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社会 2013年03月29日 11時45分
和歌山県立医科大学の教授が部下の女性職員にセクハラでクビ
和歌山県立医科大学(同県和歌山市紀三井寺)は3月26日、部下の女性職員にセクハラ行為をしたとして、医学部の男性教授 (50)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。 同大によると、教授は昨年6月から今年2月にかけて、学内外で複数回、上司である自身の立場を利用して、女性にわいせつな行為や、みだらな行為を強要したとされる。教授は昨年1月、他大学から赴任し、女性の直属の上司だった。 同大では「教授という優越的な立場を利用した。職員は部下という立場から断れなかった」と話している。 女性が2月28日に職場の相談員に訴えたことで発覚。大学の調査に対し教授は、おおむね事実を認め、 教授の弁明を聞いた上で処分を決定した。教授は3月13日から、自宅待機を命じられていた。同大は被害の詳細や教授の担当講座など具体的な内容について、「被害者の特定につながるプライバシー」として、明らかにしなかった。 記者会見した板倉徹理事長(学長兼務)は、「このような不祥事が発生し、県民の皆さまに深くお詫び申し上げます。2度とこのようなことが起きないよう信頼回復に努めていきたい」とコメント。再発防止にあたり、「ハラスメントや人権に関する研修の実施とともに、組織横断的な相談窓口の設置を早急に検討し、再発防止に全力で努める」とした。 また、板倉理事長は「大学の顧問弁護士と相談し、刑事事件には相当しないのではと判断した」と説明。その一方で、刑事告訴については「被害者本人の意思確認はしていない」と話した。 大学教授がその立場を利用して、弱い立場の女性職員にわいせつ行為を行うなど言語道断。教育者にあるまじき行為である。(蔵元英二)
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社会 2013年03月29日 11時00分
球団身売りは必至!? 西武ホールディングス再上場をめぐる ハゲタカ外資(筆頭株主)との“ドロ試合”(1)
野球ファン待望のペナントレース開幕目前、驚愕の情報に耳を疑った。 埼玉西武ライオンズの親会社、西武ホールディングス(HD)と、筆頭株主である米投資会社サーベラスが、同社の株式再上場をめぐって暗闘を開始。その過程で「シーズン中にも球団が身売りされる公算大」というのである。 西武HDの発行済み株式の32.4%を保有するサーベラスは、同社株を追加取得すべく、3月12日から公開買い付け(TOB)を開始した。期間は4月23日までで、TOB価格は1株1400円。議決権ベースで36.44%取得を上限としている。実質4%強を買い増すことで重要事項に拒否権を行使し、経営への影響力を強めるのが狙いである。 「HDの前身である西武鉄道は、2004年12月に上場廃止されたとはいえ、沿線住民を含め当時からの株主は相当いる。もしも彼らがサーベラスの敵対的TOBに応じれば、西武は一気に外堀を埋められる。議決権の3分の1超をバックに6月の株主総会で息のかかった役員を送り込めば、実質的に経営権を奪取するに等しい」(市場関係者) 西武王国のドンとして君臨した堤義明コクド会長(当時)が、有価証券報告書の虚偽記載を明らかにした'04年10月13日、西武鉄道の株価は1081円だった。サーベラスのTOB価格は、それよりも高く設定されたことがミソである。市場関係者が続ける。 「西武HDが去年の10月、東証に上場を申請したとき、複数の幹事証券が試算した売り出し価格(IPO)は1100円前後で、潜在力を最大限に見積もっても1500円程度だった。この試算と比べてもTOB価格は決して安くない。再上場を待ちきれない個人投資家が群がったとしても不思議ではありません」 ところが、そのTOB価格とは裏腹に、サーベラスはIPO価格が不当に安く設定されていると主張。昨年から企業価値の向上を求めて西武経営陣とにらみ合いを演じてきた。問題は、サーベラスが提示した向上策だ。 ざっと挙げると西武山口線(西武遊園地駅〜西武球場前駅)、秩父線(吾野駅〜西武秩父駅)、多摩川線(武蔵境駅〜是政駅)など、低採算路線の廃止。『レッドアロー』など特急料金の引き上げ。プリンスホテルのサービス料値上げ。西武ライオンズの売却も含めた採算性向上の検討−−。 とりわけ「西武山口線の廃止」と「西武ライオンズの売却」は密接にリンクするだけに、野球ファンならずともこの攻防戦から目が離せそうもない。
