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レジャー 2011年11月12日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/13)武蔵野S 他4鞍
☆東京11R「武蔵野S」(ダ1600メートル) 昨年2着と涙を飲んだダノンカモンが、前走の南部杯2着と合わせてリベンジを果たす。 その南部杯は直線抜け出してから、ソラを使った(遊んだ)ため長蛇を逸したもの。内容は負けて強しだ。前走の二の舞いを避けるため、ブリンカーを使用。必勝の布陣で挑む。 福永騎手からバトンを受けた三浦騎手は、昨年、そして今春の根岸S2着と2度も悔しい思いを味わっているだけに、心中期するものがあるようだ。 勝利のお膳立ては整っており、普通に走ってくればチャンスは限りなく高い。 南部杯でまたしても3着に敗れたシルクフォーチュンだが、プロキオンSでダノンカモンを一蹴している。千六は未勝利だが立ち回り次第で好勝負必至。台風の目は、究極の上がり馬アドマイヤロイヤル。◎12ダノンカモン○13シルクフォーチュン▲2アドマイヤロイヤル△11テスタマッタ、16ナムラタイタン☆東京10R「ノベンバーステークス」(芝1800メートル) 歴戦の古馬相手に特別2連勝中の、ムーンリットレイク。ポテンシャルは間違いなく重賞レベルで、ここは通過点に過ぎない。破竹の3連勝でオープン入りを果たす。 4戦3勝、2着1回とまだ底が割れていないのも魅力だし、背負い慣れたハンデ56キロなら大いに期待できる。 一連の実績からランリョウオーと、アロマカフェが相手になる。◎1ムーンリットレイク○9ランリョウオー▲7アロマカフェ△3ビンテージチャート、4プレイ☆新潟11R「みちのくステークス」(芝1200メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、実力馬ドリームバレンチノが決める。 休養前にこの条件を圧勝(0秒3差)している底力を素直に信頼したい。 デリキットピースが相手筆頭。課題のゲートをクリアすれば実績から好勝負に持ち込みそう。適鞍を得たダイワナイトも、一発ムードが漂う。◎13ドリームバレンチノ○4デリキットピース▲17ダイワナイト△2マッキーコバルト、10アラマサローズ☆京都11R「エリザベス女王杯」(芝2200メートル) 破竹の3連勝で秋華賞を制覇、3歳最強牝馬の称号を手に入れたアヴェンチュラ。心技体の3拍子が整い、充実度はメンバー屈指。古馬と2キロの斤量差があれば、GI連覇のシーンは十分だ。 相手は、この秋一番のデキに仕上がったアニメイトバイオと、安定感抜群のホエールキャプチャ。◎1アヴェンチュラ○7アニメイトバイオ▲3ホエールキャプチャ△14ダンシングレイン、18スノーフェアリー☆京都10R「ドンカスターカップ」(芝2000メートル) 昇級以降、連続2着と確実に地力強化の跡を示すダコールで今度こそ。〈1220〉とコース相性も良く、チャンスは大きい。 もう1頭の3歳馬アドマイヤラクティが相手だ。◎2ダコール○3アドマイヤラクティ▲1ロードオブザリング△6メイショウウズシオ、9イグゼキュティヴ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年11月12日 17時59分
桜井聖良のむぅむぅ予想! 11・13 〜エリザベス女王杯〜
私の本命はこちら!◎スノーフェアリー 大外枠でもあり、ローテーションも去年よりきついですが、相手関係を一番に考えると何も問題はないと思います。 そして相性のいい騎手に戻る点も、勝ちにきているのでしょう。○アパパネ 前回は負けすぎたのではと言われていますが、まだ終わってはいないと私は感じています。 スイッチが入った今回はこのお馬さんらしい走りが期待できそう。▲ダンシングレイン 馬場適性はわかりませんが京都コースは合いそう。 揉まれ弱いお馬さんですが、自分のペースで走れそうな今回は押し切りも期待。△アヴェンチュラ△イタリアンレッド 実力馬の揃った古馬と新興勢力の3歳馬が混じった牝馬の最強馬決定戦。 今年も良いメンバーが揃って楽しみなレースになりました。 買い方はこの中からお好きな買い方でどうぞ!3連単なら(4)(14)(18)-(4)(14)(18)-(1)(2)(4)(14)(18)の18点買い。馬単なら(18)-(4)、(18)-(14)、(4)-(14)、(4)-18)の4点買い。馬連・3連復ならボックスで10点買い。(ウマドル 桜井聖良) ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年11月12日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/13) エリザベス女王杯
