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スポーツ 2014年11月21日 16時30分
非情通告・吉川を巨人が獲得した真相
前中日・吉川大幾内野手(22)の巨人入りが決定した。 中日を解雇された真相を巡り、さまざまな憶測が飛び交っている。吉川は若手育成のフェニックスリーグ(宮崎)に参加したが、練習態度の怠慢さが谷繁元信・兼任監督の逆鱗に触れ、強制帰還させられたという。戦力外の非情通告を受けたのはその後の10月30日である。 「中日が堂上(剛裕)、中田(亮二)ら10選手(育成を含む)に戦力外を通告したのは、10月1日。時系列で考えると、そのあとの10月6日からフェニックスリーグは試合を行っており、吉川が強制帰還を命じられたのは同19日。ナゴヤ球場施設内で個人練習していたところを呼び出され、『戦力外』でした。若手、中堅は、フェニックスリーグのメンバーに選ばれると、『来年も契約してもらえるんだな』と安堵します。吉川を解雇した理由が勘繰られるのも無理はない」(プロ野球解説者) 報道によれば、吉川に「来季の構想に入っていない」と告げたのは、落合博満GMだという。 「中日OBの立浪和義氏が次期監督の含みを持って、コーチ入閣できないかと暗躍しているとの情報も交錯しています。立浪氏は吉川にとって、母校・PL学園の大先輩。今も吉川に強い影響力を持っているとされ、その関係を嫌ったとも推測されています」(球界関係者) 立浪氏の復帰に強い嫌悪感を示しているとされるのが、落合GMの『最大の理解者』であり、後ろ楯でもある白井文吾・中日オーナーだ。立浪氏が現役を引退した09年オフ、当時監督だった落合GMは、背番号『3』を森野将彦に継承させようとした。しかし、森野がそれを固辞し、落合GMが怒ったとの報道があった。『ミスタードラゴンズ』とも称された立浪氏をスタメンから外したのも、監督・落合だった。吉川がそのトバッチリを食ったとする話は、たしかに“一本の線”でつながる。 しかし、落合GMがそんな感情的な言動を取るだろうか。 「落合GMは堂上たちに『戦力外』を通告する際、同席していません」(前出・同) 中日OBの1人によれば、落合GMが直接、戦力外を通告したのは川崎憲次郎氏だけだったという(監督時代)。川崎氏の実績に配慮したとのことだが、今回、吉川氏への落合GM自らによる直接通告は、やはり異例ということになる。 「ドラフトで社会人の内野手、石川駿(24=JX-ENEOS)、遠藤一星(25=東京ガス)の入団が確実となりました。年齢的に見て、落合GMは即戦力と判断しているはず」(前出・プロ野球解説者) 先の時系列に、ドラフト会議(10月23日)を加えれば、最初の解雇通告と『吉川への非情通告』の間に、それが入る。ドラフト直後、遠藤が7位という下位指名を受け、プロ入り後の不安を口にしていた。その遠藤の説得に成功し、チーム登録の内野手に余剰人員が出たとも考えられるが…。 「谷繁監督が将来のクリーンアップ候補と期待している若手内野手は、高橋周平(20)です。3年目の高橋が4年目の吉川に取って代わったとも解釈できます」(前出・関係者) 真相は分からない。だが、昨年の井端弘和に続き、吉川、堂上剛裕(29)と中日勢3人が原巨人に流れた。「チーム情報がある程度握られるのは覚悟しなければならない」とこぼすスタッフもいないわけではなかった。
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芸能 2014年11月21日 16時00分
パンサー向井が向井理と国仲涼子の結婚を祝福
