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社会 2020年03月24日 06時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第362回 令和恐慌
2019年10月の消費税増税から現在に至る日本の経済危機は、完全に安倍政権による「人災」である。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の襲来は、さすがに安倍政権に責任はないのでは、と思われたかも知れないが、そんなことはない。 安倍政権は、3月5日になって、ようやく中国全土からの入国規制を決定した(入国規制開始は3月9日)。中国からの入国規制強化が「習近平の国賓来日延期」を受けたものであることは、誰の目にも明らかだった。何しろ、発表されたのが同日なのである。 つまり、安倍総理は、「習近平国家主席を国賓として日本に招く」 に、政治的(政策的、ではない)なメリットがあると判断し、国賓来日にこだわり、結果的に、3月4日までは、「中国全土からの外国人の入国規制に踏み切らなかった」 ということになる。まさに、国民の健康や生命と引き換えに、「習近平国賓来日」路線を貫いたわけだ。 もう一つ。日本国内でCOVID―19の最初の感染者が報じられたのは、’20年1月16日。神奈川県で、中国人の感染者が確認されたのが、国内感染者第1号だ。その後、感染者の報告が相次ぎ、1月27日には、新型コロナウイルスによる感染症が指定感染症に指定された。 安倍政権は、最初の感染者が報じられた時点で、中国全土からの外国人の入国を規制するべきであった。とはいえ、実際に入国規制策が始まったのは、1カ月以上が経過した3月9日。しかも、総理は武漢市封鎖の直後、1月24日から30日まで、〈更に多くの中国の皆様が訪日されることを楽しみにしています〉というメッセージを北京の日本大使館のHPに掲載した。 何しろ、総理自ら中国人の訪日を歓迎する状況が続いたのだ。特に、2月初旬の「さっぽろ雪まつり」には、例年通り大勢の中国人観光客が訪れた。結果的に、北海道で最初のアウトブレイクが発生。2月28日には、北海道知事が3週間の間、道民に週末の外出を控えるよう要請する「緊急事態宣言」が出されるに至る。 安倍総理が1月の時点で入国規制策を講じなかった理由は、4月の習近平国賓来日を控え、中国との関係をこじらせたくなかったことに加え、中国人観光客のインバウンド消費への期待があったことは疑いない。とはいえ、’19年の中国人観光客の日本国内における旅行消費額は、1兆7718億円。’19年の日本の名目GDP(554.5兆円)の、わずか0.32%にすぎないのだ。 0.32%の中国人インバウンドを「惜しみ」、日本にCOVID―19を蔓延させ、インバウンド消費全体が壊滅的打撃を受けることになった。さらには、日本国民の消費も激減。損失額は、最低でも「兆円単位」であろう。 何しろ、安倍総理はイベント自粛や小中高全国一律休校の「要請」により、日本国民の消費マインドをどん底まで叩き落としてしまった。「要請」とは銘打っているものの、イベント主催者や教育関係者側からしてみれば、自粛せずに感染者が出てしまった場合には、「政府は自粛や休校要請をしたにも関わらず、従わなかった」 というわけで、確実に責任を追及されることになる。しかも、イベントの場合は、安倍政権が「大規模なイベントの自粛」と、非常に抽象的な表現をしており、自粛すべき規模の客観的な基準が分からない。となると、「とりあえず、後で責任を追及されるのは嫌だから、自粛しよう」 と、「あらゆる規模のイベント」の主催者が考えるに決まっている。 イベント自粛や小中高全国一律休校以前に、感染症が蔓延し、日々、増え続ける患者数が公表される状況では、国民は自ら外出を控えるようになる。結果、消費が減る。 本稿執筆現在(3月11日)、東京の繁華街は人気が消え、まるでゴーストタウンと化している。