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アイドル 2016年08月14日 09時24分
SMAP年内解散 「苦渋の選択」
国民的アイドルグループ・SMAPが、2016年12月31日をもって解散することが14日、わかった。所属事務所のジャニーズ事務所が発表した。 事務所側は「デビューより25年間アーティストとしてグループ活動をして参りましたSMAPは2016年12月31日を持ちまして解散させていただくことになりました」と報告。 「本年1月にSMAPメンバーより事務所に残りグループ活動を存続させたいという意向を受け、事務所一丸となってSMAPをサポートすべく各部署で様々な準備を進め、2月より8月10日まで半年以上の時間をかけて個々のメンバー並びに全員と面談を重ね、例年通りの音楽番組への出演、ファンの皆様への感謝をこめたコンサートの開催、更には冠番組の20周年とのCDデビュー25周年を記念したイベントの企画等を提案し、協議を進めて参りました」とこれまでの経緯を説明。 そして、「しかしながら、議論を続ける中で『今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい』というメンバー数名からの要望を受け、7月の音楽特番を辞退させていただいた経緯がございました。8月に入り、待っていてくださる方々の為にも、落ち着いて考える時間を持ち、前向きな状況が整うまでグループ活動を暫く休むことを提案致しましたが、メンバー数名より『休むより解散したい』という希望が出たことを受け、苦渋の選択ではございますが、これまで一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重し、全員一致での意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断し、本日の報告となりました」と解散理由を明かした。 また、「25周年のコンサートやイベントを待ち望み応援してくださっているファンの皆さまのご支援とご期待に応えることが出来ず、本当に心苦しく、私共の力不足をお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪。 最後に「本年を持ちましてSMAPは解散させていただくことになりますが、5人それぞれの所属が変わることはなく、より一層個人活動につきましては精進して参ります。彼らの活動を、これまで同様温かく見守っていただけましたら幸いです。今後ともご支援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」とした。
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芸能ネタ 2016年08月13日 20時32分
渡部建 噂のお相手との結婚は「全く予定ないです」
13日、フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」でアンジャッシュの渡部建が、かねてから交際が噂されているモデルで女優の佐々木希との結婚について「全く予定はない」と断言した。 この日の放送では「芸能ウラ話&私生活をなぜか自ら暴露!!」のコーナーが放送され、ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之、そして芸能リポーターが渡部を直撃。 急な出来事に渡部は「もうイヤだ、もうイヤだ」と拒否反応。「渡部さんの口から」、「誠意を持って」と周りから責め立てられると、「何もないです。何の予定もございません」とコメント。 そして、渡部は「最近、聞かれます。結婚がどうですか? とか」と自ら熱愛ネタに触れると、「(結婚は)全く予定ないです」と断言した。 番組では、佐々木希の名前は出なかったが、テロップとシルエットで紹介。 拒絶する渡部に対して、岡村は「言いなさいよ! 言ってくれよ!」とさらに追い込みをかけたが、渡部は「マジでごめんなさい。なんかもう本当にマジでごめんなさい」と降参。 最後に「リオオリンピックあるじゃないですか、日本代表にエールを」とネタばらしすると、「うーわ! スゴい番組」と驚いていた。
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芸能ニュース 2016年08月13日 18時09分
「週刊リテラシー」上杉氏降板 裁判沙汰に発展する可能性も
TOKYO MX「週刊リテラシー」の契約を突然打ち切りとなったジャーナリストの上杉隆氏。最悪の場合、MX側と裁判沙汰にまで発展する可能性があることが、わかった。 13日放送の番組では、MCを務めていた上杉隆氏の降板理由について、説明された。 番組冒頭に「先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は、本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました」と報告し、「法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメインMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです」と上杉氏の降板理由を説明した。 6日、上杉氏が同番組から突然、契約を打ち切られたことが発覚。上杉氏の公式サイトが内情を公表した。その中で、「突然の出来事に、弊社としても困惑をしております」とコメントしていた。上杉氏は、先ごろ行われた「2016年東京都知事選挙」に出馬。その際には、番組に出演することはなく、様々なゲストや企画を実施し、番組を放送していた。 番組冒頭の説明が終わると、MCの田村淳が、「僕たちとしてもですね、MXテレビさんのおっしゃっていることと、上杉隆さんがおっしゃっていること、真反対の意見なので、ここは裁判の場じゃないと僕は判断しました」と説明。さらに「もう弁護士さんの預かるところになっていることなので、その話し合いは弁護士さん、もしくは話がもつれにもつれれば裁判所っていう形になるんでしょうけど」とコメント。上杉氏が納得できなければ、最悪裁判沙汰にまで発展する可能性を示唆した。 12日、上杉氏の公式サイトでは、「今回の番組降板の経緯に関しては、既に法的な対応が不可避な段階に達しており、すべての交渉を代理人弁護士に委ねています」と報告していた。 弁護士同士の話し合いで和解できなければ、当然裁判に発展するだろう。相手が手強いジャーナリストなだけに、MX側も事を慎重に運びそうだ。
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レジャー 2016年08月13日 17時50分
関屋記念(GIII、新潟芝1600メートル、14日)藤川京子のクロスカウンター予想!
