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芸能 2016年04月30日 16時00分
「世界一難しい恋」の上昇カーブは嵐・大野智の“こだわり”
ジャニーズの人気グループ・嵐の大野智が主演する日本テレビ系連続ドラマ「世界一難しい恋」が上昇カーブを描いている。これには大野のこだわりの結果とも取れる。 初回が12.8%、2話目が12.9%、そして3話目が13.1%と上昇傾向が続いている。「2013年に篠原涼子が主演した『ラスト・シンデレラ』が初回から7話連続で視聴率が上がったというのが話題になったように、上昇曲線を描くのは至難の業。普通は右肩下がりになるのが当たり前です。大野は数字を持っていると前評判は高かったですから、これからどこまで伸びるか」と喜ぶのは日テレ関係者。 初回終了直後には大野の演技を巡り、ネット上で「下手だ」などの声も上がったが、この数字の伸びはやはりただ事ではない。あるテレビ局関係者は「大野の戦略勝ちですよ。当初、大野のもとにはラブストーリーものの話が舞い込んでいたのですが、大野はこれを拒否。『ラブコメディーならば』と“コメディー”へのこだわりを見せたんです。自分がラブストーリーものを演じても視聴率は上がらないし、誰も喜ばないという判断だったようです。だからコメディータッチに脚本も仕立てたそうです」。 その選択はいまの段階で言えば大正解だといえる。「嵐は幅広いファン層を持っていますが、特に若年層に強いとは言われています。そういう意味では大野の選択は見事。これでまた大野株はテレビ業界内で上がるでしょうね」と同関係者。上昇カーブはどこまで描き続けるか。
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芸能 2016年04月30日 16時00分
ニコニコ超会議「超・真田丸」ブースに甲冑姿の哀川翔らが登壇
千葉県・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議」でNHK大河ドラマに関する『真田丸』とコラボしたブース「超・真田丸」が注目を集めた。 堺雅人主演で話題となっている同ドラマのコラボブースでは、ドラマで使用した甲冑の展示や、記念撮影コーナーを設置した。NHKが同イベントでブースを出展するのは、今回が初となる。同作のネットの盛り上がりも高いことから出展に踏み切ったようだ。 ステージイベントには同作に出演している草刈正雄(真田昌幸役)や、高木渉(小山田茂誠役)などが出演しトークショーを展開し場内を盛り上げた。さらに、本編登場に先駆け、後藤又兵衛役で俳優の哀川翔が登壇。甲冑姿を披露した。 哀川は同作で装備する甲冑のデザインを自分で選んだとのことで「色合いも3種類ぐらいあったが、いぶし銀のような色合いを選んだ」とコメント。又兵衛の甲冑の特徴である満月の前立ても、色々な大きさがあったそうだが、自身が甲冑に合うサイズを決めたとのこと。 槍の名手として知られる又兵衛を演じるということで、その辺りの意気込みについて問われると「昔、一世風靡セピアで槍的な動きはやったことがあるので、それを思い出せれば」と意気込みを語る。また、役を演じることを報告するため、5月6日に兵庫県加西市にある又兵衛の墓参りをすると明かし、「『今度やらしてもらいますよ』と、精神的なところから入って、あとは槍と馬の練習をしていく」と語った。 他にも、実際に又兵衛に出会ったらどんな話をしたいかという質問に関して「やっぱどのカブトムシが好きか聞きたいね」と答え、場内の笑いを誘う場面もあった。 同作が戦国時代を扱った作品ということで、近くのブースには岐阜県関市の刀匠を招いての刀鍛冶の実演が行われた「超刀剣」ブースや、「本陣」をイメージしたクイズステージ「超・軍議」ブースなどが設置されていた。(斎藤雅道)
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トレンド 2016年04月30日 16時00分
凍ったバナナで釘が打てる! あの伝説のエンジンオイルCMをニコニコ超会議で再現
