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アイドル 2015年04月30日 11時45分
「ハロー!プロジェクト」に新アイドルグループが誕生
「ハロー!プロジェクト」に29日、新ユニット「つばきファクトリー」が結成されたことが発表された。 同グループのメンバーは、小片リサ、山岸理子、岸本ゆめの、新沼希空、谷本安美、浅倉樹々の6人。公式HPには、「ユニット名の“ファクトリー”には、Berryz工房のスピリットも受け継いでいってほしい、という想いが込められています。 今後とも、つばきファクトリー、ならびにハロー!プロジェクトの応援、よろしくお願いします」と発表されている。
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アイドル 2015年04月30日 11時45分
長澤栞里奈 1年でバストサイズがDカップからFカップになりました!
アイドルグループ・課後プリンセスの妹ユニットの放プリユース(仮)として活動中の長澤栞里奈が、1stDVD『見習いプリンセス』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、29日、都内で行われた。 撮影は昨年4月にバリ島で行われたのだが、この時のバストサイズはDカップだったそうだが、1年経った今ではFカップにまで成長したそうだ。バストはまだまだ成長していて、もし次のDVDを出せるなら、その時にはIカップになってればと密かな願望を聞かせてくれた。 そんな胸が一気に成長したことが話題になってしまったDVDだが、肝心な内容について聞いてみると「ネコになりきってカメラを追いかけたり、花に囲まれてセクシーな一面を見せたり、黒い水着を着て大人っぽい私を撮ってもらったりと色々な私が見れるので、いい感じに仕上がっています」と説明した。 普段はアイドルグループとして歌って踊っているので、いつもと違うことも多いと思うので、いつもの自分と違うところについて聞いてみると「ジャケットにもなっている花に囲まれているシーンですね。いつもとはかなり違った大人っぽい面が出ていますので、ここは見どころだと思います」と話した。 セクシーなシーンもこなして、頑張った感じもしっかり伝わるが、普段のアイドルグループでの活動とは考え方も違うと思うので、グラビア的なチャームポイントはどこなのか聞いてみると「横乳ですね。最初は胸が水着の中に入らなくて嫌だったんですけど、逆の発想でグラビアをやる時は、これをチャームポイントにして出していこうと思っています」と説明した。 アイドルグループとしても人気も上々で、さらにグラビアデビューも果たしたことで、今後は多方面から注目が集まりそうなので、大きな期待が持てそうだ。
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レジャー 2015年04月30日 11時45分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(番外編(6))
今週の狙い馬。5月2日(土)京都9Rあやめ賞に出走予定のヤマニンマンドール。未勝利勝ち後の3戦は精彩を欠いていたが、休み明け初戦の前走は、苦手な重馬場ながらも最後までしっかり伸びて3着。良馬場ならと思わせる走り。今度は開催2週目のグッドコンディションでレースが出来そうな上に叩き2走目。今度も勝ち負け。 もう一頭の狙い馬。5月2日(土)東京11R青葉賞(GIII)に出走予定のティルナノーグ。ここ3戦は精彩を欠いているが、デビューからの2戦は圧巻の走り。特に2戦目の紫菊賞では、追い出されてからグッと沈み込み33秒1の脚で差し切り勝ち。グッと沈み込むフォームは、並みの馬では出来ない走り。休養効果で良い時の状態に戻っていれば巻き返しの可能性十分。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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社会 2015年04月30日 11時00分
長期政権を狙う日産ゴーン社長 筆頭株主との軋轢噴出!
