-
芸能ネタ 2016年07月10日 18時00分
歌謡(うた)のマドンナ 山口瑠美 岩国市出身の美人歌手は、おじさま好き! 「日本酒が好き過ぎて、きき酒師の資格を取りました」
−−山口県岩国市のシンボル・錦帯橋の近くで育った山口瑠美。子供の頃の憧れの存在は、アイドル歌手でも女性演歌歌手でもなく、何とも渋い人物だった。 「石原裕次郎さんです。初恋の人で、今も大ファン。3歳の頃、当時放送していた『西部警察』を、私はラジカセをテレビの前に持っていって“みんな静かにしてね”と言って、裕次郎さんの歌を録音していたそうです。『暴れん坊将軍』の松平健さんも好きでしたし、おじさま好みのおませさんだったんですね(笑)」 −−「全国美空ひばりコンクール」でグランプリに輝いたのをきっかけに、都はるみなど数々の歌手を育てたことで知られる作曲家・市川昭介氏の門下生となり、15歳で上京。'99年に『音頭水戸黄門〜あゝ人生に涙あり』でデビュー。しかし、所属事務所などの態勢が整わず、並行してOLとして働くことになったという。 「ウェブ制作会社でアルバイトをしながら、週末に歌手の仕事を入れていました。最初は雑用係として入ったんですが、いつの間にか制作の仕事をやるようになって、最終的にはシステム会社で企業サイトなどを本格的に作っていました(笑)」 −−二足の草鞋は、歌手活動が軌道に乗るまで約5年も続いたという。 「でも、その頃に培った技術で、今も公式サイトやファンクラブ会報などを全部自分で作っています。だからムダなことは何もなかったと思いますね(笑)」 −−デビューから17年。最近は『雨の錦帯橋』『呼子舟唄』『夕顔の坂』と、切ない曲調にのせて悲しい恋を歌い上げる楽曲が好調だ。加えて評判が高いのが、以前、発表した『長編歌謡物語』シリーズだという。 「歴史上の人物を題材に、歌とセリフと語りで構成しながらすべて1人で演じる作品です。忠臣蔵の赤垣源蔵、土佐藩主の山内一豊、将棋の阪田三吉などを題材にしたものを発表しました。長いものだと15分に及ぶものもあるんですよ」 −−スポットライトの中で熱演する彼女の姿に、誰もが息を呑み、物語の世界に引き込まれるそうだ。 「お客様は涙を流してくださったり、食い入るように聴いてくださいます。歌にジャンルの垣根はなくて、心を震わせる作品を作っていけば、世代を超えて響くものだと信じています」 −−そんな彼女、大の日本酒好きとしても知られる。あまりの好きさに、一昨年に『日本酒きき酒師』の資格を取得したほどだ。 「お仕事で全国各地へ行く先々で、いろんな地酒をいただいたのですが、一口飲んで“美味しい”としか言えなくて、うまく表現できないのがもどかしくて。そんな時に、この資格講座を受けたんです」 −−どんなことについて勉強したのか? 「お酒の製法、味や香りの種類、ラベル表記の意味など。味わいの違いを学ぶテイスティングの時間もあったんですけど、口に含んで味わうだけなんです。資格を取れる上に日本酒をたくさん飲めると期待していたのは大きな間違いでした(笑)。きき酒師の大きな役割は、日本酒とお料理のよい組み合わせを提案すること。例えば“さっぱりした生酒には、白身魚が合いますね”とか、“意外とチーズに合う日本酒もありますよ”とか。ワインのソムリエのような役割です。一緒に受講していた皆さんは、飲食店や旅館など、仕事でお酒に関わる方ばかりでした」 −−日本酒好きが高じて取得した資格だったが、これが意外な仕事の広がりを見せることに。地元・岩国のケーブルテレビが制作する、酒蔵を巡る番組のナビゲーターに抜擢されたのだ。 「酒蔵の杜氏さんと対談したり、試飲させていただいて味の特徴を紹介したり。資格のおかげで仕事の幅が広がりました。好きなものを、きちんと体系的に勉強することの大事さを実感しています。それは、歌の道にも通じるものがありますね」 −−物腰の柔らかいしゃべり口調とは裏腹に、酒には相当強いようだ。 「特に強くもないですけど…弱くはないと思います(笑)。男性とお付き合いするなら、絶対条件は“私よりお酒が強い人”ですね。決して乱れることなく、大人の飲み方ができる人。まったく飲まない男性とは、たぶん出会わないんじゃないですかね(笑)」 −−彼女は、ボイストレーニングに加えて、体のトレーニングも欠かさないという。 「年明けからジムでパーソナルトレーナーをつけて、筋トレと有酸素運動と食事制限をみっちりやりました。体重は7キロ落ちて、今まで着ていた服がブカブカになりました(笑)。今も暇さえあれば走ってます」 −−着物で見えないのが残念だが、その下には鍛え上げたボディーが隠されている。体型を保つのと同時に、歌手には体力も必要なのだ。 「機会があったら、ウエストの細いドレスとか着てみたいですね。ただ、体を絞ったら胸やお尻も小さくなってしまって、下着もブカブカに…。これは想定外でした(笑)」 −−演歌の世界とお酒は相性もよい。日本酒と着物の似合う美人演歌歌手として、今後の夢を聞いてみた。 「ぜひお酒のCMに出たいです。中でも、かつて石原裕次郎さんが出演されていた『松竹梅』のCMに出るのが夢です(笑)。裕次郎さんのように、色気のある飲み方ができるようになりたいですね」やまぐち・るみ=1980年1月14日、山口県岩国市出身。幼い頃から数々の歌謡大会で優勝し、'99年にテイチクエンタテインメントより『音頭水戸黄門〜あゝ人生に涙あり』でデビュー。特技は小唄名取、日舞名取。'13年から岩国市の観光大使を務めている。『夕顔の坂』は、テイチクエンタテインメントより発売中。
-
スポーツ 2016年07月10日 16時00分
東京五輪「ビーチバレー」閑散 客寄せに浅尾美和も木村沙織も“引っ張り出せ”の声