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社会 2013年03月29日 11時00分
PM2.5飛来で激太る日本の意外なメーカー
中国で大量発生中のPM2.5が、黄砂とともに我が国に大飛来。ところが、その裏で日本の対策グッズ関連株が急騰している。 「3月5日に熊本県でPM2.5の濃度が基準値を超え、気象庁が『8日以降に東日本にも黄砂が飛来する』と発表するや、関連株が軒並み急騰。ストップ高となったのです」(兜町関係者) 6日には、防塵マスクを製造する重松製作所が前日比150円高の1124円に。同じく、同種マスクを製造する興研が400円高の2370円とストップ高となったほど。以前から中国のネットでは1日3万枚のマスクが売れ、品薄状態が続いていたが、そこに国内需要が上乗せされたことから一気に火が付いたのだ。 もっとも、PM2.5がもたらした特需はこれだけではない。愛知県にある『くればぁ』というメーカーは、'09年にエアコンの排気口用のマスクを商品化。5000円前後の高額商品だが、「PM2.5を99.99%防げる」との触れ込みで中国から20万枚を受注し、工場をフル操業させているのだ。 一方、家電業界もこの特需の恩恵を受け始めている。 「落ち目のシャープは、空気清浄機が中国でバカ売れ。100万台を突破し、生産が追いつかない状態なのです。しかも、この手の商品は富裕層が買い求めるために、6万円台のものが飛ぶように売れているんです」(電気メーカー関係者) また、「パナソニックも空気清浄機の生産を大幅に増やしている」(同)という。 経済アナリストが言う。 「他にはベビーカーカバーや物干しカバー、布団乾燥機や防塵メガネ、浄水器なども需要が急増。東京都からPM2.5の測定業務を落札した環境管理センターも、6日に株価が急騰したほどなのです」 風が吹けば、環境メーカーが儲かるということか?
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社会 2013年03月29日 11時00分
フジMHDのディノスとセシールが合併 大型通販会社の誕生が遅れた本当の理由
通販大手ディノスとセシールが7月1日付でやっと正式に合併する。 事業再編を急ぐフジ・メディア・ホールディングス(フジMHD)傘下の通販事業2社が、2社持ち株会社(フジ・ダイレクト・マーケッティングス)とともに合併することを決めた。 ディノスはもともとフジサンケイグループの1社。セシールはライブドアマーケティングス傘下の1社で、'09年にフジMHDが、持ち株会社を通じてTOBを実施し、グループ入りさせた。 合併後の会社名は『株式会社ディノス・セシール』で、売上げは前期分によるとディノス597億円、セシール592億円で計1190億円程度になる見込み。ニッセンや千趣会などと肩を並べる大型通販会社の誕生となる。 では、なぜ合併が遅れたのか。 まず、合併に手をつける前に、ニッポン放送など基幹会社のテコ入れが急がれたことが挙げられる。 また、ディノスの業績が悪化していたことや、双方の本社の位置が違いすぎたこともあろう。 ディノスは東京・中野だが、セシールは香川県高松市にある。合併となると本社の東京移転も取りざたされ、700人の従業員の移動をどうするかなどでもめていたようだ。 結局、セシールは本社を高松のままとし、香川県さぬき市にある同社の物流拠点『志度ロジスティクスセンター』なども残すという。 さらに大きな課題だったカタログなどの制作・発行や通販サイトの運営なども当面は別々におこなう模様。合併後も性急な業務統合は行わず、2本社体制をとる方針のようだ。 「フジMHDはこれで放送、不動産、通販の3大事業を軸にした一大メディアコングロマリットに王手をかけた。あとは産経新聞を傘下入りさせるだけです」(フジ関係者) グループのドン・日枝久会長の高笑いが聞こえてくるようだ。