日産・ルノー連合の前途に、突如として暗雲が漂ってきた。 両社は昨年、研究開発や生産・物流、人事などで提携関係を強化するなど合併・統合を前提にした“事実婚”に踏み込んだ。要は日産に43.4%出資する親会社ルノーによるグリップ強化である。そのルノーで今、想定外の事態が生じている。同社株の15.0%を保有する筆頭株主のフランス政府が、4月30日に開催する株主総会を前にカルロス・ゴーンCEO(兼日産社長)の経営方針に反発し、真っ向から挑戦状をたたき付けたのだ。 日本の大手メディアは沈黙しているが、注目すべきはその理由である。 フランスでは昨年の法改正で、株式を2年以上保有する投資家には株主総会で否決されない限り、2倍の議決権が与えられる。むろん、1株1議決という従来の制度を維持することも可能。ルノーの株主総会には現行制度維持を求める会社側の案が提出されている。 これに反発するフランス政府は約1600億円の大枚を投じてルノー株を買い増し、保有比率を19.7%まで引き上げ、会社側案の可決を阻止する行動に打って出たのだ。 確かに、ルノーのゴーンCEOとフランス政府は労務対策などをめぐって派手な確執を演じてきた。とはいえ今回の敵対行動は突出する。その背景には、一体何があるのか。 ルノーは昨年12月決算で2565億円の最終利益を確保した。前年比3.2倍の大幅増益である。しかし、日産からの持分利益(約2100億円)がなければ辛くも黒字を確保したにすぎない。それどころか、前年までは実質的な大幅赤字の連続だった。日産・ルノー連合のウオッチャーは冷ややかだ。 「ゴーンさんは去年の総会で再任され、2018年までCEOを続けることが承認された。その際、フランス政府は『日産によるルノー支援を徹底すべし』との条件を突き付けている。日産との提携強化は、その布石に他なりません。今回、総会で対決色を鮮明に打ち出したのは『日産サイドに気兼ねせず、早く完全統合に踏み込め』というアピールですよ」 前述のようにルノーは日産に43.4%出資しているが、一方で日産はルノーに約15%出資し、フランス政府に僅差で及ばないが、それでも大株主2位である。もしルノーの総会で2倍の議決権を与える案が可決されれば、日産の議決権も約30%に達し、一気に発言力が増す。これを阻止する切り札が『1株1議決権』の死守だといえば話は早い。 「ゴーンさんもフランス政府の魂胆は十分承知している。だけど日産の社長を兼務する本人は、角を矯めて牛を殺す行為までは踏み込めない。ルノーが日産支援に乗り出した当時と違って、今のルノーは全てが日産頼み。もし日産に万一のことがあれば、ルノーは間違いなく破綻です」(担当記者) 問題は日産の経営だ。同社は2月9日、北米市場が好調であることなどを理由に今年3月期の業績見通しを上方修正した。しかし、証券アナリストは今後に懐疑的だ。 「世界最大の北米市場で日産は年々シェアを拡大しており、担当役員は目標に掲げるシェア10%達成が視野に入ったとして“ホンダ超え”に自信を見せている。日本勢としてはトヨタに次ぐ第2位躍進を意味しますが、その裏では業界平均を大幅に上回る販売奨励金を惜しげもなく注ぎ込み『ディスカウントセール』と皮肉られている。シェアを追う余り“たたき売り”にまい進すれば利益率は大幅に低下します」 北米だけではない。日産にとって中国は世界販売の2割を占める主戦場の一つだが、いまやジリ貧が続いている。反日感情に加えて、大変な誤算もある。ゴーンCEOは自分の地位を脅かしそうな実力者を次々と外部に追放してきたことで知られるが、その1人がプジョーシトロエングループのトップに就任し、よりによって日産と提携している東風汽車と提携した。結果、東風汽車が日産と距離を置き始めたのだ。揚げ句に3月の『消費者デー』では恒例となった国営テレビの特番で修理対応のまずさがヤリ玉に挙がる始末。これでは中国での市場奪回作戦が空回りする。 「鳴り物入りで投入した電気自動車『リーフ』だってHVの後塵を拝したばかりか、究極のエコカーの座を燃料電池車に奪われている。日本では『コストカッター』で鳴らしたゴーン社長の賞味期限がとうに切れていますが、本人はそのことに全く気付いていない。日本でも後釜を狙いそうな人物をパージしたことから、日産幹部連中は陰で『さっさと辞めてくれないか』と真顔で囁き合っていますよ」(前出・ウオッチャー) その声ははるか海を越えて、フランス政府首脳の耳にも届いているようだ。