東京五輪で、東京ベイゾーン西側の潮風公園(品川区)が会場となるビーチバレー。同公園は臨海副都心の最大規模を誇り、レインボーブリッジを一望できる。しかし、「会場がデカ過ぎて、お客さんが埋まらないのではないか?」という“悲鳴”が上がっているのだ。 「五輪競技は、競技者人口の多いものと、観戦者人口の多いもので大きく二つに分けられます。世界的に見てビーチバレーは後者なのですが、日本の場合は状況が違うのです」(TV局員) 日本は主催国なので当然、出場権がある。世界ランキングでは、女子は5位、男子は14位(FIVB発表)で弱くはない。特に女子はメダルを狙える位置にあるが、これまで日本のビーチバレー会場を埋め尽くしてきたのは“カメラ小僧”たち。一方で、純粋な競技ファンは極めて少なく、強さが観客増に直結していないという。 「今さらですが、浅尾美和(30)の存在は大きかった。彼女のおかげでビーチバレーは市民権を得て、会場へもお客さんを集めてくれましたからね」(体協詰め記者) その浅尾が現役を退き、20歳の坂口佳穂など“ポスト浅尾”と呼ばれるアイドル候補も出てはいるが、まだ集客には結びついていない。そうなると、大きく造り過ぎたビーチバレーの会場をどう埋めるか、が新たな課題となるのだ。 「海外からの観戦者はある程度見込めるでしょうが、逆に自国の試合に空席が出る可能性がある。浅尾の現役復帰は無理としても、たとえば指導者で呼び戻すのも手でしょう。バレーボールからも人気選手、例えば、東京五輪の時には引退している可能性が高い木村沙織を引っ張り出すなどの対策も、検討しなければならない」(同) 今から日本ビーチバレーのレベルの高さを訴えたとしても手遅れだろう。“サオリン&アサノ”を呼んでの「爆乳バレー」「Vゾーンバレー」なら、是非とも行ってみたい。
-
その他 2016年07月10日 15時00分
【幻の兵器】回転翼を備えた「カ号観測機」は日本陸軍の組織的な病根の深さでほとんど活躍できず
砲兵の重要な役割に、観測射撃という戦術がある。観測射撃とは、射撃を実施する砲兵自身が直接目標を確認、照準することなく、あらかじめ任意の地点に進出していた観測兵が目標を確認、砲兵を指示誘導して攻撃する方法で、間接射撃とも呼ばれる。もちろん、砲兵は敵に姿を見せることなく射撃を行うため、原理的には反撃を受けることなく一方的に射撃を加えることが可能となる。 ただし、観測射撃を行うためには観測兵が目標を確認する必要があり、当然ながら観測兵には可能な限り広い視界と大きな視程を確保することが要求された。そのため、観測兵は戦場においてもっとも標高が高く、遮蔽物の少ない地点を占めようと試みるわけだが、究極的には目標上空から観測することが理想とされた。既に19世紀末には水素気球が軍事利用されており、気球に観測兵を載せて空高く浮遊させたのである。 気球による観測は砲撃の命中精度をいちじるしく向上させ、第一次世界大戦において全盛期を迎えた。だが、気球は航空機による攻撃に対して全く無力で、周辺に対空火器を配置したり戦闘機の護衛をつけてもなお、敵航空機によって大きな損害を出している。その他、気球で観測するためにはかさばる気嚢と危険な水素ガスを取り扱わねばならず、運用性という点では多くの問題を抱えていた。しかも、航空機による観測が一般的に行われるようになったため、第一次世界大戦後は気球による観測がすっかり時代遅れになった。 日本陸軍も早くから観測用気球に注目しており、日露戦争時の旅順攻略戦や第一次世界大戦の青島要塞攻略戦において気球を使用するなど研究に務めていた。だが、日露戦争では気球が効果を発揮しなかった上、第一次世界大戦以降は陸軍航空の中心が飛行機へ移ったことから、飛行連隊が1925年に設立された後は気球に関する研究も下火になった。もちろん、これはこれで時代の流れに即した軍の近代化といえるのだが、砲兵の側には気球の有効性を認める人々が多数存在しており、昭和初期に気球隊は砲兵の管轄となって、気球連隊が1936年に創設されている。 紆余曲折はあったものの、ともあれ日本陸軍砲兵は独自の航空観測隊を指揮下に収め、部隊の運用方法や新型観測機材の研究に着手した。そして1938年には新型観測気球を制式化するとともに(九八式気球)、観測用オートジャイロの研究開発を開始している。観測精度の問題から、着弾観測を実施する際には静止していることが望ましく、砲兵にしてみれば飛行機よりも気球の方がはるかに安定した観測拠点となりえたのである。 オートジャイロとは推進用エンジンとは別個に無動力の回転翼(例外もある)を備えた航空機で、前進することによって回転翼が風圧で回転しはじめ、やがては回転翼の生み出す揚力によって飛翔するという仕組みだ。動力回転翼を備えているヘリコプターとは異なり、垂直上昇及び下降、空中停止はできないものの、離着陸に必要な空き地が固定翼機に比べて非常に小さく、空中における機動性にも富んでいる。実際、向かい風状態ではほとんど空中に静止することも可能で、またヘリコプターと異なって操縦感覚も固定翼機に近いという利点があった。 砲兵の研究に先立ち、日本陸軍は学芸技術奨励寄付金によって1933年にアメリカケレット社のK-3オートジャイロを2機入手し、研究していた。ただし、研究中の事故で全て失われてしまい、オートジャイロ研究は1939年に陸軍航空本部が同じケレット社からKD-1Aを輸入するまで途絶える。とはいえ、そのKD-1Aも翌40年には破損してしまったため、破損機体は砲兵隊へ譲渡された。 砲兵隊は破壊された機体の修理を萱場製作所(現KYB)へ依頼するとともに、同社でのコピー生産を決意した。損傷機の修理(再生)は比較的順調に進み、発注からわずか半年ほどの1941年には完成、実用審査の上で翌42年にはカ号観測機として採用された。また、カ号という名称は観測の略が由来とされている。カ号には空冷倒立エンジン装備の一型と空冷エンジン装備の二型があるものの、空冷倒立エンジンには問題が多く、もっぱら二型が生産された。