その他
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その他 2010年12月15日 12時30分
【雅道のサブカル見聞録】最大級のドールイベントが開催
12月12日、東京ビッグサイトにてドールズ・パーティー24が開催された。 このイベントは主催する(株)ボークスが販売しているレジンキャスト製ドール“スーパードルフィー”のドールオーナー向けの自作ドールのお披露目会だ。アマチュアディーラー製作の衣装やパーツ販売なども行われ、会場限定のドールも発売される。東京では年に二回開催され、ドール系のイベントとしては最大規模。 “スーパードルフィー”は関節部などが球体で出来ている球体関節人形。芸術などに興味がある人ならば、ハンス・ベルメールなどの人形作家が作った人形を思い浮かべる人が多いと思う。普通、こういったドールというのは、パーツに陶磁器や石粉粘土などを使用し、コストが高く専門の知識が要求される敷居の高いものだった。しかしこのイベントで主役の“スーパードルフィー”は違う。元々フィギュアメーカーだったボークスの技術を活かしたフィギュアと同じ合成樹脂を使用した球体関節人形なのだ。素材が樹脂になったおかげでカスタマイズなども容易で、一般向けの製品として、ドール愛好家のみならず、ガレージキットやフィギュアファンの間でも注目されている。 アニメやゲーム作品とのコラボも盛んで、コラボレーションモデルの販売が度々あるのもこのシリーズの特徴。今回は人気ゲーム『Fate/unlimited codes』より、セイバー・リリィがお目見え。そういったことも影響しているのか、ドールオーナーの作品にはアニメキャラを模したドールがちらほら見かけた。おそらくフィギュアから入ったアニメ好きの人もいるのだろう。他のドールイベントではアニメの話を聞くことは殆どないが、この会場では頻繁にアニメの話題も交わされていた。 1点物の衣装つきで販売されるワンオフモデルドールの購入権をかけた抽選会や、限定スーパードルフィーや関連グッズが当たるビンゴ大会などの催しも行われた。他にも“お茶会スペース”呼ばれるフリースペースを借りれば、自分の作品を展示や撮影、他のオーナーとの談笑の空間として利用できるなど、ユーザー同士の交流用の場所も多く割かれていた。他のドールイベントの静々とした印象とは違うバラエティーに富んだ内容は、新時代の球体関節人形であるスーパードルフィーに相応しいイベントであろう。(斎藤雅道)スーパードルフィー(R)はボークス社の登録商標であり、その全ての権利を所有しています。“Super Dollfie (R)”is the registered trademark of VOLKS INC.All rights are reseved.「創作造形(C)ボークス・造形村」(C) 1998-2010 VOLKS INC. All rights are reserved.
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その他 2010年12月15日 11時30分
fripSideが品川ステラボ−ルでライブ
fripSideはTVアニメ「とある科学の超電磁砲」のオープンニングテーマ「only my railgun」をはじめ、「LEVEL5 -judgelight-」、「future gazer」、3枚のシングルが全てオリコンTOP5にランクイン。12月1日には1stアルバム「infinite synthesis」が発売された。そんなfripSideが品川ステラボ−ルでライブを行った。 会場は開演を待つ、オレンジ色のサイリウムを持った多数のファンで埋め尽くせれて、場内が暗転し巨大な白幕が降りて開演。オープニングは、流田Projectによる「only my railgun」をカバー演奏。そして、fripSideが登場し、「future gazer」を披露した。その後も、IKUとのコラボレーションや、ELISA、流田Projectなど、ゲスト陣がこのライブのステージに華を添えた。 「まだ歌ってない曲があるよね!」の言葉に会場のファンからは大声援が沸き、最後は「only my railgun」で、このライブを締めくくった。 出演者:fripSide、ELISA、IKU、流田Project
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その他 2010年12月07日 12時30分
【雅道のサブカル見聞録】歴史オタ知識を高めたいならこの番組
