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スポーツ 2015年06月20日 14時00分
ペナントレース再開「隠し球」 広島カープ動く! 絶好の中継ぎ藤川球児獲得(1)
6月8日、独立リーグ・四国アイランドリーグplus、高知ファイティングドッグスへの入団会見−−。 「自分がバリバリ投げられるうちに、地元の子供たちに見てもらいたかった」 藤川球児(34)のこの郷土愛に、高知県民は大いに盛り上がった。チーム初合流となった13日、いきなりシート打撃に登板し、打者9人と対戦して「被安打1、与四球1、奪三振2」と、まずまずの内容を披露。“練習”にもかかわらず、約500人のファンがグラウンドに駆け付けた。チーム関係者によれば、「普段の100倍」とのことだ。 「最後のバッターにライト前に運ばれました。高めの甘い球でしたが、この1球は新しいチームメートに花を持たせた感じも受けました。独立リーグでやっている選手と、ほんの1カ月ほど前までメジャーにいた投手とでは、やはり力の差があり過ぎます」(地元紙担当記者) 藤川の郷土愛にウソはない。しかし、NPBつまりは“プロ野球”復帰の可能性は、むしろ高まったと見るべきだろう。 「独立リーグ行きを決めた理由の一つに、古巣阪神の説得失敗もあります。彼もこのまま独立リーグで終わるつもりはないでしょう」(球界関係者) 藤川の高知入りに至るまでの経緯には、不可解な点が多い。まず、テキサス・レンジャーズから事実上の戦力外通告を受けたのは、5月17日(現地時間)。その後、ウエーバー公示されたが、獲得の意思を示す米球団は現れず、日本球団との交渉も可能となった。 「古巣阪神の反応は早かったですよ。特命を受けた現地関係者が藤川との接触に成功し、帰還に関する条件も聞き出しています」(在阪記者) また、国内では藤川の代理人を務める人物とも接触。前向きな回答は得られなかったが、この時点で「藤川は阪神に帰ってくる」と思ったファンも多かったはず。 「'14〜'15年のオフ、実は巨人渉外担当者が藤川の獲得に動いていました。シカゴ・カブスからレンジャーズ入り後もメジャー昇格の厳しい競争にさらされ、巨人だけでなく、横浜DeNAもその推移を見守っていました」(前出・関係者) 6月1日に高知入りが発表されたわけだが、その際、本誌は水面下の興味深い情報をキャッチした。 「藤川サイドから売り込みがあったんですよ。5月25日、電話で『入団は可能か?』と。大慌てでしたよ」(四国リーグ関係者) 藤川の代理人は高知に売り込みをする一方で、阪神首脳陣とも会っていたわけだ。また、藤川自身も高知入団会見で、「(阪神入りが)決まったみたいな報道もあった。何で、勝手に話が進んでいくのか…」と、首をかしげた。満面の笑顔だったが、このときだけは憤った表情を見せた。しかも、阪神以外のNPBチームからもオファーがあった旨も明かしている。 「高知では登板試合ごとにチケット収益の10%が児童養護施設に寄付されることも決まりました。藤川の契約は『1試合ごと』で、登板日が事前告知されます」(前出・在阪記者)
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アイドル 2015年06月20日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】アクロバティックな動きと可愛い顔のギャップがたまらなかったセイントフォー
80年代のアイドルブームは、松田聖子のデビューから始まり、多くのアイドル歌手が活躍するのだが、グループアイドルはキャンディーズ以降、大きく飛躍するグループが出てこないのが現状だった。 鬼門と言われていたアイドルグループだが、1984年に彗星の如く現れた。それがセイントフォーである。橋幸夫のプロデュースで40億円もの資金をかけてプロモーションをしたアイドルグループであり、デビュー前から何かと話題になった。セイントフォーは、これまでのアイドルグループとは違い、アクロバティックなパフォーマンスが売りで、新感覚アイドルとして多くのファンがデビューを待ちわびていた。ようやく1984年11月5日に『不思議TOKYOシンデレラ』でデビューが決まったのだが、ファンとの接触できるキャンペーンやイベントの発表がなかなか出なくて、当時は痺れを切らしていたファンも多かった。 ようやくデビューをすると、キャンペーンが目白押しで、行く現場にも迷うほどだった。