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芸能 2015年04月29日 16時00分
ハーフ会を隠れ蓑 会長・ベッキーと副会長ウエンツ瑛二「熱愛」情報(1)
「芸能界を牛耳っていた小泉今日子率いる最大派閥『小泉会』の勢力を超えてしまった」(テレビ局制作スタッフ) と囁かれているのが新派閥『ハーフ会』だ。 会長・小泉今日子の熱愛発覚、副会長とされる米倉涼子の離婚問題など『小泉会』メンバーの下半身関係はかまびすしい。 この混乱に乗じてではなかろうが、『ハーフ会』は会長のベッキー(31)を筆頭にローラやSHELLY、マギーにダレノガレ明美、トリンドル玲奈、ホラン千秋…。さらには、ウエンツ瑛士(29)やユージ、ハリー杉山、JOY、城田優などなど、今やバラエティー番組に欠かすことのできない人気者ばかりがズラリ名前を連ねているのだ。 参加条件はハーフの芸能人であること−−。 「基本活動は飲み会。そこで会長のベッキーに気に入られれば、レギュラー番組のスタッフにハーフ会メンバーを推薦してくれるんです。いい話ばかりではない。ちょっと厄介なのがメンバー同士の恋愛が、完全NGなこと。下手をすればタレント生命を失うんです」(現メンバー) ハーフ会メンバー同士の“恋愛ご法度”は業界でも知る人ぞ知る話。会長であるベッキーの発案だったという。 「当然、肉体関係はもちろんのこと、口説いてもダメ。この恋愛禁止法度を破れば、メンバー資格を失いハーフ会メンバーとの共演が完全NGになる。ある意味、タレントとして干されることを意味する怖い掟ですよ」(放送作家) もっとも、この恋愛禁止法度を自ら破ってしまったとされるのが、会長のベッキー。同会副会長を務めるウエンツ瑛士と裏ではラブラブ、デレデレの関係だというのだ。 「元々、2人はハーフということもあり気心が知れた仲だった。多くのバラエティー番組でも共演している。普段からあまりに仲がいいため、交際疑惑がスタッフの間で噂されたことが何度もあったんです。でも、その度に『EXILE』の眞木大輔や『NEWS』の手越祐也、お笑いコンビ『オードリー』の若林正恭らと付き合っているという話が出てくる。だから、てっきりウエンツは親友の一人なのかと誰もが信じ込んでいたんです」(事情通) バラエティー番組でベッキーやウエンツと頻繁に顔を会わせるキー局ディレクターも2人の関係については「友達以上、恋人未満」と証言するほどだ。
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芸能 2015年04月29日 15時30分
お笑い業界ネクストブレイク2015 「ピスタチオ、ゆんぼだんぷ」
日本エレキテル連合が、「ダメよ〜、ダメダメ」と言いまくっていたかと思うと、今は8.6秒バズーカーが「ラッスンゴレライ」と踊り、クマムシが「あったか〜いんだからぁ」と歌う。お笑いの変遷は、とかく著しい。そこで、今年上半期、もしかすると露出が増えるかもしれない原石を2組、ピックアップしよう。 まずは、すでに“白目漫才”がスマッシュヒットしている、ピスタチオ。きっかけは、昨年に放映された『アメトーーク』(テレビ朝日系)の“ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリオ”。山崎弘也とFUJIWARA・藤原敏史が、パクリたいと思う若手芸人を選び、その場で真似る好評企画だ。昨年は、クマムシがその名を広めるきっかけとなった。さらに、おぎやはぎが司会を務める『オサレもん』(フジエレビ系)も、大きく後押しした。 今では、白目+キモおもしろいことが知れ渡っているが、最近になって注目されたのは、伊地知大樹の過去。伊地知は、東京イチの歓楽街・歌舞伎町の元ホスト。春風亭嵐の源氏名で5年間務めあげ、No.1に上りつめた。最高時の月収は、400万円。俗にいう“太い客”もつかんでいたようだ。 次に紹介するのは、“疲れた現代人に癒しの音を届ける”がコンセプトの、ゆんぼだんぷ。まずは、デブで優しい声の持ち主・カシューナッツが、「まるで鏡のような水面に、雨のしずくが1滴落ちる音」と説明。次の瞬間、脂肪がたっぷり乗った相方・藤原大輔と自分の腹に水滴を吹きかけ、互いが正面を向きあって、腹を「ポン」とくっつける。このときに聴こえる音が、まさにしずく。風流そのものなのだ。 ほかにも、スコッチウィスキーの樽の栓を開ける音を、腹の脂肪を筒で吸い込んで鳴らしたり。深雪の上に体ごと飛びこむ音を、腹に泡のスプレーを塗りたくり、互いが抱きあって鳴らしたり。出っ腹というマイナスポイントを逆手にとって、ネタに昇華させた最たるコンビだ。 次回も引き続き、ネクストブレイクを予兆させる2組を紹介しよう。