サマーマイルシリーズ第2弾、新潟11R、関屋記念は◎ダノンリバティが叩き2戦目で本領を発揮します。 今年は、ダートから芝に戻して、叩き2走目で今春の阪神マイル戦をオープン勝ち。3か月休養明けの前走、中京記念は、スタートで遅れ後方追走から、直線では反応が鈍く、最後脚を伸ばしましたが0秒3差5着。前走時の追い切りではテンから遅れ、10キロ増と馬体もまだ太く、中京のパワーのいる馬場も合わなかったよう。 今回の追い切りでは反応良く動いた印象で、ラストも鋭く伸びてキレのある走り。しっかりと追って仕上がりは良さそうで、前走以上の状態で臨めそうです。520キロ前後の大型馬なので、やはり1度叩いてからの方が力を出せそう。新潟は新馬勝ちした舞台。マイルで再び頭角を現した良血馬。重賞初Vは目前です。(12)◎ダノンリバティ(7)○マジックタイム(11)▲ロサギガンティア(4)△ピークトラム(17)△ヤングマンパワー(6)△ケントオー(1)穴サトノギャラントワイドBOX (12)(7)(11)(4)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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レジャー 2016年08月13日 17時42分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(8月14日)関屋記念(GIII)他3鞍
先週の的中は下記の通り。・新潟11R ◎→○→▲で的中 馬単580円、3連複1,940円、3連単6,040円。【今週の予想】☆札幌8R 3歳以上500万下(牝)(芝1500m) ハナを切れればしぶといサグレスに◎。前走は出遅れて競馬にならず参考外。前々走は明らかにオーナーペースで自滅。今回は何が何でも逃げたい馬がおらず、スタートさえ決まれば無理なくハナを切れる可能性が高い。そうなれば本馬の持ち味を最大限に活かし、逃げ切り勝ちの可能性あり。◎(13)サグレス○(3)ミッキーグッドネス▲(5)リヴィエール▲(8)ユメノマイホーム△(10)メイショウサワヤカ△(14)コパノディール買い目【馬単】8点(13)⇔(3)(5)(8)(10)【3連複1頭軸流し】10点(13)-(3)(5)(8)(10)(14)【3連単2頭軸マルチ】24点(3)(13)⇔(5)(8)(10)(14)☆札幌9R 3歳以上500万下(芝1800m) 小回りで見直せるロードグリッター。好走するのは右回りの小回り戦。前走は楽にハナを切れたものの苦手の左回りで直線が長い新潟コース、極めつけは鼻出血と敗戦も致し方なし。立て直されての得意の右回りの小回りコース、ハナを切りたいのは本馬だけと展開も向きそうで、あっさりがあってもおかしくない。◎(4)ロードグリッター○(11)ラハトケレブ▲(6)プレイヤーサムソン△(10)ブライトボイス△(14)アドマイヤメテオ△(2)ハナズレジェンド買い目【馬単】10点(4)⇔(2)(6)(10)(11)(14)【3連複1頭軸流し】10点(4)-(2)(6)(10)(11)(14)【3連単フォーメーション】20点(4)→(6)(10)(11)→(2)(6)(10)(11)(14)(6)(11)→(4)→(2)(6)(10)(11)(14)☆札幌11R エルムステークス(GIII)(ダート1700m) ジェベルムーサに期待する。昨年は大まくりを決めて初重賞制覇。その後約9か月の休み明けで、久々の前走は仕上がり途上のため参考外でOK。追い切りの動きを見ると明らかに良化しており、凄味を感じさせる動き。これだけ状態が上がれば連覇の可能性十分。◎(3)ジェベルムーサ○(11)モンドクラッセ▲(5)ロワジャルダン△(2)ヒラボクプリンス△(10)ショウナンアポロン△(12)クリノスターオー買い目【馬単】5点(3)→(2)(5)(11)(5)(11)→(3)【3連複2頭軸流し】4点(3)(11)-(2)(5)(10)(12)【3連単フォーメーション】12点(3)→(5)(11)→(2)(5)(10)(11)(12)(11)→(3)→(2)(5)(10)(12)☆新潟11R 関屋記念(GIII)(芝1600m) 休み明けをひと叩きされて変わり身大きいダノンリバティを本命に推す。前走はプラス10kgで少し余裕のある体つき。