「ニコニコ超会議2016」の企業出展ブースの中に、あの伝説のCMを体験できる場所があった。 「Mobil(モービル)1」のブースでは、「ICE WORLD」という特殊な施設を設置した。ここであの凍ったバナナでの釘打ち体験ができるという。 エンジンオイル・モービル1を販売しているエクソンモービル社は過去に、優れたオイル性能をアピールするために、“凍ったバナナで釘が打てる”ほどの寒い環境で、オイルが滑らかに流れるCMを放送した。当時あまりのインパクトに話題となり、30・40代の人には、強く印象残っているCMのひとつだろう。会場ではこのCMを再現するために、氷点下まで冷却した部屋と、凍ったバナナを用意。来場者が実際に凍ったバナナを使って釘が打てるということで、世代ドンピシャな人にはたまらないブースとなっていた。 会場に、同ブースを目当てに都内から訪れたという40代の夫婦は「楽しかった」と口を揃える。誘ったのは奥さんとのことで、「CMと同じことができると聞いて、これだけのために来ました(笑)」「本当に『コン! コン!』って音が鳴って釘が打てました。嘘じゃなかったです」と感動を語った。 バナナで釘を打つ場所の正面には、アクリル板ごしに、モービル1のオイルが流れていた。担当者の話によると、このオイルは寒いブース内を循環して流れているとのこと。オイルもあのCMのように、滞る気配もなく滑らかで、同社の遊び心と、高い信頼性を目の当たりにできるブースだった。(斎藤雅道)
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スポーツ 2016年04月30日 16時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー 最終回〈世界が刮目した至高の名勝負〉
史上最大級の知名度を誇るボクサー、モハメド・アリ。その戦歴を語る上で欠かせないのが、1974年にアフリカのザイール(現コンゴ民主共和国)で行われたジョージ・フォアマン戦だ。いわゆる“キンシャサの奇跡”である。戦前の下馬評では圧倒的にフォアマンの有利。アリは“すでに峠を越した過去の選手”と目されていた。 ベトナム戦争における徴兵拒否により、WBA・WBC統一世界ヘビー級王座を剥奪されたアリ。3年7カ月のブランクを経て復帰を果たし、'71年にWBC王者のジョー・フレジャーに挑戦するも、15Rにダウンを奪われ判定負け。プロ入り後、初の敗戦を喫すると、続く'73年にもケン・ノートンに顎を砕かれ、判定で敗れている。 一方のフォアマンは、そのアリを破った両者をいずれも2RKOに葬っていた。誰よりもハードなパンチを武器とするニュースター。190センチを越える長身に分厚い胸板、張り詰めて光を放つ肌は、まるで古代の彫像が現代に蘇ったかのごとし。 このときまでプロ40戦全勝のうち37KOと、歴代で最も高いKO率を誇っていた。アリとて当時はまだ32歳、決してオールドタイマーというわけではなかったが、それでもフォアマンの勝利は揺るぎないというのが、衆目の一致するところであった。 ただ一点、アリにとって有利と言えたのが、現地民衆の声だった。長年にわたって黒人差別の撤廃を訴えてきたアリは、ベルギーによる植民地支配の時代を知るザイール国民にとって、まさに希望の星であった。 だが、一方のフォアマンは同じ黒人でありながら、入国時に旧宗主国の警察犬だったシェパードを連れてきたこともあり、“白人の手先”と非難の的となってしまう。さらに、フォアマンの練習中のケガで試合が延期されると、帰国しての治療を望んだものの“試合拒絶の逃亡”と見なされ、出国禁止の軟禁状態に置かれることにもなった。 「アメリカでのテレビ放映に合わせるために、試合開始が午前3時半と異例の時間に設定されたことも、黒人軽視の表れだと反発の声が上がり、その一方でアリの人気は高まるばかり。“アリ! ボマイエ!(現地リンガラ語でアリ! 殺っちまえ!)”は国民的流行語になりました」(ボクシング記者) ちなみに、このときのボマイエが後に“猪木ボンバイエ”となり、また、この春にWWEへ移籍した中邑真輔の新日時代の必殺技の語源ともなっている。 地元民衆の大歓声がアリに注がれる中、試合開始のゴングが鳴る。 1R、圧力をかけるように前進するフォアマンを、脚を使って牽制のジャブを放ちながらいなしていくアリ。