◆京都11R エリザベス女王杯◎ホエールキャプチャ○アヴェンチュラ▲レーヴディソール△ダンシングレイン△スノーフェアリー△アニメイトバイオ△アパパネ 超強力な外国馬2頭に加え3連勝で秋華賞を制し日本の代表格まで登りつめたアヴェンチュラ、巻き返しを狙う女王アパパネなど、牝馬限定ながらG1馬7頭出走の豪華版で非常に楽しみな一戦。どうしても実績馬に目がいってしまい予想印が足りなくなってしまうのだが、ここは思い切って無冠の優勝候補・ホエールキャプチャから馬券を買いたい。究極ともいえる出来で1番人気に推された秋華賞が3着…春の2冠も惜敗だっただけに、自身今年最後の一戦と思われるこのレースでのG1戴冠に期待する。曾祖母のタレンティドガールは87年のエ女王杯で牝馬3冠に挑んだ大本命マックスビューティを一瞬で抜き去った。その快走は今でも色褪せない記憶として残る。女王となるべくDNAがこの大一番で疼きそうな、そんな予感もする。牝馬3冠レース全てに出走して勝てずにエ女王杯でG1初優勝を飾った3歳馬は、アドマイヤグルーヴ、フサイチパンドラ、リトルアマポーラと過去10年で3頭。ホエールは3冠で前述3頭を上回る成績を挙げており優勝の資格は十分にある。馬券は馬連メインに54キロで出走できる3歳馬中心に手広く流したい。【馬連】流し(3)軸(1)(4)(7)(8)(14)(18)【3連単】フォーメーション(3)→(1)(8)(14)→(1)(4)(7)(8)(14)(18)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2011年11月12日 17時59分
噂の深層 ものまね番組に登場する素人は、ほんとに素人なのか
「さっきテレビで見た顔ソックリさんは、ほんとに素人なの?」などと、釈然としない思いを抱えた人はいるのではないか。 そう、昨今、ものまね番組に素人として出ていた人が、なんとなくプロくさいことがある…。 関係者は語る。 「Aテレビ局(仮称)のものまね番組は、伝統的に素人さん枠を番組のウリにしている。視聴者から好評のためです。しかしながら、《素人募集》の告知をかけていますが、実際には売れないタレントさんなども公然と素人さん扱いしているのが現状。なぜかというと、所属事務所がなければ“素人さん”ということにしたほうが、人材を集めやすい。実際には、番組の常連を除けば、目も当てられないような実力の人や、いじりにくい人のオンパレードのはずで、局としてもおいしい逸材を発掘したいですからね」(キー局作家関係者) つまり、素人とはいっても、広くタレントや俳優を目指している面白い人にこそ、真の募集をかけている、傾向があるもよう。おいしい、とは、売れそうな人ってこと? 「面白いコンテンツはどんどんDVDになる時代。権利関係等々の話も芸能人崩れの方のほうがラクですから。A局のものまね番組の素人枠の割合などは、昭和の時代からまったく変わっていませんが、確実にセミプロの方が増えたように思います」(同) 素人の出番が大切にされている番組が、今の時代に健在なのはけっこうなこと。でも、素人さんの枠自体は、実質の減少傾向にあるのも一面のようである。但し、これはあくまでウワサだ。 では、素人さんの真偽を、視聴者は実際に確認することは出来るのかというと… 「はい、番組名や人物を特定して問い合わせていただければ、その方が素人か玄人かくらいはお答えすることが出来ます。不正はしていませんから」(某局番組制作関係者談) という。 さて、別のB局(仮称)ほかは、プロの対抗戦を見せたり、新ものまねスター発掘しました的番組作りに余念がない。それもいいが、落合監督の真似の人のような素人の方をこそ見たい、という視聴者も多いだろう。一説によると、某細かくて伝わらないものまねを披露する番組の合格倍率は、現在のAKB48のオーディションの倍率よりはるかに上(千倍超)らしい。そんな選りすぐりの素人芸を、これからも楽しみたいものだ。
