新商品<病気やケガで働けなくなったときの 給与サポート保険>の発売に伴い、お笑い芸人の渡辺直美さん、斎藤司さん(トレンディエンジェル)を起用したWEB限定ムービーの公開を開始する。 同WEBムービーでは、TV-CMでは、夫役に西島秀俊、妻役に渡辺直美が登場。入院した夫・西島と、そんな夫を心配する妻・渡辺の仲睦まじい掛け合いが描かれている。今回のWEBムービーでは、なんとトレンディエンジェルの斎藤司が独身サラリーマン役で登場。TV-CM同様、西島が入院する病院に慌てて駆け込む渡辺。開けてしまった病室は、夫の病室ではなく、斎藤の病室だったというTV-CMのスピンオフ設定が今回のWEBムービーの一番の見どころになっている。
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芸能ネタ 2016年07月14日 20時40分
MCオファー殺到 もっとも旬な芸人・フットボールアワー後藤輝基
お笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基へのオファーが殺到しているという。 フットボールアワーの後藤は、NSCの14期生。1999年4月にNSCの同期で友人でもあった岩尾望とコンビを結成。当初は顔面にインパクトのある岩尾の影に隠れる存在であったが、今ではピンでのMCが増え、スタッフがもっとも使いたい芸人とも言われるようになった。 使いたくなる大きな理由はギャラと実力のバランスである。もっともコストパフォーマンスの良いMCこそが後藤なのだ。ベテラン過ぎず、若手過ぎず。まさに旬である。スマートつっこみ。たとえつっこみ。そう呼ばれるつっこみセンスはもちろんのこと、経験を積んだことでMCとしても一流と言えるような存在になった。 MCの実力以外で話題になるのは、その運動神経と母親である。運動神経はまったくのゼロでそれもネタにされることが多い。一方、母親は、息子の仕送りで、50歳をすぎてプチ整形。弁も立つことでテレビ番組にも何度か出演したことも。 また、後藤といえば、HKT48の指原莉乃の存在を忘れてはならない。「HKT48のおでかけ!」(TBS)と「今夜くらべてみました」(日本テレビ)で共演。男女のMCが別の局でMCを担当するのはかなり珍しい例だ。ちなみに、「HKT48のおでかけ!」では、かなりマニアックなHKT48のメンバーにも詳しくなり、現在のお気に入りは、松岡はなである。後藤の後押しもあったのか、松岡は次期シングルのセンターを任されることになった。すっかり立派なHKT48の“ヲタ”になっている。 今後もテレビで、後藤を見る機会は増えていくことだろう。
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芸能ニュース 2016年07月14日 20時00分
妻夫木聡 自身の完璧なビールサーブにビックリ「奇跡が起きた」
俳優の妻夫木聡が14日、都内で行われた「黒ラベル新CM発表&ビヤガーデンシーズン入り宣言イベント」に出席した。 妻夫木が毎回「大人エレベーター」に乗り著名人を訪ね歩くCMシリーズの新作では、『ルビーの指輪』などのヒット曲で知られる作詞家の松本隆氏、サカナクションの山口一郎が相手役を務めた。 松本氏の印象に関して、妻夫木は、「単純に言葉の重みがすばらしかった」と語る。特に印象に残った言葉に関して、CMにも採用されている、「年をとるからといって、何も失うわけではない」という言葉をあげ、「言葉が哲学的だった。大人になったからやっちゃいけないことって常識としてあるけれど、自由な発想でいかないといけないんだなってすごく勉強になりました」と感慨深げに語った。 同世代の山口には、CM撮影中、逆に質問を受けることも多かったそうで、「あんなに質問を返されたのは佐野元春さん以来でした(笑)」と振り返る。また、「命をかけて音楽を作っています」という言葉が心に残ったとのことで、「僕自身も命をかけてお芝居をしているし、後輩にも上の世代にも負けないぞっていう思いはある。その言葉を聞けたのは、すごく勇気になりました」と語った。 イベントでは、CM発表会で恒例となっているビールサーブに挑戦。「一向に上手くならない」とつぶやくも、継ぎ足しなしで、バランスが完璧な一杯をそそぎ、「きましたね! 何度目の正直から分からないけれど、奇跡が起きた」と驚いていた。(雅楽次郎)
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芸能ネタ 2016年07月14日 19時20分
田村淳 都知事選での“報酬ゼロ”公約に意見を募集