量産が始まった1943年から敗戦までには合計98機が完成したとされるが、引渡し前に空爆で失われたり、エンジンが間に合わなかった機体も少なくないため、部隊へ配備されたのは30機程度とされている。 また、たとえオートジャイロといっても防御火器があるわけでもなく、また備えていたとしても空中防御力は気球と同レベルであり、敵機に発見されたらひとたまりもなく撃墜されてしまうことは明らかだった。実際、数がそろった1944年の段階では観測機を運用する戦場もなく、日本本土で訓練や研究に使われていたようである。ところが、戦局の悪化と共に潜水艦による輸送船の被害が急増し、日本陸軍も対潜護衛艦艇を整備する必要に迫られていたため、陸軍特殊船(舟艇母船)として飛行甲板を備えていたあきつ丸で運用することが考えられた。ちょうどその頃、カ号機と同様に滑走距離の極めて短い三式連絡機が実用段階に至っており、これらの機体ならば飛行甲板が小さくて航空設備の貧弱なあきつ丸でも発着艦が可能とされたのだ。 試験の結果、あきつ丸には三式連絡機を搭載することとなったが、カ号機は日本本土沿岸の対馬海峡で対潜任務に着くこととなった。とはいえ、対潜作戦においてカ号機がどの程度の効果を発揮したのかは不明確であり、現在でも兵器としての評価は極めて困難である。ただし、カ号機は日本陸軍の抱えていた組織的な病根の深さを示す存在として、兵器としての能力以前に極めて大きな問題を抱えていたといえるだろう。 カ号機の開発が始まった1938年には、陸軍航空本部が地上軍に密接して「弾着観測」や偵察、連絡等を主任務とした九八式直協偵察機の原型機が完成しており、わざわざ砲兵独自の機材を開発する意味があったかどうか疑問なのである。おまけに、砲兵隊はカ号機の開発と並行してテ号という飛行機を開発しており、そればかりか、ほぼ同時期に航空本部は前述の三式連絡機を開発しているのだ。あまつさえ、ライセンス生産を見越してフィーゼラーFi156観測連絡機をドイツから輸入しているのだから、観測機に対する開発意欲はいささか常軌を逸していたとさえいえる。 つまり、1941年の段階で日本陸軍は砲兵がカ号とテ号の開発を進め、航空本部が三式観測機の開発とドイツからの輸入を試みるという、同一目的の兵器が四種類も乱立していたことになる。しかも、わずか三年前に観測機が開発されていたというのに、である。そもそも、砲兵が独自の観測機を開発、整備すること自体がいささかぜいたくといえ、航空隊と緊密に連携を取って作戦時に協調するのが本来の姿ではなかったろうか。 (隔週日曜日に掲載)■カ号観測機データローター折畳時全長:6.680m(一型)全幅:3.02m全幅:10.60m(停止したローター含む)全高:3.10mローター回転直径:12.2m自重:750kg全備重量:1,170kgエンジン: 一型:神戸製鋼所製 アルグス As 10C 空冷倒立V型8気筒 240 hp/2000 rpm(離昇出力) 200 hp(公称出力) 二型:神戸製鋼所製 ジャコブス L-4MA-7 空冷星型7気筒 245 hp/2200 rpm(離昇出力)速度:165km/h航続距離:360km武装:60kg爆雷×1乗員:2名(爆装時は1名)*記事一部修正しました
-
-
社会 2016年07月10日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第26回
郵政大臣田中角栄は違法ストライキをやった全逓信労働組合(全逓)幹部の厳正処分、時の郵政省最大の懸案だった全国から開局を熱望するテレビ予備免許の決定など、まさに後年の「決断と実行」の政治姿勢を見せつけた。 しかし、その一方で持ち前の“稚気”ぶりもいかんなく発揮した。稚気とはいわばチャメッ気であり、これは社会で立派な「男の武器」になる。いくら仕事ができても、人物が固い、暗いでは、周囲の人気は沸かない。対して、面白くいささかおっちょこちょいといった明るい性格の持ち主の方に人気は集まるのである。いい大人がふとのぞかせるチャメッ気に、ご婦人は極めて弱いのは知られている。 そんな田中が、世間の一部に反発を呼んだものの、圧倒的な好感をもって迎えられた“事件”が、郵政大臣就任からさほど経っていない中で起きた。その発端はいかにもの「型破り」ぶりに目を付けたNHKが、当時の人気ラジオ番組『三つの歌』へのゲスト出演を願ったところにあった。「大臣にさわりでもいいから、一曲歌わせてみれば大成功」というのが、NHKの思惑でもあった。 元来、開けっ広げの性格の田中は二つ返事でOK。時の司会者は“茶の間の顔”として人気抜群、後に参院選で当選、田中派入りすることになる宮田輝アナウンサーであった。 事前の打ち合わせで田中は、それなら童謡『赤い靴』をやるとしてリハーサルに入った。田中は歌いだしたものの、しかしどうも『赤エ靴ゥ〜、はいてたァ…』となってしまう。越後出身の田中にとって、「イ」の発音はどうしても「エ」としか出てこないのである。「こりゃ、ダメだ。他のに変えてくれ」で、2曲目のリハーサルは歌謡曲『湯島の白梅』となった。しかし、やはりダメである。『お蔦、主税のォ』まではいいのだが、その後が『心エきィ(意気)〜』となってしまう。それを見てとった宮田アナ、「それではナニワ節でいかがでしょう」と水を向けると、少年の頃から浪曲に親しんでいた田中は、直ちに「ヨッシャ」、玉川勝太郎の十八番『天保水滸伝』の一席と決まった。 さて、本番。田中は「イオ〜」のカケ声とともに、顔を紅潮させながらシオカラ声できばり始めた。常陸鹿島の明神さまのォ〜年に一度の棒祭りィ迎郷近江遠国からもォ〜集まる顔役親分衆ゥ賭場に小判の雨が降るゥ〜 さぁ、たまらない。NHKには、このナニワ節が始まるや抗議の電話が殺到した。「公共放送。それも現職の郵政大臣が登場して『賭場に小判の雨が降る』とはナニゴトか」というクレームの山である。しかし、この“事件”は幸いにも大臣の進退問題までには至らなかった。