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社会 2012年06月08日 11時45分
高校ソフトボール部監督もコーチもハレンチ行為 女子部員が被害
秋田地検は6月5日、勤務する秋田県内の県立高校ソフトボール部に所属する女子部員4人の胸を触るなどしたとして、準強制わいせつの罪で高校教諭・袴田智毅容疑者(39)を起訴したと明らかにした。 起訴状によると、袴田被告は昨年8月〜今年2月、高校敷地内のセミナーハウスなどで、監督という立場に乗じて、女子部員4人に7回にわたって、キスをしたり胸を触ったりしたとしている。地検によると、袴田被告は起訴内容をおおむね否認している。 この高校をめぐっては、同じソフトボール部の元コーチ(38)が、別の女子部員に今年1月頃、秋田県能代市内のホテルでみだらな行為をしたとして、児童福祉法違反(淫行)の罪に問われ、秋田地裁が5月29日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑・懲役2年6月)の判決を言い渡したばかりである。 秋田地裁の福士利博裁判官は「自己の優位な立場を利用し、児童を相手に性的欲求を満たそうとした」と厳しく指摘。元コーチは疑惑浮上後、女子部員に口止めしたり、保護者らの前で事実関係を否定しており、「犯行後の情状も卑劣かつ悪質」とした。 それにしても、同じソフトボール部の監督もコーチも、立場を利用して女子部員にハレンチな行為をはたらいていたとは言語道断。指導者でありながら、いったい何という恥ずかしいことをやっているのだろうか。 純粋にソフトボールがやりたくて、部活動をしていた女子部員にとっては、さぞや心が傷ついたに違いない。この高校のソフトボール部は強豪校だという。それだけに、残念な事件だ。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年06月08日 11時00分
ザックJAPANに火種 オレ様本田トップ下に香川派「監督変えろ」猛反発(1)
6月3日からブラジルW杯アジア最終予選がスタートしたが、開幕をまたず「監督交代論」が急浮上。本田のトップ下起用に固執するザッケローニ監督に香川シンパの欧州組がこぞって反発、協会も有事に備え「救援監督」を緊急配備していた! 1年かけての最終予選が火ぶたを切る。堂々「1位突破」を宣言するザッケローニ監督だが、最終予選での監督解任、途中交代は枚挙にいとまがない。 先の国際親善試合アゼルバイジャン戦では、香川真司(23、ドルトムント)が先制ゴールを決めれば、岡崎慎司(26、シュツットガルト)のゴールを本田圭佑(25、CSKAモスクワ)がアシストといった具合に順風満帆に映るザックジャパンではあるが、日本サッカー協会はすでにバックアップ体制を整えている。 「いまのザックジャパンでは世界ランク109位のアゼルバイジャンには勝てても、最終予選を戦う相手に楽に勝てる力はない。選手の能力を十分に引き出せていないからです。昨年9月から今年2月の3次予選で格下の北朝鮮、ウズベキスタンで2連敗したことが何よりの証明。協会首脳はザックジャパンに自信をつけさせるため、あえて弱いチームで強化試合をマッチングしたのでしょうが、『1位で突破する』と豪語するザッケローニ監督の言葉は額面通りに受け取れません。選手間でも『ザック采配には戦術が見えない』『監督を代えるべきだ』という声が強まっており、協会としても有事の備えを進めています」(日本代表関係者) 4月、Jリーグで気になる監督交代があった。昨年限りでG大阪監督を退任し、J1通算239勝(69分け129敗)の最多勝利記録を持つ西野朗氏のヴィッセル神戸監督就任である。 「この発表を聞いて正直驚いた。というのも、西野氏がG大阪を辞めたのは、昨秋に北朝鮮に敗れザックジャパンの雲行きが怪しくなり、有事に備えさせるためだったからです。彼は早大サッカー部で岡田武史元日本代表監督の2年先輩。大学時代を含め人気、実績とも岡ちゃんを上回ってきた。協会も実力を高く評価しており、ザッケローニ監督の後任に温存していたのです。最終予選でチーム状況が好転しなければ、いつでもスイッチOKと。それが一番大事な時期にヴィッセル神戸監督。時期が時期だけに得心がいきません」(テレビ局プロデューサー) 西野氏がサムライジャパンをにわかに離れたのは、日本サッカー協会が西野氏に代わる「救援監督」の人選を終え、その手配が完了したからである。
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スポーツ 2012年06月08日 11時00分
ザックJAPANに火種 オレ様本田トップ下に香川派「監督変えろ」猛反発(2)