お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、都知事選での“報酬ゼロ”公約について自身のツイッターで、ファンの意見の投票を呼び掛けている。 淳は、自身のツイッターで、「都知事選の公約に知事の報酬をゼロにするという事についてどう思いますか? 政治と金の問題が後を絶たない状況だけど、都知事も日々生活していくには、お金は必要だと思うのですが…」とコメント。そして、「公約に知事の報酬ゼロ あなたはどう思いますか?」と意見を募集。 さらに淳は、“都知事報酬ゼロ”について、「1期目の終わった段階で給与も都民に判断してもらう。実績をみての後払い…2期目の継続を都民が望んだ時から報酬を頂くという公約を皆さんはどう思いますか?」と質問。ファンへ、「都民ではない方も是非お答え下さい!」と投票を呼び掛けている。 1期目の都知事報酬ゼロで2期目から1期目の実績を判断してもらって、報酬を得るという公約は淳とともに、「週刊リテラシー」(TOKYO MX)にレギュラー出演しており、今回の都知事選に出馬する上杉隆氏の公約である。
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芸能ネタ 2016年07月14日 19時00分
雨宮塔子 “パリで育てた巨乳” 深夜ニュースで大露出
パリでの暮らしぶりや子育てを綴ったエッセイが同性から支持され、憧れのセレブマダムとしての地位を築いてきた元TBSアナ雨宮塔子(45)が、“爆乳エロス”をひっさげ、深夜戦線に殴り込むという。 「7月下旬から、TBS系深夜報道番組『NEWS23』メーンキャスターに電撃就任します。レギュラーは17年ぶり。今年3月に膳場貴子キャスターらが卒業し、その後は元朝日新聞社特別編集委員・星浩氏が務めていた。各局深夜ニュース戦争は厳しく、TBSとしては実力、美貌、知名度が揃った元エースの雨宮をどうしても欲しかったようです」(TBS関係者) '93年入社。『チューボーですよ!』などの人気番組を担当。退社後は西洋美術史勉強のためパリに移住。'02年にパティシエの青木定治氏と結婚し1男1女をもうけるも昨春離婚した。 「2子は今後、パリで生活するといい、雨宮は日本でバツイチ独身生活も満喫できる格好です。昨年12月に同局の報道特番でキャスターを務めたほかは、表舞台から遠ざかっていたが、実はその間に“ある変化”があった。それはズバリ、“巨乳化”です」(知人) 胸の肥大化には、パリでの生活が大きく関係しているという。 「仏料理など欧米系食生活や優雅な生活を送ったためか、おっぱいが白人女性のごとく大きくなっているのです。そして、ジムで鍛えたり、エステでの全身ケアも欠かさないだけに、かなりの美脚。また、すでにフランス人の彼氏がいるとの噂もある。交際相手との“年間300回セックスは当たり前”といわれる仏流ライフで、女性ホルモンもエロ噴出しているのでしょう」(同) そんな雨宮、今の日本の女子アナ界に強い不満を持っているようだ。 「雨宮はパリで、次々とフリーになり、タレント化する最近の女子アナついて“なぜ最近の子はみな、すぐフリーになって芸能人気取りをしたいんだろう?”と疑問を抱いているようです。これは元フジの加藤綾子、元TBSの田中みな実、元日テレの夏目三久のこと。パリで育てた巨乳をひっさげ、フリーアナを全員まとめて打倒し、再編する決意でしょう」(スポーツ紙記者) 鳴り物入りで復活するだけに、失敗は許されない。 「フランス仕込みの妖艶エロスも身につけた雨宮は、露出もオープン。視聴率が上がるなら、胸の谷間見せやミニスカでナマ脚出しくらいやりますよ。本人も前向きというだけに、その期待は大きいですね」(同)
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芸能ニュース 2016年07月14日 18時00分
内田彩が今春開催したCONCEPT LIVEのBlu-rayが8月13日の日本武道館の会場限定で発売
声優の内田彩が、5月28日にTOKYO DOME CITY HALLにて開催したコンセプトライブの昼公演(Bitter Kiss)、夜公演(Sweet Tears)の模様を収録したBlu-rayを発売する事がわかった。 同Blu-rayは8月13日に開催される日本武道館公演の会場限定で販売。2公演で披露された全26曲に加え、MC、メイキング映像を含めた約168分を収録し、昼夜2公演分が1枚にパッケージされる。同日昼公演(Bitter Kiss)ではバックにバンドを従え、クールでロックなパフォーマンスを、一方、夜公演(Sweet Tears)では時折ダンスも交えつつキュートでポップなパフォーマンスを披露。コンセプトライブならではの彼女のステージを体感することができる。 なお、販売開始時刻や購入上限数等の詳細については後日発表される。
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芸能ニュース 2016年07月14日 16時10分
マキタスポーツ、 ニコニコ生放送にて新番組「マキタスポーツの砂場トランス」スタート!