ここまでは想定された展開だったが、続く2Rから様相が異なってくる。 持ち前の剛腕を惜しみなく振るうフォアマンに対し、アリはロープを背負って防戦一方。しかしながら、アリにダメージは見られない。 「ロープにもたれるようにしてパンチの威力を逃すのと同時に、相手の体力を削っていく。のちに“ロープアドープ”と呼ばれる高等戦術。この試合の前、フォアマンとノートンの試合を観戦したアリは、『序盤を乗り切ればノートンが勝っていた』と予言めいたコメントを残しており、それをこの戦略により実現させたのです」(同) ロープにもたれてのけ反りながら、フォアマンの剛打をことごとく受け流していくアリ。フォアマンが疲れてきたと見れば様子見のジャブを放ち、まだ元気ならば、あらためて自らロープを背負って防御に徹する。 6Rあたりからは明らかにフォアマンの疲労が濃くなり、動きが止まることもしばしばだったが、アリは慎重に同様の展開を繰り返した。 そうして8Rも残り20秒となったとき、アリの下がりながらのワンツーでフォアマンがグラつくと、ついに仕上げにかかる。これまでの守勢から一転して連打を浴びせかけ、フォアマンをマットに這わせたのだった。 アリに奇跡の勝利をもたらせたロープアドープ。しかし、ダメージが少ないとはいえ常に被弾するには違いなく、以後、この戦法を多用したことがパーキンソン病発症の一因になったとも言われている。 “蝶のように舞い蜂のように刺す”と呼ばれた動きを取り戻せないでいたアリにとって、まさしく命懸けの闘いだったのだ。
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社会 2016年04月30日 16時00分
チャームポイントは危険のサイン! ホクロの黒い真実とは
人間の体に必ずあるホクロ。位置によってはセクシーにも見えるので、チャームポイントとして捉えている人もいます。でも逆に、コンプレックスに感じている人もいます。 女性の中には、美容整形で取ってしまう人もいるほど。突然できたり、色が薄くなったり濃くなったりと、小さいのに大きな悩みの種にもなります。いったいホクロとは何なのでしょうか。 今回は、看護師の大木アンヌさんに、知っておくべきホクロの知識をお聞きしてきました。■ホクロの正体はメラニン 「ホクロは医学的に色素性母斑と言われ、原因はメラニン色素。表皮のもっとも下の層である基底層にあるメラノサイトが、紫外線などの影響を受けて活性化し、メラニンを作り出します。そのメラニンが集まってできるのがホクロです。ホクロには先天性と後天性のものがあり、後天性のものは年齢を重ねるごとに大きくなったり数が増えたりします。先天性のものも、悪性だったりすると大きくなる場合があります」■ホクロの原因は紫外線だけではない 「ホクロを作る大きな原因は紫外線。ですから増やしたくないのであれば、日焼け対策はしっかりと行う必要があります。しかし、原因はそれだけではありません。女性に多いのが、妊娠などのホルモンバランスの崩れによるもの。また、ストレスなども原因に。気になって触りすぎると、摩擦による刺激によって大きくなったり増えてしまうこともあるので注意が必要です」■ホクロのガンには要注意 「ホクロというのは良性腫瘍のことを指しています。しかし、中には悪性のものも存在します。それが、メラノーマ(悪性黒色腫)と言われるもの。いわゆるホクロのガンです。メラノーマは抗がん剤の効果が低いことで知られています。ですから、早期発見、早期治療が不可欠。特徴として、急に大きくなったり、形がいびつで左右非対称だったり、足裏にできやすいなどがあるので、そういった点を見極め、気付いたら早めに病院に行くようにしてください」 ホクロをチャームポイントだと言って、喜んでいられない状況もあるようです。急にできたホクロには注意が必要。まずは観察して、異変があるようなら早めの対処を心がけましょう。【取材協力】大木アンヌルーマニア人ハーフの看護師。家庭や恋人同士で使える簡単な医療の知識を少しでも伝えていくため、ライターとしても活動中。
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社会 2016年04月30日 14時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 パナマ文書の本質