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スポーツ 2011年11月12日 17時59分
清武GMが涙の宣戦布告! 巨人の内部崩壊は止められない
慌ただしい一日だった…。11月11日、巨人・清武英利球団代表兼GMが記者会見を開き、渡辺恒雄球団会長を批判した。 <読売巨人軍には内部統制と健全な企業体質、つまりコンプライアンスが要求されると思います。それを破るのが、渡辺氏のような最高権力者であっては断じてならないのではないでしょうか。−省略−不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為を許せない>(原文ママ) リアルライブ『渡辺巨人会長が憤怒!新フロント体制は波瀾の幕開け』でも報じたが、渡辺恒雄・球団会長が清武GMの進めるコーチ人事を「聞いていない!」と激昂(11月4日)。同GMは会見で「報告した」と反論し、渡辺会長の強引なやり方を非難したのである。 しかし、よくよく考えてみれば、巨人内部の『内輪揉め』である。わざわざ会見で語る必要があったのだろうか。 その会見が行われた11日の午前、まず、「午後2時、読売巨人軍のコンプライアンス上の重大な件について会見を行う」とのリリースがマスコミ各社に伝えられた。「コンプライアンス」と言われ、各マスコミも「マルボー関係のトラブルに巻き込まれたのか?」「ドラフトの件で何かあったのでは…」と懸念…。「原辰徳監督も同席するらしい」なるガセネタも流れた。会見が始まるまでその内容は、本当に誰も分からなかった。 文部科学省12階の記者クラブには100人を越す取材陣が集まった。 同GMの主張は『正論』である。11月半ばになって、フロント要職の人事まで代えるのは選手補強にも多大な影響をもたらす。だが、「内部で解決できなかったのか?」なる疑問が多く聞かれた。 「清武氏は渡辺会長にGM職を解くと通告されたそうです。感情で動く人ではないんですが…。外国人選手の獲得、トレード、ドラフト、コーチ人事など。戦力としてプラスにならなかったものもありますが、清武氏が精力的に巨人のために働いてきたのは事実です」(関係者の1人) 興味深いのは、桃井恒一オーナー兼球団社長の対応だ。同GM会見直後、球団事務所で記者団の質問に応じ、「渡辺会長からオーナー職を解く」と伝えられたのに、「独断で開いた会見をかばうことはできないと(清武GMに)伝えた」と話した。会見によれば、清武GMは「原監督、岡崎郁ヘッドコーチ」の体制を組閣したが、渡辺会長が「ヘッドコーチは江川。もう話を進めている。岡崎は降格」と、クレームを付けたという。清武GMはこうした強権的な人事変更に怒ったわけだが、桃井オーナーは「(コーチ人事の)見直しが行われるのは当然」と語った。つまり、渡辺会長を支持しているのだ。 個別に球団、読売、日本テレビ等の関係者に電話を掛けてみた。こちらが驚いてしまうほど、冷静だった…。桃井オーナーの発言、関係者の対応からして、今回の件は「渡辺会長対清武GMの一騎討ち」と見ていいだろう。 清武GMは「自分から辞めることはない」とも語っていたが、上司に楯突いたのだからそれなりの覚悟もできているはずだ。 渡辺会長には失礼だが、氏は巨人オーナー時代から激しい口調で持論を展開してきたので「ダーティなイメージ」も抱かれている。清武GMは会見を開くことで世論を味方に付けたかったのか? 人事で渡辺会長を説得し、球団の健全経営を目指すのであれば、他にも方法はあったはずだ。 同日12時過ぎのことだ。会見が始まる2時間前のことである。「東京ドーム株が前日比10%超下落、東証1部の下落率4位」なる一報も流れた。「日本テレビ株も360円安で取引された」という。『読売巨人軍のコンプライアンス上の重大な件』の報道が流れたからである。巨人のコーチ人事に関する清武GMの主張は正しい。しかし、“独断会見”が関係企業に与えた影響も無視できない。この対立劇はもうひと波瀾起こりそうである。
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スポーツ 2011年11月12日 17時59分
亀田兄弟と激闘を繰り広げたプロボクシング元世界王者・内藤大助が現役引退へ