お笑いコンビ・パンサーの菅良太郎、向井慧、尾形貴弘が21日、都内で開催された回転寿司のあきんどスシローの「冬の商品発表会」に出演した。 スシローではこの冬、こだわりの蟹を惜しみなく提供する「かに祭」を全国の店舗で11月21日から開催。さらに、女性に人気の“創作すし”に合う「すしやのスープ」を12月13日から全国で期間限定販売する。 来月に結婚することが報道された俳優の向井理と女優の国仲涼子について、“向井繋がり”でコメントを求められた向井は「3件くらいツイッターで『おめでとうございます』と来たのですが、僕は関係ないです」と笑いを取りながら、「すてきなお似合いのカップルだと思います。同じ向井として、ステキな結婚生活を送っていただきたいと思います」と祝福した。 また、菅は、イベント内容にからめ、「20代、30代のお客様は、西島(秀俊)さん、向井さんが結婚してショックを受けていると思いますので」と芸能界のおめでたい話題に触れ、スシローの「すしやのスープ」で癒してほしいとPR。 イベントは、パンサーのトークショーのほか、新商品の試食会も行われ盛り上がり、尾形は、「スシロー、サンキュー!」と絶叫しながら会場を後にした。(竹内みちまろ)
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芸能 2014年11月21日 16時00分
バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3(11/14〜11/21)
●第1位「埼京線は、全部を網羅してる最強の線や思ってた」(KinKi Kids・堂本光一/フジテレビ系『KinKi Kids のブンブブーン』11月16日) 堂本剛と堂本光一が、ゲストと街に出向くロケバラエティ。KinKiが運転する車にゲストを乗せて、目的地の食事処に到着。剛と光一が、150種類以上あるメニューの中から、ゲストが好むであろうメニューをセレクト。最終的に、選ばれなかった者が全額負担をするという、日曜午後にふさわしいユルい番組だ。今週は、片平なぎさ。ともに、学生時代から車移動を中心とした芸能活動を始めているため、電車に疎い。兵庫県出身の光一は、「埼京線は、全部を網羅してる最強の線や思ってた」という。フジテレビに来る際の利用ラインが、JRを乗り継ぐ「ゆりかもめ」であることを片平から知らされると、「やっぱ、最強線やん」と嬉々として語るのだった。●第2位「僕の名前をYahoo!で検索しないでくださいって言った」(大鶴義丹/日本テレビ系『さんま御殿3時間SP 噂の夫婦&ワケあり女 東京vs田舎者が大激突』11月18日) 明石家さんまが並み居るゲストを取りまとめる、爆笑トークバラエティ。今週は3時間SPで、俳優、芸人、女優、モデル、アナウンサー、ミュージシャン、さらに芸能人の妻(一般人)までが、赤裸々トーク。前半の夫婦編では、大鶴の再婚相手の泰子さんがさまざまな私生活を明かし、さんまが認めるほどの気の強さを発揮した。ふたりは、同棲期間を経てのゴールインとなったが、大鶴は泰子さんの両親に挨拶に行った際、「僕の名前をYahoo!で検索しないでくださいって言った」とか。大鶴は最初の結婚時、妻のマルシアが浮気相手と自宅で鉢合わせするという“元祖・矢口”状態にあった。それが起因で離婚になった前科者だけに、ネット検索はご法度…というわけだ。●第3位「下ネタと涙は自然と出てくるものだから」(有吉弘行/TBS系『櫻井有吉アブナイ夜会』11月20日) 田中みな実が、スタジオゲスト。TBSアナウンサーの新人時代、大先輩の“鬼教官”吉川美代子が怖かったことなどを明かすと、まさかのご本人登場にビックリ! バツ2の吉川は、嵐・櫻井翔からタイプの男性を聞かれると、「同じ冗談を聞いて、笑える人」と返した。それに有吉が、「下ネタじゃ笑わないでしょ?」とツッコむと、田中は「有吉さん、やってみてください」とムチャぶり。これに有吉は、「やってみてくださいと言われてやるもんじゃないからね」と前置きしたうえで、「下ネタと涙は自然と出てくるものだから」と、迷言(?)を吐いた。その後すかさず、「何カップなんですか?」と、吉川の胸を見る有吉。デキる男である。(伊藤由華)
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芸能 2014年11月21日 15時30分
低迷する深キョンドラマ「女はそれを許さない」 ビキニ写真集出版で巻き返しなるか?