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芸能 2015年04月29日 15時00分
高身長女子アナが縦にも横にも巨大化 大食らいキャラでマニア受け狙いか
TBSのでかい女子アナ、林みなほアナ(25)の巨大化が止まらない。 2012年入社の林アナは身長170センチで、高校時代にチアダンス、大学時代にゴルフ部に所属し、鍛え抜かれたスレンダーボディーだった。しかし、最近はどんどんと肥大化。いまや、『みなほ』ではなく、胴体がビア樽のようだということから『たるほ』というあだ名がつくほど、二重アゴやおなかが目立つようになってしまった。 「根っからの大食いで、社員食堂でも『ダイエットのために納豆そばを食べるんです』と言ってる割には、大盛や特盛を注文している。そりゃあ、太りますよ。そもそも入社当時にスレンダーだったのは、入社試験時に10キロものダイエットをしていたから。入社したあとに元に戻っただけの話なんですよ。社内では『林は詐欺』との声も出ています」(TBS関係者) ぽっちゃり系が好きな女子アナウォッチャーたちも「さすがにちょっとはダイエットしてくれ」と悲鳴を上げている。だが、林アナ本人はお構いなしだ。 「これまでラジオ中心だったのが、4月から朝の情報バラエティー『白熱ライブ ビビット』の食レポ担当。しかも、元高見盛の振分親方と一緒です。太るのが止まらないなら、日テレの水卜麻美アナのように、“大食い女子アナ”として売り出そうということになったのでしょう。もともと太りやすい体質で、すぐにむちむち。入社時にFカップだった胸は、Gカップへと成長してます。一部では『バスト100センチを超えたんじゃないか?』と言われています」(同関係者) バスト100センチ疑惑とは尋常ではないが、それは身長が170センチを超えているため。体全体の体積がでかいのだ。 「しかも、いまだに身長は伸びているらしく、現在は172センチという話もあります」(同) それにしてもTBSには高身長アナが多い。小倉弘子アナは174センチ、青木裕子元TBSアナは173センチ、小島慶子元TBSアナは172センチ、小川知子アナは170センチ、そして林アナが自称170センチ。TBSは高身長女子アナのトップクラスをほぼ独占している。 ちなみに高身長アナのナンバーワンはフジテレビの森本さやかアナで177センチだが、その下にはTBS系がずらりだ。 「TBSは昔から『報道のTBS』のプライドで、女子アナの声質もこだわるんです。必ずラジオのレギュラーを持たせますし、ナレーターやニュース読みを最優先させます。見た目がアイドル系の女子アナよりも、とにかく声質重視。そうすると、落ち着いた声質の女子アナが揃う。人体工学上、身長が高いと低い声、つまり落ち着いた声になりがちなのだそうです。だから、高身長の女子アナが増えるというわけです」(ラジオ広告代理店関係者) その高身長のアナの一人が林アナ。しかも、170センチオーバーで大食いとなると、とてつもない巨体だ。 「世の中には『GTSフェチ』というジャンルがあるんです。ジャイアンテスフェチ、つまり、巨大な女性フェチがいるんです。大きな女性にプチッと踏み潰されることを妄想して、性的興奮を味わうタイプです。林アナはそんなフェチたちの間の救世主なんです」(女子アナウォッチャー) 身長が高くて太い体。かつては敬遠されがちだったが、男性の草食化もあいまって需要が増えているのかもしれない。
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芸能 2015年04月29日 14時05分
売れる前にヘアヌードを披露していた朝ドラ『マッサン』の主演女優