レヴィ・クルピ氏。ブラジル人のクルピ氏は名門サンパウロFCなどの監督を経験し、日本でも1997年からC大阪監督を務めた。2001年には日韓W杯の南米予選で苦戦していたルシェンブルゴ・ブラジル代表監督の後任候補として内定したが、就任にあたり、当時のエースストライカーだった「ロマーリオは招集しない」と明言したことでブラジルサッカー界が大混乱に陥り、ロマーリオとの関係も壊れたことから最終的には実現しなかった逸話を持つ知将。 その後、クルゼイロ監督を経て'07年に10年ぶりにC大阪監督に復帰。同チームをJ1に引き上げるとともに、香川、清武弘嗣(ニュルンベルク)、乾貴士(ボーフム)を育て上げ、ドイツ・ブンデスリーガへ羽ばたかせた。 「実は、南アフリカW杯後の日本代表監督の人選でもクルピ氏は有力候補の一人でした。しかし、サムライジャパンが組織で戦う欧州スタイルのサッカーを志向していたのに加え、本田が欧州で実力をつけたことから、イタリア人監督のザッケローニ氏の監督起用が決まったのです。しかし、今ではチームの柱が本田から香川に移り、次のW杯がブラジルで開催されることもあり、クルピ氏の存在が急浮上してきているのです」(スポーツ紙デスク) ここにザックジャパンが抱える最大の問題が秘められているのである。 「エースで4番」とばかりにオレ様気取りでチームを仕切る本田と、その本田を司令塔としてトップ下に布陣させるザッケローニ監督。 しかし、ドイツ(長谷部、細貝、岡崎、内田、清武)、イングランド(宮市)、イタリア(長友)、ベルギー(川島)、オランダ(ハーフナー、吉田)の各国でプレーする欧州組はそれを認めない。本田以上に実力があるプレーヤーが香川と知っているからである。 ドルトムントをブンデスリーガ連覇に導き、マンチェスター・ユナイテッド入りが決定的な香川と、モスクワでくすぶっている本田。両者には雲泥の差があるにもかかわらず、本田をトップ下に据えるザック采配には批判の声が渦巻いているのだ。 「問題は『オレが、オレが』という本田のプレースタイルにある。先のアゼルバイジャン戦にしても日本のシュート数は18本あったが、肝心のFWのシュートはゼロ。トップ下の本田が自分で決めようとしたからです。ケガを乗り越え、10カ月ぶりに代表に復帰した舞台で自身を売り込み、ビッグチームに移りたい。その気持ちはわかるが、その思いは他の欧州組も同じ。だから不信感が募る。その点、香川は周りの選手にパスを出し、得点を演出できる。このまま本田のトップ下が続くようなら、香川シンパの選手から『ザック辞めろ』の声は決定的になるでしょう」(スポーツ紙記者) クルピ氏の足音が日増しに大きくなっている。
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社会 2012年06月08日 11時00分
栃木発 那須御用邸、日光東照宮 放射性廃棄物最終処分場建設で地元住民てんやわんや(1)
『東京スカイツリー』の建築は、日本古来の五重塔の“心柱”がヒントになった。モデルになったのは栃木県にある『日光五重塔』だ。両者は東武鉄道でつながっており、新旧の観光スポットとして今後も一層のにぎわいが期待されている。 ところが日光、那須あたりの地元住民の表情がいま一つさえない。その理由は、どうやら放射性廃棄物の最終処分を巡って、疑心暗鬼にかられているというのだ。 栃木県那須町といえば那須御用邸があることで知られている。先頃の連休中もご静養のため、皇太子ご夫妻と長女の愛子さまが向かわれた。このあたりは日光国立公園に指定され、今の季節は芽吹きはじめたミズナラなどの木立の中をさわやかな風がわたり、まさに新緑のシーズンを迎えている。 地元住民が困惑しているのは、那須御用邸のお膝下ともいうべき那須高原に、放射性廃棄物の最終処分場が建設される計画が持ち上がっているからだ。 横光克彦環境副大臣が4月18日、福田富一栃木県知事に対し、福島第一原発事故の影響で栃木県内に発生した放射性セシウム濃度1キログラムあたり8000ベクレル以上の指定廃棄物(焼却灰や下水汚泥など)について、栃木県内の国有地に処分場を建設して処分するとの方針を伝え、福田知事がこれを了承した。 これは昨年8月に公布され、今年1月1日に施行された「放射性物質汚染対処特別措置法」に基づくもので、国の責任において最終処理することを定めている。ただし、指定廃棄物の処理は排出された当該都道府県内で行うこと、既存の処理施設での処理が困難な場合は、国有地を最終処分場の候補地として選定するなどとしている。そのため環境省は、7月から9月までに建設候補地の選定を決定するとしているのだ。 那須町在住の市民グループの一人が語る。 「東北、関東8県104市町村のうち、年間5ミリシーベルトを上回るのは福島県や宮城県の一部。除染に対する国の費用負担について私ら近所の民家は、壁面や雨どいの掃除、庭木の剪定、除草などに限って認められていますが、庭の表土除去や屋根の高圧洗浄などの作業は対象外になっています。たとえ少ない量だとしても、放射性物質はやはり行政の責任で速やかに処分してもらいたい。現在、比較的シーベルトの低い農地の表土などは袋に入れて敷地の穴の中に一時保管していますが、低いからといって不安が消えることはありません」 このような経緯があるだけに、放射性廃棄物の最終処分場の行方には大きな注目が集まっているという。
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芸能 2012年06月07日 15時30分
第4回 AKB48総選挙 これからの注目はAKBVS地方グループ そして因縁の対決も激化!