飲食店は、夜になってもガラガラだ。 三越銀座店の2月の売上高は、対前年比36.2%減。利益ではなく、売上が3割以上も落ち込んでしまったのだ。さらには、大丸心斎橋店が同45.5%の減少。その他の百貨店も、総じて売上2桁減という異常事態に至っている。 3月9日に発表された’19年10〜12月期のGDP成長率(改定値)は、実質GDPが対前期比▲2.8%、年率換算▲7.1%と、速報値(年率▲6.3%)よりも悪化した。速報値と比べて特に悪化が目立つのが、設備投資だ。民間企業設備では、何と年率換算で▲17.3%と、脅威の落ち込み率になってしまった。 政府は間違いなく「台風のせいだ」と責任転嫁に走るのだろうが、台風が来たからといって、日本国民が消費や投資を年率2桁も減らすはずがない。というよりも、本当に台風のせいでここまでGDPが減ったとすると、むしろそちらのほうが問題だ。台風一発でGDPが年率換算で7%を上回る落ち込みになるなど、どれだけ脆弱な経済なのか。 実際には、’19年10〜12月期のマイナス成長は、消費税増税が原因だ。しかも、その後の安倍政権は’20年1月時点で、中国からの外国人入国を規制せず、COVID―19アウトブレイクを許してしまった。さらに「大規模なイベント」という曖昧な表現で「自粛」を要請し、国民に責任を丸投げし、消費の凄まじい減少を引き起こしてしまった。しかも、国民の所得を強制的に減らしておきながら、まともな損失補償策をパッケージでしか発表していない。 すべて安倍政権の失政なのだ。 日本政府は、すぐにでも以下の対策を打たなければならない。(1)PB黒字化目標の破棄(2)消費税の廃止もしくは一律10%の軽減税率の適用(3)政府の自粛、休校要請で被害を受けた国民、企業への全面的な損失補償(4)消費を喚起するために、国民一人当たり10万円規模の給付金(5)医療、防災等、安全保障強化の「長期計画」を立て、予算をコミットし、企業が安心して設備投資できる状況を作る 財源は、当然ながら国債発行だ。ここまで状況が悪化しているにも関わらず、PB目標破棄や国債増発を決断できないとなると、我が国が「令和恐慌」に突入することが確定する。***************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2020年03月23日 23時00分
堂本光一『SHOCK』、再開発表から一転して公演中止になってしまった理由
KinKi Kidsの堂本光一が22日、東京・帝国劇場から、公演中止となった主演ミュージカル「Endless SHOCK」のインスタライブ配信を行った。 同公演は先月4日に初日を迎えていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で同27日、翌28日から今月10日までの公演を中止。その後も2度にわたって中止期間を延長した。 感染症予防対策を講じた上で、20日午後6時の公演から再開を発表していたが、開演7時間前の同日午前11時に、公演が急きょ中止に。同午後8時に、31日までの全公演の中止が発表されていた。 各スポーツ紙によると、公演中止を悲しむファンのために、光一を始め、キャストやスタッフの提案で、急きょ、インスタグラムの動画機能「インスタライブ」での生配信が決定。 配信には、帰国する米国人ダンサーを除く全キャストが参加。オープニングでは、普段通りにキャストの名前や作品のロゴがステージ上の幕に映し出され、光一はKAT-TUNの上田竜也、元AKB48/NMB48の梅田彩佳、女優・前田美波里らとともに歌を披露してあいさつ。 配信は2時間以上にわたったが、主なシーンごとに本番と同じ演技やダンスを一部披露するダイジェスト版。109年の歴史の中で、同劇場からのステージ演目の生配信は今回が初めてとなったというのだ。 「ファンにとっては、“神対応”と呼べるような動画配信だったが、帝国劇場周囲の東京宝塚劇場を始め、東宝が運営する劇場は公演を再開している。しかし、なぜ『SHOCK』のみが中止になったかというと、国から帰国を命じられてしまった米国人ダンサーたちがいないと、演出面や流れ的に公演が成り立たなくなってしまったから。代役を立ててれば解決する問題ではなかったようだ」(演劇担当記者) 中止はやむを得ない決断だったようだ。