パナマ文書の流出が世界中に衝撃をもたらしている。パナマ文書というのは、タックスヘイブンへの法人設立を代行するパナマの法律事務所が過去40年間に行った取引の記録。その中に、イギリスのキャメロン首相やロシアのプーチン大統領の友人、中国の習近平主席の親族などが含まれていたのだ。 世界には、50以上のタックスヘイブンが存在し、そこでは所得税や法人税が無税、あるいは非常に低い水準に設定されている。貧しい国が企業を誘致するために、そうしたことをやっているというのが一般的な理解だろう。そのこと自体は正しいのだが、タックスヘイブンの問題は、富裕層が所得や資産を移して、節税や脱税をしているということだけではない。 タックスヘイブンの多くは、島しょ部にあり、かつて欧米列強の支配地域だったところだ。バミューダ諸島やケイマン諸島は、いまでも英国の海外領土だ。 タックスヘイブンは、英国系、米国系、欧州系の三つに分類されているが、それぞれ宗主国の金融市場と深く結びついている。そして、本国の金融市場の補完をしているのだ。 本国の金融市場は、まともな金融取引しかしない。言わば表の顔だ。しかし、金融市場には、“裏の顔”がある。表には絶対に出せないヤバい取引を任せているのが、タックスヘイブンなのだ。 つまり、ロンドンのシティやニューヨークのウォールストリートは、タックスヘイブンとセットで存在しているのだ。そして富裕層の資産を中心に、世界ではとてつもない規模の資金がこのタックスヘイブンに流れ込んでいる。 '11年に、ニコラス・ジャクソンの『タックスヘイブンの闇』という本がイギリスでベストセラーになった。この本によると、タックスヘイブンが保有する資産は、すべての銀行資産の半分、対外投資の3分の1にも達するという。しかも利用されるのは、単に課税逃れのためだけではない。富裕層がなぜ富裕層の暮らしを続けていられるのかと言えば、彼らが自分たちの資産を10%以上の利回りで運用しているからだ。 しかし、冷静に考えてみて欲しい。この低金利の世の中で、二桁の利回りが実現するはずがない。タックスヘイブンでは、あらゆる闇取引が行われているのだ。麻薬や売春で得た資金のロンダリング、テロリストとの兵器売買、企業の乗っ取り、商品投機、そして北朝鮮の核兵器開発の資金までが、タックスヘイブンで取引されているという。ヤバいカネには高い利回りがつくのだ。 だから、タックスヘイブンの利用者が非難されるべきは、単に課税を逃れているというだけでなく、カネを増やすためなら手段をまったく選ばないそのスタンスにある。 パナマ文書については、5月にもその全文が公開されるという情報もある。そうなると、日本の要人の名前も出てくるかもしれない。となれば、本当のカネの亡者が誰なのかが、白日の下にさらされる。 4月6日の記者会見で菅官房長官は日本政府として文書を調査する考えがないことを示している。しかし国会は、すべての議員にタックスヘイブンの利用の有無を調査すべきだろう。
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アイドル 2016年04月30日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】激戦の新人賞レースで敗れてしまった橋本美加子
1980年代はアイドルブームと言われていたが、そのキッカケを作ったのが80年にデビューした松田聖子の存在無しには語れない。その松田聖子が所属していた事務所がサンミュージックだった。私はそのサンミュージックと何かと縁があり、松田聖子の現場はもちろんのこと、82年にデビューした早見優の親衛隊に入り、岡田有希子の現場にはずっと通い詰めていたほどだったこともあり、サンミュージック所属のアイドルがデビューをすると、何かと気になってしまっていた。 85年にサンミュージックは『ザ・スカウト83』というオーディションで優勝した橋本美加子がデビューすることになるのだが、歌が上手くて大人っぽい顔立ちで、これまでのサンミュージックに所属するアイドルにはいないタイプの美少女がデビューすることになった。