とりあえず私は12月24日のクリスマスイブに開催されたサンシャイン噴水広場でのイベントに参加することにした。当日は冬休みでありクリスマスイブだったこともあり、現場は大混雑。イベントを観るスペースを探すだけでも困難で、1階席も2階席も壊滅だったので、急な角度になってしまうが、3階の正面の席で観ることにした。視界は良好だったこともあり、4人のパフォーマンスをしっかり観ることもできた。実際に生で観るとステージの迫力がすごくて、アクロバティックな動きと可愛い顔のギャップがかなりあったのが印象的だ。逆にそのギャップが萌えポイントになり、4人の魅力に取り込まれてしまった。 赤のメガネっ娘の板谷祐三子とボーイッシュの青の鈴木幸恵とバック宙が特異なピンクの浜田範子とリーダーで緑の岩間沙織の4人で構成されていて、私は当時としては珍しいメガネっ娘の板谷が好きだった。 デビュー曲と平行して『ザ・オーディション』というドキュメンタリー主演映画が封切りされたことで、迷わず映画館に観に行くことにしたが、中途半端なドキュメンタリーだったことで、印象に残ることがほとんどなく、パンフレットを読んでようやく内容を理解できるような映画だった。私の中ではこの映画は無かったことになっている(笑)。 年が明けて多くのイベントや公開番組などに出演することが多くなったセイントフォーだが、握手などの接触できるイベントが少なくて、実際にメンバーと話したことは数える程だった。それでも彼女たちのステージは楽しかったので、観るだけでも満足できた。中野サンプラザホールで確か文化放送の公開収録があった時に、多くのアイドルがキャッキャしている番組だったが、他のアイドルと一緒にはしゃいだりしない彼女たちは、番組では完全に浮いた存在になっていた。 後に知ったことだが、当時は事務所が問題で詐欺に近い行為も行われていたみたいで、そんな内紛がグループにも悪影響を与えていた。シングルレコードを4枚出したところで、私の推しだった板谷は脱退してしまい、グループへの興味が薄れてしまった。板谷の脱退後に新メンバーとしていわお潤(後に声優として活動する岩男潤子)を加えたりしたがすぐに脱退。結局3人で活動をするのだが、そこから半年たらずで解散してしまった。4人での活動は実質2年程度だったが、アイドル業界に良くも悪くも大きなインパクトを与えてくれたのがセイントフォーである。 解散後に浜田と鈴木でピンクジャガーというユニットを組んで活動するもすぐに解散してしまったが、現在でも浜田は女優やグラビアを細々とやっている、鈴木は芸能界を離れて主婦となり、岩間は地道に今でも女優として活動しているとのことだ。早々に脱退してしまった板谷も脱退してからタレント・女優をしていたのだが、今では完全に一般人として生活しているそうだ。 昨年に再結成のライブが行われたのだが、ここでも板谷は来ること無く3人でのライブとなってしまった。個人的に板谷のいないセイントフォーと言われてもピンとこないので、私は3人でセイントフォーと言われても何とも言えない気持ちになってしまう。もしいつか板谷を含めた再結成ライブが行われるなら私は喜んで観に行きたいと思う。果たしてそんな日は来るだろうか?(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】 小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしの顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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芸能 2015年06月20日 12時00分
突如毒舌からシフトチェンジしたデヴィ夫人
高橋ジョージと離婚係争中の三船美佳(32)が先日、大阪市内で行われたクラシックカー展示場のオープニングイベントにデヴィ夫人(75)とともに出席した。 デヴィ夫人は美佳の父、故・三船敏郎さんと親交があり、美佳の誕生時には自宅に駆け付け、「真っ先に抱いたのは私です。母のようなものです」と明かした。 さらに三船の離婚についても触れ、「何事があろうと美佳ちゃんの味方です」「男性は妻から別れたいと言われたら、すんなり別れて差し上げるのがいい」と“娘”を援護射撃。三船が目を潤ませる一幕もあった。 「当日、集まった芸能リポーターは三船から離婚話を引き出そうとしたが、三船のガード役を買って出たのか、デヴィ夫人がほとんどコメント。