バラエティー番組で活躍するプロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助(37=宮田)が、現役を引退することが濃厚となった。 引退の意向を固めた内藤は、すでに家族にはその意思を伝えているといわれる。関係者によると、11月12日午後9時からフジテレビで放送される「新ジャンクスポーツ! トーク復活祭り」で進退に言及し、引退を表明するものとみられている。 内藤は07年7月18日、ポンサクレック・ウォンジョンカムを破り、同王座を奪取。32歳10カ月での遅咲き王者として注目を集めた。同年10月11日、亀田3兄弟の次男・大毅と初防衛戦を行い、判定勝ちを収めたが、この試合で大毅が反則行為を繰り返したため、社会問題にもなった。 09年11月29日、大毅の兄・興毅との6度目の防衛戦に臨んだが、判定で敗れて王座陥落。この一戦の平均視聴率(TBS系列)は43.1%という驚異的な数字をマークし、改めて内藤人気の高さを示す結果となった。 周囲からは引退を勧める声もあったが、「興毅へのリベンジ」を旗印に現役続行を決意。昨年5月9日には再起戦で勝利したものの、目標であった興毅が2階級上げて、バンタム級に転級し、モチベーションをなくしたこともあり、リングから遠ざかっていた。 昨年12月末にはライセンス更新の手続きを取らず、ライセンスは失効。8月30日には満37歳となり、JBC(日本ボクシングコミッション)が設ける年齢規定をオーバーしていた。過去に実績がある内藤は最終試合から3年以内に再申請をすれば、ライセンス再取得が可能だが、再起はせず“事実上の定年退職”を選択したもよう。 ボクシング界でヒール的な存在となっている亀田兄弟と激闘を繰り広げたことで、内藤の知名度は大きく上がった。遅咲きながら、世界王座を5度防衛したのも立派だ。偉大な世界チャンピオンの第2の人生に幸あることを祈りたい。(落合一郎)
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スポーツ 2011年11月12日 17時59分
2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! 千葉ロッテ編
成瀬善久(26)、26試合登板、10勝12敗。防御率3・27。2011年シーズンの推定年俸は1億3000万円−−。 前年の勝ち星は13勝で、チーム最多。防御率は3・31だった。契約更改で1億円から「3000万円プラス」を勝ち取って、今季に臨んだ。勝ち星が3つ減ったのは大きなマイナス材料だが、1年間、ローテーションを守り抜いた。よって、今オフの契約更改は『現状維持』になるのではないだろうか。一般論として、球団は『彗星のごとく現れた20勝投手』よりも、『たとえ10勝10敗でも、4年、5年とローテーションを守り抜いた投手』の方が評価される。単年の好成績よりも『実績』…。その是非はともかく、これが日本式の査定である。 プロ野球解説者の1人は悲観的な見方をしていた。 「昨年はクライマックスシリーズ(以下=CS)、日本シリーズでの好投が評価されての『プラス査定』でした。今回は厳しくチェックされるでしょう。チームは最下位に沈み、フロントはチーム総年俸を落とす大義名分を得たようなものです」 昨年12月15日の契約更改後の会見で、成瀬自身も『3000万円のプラス査定』に驚いており、「貯金が2個しかない(13勝11敗)。内容的にも、打たれて早い回に降板した試合がけっこうあった」と、反省の弁ばかり述べていた。それでも、球団が『プラス査定』を提示した理由は、主に2つ。CSでの好投、そして「エースとしての期待」である。 だが、今季はその期待に応えられなかった試合もいくつか見られた。 6月24日の対オリックス戦、成瀬は今季と最短となる5回で降板(同時点)。09年から続いていた対オリックス戦の連勝も「10」でストップした。こういう連勝記録はいずれ止まる。本拠地・QVCマリンでの試合ではあったが、この日は『風速10メートル強』の強風にさらされ、成瀬の生命線であるスライダーが決まらず、ストレートを狙い撃ちされた。また、成瀬の弱点といえば、『被本塁打の多さ』。08年=12本、09年=14本、10年=29本。11年の被本塁打は最終的に「15本」だが、4点を献上した5回表は後藤に2ランを浴びており、一気に敗戦ムードが漂っている。