アイドルグループ、AKB48の第4回総選挙の開票イベントが6日、日本武道館で行われ、第1位は、AKB48のチームK、大島優子となった。 今回の総選挙について、「やはりSKE48の躍進が目立ちましたね」と語るのはアイドルライター。「SKE48が15人の入ったのは驚きでした。特にアンダーガールズには、8人もランクイン。もう、SKE48を“妹分扱い”はできないでしょう。もはや立派なライバルです」と語る。しかし、「そうはいっても、SKE48のトップであった松井珠理奈は9位止まり。AKB48の“超選抜”と言われるメンバーの牙城を崩すことができなかった。中堅どころの底上げがあっただけに残念ですね」とも。 一方、NMB48については、「山本、渡辺のどちらかでも選抜に食い込めれば今後の影響力も変わってきたはず」と語る。ただ、今後、全国を舞台に活躍できるAKB48メンバーであろうとも、地方グループに油断はできないということは確かなことのようだ。 また、今回の選挙で激化しそうなのが、“因縁の対決”。特に注目はなんと言っても、SKE48のW松井。珠理奈が9位で玲奈が10位。「会場で第10位、松井…と発表された時に、多くのファンが、“珠理奈だ”と思っていたようです。しかし、結果は玲奈でした。昨年の玲奈の勝利から、SKE48のトップは玲奈とファンの間では思われていましたが、今回の結果で珠理奈の底力を見ましたね」(アイドルライター) 同じく地方グループの対決という点ではNMB48も注目。キャプテンの山本彩が18位、渡辺美優紀が19位。「こちらも、今後どうなっていくのか注目です。渡辺はAKB48のチームBとの兼任も決まっており、今後、名前は全国区に知り渡るはず。一方、山本もNMB48のキャプテンとして負けるわけにはいかないでしょう」(同) そして、今回から改めて注目を受けそうな戦いが、AKB48のチームBの対決。「渡辺麻友と柏木由紀の対決です。こちらも渡辺が2位で、柏木が3位。お互い一歩も譲っていません。ここにNMB48から勢いのある渡辺美優紀が加入するわけですから、今後のチームBは本当に楽しみですよ」 これらの“因縁の対決”が激化することにより、ファンも、「あの子に負けさせるわけにはいかない」と夢中になる。このパワーこそが、AKB48を国民的アイドルグループとまでに成長させる原動力なのかもしれない。
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スポーツ 2012年06月07日 15時30分
松井秀喜に早くもスタメン落ちの危機! 打率は.125と不振極める
5月29日(日本時間30日)にメジャーに昇格し、レイズに合流した松井秀喜外野手(37)が、1週間で早くもスタメン落ちの危機に直面した。 メジャー復帰戦となった29日のレッドソックス戦で、松井はマイナーの3Aでも打てていなかった本塁打を、いきなり2打席目でかっ飛ばしてアピール。復帰3戦目の6月1日(同2日)のオリオールズ戦では好調の左腕投手、前中日のチェン・ウェインから2号本塁打を放ち、3試合で2本塁打の量産ぶりで、「さすが松井」と思わせた。しかし、5戦目の3日(同4日)のオリオールズ戦で、3安打目の単打を打ったのを最後に、パッタリと止まってしまった。 5日(同6日)、ニューヨーク・ヤンキースタジアムでの古巣ヤンキース戦では、今季初めて4番に座ったが、4打数無安打。6日(同7日)のヤンキース戦でも、4打数無安打と音なし。これで、メジャー昇格後、7試合で24打数3安打4打点2本塁打。打率は.125と低迷。24打席で1個の四球も選んでいないのも気になるところ。このまま、調子が上がらないようなら、スタメン落ちは時間の問題。 さらに、松井には別のマイナス要因が加わった。左ヒザのケガで故障者リスト入りしていた左翼手のデズモンド・ジェニングズが5日の試合で復帰。同日の試合で松井は慣れない右翼を守ったが、これで左翼でのスタメン出場は厳しくなった。今後、松井の出場機会は指名打者か代打になりそうで、不振から脱することができなければ、スタメンから外されて、代打要員に成り下がることになる。 「松井はマイナーでも打率.170しか打っておらず、実績を残してメジャーに昇格したわけではありません。キャンプを行っていない松井が、本調子に戻すには、かなりの時間が必要ではないでしょうか。このまま不振が続くようなら、代打要員どころか、最悪マイナー降格の可能性だってあります」(某スポーツ紙記者)との厳しい声もある。 松井が本来の輝きを取り戻すまでには時間がかかりそう。結果が出なくても、ジョー・マドン監督が我慢して使ってくれるかどうかが、今季の松井を左右しそうだ。(落合一郎)