三船本人の口から離婚話はあまり聞けなかった」(スポーツ紙記者) デヴィ夫人といえば、過去に野村沙知代、美川憲一、西川史子らとバトルを展開したお騒がせイメージが強いが、最近は人の応援に回る一面も見せ始めている。 「STAP細胞で騒動の渦中にいた小保方晴子さんに対し、ツイッターで“頑張ってください。日本の男の醜いジェラシーに負けないで”とエールを送り、話題になったことがあります」(芸能ライター) また、こんな人物にも励ましの言葉を送っている。 「中村昌也が矢口真里との離婚直後に出演したテレビ番組を受け、“なんて器の大きい男らしい男性なのでしょう。絶対にがんばっていただきたい”とブログで激励したこともありました」(同) 丸くなったのか、芸風のシフトチェンジか。
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スポーツ 2015年06月19日 18時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈沢村忠の真空飛び膝蹴り〉
“キックの鬼”沢村忠。 その全盛時の人気は凄まじく、1973年には初めて三冠王を獲得した王貞治を抑えて、日本プロスポーツ大賞を受賞したほどであった。 そのいかつい顔付きと試合毎キレイにそろえられた角刈りの印象から“ストイックな格闘家”とも思われがちだが、キックボクサーとしてプロデビューする以前には芸能の仕事にも関わっていた。中学3年時には新東宝のニューフェースに合格し、以降何本かの映画やドラマに出演している。 後に沢村人気が絶頂のころ、ゲストの形で何度か映画やテレビドラマに出演した際に素人離れした演技を披露したのも、こうした下地があってのことだった。 また高校卒業後には映画スタッフを志して大映に入社している。 その大映での研修として日本大学芸術学部映画学科へ入学することになるが、これによって沢村の運命は大きく変わった。 大学でのクラブ活動として始めた剛柔流空手でめきめき頭角を現すと、日本初となるキックボクシング興行の立ち上げ準備をしていた野口修氏のスカウトを受け、プロへの道を歩むことになったのだ。 結果的には給料を支払いながら大学生活を支えた大映を裏切る形になったが、映画というエンターテインメントの世界で積んだ経験は、その後の沢村に大きな影響を与えることになる。例えば沢村の代名詞である“真空飛び膝蹴り”だ。 「もともとはデビュー戦で相手のノド元へ決めた飛び上がっての前蹴りを指して“真空飛び蹴り”と呼ばれたのが始まりだった。しかし、これでは語呂が悪いからと“飛び膝蹴り”の呼び名が生まれ、それに合わせて沢村も膝蹴りを出すようになったのです」(キック関係者) まず技名ありきで、その後に必殺技を開発するなどは、およそファンを意識せずにはあり得ない。ただ強さを求めるだけの格闘家とは一味違い、こうした姿勢が沢村人気の下支えとなった面は大いにありそうだ。 1966年4月に大阪府立体育館で行われたデビュー戦、さらに同年6月の2戦目も“空手vsムエタイ”と銘打たれた興行色の強いもので、沢村はいずれも空手代表として道着でリングに上がっている。このとき沢村は既にムエタイをビデオで研究していて、実際の試合での動きもキックボクシングのそれであったが、あえて空手を前面に出したあたりは、やはり話題性を最優先に考えていたことがうかがえる。 だが、その2戦目において、沢村はさらなる転機を迎えることになる。 相手のサマン・ソー・アディソンはタイの由緒正しきルンピニースタジアムでフェザー級8位のランカー。そんなムエタイの実力者に対して沢村はまったく歯が立たず、都合16度のダウンを奪われ、4R2分53秒KO負けを喫した。全身に打撲を負い、奥歯も数本折られる完敗だった。 この敗戦により、沢村は本気でキックボクシングに取り組むことになる。国内ではボクシング技術の習得に励み、これに並行してタイでのムエタイ修行にも取り組んだ。 そうして'67年、敵地タイで強豪相手のムエタイマッチで引き分けたことを自信とし、ここから沢村の快進撃が始まった。 以後の活躍は、その記録だけを見ても、とうてい現在の格闘技の常識では計れるものではない。 毎週のテレビ中継に合わせて少なくとも月間3試合、多いときには月に10試合という過酷なスケジュールをこなしつつ、“100連続KO勝利”“134連勝”等々、前人未到空前絶後の大記録を次々と打ち立てていった。 '76年7月2日に行われた最終試合までの約10年、通算成績は公式のものだけでも全241戦232勝5敗4分(うち228戦がKO勝利)。実際には、これ以上の試合を闘ったともいわれている。中には、いかにも未熟な相手を一蹴するような試合もあったが、派手な打ち合いから沢村がダウンを喫する場面もしばしば。 「とんでもない試合数や、ハデな闘いぶりから、沢村の試合を八百長とする声は当時からあったが、いったい沢村以外の誰に同様の闘いができるのか」(前出の関係者) 唯一無二の偉大な格闘家であったことに間違いはない。
