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その他 2012年11月17日 12時00分
逝去・藤本義一さんを襲った「中皮腫」を発症させる“今も身近にあるアスベスト”
直木賞作家で脚本家の藤本義一さん(享年79)が10月30日、肺炎で亡くなった。エッセイストでタレントの妻・統紀子さんは、藤本さんが昨年春ごろから、肺の中皮腫を発症していたことを明かしたが、この病気は意外や身近なところに原因が存在するのだ。 実は、中皮腫はアスベスト(石綿)が原因であることが多いのである。 世田谷井上病院の井上毅一理事長がこう話す。 「肺、心臓、腹部臓器などは、胸膜、心膜、腹膜などという膜に包まれおり、これらの表面を覆っているのが中皮です。この中皮から発生した腫瘍を中皮腫といい、発生部位によって胸膜中皮腫、腹膜中皮腫などに分けられるのです。中皮腫の多くはアスベストが関与しており、空気中に飛散したものを吸い込むと、細かい繊維が中皮に刺さると考えられている。吸引時から20〜40年で発症するが、量が少なくても発症する厄介な病気なのです」 実際、アスベストは今では「全面禁止」だが、'04年までに建てられた住宅には使われていないものはないといわれるほどなのだ。 「危ないのは床材、壁紙、浴室の壁、タイルの接着剤、キッチンの吊戸棚、トイレのパッキンなど。また、石油ストーブの芯、魚を焼く網、トースターのコード、掃除機、エアコン、洗濯機のパッキン、ドライヤー、こたつ、火鉢などにも以前は使われ、ビルの機械室の天井や壁にも吹き付けてきたのです」(社会部記者) '04年前に建てられた駐車場や、解体した建物の廃材を材料とした再生砕石には、「ほぼ100%アスベストが含まれている」といわれ、これらは今も稼動しているのだ。 もっとも、ここ最近の我が国においては、さらに恐ろしい事態が囁かれている。 一昨年3月に起きた東日本大震災後、震災ボランティアが瓦礫の片づけに奔走したが、被災地には夥しい量の危険な廃材が山積していたのである。 「瓦礫と化した建物や電源設備などは、まさにアスベストの山です。防塵マスクなどしっかりとした装備をしないと、数十年後、被災地やボランティアの間に中皮腫が大量発生する可能性もあるのです」(前出・社会部記者) アスベストの恐怖は、今後全国に広まりそうだ。
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社会 2012年11月17日 11時00分
やっぱりやめられない!? 原発ビジネス 「イギリス・リトアニア・ベトナム」にどっぷり浸かる 日立の打算(2)
その背景にあるのが2011年度に1600億円だった原子力事業の売上高を、'20年度には2倍超の3600億円に拡大させようとの計画である。日立はハードディスク駆動装置や中小型液晶パネルなど、不採算事業のリストラに大ナタを振るったが、巨大市場が見込める原子力事業は聖域として温存した。国内市場の拡大が絶望的になった今、世間からどう陰口を叩かれようと原発との心中に舵を切ったといえば話は早い。 ホライズンの買収と、正式受注が秒読み段階を迎えたリトアニアの陰に隠れているが、日立はフィンランド、カナダ、ポーランド、ベトナムなどでも受注活動を展開している。同社単独のケースもあれば、原発事業でタッグを組む米ゼネラル・エレクトリック(GE)との二人三脚で交渉しているケースもある。各国の電力事情も絡んで対応はさまざまだが、ライバル陣営が「そこまでやるか」と目を剥くのがベトナムで打ち込んだ強力なクサビである。 茨城県日立市に本社がある日立GE(日立とGEの合弁会社)は、昨年から国営ベトナム電力グループが設立したベトナム電力大学で出張講座を開催した。東南アジア各国が原発の導入を計画している中、将来を担う人材を育成しようとの試みで、講師は日立GEと東京工業大学が出した。要するに今後の原発新設の8割を担うとされる新興国に、早々とツバをつけようとの戦略である。 それにしても、なぜ東京工業大学なのか。耳を疑いたくなる話がある。ことの発端は一昨年10月、菅直人首相(当時)とベトナムのグエン・タン・ズン首相が「原子力分野での人材育成への協力」で合意。日本はベトナムが計画する第二原発のパートナーとなることが決まった。その縁から菅前首相の母校である東京工業大学は、「国際原子力人材育成」の寄付講座を開設した。技術者育成といえば耳障りはいいが、これぞベトナムで原発ビジネスのうま味にありつきたい日立の“肝いり講座”に他ならない。その先棒を担いだ菅前首相が、今や“脱原発”の闘士に変身し、正義の味方らしく振る舞っているのだから皮肉でしかない。 「原発を“金のなる木”とにらむ日立にとって最大の誤算は、強力な援軍となるはずだった東電の身動きが全く取れなくなったこと。海外の受注競争では建設や保守だけでなく、運営までのノウハウがセットで要求される。東電が自分の頭上を飛び交うハエさえ満足に追い払えなくなった以上、日立は英国の原発会社に大枚を投じざるを得なかったのです」(業界関係者) 将来のドル箱ともくろむ新興国とはいえ、どこまで受け入れるかは疑問符もつく。日立の野望が頓挫したら、それこそ東電の二の舞である。
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芸能 2012年11月16日 18時00分
文化放送 熟女アナが初のカレンダー発売 売り上げ好調ならセミヌードもあり?