それでも終いは良く伸びて上がりはメンバー中3位の33秒9。今回は追い切りでびっしりと追われ、仕上がりは前走以上。ここで初タイトルを狙う。相手本線はピークトラム。休み明けの前走でもしっかりと仕上げられ、上位陣の中で唯一先行して残った馬。今がまさに充実期で崩れることはないだろう。一発ならタガノエトワール。前走は終始馬場の悪い内側を通らされ伸び切れなかった。追い切りの動きは前走以上で巻き返しの可能性十分。以下、ロサギガンティア、マジックタイム、ヤングマンパワー、ラングレーまで。◎(12)ダノンリバティ○(4)ピークトラム▲(18)タガノエトワール△(11)ロサギガンティア△(7)マジックタイム△(17)ヤングマンパワー△(9)ラングレー好調教馬(12)(18)買い目【馬単】8点(12)→(4)(7)(11)(17)(18)(4)(11)(18)→(12)【3連複1頭軸流し】15点(12)-(4)(7)(9)(11)(17)(18)【3連単フォーメーション】25点(12)→(4)(11)(18)→(4)(7)(9)(11)(17)(18) (4)(18)→(12)→(4)(7)(9)(11)(17)(18)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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レジャー 2016年08月13日 17時39分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(8/14)関屋記念、他
2回新潟競馬6日目(8月14日・日曜日)予想・橋本 千春☆新潟11R「関屋記念」(芝1600メートル)◎7マジックタイム○17ヤングマンパワー▲11ロサギガンティア△4ピークトラム、6ケントオー 強い女、マジックタイムに期待。真骨頂は2走前のダービー卿CT。ハンデ53キロは恵まれたとはいえ、GI2勝馬のロゴタイプ(この後、安田記念優勝)を撃破。悲願の重賞初制覇を達成したように、競走馬として完成の域に近づいたとなればチャンスは十分ある。続くヴィクトリアマイルはスタートで安目を売り、流れに乗れず6着に終わっているが0秒6差なら悲観することはない。走破タイム1分32秒1は安田記念より0秒9も速く、牝馬陣の層の厚さと、レベルの高さを物語る結果といえる。新潟は初勝利を飾った最高の舞台でここまで<2100>(いずれも1600メートル)と、パーフェクト連対を記録している。乗り替わりもルメール騎手なら全く心配無用だし、勝利のマジックを披露してくれるはず。相手は、ヤングマンパワー。条件戦とはいえ、多摩Sはトップハンデ58キロを背負って圧巻のパフォーマンス。3歳の昨年(3着)とは別馬のように力を付けており好勝負必至。☆新潟10R「豊栄特別」(芝1400メートル)◎9エスティタート○4ドーヴァー▲18ロワアブソリュー△10メンデンホール、15ワンスインナムーン 休み明け2戦目で走り頃の、エスティタートをイチ押し。その前走は成長分があったとはいえ、18キロ増はやはり重かった。着差も0秒9なら巻き返しは十分可能だろう。<2102>と、まだ底が割れていない3歳馬でプラスアルファは測り知れないし、ベストの1400メートル(全2勝)なら期待できる。遅れてきた大物、ドーヴァーが相手になる。新馬→ひいらぎ賞を連勝した底力をいきなり見せつけるシーンがありそう。☆札幌11R「エルムステークス」(ダ1700メートル)◎11モンドクラッセ○5ロワジャルダン▲12クリノスターオー△3ジェベルムーサ、10ショウナンアポロン 前哨戦の大沼Sを1分41秒7と驚異のレコードで圧勝(0秒5差)、勢いに乗る快速馬のモンドクラッセが待望の初重賞制覇を達成する。この馬の凄さは、ここまで5戦5勝(うち札幌3勝)と負けなしで来ているメンバー屈指の距離適性。馬が勝つコツ(ペース配分)を知らなければこんな芸当はできないだろう。約2か月間英気を養い、ほぼ万全と言える出走態勢が整っている以上、期待して大丈夫。相手は、ロワジャルダン。馬体の立て直しに成功したとなれば、みやこS(初重賞制覇)で魅せた差し脚を炸裂させるシーンも。☆小倉11R「博多ステークス」(芝2000メートル)◎6バンドワゴン○7ベルラップ▲8アスカビレン△2メイショウコルノ、9アカネイロ 完全復活した素質馬の、バンドワゴンでもう一丁。