もっとも、この程度でひるむ人物ではない田中は、その直後の徳川夢声との週刊誌の対談でも余裕しゃくしゃく、ケロリとこう“事情説明”をしたものであった。 「私はあの『天保水滸伝』をウナる直前、さすがにちょっと考えたんです。放送の教育性を言ってる手前、ホントにこれでいいのかと。かといって『杉野兵曹長の妻』は少し回顧趣味だし、『壺坂霊験記』がいいかなと思っておったら、司会者がちょっと天保水滸伝でもと言ったんで、そのォ、向こうの顔を立てたワケですナ。玉川勝太郎さんは日本人的な哀調を帯びた、しかも歯切れのいい“投げ節”でね、低い声で抑揚がなく男に向くんです。始めて、いい調子だ、これでいいかと思ったらエライことになった。今度やるときは、文芸浪曲調で『南部坂雪の別れ』でやろうと思っていますよ。 しかし、そのォ、全国からいろんな手紙をもらっていますナ。“全逓”の諸君からも来てるんです。『ラジオでアレを聴いて、初めてわれわれの大臣だという気持ちになった』と。こういうものをもらっているから、ナニクソッと思っていますよ」 田中はこの『三つの歌』の後、その年、大晦日のNHKテレビ『紅白歌合戦』の審査員としても出演した。司会者が「大臣、どちらに軍配ですか」と問うと、「男性軍がニジョマル(二重丸)ですナ」と懲りた様子は全くなかったのである。 郵政大臣在職中の田中のテレビ、ラジオへの出演回数は、結局、十数回に及んだ。テレビのこうしたバラエティーものに出演した政治家は、田中をもって嚆矢とするのである。『天保水滸伝』“事件”後の参院本会議場では、大臣としてヒナ壇に座るとすかさずこんなヤジが飛んだのだった。「そこでナニワ節をやってみろッ」と。 田中はこの郵政大臣在任中の昭和33年5月の総選挙で、初のトップ当選を飾った。この選挙から政界引退まで一度としてトップ当選を譲ったことはなかったものである。 しかし、後に田中は「ホントにその気になって、冗談半分でもあそこ(参院本会議場大臣ヒナ壇)でウナッていたら、以後の私の議席はなかった」と述懐したものだった。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
-
スポーツ 2016年07月10日 12時00分
“盟友”小島が出場枠譲渡で天山が新日本G1電撃参戦!
6・27後楽園大会で発表された「G1 CLIMAX 26」の出場選手の中に自身の名前がなかったことに対して怒りを露わにしていた天山広吉だが、その後もシリーズ中、出場アピールをし続けた。そんな天山に対して一人の男が立ち上がる。シリーズ最終戦の7・3岩手大会でNEVER無差別級6人タッグ王座をリコシェ&マット・サイダルとともに奪取した“盟友”小島聡だ。小島はリング上に天山を呼び込むとこう叫んだ。 「天山が最後の『G1』って言うんだったら、これは俺の出場枠を天山に渡す!」 「ホンマにええんか…」と戸惑う天山に対し大きく頷いた小島はバックステージで「カッコ良く優勝して来い」とエールを送った。小島の意向を受けた新日本プロレスは翌4日にこれを尊重し、小島の公式戦の日程を天山に変更すると発表。『G1』26回の歴史の中でこのような形での出場はもちろんはじめて。天山、小島とは“第3世代”の仲間である永田裕志も、天山が選出されなかったことに対して複雑な心境を抱いていただけに、Twitter上で「何と!!」とツイートするなど、今回の譲渡劇には驚いていた様子が伺える。 天山の「G1 CLIMAX 26」公式戦(Aブロック)の日程は次のとおり。7・18 札幌対 石井智宏 初7・23 町田対 タマ・トンガ 初7・25 郡山対 丸藤正道 初7・28 所沢対 真壁刀義 1年ぶり7・31 岐阜対 オカダ・カズチカ 2年ぶり8・3 鹿児島対 バッドラック・ファレ 1年ぶり8・6 大阪対 後藤洋央紀 2年ぶり8・8 横浜対 棚橋弘至 1年ぶり8・12 両国対 SANADA 初※対戦相手の右はG1での対戦歴 今年で史上最多となる21回目の出場で、3度優勝している天山だが、2006年の優勝を最後に『G1』で目立った成績は残せていない。昨年は3勝6敗でAブロックの最下位だった。しかし、柴田勝頼と内藤哲也から白星を挙げており、14年も後藤から、途中欠場となった13年は優勝した内藤と鈴木みのるから白星を挙げることで、リーグ内に混戦を招く役割を果たしている。今回は『最後のG1』という強い意志と、それに応えてくれた小島の気持ちも背負ったことで、優勝が義務付けられる闘いになるが、Aブロックのメンバーは強敵揃いで、例年よりも苦戦が予想される。 同じタイプの石井、真壁、後藤を相手にどこまでやれるのかがポイントとなるだろう。4・10両国大会でのNEVER無差別級王座戦では柴田をあと一歩まで追い詰めてはいるが、一発勝負のタイトルマッチと連戦の『G1』では闘い方も、調整法も変わってくるので、ベテランならではのテクニックで対峙してもらいたい。 個人的な注目は7・31岐阜大会のIWGPヘビー級王者オカダとの2年ぶりのシングル対決。2年前は2戦目となる弘前で対戦し、オカダが勝利を収めたが、弘前のファンから終始大声援を受けた天山も期待に応える動きを見せ、オカダを苦しめている。今年は天山絡みのカードでは一番後ろのセミファイナルとして組まれているので、天山の健在ぶりをアピールするには格好の舞台になるはずだ。強敵揃いのAブロックを制して11年ぶりに決勝の舞台に立つことはもちろん夢があり浪漫を感じるが、今、第一線で闘っている選手から一つでも白星を挙げてファンに勇気や希望を与えるのが、これまで『G1』で色んな世代や、他団体や世界のエース級の選手と闘ってきた天山の務めだと思う。 21回目となる天山の夏。天山と一緒に一度でも多くのうれし涙を流したい。(どら増田)<新日Times VOL.25>
-
-
その他 2016年07月10日 12時00分