テレビ・ラジオ局が女子アナのカレンダーを発売するのがブームになっている。 これまで男女アナが混合で登場していたTBSは、'13年版で、'06年入社以降という制限つきのカレンダーを出した。田中みな実らムチムチした女子アナばかりが登場している。 また、20代前半では満足できないという熟女アナ好きには、文化放送が発売したカレンダーがお勧め。『ときめき6人×艶姿』(税込み2000円)がそれで平均年齢39歳。制作部次長補佐の肩書きを持つ水谷加奈(45)、173センチという長身の吉田涙子(るいこ・41)、そして若手の石田絵里奈(25)や出産直後の熟女アナら6人が大人のフェロモンを漂わせている。 「カレンダーでは全員が普段よりも念入りにメークしている。11月3日に行われた地元のお祭り『浜祭』では、熟女アナたち自ら手売りし、かなり売れていました」(文化放送関係者) “AMラジオ局の雄”とまでいわれた文化放送が、なぜ熟女アナ総動員のカレンダーを出さないといけないのか。 「番組の宣伝もあるが、少しでも放送外収入を増やしていこうというのが狙いです。最近のAMラジオ離れは顕著で、最大の顧客・若者はFMに流れたまま。'12年3月期決算はAMラジオ局6社のうち4社が赤字です。トップのTBSラジオでも、今期('13年3月期)に入ってからは減収が続いている。そこで、少しでも協力できれば、と熟女アナたちが名乗り出たわけです」(ラジオ業界事情通) 熟女アナカレンダーがクリーンヒットすれば、第2弾が発売されるのは間違いない。そのときはセミヌードにして、という文化放送ファンの声は少なくない。
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レジャー 2012年11月16日 18時00分
東京スポーツ杯2歳S(GIII、東京芝1800メートル、17日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、東京スポーツ杯2歳Sは◎コディーノが3連勝で重賞2勝目を狙います。 新馬戦は、スタートで出遅れて後方からの競馬。4角手前から前に並びかける勢いで進出し、外を回って直線に向くと一瞬にして突き放し2馬身半差で完勝。上がり3ハロン33秒7も速く、マクって勝ってしまうのだから内容の濃い一戦。クラシックでの活躍馬を輩出している前走の札幌2歳Sでは、ゲートを決めて4番手の内を追走。スローでもしっかりと折り合いがついて流れに乗り、4角でうまく外へ出し、直線では鋭い反応で抜け出すと抜群の瞬発力で伸びて快勝。勝ちタイム1分48秒5の時計も優秀です。 使って反応も更に良くなっていて、とにかく切れ味が凄い。瞬時に脚が使えて、追えば追うほど伸びる感じ。レースでは折り合いがつくし、この2走が異なった内容だけにどんな競馬にも対応できそう。中間も順調に調整されており、最終追い切りは軽快なフットワークでしっかり伸びて併せ馬を消化。東京の長い直線はプラスに働きそうで、どこまでも突き抜けるシーンが目に浮かびます。(1)コディーノ(9)ケンブリッジサン(5)サトノノブレス(15)レッドレイヴン(13)ザラストロ(8)タカノハーバー(10)インプロヴァイス馬単 (1)(9) (1)(5) (1)(15)3連単 (1)-(9)(5)(15)(13)(8)(10)コディーノ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2012年11月16日 16時00分
新装開店梅田「阪急百貨店」に現れた大物名物スリ「駒崎姉妹」捕り物劇
10月26日、装いも新たにオープンした大阪・梅田の阪急百貨店で起きた、老姉妹スリの逮捕劇−−。 満員の買い物客で賑わう地下食料品売り場に、アイコンタクトを交わす2人の老女がいた。前を歩く一人は背伸びしながら買い物客の後ろから陳列ケースを覗き込み、もう一人は少し離れたところからその様子を見ている。いかにも知り合い同士、買い物につきあっているという風情だ。 「と、その瞬間、前を歩く女が、すぐ前方にいた客の鞄に素早く手を突っ込んだ。すると左右と後ろから私服の女性警察官がさっと現れ、女を取り押さえたのです。