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芸能 2013年03月28日 21時00分
大島優子・前田敦子 日本酒フライングゲットで悪酔い授賞式
先頃、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた『第36回日本アカデミー賞』授賞式。 最も注目を集めたのが、『AKB48』を昨年8月に卒業した前田敦子(21)がプレゼンターを務め、話題賞俳優部門を受賞した“現エース”の大島優子(24)を表彰する場面だった。 今も親交は続いているが、仕事でのツーショットは、昨年8月27日に秋葉原のAKB48劇場で開催された卒業公演以来だった。 前田は「こうして一緒に立てるなんて夢みたい」と話したが、この2人、ステージを降りても“この日の主役”であった。 「円卓で、まわりの先輩大スターたちの視線も気にせずに飲みまくっていたんです」(芸能関係者) 2人がとても“お気に召した”のは、宮城県・一ノ蔵酒造の発泡日本酒『すず音』。 「2人とも、笑顔でカパッカパッ、クイクイと10杯ずつ程飲んでいたんじゃないかな。会場には、“沢尻エリカ様”もいたんだけど、彼女たちの飲みっぷりに目が点になっていました」(映画関係者) “顔で笑って、心で泣く”−−大島、前田の心境は今、こんな状態なのだろう。 まず前田だが、どうも“脱AKB”に苦しんでいる様子。 「『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』('11年)は、興行収入10億円にも満たない惨敗。ヒロインを演じた『苦役列車』('12年)もそれを下回る大惨敗。5月公開予定の『クロユリ団地』でも主演を務めていますが、すでに“あっちゃんが出るからヒットしない”なんて囁かれています。頼みの綱は、AKB時代の名残りで出ているCMだけです」(芸能プロ関係者) 一方の大島は相変わらず楽屋での“全裸着替え”で他のメンバーを圧倒しているようだが、心中は穏やかではないようだ。 「ライバルで親友の前田が卒業してからの大島は、すっかりやる気をなくした状態。2月に板野友美が年内卒業を発表した際は、『先を越されちゃった』と、とても悔やしがっていたそうです」(芸能記者) そんな2人が久しぶりに顔を合わせたのだから、酒も進もうというもの。 「お開き近くになると、2人はお互いのオッパイを触わりっこしてハシャいでいたそうです」(前出・同) 悪酔いフライングゲット。
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社会 2013年03月28日 20時00分
独占入手 橋下徹 ブチ切れ政界電撃引退2秒前 乗っ取られた維新、タレント復帰の裏に紳助・たかじんが…(1)
『日銀総裁人事』と題されたその“爆弾メール”は、ギョッとするような表現で始まっていた。 《僕の性格は異常であります。大阪維新の会出身の国会議員や中田(宏衆院議員)さん、山田(宏衆院議員)さん、東国原(英夫衆院議員)さんにお聞き下さい》 いきなり冒頭で自身を“性格異常者”と語る異様な内容。発信者は、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長だ。2月末、日銀の新体制の政府案に賛同した維新の国会議員団を批判したところ、「橋下は口を出すな!」と一蹴されてブチ切れ、国会議員全員にメールを送りつけたのである。 《これから口は出しませんが、以後、維新の会には関わりません。皆さんで自由にやって下さい》 《口を出すなというなら、どうぞお好きにやって下さい。