【コンピューターゲームの20世紀 68】今では絶対に再現できない要素にあふれている『ごんべえのあいむそ〜り〜』
舛添都知事の辞任という形でいちおうの結末を迎えた政治資金流用問題。いつの時代でも政治とカネの問題は国民にとっての重要事案だが、今から30年ほど前にその問題を強烈に皮肉ったゲームが登場した。今回紹介する『ごんべえのあいむそ〜り〜』は色々な意味でギリギリの作品。今の時代では絶対に再現できない要素にあふれている。 主人公は「ごんべえ」と名乗ってはいるものの、モデルとなっているのは第64〜65代内閣総理大臣である故田中角栄氏その人。氏は当時の自由民主党における金権政治を体現する人物で、1976年にロッキード事件で逮捕、83年には懲役5年の有罪判決を受けている。 本作はその2年後の85年に発売された固定画面式のアクションゲーム。1レバー2ボタンの操作系で、レバーで主人公の移動、ボタンで主人公のジャンプと攻撃が可能になっている。攻撃ボタンはステージによってパンチか扇子による攻撃になっており連打も効く。ジャンプは池にある石の上へ飛び移る際や敵キャラを飛び越える時に使用する。ゲームの目的はフィールド上に落ちている金塊を拾い集め、自宅に持ち帰ることなのだが、ステージによっては自宅が国会議事堂になっており、暗に外で集めてきた金を国会に持ち込むことを示唆している(自宅に持ち帰るのも問題だが)。金塊は一度に多く持ち帰るほど高いボーナス点が得られ、その点数はキャラの頭上に表示されている。ちなみに、金塊を持ち帰った時に「わっはわっは」のメッセージが表示されるが、ロケテスト時はこれが田中氏の口癖とされる「よっしゃよっしゃ」であったという。 これだけでも充分問題になるのだが、本作はさらに無茶をしたゲームになっている。それは敵キャラが全て日米の有名人を模したキャラで構成されていることで、タモリ、ジャイアント馬場、瀬古利彦、マイケル・ジャクソン、マリリン・モンロー(敬称略)をパロったキャラが各ステージに登場する。また、各キャラは本人を活かした特徴を持ち、たとえばジャイアント馬場は耐久力が高く、瀬古利彦はジャンプしながら移動し攻撃が当てにくい、マリリン・モンローは投げキスで攻撃、マイケル・ジャクソンはムーンウォークで移動する。そのうえ、各キャラにつかまった場合のヤラれポーズまでそれぞれ用意されているほどの凝りよう(タモリにつかまると裸にされてムチで叩かれる、ジャイアント馬場につかまるとシュミット式バックブリーカーを決められる)なのだが、全てが無許可(推定)であるところが恐ろしい。 上記敵キャラのほか、各ステージで無敵のタルがフィールドを移動しており、これが執拗に主人公を追いかける最強の敵になっている。単体であればジャンプで簡単に飛び越えられるのだが、他の敵キャラと一緒に移動しているとやっかいで、数体の敵キャラとタルが連なるように主人公を追ってくるのはよくあること。ジャンプでも飛び越えきれず、パンチはタルに効かないというこの状況を打破するにはワープゾーンの利用が効果的である。敵はここには一切進入できないようになっているため、画面下のワープゾーン入り口は安全地帯になっており、この存在を知っているかどうかで攻略難易度は大きく変わる。 ここまでの説明を読むと、本作はとんでもないクソゲーのように思われるかもしれないが、バカなゲームではあるが、クソゲーでは決してない。操作性は良好でありアクション部分の出来も当時としては高いといえるだろう。また、隠し要素が豊富に用意されており、それを見つけ出してボーナス点を狙っていくのも面白い。難易度的にもちょうどよく、ある程度練習すれば1周クリアは楽にできるようになるが、以降は敵の種類も増え、新たなギミックも加わるため難しくなっていく。演歌調のBGMも異様にノリがよく、思わず口ずさんでしまうほどだ。 ただ、先にも述べたとおり、あまりにも尖った仕様であるため、家庭用ハードなどに移植されたことはなく、そのためマイナーなゲームになってしまっている。まぁマイナーであったからこそ何の問題にもならなかったとも言えるのだが。ちなみに、本作の開発元であるコアランドは後にバンダイの子会社となり、バンプレストと名を改めることになる。バンダイグループの版権事業の中心であった同社が、過去にこういったゲームを発売していたことは何とも皮肉な話であるようにも思える。 余談ではあるが、本作のようなパロディゲームがお好きな方にオススメしたいゲームがもうひとつある。それがジャレコから87年に発売された『銀河任侠伝』で、こちらは実在の人物からアニメ、特撮、映画、ドラマのキャラまで多数登場している横スクロールのアクションゲーム。ザク、寅さん、ランボー、輪島、南野陽子、ジャイアントロボといった何の繋がりもないキャラが入り乱れる様は壮観だが、ゲームとしての完成度があまり高くないという欠点もある。(須藤浩章)■DATA発売日…1985年メーカー…セガ/コアランドハード…アーケードジャンル…アクション(C)1985 CORELAND/SEGA
-
アイドル 2016年07月10日 12時00分
「第2次アイドル戦国時代」突入の予感