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スポーツ 2020年03月23日 22時30分
スターダム、3.24後楽園決行!シンデレラトーナメント1回戦から岩谷麻優対木村花!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは20日、都内の道場で会見を行い予定通り、24日の東京・後楽園ホール大会を開催すると発表した。毎年恒例となっている、春の最強“姫”決定ワンデートーナメント『シンデレラトーナメント2020』を開催する。 今年で6回目を迎える『シンデレラトーナメント』の歴代シンデレラは次の通り。2015年、2016年 岩谷麻優2017年 トニー・ストーム2018年 渡辺桃2019年 星輝ありさ 今年は16選手が参加し、ワンデートーナメントが繰り広げられる。昨年優勝の星輝は負傷欠場中につき、トーナメント参加が見送られた。▼1回戦対戦カード渡辺桃 対 スターライト・キッドジャングル叫女 対 ジュリア小波 対 AZM朱里 対 ジェイミー・ヘイタ―中野たむ 対 鹿島沙希上谷沙弥 対 刀羅ナツコ林下詩美 対 舞華岩谷麻優 対 木村花※1回戦から準決勝は10分1本勝負、決勝のみ30分1本勝負。オーバー・ザ・トップロープでの場外転落は失格。時間切れドローは両者失格となる。 特別ルールが採用されているため、過去には準決勝の第2試合が決勝になったこともある。両者失格がトーナメントを予期せぬ流れに引き寄せる可能性を秘めているのが面白いところ。ジュリアや朱里が参戦するなど見どころ満載だが、1回戦の最後に組まれたワールド・オブ・スターダム王者の岩谷麻優と、恋愛バラエティ番組テラスハウスに出演し、世間的な知名度も上昇中の木村花の一戦は、花にとって大一番となった。ここを突破するようなことがあれば、岩谷が保持している「赤いベルト」が見えてくるのではないだろうか。 岩谷は「今回、久しぶりにお客様の前で試合できることをすごい楽しく待ち望んでいたことなので、嬉しく思っております。シンデレラトーナメント、今年で5回目?(実際は6回目)ぐらいなんですけど、初代、2代目、優勝者は岩谷麻優だったので、今年は久しぶりにシンデレラのドレスを着たいなと思います」と優勝に意欲を見せると、花は「赤いベルトも羨ましいし、女子プロレス大賞も羨ましいし、私飛んだり跳ねたりとかしないから、そういうのもいいなって思うし、岩谷麻優を見てると、いいなって思うことが多くて、それを根こそぎ奪いたい」と挑発した。両者は直近で、新日本プロレス1.4東京ドーム大会でタッグ対決し、岩谷が花からフォール勝ちを収めている。この試合の結果がトーナメントの行方を左右するのは間違いないだろう。 スターダムでは、現在TOKYO MXで放送中のレギュラー枠が、4月4日より毎週土曜夜9時のゴールデンタイムに移動することが決定。また、今回のトーナメントでは、8日に開催された無観客試合に引き続き、WWE殿堂入りを果たした獣神サンダー・ライガー氏が実況席のゲスト解説を務めることも決定した。ライガー氏は「続けて見てみたい」と語っていただけに、どんな言葉が飛び出すか注目だ。(どら増田)
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社会 2020年03月23日 22時00分
市職員、酒を飲み工事現場のトラックを盗み逮捕 苦しい言い訳に「免許を取り上げるべき」の声も