深田恭子が2年ぶりに民放連ドラの主演を務めている「女はそれを許さない」(TBS/火曜日午後10時〜)が低迷を続けている。 初回(10月21日)から、いきなり7.0%(視聴率は以下、すべて関東地区)の低視聴率でスタート。その後、第2話(同28日)=6.2%、第3話(11月4日)=5.6%と、さらに降下。第4話(同11日)では7.1%と、やや持ち直したが、第5話(同18日=日米野球中継延長のため、25分遅れで放送)では、ついに5%を切り、4.9%を記録してしまった。 第5話までの平均は6.2%で、裏の竹野内豊主演「素敵な選TAXI」(フジテレビ/火曜日午後10時〜)の平均10.8%(6話)に完敗を喫している。このままいけば、平均6.4%(全5話)で終了した「MOZU Season2〜幻の翼」(西島秀俊主演/木曜日午後9時〜)を下回り、今クールのプライム帯の民放連ドラ(テレビ東京を除く)のなかで、ワースト視聴率となってしまう可能性も十分。 そんななか、起死回生ともいえるのが、深田のビキニ写真集出版だ。12月10日、「DOWN TO EARTH」(ワニブックス)が発売されるのだ。 同写真集は今年8月、ハワイ・オアフ島で撮影され、ビキニ姿でサーフィンを楽しむ深田のショットがふんだんに収められている話題作。 深田といえば、今年3月に出版した「(un)touch」(講談社)ではランジェリー姿を披露。この売れ行きは上々で、Amazonのベストセラーランキングでは「タレント写真集」部門で、いまだに上位に食い込んでおり、人気の高さを示している。 また、先頃、発表された「第8回 女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」(オリコン調査)では堂々の8位に入っており、同性からの支持も高いのだ。 人気はあるのに、低迷するドラマ。放送するTBSにとっても、深田自身にとっても、この写真集発売が起爆剤になって、なんとか視聴率アップにつながってほしいところだろう。(坂本太郎)
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芸能 2014年11月21日 15時30分
お色気路線への転向で再ブレイクなるか? 元“7時28分の恋人”お天気キャスター・半井小絵
かつて、「NHKニュース7」でお天気キャスターを務め、“7時28分の恋人”と称されるほどの人気を博していた半井小絵(41=なからい・さえ)が、大胆な路線変更で、再ブレイクを狙っている。 この11月7日、半井は1st写真集「雲の向こうへ」(イーネット・フロンティア)を出版し、下着姿を披露。12月12日に発売される1st DVD「心模様」(同)では、水着姿も見せているという。 お天気キャスターの写真集といえば、最近では新井恵里那(24)や、美馬怜子(30)の例があるが、なにせ若さが違うだけに、半井写真集の売れ行きが気になるところだが、Amazonのベストセラーランキングでは「タレント写真集部門」で37位(20日18時現在)と、なかなかの健闘ぶりを見せている。 15日に、都内で写真集の発売記念イベントが開かれたが、囲み取材に答えた半井は、今後はバラエティーや女優への挑戦にも意欲を見せた。 半井は72年12月26日生まれ、兵庫県伊丹市出身。関西学院大学卒業後、日本銀行に就職。日銀在職中の01年3月に、気象予報士の資格を取得。同年、日銀を退職し、財団法人日本気象協会に転職した。 02年4月より、NHK総合テレビで関東・甲信越ローカルの気象情報を担当し、キャスターデビュー。04年3月より、「NHKニュース7」のお天気キャスターに抜てきを受け、その人気を不動のものとした。06年大みそかには「第57回NHK紅白歌合戦」にも出演。10年6月に発表されたオリコン調査の「第6回好きなお天気&気象予報士ランキング」では、堂々の3位(女性では2位)に入ったこともある。 ところが、11年2月、一部週刊誌が当時、レンジャーズに在籍していた建山善紀投手(前阪神=今季限りで引退)との不倫疑惑が報じられた。