それを見て逃げだした“見張り”の女も、すぐに行く手を塞がれ、御用となりました」(地元紙記者) 2人は、地元警察の間でも名を知られた名物スリ師・駒崎恵美子(80)と、妹の妙子(72)。2人のスリ歴は、なんと約60年にも及ぶ。 「若いときに悪い友人と仲間になってこの道に入り、その後はスリ一筋で刑務所を出たり入ったり。2人が稼業に入った頃に人気があった“こまどり姉妹”をもじって、いつしか“駒崎姉妹”と呼ばれるようになったのです」(同) 若い頃の2人は、どちらもスリ役だったという。しかし最近は齢には勝てず、高齢で動きの悪い姉・恵美子容疑者が「幕」と呼ばれる見張り役になり、妹の妙子容疑者が「真打」という実行役を務めていた。それでも、2人は自分の仕事にこだわりを持っていた。それが、いわゆる“オープン荒らし”だ。 「2人は過去にも、大型百貨店や話題の商業施設の新装開店の際、ほとんど顔を出していました。そんな犯歴から、大阪府警は今回の阪急百貨店の新装開店にも2人が必ず現れると読み、女性を中心に30人の捜査員を投入し張り込ませていたのです」(同) 調べに対し、恵美子容疑者は「店内を見ていただけ」と犯行を否認。妙子容疑者は「一人でやった。一緒にいたのは女友達で無関係」と供述しているという。 「お互いをかばいあってみせるのも駒崎姉妹ならではの演技。『誰にも頼らず生きている』などとうそぶいているようですが、とんでもない話です」(捜査関係者) 2人にとって今年の年末は、いつにも増して辛いものになりそうだ。
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芸能 2012年11月16日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(38) 「女子の(自転車の)サドルに、ほっぺをスリスリしたことがある」(井上裕介)
「キャーッ!」を「ギャ〜〜ッ!!」に替えた男。NON STYLEの井上裕介は、芸人界でもきわめて異例な変貌を遂げた。 地元の関西で活躍していたころは、アイドル人気が抜群。出演していた劇場・baseよしもとの、出待ちファンの多さも抜きん出ていた。しかし、東京進出をはたして、キャラが確立していくと、井上に向けられていた黄色い歓声が大きなブーイングに変わった。「キモメン」。今ではこの言葉の、筆頭芸人だ。 14日にオンエアされた『ナカイの窓』(日本テレビ系列)でも、井上はキモい男っぷりを披露した。この日は、「モテモテすぎるイケメン芸能人」が結集。よしもとの次世代イケメンといわれているベイビーギャング・北見寛明、ハーフタレントのJOY、矢口真里の夫で俳優の中村昌也、節約俳優の細川茂樹、歌舞伎町の元No1ホストでプロレスラーの美月凛音、アンジャッシュ・渡部建が、幼少期から現在に至るまでの、モテ伝説を打ち明けあった。 自慢のイケメントークで、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系列)に出演したこともある北見は、「小さいころからずっとモテ期が止まらない」と自信たっぷり。学生時代には、自転車のサドルを盗まれたことがあると明かした。 そこにカットインしたのが、井上。「僕は、逆のことをしたことがあります。人気者の女子の(自転車の)サドルに、ほっぺをスリスリしたことがあります」と、聞かれもしていないのにカミングアウトしたのだ。 「日本中の女子にラブをお届けしている」と、つね日頃から豪語している井上。学生時代は、モテと極北にいたのか。いずれにしろ、自虐という手でひと笑いをゲットした芸人魂は、賞賛したい。(伊藤由華)
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レジャー 2012年11月16日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/17) 東京スポーツ杯2歳S 他4鞍