85年3月22日に『メロウシーズン』でデビューするのだが、この日は何と15歳の誕生日ということもあり、多くのアイドルファンから注目されていた。その誕生日の前日に、豊島園でデビュー曲発表会が行われた。残念ながら私はこの発表会には行くことができず、歴史の証人になることはできなかった。 でも『メロウシーズン』というタイトルがずっと気になり、いつかは生で聞いて実際に橋本と話してみたいという気持ちはずっと持っていた。ちなみに85年の同期には、浅香唯・中山美穂・本田美奈子・南野陽子・芳本美代子などのトップアイドルたちがいる。すごい時期にデビューをしていることで、この年の各局が行っていた音楽祭の新人賞レースは、かなりの激戦になっていた。橋本も健闘して頑張っていたが、新人賞は惜しくも逃してしまった。 音楽祭では、遠めで橋本のことを観て、生で『メロウシーズン』を聞くことができたので、嬉しい気持ちもあったが、実際に会うことはまだまだ先になってしまった。そんな橋本と初めて会うことができたのは、86年1月頃だった。『ヤングタウンTOKYO』(TBSラジオ)の公開収録に橋本がゲストで、その日は4枚目のシングル『ちょっと告白』を歌ってくれた。番組の収録後に、いつものように出待ちをしていたのだが、一向に出てくる気配が無い。収録は22時前くらいに終わってから待っていたのだが、橋本が出て来たのは23時近かった気がする。その時間には、共演者だった他のアイドルも既に帰ってしまい、出ていないのは橋本だけだった。もしかして違う場所から帰ってしまったのではという不安もあったが、約1時間待ったところで、ようやく橋本が出てきてのだ。その時に待っていたのは私だけであり、ゆっくり話しをしてサインも貰い、ツーショット撮影までできたのだ。しかもプライベートモードに入っていたみたいで、普段は掛けることの無いメガネを着用している姿だった。おそらくメガネの橋本を実際に見ている人はかなりの少数で、私はそんな姿を見れたことで、かなり気持ちが高まっていた。 自分的にかなり近い距離にいるアイドルという感じで親近感を持っていた橋本だが、大きなヒット曲に恵まれることもなく、次第にアイドル歌手活動から女優へとシフトするようになり、橋本と会う機会は二度と訪れなかった。 月日が流れ94年頃に再び橋本の名前が世間に出て来たのだが、何とヘアヌード写真集を発売するという。以前に気になったアイドルでもあるので、すごく興味があったが、自分の気持ちに整理が付かなくてその写真集を見ることが出来なかった。 そんな橋本は今はどうしているかわからないが、2014年5月に、あるクラブイベントにゲスト出演をしたみたいで、元気にしていることはわかった。これまで公の場所に出ることが無かった橋本だが、2年前とはいえイベントに出演することがあったので、今後も公の場所に出てくる可能性もありそうなので、できるなら大人になった橋本にもう一度会いたいと思う。その時はデビュー曲の『メロウシーズン』を歌ってもらいたいものだ。果たしてそんな日は来るのだろうか?(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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その他 2016年04月30日 12時00分
【不朽の名作】ストーリーは面白くないのにナゼか気になる「汚れた英雄」
時々なにを主題として作っているのかわからないが、なぜか映像としてインパクトが残ってしまう作品というのがないだろうか? 『汚れた英雄』(1982年公開)もそんな作品のひとつだ。 一応バイクレースに主題を置く本作の監督は、色々な意味で映画界に伝説を残している角川春樹氏だ。当時、角川春樹事務所(映画製作を行っていた旧角川春樹事務所)の代表であった同氏は本来、映画プロデューサーではあったが、時々映画監督もしていた。映画監督として酷評する人も多い同氏だが、時々すさまじく印象に残るシーンを提供する。この作品もそんな同氏の強烈な個性が垣間見える作品だ。 この作品、メインとなるはずのバイクレースをそっちのけで、主役の北野晶夫役の草刈正雄の肉体をこれでもかと見せている。打ちっぱなしのコンクリートで、なぜか地下室にあるプール。そこから北野があがるとこれまたなぜか全裸で、絶妙な陰影に浮かぶ尻と背中が…。