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レジャー 2015年06月19日 17時45分
天保山S(オープン、阪神ダート1400メートル、20日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、天保山Sは◎エイシンゴージャスのオープン連勝に期待します。 前走の栗東Sは、2番手から折り合いをつけて追走。4角で動いて直線で先頭に立つと、そこから後続を突き放して快勝。5か月の休養明けでしたが、余裕ある勝ちっぷりで能力を示しました。昨春、新馬勝ち後は3着でしたがその後3連勝し、一気に準オープンを制覇。 昨秋はオープンで結果を出せませんでしたけど、立て直して4歳の今年はオープンを完勝。3歳時よりも成長が窺えた内容でした。それでもまだトモが甘いし、これからのもっと伸びしろが見込める馬ですね。追い切りで時計を短縮し、ここも好調キープ。54キロで連勝濃厚。(3)エイシンゴージャス(5)タイセイファントム(7)ドレッドノート(14)キクノストーム(13)キズマ(1)キョウワダッフィー(9)タガノトネール馬単 (3)(5) (3)(7) (3)(14)3連単 (3)-(5)(7)(14)(13)(1)(9)エイシンゴージャス 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2015年06月19日 17時00分
アベノミクス実像と虚像 おやじ世代の転職事情最前線!(3)
おやじ世代には聞き慣れない転職エージェントという“職種”が台頭している理由の一つに、その成功報酬の高さがある。一般的に転職エージェントは、求職者が転職先を決め入社すると、報酬が企業側から支払われるが、その額は何と転職者額面年収の3〜4割と莫大な額になるという。つまり、年収1000万円で転職を成功させれば300万円以上の報酬となるのだ。 「年間3〜4人の転職を成功させれば、普通に生活していくことができます」と、個人の転職エージェントとして活動するB氏が言う。 「転職を希望している方は、われわれエージェントとやり取りをしていくにつれ、ご自身が“モノ”として扱われていることに気付くでしょう」(同) 某大手求人サポート企業の求職者に対するPRに「各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーが、転職活動のご相談や求人のご紹介をさせていただきます」とある。しかし、現実はかなり違うようだ。 この大手エージェントに勤務経験のあるC氏が言う。 「ウチは1人あたり80〜120名の求職者を担当します。なので、企業と求職者の日程調整、合否連絡を行っているだけで1日が過ぎてしまう。求職者のことを考えて最良の転職先を一緒に探すということは、時間的に不可能です。時間が足りないので、転職の可能性の高い求職者(報酬を受け取ることのできる可能性が高い人)を優先的にフォローしますから、それ以外と見なした求職者への対応は悪くなって当然ですよ」 先のB氏が言った「モノとして扱う」とは、このこと。求職者という商材の“物流業”を営んでいるということなのだ。スペシャリストを除けば、ただの商材であるから個性というものは必要ない。背景もあまり関係ない。個人を理解する必要もない−−。重要視するのは「学歴」「職歴」「年齢」の3スペックのみ。「早稲田大学を出て、新卒で大手商社に入社し、5年の経験があるからX社は受かるかもしれませんよ」といった具合である。その程度のアドバイスでも、転職さえ成功させれば“年収の3割”が転がり込むのだ。 「内定が1社出た段階でエージェントは、その企業への入社を強く勧めてきました。私は他社も併せて検討したかったのですが」と、転職エージェントを利用して転職したN氏は言う。 内定が出て以降、毎日のようにエージェントから送られてきた求人紹介メールや状況確認の電話が、ピタリと来なくなった。 