8月5日から3日間にわたって催される大型アイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」。その初日に、AKB48チーム8が初出演することが発表された。SKE、HKTに続き、いよいよTIFに乗り込んできた「AKB」。第2次アイドル戦国時代の幕を開けるのは、やはりAKBか!? 今年も、TIFの季節がやってきた。2010年に創設され、初年度は45組の出演で「前代未聞の大型アイドルフェス」と言われていたTIFも、今年はすでに過去最多の220組の出演が決定。観客動員数も過去最高だった昨年の5万1481人を上回ることが予想されている。アメリカ『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のブログでも、3大ロックフェス(フジロック、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、サマーソニック)や東京JAZZと並び、「日本で見るべき夏の音楽フェス5選」として紹介されている。さまざまなアイドルフェスが催されるようになった昨今でも、これだけ外せない必聴必見のイベントだ。 アイドルファンが最も注目する一大フェスに、日本で最も有名なアイドルグループ「AKB」が満を持して出演。これは間違いなく一大ニュースだ。 今回出演する「チーム8」は、全国47都道府県から1名ずつ選ばれた47人のメンバーで、2014年に結成。「会いに行ける」ではなく「会いに行くアイドル」がコンセプトだ。そのほかのAKB48のチームとは活動の内容・規模が異なり、国民的な知名度を持つメンバーもいないが、「AKB」の名がTIFに乗り込んできたという事実の大きさは変わりない。また、今年のTIFには、欅坂46も初参加。48と46が多くの注目を集めることになるだろう。 48グループでは、2012年にSKE48がTIF初参加。2013年からは指原莉乃率いるHKT48が3年連続で出演し、“48グループのTIF担当”との呼び名もあるが、現状、今年の出演はアナウンスされていない。そんなHKTの指原莉乃が、今年のはじめ、1月1日に気になるツイートをしている。 「HKTっていうより、、AKBが出たほうがいいと思う! わりとまじで」(原文ママ) TIF2016へのHKT出演の可能性について答えたものだが、プロデュース能力やアイドル業界全体見渡す力には、「秋元康以上」との声もある指原の言葉だけに、賛否両論、大きな反響を呼んだ。そして、指原の言葉通りになった。アイドル業界に押し寄せている新たなうねりや、そのなかで48グループが置かれている状況などを俯瞰した上で、ある種の「勝負」が必要だと感じての発言だったのだろう。いつものことながら、彼女の先見性や突破力のある言葉には驚かされる。 TIFと言えば、近年はハロプロ勢の出演も積極的だ。今年は、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、“準ハロプロ”とも言えるチャオ ベッラ チンクエッティ、アップアップガールズ(仮)、吉川友、Bitter&Sweetらがエントリー済みだ。 初期からTIFを観てきたアイドルファンや、ブレイク前のアイドルを愛する人のなかには、AKBやハロプロなど、大メジャーどころの出演を快く思わない気持ちもあるかもしれない。確かに、大メジャー系グループが出演すれば、メディアの注目や人の流れはそちらへと向きがちになる。また、イベントの規模が大きくなるほど、45組のアイドルを見守っていた頃の、ある種、牧歌的な空気は失われていくだろう。 ただ、ブレイクを目指すアイドル側にとっては、これほどのチャンスはない。AKBにしろハロプロにしろ、大メジャー系アイドルグループのファンというのは、視野狭窄的になる場合がある。応援するアイドルに誇りを持つあまり、非メジャーアイドルを見下しがちになることも。ただ、アイドルにはそれぞれの魅力があり、非メジャーアイドルを見下してしまうアイドルファンも、単なる「食わず嫌い」である場合が少なくない。 そんな、盲目的とも言える固定観念を壊すきっかけになるのが、TIFのような大型アイドルフェスなのだ。また、アイドル業界にとっても、フェスは大きな意味を持つ。レベルの近いアイドルが集まるイベントよりも、レベルや客層がまったく異なるアイドルが一堂に会する大型フェスの方が、新規顧客の掘り起こしや業界全体の活性化に繋がるのは間違いない。 楽しみ方としてはいささか横道に逸れるが、AKB勢、ハロプロ勢、さらにはももクロ勢などのメジャーアイドルが同じステージに上がれば、メンバー同士のライバル意識はもとより、「どこのグループがトリを取る?」など、水面下での鍔迫り合いにも興味が湧くのがオタク心だ。 昨年末のフジテレビ『FNS歌謡祭』。48グループ、坂道シリーズ、スターダスト軍団、そしてハロプロが出演したコラボ企画で、AKBやももクロよりも低い扱いを受けたことに、ハロプロファンが不満の声をあげたのは記憶に新しい。 こうした状況で思い出されるのが、2010年の8月、現在は閉館・建替え中の渋谷公会堂(当時、C.C.レモンホール)で催された「アイドルユニットサマーフェスティバル2010」だ。2日にわたって催された同イベントに出演したのは、SKE48、ももいろクローバー(当時)、bump.y、そしてスマイレージ(現・アンジュルム)の4組。当時のももクロは、まだメジャーデビューを果たしたばかり。水面下の戦いは、48グループを代表して出演するSKEと、ついに“鎖国”を解いたハロプロのスマイレージとの一騎打ち。結局、1日目のトリをスマイレージ、2日目をSKEで分け合うことで落ち着いた。 「アイドル戦国時代」という言葉が公に誕生したのも、このイベントだった。開演前の囲み取材の際、スマイレージの福田花音がバチバチのライバル意識を見せながら、「アイドル戦国時代」を宣言したのだ。 最近では、「アイドル戦国時代」という言葉も耳にしなくなり、「アイドルブームは終わった」とも言われがちだが、今年のTIFのラインナップやその規模を見れば、「新たな戦国時代」の幕開けにも思えて仕方がない。 プロレス的な物語としては、戦国時代ののちに「泥沼時代」を味わったアンジュルムのリーダー・和田彩花が、福田花音の遺志(空気を読む力)を受け継ぎ、取材陣を前に少々過激な発言をしてくれると実におもしろいのだが、今のところ、アンジュルムのTIF出演は発表されていない。 あとは、2010年の初回に出演しているももクロがTIFに帰ってきたら、まさしくアイドル戦国時代の再来だ。メジャーマイナー入り乱れて繰り広げられる、「第2次アイドル戦国時代」を宣言するのは誰だ?【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第35回】