飲酒した上、工事現場に停めてあったトラックを盗んだとして、福岡県直方市職員の男(30)が逮捕。その行動に怒りの声が上がっている。 男は20日午前3時半頃、飲酒し酒に酔った状態で福岡市天神の工事現場に侵入。停めてあったトラックに乗り込み、エンジンを掛けて発進させ、数メートル走らせた。 様子を見ていた警備員が止めさせようと追跡すると、男はトラックから降りて逃走。即座に取り押さえられ、窃盗の疑いで逮捕された。警察の取り調べに対し、「エンジンを掛けたのは間違いないが、盗んではいない」と話している。警察によると、男の吸気から基準値の3倍を超えるアルコールが検出されたという。 福岡県内の自治体職員によると事故と言えば、2006年に発生した海の中道大橋の事故が思い出される。福岡市の動物管理センターに勤務していた男が酒を飲んだ後に車を運転し、中道大橋で夫婦と3人の子供が乗る車に追突。追突された車は橋から博多湾に転落し、3人の子供が溺死。夫婦2人は助かったものの、子供3人を失った心情は察するに余りある。 しかも、この男は現場から立ち去った上、水を飲むなどして隠匿工作も行っており、その悪質性は顕著。裁判では危険運転致死傷罪が認定され、道路交通法違反と合わせて懲役20年の刑が確定。また、この事故が発生した際、福岡市は男が勤務していた職場の上司や管理者を処分している。 このような事件が発生し、「職員の飲酒運転」に厳しい目が向けられている福岡県。今回の事件は直方市職員ではあるものの、酒に酔いトラックを運転し盗むという行為は「過去の過ちを繰り返している」取られても、致し方ない。 それだけに、ネットユーザーからも「厳しい罪にしてほしい」「許せない。もし道路に出たら、大惨事になるかもしれなかった」「免許を取り上げるべきだ」など怒りの声が上がった。 直方市の人事課は今後、「適切な対応をしたい」とコメントしている。甘い対応となれば、市民や県民が納得しないだろう。
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芸能 2020年03月23日 22時00分
〈貞淑美女タレントの性白書〉四十路人妻フリー女子アナ秘密の豊潤下半身(3)
「人妻名コンビ」高島&中野『サタデーステーション』(テレビ朝日系)の高島彩(1979年2月18日生まれ・41歳)は、フジテレビ入社当時、『史上最強の女子アナ』と評された。「まさに、“新人類”でした。愛らしいルックスながら、麻雀好き、居酒屋好きを公言していて、そのギャップが凄かった」(フジテレビ関係者) もっとも、2011年10月、『ゆず』の北川悠仁と結婚し、2児の母となってからは一転、“良妻賢母”に大変身。「それでも、かわいらしさは全く衰えていません。セーラー服を着ても、十分に“イケる”と思います。ただ、悠仁の母親との“嫁姑バトル”は、いまだに続いているようです」(前出・女性誌記者) その高島とフジテレビ時代から“名コンビ”と言われているのが中野美奈子(1979年12月14日生まれ・40歳)。「高島が“アヤパン”なら、中野は“ナカミー”。アナウンス部の“泊まり”の当番の時は、仮眠室でよく“一緒に寝て”いました。パンティーも共有して使うほどの仲良しでした」(テレビ局関係者) 中野は結婚後、夫の赴任先のシンガポールへ渡ったが、現在は帰国。「『乃木坂46のザ・ドリームバイト!〜働き方改革!夢への挑戦!〜』(フジテレビ系)をやりながら、トークやバラエティー番組にも出ています。しかし、実家は病院経営、夫は整形外科医なので、ガツガツしていません。3歳の男の子がいます」(前出・女子アナライター) 小林麻耶(1979年7月12日生まれ・40歳)は、三谷幸喜作の舞台『罪のない嘘〜毎日がエイプリルフール』出演中で、全国各地を駆け回っている。「一昨年7月、整体師でタレントでもある4歳年下のあきらと結婚しました」(スポーツ紙記者) TBSの局アナ時代から“天然”と揶揄されてきた小林だが、「色々と悩んでいるようですが、何事にもトライするチャレンジ精神は大いに買うところです」(芸能プロ関係者) 四十路になっても、まだまだピチピチ女子アナには負けられない!