「ここまで露骨とは」とN氏は驚きを隠せない。とはいえ、N氏は選択肢が他にあるわけでもなく、その内定が出た企業へ入社。転職エージェントにはN氏の年収の3割が支払われた。まさに転職エージェントの仕事=“物流業”といわれるゆえんである。 求職者は弱者だ。特におやじ世代ともなれば、子供もいるし家のローンも組んでいる、そういうケースが多い。自身がモノ扱いされ不愉快な思いをしようとも、エージェントの言いなりになるしか選択の余地がない。 こうした“アベノミクスの虚像”ともいうべき現実を知った上で「それでも転職!」というおやじ世代には、精いっぱいのエールを送りたい。
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スポーツ 2015年06月19日 16時00分
W杯日韓大会に捜査網拡大 ジーコVS鄭夢準 次期FIFA会長をめぐる責任転嫁の代理戦争(3)
そこでブラッター氏が米国司法当局と取引しているのが、2018年ロシアW杯と2022年カタールW杯の招致。こちらには、同氏と反目するプラティニ氏が深く関わっているからだ。舞台裏を誰よりもよく知るのは、他ならぬFIFA会長なのである。 「カタールW杯が決まった2010年、プラティニ氏はエリーゼ宮殿に招かれ、サルコジ・フランス大統領からカタールへの投票を要請されたのです。当時、フランスはユーロ危機に見舞われ、経済状況が悪化していた。しかし、カタールW杯が決まれば、スタジアム建設をはじめ、インフラ整備でもフランス企業が参入できる。フランスの名門チーム、パリ・サンジェルマンにカタールの政府系投資ファンドが出資するという話もあった。結局、それまで2022年米国W杯を指示していたプラティニ氏はカタール支持に寝返った。そのときのプラティニ氏の豹変が不正取引の証拠とされ、“カタールゲート”として報じられている。ブラッター会長はこの情報を差し出す見返りに、日韓W杯を封印しようとしているのです」(同) この構図がそのまま形となって現れたのが、次期FIFA会長選。日本はアヴェランジェ前会長、ブラッター会長の後継者として“神様”元日本代表監督のジーコ氏を擁立する構え。一方、韓国もFIFA元副会長の鄭夢準氏が手を挙げている。 「ともに2002年日韓W杯の招致が問題になった場合、相手国に疑惑をなすり付けようという魂胆です。ああ見えて、ジーコ氏はスキャンダルには無縁の男。浮いた女の噂さえない。クリーンで、本業のサッカー以外のカネは受け取らない。南米と欧州が贈収賄でもめている今、選挙をすれば、かなりの支持が集まるでしょう。そうなっては困る韓国は、鄭夢準を使ってプラティニ氏に急接近し、日韓W杯招致がそうだったように日本案をひっくり返そうとしているのです。日韓共催に至った招致合戦の“闇”があるだけに、双方引くに引けないのです」(日韓W杯招致関係者) 疑惑は2018年ロシアW杯の招致にもあるが、こちらはプーチン大統領が毅然と構えているだけに米国司法当局も手が出せない。果たして、捜査の網を日韓W杯へ向けるか、カタールW杯に進路を取るか、予断を許さないのだが、こんな見方もある。米国政府の真の狙いは「2022年W杯の強奪にある」と。 「中東のカタールではさすがに夏開催は難しく、11月〜12月開催にしてもらう見返りに数百億円の放映権料をFIFAに支払った。この資金がFIFA幹部に流れ、2022年のカタールW杯開催につながった。これを立件できれば、カタールはW杯を返上せざるを得ず、一度は敗れた米国W杯が復活する。2022年W杯は日本も代替開催を狙っていますが、米国捜査当局に足元をつかまれており、身動きが取れない。落とし所は、2022年米国W杯、ジーコ新会長、そんな情報も流れてきています」(チューリッヒのFIFA本部を取材するスポーツジャーナリスト) とにもかくにも、スイスで噴出した“火砕流”が、日韓W杯に流れて来ないことを祈るばかりである。
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芸能 2015年06月19日 15時30分
新旧視聴率男の対決は低レベルの争いでキムタクが堺雅人に勝利
