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スポーツ 2009年03月06日 15時00分
K-1 セーム・シュルトUFC流出危機
K-1戦士が流出危機にさらされている。米国の金網格闘技イベント「UFC」が水面下でK-1スーパーヘビー級王者のセーム・シュルト獲得に動いていることが判明した。最近ではK-1を主催するFEGから秋山成勲がUFCに流出したばかりで、K-1のリングから、さらなる離脱者が出る可能性もはらんでいる。 「UFCが2009年の最初の興行として、アイルランドのダブリンで1月19日に開催した大会で、K-1の絶対王者シュルトが所属ジムのマネージャーとともに大会後、UFCサイドと接触しました。どこまで具体的な話をしたのかはわかりませんが、参戦の可能性を探って話し合いを持ったのは確実なようです」(某格闘プロモーター) シュルトが所属するゴールデングローリーの関係者を伴い、UFCを主催するズッファ社と交渉のテーブルについたということは、K-1のリングを去る可能性があるということだ。 事実、シュルトは昨年9月のワールドGP開幕戦でピーター・アーツに敗れてからはK-1に出場していない。昨年末は例年出場していた大みそかの「Dynamite!!」にも参戦していない。K-1ヘビー級大会の開幕興行となる14日の横浜アリーナ大会にも参戦の予定はない。現スーパーヘビー級王者ながら防衛戦の予定もないままだ。 K-1GPで前人未到の3連覇を果たし、絶対王者として欠かせない存在だったが、こうしてフェードアウトするのは必然的な流れなのかもしれない。前出関係者が続ける。 「K-1サイドがモンスター路線からの脱却を宣言したり、ここ数年は優勝しても評価されないことで、気持ちが離れつつあったのは間違いない。それにハッパをかけるように、DREAMでの総合格闘技転向を促された。シュルト自身がそれなら、より高額なファイトマネーを得られるリングを求める気持ちになったんだろうね」 K-1絶対王者のUFC流出話。なにやらUFCサイドにも、このタイミングでシュルトを獲得したい思惑が見え隠れする。 「UFCは6月にドイツでの大会を控えています。当初は同大会のメーンにランディ・クートゥア、チャック・リデルらを予定していましたが、クートゥアが手術、リデルも4月の大会に出場することが決まっているので、6月の出場は厳しい。そんな懐事情と欧州での興行戦略を考える上でシュルトに白羽の矢が立ったというわけ。しかもその後、UFCは100回記念興行もありますから、とにかく注目選手が必要なんです。この先、K-1の選手に手が伸びる可能性は十分あるでしょう」(前出関係者) かねてから対UFC路線を掲げてきたK-1だけに、選手が米マットに続々と流出するのは避けたいところ。果たしてシュルトの流出を阻止できるのか、今後の展開に注目だ。
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スポーツ 2009年03月06日 15時00分
DREAM ウォーレン初参戦V宣言
DREAMフェザー級GP開幕戦(8日、さいたまスーパーアリーナ)で、プロデビューするレスリング世界王者のジョー・ウォーレン(=写真)が5日、都内のホテルで会見。総合格闘技初参戦となるレスリング世界王者は堂々のV宣言だ。 ウォーレンは米国のアマチュアレスリング王者で、2006年には世界選手権グレコローマン60キロ級を制覇。その後は「世界選手権で優勝した後に五輪を目指そうとは思わなかったから、総合の練習を開始した」と昨年の北京五輪に見向きもせず、プロ転向を決意した。 デビュー戦となるGP1回戦は、優勝候補の前WECバンタム級王者チェイス・ビービと対戦する。「初戦で勝つ相手としては最適だ」と必勝宣言。レスリングで数多くのタイトルを手にしてきたエリート戦士は「俺のトロフィールームにDREAMのベルトを加える」と豪語した。 一方、対戦相手のビービも来日。「かなり自信を持っているし、トーナメントを勝つことができる」と自信たっぷり。弱冠22歳で米WECの頂点に立った男のライバルは、もちろん2回戦から出場予定の山本“KID”徳郁だ。ビービは「彼とやるなら戦争のような激しい戦いになる。やるなら決勝の舞台だろうね」と早くも頂上決戦を見据えた。
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スポーツ 2009年03月06日 15時00分
ノア “鉄人”小橋が次期シリーズのフル参戦に意欲