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社会 2012年06月07日 15時00分
民主党内はすでに焦土戦 小沢一郎が担ぎ出す首相候補に細川護煕氏(2)
消費増税法案は小沢グループがたとえ賛成しても、自民・公明の賛成が得られなければ成立しない。野田首相は「成立に命を懸ける」を繰り返し、今国会での消費増税法案の採決を曲げないが、民主党が問責決議を受けた田中直紀防衛相、前田武志国土交通相の交代を拒んでいることで、参議院は1カ月間も参院本会議が開かれていない非常事態。 このまま混乱が続くと、消費増税どころか予算執行に必要な赤字国債を発行する特例公債法案が成立せず。4月5日に成立した平成24年度予算の執行が滞る事態となる。 そうなれば、昨年の菅直人内閣がそうだったように退陣と引き換えに成立という流れになるが、開き直って解散総選挙に挑もうにも、国会議員定数の違憲問題があり、すぐにはできない。そうこう考えると、今国会を延長しながら、8月まではのらりくらりとこのままの状況が続くのか。 そこでこれから始まるのが、小沢氏お得意の“焦土作戦”だという。 「小沢氏もすぐに新党結成を実行する考えはない。8月中までは民主党に居残り、焦土作戦を敢行するはずです。焦土作戦とは戦争等において防御側が、建物、施設、食料等を自ら焼き払い、攻撃側の利用価値をなくして戦争を有利に運ぶ捨て身の戦術です。野田政権に攻撃されている小沢氏側は、この間に民主党の選挙組織、資金源、労組協力などを壊滅状態にして、新党の成功につなげる作戦。これは政党を作ってはぶち壊してきた、“壊し屋小沢”の十八番の必殺技です」(小沢グループの秘書) 小沢氏が「消費増税反対」を一点に政界再編に舵を切れば、野田政権は自民党と連合を組み、念願の消費増税法案を成立させたいのだろうが、小沢氏を中心とする野田包囲網はそれより迅速かつ広範囲に進んでいる。 橋下徹大阪市長率いる『大阪維新の会』は、野田首相が夏に向けて決めた関西電力大飯原発の再稼働方針に反発。返す刀で問責を受けた2閣僚の更迭要求に応じないことを理由に審議拒否を続ける自民・公明両党にも「税金泥棒だ」と痛烈に批判している。 「『大阪維新の会』が小沢氏と友好路線を歩んでいるのは、まだ政党要件を満たしていないからです。今のままでは次期総選挙で300区に候補者を立てたとしても、比例復活当選は得られない。国会議員が5人以上いないと政党登録できないからです。が、選挙前に5人がどこかの党を離党し、新党『大阪維新の会』に参画すれば、恩恵にあずかれる。100人超がまとめて離党する小沢新党の中には、大阪維新に行きたい人もいる。そこは阿吽の呼吸です」(橋下氏と近い放送関係者) 「小沢新党、大阪維新の会、みんなの党、河村たかし名古屋市長、大村秀章・愛知県知事などが組めば、第3極になりうる。公明党も味方につければ、政権をとることも可能でしょう。一歩間違えれば烏合の衆になりかねないが、細川氏は8党連立政権を体現した元首相。元熊本県知事でもあり、橋下市長らとも波長が合う。野田首相、谷垣総裁よりはるかに魅力を感じますね」(前出・政界事情通) 政界から目が離せない。
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社会 2012年06月07日 15時00分
民主党内はすでに焦土戦 小沢一郎が担ぎ出す首相候補に細川護煕氏(1)