『弱点』を印象づける登板は、明らかに査定のマイナス材料だ。 対戦チーム別の成績を見直してみると、今季は首位・ソフトバンク戦に4試合登板し、2勝2敗。2位・日本ハム戦が3勝1敗(5試合)、3位・西武戦が2勝2敗(6試合)、4位・オリックス戦が1勝1敗(2試合)、5位・楽天戦0勝3敗(4試合)。強力打線のソフトバンク、日本ハムに5割強の勝率を見せたのはさすがだが、下位チームに苦戦させられた。交流戦でも、最下位・横浜に0勝2敗(2試合)と負け越している。エースを登板させて下位チームに負けるのは、痛い…。千葉ロッテが最後まで浮上のきっかけを掴めなかったのは、成瀬の不振も大きい。 成瀬の今季1勝目は4月19日の対西武戦。横浜高校時代の後輩でもある涌井との投げ合いを征したが(完封)、試合後、こう語っていた。 「昼過ぎにはあまり投げたことがなかった。いい勉強になった」 エースは3連戦の初戦を託される。火曜日か、金曜日だ。つまり、大半が『ナイター』となる。しかし、今年は震災の影響でデーゲームに変更された試合も多く、同日も『平日のゲーデーム』だった。QVCマリンは風の強い球場でもある。当日は突風も激しかったが、どうも、昼間と夜間とでは風の吹く方向や質感が異なるという。中盤戦以降は連戦に次ぐ連戦…。今季は統一球による打撃陣の不振ばかりがクローズアップされたが、成瀬以外にも変則日程に苦しんだ投手がいたのではないだろうか。 10勝目を挙げたのは、8月30日。9月以降、1勝も挙げていないのだ。 7月8日、ソフトバンク打線から完封勝利(6勝目)を奪ったとき、緩急とバツグンのコントロールが光った。これに対し、10勝目の日本ハム戦は139球中74球がストレートだった。力で押したのではなく、相手打者の裏をかき、コーナーギリギリのところでストライクカウントを稼いだのだ。『技巧派』という点では同じだが、7月8日のソフトバンク戦のウイニングショットはスライダー、カーブで、8月30日はストレートだった。相手打線に応じ、決め球を変える適応能力の高さは一流だ。「負け数が多い」と切り捨てられるか、それとも、「味方打線の援護に恵まれなかった」と判断されるか…。成瀬は契約更改の席で厳しい言葉をぶつけられるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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レジャー 2011年11月12日 17時00分
京王杯2歳ステークス レオアクティブ直線伸び嬉しい初重賞制覇
競馬の「京王杯2歳ステークス」(GII・芝1400メートル、12日東京・14頭)は、後方から2番手で脚を溜めていた単勝5番人気のレオアクティブ(横山 典宏騎手)が直線の坂を上がってから矢のような伸び脚を発揮、サドンストーム(勝浦 正樹騎手)を1馬身1/4差捉えて圧勝。嬉しい初重賞制覇を達成した。1分22秒1。3着オリービン(小牧 太騎手)。 スタートで出負けした、単勝1番人気のモンストール(柴田 善臣騎手)は直線伸びを欠き、4着と期待を裏切った。 レオアクティブは父アドマイヤムーン、母レオソレイユの牡2歳馬。戦績は6戦2勝。主な勝ち鞍=重賞初勝利。横山典騎手は2勝目。杉浦 宏昭調教師は初勝利。「配当」☆単勝(7)1、540円☆複勝(7)420円(3)1、040円(4)390円☆ワイド(3)(7)3、000円(4)(7)1、160円(3)(4)2、740円☆枠連(3)(5)2、520円☆馬連(3)(7)1万1、270円☆馬単(7)(3)2万7、540円☆3連複(3)(4)(7)2万3、330円☆3連単(7)(3)(4)18万5、220円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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スポーツ 2011年11月12日 15時00分
日本シリーズが吹っ飛んだ! TPOわきまえなかった巨人・清武代表