“平成の視聴率男”の名をほしいままにしてきた木村拓哉が、初めてテレビ朝日で連ドラの主演を務めた「アイムホーム」(木曜午後9時〜)の最終回(第10話=15分拡大)が6月18日に放送され、視聴率は19.0%(数字は以下、すべて関東地区)と過去最高で有終の美を飾った。 ただ、1度も20%の大台を超えることはできず、15%を上回ったのも、初回(16.7%)、第9話(16.5%)、最終回の3回だけ。第4話では12.6%まで落ち込んだ。 全話平均は14.8%と微妙な数字。これは、キムタク主演ドラマとしては、13年10月期の「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(TBS)の12.8%に次ぎ、ワースト2位となり、テレ朝的には喜んでもいられない視聴率だった。 昨年7月期の「HERO」第2シリーズ(フジテレビ)は平均21.3%と大台を突破し、面目を保ったキムタクだが、「安堂ロイド〜」に続く不振で、“視聴率男”にかげりが見えてきた。 一方、13年7月期の「半沢直樹」(TBS)で平均28.7%の高視聴率をマーク。同年10月期の「リーガル・ハイ」第2シリーズ(フジテレビ)でも平均18.4%を記録し、“新・視聴率男”の称号を得た堺雅人。 その堺が1年4カ月ぶりに連ドラで主演した「Dr.倫太郎」(日本テレビ/水曜午後10時〜)は6月17日、最終回(第10話)を迎え、視聴率は13.0%に終わった。 最高は初回の13.9%で、1度も15%を超えられず。12〜13%台が常で、第5話では10.8%まで沈んだ。全話平均は12.7%で、堺の主演ドラマとしては、なんともさびしい数字。脚本は「花子とアン」(NHK)、「ドクターX〜外科医・大門美知子」(テレビ朝日)などのヒット作を生んだ中園ミホとあって、堺との強力タッグで、日テレも大いに力を入れたが、完全に期待外れに終わった。 キムタクと堺は13年10月期にも、同クールで連ドラ対決し、その際は、堺の「リーガル・ハイ」が圧勝していた。キムタクはその借りを返した格好だが、“視聴率男”と呼ばれる2人の主演ドラマとしては、いずれも低レベルの視聴率にとどまり、なんとも盛り上がらない形で幕を閉じた。(坂本太郎)
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芸能 2015年06月19日 15時30分
本業は好調も“お天気キャスター”としては苦戦の松井愛莉
170センチ(公称)の長身で、股下87センチともいわれるモデル・女優の松井愛莉(18)が4月から、「Going!Sports&News」(日本テレビ/土・日曜午後11時55分〜)で、佐藤ありさの後任として、日曜のお天気キャスターに挑戦している。 松井は96年12月26日生まれ、福島県いわき市出身。09年、10代向けファッション誌「ニコラ」(新潮社)の「第13回ニコラオーディション」でグランプリに輝き、同年10月号より専属モデルとしてデビュー。 10年4月には、アイドルユニット・さくら学院に参加し、武藤彩未、三吉彩花らとともに、歌手としてメジャーデビューも果たした。 13年2月には、結婚情報誌「ゼクシィ」の6代目CMガールに選ばれる。「ニコラ」は同年4月に卒業したが、14年8月から、ファッション誌「Ray」(主婦の友社)の専属モデルとなる。 13年から、女優としての活動も開始。連続ドラマ「GTO」(フジテレビ/14年7月期)、「地獄先生ぬ〜べ〜」(日本テレビ/同年10月期)などに出演。5月1日に公開された映画「ビリギャル」では、主役の有村架純の同級生役で出演している。 14年からオンエアされているロッテの「Fit's」「ガーナミルクチョコレート」のCMも好評。今年3月に発売された1st写真集「Airy」(ワニブックス)では、初めてビキニ姿にチャレンジするなど、今注目の若手タレントだ。 その松井がお天気キャスターに挑戦しているのだが、セリフを噛むことも多く、トークは滑らかにはいっていない。天気以外のシーンで、しゃべる機会も与えられるのだが、カンペを読むのが精いっぱいで、キャスターとしては苦戦中だ。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「確かに今の時点では、うまくいっていませんが、まだ18歳で生放送の情報番組のキャスターは初経験。本職の気象予報士でもありませんし、慣れないのは無理もありません。ルックス的には、前任の佐藤ありさとそん色ないし、なにより若い! もっと猶予を与えて、長い目で見てあげようじゃないですか」と語る。 モデル、女優としては期待の若手である松井だけに、お天気キャスターで、ミソをつけるわけにはいかない。一日も早く慣れてくれるのを願うばかりだ。(坂本太郎)