本人は「食事をしていただけ」と全面否定したが、同年3月末、実に7年間出演した「ニュース7」を降板した。春の番組改編で、首都圏ローカル番組への配置転換が予定されていたが、半井自身がそれを辞退したのだった。 心機一転、半井は12年にセントフォースに籍を移し、同年4月から、さまぁ〜ずが司会のフジテレビ深夜のバラエティー番組「フジテレビに出たい人TV」にアシスタントとして出演したが、番組は半年で終了。その後は、パッとせず、気象に関する講演活動などを行っていた。 今年9月、セントフォースからバージニスプロモーションに移籍し、思い切ったセクシー路線への転向に踏み切った。 女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「清楚な雰囲気で童顔。その割に、隠れ巨乳で、ミニスカートなど露出度の高い服装も着用するギャップもあり、中高年男性から圧倒的な支持を集めていました。これが、NHK降板直後であれば、インパクトもあったと思いますが、さすがに3年も経つと、『今さら』感はぬぐえません。しかし、潜在的な人気はそれなりにあって、“熟女枠”で、そこそこの需要はありそうです。ただ、お天気キャスターとしての復活は、もうむずかしいかもしれません」と語る。 ヌードに関しては、「考えてない」と否定している半井。路線変更で、どこまでかつての輝きを取り戻せるか注目だ。(坂本太郎)画像:半井小絵オフィシャルブログから http://ameblo.jp/nakarai-sae/
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レジャー 2014年11月21日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/22) 銀嶺S 他
5回東京競馬5日目(11月22日土曜日)予想・橋本 千春☆東京11R「銀嶺ステークス」(ダ1400メートル)◎5アンズチャン○3ロードヴォルケーノ▲12マックスガイ△6シグナルプロシード、16ヒメサクラ 最高の舞台装置が整った、アンズチャンをイチ押し。とりわけ、東京1400メートルは<3300>と、完璧な内容。コンスタンに上り35秒台で走る決め手も、メンバー有数。前走のウオッカカップは8着と不発に終わっているが、1600メートルだから仕方ない。昇級緒戦で着差も0秒7なら、メドは立った。十八番のこの条件なら、ベストパフォーマンスを披露してくれると確信する。相手は、もう1頭の3歳馬ロードヴォルケーノ。1400メートルは、<3110>と、安定感抜群。好勝負必至だ。穴は、マックスガイ。東京はメンバー最多の4勝を挙げている巧者。上り馬のヒメサクラ、シグナルプロシードの先行力も侮れない。☆東京10R「南武特別」(芝2400メートル)◎5カナロア○12フェスティヴイェル▲3ダービーフィズ△10ジャングルクルーズ、13キネオペガサス 今春の2回東京競馬・ダービースタリオンS(芝2400メートル)でこの条件を快勝している、カナロアの実力を素直に信頼したい。近2戦は2着、3着に終わっているがレースのアヤだから悲観することはない。前走後は、山のようなケイコを積み万全と言える出走態勢が整っており、久々でも能力全開は間違いない。相手は、3歳馬のフェスティヴイェル。昇級以降、2着、3着と地力強化の跡を示しており、ここも好勝負に持ち込みそう。逆転候補は、ダービーフィズ。気性難を出さなければ、アッサリ勝たれて不思議はない実力の持ち主だ。他では、まだ底が割れていない3歳馬のキネオペガサスと、上り馬ジャングルクルーズをマークしたい。☆東京9R「からまつ賞」(芝1400メートル)◎8ショウナンアデラ○7ダイトウキョウ▲12アンブリカル△6ラタナキリ、9ファインライナー 素質馬のショウナンアデラで、もう一丁いける。好位3番手からメンバー最速の差し脚で0秒2差突き抜けた、前走の勝ち内容は秀逸だった。昇級戦とはいえ、新馬戦で先週のデイリー杯2歳S3着馬ナヴィオンと、クビ差2着の接戦を演じている比較から、ここは即通用するだろう。相手は、ダイトウキョウ。オープン特別の前走は5着に終わっているが、初めての1800メートルが響いたことも確か。