小沢一郎・民主党元代表が新党に舵を切るとの動きは意外なところから聞こえてきた。 5月下旬、鶯がなき、新緑まぶしい神奈川県奥湯河原に工房を構える陶芸家のもとに車旗を付けた大手新聞社のベテラン政治部記者たちが次々に訪れ、地元の人たちを驚かせていた。 小沢氏と野田佳彦首相との会談が決まり、両氏を取り持ったとされるこの人物から情報をとるためである。 本誌が入手した情報によれば、その陶芸家は小沢氏と野田首相の会談は平行線に終わり、小沢氏は消費増税に強く反対する。そのうえで、小沢氏は約120人の議員で構築する「新しい政策研究会(新政会)」を発展させる形で新党『新政党』を立ち上げ、いずれ民主党と袂を分かつ、と分析していたという。 その陶芸家とは、野田首相が政治の師と仰ぐ細川護煕元首相である。 還暦で政界を引退し、祖母の住まいがあった神奈川県湯河原町に工房とともに茶室『不東庵』を備える元首相ではあるが、決して世捨て人ではない。 政治には今なお強い関心を持っており、誰が敵で、誰が味方か、消費増税を巡って政界全体が混沌とする日本の政情に、室町時代から絶えず政治の中枢を歩み続けてきた“殿様の血”が騒いでいる様子だ。 「毎月のように細川さんは何人かのベテラン政治部記者やOBたちと一緒に湯河原や熱海の料理店に姿を見せて意見交換しています。たまたま居合わせた客の話だと、政治記者の『今の混乱しきった政界地図を塗り替えられるのは細川さんしかいない。ぜひもう一度…』の声に相好を崩し、1時間以上も訥々と時事解説していたそうです。そのなかで『いま総理大臣をやれるのは小沢さんしかいない。私も一生懸命応援している』と熱っぽく話していたそうです」(政界事情通) 小沢氏はここにきて湯島天神、気比神宮、神田明神、熊野三山神社、熱田神宮、住吉大社、大神神社、伊勢神宮と全国の神社詣でを続けているが、目的は陸山会裁判のことばかりではない。細川氏の勧めもあり、神々の声を聞きながら政治家としてこの国をどのような形にするのか、民主党にとどまるべきか、新党を結成するべきかの結論を探っていたのである。 「当初の構想では、小沢氏は輿石幹事長に働きかけて国会を延長し、消費増税法案の採決を先延ばしする、その間に9月の民主党代表選で自ら立候補して民主党を奪回する腹積もりでいたのですが、無罪を勝ち取ったはずの陸山会裁判が控訴され、また1年身動きがとれなくなった。かといって、この国難の時期に黙ってはいられない。しかるべき時期に新しい旗頭のもとで外に打って出る方針に転じたのでしょう。その新党の旗頭となる人物こそが、細川元首相なのです」(大手新聞政治部記者)
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社会 2012年06月07日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 電力自由化で解決するか
経済産業省が家庭用電力販売を2014年度以降、自由化する方針を固めたと、5月20日の朝日新聞が報じた。経済産業省の電力システム改革専門委員会が電力の完全自由化でほぼ一致したのだという。 これまで電力販売は、契約電力の大きい事業所から順次自由化されてきたが、現在でも50キロ未満の電力供給は10電力会社が独占している。これが自由化されると小規模の商店や家庭も自由に電力会社を選べるようになるのだ。 東電の原発事故発生と料金の値上げ申請で、消費者の既存電力会社への反発は強まっており、こうした電力の自由化を歓迎する声は大きい。しかし、電力自由化には、大きなリスクが存在することも事実だ。 アメリカでは'90年代に電力自由化が進められた。'96年に送電網の開放が義務付けられ、半数の州で電力小売が自由化されるとともに、新しい電力事業者が次々に事業を始めた。しかし、'00年から'01年にかけて、カリフォルニアで需要に供給が追いつかず、ブラックアウト(広範囲の大規模停電)が発生した。電力自由化は低価格競争をもたらした。そのため、収益に貢献しない送電のバックアップ投資が抑制されただけでなく、危機の際にライバル会社へ電力を融通するといったことも十分には行われなかったからだ。 さらに、問題を大きくしたのは、電力販売の自由化と同時に進んだ金融面の規制緩和だ。電力事業が投機にまみれてしまったのだ。その最大の主役がエンロン社だった。 エンロン社は、もともとガスと電力を扱うエネルギー企業だった。しかし、マーク・トゥ・マーケットという時価会計を採り入れることにより、実際に取引が行われていない将来の収益も現時点のバランスシートに反映させ、莫大な利益を計上することに成功した。