3・1日本武道館大会で両肘のケガから176日ぶりに復帰した小橋建太=写真=が5日、次期シリーズ全戦参戦を熱望した。 復帰戦では103発ものチョップを打ち込み、フィニッシュでも右腕で豪腕ラリアートをさく裂させた。4日に外来に出向き「(両肘は)大丈夫。何も問題ない」と担当医からお墨付きをもらった。 ただ、復帰に向けハードトレーニングをこなし、体重を増量させた反動が腎臓に出たという。「筋肉(の繊維)が壊れてて、何か事故にでもあったのか」と主治医に聞かれるほど数値は悪化。老廃物を除去するため、1日4リットルの水を摂取するようになったという。 今後は体調と相談しながらトレーニングを行っていく。次期ツアーは、1年で最長の日程となる。それでも「自分では1つでも多く(試合に)出たい。ファンのみんなに復帰の挨拶という祝砲を上げないと」とフル参戦を熱望した。 「(戦いは)相手じゃなくて自分自身だから」。鉄人は完全復活に向けて一歩ずつ歩き始めた。
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社会 2009年03月06日 15時00分
森田健作氏マニフェスト発表
千葉県知事選への出馬を表明している俳優・森田健作氏(59)が5日、千葉市内でマニフェストを発表した=写真(カメラ・柳敏彦)。 4年前の前回知事選のリベンジとなるため、「敗れたらもう政治活動はしない」と不退転の決意で臨むという。 マニフェストは「アクアラインの通行料を800円に」「中学までの医療費無料化」など前回の内容を踏襲。共同制作者の明治学院大学・川上和久副学長は「誰が見ても分かる内容にした。知事が千葉のセールスマンになるという姿勢は変わらない」と話した。 さらに、民主党小沢一郎代表の公設秘書逮捕が選挙戦に与える影響について、森田氏は「私がなぜ完全無所属で出馬したかというと、千葉県が政党の陣地取り合戦の地にされるのが一番嫌だったから。影響は全くない」と否定。しかし後援会関係者は「自民から民主に傾いていた票がこれでまた分からなくなった。そうなると無党派層の票が多少はウチに流れ込むはず」と本音を漏らした。 自民と民主のつぶし合いは「青春の巨匠」に利するか。
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芸能 2009年03月06日 15時00分
“相棒”なのに相棒不在のまま最終回!?
亀山薫役の寺脇康文(47)が抜けたテレビ朝日系の人気ドラマ「相棒 Season7」。水谷豊(56)演じる杉下右京の“新相棒”が注目されていたが、新しい相棒役は不在のまま3月の最終回を迎えることになりそうだ。 「さすがに、寺脇のイメージが強くなりすぎて、亀山役を受けようという人はいない。殉職したわけではないので、最終回で寺脇の復帰説も流れている」(テレビ朝日関係者) 昨年10月22日にスタートした同ドラマ。放送開始前から寺脇が抜けることは予告されており、“Xデー”に視聴者の注目が集まった。 「初回は17.9%で4回目に20%台に。寺脇が抜けた昨年最後に放送の9回目は19.6%。今年も、“新相棒”の登場に期待が集まって、すでに20%を2回超えた。毎回、苦戦続きの他局のドラマにとってはうらやましい限りの視聴率をキープしている」(テレビ誌記者) そんな中、候補者に挙がったのが3月公開の映画「鑑識・米沢守の事件簿」に主演の米沢役の六角精児だ。 「最近、ドラマのエンディングで必ず映画の予告編が入り、米沢の出番がかなり増えた。ある回では杉下の相棒のような動きで事件解決の重要な役割を果たしている。ただ、あくまでも映画につなげたいだけで、しっかり相棒のポジションで固定するわけではない」(映画関係者) そこで、もう一人名前が出ているのが、原田龍二演じる陣川公平だという。 「陣川は以前、杉下らがいる特命係に左遷され、亀山と3人で事件解決にあたったことがある。11日放送の回では、主役的な扱いで出演する。予告編では『新相棒!?』とテロップが出ていた。実は、原田を新相棒にするというプランは出ていたが、視聴者からの反発による視聴率低下を恐れ、毎回視聴者に期待させるように新相棒の登場をにおわせる形をとったら見事にハマった」(同) 水谷と寺脇のコンビは00年6月に放送された「相棒 pre Season」から昨年12月まで8年半続いたが、まさかここまでヒットするとは誰も考えていなかったようだ。 「最初の枠は『土曜ワイド劇場』で水谷主演の『探偵事務所シリーズ』がなくなったために生じた。オープニングの映像もかなり安っぽいものだったが、単発の3作が高視聴率でシリーズ化された。昨年公開の映画は大ヒットし、ゲームソフトも発売された」(芸能ライター) 人気の高いコンビだけに簡単には“新相棒”は決められないということだろう。