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芸能 2020年03月23日 21時45分
渡辺謙“年下女性”との再婚延期濃厚…原因はもちろん娘婿の東出昌大
女優・杏の父親の俳優・渡辺謙と21歳年下のA子さんの結婚が暗礁に乗り上げている。それもこれも、唐田えりかとの不倫が発覚した東出昌大と杏の夫婦関係が不透明だからだ。 東出は3月17日、都内で行われたドキュメンタリー映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』のトークイベントに登場。取材に応じ頭を深々と下げたのだが…。「渡辺とA子さんは今春にも入籍予定でした。ところが、娘婿の東出は不倫でいまだバッシングの嵐。杏と孫が苦しんでいるときに入籍なんてできるわけがない。渡辺は東出に激怒していますよ」(女性誌記者) 渡辺も不倫の苦い過去が二度ある。2017年3月、大阪・北新地の元ホステスで21歳年下のジュエリーデザイナーA子さんとの不倫が報じられた。杏の母親と離婚成立(05年)したのとほぼ同時に再婚した女優の南果歩とは、A子さんが原因で一昨年5月に離婚発表。渡辺は主婦層から反感を買った。 離婚発表した翌6月からはミュージカル『王様と私』ロンドン公演のために渡英。現地でA子さんと堂々とレストランやカフェなどでデートを楽しんでいる現場が目撃されたという。「その年の年末には、長野県軽井沢の別荘でA子さんと新生活をスタートさせている。渡辺は彼女に“俺の子供を産んでくれ”と口説いていますからね。A子さんはもうすぐ四十路です。子供を産むには入籍を急がなければならない。そのために各方面へ根回しを始めたんです」(芸能関係者) 昨年11月に渡辺は還暦パーティーを開いた。杏が会場を去った後、出席者の前でA子さんをパートナーとして紹介している。所属事務所の新年会とオーナーの誕生日会を兼ねた恒例のパーティーでは、A子さんについて「体調管理するときの食事などで全面的にバックアップしてもらっている」と語っていた。「東日本大震災による福島原発事故を題材にした渡辺の出演映画『Fukushima 50』が3月6日から全国公開されています。この映画のヒットを受け、A子さんとの結婚を発表する運びだったのに、杏と東出の夫婦に離婚か修復かの結論が出ていない現状では先走りできませんからね」(映画関係者) 渡辺、身から出たサビか、自業自得か。
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スポーツ 2020年03月23日 21時30分
元ソフトB・川崎氏、沈黙破り意外な才能発揮? 注目のルーキーをズバッと見抜き「ノムさんの後釜に」と期待集まる
元ソフトバンク・川崎宗則氏が、22日の『S☆1』(TBS系)にビデオ出演。ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希らについて言及した“人生初解説”に称賛が集まっている。 現在38歳の川崎氏は、ダイエー・ソフトバンク(2000-2011、2017)、マリナーズ(2012)、ブルージェイズ(2013-2015)、カブス(2016)、台湾・味全(2019)の国内外5球団で活躍した経験を持つ内野手。味全退団後も現役続行を目指しトレーニングを続けていると伝えられているが、今放送では「人生初」という解説に挑戦した。 番組内で川崎氏は、22日に行われたソフトバンクとロッテの練習試合を解説。栗原陵矢、松本裕樹、リチャードといったソフトバンクの選手たちのプレーを中心に解説を行っていたが、中でもロッテの佐々木についての発言に注目が集まった。 最速163キロを誇る佐々木について、川崎氏は「打点が高い。大谷(翔平/エンゼルス)選手より高いね」と発言。“打点が高い”とは、「投げるところ(リリースポイント)が高い」ことを言い、「バッターにとっては(角度がつくから)打ちにくい」と説明した。 佐々木の投球フォームについても「ヒザの位置を見ていた」という川崎氏。ヒザがしっかり上がっているため、リリースポイントも高くなっていると分析した。佐々木の投げ方は“効率がいい”とした上で、「だから150キロ、160キロを投げられると思うし、それを長い間(長いイニング)投げられる。(打者にとっては)脅威ですね」と評価していた。 今回の放送を受け、ネット上には「球のスピン量が凄いっていうのはよく言われてるけど、リリースポイントが凄いっていうのは初めて聞いた」、「大谷より高いところから160キロの球が向かってくるのは確かに脅威だな」、「リリースは肩や肘の使い方が大事だと思ってたけど、ヒザの方が大事っていうのは興味深いな」といったコメントが多数寄せられている。 同時に、「川崎の解説結構分かりやすいな」、「目の付けどころが面白い、引退後も解説として十分食べていけるんじゃない?」、「今回だけじゃなくて定期的に番組出演してほしい、そしてゆくゆくはノムさんの後釜になってほしい」といった期待の声も複数寄せられている。 番組では野村克也さんが長い間「ボヤキ解説」というコーナーを担当し人気を博していたが、野村さんは先月11日に虚血性心不全のため84歳でこの世を去っている。ノムさんの逝去に伴い「ボヤキ解説」のコーナーも見られなくなってしまったが、川崎氏が後を継ぎ新たな名物コーナーを作ることを期待しているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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芸能 2020年03月23日 21時30分