昨年から日本コロムビアと契約を結び、音楽活動をメインに据えることに本腰を入れ始めたマキタスポーツ。だが当初の期待に反し、自らが率いるV系ロックバンド「マキタスポーツpresents Fly or Die」デビューアルバムが売れ行き不振に陥り、今年4月には、ニコニコ生放送にて、「CD発売に関する謝罪会見」を行いその苦境を暴露し、話題となったことは記憶に新しい。 そもそも疲弊する音楽業界の片隅にあって、マキタスポーツはこの不振の状況をいかに打開できるのか。日々スタッフたちと頭を悩ませているマキタの定例ミーティングの模様をニコニコ生放送でありのままにオンエアすることが発表された。はたしてどんなアイディアが飛び出すのか、予測不能の90分間となりそうだ。
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スポーツ 2016年07月14日 16時00分
男気完全燃焼! 広島カープ・黒田が決断する今シーズン「引退」(2)
実は昨年、『黒田塾』のようなものができた。投手陣は黒田に学びたいとし、コンディション作りや配球について質問した。しかし、本当に伝えたかったのは“プロフェッショナル論”だったのだ。 「ローテーション投手の責任」「エース論」…そういったものを、福井優也、大瀬良大地、野村祐輔、中崎翔太、そして新人の岡田明丈や横山弘樹らに伝授したかったという。 「相手打線に連打を食らい、弱気になると、そういう気持ちは後ろで守っている野手に伝わるんです。気持ちの持ち方、立ち居振る舞い、ローテーションで登板のない日の過ごし方など、すべての言動を野手陣は見ている、と。その一つ一つに責任感を持たなければ、エースにはなれない、というものでした」(同) シーズン中の黒田は、独特の雰囲気を身にまとう。登板前日ともなれば、球団スタッフや緒方監督でさえ、話し掛けるのをためらう緊張感があるという。 また、登板がない日も球場入りし、黙々と練習をして汗を流す。その練習でちょっとでも手を抜けば、野手陣に伝わる。 そういうエースの立ち居振る舞いを、後輩たちに伝えたかった。それが伝えられなければ、帰還した意味がない、とさえ思っていたという。 「野村に責任感が芽生えました。マエケンが抜けた穴を自分が埋めてみせるという意気込みと攻撃的なピッチングは、去年までは見られなかったものです」(スポーツ紙記者) ピッチングスタイルもマイナーチェンジしていた。プレートに乗せる右足の位置を、ほんの少し三塁側に変えた。これによって、右打者の胸元に放る変化球が“ケンカ腰”になった。それだけではない。 「黒田は昨年オフ、新井貴浩と捕手の石原慶幸をゴルフに誘っています。内外角に投げ分ける変化球の意義を黒田は石原に語り、新井には、若手に適当なところで満足させないためには、ベテランが猛練習し、言葉ではなく、態度で示すしかないと訴えたそうです」(同) 石原のリードも強気になった。広島のチーム防御率3.42はリーグ2位。特筆すべきは『被本塁打』で、東京ヤクルトがすでに80本を献上しているのに対し、まだリーグ最少の52本(7月4日時点)。失点292もリーグ最少。広島投手陣が、黒田イズムでいかに攻撃的になったかが分かる。 「こうしろと面と向かって説教したのは、新井と石原だけかも。あとは自らの背中で教育したというか…」(前出・ベテラン記者) 緒方監督にも指揮官の余裕が出てきた。就任1年目でいきなり優勝候補となった昨季は、空回りしていた面もあった。 「一番早く球場入りし、最後に球場を後にしていました。連勝できず、波に乗れないチーム状況を打破しようと、データや映像資料とにらめっこしていました。その緊張感がマイナスに働いてしまった」(同) 2年目の春季キャンプ最終日、広島ナインはグラウンド中央に集まり、円陣を作った。