その長久手特別は休み明けもなんのその、初のマイル戦をワンサイドで逃げ切り大いに面目を施している。もともと、きさらぎ賞をクビ差2着してクラシック候補に挙がった逸材。この後、脚部不安を発症し2年間の戦線離脱を余儀なくされたが、無事にきていればとっくの昔に重賞勝ちしていたに違いない。これほどの馬に昇級の壁など皆無に等しく、ここはあくまで通過点に過ぎない。2000メートルに延びて一段と信頼度を増している。相手は、重賞ウィナーのベルラップ。5か月間のブランクと、トップハンデ57.5キロの条件下でも怖い。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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芸能ニュース 2016年08月13日 17時35分
「週刊リテラシー」 上杉隆氏の降板理由を説明「放送基準等に照らして困難と判断」
13日放送のTOKYO MX「週刊リテラシー」で、番組開始からMCを務めていた上杉隆氏の降板理由について説明があった。 番組冒頭に「『週刊リテラシー』の出演者でありました上杉隆氏の番組降板につきまして、視聴者の皆さまへご報告させていただきます」と前置きし、「上杉氏には、本番組のメインMCを約2年間勤めていただきましたが、先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は、本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました」と報告。 そして「法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメインMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです」と上杉氏の降板理由を説明した。 また、「上杉氏にもその旨をお伝えしており、上杉氏には降板についてご了承いただいております」とした。 番組では、今後も政治・経済・事件・芸能等のニュースを様々な角度から徹底解説をするというスタンスは変えず、放送を継続していくという。 6日、上杉氏の公式サイトが、同番組から突然契約を打ち切られたと公表し、「突然の出来事に、弊社としても困惑をしております」などとコメントしていた。
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その他 2016年08月13日 17時35分
【不朽の名作】頼むからタイトルを「Last Friends」だけにして欲しい「きけ、わだつみの声 Last Friends」
今回は8月15日が近いということで、1995年公開の『きけ、わだつみの声 Last Friends』を紹介する。本作は、終戦50周年に製作された作品で、第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』を元に作られている。いや、作られているはずなのだが…。 実はこの作品ジャンルとしては戦争映画となるのだが、そう言い切れない部分が多い。ただし、かなり展開的に面白い作品ではある、主にネタ方面に。原作が『きけ わだつみのこえ』なので、あまりその部分に触れる人は少ないが、かなり純度の高いネタ映画だ。頼むからタイトルを『Last Friends』だけにして欲しいレベルで。 主要キャストは勝村寛(織田裕二)、相原守(風間トオル)、芥川雄三(仲村トオル)、鶴谷勇介(緒形直人)の4人だ。当時若手の有力キャストを揃えて、普通なら戦争末期の学徒兵をしっかり描くはずだ。しかし同作では、しょっぱなから斜め上を突いてくる。冒頭、真夏のラグビー場で、鶴谷がスクラムを組んだ際に意識を失い、見慣れない3人の大学生ラガーマンに手を引かれて起き上がると、そこは1943年10月21日に挙行された学徒出陣の大壮行会真っ只中なのだ。この導入は凄い。「最近ライトノベルで流行の異世界転移モノかよ!」とツッコミを入れたくなるほどに。 ここですでにノリ的には角川映画の『戦国自衛隊』と同列に扱っていいほどだが、この作品は原作が娯楽作品ではないのだ。その後は大真面目に残酷な戦時中の現実が、鶴谷の視点を通して描かれて…、いればよかったんだけどな…。 