明日以後、そのように発信していきます》 維新を見捨てる覚悟を、橋下氏は冷たく書き連ねた。脅し文句とも取れる言葉を次々と並べられ、橋下人気にあやかる国会議員団に残された道はただ一つ。幹事長である松井一郎大阪府知事を間に入れ、橋下氏に“全面謝罪”するしかなかったのだ。 「橋下氏はメールを送りつける前に、あらかじめ松井氏に仲裁役を頼んでいました。つまり、シナリオありきで騒動を拡大させたということ。維新は自民党と公明党の連立政権に埋没気味でしたから、マスコミに取り上げられて目立つための話題作りだったのです」(維新幹部) 今回の騒動は、橋下氏が国会議員団からの反発を逆手に取って仕掛けた“出来レース”だったというわけだ。思えば、桜宮高校体罰事件の報道が、ちょうど一段落していたころに合致する。“お騒がせの天才”橋下氏の方が、何枚も上手だったのだろう。 ところが、橋下氏は表向き平静を装って和解をアナウンスする一方、周囲には“後遺症”の懸念を語っていたという。それは、橋下氏に「口を出すな!」と吠えたという人物の素性が響いているようだ。 「ズバリ、橋下氏を排除する発言をしたのは、維新の国会議員団で総務会長を務める藤井孝男衆院議員と、片山虎之助参院議員団会長です。橋下氏にすり寄り、何とか政治家生命をつないでいる旧太陽の党(=旧たちあがれ日本)のメンバーで、橋下氏が利用価値を認めているのは石原慎太郎共同代表だけ。金魚のフンのようについて来た古株の2人にバカにされ、橋下氏は我慢できなかったのです。ただ、橋下氏が自身のプライド以上に気にしているのは、石原氏が周辺議員をコントロールできなくなっていること。側近に対し『石原さんがグリップを利かせて旧太陽の増長を抑えなければ、維新は遅かれ早かれバラバラになる』と不安を漏らしたようです」(全国紙政治部記者) 旧太陽の面々は、昨年12月の衆院選直後あたりまでは、橋下氏に忠誠心を見せていた。こんな象徴的なエピソードもある。 「橋下氏は、衆院選が告示されてからもツイッターに何度も書き込み、公職選挙法に抵触する可能性が浮上しました。『党の考え方を表明しているだけ』と開き直りながら、街頭では『もしかしたら逮捕されるかも』とも語っていた。橋下氏にナメられた捜査当局は、立件しようと協議を始めていました。ここで動いたのが片山氏。大阪地検や大阪府警の幹部に接触して『橋下は候補者じゃないし、投票を呼びかけてもいない。今回だけ大目にみてやってほしい』と頼み込んで回ったようです。その甲斐があってか、橋下氏は“おとがめ”ナシで済みました」(在阪の全国紙社会部記者) そんな片山氏が、手のひらを返すように反旗を翻しただけに、橋下氏が受けた衝撃は大きかったようだ。
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社会 2013年03月28日 20時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 もう一度東北復興を考える
東日本大震災から2年が経過した。2年も経ったというのに、東北地方の復興は遅々として進んでいない。 なぜ東北の復興が遅れているのか。その最大の理由は、原発事故だ。風評被害がちっとも無くならないから、仮に生産設備が戻ったとしても製品がなかなか売れない。だから、雇用も生まれず、被災者がふるさとに帰ることができないのだ。 原発事故は、十分な対策を怠った東京電力に責任があるが、それ以上に大きな責任を負うべきなのは、原発政策を推進してきた政府であり、それを選んで原発のメリットを受けてきた我々国民だ。だから、少なくとも被災地が完全な復興を遂げるまでは、我々は東北の応援をしていかなければならないのだ。 ただ、いままでの復興策がうまく行かなかったのだから、新しい手を打つべきだろう。私は、大きく三つの方法があると思う。 一つは、東北地方の高速道路無料化だ。これは、すでに実績がある。'11年'12月から実際に行われていたのだ。東北の高速道路は、被災者かどうかにかかわらず、太平洋側の路線は曜日に関係なく全車種無料、日本海側は、ETC搭載の普通車以下に限り土日祝日を無料とした。