☆東京11R「東京スポーツ杯2歳S」(芝1800メートル) 実績では破竹の2連勝で札幌2歳Sを制した、コディーノが頭一つリードしている。次いで、新潟2歳王者のザラストロ、2戦2勝のレッドレイヴンと続く。が、3頭に不安材料があることも確か。コディーノは東京コースが初めて。ザラストロはコース、距離が初めて。そして、レッドレイヴン休み明け2戦目の中1週で二走ボケが心配。ということで、伏兵馬が台頭するシーンは十分考えられる。 狙って面白いのは良血馬のダービーフィズ。新馬戦は惜しくもハナ差2着に終わっているが、メンバー最速の差し脚(33秒0)は見どころ十分だった。そして、続く未勝利戦が真骨頂。直線大外から再びメンバー最速の差し脚(34秒2)を爆発させ、0秒4差突き抜けたのだから凄い。勝ちタイムも2000メートル2分1秒5と優秀。東京コースもこれで2着、1着と適性は高い。確かに、実績面では前述の3頭に見劣るが、潜在能力では全く引けを取らない。条件的にも優勢だし、決して無謀な狙いではない。金星を奪取する。◎2ダービーフィズ○1コディーノ▲15レッドレイヴン△5サトノブレス、13ザラストロ☆東京10R「銀嶺ステークス」(ダ1400メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、タイセイシュバリエをイチ押し。交流GII(2)着、ユニコーンS(3)着の実績は自己条件のここでは大威張り出来る。1度使われて上積みは大きいし、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。◎15タイセイシュバリエ○2エーシンビートロン▲10カフェシュプリーム△5サトノデートナ、11エーシンハダル☆東京9R「西湖特別」(ダ1400メートル) 大物感漂うタマブラックホールに期待。未勝利→500万条件2連勝は実力の証し。しかも、500万条件は先週の武蔵野S2着馬ガンジスを1秒差突き放し、子供扱いしているのだ。ポテンシャルは優にオープン級といって過言ではない。休み明けを1度使われた効果は絶大だし、神髄を見せつける。◎6タマブラックホール○1スノードラゴン▲15トキノエクセレント△4ジャパンプライド、8エフティシュタルク☆福島11R「河北新報杯」(芝1200メートル) 調子、距離、コースの三拍子が揃ったヤマニングルノイユにチャンス到来。枠順も1枠2番と願ったり叶ったりで勝利に大きく前進。逃げ切りが決まるとみた。◎2ヤマニングルノイユ○14イトククリ▲7アルマリンピア△10ツインクルスター、15リトルゲルダ☆京都11R「花園ステークス」(ダ1800メートル) 夏を境に地力強化の目覚ましい、エアハリファでいける。前走の観月橋S3着が真骨頂。休み明け+昇級戦のハンデを抱えながら0秒2差と迫った内容はここに大きく望みをつなぐもの。緩急自在に立ち回れるセンスの良さも備わっており、チャンスは十分だ。◎3エアハリファ○8マルカプレジオ▲2アイファーソング△1マーチャンテイマー、10ダイヴァーダウン※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年11月16日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/17) 東京スポーツ杯2歳S
◆東京11R 東京スポーツ杯2歳S◎レッドレイヴン○サトノノブレス▲ザラストロ△コディーノ 近年の優勝馬に宝塚記念を勝ったナカヤマフェスタ、繰り上がりとはいえJC制覇のローズキングダム、そして記憶に新しいのが本年のダービー馬ディープブリランテなど後のGI馬が名を連ねる「出世レース」東スポ杯2歳S。今年も素質馬たちが顔を揃え必見のレースとなった。期待は藤沢厩舎の2騎。札幌2歳Sを勝ったコディーノと前走・百日草特別で2連勝を飾ったレッドレイヴン。休み明けを一度使った強み、東京1800mの同舞台Vなどから今回はレッドを上位に取ったが、コディーノの潜在能力も相当なもの。余裕たっぷりに抜け出して後続を突き放した札幌2歳Sは圧巻だっただけに、仕上がり8分でも勝ち負けに加わってくるかもしれない。 他では、休み明けの前走・いちょうSで首差2着と敗れはしたものの内容の濃かったサトノノブレス、新潟2歳Sをレコード勝ちしたザラストロの2頭。新潟2歳S組は2着ノウレッジが京王杯2歳S5着、3着サウンドリアーナがファンタジーS快勝となかなかハイレベルなだけに、久々の実戦となるザラストロも侮れない。