-
芸能ネタ 2016年07月10日 12時00分
自らのスキャンダルで培った指原莉乃の人心掌握術
6月18日に催された『第8回AKB48選抜総選挙』で、指原莉乃(23)が24万票超えという圧倒的な強さで史上初の2連覇を達成した。もっとも、指原が歩んできたアイドルとしての道のりは、決して順風満帆ではなかった。 「5期生としてAKB48に加入後、週刊文春に下半身スキャンダルをスッパ抜かれ、HKT48へ移籍させられました。当時の指原は引退まで考えるほど落ち込んだといいます。そんな時に心の支えになったのが秋元康の存在。マネジメントや心理学の書籍、名作映画のDVDなどが大量に送られてきたそうです。彼女は貪るように本を読み、DVDを何度も見たそうです」(AKB関係者) そんな当時の苦い経験と勉強が、今の指原を形成したというのだ。実際にネットをのぞき見すれば、彼女へのやっかみや嫉妬など、罵詈雑言の類で溢れている。ところが、業界関係者の評判といえば180度、真逆な意見ばかりだという。 「文春のスキャンダルで、人の痛みが分かるようになったんです。確かに、それまでの彼女はお世辞にも性格がいいとは言えなかった。しかし、とことん自分と向き合わされた彼女は、まるで別人のように変わった。以来、自分より格下のものには敬語を使い優しく接する。格上だと分かると本音で接し、むしろタメ口で会話をする。偉い人は普段から回りにチヤホヤされて自分が見えていないからです。その結果、偉い人達から可愛がられるんです。ここだけの話ですが、某局のトップは指原によく人生相談をしています」(芸能事情通) 業界関係者から受けがいいのは性格だけではないという。アイドルとしてしっかり稼いでいる点も高く評価されていたのだ。 「最終的に24万票以上を集めた指原は、投票シリアルナンバーが入ったCD『翼はいらない』を約4億円近く売り上げた計算になる。指原1人で数十人のスタッフを養っているということ」(芸能プロ関係者) 平行してバラエティー番組関係者の評判も、すこぶる良好だ。 「指原がゴールデン&プライム帯の番組に出演した場合、1本当たりのギャラは10〜15万円前後。年々、右肩上がりで上昇を続けている。現在のメンバーの中では最高ランクです。しかも、コメント力もあり、ダウンタウンの松本人志や東野幸治、ナイナイの岡村隆史、爆笑問題の太田光などの受けもすこぶるいい。逆指名を受けるなんてことはザラにあるんです」(同) 彼女の将来の夢は結婚による芸能界引退だという。 「芸能プロを設立し、自分でタレントのマネジメントをやってみたいそうです」(前出・芸能事情通) 指原の快進撃は続く!
-
芸能ネタ 2016年07月09日 19時00分
杉浦友紀 リオ五輪 “ロケット爆乳指令”でアナの金メダルは確実
6月22日、NHKがリオ五輪を取材する現地キャスターを発表。阿部渉アナや杉浦友紀アナが選ばれた。だが、杉浦アナのファンからは心配の声が挙がっている。なんでも杉浦アナが激やせし、豊かな胸がサイズダウンしてしまうのではないかというのだ。あの、ぽっちゃりした体型に、どっしりとした体つきがたまらないと、彼女に夢中な男は多い。 その杉浦友紀アナ(33)に驚きの“極秘指令”が出されたという。 「6月22日、NHKのリオ五輪現地キャスター発表会見に出席した彼女は『体力勝負で頑張ります』と、やる気を見せました。“体力勝負”と自ら言ったということは、“おっぱい勝負”という意味と受け取って間違いないですね」(放送記者) 杉浦アナは、在京局随一の爆乳を誇る。現在、『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』キャスターを務めるなど、NHK女子アナのエースだ。 「ブレイクしたのが、'14年冬季ソチ五輪中継。上智大時代、『ミスソフィア』に輝いた美貌に加え、連日、現地からロケット爆乳を披露し、男性視聴者をくぎ付けにしました」(スポーツ紙記者) そんな杉浦アナに対し、局サイドが出したのが、“爆乳露出指令”だという。 「東京五輪に向けて盛り上げたいNHKとしては、リオ五輪での高視聴率ゲットが絶対的課題。頼みの綱は、杉浦アナの“おっぱい攻撃”。局幹部が“リオ五輪では、できるだけ露出の多い服を着た方がいいんじゃないか”と極秘指令を出したとか」(NHK関係者) いわば「リオのカーニバル作戦」とも言えようか。そんな彼女といえば昨年、同期のNHK職員と結婚した人妻。しかし、その胸は“進化”を続けているという。 「結婚後も胸が肥大化しており、『サタデースポーツ』で横から映る胸のふくらみが話題になっています。ネットでも“95センチHカップ”まで成長しているのではないかと大盛り上がり。リオで“進化した爆乳”を披露したら男性は股間が“カーニバル”状態になる」(芸能記者) 杉浦アナは、結婚後も妊活セックスをしていなかったとみられている。 「リオキャスターを務める可能性を想定し、中出し妊活はお預けの模様。それだけに、欲求不満がたまっている。というのも彼女、'13年5月には日本テレビの30代社員とのお泊まり愛を撮られたことがあるほどの肉食系。五輪終了までセックスを我慢できるか心配する声もある」(芸能関係者) 禁欲性活中の杉浦アナだが、本番の中継に備え、乳のケアに余念がないという。 「同僚女子アナに、風呂上がりに“おっぱいマッサージ”を入念にし、ロケット度を強化していることを明かしているとか。本番では一回り成長した悩殺乳が見られるかもしれません」(同) リオ五輪でのサイズダウンだけは勘弁していただきたい。
-
-
アイドル 2016年07月09日 17時45分
七夕にアイドルカレッジが浴衣姿で登場! VRサイトでは超至近距離で会える!?