11月11日、巨人・清武英利球団代表兼GM(61)が、コーチ人事などを始めとした渡辺恒雄球団会長の独裁体制を告発した。ところが、当初、一蓮托生かと思われた桃井恒和オーナー兼社長(64)が、清武代表に反論したものだから、巨人のお家騒動は混迷へと向かうことになった。 もともと、渡辺会長のワンマンぶりは有名で、それを告発した清武代表の勇気は買うが、野球界全体としては、大きな迷惑を被ることになってしまった。この日は12日開幕の日本シリーズ(中日対福岡ソフトバンク)の前日で、例年通り、中日・落合博満監督(57)とソフトバンク・秋山幸二監督(49)が出席して監督会議、会見が開かれたのだ。年間最大のビッグイベントが開幕する前日に、過激な会見をやった清武代表の行為は、日本シリーズに冷や水を浴びせるような形となった。 野球界では日本シリーズ開催中は、できるだけ静観して、話題がシリーズに集中するように配慮するのが慣例となっている。それもあって、FA有資格者からの行使申請受付も、シリーズ終了の翌日からと定められているのだ。本来なら、「さあ、明日から日本シリーズ」といった調子で、野球界全体が盛り上げなければいけない日に、前代未聞の会見を開いた清武代表の行為はいかがなものか。 清武代表にも言い分はあるだろう。ヘッドコーチ残留が内定していながら、渡辺会長から2軍降格を指示された岡崎郁コーチが、契約を交わす予定になっていたのが、この日だったからという事情は分からぬではない。「日本シリーズ開催中よりマシ」との判断だったのかもしれない。しかし、清武代表が会見を日本シリーズ前日にぶつけたことで、テレビの報道番組では、この話題で持ちきり。翌日の新聞でも、シリーズの話題は隅に追いやられてしまった。 この先、メディアは清武代表、渡辺会長を追いかけて、シリーズの報道に割かれる時間、スペースが減ってしまうのは明白。地味なカードの日本シリーズより、巨人の内紛を取り上げた方が話題性があるのだから、メディアとしては当然のことで、試合のテレビ視聴率にも響きかねないのだ。 日本シリーズを吹っ飛ばしてしまった清武代表。野球界にかかわる者として、TPOをわきまえなかった彼の責任は軽くはないのではなかろうか。(落合一郎)
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スポーツ 2011年11月12日 13時40分
王座返上したはずの前王者が“返上無効”を主張! 混迷極めるボクシングWBC世界バンタム級王座
11月6日、東京・国立代々木競技場第2体育館での王座決定戦で、クリスチャン・エスキベル(メキシコ)を破り、WBC世界バンタム級王座を奪取した山中慎介(29=帝拳)に思わぬ事態がふりかかった。WBCによって、王座返上とみなされた前王者のノニト・ドネア(28=フィリピン)がタイトル返上を否定したのだ。 そもそも、この試合は挑戦者決定戦として行われる予定だった。ところが、試合2日前に、WBCのマウリシオ・スレイマン事務局長が「ドネアは10月の防衛戦前から階級変更を公言していた」として王座返上を決め、急きょ、王座決定戦に格上げしたのだ。ドネアからは返上届が提出されていなかったが、「家庭の事情で多忙なため、連絡が取れていない」としていた。 ところが、当事者のドネアが自身のツイッターで、「私はまだ118ポンド(バンタム級)のタイトルは返上していない。WBCであれWBOであれ(ドネアは2団体王者)、タイトル返上は自分が決めること」と返上そのものを否定したのだ。 これに泡を食ったのがWBCと山中が所属する帝拳ジム。ドネアは10月の防衛戦で、WBCからの指名試合を義務付けられていたが、「これがバンタム級最後の試合だから」と主張し、指名試合を回避し、選択試合(挑戦者を選択できる試合)に変更した。もともと、ドネアが最後の指名試合を行ったのは、09年3月で、指名試合の期限である1年はとうに過ぎており、WBCは「返上の約束」を重んじたのだ。しかも、ドネア陣営は帝拳ジムと、1階級上のWBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃との対戦交渉を進めており、帝拳側としても、キツネにつままれたような思いなのだ。 WBCのホセ・スライマン会長は「人気選手のわがまま」と不快感を示したが、山中としては冷静ではいられない状況となった。万が一、このままドネアが返上無効を主張し続ければ、事態はまさに混迷を極めることとなる。(落合一郎)
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