着差も0秒4なら巻き返しは十分可能。適鞍を得て反撃必至。この2頭に迫るのは、アンブリカル。前走はハナ差2着と涙を呑んでいるが、メドは立った。好調のファインライナー、ラタナキリの両馬も展開が嵌れば一角崩しがありそう。☆京都11R「アンドロメダS」(芝2000メートル)◎1エックスマーク○11ダコール▲5ヒュウマ△2セイルラージ、4トウカイパラダイス 休み明け3戦目で走り頃の、エックスマークにチャンス到来。新潟記念は太目残りが響いて8着(0秒5差)に終わっているが、2戦目のアイルランドTは2着と変わり身を示し、ここに大きく望みをつないでいる。ハンデも55キロと手頃だし、差し切りが期待できる。相手は、ダコール。得意の京都内回り2000メートルなら好勝負に持ち込みそう。穴は、上り馬のヒュウマ。逃げ粘りのシーンが見られそう。この後に、コース巧者のセイルラージと、意外性を秘めたトウカイパラダイスが続く。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2014年11月21日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/22) アンドロメダS
京都11R アンドロメダS◎エックスマーク 時おり善戦はするものの、なかなかGIIIの壁を越えられない伸びしろの少ない面子のオープン特別。しかもトップハンデが56キロという定量戦よりも軽い斤量。活きの良い3歳馬もおらず、こう言っては失礼だろうがワクワク感に乏しい…そういった戦いが予想される。 重賞ではワンパンチもツーパンチも足りないメンバー構成であり、なかなか軸馬が決めにくいのだが…3走前から着用しているチークピーシーズの効果で成績が安定してきたエックスマークを本命視。良い脚を長く使えるので内回りコースで早目にスパートをかけるような展開になっても対応できるだろう。 相手本線には、重賞でも安定して掲示板をキープするダコールを。春から使い詰めで臨んだ新潟記念では、直線での不利もあり二桁着順に敗れたが、一息入れて立て直しており走れるデキ。京都も3勝2着2回と得意にしている。以下、カシオペアS組から一叩きして上昇の見込めるセイルラージ、末の切れるマックスドリームも展開が向けば圏内。馬連 流し(1)-(2)(3)(11)3連複 軸1頭流し(1)-(2)(3)(11)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2014年11月21日 15時00分
プロ野球トライアウトで前DeNA勢に熱視線 現役選手であり続けるために躍動
11月9日、2014年の『第1回12球団合同トライアウト』が静岡県草薙球場で開催された。 今年は投手34人、野手25人の計59人が参加。会場では例年以上に独立リーグの編成担当者の姿が多く見受けられた。北陸・上信越地区で活動してきた『ルートインBCリーグ』に来季は埼玉、福島の球団が加わり、8球団2リーグ制となる。チーム数、試合数が増えれば、既存の6球団も選手数の増員をしなければならない。群馬ダイヤモンドペガサス(ルートインBCリーグ)のシニアディレクターに就任したアレックス・ラミレス氏も視察に訪れていた。 「受験選手はNPB復帰を目指しています。スカウティングの優先順位もNPBにあると思います。NPBのスカウティングが終わるのを待ってからになると思いますが、わたしたちもきょうの調査報告をまとめ、動き出したいと思っています」 ラミレス氏はトライアウト終了後の囲み会見に応じ、そう話していた。 また、今年のトライアウトは例年以上に「レベルが高かった」(米スカウト)という。その証拠に、ベンチ裏でこんな声も聞かれた。 「使える奴、いっぱいいるじゃん!」 トライアウトは12球団が立ち回りで担当となり、ブルペン捕手やトレーナー、フロント職員を派遣する。今年はそれを巨人が務めたのだが、次年度も契約を交わす現役投手のボールを捕ってきたブルペン捕手陣がそう言うのだから、受験選手たちにこれ以上に心強いエールはないだろう。 