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社会 2009年03月05日 15時00分
“神風”止む前に総選挙実施か
豪腕、正面突破に迷いなし。違法献金容疑で公設第一秘書が逮捕された民主党の小沢一郎代表。逮捕直後には、代表辞任説も飛び出した。麻生太郎首相がほくそえむシーンもあり、自民党内からは解散・総選挙をとなえる主戦論も出た。捜査状況の進展も絡み、政局は一気に動き出すことになった。 「民主党の鳩山由紀夫幹事長は逮捕の一報が入るとすぐ、『検察の陰謀だ』と激怒したがそうとは言い切れない。小沢代表は自民党にいた当時から、政治献金に絡む多くの疑惑が指摘されてきた。その度にクリアしてきたのは、それこそ“豪腕”だが、検察が長年ターゲットにしてきたひとり。ま、この時期を狙ったふしはなしとはしないが、検察の面子もかかってると見ていい」 そう言うのは、全国紙政治部記者。西松建設と小沢代表の腐れ縁も、こう明かす。 「西松建設は元自民党副総裁の故金丸信氏や経世会(旧竹下派)と深い関係にあった。小沢代表は竹下派七奉行のひとりで金丸副総裁からかわいがられ、実力者になった。西松建設が小沢代表と結びつくのは、ごく自然な成り行きだった」 自民党内からは今回の逮捕劇のほとぼりが冷めないうちに、解散・総選挙に打って出るべきだという強硬論が出ている。永田町関係者が言う。 「麻生首相の頭の中にもそれがあるのは確かだが、そう簡単ではない。自民党内からも逮捕者が出る可能性を否定できず、小沢代表が『違反はまったくない』と堂々としているからだ。逮捕劇は衝撃的だったが、小沢代表の態度も国民は強く印象づけられた。小沢代表のほうが、役者がはるかに上だったということだ」 それでも総選挙はあると見るのは、前出の政治部記者。 「自民党には、千載一遇のチャンスに変わりはない。一説では4月解散、投票日は5月のゴールデンウイークがどうか、という案まで出てきている。連休中に投票日を設けて投票率を下げるプランは、昨秋もあった。策略にたける自民党なら、冗談でなくなる可能性はある」 政権与党はお祭り騒ぎだ。麻生首相が就任当初の解散を渋ったがために、日々状況は悪化するばかり。内閣支持率ひとケタ台は目前に迫っていた。ようやく吹いた“神風”が止む前に…と解散を急ぎたくなる気持ちは分かるが、いったいだれのための選挙なのか。捜査の行方に注目するとともに、国民はシラけるばかりである。
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スポーツ 2009年03月05日 15時00分
ボクシング マネージャー二重契約問題に終止符! 亀田興毅2階級制覇に王手
WBA世界フライ級1位の亀田興毅が4日、さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)で世界前哨戦に臨み、KO勝ち。亀田陣営は予定通り次戦が世界タイトル戦であることを明言した。暗礁に乗り上げていた王者・デンカオーセンのマネージャー二重契約問題も和解に向け動き出し、世界挑戦を巡るドタバタ劇に終止符が打たれることになった。 興毅が悲願の2階級制覇に王手をかけた。 前哨戦をステップに王者デンカオーセンとのタイトルマッチを狙っていた。当初は6月の世界タイトル戦をもくろんでいたが、王者側の2人のマネージャーがそれぞれ別の相手とのタイトル戦をブッキングしていたことが判明。同時に挑戦者が2人存在するという異常事態が発生した。 亀田プロモーションの亀田史郎社長と亀田ジムの五十嵐紀行会長がタイに渡り、王者サイドと交渉を試みたが難航。WBAに判断を委ねた。 結論が出ないまま迎えたWBCフライ級20位、ドローレス・ビダルとの一戦。試合前1週間で一気に体重を減らし、軽量後に大食いをしてリバウンドで体重増を狙う新たな減量方法で臨んだ。「あれ以上食ったら吐いている。ギャル曽根にはなれへんかった」と作戦は不発に終わったが、試合ではその影響を感じさせない動きを披露した。 1Rから足を使い距離を詰めると左ストレート、左ボディーなどで攻め立て圧倒。2Rに入っても相手に何もさせない。左右のパンチの連打でダウンを奪うと、波状攻撃。左アッパーで2度目のダウンを奪い、最後は2分9秒、左右の猛ラッシュから左ストレートでKOした。 約1年ぶりの国内での試合を白星で飾り「次、世界タイトルマッチが決まったら絶対に獲るよ。男やから嘘はつきません。