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トレンド 2015年06月19日 15時30分
30代から60代までの生粋のビール党126名に緊急調査でわかった! 4人に3人が「淡麗極上〈生〉の進化を実感」と回答
2017年4月に消費税が10%に引き上げられることが決定したが、ビール類の酒税についても見直しが囁かれている。これは、ビールの税額を引き下げ、発泡酒と第3のビールの税額を上げることで、価格差が縮まるという案だ。これが現実となれば、ビールに乗り換えるという発泡酒ユーザーが増えないためにも、発泡酒はより一層の進化が求められる。そんな中、キリンビールは、1998年2月発売から17年経つ「麒麟淡麗〈生〉」を「淡麗極上〈生〉」にフルリニューアル。CMでは俳優の伊藤英明を起用し大きな話題を呼んでいる。 1998年の発売から17年経つ「麒麟淡麗〈生〉」は、過去7度のリニューアルで“うまさ”に磨きをかけ続けてきたが、このフルリニューアルでは「ビールに負けないうまさ」を目指し、開発に3年もの期間をかけた。このキリンの“本気”によって、どこまで淡麗極上<生>を進化させることができたのか? 何事にもこだわりが強そうな生粋の“ビール党”の男性126名を対象に淡麗極上〈生〉を飲んでもらい、アンケート調査を実施した。 アンケート調査の中で、リニューアルした淡麗極上〈生〉の味について尋ねたところ、「美味しい」がもっとも多く、40.5%を占めた。「やや美味しい(23.0%)」「とても美味しい(9.5%)」を合わせると美味しさを実感した人は合計7割以上にのぼった。キリンビールの強いこだわりと努力で生み出した淡麗極上<生>の味覚が、普段ビールしか飲まない頑固なビール党の舌までもうならせたことが窺える。 さらに、リニューアルした淡麗極上〈生〉に対して、従来の淡麗〈生〉に持っていたイメージから変化があったかどうかを聞いたところ、「かなり進化していると感じた」人が11.1%、「進化していると感じた」人が28.6%、「やや進化していると感じた」人が34.9%。10人に1人は劇的な変化を感じ取り、また全体で「進化」を感じたという人は合計74.6%と、約4人に3人が生まれ変わった淡麗極上〈生〉の「進化」を体感したことが明らかになった。これはビール党の頑固親父の心を大きく動かしたという結果であり、「淡麗極上〈生〉」に対するイメージはもちろん、「発泡酒」自体の概念すら壊したと言えるだろう。 そして、リニューアルした淡麗極上〈生〉を飲んでみて、また飲みたいと思ったかどうかについては、「とても飲みたいと思った」人が17.5%、「少し飲みたいと思った」人が42.1%。合計59.6%と、ビール党の頑固親父の半数以上の人が「飲みたい」と回答。続いて、「リニューアルした淡麗極上〈生〉とビールを、味と価格など総合的に比較した時に、「どちらを購入して飲みたいと思いますか?」という質問に対しては、「ビールを飲みたいと思う」という人が56.3%を占めたものの、「リニューアルした淡麗極上〈生〉を飲みたいと思う」という人が23.8%。4人に1人は、ビールから「淡麗極上〈生〉」に乗り換える意思を表した。また、「どちらも飲みたいと思う」という人も19.8%。ビールと同じように、「淡麗極上〈生〉」も楽しみたいという声も多く表れた結果であった。「発泡酒は全く飲まない」というビール党の頑固親父達に、「また飲みたい」と言わせることは至難である中、キリンビールの強いこだわりと努力によって頑固親父達の心を大きく動かした結果となった。 同アンケートでは、「発泡酒を見直した」(自営業、37歳)、「ビールとほとんど差がないように感じた」(会社員、57歳)、「今までの発泡酒にないコクと味の深みがある。定番にしたい」(会社員、66歳)などの声が挙がった。 粉骨砕身働いた後の一杯、仕事後のビールに強いこだわりを持ってきた彼らへの調査の結果明らかになったのは、淡麗極上〈生〉はこだわりの強いビール党でも「味の進化を感じた」と驚嘆の声が出る商品であったということ。「発泡酒を見直した」と評価する声も多く彼らの発泡酒自体の概念を壊すほどのものだったようだ。【参考サイトURL】http://www.kirin.co.jp/products/beer/tanrei/
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