NPBを含め、各スカウトが注目していたのはDeNAを解雇された投手たちだった。10月3日にDeNAは11人の投手に戦力外を通告した。高田繁GMは「ファームでの登板機会はドラフト上位の若手や1軍からの再調整組がどうしても優先されるからね。これだけ(投手の人数が)多いと…」と、アンバランスな選手構成を嘆いていた。投手難に泣かされた旧ベイスターズ時代の負の遺産とも言える。そんな煽りを受けて解雇された投手の中で、ネット裏のスカウト陣が表情を一変させた選手がいた。陳冠宇(24=左投左打)である。実績のある藤井秀悟(37)、小林太志(31)に対しても、「まだ使える」と見たスカウトも多かった。 まだ23歳でDeNAから戦力外になった左腕の真下貴之はこう語っていた。 「今年の6月くらいから全然投げさせてもらえなくて…。こうなることは何となく分かっていました。でも、下を向いていても始まらないし、むしろ吹っ切れたというか、きょうに至るまでの約1カ月、前を向いて練習することができました」 その他のDeNAを解雇された伊藤拓郎(21)、冨田康祐(26)、旧ベイスターズ最後の1位指名投手の北方悠誠(20)も前向きな気持ちを語っていた。若い投手には覚醒するまでの“啓蟄(けいちつ)の時間”も必要なのだ。 ベテランの藤井の言葉が興味深い。藤井は自身の登板前に投げた江尻慎太郎(37=福岡ソフトバンク)と自分のことを引き合いに出して、『トライアウトとは』を説明してくれた。 「彼が(投手の)良い流れを作ってくれて、その後に出た自分がフォアボールを出しちゃって。バッターも打ちたいはずだし、自分はちゃんと腕を振って投げられるというところをアピールしたつもりですが、こういうテスト形式のルールもあって。でも、選手の側は与えられたチャンスのなかでアピールするしかなくて」 トライアウトは『カウント1ボール1ストライク』から開始する。投手に与えられたチャンスは『対バッター4人』。この限られた対戦のなかで、藤井のような先発タイプの投手が持ち味を発揮するのは難しい。彼らに野球が続けられる機会がまた与えられればいいのだが…。(スポーツライター・美山和也/写真・佐藤基広)
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芸能 2014年11月21日 14時30分
向井理と国仲涼子が結婚 交際に2年かけ用意周到ゴールイン
俳優の向井理(32)と女優の国仲涼子(35)が、年内にも婚姻届を提出することが明らかになった。 初めて交際が報じられたのは2012年10月の湘南の七里ヶ浜デートだった。レストランでランチを楽しんだあと、大型家具センター『IKEA』でお買い物。買った物はシーツとベッドだったと伝えられた。しかし、向井は記者会見で「(交際は)無いです。レストランにはスタッフもいましたよ。それをデートと言われたんじゃ」 と全面否定していた。 二人はドラマ『ハングリー!』の共演で出会って意気投合し、その後に交際がスタート。前述のように一度は否定したが、交際は続いていた。向井が引っ越しをしたばかりのマンションに、国仲が入っていったというのだ。13年1月、マンションの近くに駐車場に車を停めた国仲は、人目を気にしながら向井の家に向かう。向井が帰宅したのは3時間後だったというから、合鍵を持っていたのだろう。翌朝、向井が仕事のために家を出る。それから遅れること4時間後に国仲もマンションを後にしたという。 当時、国仲サイドは向井の家に泊まったことを認めたが、「他にも友達がいた」と、あくまでも友人の一人だとコメントした。 また、国仲は大の犬好きとして知られ、愛犬と共に生活している。そして、向井が引っ越した先のマンションはペット可だった。向井がペットを飼っていたという話は聞いたことがない。それゆえに、新しいマンションは国仲と愛犬との生活のために向井が引っ越した、とも囁かれた。 そして、このお泊まりデートが報じられて以降、メディア上に二人の話題が挙がることはなくなった。だが、ツイッターでは二人の目撃情報が書き込まれていた。