そのとき、緒方監督の両脇を固めたのは、黒田と新井の両ベテランだった。 チームに影響力を持つ2人が寄り添うことで、「緒方監督を支えていく」との意気込みも自ずと広まった。 「新井は努力の人。若手時代、彼の打撃は『宝くじ』と言われたほど。努力で這い上がってきました」(前出・スポーツ紙記者) 新井は「努力すれば、道が開ける」と教えたかったのだろう。その新井が2000本安打を達成したとき、チームは盛り上がり、野手陣はそれに続こうとした。 「田中広輔が成長して1番に固定でき、菊池涼介、丸佳浩を2、3番に定着させたのが大きい。ルナの加入でエルドレッド1人に相手投手のマークが集中しなくなった」(同) 戦う集団への“闘争エキス”の注入によって、黒田が現役を続行した目的は果たされた。優勝を果たせば、黒田はすべてをやりきったことになる。 「山本浩二、衣笠祥雄の両レジェンドも後輩に勝つことの意義、準備を伝え、引退していきました。それが継承され、伝統となり、強いチームになっていくんです。黒田はそういう継承劇をやろうとしている」(カープ関係者の一人) 日米通算200勝の金字塔を打ち立て、黒田はカープ黄金期の継承劇を再現させようとしている。日本中の野球ファンは「黒田はまだ投げられる」と思っているのだが…。
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芸能ニュース 2016年07月14日 15時30分
新感覚MV、時間・色・光のコントラストが冴えわたる! 大型新人ユニット“anderlust”が、2ndSG「いつかの自分」MV公開!
シンガーソングライター越野アンナとBass西塚真吾からなる新感覚の大型新人ユニットanderlustが8月24日(水)にリリースされるセカンドシングル「いつかの自分」のMVを自身のオフィシャルYouTubeチャンネルにて解禁した。 本楽曲はフジテレビ “ノイタミナ”アニメ「バッテリー」オープニング&エンディングテーマに抜擢されており、小林武史がプロデュースし作詞作曲は小林武史とヴォーカルの越野アンナの共作となっている。迷いながらも未来へとつながる歌詞の世界観は、明日への一歩を踏み出す勇気を与えてくれる作品に仕上がっている。 冒頭にはナレーションが導入されているが、実は当初は予定されていなかったもの。撮影後に編集をチェックしている段階で、このMVをより印象的にするには? と誰からともなく出てきたアイデアで急遽付け足されたという。 このナレーションテキストはプロデューサーである小林武史が創りだし、越野アンナの声によって表現され、よりこのMVを印象付ける映像の始まりとなっている。さらに、本MVには幾度となく可愛らしい子供達がが登場するが、越野アンナは、撮影前には子役と近くにある農場に行ったり、一緒にシャボン玉を飛ばしたり、撮影前から和気あいあいとしたそうだ。越野アンナと子供達の関係性も想像しながらMVを見るのも人それぞれの解釈ができる。 撮影後、梅雨の時期など不安定な要素が多い中、空や風、スタッフの努力など様々な要素が重なり合い無事に撮影を終えられたことが奇跡だと、anderlustの二人は感謝の気持ちを話したとのこと。 そして2nd Single「いつかの自分」の期間生産限定盤バッテリー描き下ろしオリジナルイラストジャケットも公開された。今回のシングルのために特別に描き下ろされたこのイラストは、巧、豪、青波たちの心あたたまるテイストとなっており、バッテリーのファンにはもちろん、初めてこのイラストを見た人も心惹かれるイラストに違いない。(C)2016あさのあつこ・角川文庫刊/アニメ「バッテリー」製作委員会
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