本来現代人をタイムスリップさせる作品の利点として「こういう世の中だったんだよ!」と主人公を通じて、観る側も自然と説明を聞けるという点がある。また、現代人を年齢的に同年代の過去の人と絡ませるおかげで、価値観の違いなども表現できる。しかし、この作品の鶴谷は早々に徴兵拒否をして島に逃げてしまうので、冒頭以降、他の3人との絡みは一切ない。ただ島で「こんな戦争は間違ってる!」とわめくばかり。タイムスリップ設定の必要性はあったのか? 街でわめき散らせば、まだ許せたが。 本編は勝村・相原のフィリピン戦線派遣組、特攻隊に志願した芥川、島に逃げた鶴谷の3つのストーリーが同時に進む。驚くべきことに、『きけ わだつみのこえ』を元にした展開は芥川の話でしか用意されていない。メインは尺の使い方を見ても、勝村・相原のフィリピン戦線派遣組だが、この戦場がまた凄い。輸送船がボカチンされ、隊は壊滅状態。命からがら上陸し、米軍迫る中、野戦病院にいると、的場浩司演じる大野木上等兵がぶんどったバイクとブローニングM1919重機関銃を担いで颯爽と登場。体中ベルト弾帯を巻きつけ、赤いバンダナを頭に巻いた大野木の姿は、どうみてもランボーだろこれ。この初登場シーンは劇中でも屈指の笑いどころだ。さすがにこれはやりすぎだろう。 しかも大野木は慰安婦を連れての撤退で、この2人だけまるで『兵隊やくざ』のノリだ。明らかにこのタイプの映画に登場させてはいけないキャラだろう。途中でこの2人は別行動を取るのでまあいいのだが、その後の展開も微妙なのが困るところ。まず、すでに軍隊としての機能を失い、思い思いに飢えに苦しみながら撤退する人々とは到底思えない。とにかく騒ぎすぎなのが凄く気になる。従軍看護婦を連れているとはいえ、敵に発見される危険性もあるのに水場で大騒ぎ。さらに、飢えてそんな大声も出せないはずなのに、太ももを食いちぎられた友軍兵の遺体を見て「人を食ってるー!」の大絶叫だ。本来なら極限状態での人肉食は、市川崑監督や塚本晋也監督が撮った、大岡昇平原作の『野火』のように、それだけで1本の作品になってしまうほど重いテーマだ。“ただ入れただけ”感が非常に強い。これで何を感じろというのか…。 勝村の最期のシーンは、この作品屈指の迷シーンだ。負傷している相原と従軍看護婦を残し、少尉である勝村以下2名の兵士でラグビーのトライに見立て、手榴弾袋を持ち、敵戦車と陣地に肉弾攻撃をかける。「どんだけ距離あるんだよ!」とツッコミを入れたくなるような位置から、猛烈な砲火の中を進んでいく。多分これ、勝村は時速100キロくらい走っているだろう。しかも、弾に当たっても、よろめきながらも動く。ちなみに、当時のM4中戦車に搭載されているブローニングM2重機関銃は12.7ミリのライフル弾で、人体が一発でも食らえば、その部分周辺が消し飛ぶくらい威力がある。それでも勝村は「トラーイ!」とくぼ地に飛び込んで爆発が起きてシーン転換となる。『きけ わだつみのこえ』をネタ元にしているのに、なぜこんな展開になるのか…。この突き抜けっぷりは、なかなかない。 なお、この肉弾攻撃は、米軍に追い詰められた勝村が「敵からせめてワントライくらいは奪いたい」と個人的な信念で始めたもの。相原と鶴田真由演じる従軍看護婦には、投降を勧めていた。だったら米軍が降伏勧告を出している内に投降させろよ。結果投降もままならず、相原も傷が原因で、戦地に倒れてしまう。 一方、鶴谷は広島憲兵隊に見つかり尋問を受けるが「こんな戦争は間違ってる」「こんな日本は負けた方がいいんだぁー!」と繰り返すばかり。もうオウムだか九官鳥のようだ。タイムスリップまでさせたのに、もっとなんとかならなかったのか鶴谷パート。結果的に、お話として安定しているのは、芥川のパートだろう。遺稿集を意識した進行にもなっている。しかし、他の2つのパートがぶっ飛んだ展開を繰り返すため、全く頭に入ってこないのが難点だ。 この作品、数々のトンデモ展開を繰り返すネタ要素が強いのだが、なぜか「反戦映画」としての評価が非常に高い。それは、特定の思想に合っていればOKという人には、「こうあって欲しい」という要望に答えるシーンが、前後関係や展開がメチャクチャでも、多く劇中に組みこまれているからだ。要は、自身の持つ歴史観で、過去を裁きたい人には非常に良質な作品として映りやすい。このあたりに関して、批判も賛同もする気はないが、同作は、伝説の迷作『北京原人 Who are You?』