今年9月には「今、横浜赤レンガのスピッツのライブ会場にいるんだけど、向井理と国仲涼子を見た! ビックリ」と、投稿され、ファンの間で「まだ付き会っていたんだ」と話題になった。 「私たちの間では、二人はすでに同棲していると噂になっていますよ。ストイックなところがあった彼だけど、最近は穏やかになっている。これも恋が順調だからでしょう。結婚も近そうだ」(ドラマ関係者) さらに、今年の10月24日に向井は8年間続けてきた自身のブログを終了させている。 「ブログを閉鎖したことは事実ですよ。これから結婚することになれば、ブログを読んでくれるファンには報告しなければならない。その手間を省いたのかな」(女性週刊誌記者) 国仲の過去の恋愛が破局したのは、いずれも交際相手の女性問題が原因だった。 「いまの向井の目と心は、国仲にしか向いていない」(ドラマスタッフ) 話題にならないように、それでいて用意周到に結婚への準備を進めていたようだ。
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社会 2014年11月21日 12時00分
サンゴ密漁中国船は海上民兵! 防衛省が厳重警戒する12・13尖閣上陸(1)
中国漁船が小笠原諸島(東京都)近海で繰り広げるサンゴの密漁問題。国際的にも批判を浴びるこの卑劣な行為が、我が国を窮地に追い込みだしている。 ご存じの通り、同問題が幕を開けたのは今年9月中旬のこと。中国国内で魔除けに珍重され、高額取引される赤サンゴを狙い、春先から小笠原諸島近海には中国漁船が出没していたが、これが倍増。海上保安庁が大慌てとなる事態が勃発したのである。 「海保は、10月5日に小笠原諸島の父島沖で、サンゴを密漁していた中国漁船の船長を逮捕。13日には近海に46隻の漁船がいることを確認したと発表し、大型巡視船を派遣した。ところがその後、漁船がさらに増殖し、10月末には200隻を超えた。台風20号の影響で一時は領海から退避したものの、波が穏やかになるとまたぞろ200隻近くが接近。海域で卑劣な密漁を始めたのです」(社会部記者) この不測の事態に、安倍政権は大激震。西川公也農水相が外国漁船の密漁における罰則の大幅引き上げを唱える一方、閣内では自衛隊を投入させる法案の策定までが叫ばれているのだ。 政治部記者がこう話す。 「200隻を超える漁船を拿捕するためには、現在4隻前後の海保の巡視船や航空機、人員を大幅増強しなければならない。国会議員や国民からは自衛隊の投入論が叫ばれているが、これも法改正しなければ実現不可能なのです。そのため、未曽有の事態に直面した安倍首相は、内々に法案の早期策定を示唆したといわれているのです」 もっとも、同問題は我が国にさらなる“危機的状況”をもたらしているという。 中国漁船による密漁は、巷間「一攫千金を狙う漁民の蛮行」と伝えられているが、実は水面下では中国軍の関与が濃厚とみられ、永田町や防衛省、自衛隊中枢が緊迫の度合いを深めているのである。 海上保安庁の関係者がこう明かす。 「理由の一つは小笠原近海に結集する中国漁船の装備にある。一見、漁船は赤さびの浮いたボロ船に見えるが、実際は高炭素鋼鉄製で鋼板の厚さは、17ミリから24ミリ。体当たりされれば日本の民間漁船はもちろん、軽合金製の海保の船もひとたまりもない強靭装備で、明らかに軍が使用していた廃船なのです。また、漁船の大半が遠洋航海用のレーダーを装備しているが、中国でこのレーダーを装備できる船は全て海軍管理下にある。この点にも軍との接点が見受けられるのです」 また、防衛省の関係者もこう話す。 「大半の漁船は浙江省と福建省から出撃したと伝えられるが、浙江省には東シナ海での海戦時に主力部隊となる東海艦隊が置かれている。しかも、浙江省から小笠原は片道2000キロ。往復で300万円前後の燃料費がかかり、航海中の乗組員の給料や他の経費を合わせると日本円で3600万円前後もかかるという。サンゴを大量に水揚げできれば1億円程度になるといわれているが、全ての船が密漁できるわけではない。そのため、今回の行動はカネも人も中国軍部の息が掛かったものと防衛省は確信している。海保の船が近づいても恐れないところなども、中国特殊部隊の姿勢を髣髴させるのです」