ベルトを獲るんで応援よろしくお願いします」。詰め掛けた3000人のファンに2階級制覇を約束した。 前哨戦という第一関門を突破。残すはデンカオーセンとの交渉のみ。史郎社長は「次は確実にデンカオーセンとやる。6月になるか7月になるかはまだわからん。ただ、金額も提示したし、条件を変えるつもりもない。それで(王者側が納得せず、試合が)できなければ9月(の指名試合)まで待つ」とタイトルマッチ挑戦を明言した。 交渉の妨げになっていたマネージャー問題は解決に向かっている。マネージャーのナリス氏が2日、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長と会談し、経緯を説明。もう1人のマネージャー、ニワット氏に金銭面や条件面を譲渡することで、興毅との防衛戦を実現させる旨を伝え帰国したという。 「世界戦をするという気持ちで練習していく。これ以上待ったら賞味期限が切れる。腐ってしまう」。タイトルマッチ挑戦を今かと心待ちにしている興毅。2階級制覇に向けて視界が開けてきた。
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スポーツ 2009年03月05日 15時00分
ボクシング 大毅も日本か東洋タイトルに前進のV
次男の“浪速乃弁慶”大毅は元世界2階級王者ワンディ・シンワンチャーにKO勝ち。ライセンス1年停止処分から昨年11月に復帰後、3連勝。第一目標である日本、東洋太平洋タイトル挑戦に一歩前進した。 WBCフライ級13位のワンディと対戦。序盤から左フックや左アッパーなど左を中心に攻めた。だが67戦のキャリアを誇るワンディに序盤は主導権を握らせてもらえなかった。それでも5Rからボディー狙いに切り替えると、左のどてっ腹に強烈な一撃をヒットさせダウンを奪った。 最後は6R27秒、左フックから左ボディーの2連打を叩き込み、元世界王者をマットに沈めた。 3戦連続KO勝利した大毅は、「練習していた右が出なかった。(パンチが)偏りすぎた。交互にテンポよく打たないと。もっと練習して上を目指したい」と、冷静に自分の試合を分析した。 世界ランカーに勝利したことで、世界ランキング15位以内に入ることが有力となった。「チャンスがあれば挑戦したい」。大毅もタイトル挑戦を手繰り寄せた。
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芸能 2009年03月05日 15時00分
チュートリアル徳井と夏川結衣 結婚の可能性は?
女優・夏川結衣(40)との交際が発覚した人気お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実(33)。お笑い芸人と女優のカップルは、今では珍しくないが、2人がこのままゴールインする可能性は、高くはなさそうだ。 「まさにひょうたんからコマ。彼にとっては“ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる”といったところでしょう」(芸能リポーター) お笑い界一ともいわれるイケメン漫才師「チュートリアル」の徳井義実と女優・夏川結衣の熱愛が写真誌のスクープによって発覚したのは2月初めのこと。徳井が夏川の自宅マンションに通う姿がキャッチされたのだ。「2人とも素直に交際を認めています」(芸能ライター) 2人は昨年春の連ドラ「無理な恋愛」(フジテレビ)で初共演し、恋人役を演じたが、放送終了後に、本当の恋人になったというわけだ。 「夏川にとって徳井は初めて見る男のタイプで、かなり面白い男に見えたようです。何せ、アワビを食べながら全開でエロトークをするような男ですからね」(同) 夏川は91年「ユニチカ水着キャンペーンガール」に選ばれたのをきっかけに芸能界入り。その後、ファッション誌のモデルを経て女優デビュー。“夏目雅子の再来”と大きな話題になった。 「これまで出演作はドラマ30本、映画20本を超え、さまざまな賞を受賞しています。94年の映画『夜がまた来る』でのヌードは有名です。これまで浮いた話はなく、どちらかといえばスキャンダル処女でした」(芸能リポーター) そんな夏川をその気にさせたのだから徳井もすごい。 「徳井は少し前までバドミントンの人気コンビ“オグシオ”の潮田玲子にご執心だったんです。ある番組での共演がきっかけだったのですが、直後に真剣交際を申し込んだところ『今はそれどころじゃない』とフラれたんです。ダメもとで夏川に接近してたら、うまくいったという形です」(芸能ライター) 「やっぱり、おれはモテる」と徳井は得意満面のようだが、7歳年上の夏川が好奇心も手伝って徳井を受け入れたというのが真相のようだ。 「夏川は九州・熊本の出身ですが、父親は建設会社の社長で大豪邸に住んでおり、地元で彼女は“究極のお嬢さま”と呼ばれているんです。2人が結婚までいくことは考えにくいです」(芸能リポーター) 2人の今後の展開が注目される。