どうして必要なのか全くわからないシーンなのだが、強烈にインパクトを与える。とにかく、北野の後姿が格好いい。そして、なぜかプールサイドにはバイクが。このバイクに北野が寄り添い、独白。もうなんのことか全く理解不能だ。さらになぜか富豪の使用人がやってきて食事のお誘いが。おそらくバイクレースのスポンサー交渉のための食事会なのだろうが、詳細はわからない。なぜなら、この作品ではそのシーンをすっ飛ばしてしまうからだ。 他にもなにかと北野を脱がせたがるシーンが満載で、若い頃の草刈の肉体美を見るのにはこれ以上ない作品となっている。ライダースーツを着ている状態の動きもどこかねっとりしており、この辺り常人にはわかりかねるこだわりがある。良くはわからないが、なんか凄いと感じてしまうのだ。それが面白いかは別として。 若干添え物みたいになってしまっているレースのシーンもそんなに悪くはない。ヤマハの協力により、マシンは当時ロードレースで使われていたものを使用。主人公のレースシーン吹き替えにはプロライダーだった平忠彦氏を起用しており、かなり見ごたえのあるシーンを展開する。が、テディ片岡を演じる伊武雅刀のカタカナ英語の混じる、なんとも言えないノリの場内実況が所々で気の抜ける場面を提供することもあり、イマイチ乗り切れないのがなんとも残念だ。さらにただバイクが走っているダラダラした演出が続くことも。小粋なBGMがさらに脱力感を誘う。ただ、スタート−シーンの緊迫さや、選手が落車したり、マシンが炎上するシーンは、かなりこだわって作られており、どこかしら引き込まれる魅力はある。 他にも色彩的に春樹流の“イケてるレーサー像”をこれでもかと見せつけた、インパクトが凄まじいシーンが数々ある。レーサーとはいえ色々と浮世離れしすぎな気もする。特に女性資産家のために部屋一杯の花を贈る部分などは、赤のインパクトが、これでもかと網膜に焼きつく。観ているこっちが恥ずかしくなりそうだ。バイクを扱った映画なのに、これでもかと車のBMWを映すシーンにもバブリーな感じが漂う。BMWもバイクを出しているから一応いいという判断だろうか? こういった派手な社交界に参加して資産家の女性をオトし、ワークスチーム(二輪車メーカーなど自己資金で参加しているチーム)に対抗するための資金を、主人公が自身のプライベートチームのために獲得するというのが、タイトルの“汚れた”の要素に関係してくる。しかし、ただ女遊びを楽しんでいるようにしか映らないシーンが多い。それっぽい心理描写も少ないことから、汚れたというより堕落した英雄に見えてしまう。練習しているシーンが少ないことも、それに拍車をかけている。この辺はもう少しなんとかならなかったのか。 クライマックスでは、北野が「世界選手権ロードレース 500ccクラス」に参戦して、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで事故死したという事実がラストの“テロップ”で出てくる。劇中の斎藤京子(木の実ナナ)の言葉を借りれば、「バイクとセックスしている」ような、レースやバイクのために、全てをかなぐり捨てた、危なげな走りが北野の魅力であり、国内レースで強い理由だったのかもしれない。その辺りをイマイチ映像で描写できていないのが、レースモノとしては非常に魅力に欠ける。 この作品で問題点を挙げるとすれば、ストーリーを追っていても大して面白くない点か。話の流れはぶつ切り気味で、メリハリがないと言えばない。しかし、その点を補う「こういうのが格好いいんだ!!」と強情に言わんばかりの、現在ではあまり見られないような、セリフやシーンの数々が、ストーリーのつまらなさを超越した説得力を与えている。同作は大藪春彦の同名長編小説作品をベースとしているが、原作が純粋にひとりのレーサーの生涯を追った娯楽小説であるのに対して、映画は、ある意味純文学のようなノリで作った作品だ。娯楽的要素より、シーン個々の印象がなぜか残る、芸術性みたいなものがあるのだ。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能 2016年04月30日 12時00分
“ゲス不倫ブーム”の恩恵でDAIGO&北川景子が引っぱりだこ
