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お笑い業界ネクストブレイク2015 「ピスタチオ、ゆんぼだんぷ」

 日本エレキテル連合が、「ダメよ〜、ダメダメ」と言いまくっていたかと思うと、今は8.6秒バズーカーが「ラッスンゴレライ」と踊り、クマムシが「あったか〜いんだからぁ」と歌う。お笑いの変遷は、とかく著しい。そこで、今年上半期、もしかすると露出が増えるかもしれない原石を2組、ピックアップしよう。

 まずは、すでに“白目漫才”がスマッシュヒットしている、ピスタチオ。きっかけは、昨年に放映された『アメトーーク』(テレビ朝日系)の“ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリオ”。山崎弘也とFUJIWARA・藤原敏史が、パクリたいと思う若手芸人を選び、その場で真似る好評企画だ。昨年は、クマムシがその名を広めるきっかけとなった。さらに、おぎやはぎが司会を務める『オサレもん』(フジエレビ系)も、大きく後押しした。

 今では、白目+キモおもしろいことが知れ渡っているが、最近になって注目されたのは、伊地知大樹の過去。伊地知は、東京イチの歓楽街・歌舞伎町の元ホスト。春風亭嵐の源氏名で5年間務めあげ、No.1に上りつめた。最高時の月収は、400万円。俗にいう“太い客”もつかんでいたようだ。

 次に紹介するのは、“疲れた現代人に癒しの音を届ける”がコンセプトの、ゆんぼだんぷ。まずは、デブで優しい声の持ち主・カシューナッツが、「まるで鏡のような水面に、雨のしずくが1滴落ちる音」と説明。次の瞬間、脂肪がたっぷり乗った相方・藤原大輔と自分の腹に水滴を吹きかけ、互いが正面を向きあって、腹を「ポン」とくっつける。このときに聴こえる音が、まさにしずく。風流そのものなのだ。

 ほかにも、スコッチウィスキーの樽の栓を開ける音を、腹の脂肪を筒で吸い込んで鳴らしたり。深雪の上に体ごと飛びこむ音を、腹に泡のスプレーを塗りたくり、互いが抱きあって鳴らしたり。出っ腹というマイナスポイントを逆手にとって、ネタに昇華させた最たるコンビだ。

 次回も引き続き、ネクストブレイクを予兆させる2組を紹介しよう。

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