『テセウスの船』最終回“まさかの結末”に視聴者からブーイングの嵐
俳優・竹内涼真が主演を務めるドラマ『テセウスの船』(TBS系)の最終回が3月22日に放送された。犯人が全く分からない展開の同作は、視聴者の間で考察が大盛り上がり。最終回放送前には、ファンから「終わってしまうのが寂しい」との声が続出していたほどだ。 同ドラマは、村で起こった大量殺傷事件の犯人の息子・田村心(竹内)が、事件が起きる前の平成元年にタイムスリップするところからスタート。犯人として逮捕される若き日の父・佐野文吾(鈴木亮平)とともに、真犯人を探すために奔走するというストーリーだ。 最終回直前の第9話は、文吾のワープロに犯人の1人である加藤みきおが書いた文書が入っており、さらに自宅から青酸カリが見つかったことで、文吾が犯人として疑われてしまうという展開。犯人の目的は、これまで起きた殺人事件の罪を文吾に負わせることだった。 原作は加藤みきおの単独犯だったが、ドラマは第8話からオリジナルストーリーに突入。原作を読み込んだファンですら犯人が分からない状況で放送された。 最終回ですべての謎が解けるのだが、犯人は『霜降り明星』せいやが演じる田中正志だったことが判明。動機は、以前発生した毒キノコ混入事件の犯人を文吾が正志の母だと突き止め、母と妹が死に追い込まれたことを恨んでいたから。真犯人が明らかになったのだが、視聴者からはなぜか落胆の声が続出している。《せいやが犯人で、何だか涙が引っ込んでしまった》《せいや普通に演技はうまいけど、やっぱいきなり犯人はダメだわ。世界観に入り込めん》《真犯人がせいやでガッカリ…》《何か残念。みきおのくだりをめちゃくちゃ引っ張ったのに、こんな終わり方かよ》 さらにラストシーンに登場した心の兄・愼吾を、『ハライチ』の澤部佑が演じたことにも、《ちょこちょこ芸人入れてくるのは何なの?》《芸人使い過ぎて、肝心の話が入ってこない》《あんなにかわいかったマルコメくんがサワベに…。ドラマ製作陣は完全に笑わせにきてるな》 などといった声がこだました。ツッコミながら見る作風がウケたからか、視聴率は絶好調。第9話の平均視聴率は14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、最終回は何と19.6%(同)で有終の美を飾っている。7月にはDVDとBlu-rayが発売されるそうなので、もう一度ツッコミながら物語を楽しんでみてはいかがだろうか。
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芸能 2020年03月23日 21時15分
古巣からはお呼びがかかることはなさそうな元テレ朝・竹内アナ
昨年末でテレビ朝日を退社し、先月、大手芸能事務所「アミューズ」に所属し活動再開を果たした元テレ朝日の竹内由恵アナ(34)が22日放送の、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」に出演した。 同日の同番組は「ゲストがネットの噂の真相を告白」と題した企画。竹内の噂として「報道フロア出禁事件」が紹介された。気になる中身だが、ニュースを担当した際、訃報(ふほう)を扱うデリケートな場面で「速報です。『トホウ』をお伝えします」と読み間違え、このことがきっかけで報道フロアは出禁になったというもの。 竹内アナは真相について「本当です」と認めた上で「絶対にしてはいけない間違い」とあらためて反省。「(番組が)終わってから青ざめて、周りのスタッフも声をかけられない感じ。そこから、私は報道フロアは出禁で、要注意人物になってしまった」、「それ以降、1年くらい、ニュースは担当させてもらえなかった」と振り返った。「その後、竹内アナは漢字を猛勉強したことを明かしたが、その1件のおかげでエース候補から外れてしまった。竹内アナが退社したのは、テレ朝にいてももはや“出世”の可能性がなかったから」(芸能記者) 竹内アナは昨年3月、同学年の医師の男性と結婚。テレ朝退社後、夫の拠点である静岡に移住。専業主分なると思われていた矢先、いきなり大手プロ入りを果たした。「局内では、『彼女に専業主婦ができるはずがない』と言われていたが、案の定復帰。局の上層部は最悪なので、うちの番組には呼ばれないだろう」(テレ朝関係者) このままだと、フリーで成功を収めるとは思えない。
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芸能 2020年03月23日 21時00分
石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ』に「違う作品になる」と不満の声 年齢変更は無理がある?