と企画担当、脚本担当が同じということだけは言いたい。今あるかどうかわからないが、小学校の道徳の授業や、公民館での戦争を知る映画としてこれをチョイスするのだけは、頼むからちょっと考えて欲しい。『野火』とか『ビルマの竪琴』とか『ひめゆりの塔』とか、もっといいのあるから! (斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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アイドル 2016年08月13日 17時15分
ジャニーズ滝沢秀明と良い関係が続いている赤西仁
ライブツアーの様子をフジテレビ「めざましテレビ」でオンエアされたかと思えば、今度は山田孝之とのユニットでCDをリリースするなど元ジャニーズタレントの赤西仁が絶好調だ。 ジャニーズを辞めたタレントとは思えないほどの取り上げられぶりだ。以前はジャニーズを辞めたタレントが芸能界で再浮上するためには相当な時間と、強力なバックボーンが必要だといわれてきた。テレビ局もこれまで積極的には使うことはしなかったが、「ジャニーズから言われているわけではないけど、何か言われるようなことがあれば面倒くさいですし、そこまで必要にも迫られていなかった。火中の栗を拾わなかっただけ。『めざましテレビ』の一件もすんなりジャニーズのOKを取れていた」とはある芸能関係者。 赤西がジャニーズを辞めてからわずか2年半。この短期間でもジャニーズの“妨害”に遭うことなくノビノビと活動できているが、これに同関係者は「赤西の場合は契約満了の円満退社というのが大きい。赤西は他の辞めた、もしくはクビになったタレントとは違って、いまだにジャニーズの中でもアンタッチャブルな案件とはとらえられてないんです」という。 さらに「この間、赤西がツイッターで『タッキーーーー!!』と滝沢(秀明)のことをつぶやいたことが話題になりましたが、この2人の関係は赤西がジャニーズを辞めたいまでも続いていると言われているんですが、ここが良好関係というのも赤西にとっては大きなプラス。滝沢はジャニー(喜多川)さんとの距離もかなり近いとされていて、事務所内での発言力もあると言われているんです。この関係も赤西の活動をスムーズにさせている要因でしょう」。これからの躍進が楽しみだ。
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芸能ニュース 2016年08月13日 17時00分
週刊裏読み芸能ニュース 8月6日から8月12日
■8月6日(土) ファンキー加藤の元相方が騒動にコメント 元FUNKEY MONKEY BABYSのモン吉が都内でファーストソロアルバムの発売記念イベントを開催。お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣の妻とのW不倫騒動で一躍“時の人”となった元相方のファンキー加藤について、「元相方がいろいろアレですけど、時間が経てばみんな分かってくれると思う。根はいい奴なんで」と話した。 「騒動発覚以後、柴田はテレビ出演が急増。加藤から1億円の慰謝料をもらったことは週刊誌の直撃で否定していた」(芸能記者) 近々、柴田は相方の山崎弘也と共演が実現しそうだというが、今や人気MCとなった山崎が騒動をどうイジるかが注目される。■8月7日(日) 高畑充希が電車でのナンパを告白 高畑が門脇麦とともに東京タワーでW主演のミュージカルの会見に出席。先日、電車に乗った際のエピソードを「ナンパされました。普通に連絡先を渡されて…30代くらいの方でした」と告白した。 「NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめているが、プライベートでは“芸能人オーラ”がゼロ。それが逆に親しみやすいのだが」(映画業界関係者)■8月8日(月) 榮倉奈々と賀来賢人が結婚発表 交際が報じられていた2人だが、互いの所属事務所を通じて約1年の交際を経て、7日に2人で都内の区役所に婚姻届を提出したことを発表した。 「特に結婚を焦る年齢でもない2人だけに、デキちゃった結婚説も。