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芸能 2009年03月05日 15時00分
グラドル直撃インタビュー 渡辺万美
グラドル界きっての美尻の持ち主、渡辺万美(19)の新作イメージDVD「恋のライバル〜妹編〜」(リバプール)が27日に発売される。これは昨年9月にリリースした「姉編」の続編。今までの彼女には珍しい“妹キャラ”を限界ギリギリまで演じたバンビーナを直撃だッ! −−昨年9月の「姉編」に続き、今度は「妹編」です。 「姉と妹で一人の男を取り合うから“恋のライバル”。前回はお姉さんなので上から目線っぽかったのですが、今回は下から甘えっコ目線で迫りますヨ」 −−全然違うキャラですね。 「私のイメージDVDってセクシー系が多くて、今回の“妹キャラ”って初めてなんです。普段の私はサバサバして男っぽいので、逆におもしろかったですね」 −−妹キャラを演じてみて、どうでした? 「本当の自分と逆なんですよね。私って長女なので『しっかりしなさい』って言われてばかり(笑)。もし兄や姉がいたら、こうやって甘えよう…みたいに妄想しながら演じていました」 −−表情も変えたり? 「姉編ではキツい感じのツンデレ、妹編では甘ったれた感じで」 −−どんな甘えっぷりを? 「大好きなコスプレで。メイド服は萌え〜ました。あとチアリーディング。特技欄にも書いているんですが、なかなかお見せする機会がなくて。やっと披露できてうれしかったです。でも、結構恥ずかしかったですよ。普通は団体でやるのに、私一人ですから(笑)」 −−他に印象的な衣装は? 「セーラー服。高校がそうだったので懐かしかった。でも、そんなに昔じゃないですよ(笑)。あとスクール水着。これ、学生時代でも着たことなかったんですよ。初めて着ました。結構、かわいかったなぁ」 −−ロケは「姉編」と同じ? 「はい、バリ島で去年の6月ごろ。同じ時期に姉編と妹編を撮っていたので、自分でもどっちをやっているのか分からなくなったりして(笑)。洋服や水着など着ているものや、メイクとかで判断してました」 −−この作品の見どころは? 「前からあこがれていた水着にエプロン姿のシーン。いつもは髪を下ろしてるんですが、ここでは頭の高い位置で2つ結びにしてます。こういうアニメっぽい感じの髪形も好き。普段できないんでうれしかったなぁ」 −−逆に辛かったことは? 「水にあたっておなかこわしちゃって。最終日に制服姿で岩場での撮影がキツかったぁ。暑くて大変で、もう脱水症状になりかけて。監督さんに気を使っていただいて、岩場の陰とかあまり日の当たらないところで撮影しました」 −−次にやりたいことは? 「やはりコスプレ(笑)。今後は甘え系もやっていきたいなと」 −−さて、万美ちゃんといえば日本一のお尻美人です。 「いやー、求められればお尻だけじゃなく、もちろん胸もバーンとアピールして(笑)。出せるところは出していければ、と」 −−イベントやります。 「3月7日午後3時から石丸電気ソフトワンです。いつもの素の感じを出せればいいなって思います」 −−今後の芸能活動の予定は? 「上を目指してバンバン登り続けていきたいです。この間(2月6日)も『踊る!さんま御殿』に出演させていただいて。バラエティー番組って出たことなかったので、収録のひと月前から緊張し過ぎて力が抜けてしまって。当日はマネージャーから『考える前に何でもいいからしゃべっとけ』って言われて『もういいや』って開き直っちゃいました。でも、1回出演しちゃうと度胸が付きますね(笑)」 −−では、最後に一言。 「万美も実は甘えたい…そんな一面がうかがえる作品です。いろんな万美を知ってもらえるよう、これからもバンバン挑戦し続けていきます」<プロフィール>わたなべ ばんび 1989年9月15日生まれ。東京都出身。T164、B95W59H87。B型。趣味は音楽鑑賞。特技はチアリーディング、ピアノ。2007年、トリンプ・インターナショナル・ジャパン主催のヒップコンテスト「ショウ・ミー・ユア・スロギー」日本大会で112人の中から優勝。ドラマ「あしたの喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」(フジテレビ)、映画「うたかた」などに出演。