メンバー全員浴衣姿だ! アイドルグループ「アイドルカレッジ」が、7日(木)東京・秋葉原のソフマップで週イチ定期公演「雨のちアイカレ☆ときどきソフマップ」を行った。この日は七夕当日ということで、出演メンバー全員が浴衣姿! また、同日には10月からの7周年記念7大都市ツアーの前売りチケットが一斉発売された。アイカレには、さらなる動きも! 8日(金)からβ版がリリースされるVR(バーチャルリアリティ)コンテンツ配信サイトへの登場が決まり、試写会が行われるなどニュース目白押しだ。 前売りが開始されたツアーについて意気込みを聞かれたメンバーの冨田樹梨亜は「過去最高のツアー数で過去最高に多いメンバーで行くことになるので楽しみ。アイカレをもっと広めたい」。海老原優花は「名古屋や札幌などに遠征で行かせてもらっていて、そこにツアーで行けるということで、すごいドキドキしています」と緊張気味。川音希は「長いツアーは初参加なので緊張しています。東名阪を回ったときはギュウギュウのバスで行ったので…」と、なかなかない経験だったようだ。 前回の東名阪ツアーからは、「終演後にマッサージやハリ治療してくれる人がいて!」(冨田)と、専属トレーナーがいたほどハードな!? 現場だったことを明かす。「今回も呼びます! チケットの売り上げ次第でギュウギュウのバスも考えます」(運営)というから、これからアイカレのPR次第だといったところか。ちなみに、個人的に気になるツアー会場は?という質問には、「札幌です。先週遠征に行った会場でできるのと、あと、朝早起きして行った市場での海鮮丼がおいしかったので楽しみ」(冨田)、「福岡です。前回本番の直前にアレルギー出ちゃって悔しい思い出があるので、リベンジしたい」(海老原)、「広島です。MAPLEZ(メイプルズ)さんとの共演が楽しみ」(川音) ライブでは七夕にちなんで、短冊に願い事を書いて公開! 川音は「しっかりした人間になりたい! 立ち居振る舞いも含めて大人になりたい」としっとりしたオトナ願望を明かす。「楽しく暮らしたい」と枯れた!? おばあちゃんみたいな願いを語ったのは海老原。冨田は「すべての願い事が叶うようになる!」と、かなり欲張りな願いを展開。運営に笑いながらNGを出されたそうで、「ジブリの声優になりたい」と軌道修正していた。ほかにも、今野穂乃花は「今年中に8頭身に! このあいだ測ったら5頭身だった」と会場を笑わせた。ちなみに、6か月かかったという自作の浴衣を披露した佐藤春奈は、メンバーの着付けを手伝うなど舞台裏で大活躍だったようだ。 この日は、アイドル特化型実写VRコンテンツ配信サイト「EINYME(エイニーミー)」へアイカレメンバーが第一弾登場とあって、会場で試写会を開催。EINYMEは、お目当てのアキバアイドルと「目前わずか3センチ」の至近距離で、さまざまなバーチャル体験を楽しめるというもの。8日(金)から始まった先行リリースでは、無償サンプルをダウンロードでき、VRヘッドセット「GEAR VR/Oculus Rift」で鑑賞できる。実際に体験してみると、メンバーの顔が鼻先まで接近してくる! 会場で体験した運営も思わずのけぞってしまうぐらいの“超至近距離”体験だ。制作担当によると「普段は握手会でしか触れ合える機会がないアイドルと、自由な時間でバーチャル体験が楽しめるというのは初めての試み」だという。コンテンツはこれからどんどん増えていくというから、こちらにも注目だ。
-
レジャー
GI菊花賞追い切り速報 フサイチジャンク反撃
2006年10月18日 15時00分
-
レジャー
3冠阻止! GI菊花賞 サムソン最大の敵はダービー2着馬アドマイヤメイン
2006年10月17日 15時00分
-
レジャー
GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
2006年10月16日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
-
レジャー
確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
-
芸能ニュース
みのもんた 参院選出馬!?
2006年10月12日 15時00分
-
レジャー
GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
2006年10月11日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
-
レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
-
レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
-
芸能ニュース
よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
-
芸能ネタ
マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
-
芸能ネタ
中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
-
芸能ネタ
a
1980年09月26日 22時06分
-
芸能ネタ
a
1970年09月27日 12時20分
-
芸能ネタ
a
1970年09月26日 22時43分
-
芸能ネタ
a
1970年09月26日 22時28分
-
芸能ネタ
a
1970年09月26日 22時10分