とりあえず、結婚発表の際に妊娠を否定し、数か月したら妊娠を発表するのは芸能プロの常とう手段」(女性誌記者)■8月9日(火) 平野レミが上野樹里に期待 長男で「TRICERATOPS」の和田唱が上野と結婚した平野がイベントに登場。2人の子どもについて聞かれると、「大至急みたい! 息子と樹里ちゃんの作品だから、どういうものができるか興味がある」と話した。 「上野が大手芸能プロに所属しているにもかかわらず、平野は遠慮なしにズバズバしゃべるだけに、毎回イベントには多くの報道陣が集まる。今後も平野へのイベントオファーは増えそう」(ワイドショー関係者)■8月10日(水) ローラが三代目・登坂との交際報道に意味深な笑み ローラがDAIGOとともに都内で行われたイベント登場。先日、「女性セブン」(小学館)で三代目J Soul Brothersの登坂広臣との交際が報じられたが、集まった報道陣から質問が飛ぶも意味深な笑みを浮かべ会場を後にした。 「ローラは自身のインスタグラムに登坂と交際の“証拠”になるような写真をアップするなど、特に隠している様子はない。ただし、登坂は女性から圧倒的支持を受けているだけに、交際を認めることはできないだろう」(音楽関係者)■8月11日(木) 桂歌丸が高座に復帰 腸閉塞の治療のため先月末に入院し、今月5日に退院していた落語家の桂歌丸が高座に復帰した。約1時間にわたって演目を披露し健在ぶりをアピールしたという。■8月12日(金) 元チェッカーズ・武内亨が長男再逮捕の心境を明かす 武内の長男は昨年9月、当時高校生の次男に大麻を譲渡したとして、大麻取締法違反容疑で逮捕。同12月に懲役6月執行猶予3年の判決を受けた。一部で今年6月、自宅で同容疑で再逮捕されたことが報じられたが、情報番組「グッド!モーニング」(テレビ朝日)が武内を取材。すると同番組にメールで返信があり、再逮捕を認めたうえで、「結局私も息子に甘い親バカなんだと思いました」などと心境を明かした。 「2人の息子をかなりスパルタで育てたことを公言しているが、肝心のコミュニケーションはまったくとれていなかったようだ。今後、公判に情状証人として出廷すると思われるが、発言が注目される」(芸能記者)
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青葉賞(JpnII 東京芝2400m 28日)エルソルダードがダービー切符をつかむ
2007年04月27日 15時00分
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芸能ニュース
川島なお美 携帯電話のソムリエ役でCMに出演
2007年04月27日 15時00分
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レジャー
青葉賞(JpnII 東京芝2400m 28日)藤川京子 ナタラージャが良血開花
2007年04月27日 15時00分
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スポーツ
ノア GHCヘビー級王座に挑戦の佐野が“ゾンビ”三沢抹殺宣言
2007年04月27日 15時00分
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レジャー
天皇賞・春(GI 京都芝3200m 29日)ファストタテヤマの大外一閃に賭ける
2007年04月27日 15時00分
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スポーツ
IGF アントニオ猪木が現役復帰?
2007年04月26日 15時00分
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芸能ニュース
長澤まさみ 巨乳解禁でライバルに対抗
2007年04月26日 15時00分
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レジャー
天皇賞・春 美浦黄門こと本紙・橋本記者がトウショウナイト陣営を直撃!
2007年04月26日 15時00分
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スポーツ
ディファカップ ゼロワンMAX日高&浪口が4大兵器と奇天烈特訓を披露
2007年04月26日 15時00分