この措置は大きな効果をあげた。被災者の手助けになっただけでなく、観光客にこの制度が活用されて、交通が大幅に増えたのだ。 ところが、原発事故や震災のため遠隔地に避難している人を除いて、'12年3月末、たった4カ月で打ち切られてしまった。理由は財源不足だった。東北地方の高速道路無料化に要する費用は、4カ月間で250億円、平年ベースでたった750億円だ。20兆円の復興予算全体からみれば微々たる額だ。その程度の予算をなぜ捻出できないのだろうか。 二つ目の東北復興策は首都機能移転だ。国会と中央官庁を福島県に移転する。そうすれば、地方自治体の首都事務所が次々に立地し、企業も集積するから、被災地の復興に大きな貢献をするはずだ。もちろんこれには大きな費用がかかる。首都機能移転審議会の推計だと総額12兆3000億円の費用がかかる。だが、そのうち公費負担は4兆4000億円だ。これくらいの費用は、景気拡大の増収分で十分吸収できるだろう。 三つ目の東北復興策は、消費税率の据え置きだ。来年から上がる消費税を東北地方だけ5%に据え置くのだ。東北地方の対全国GDPシェアは、6.4%だから、東北だけ税率を上げなかったとしても、それによる減収は8400億円にとどまる。消費税の増収効果が13兆円から12兆1600億円に下がるだけで、大した負担ではないのだ。 地域ごとに消費税率を変えたら大変なことになると思われるかもしれない。しかし、大丈夫だ。アメリカには小売売上税があるが、州によって税率は異なっている。たとえばニューヨーク州は5%であるのに対して、アラスカなど5州はゼロだ。それでも、ちゃんと米国経済は回っている。 もちろん、小売売上税の低い州から通販で買ってしまうというような取引は起きていて、同じことが日本で起きることも考えられるが、それは構わない。東北の復興につながるからだ。逆にそれくらい大胆な復興策を打ち出さないと、本当の東北復興は実現できないだろう。
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芸能 2013年03月28日 15時30分
風向きが変わってきたオセロ・中島の復帰問題
先に放送された情報番組「ミヤネ屋」(日本テレビ)で、いまだに、昨年、洗脳騒動の原因となった同居していた霊能者と自称する女性との関係を断ち切れていないことが発覚した女性お笑いコンビ・オセロの中島知子だが、28日発売の一部スポーツ紙が療養していた都内の施設から退院した中島をキャッチした様子を報じている。 報道によると、中島は27日、今年に入ってから2カ月ほど療養していた都内の施設を退院し、両親に付き添われて出てきたところを直撃。活動休止前はぽっちゃりしていたが、掲載された写真では以前のようにスリムな体型に戻っていた。 中島は真っ先に「彼女に会いたい」と女性との再会を望み、「マインドコントロールなんかされていない」、「私は(報道は)違うんだということを(世間に)言いたい」などと一連の報道を否定。復帰については「芸能界の仕事に戻りたい」と前向きで、「近い方がいい」と早期復帰を望んだ。今後は1人暮らしをして治療は受けないそうだが、「病院には、両親と会社に入れられた」と反発したが、復帰に向いていた風向きが変わってきたようだ。 「所属事務所との確執をのぞかせているだけに、問題は根深く、とても仕事復帰できるような状態ではない。まず、中島がしたいことは、メディアに出て一連の報道について否定することの方が先のようだ」(芸能記者) さらに、28日放送の「ミヤネ屋」によると、今月7日、中島を名乗る女性からスタッフルームに電話があり、同番組の報道姿勢を否定し、「本当に腹が立つ」、「私の大切な人を、あそこまでよくも詐欺師扱いしてくれましたね」などと怒りをぶちまけたというから穏やかではない。 「おそらく、そのうち、スポーツ紙もしくは『ミヤネ屋』に出演して反論することになりそうだが、しばらく、またまた中島の話題が芸能ニュースの中心となりそう」(同) 今思えば、一体、あの洗脳騒動は何だったのか?