NHKの連続テレビ小説「マッサン」でヒロイン・エリーを演じた米女優のシャーロット・ケイト・フォックスが、来日前に出演した米映画「誘惑のジェラシー」(チェイス・スミス監督)でヘアヌードを披露していることを発売中の「週刊現代」(講談社)が報じている。 同作はアメリカ南部の小さな町を舞台に、兄弟2人と3人の女性たちの愛と嫉妬が複雑に交錯する物語。シャーロットは都会から田舎に流れる着いたブロンド美女役で、まだ無名ながら、全裸シーンや濃厚なSEXシーンを披露。同作が5月29日に世界に先駆けて日本国内でのDVD発売が決定し、その場面写真の一部を袋とじで同誌に掲載。 シャーロットは主役の兄弟とからむ準主役級だが、日本版のジャケットでは堂々の主役級扱い。写真をみる限り、バストトップは小ぶりながら、乳輪は小さめで日本人が好みそうで、シャーロットのファンは「マッサン」での、あまりのギャップに衝撃を受けそうだ。 「日本でも真木よう子や尾野真千子ら今をときめく女優が売れる前に脱いでいる。昨年の初めまでに撮影されたというが、シャーロットはまだまだ無名。当時から物怖じしない性格だったようだが、『必要なら脱ぐ』という姿勢は売れる女優の条件。NHK的にも『マッサン』の放送が終了しているので問題はないだろう」(映画関係者) マッサンのヒロインを射止め、まさに“ジャパニーズドリーム”をつかんだシャーロットだが、今年10月には米ブロードウェーで上演される「CHICAGO」で堂々主役を演じ、12月には日本公演も予定。 国内では「イオングループ」のCMに出演中で、29日発売の「ゴンドラの唄」で歌手デビューが決定するなど、本人が日本を拠点にしての活動を希望しているだけに、今後もオファーが殺到しそうだ。
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社会 2015年04月29日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第123回 おカネと経済力(前編)
長期にわたるデフレーションが続き、日本国民はすっかり「おカネ至上主義」に陥ってしまった。 実は、経営(ビジネス)はともかく、国民「経済」においておカネの優先順位はそれほど高くないのだが、誰もそうは考えなくなってしまった。 おカネこそすべて。おカネが大事。そう思っているからこそ、日本国民は財務省から垂れ流される「国の借金プロパガンダ」に騙され、真の意味の「日本の経済力」がデフレで痛めつけられていくのを放置し、自らも貧困化しているわけである。 というわけで、今回は「おカネの正体」「経済力の正体」について書いてみたい。まずは、おカネとは何なのだろうか。 ハッキリ言うと、おカネとは「債務と債権の記録」なのである。読者がおカネを保有しているとは、もちろん「債権がある」という話だ。 とはいえ、読者がおカネという「債権」を持っているということは、反対側に必ず読者に「債務」がある誰かがいることになる。 読者の財布に入っている現金紙幣(1万円札など)という債権(資産)は、日本銀行の債務(負債)である。実際、日本銀行のバランスシート(貸借対照表)を見ると、左ページの図(本誌参照)の通り約98兆円の現金が「負債」として計上されている。 さて、読者が近所の店舗で1万円の商品を購入したとしよう。代金を支払う前、つまりは1万円の商品を読者が受け取った“瞬間”は、 「店舗が読者に1万円の債権を保有している」 「読者は店舗に1万円の債務がある」 という関係が成り立つことになる。 というわけで、読者は財布の中から「読者の債権=日本銀行の債務」である1万円札を取り出し、代金を支払う。 つまりは、 「読者が店舗に対する1万円の債務を、日本銀行に対する債権で弁済した」 というプロセスが進んだことになる。 元々は読者が保有していた「対日本銀行の債権(=1万円札)」は、今度は「店舗が日本銀行に保有する債権」となった。 イギリスのエコノミストであるフェリックス・マーティンは、自著『21世紀の貨幣論』において、おカネとは「貨幣単位」「記録システム」「譲渡可能性」という三つの基本要素からなる社会的な技術と結論づけている。 先の例でいえば、「円という貨幣単位」「債務債権を記録するシステム」そして「日本銀行への債権が譲渡可能であること」と、マーティンのおカネの基本要素が全て満たされていることがわかる。 逆に言えば、それら三つの基本要素が満たされているならば、現金紙幣以外もおカネになりうるのだ。