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フジの“OK牧場の決闘”はKに軍配 それでも変わらない日枝会長の独裁体制

 あきれた人事とはこのことではないだろうか。
 フジ・メディア・ホールディングス(フジMHD)が大胆なトップ人事をおこなった。
 視聴率低迷の責任で、豊田皓社長がフジMHDとフジテレビの代表権のない副会長に棚上げされた。

 フジMHDの新社長には太田英昭副社長(66)が昇格。フジテレビ社長には、亀山千広常務(56)が抜擢された。亀山新社長の下では、遠藤龍之介常務(作家・遠藤周作氏長男)が専務に昇格する。
 「もともとは遠藤常務の方が社長に一番近かった。ただ、コンテンツ作り分野の経験がほとんどない。そのため『踊る大捜査線』などで莫大な映画興行収入をもたらした亀山常務に白羽の矢が立ったのです。昨年、二段階特進の大多亮常務は編成のトップに立ったが、切り札として送り出した料理バトル『アイアンシェフ』が失速。数々のドラマも低迷し、出世路線から外れた。大多、亀山の頭文字をとった“OK牧場の決闘”は亀山氏の勝利に終わりました」(フジテレビ事情通)

 ところで、最高責任者である日枝久会長(75)がまったく責任をとっていないではないか、といった声があちこちから噴出している。
 「日枝会長の韓国寄り姿勢が原因で、局も韓国色に染まったといってよい。高麗大学から博士号をもらっている人物が、トップにいるのなら仕方がありません。ただ、責任は社長がとらされる。以前もライブドア買占め問題で、当時の村上光一社長がクビをきられた。まるで、どこかの国を連想させる独裁体制です。オーナーでもない人物が、25年もトップに君臨するフジMDHはおかしいですよ」(株主)

 不満分子によるクーデターが起きても不思議ではない状況。社内は緊迫感に包まれている。
(編集長・黒川誠一)

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