【馬連】流し(15)軸(1)(5)(13)【3連単】フォーメーション(1)(15)→(1)(5)(13)→(1)(5)(13)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2012年11月16日 15時30分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第109回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第109回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇パオロ・コンテ「The Best of Paolo Conte」(1996年/Warner Italy) たまには、渋いおっちゃんを紹介するのもいいかなと思い、多分トム・ウェイツとか好きな人には気に入ってもらえるんじゃないかな。 イタリア出身の人で、若い頃は、結構やんちゃだったみたいですが、お兄さんと作曲を始め、興味のある芸術的な事は色々とやるみたいですね。ちょっと変わった経歴では、弁護士とかもやっています。曲のいくつかは映画音楽にも使われているみたいです。 むちゃくちゃ渋いハスキーボイスでjazzから民謡っぽいものまで、素朴ながら広い音楽性です。全体的に感じるのが、昔のメリーゴーランドであったり、怪しいテキ屋が並んでいたり、子どもたちが風船を持っている遊園地のような映像が浮かびます。映画の1シーンと言ってもいいでしょうか。 もう70代半ばだと思うのですが、まだ現役バリバリみたいで、2010年に「Nelson」という新譜も出しています。渋い歌だけでなくピアノやアコーディオンも素晴らしいです。是非一度、ライブもお酒を飲みながら体験してみたいですね。 ■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/5453947/
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芸能 2012年11月16日 14時00分
桑名正博さんの弔問に駆け付け 門前払いを食った2人の元愛人
10月30日、59歳で亡くなった歌手の桑名正博さんの“御堂筋パレード葬”が盛大に営まれたが、死後2日後の28日に“元愛人”の尾台あけみさん(56)が“もう一人の元愛人”と桑名さんの大阪の自宅に押し掛け弔問し、“門前払い”を食っていたことが明らかになった。 尾台さんは今年2月、ベテラン俳優の寺田農(69)と10年近く事実婚状態にあったとして、5500万円を求め“婚約不履行”で提訴し、一躍有名になった。 「尾台さんは裁判の過程で、寺田を“夫”として紹介した計104人のリストを証拠として提出した。一方の寺田側は、その中の4人が寺田の前に尾台さんと関係を持っていたことを指摘し、尾台さんもこれを認めたんです。その4人に含まれていた一人が桑名正博さんだったんです」(ベテラン夕刊紙記者) 尾台さんを知る芸能関係者も「尾台さんは寺田と同棲する前に4年くらい桑名と愛人関係にあった」と言う。やがて尾台さんが寺田と出会い、男女の関係は切れたが、交際は続いていたようだ。 そして桑名さんが7月15日に脳幹出血で倒れ入院するや、尾台さんは桑名さんの担当マネジャーを名乗り、行きつけの飲食店にカンパ箱を置き募金活動を始めたのだ。 「尾台さんは、桑名さんの長男で歌手の美勇士や、葬儀で弔辞を読んだ故・原田芳雄さんの長男でギタリストの原田喧太と飲み友達だったため感謝されましたが、桑名さんの妹の晴子は『勝手なことをしないでカンパ箱を撤去して』と、激怒していたんです」(桑名さんの知人の音楽関係者) その後、病魔と闘い続けた桑名さんも力尽き、26日に他界。 「そこで尾台さんが、赤坂の飲食店に勤める、もう一人の桑名さんの元愛人と一緒に車で弔問に行ったんです。しかし今、桑名家を仕切っているのは晴子。元愛人の弔問を受け入れるのは、本妻の栄子さんの気持ちを逆撫でするようなもので、晴子が激怒して追い返したんです。2人は東京に戻って大泣きしていましたよ」(桑名さんと親しい芸能関係者) 桑名さんの“音楽葬”は東京でも営まれることになっているが、ここにも2人は現れるのか。