また、連結決算の対象とならない子会社を次々に設立して、損失はそうした子会社に飛ばし、自らのバランスシートを粉飾した。さらには、先物、オプション、スワップといった金融派生商品を積極活用して、見かけ上の収益をどんどん拡大していったのだ。 さらに役員のみならず、従業員にもストックオプションを与えることによって、実際に支払う給与額を低く抑えた。ストックオプションというのは、一定の価格で自社株を買う権利であり、株価が上昇すると、大きな資産となる。たとえば、現在株価が100円の会社で、1株100円で1万株を買う権利が与えられた従業員は、会社の株価が300円になれば、その時点でストックオプションを行使して1万株を100万円で会社から引き出し、すぐに売れば300万円の収入になるので、差し引き200万円の儲けになるという仕掛けだ。 こうした新しい経営の仕組みの下、エンロン社は'00年には、全米売上げ第7位の大企業に成長した。しかし、カリフォルニア電力危機の際にも、投機的取引で大きな収益を上げるなど、その売り上げの大部分は、実体のない収入だった。その結果エンロン社は、'01年12月に経営破綻に追い込まれた。負債総額は160億ドル以上といわれ、当時、アメリカ史上最大の企業破綻となった。 単に規制緩和だけしてもうまく行かない。電力を自由化しても、こうしたことが日本でも起きる可能性がないのかどうか、十分慎重な検討が必要だろう。
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芸能 2012年06月07日 14時00分
選抜総選挙妨害か AKB48メンバー123人に流された出身校偏差値(1)
第4回の選抜総選挙は去る5月22日が投票開始。6月6日に日本武道館で開票イベントが開催。昨年行われた第3回選抜総選挙は1位前田敦子(20)、2位大島優子(23)、3位柏木由紀(20)がベスト3の結果だった。 しかし、知っての通り前田はすでにAKBからの卒業を表明。投票の対象にはなっていない。残るメンバーの大島らは候補だが、今回の総選挙は「大荒れ」の予想も出ている。 「投票開始後、一部スポーツ紙が秋葉原劇場の周辺とネットで行った“出口調査的”なアンケートでは1位には大島、2位は名古屋を拠点とする『SKE48』の松井珠理奈(15)、3位には同じくSKEの松井玲奈(20)という結果になった。AKB組は以下、高橋みなみ(21)、篠田麻里子(26)と続く。たとえ参考調査とはいえ、こんな結果が出るのは予想外」(アイドルライター) 振り返れば、3月に発表した前田の卒業宣言も、あまりに唐突だった。 「選抜総選挙も4回目だし、そろそろ主力メンバーも代替わりしていい時期。今回の総選挙は大幅な順位変動があると見られます。前回あたりも“神7”といわれた板野友美(20)が大きく順位を落として8位だった。そろそろ全体の変革の時期でしょう」(前出・アイドルライター) さて、4回目はどのような結果になるのか。ファンにとっては発表まで待ち遠しいところ。しかし、総選挙の陰で、なんとも気になる事態も起きていた。 いまネットにAKBの“偏差値”なるものが流出。ファンの間では「夢、ブチ壊し」と大ヒンシュクを買っているのだ。この流出情報は『決定版!AKBグループ偏差値』と名付けられたもので、出身高校の偏差値を調べランク付けしたものだ。 「どこかの雑誌に出たものが流出したのか、あるいはだれかが作って流したのか不明ですが、非常にイヤミな流出情報ですね。AKB、SKEなどグループのほぼ全員の高校偏差値を高校名入りで“表化”にしている。だれがどの高校で偏差値がいくつか一目瞭然なんですから」(ネットライター・大川真也氏) この表には卒業する前田はもちろんのこと、人気上位10人の高校名と偏差値もズラリ掲載。 「率直にいうと人気上位組は、あまり偏差値がパッとしない。それを考えると上位組の足を引っ張りたい人間の仕業かなとも思います。100人以上の高校と偏差値を調べたのですからヒマというか、労作ではありますが…」(前出・大川氏)
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