というよりも、実際に我々は現金紙幣以外のおカネを大量に使っている。 例えば、銀行預金だ。銀行預金とは、読者にとっては「銀行に対する債権」になる。 当然、銀行にとっては「読者に対する債務」でもあるわけだ。債権者が存在した時、反対側に必ず債務者がいる。 読者が、同じ店舗で5万円の買い物をしたとしよう。5万円分の商品を受けとった瞬間は、「店舗が読者に5万円の債権があり、読者が店舗に5万円の債務がある」という状態になる。 読者はデビットカードを使い、銀行預金から代金を支払った。 読者が銀行に保有する5万円分の債権で、店舗に対する5万円分の債務を弁済したわけだ。読者の銀行に対する5万円の債権(預金)は、店舗の債権へと姿を転じる。 これらを理解すると、「支払手形」もまた、譲渡性があるならば“おカネ”の役割を果たし得ることに気が付くだろう。 例えば、読者が「1年後に10万円を支払う手形(支払手形)」で10万円分の買い物をしたとする。読者の債務が、人々の買い物の支払いに使用され、つまりは「債務が譲渡」されていった場合、これは普通に“おカネ”の条件を満たしてしまうのだ。 ところで、おカネとは債務と債権の組み合わせである以上、「債務を生み出さない形で、債権(おカネ)を生み出す」ことは、本来は不可能である。 だが、この世には一つだけ、「債務発生」なしでおカネを生み出すことができる存在があるのだ。もちろん、独自通貨国の「政府」である。 実際、日本政府は現時点で自らの債務にならない形で“おカネ”を発行している。すなわち、読者の財布に入っている「硬貨(コイン)」である。 1円玉、10円玉などの硬貨は、保有者の債権ではあるものの、誰の債務でもない。 資産としてバランスシートの借方(左側)に計上されている硬貨と「対」になる貸方(右側)の債務は存在しない。借方の硬貨と「対」になる貸方は、政府の純資産なのである。 バランスシート上の「純資産」とは、これは企業会計でも同じだが、損益計算書上の「最終利益」が蓄積されたものだ。政府はおカネを発行することで、無から利益を発生させ、バランスシートの純資産として積み上げることが可能な存在なのである。 おカネの発行利益のことを、シニョリッジ(通貨発行益)と呼ぶ。シニョリッジとは、フランス語で「封建領主」を意味するシニョールに由来する。 さて、まとめるが、おカネの正体は「債務と債権の記録」であり、かつ政府は「債務」にならない形でおカネを発行することができる。これらを理解すれば、「経済力」と「おカネの量」が必ずしもイコールにならないことがわかるだろう。 経済力とは、何なのだろうか。次週、明らかにする。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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アイドル 2015年04月29日 14時00分
X21 アルバム発売イベントで夢は「ドームツアー」と語る
28日、アイドルユニットのX21がファーストアルバム『少女X』の発売イベントを都内で行った。 今回のアルバム発売に関してメンバーの籠谷さくらは、「アップテンポな曲だったり、初めての失恋ソングなどいろんなX21が見られるアルバムになっています」とコメント。また、今後の目標については泉川実穂が、「全国ドームツアーを将来的にやってみたい」と大きな夢を語った。 デビューから早くも2年目となり、最近のメンバー間の関係について山木コハルは「仲良くするだけではなく、最近は意見をはっきり言えるようになった」と語った。最近は個々での活動も目立つということで、リーダーの吉本実憂は「私たちもデビュー2年目。今年は特徴を生かし、個々の仕事も増えるので活動の幅を広げていきたい」とさらなる躍進を誓った。 そんな吉本は、メンバー中最年長でありながら、他のメンバーから「妹って感じ」とイジられていた。しかし、この関係性がなんでも言い合い、成長しあえる環境を提供しているようで、最年少メンバーの井頭愛海は、「年を意識することは全然ないです。皆(全日本国民的美少女コンテストの)同期なので」と話し、他のメンバーも「(上下関係)ないない!」と口を揃えていた。(斎藤雅道)
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