芸能界のタナボタカップルと評判なのが、今年1月11日に入籍した、歌手でタレントのDAIGO(38)と女優の北川景子(29)だ。各テレビ局のキャスティング会議でいの一番に名前が飛び出すのがこの新婚2人組というのだ。 「結婚会見で見せた北川との仲睦まじさが漂う“家庭的”なイメージがプラスになったようです。以前は、竹下前首相の孫で得体の知れない、できの悪いビジュアル系ロッカーだった。だが、北川との結婚以来、イメージが急上昇したんです」(芸能プロ関係者) 2人の人気沸騰に一役も二役も買ったと言われているのが、ベッキーと『ゲスの極み乙女。』川谷絵音の“ゲス不倫”カップルだという。 「ベッキー&川谷に続き、ゲス議員や“ゲスの極み乙武”まで、まさに世間は不倫ブーム真っ盛り。そんな中にあって、DAIGOと北川は神々しいほど完璧な夫婦なんです。ピュアな愛を育み、真剣に愛を貫いた。好感度が上昇しないわけがない」(芸能関係者) こんなDAIGOと北川の元には、ひっきりなしにドラマやバラエティー番組の出演オファーが舞い込んでいるという。 「北川はドラマがテレ朝とフジで決まった。また、DAIGOもこの7月以降に初MC番組が立ち上がるそうです」(同) CM界も同様だという。 「各スポンサーが狙っているのが夫婦共演のCM。すでに某洗剤メーカーがオファーし、内諾を得たとのことです」(大手広告代理店関係者) 出演依頼とともに右肩上がりになっているのが出演料だという。 「CMはDAIGOが1本500万円〜、北川が1200万円〜だったのが2倍になった。テレビも、ゴールデン&プライム帯でDAIGOが80万円〜、北川が100万円にアップしたそうです」(前出・芸能プロ関係者) 吹石一恵と結婚し人気が急落した福山雅治が聞いたら卒倒しそうな話だ。
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芸能 2016年04月29日 20時00分
岡副麻希 “黒ギャル”ブームで長い脚のお色気アピール
“黒ギャルアナ”ことフリーアナの岡副麻希(23)が、一大ブームを起こしそうな勢いだという。 「彼女は'14年に、フジテレビの『めざましテレビ』に現役女子大生キャスターとして抜擢され、現在は『めざましテレビ アクア』に出演しています。女子アナらしからぬ肌の黒さに、男性はもちろん10代女性からも注目されており、黒ギャルブームが再来するのではないか、と言われているんです」(芸能記者) たしかに民放各局を見渡しても、日焼けした女子アナは岡副ただ1人だけ。 「彼女は、スポーツの名門校である大阪桐蔭高校を卒業後、早稲田大学に進学。大学在学中にはスイマーとして活躍したのです。'12年には『フィンスイミング日本選手権』において、女子1500メートルで優勝するなど、そこらにいる水泳ギャルとは違い、オリンピックを目指すほどの本格派。彼女の色が黒いのは、アスリート出身だからとも言われています」(投稿雑誌編集者・藤井直樹氏) 岡副の実力もさることながら、ルックスも当時からズバ抜けていたという。 「選手としての能力は、誰もが認めるほど。それ以上に彼女の美貌を一目見ようと、“岡麻ファン”がプールサイドの観客席に詰めかけ、ちょっとしたアイドルのノリだったんです」(同) 水泳で鍛えられたボディーは、B83・W60・H80のモデル並みの体型。バストはサイズの割りにふくよかでDカップ説が有力だ。 「水泳は今でも現役で、ワンピースのハイレグ水着を着用しているとか。特にエロいのは、スラッとした長い脚がソソるんです。そのお色気アピールは絶品で、グラドルなど目じゃない」(女子アナ記者) 彼女といえは、今年、コナミのゲーム『プロ野球スピリッツA』のテレビCMに起用され、“真っ黒顔の野球少女”の投手として投げ込む場面が大人気。この活躍によって、女性のファッション界にも影響が出始めているという。 「ずばり、ガングロブームの再来です。色素沈着で日焼けはマズイ風潮ではあるが、彼女の黒さが可愛いとの声が多いのです。岡副が最高なのは、やはりハイレグの下半身。男性にとってはたまらないですよ」(同) 今は司会のうまさより、スラッとした長い脚の魅力が大事だ。
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