石原さとみ主演の新ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系、毎週木曜日、夜10:00~放送)が、4月9日から放送スタートする。 本作は荒井ママレ氏による漫画が原作の、病院薬剤師を主人公にした医療ドラマである。脚本は『ストロベリーナイト』(フジテレビ系)や『グランメゾン東京』(TBS系)を手掛けた黒岩勉氏が担当。プロデューサーは『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)で演出を手掛けた野田悠介氏である。萬津総合病院薬剤部で働く薬剤師・葵みどり(石原さとみ)が、薬剤部部長・販田聡子(真矢ミキ)や薬剤部副部長・瀬野章吾(田中圭)、新人の相原くるみ(西野七瀬)と共に、患者の心と向き合っていく――というストーリーだ。 これまでの医療ドラマではスポットが当てられてこなかった、薬剤師をテーマに組み込んだことに対して、ドラマファンからは、「正直医療ドラマには飽きてたけど、今回はちょっと違う感じだからすごく気になる」「普段、薬剤師にお世話になっているものの、どんな仕事かよく分かってなかったな。これを機にいろんなこと知れたらいいな」という声が挙がっている。 しかし、原作では主人公が26歳の2年目の薬剤師という設定にも関わらず、ドラマでは32歳の8年目という設定に変更していることに対し、原作ファンからは、「年齢設定何で変えたの?新人薬剤師が頑張る作品なのに…これじゃ全然違う作品になっちゃう」「原作通りの設定で、もっとフレッシュな若手使えばよかったのに」「設定を変えてまで30代女優にやらせる意味って何?」という不満の声も集まっている。 「原作の第1巻では、大学で6年間必死に勉強し、やっとの思いで国家資格を取得した主人公のみどりが、薬剤師2年目にして、“もしかして薬剤師っていらなくない?”という問題に直面する場面から物語が始まっています。原作によると、薬剤師は処方箋に基づいた調剤という仕事に加え、医師に処方箋の疑問点を確認するという仕事も含まれているとのこと。医師から疎まれることが多いため、みどりが自分の仕事に対して、“本当に必要な役割なのか”という疑問を抱く――というのが主なストーリーの流れですね。 しかし、ドラマのみどりはキャリア8年目の中堅薬剤師。原作ファンからは『8年目とかになると色々経験積んでるから、“薬剤師って本当に必要なの?”って疑問に思わないんじゃないの?原作通りに進めたら違和感出るなあ…』『原作ではここが大きなテーマだから、ドラマでこの部分カットされると、別の作品になりそうで不安』という声も挙がっています。キャリア8年目の薬剤師がどのような壁にぶつかっていくのかが、本作の成功を左右するカギとなるでしょう」(ドラマライター) 果たして、本作は原作ファンを納得させ、高評価を得ることができるのだろうか。今後の放送内容に注目したい。
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分