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トレンド 2013年03月28日 15時30分
噂の深層 この時期、芸能界に結婚報告が相次ぐ理由
春満開の桜のごとく、芸能界にも幸せな結婚報告が相次いでいる。 3月1日、芸能記者の間では“共演者喰い”で知られる希代のプレイボーイ・堤真一(48)が、結婚したことを所属事務所のホームページを通して発表。お相手は32歳の一般の女性で、4年ほど前に知り合ったという。 落語界にも春は咲く。13日には落語家の古今亭菊之丞(40)がNHKの藤井彩子アナウンサー(43)との結婚をマスコミ各社に宛てたファックスで報告。HK-BSの寄席番組で出会い、約3年間の愛を実らせた。 結婚報告はさらに続く。 昨年末に熱愛を“フライデー”されていた、仲里依紗(23)と若手実力派俳優の中尾明慶(24)が21日、連名の文書で結婚することを発表。同時に、仲が妊娠3カ月のデキ婚であったことが公になると、ネット上では仲ファンから失意のため息が相次いだ。 翌22日には、映画『大奥』での出会いをきっかけに実った、堺雅人と菅野美穂の夫婦誕生が互いの所属事務所を通じて発表される。ビックカップルの結婚に、完全にノーマークだった各社の芸能記者らは、編集部でひっそりと眉をひそめるハメに。 結婚報告はまだまだ終わらない。 25日には、かねてから交際していた雛形あきこ(35)と『仮面ライダー』シリーズで注目された天野浩成(34)が結婚。雛形にとっては嬉しい再婚となった。 翌26日には、競馬界からも喜びの声が。福永祐一騎手(36)とフジテレビの松尾翠アナウンサー(29)が結婚を発表。競馬界では二人の関係はかねてから公然の仲だったが、松尾アナは福永騎手をサポートするため9月頃に退社予定。寿退社にファンからは喜びと悲しみの声が合い交じる。 同日にはドラマ好きには少し懐かしい感もある吉沢悠(34)が、モデルの桐山マキ(32)との結婚を発表。互いに喜びの声を語った。 と、ここまで大小様々な芸能界の新婚さんを紹介したが、どうしてこんなにも結婚報告が立て続けにおこるのか。実はちゃんとした理由が合った。 「師走と年度末は芸能界の結婚報告が相次ぐとこの世界では昔から決まっているんです。それは、人々が何かと忙しい時期に結婚を報告することで、世間から大きな関心を持たれずに笑顔でスルーしてもらえるからです。それができちゃった婚や、スピード婚、略奪婚など知られたくない事実がもし裏にあればなおさらのことです。これがマスコミが特にネタもない暇な時期に報告でもしたら、彼らの取材力でたちまち痛くも無い腹を探られてしまいますからね」(芸能事務所関係者) だから、この時期、彼らは結婚を公にするのだ。後で報告して目立ってしまうくらいなら、この時期にどさくさで報告してしまおうということらしい。 同時にこの時期、一番暇な人たちがいるという。芸能記者たちだ。 「以前から地道に裏取り取材していたとしてもね、タレントが自らの口で“僕ら結婚します!”と宣言しちゃうんですから、商売あがったりですよ(笑)」(週刊誌記者) 3月も残すところあと3日。あと一組ぐらい“掛け込みカップル”の報告が出てくるかもしれない。(明大昭平)
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その他 2013年03月28日 15時30分
【声優の履歴書】第十回 ヴェネツィア国際映画祭でレッドカーペットを踏んだ櫻井孝宏
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第10回目としてお届けするのは櫻井 孝宏。 1996年に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で声優デビューするが、長い間オーディションに受かることなく下積み生活が続く。下積みの生活を支えていたアルバイトは、居酒屋やファミレス、コンビニ、書店など定番なものから、害虫駆除や遺跡発掘など異色なものまで経験。この下積みが現在櫻井の芸の肥やしになっているのではないだろうか。 その後、25歳の時に一度は引退を考えるも、様々なメディア展開した『デジモンアドベンチャー』、『快感フレーズ 』のレギュラーを続けて射止め、同年には話題のゲーム『ゲートキーパーズ』で初主演を果たす。そして2001年に平成版『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』で主人公の009役に抜擢され、本格的にブレイク。子供に大人気な『金色のガッシュベル!!』の主人公・高嶺清麿などの実直な好青年はもちろんのこと、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の松雪集のような、クールな二枚目、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のサソリなどのミステリアスな悪役など演じる役を広げていく。『MUSASHI -GUN道-』では、驚くことに男性声優ながら女性役を熱演しファンを驚かせた。 2005年8月には、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』が第62回ヴェネツィア国際映画祭に出展され、クラウド・ストライフ役としてレッドカーペットを踏んだ。これは、日本人声優としてはあのベテラン声優・山寺宏一に継いで2人目の快挙である。また、2012年には、第6回声優アワード「海外ファン賞」も受賞するなど、国外でも櫻井の人気は高い。一方で、ラジオパーソナリティーとしても定評があり、どんな会話の切り返しや挙動のフォローが巧みであることから「世界一のレシーバー」の異名を持つ。軽快なトークでリスナーを楽しませている。近年の活動で注目すべきは、自身がシロクマ役で主演する『しろくまカフェ』のキャラクターソングを歌うことである。7年間歌の仕事をNGとしてた櫻井が、どんなものを披露してくれるか楽しみだ!