三国志、戦国時代、幕末などの歴史知識はオタクの間では、昔からアニメやゲームでパロディーネタにされることが多く、欠かせないものだった。最近では三国志の英雄や戦国の武将達が女体化されるアニメやゲームが増えるなど、オタクの歴史知識はさらに深いものが求められている。複雑な歴史ネタを楽しく学べる番組が『戦国鍋TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜』だ。 この番組は今年の4月から独立U局系で放送されている歴史バラエティ。企画構成を担当しているのは『ゲームセンターCX』なども企画者としても有名な酒井健作。ちなみにDVDでの映像化もなされており、現在三巻まで発売されている。「歌謡コーナー」、「コントパート」、「ドラマパート」など複数コーナーで構成されおり、戦国時代の史実に基づいたネタに現代のテイストを混ぜて放送しているのが、本番組の特徴。コーナーの具体例を出すと、オカマバーのママとなった織田信長が現在の会社員の悩みを自分が体験したエピソードで解決する“うつけバー「NOBU」”。有名軍師達がコールセンターのオペレーターとなり、武将たちの戦の悩みを解決していく“戦国サポートセンター”など、現代風のやりとりと武将たちのガチエピーソードのギャップがたまらない。これには歴史好きでなくとも思わず笑ってしまうだろう。 その中でもドラマコーナーの“戦国ヤンキー川中島学園”は名作だ。これは上杉謙信と武田信玄が数度に渡り争った川中島の戦いを不良グループの抗争にみたてたもの。内容的にはチャンピオンの某ヤンキーマンガの実写映画版にそっくり。信濃制覇が「学園テッペンを獲る」、天下統一が「町内制覇」など、完全にヤンキーマンガ世界になっている。時々入る解説は史実に基づいたものでとてもわかり易く楽しい。特に第4次川中島の戦いはゲキ熱だ。教師用コンパス片手に原チャリで謙信が信玄の本陣に単騎突撃してくるシーンには謎の感動を覚える。このコーナーは残念ながら現在完結してるので、魅力を知りたい方はぜひDVDで確認してほしい。現在、本放送の「ヤンキー風戦国ドラマ」は大阪の陣を不良グループの抗争にみたてた“大坂ハイスクール 高校与太郎爆進ロード”が放送されている。淀殿はスケバンのいでたちで登場。往年のマガジンのヤンキーマンガに酷似している。 歴史の教科書に載っているようなお馴染みのエピソード以外にも、戦国時代に詳しい人が喜ぶネタが各所に用意されている。コントコーナー「戦国武将がよく来るキャバクラ」では長宗我部元親、松永久秀、北条氏康などが登場。この渋い人選は戦国オタの人々には大好物なはずだ。歌謡コーナーでは、賤ヶ岳の七本槍をモチーフにした「SHICHIHON槍」という男性アイドルユニットが現れる。ちなみに豊臣秀吉プロデュースのこのユニットはメンバー仲が悪く空中分解するというオチがつく。細かいネタの数々にはスッタフの“戦国時代”への愛を感じる。 出演しているタレントは『仮面ライダーシリーズ』などの特撮やテニスの王子様ミュージカルで有名な人が多く、彼らが本気でコントをしている姿にも注目。歴女やイケメンタレント好きの女性にもオススメしたい。 伊達政宗がパーリィーしたり、本多忠勝がロボットで登場する某ゲームもいいが、こういう知識欲も満足できる歴史バラエティーもたまにはどうだろうか。(斎藤雅道)
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その他 2010年12月06日 17時30分
avex「東京女子流」渋谷duo熱唱ライブ
「東京女子流」が、渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで、昼・夜の2公演ライブを行った。会場には開演を待つ600人のファンの熱気で溢れており、注目度の高さがうかがえた。 昼公演では宇宙船のスッチーをイメージした衣裳でメンバーが登場。軽やかなダンスから、激しいダンスまで、さすが本格的なアーティスト志向の東京女子流。開演から、ずっと華麗なダンスステージでファンを魅了。オリジナル曲や少し懐かしのダンスカバー曲も交えながら全曲を歌い上げた。 MC中にメンバーから、来年1月に無料のファンクラブの発足と2月の新曲の発表もあった。【熱唱ライブ後に、メンバーへインタビュー】 Q.今年1年を振り返ってどうでしたか? 山邊未夢「夏に25公演が出来て1年で4枚のCDを出せました、長かったようで短い1年でした」 小西彩乃「夏の25公演で、皆んなと花火やお出掛けが出来ました、CDシングルがこんなに出せると思ってなくて、実現出来てよかったです」 Q.来年の目標は 山邊未夢「来年も東京女子流はアジア進出が目標なので、目標に向けて頑張りたいです」 小西彩乃「テレビの歌番組やバラエティー番組に出れるようになりたいです」
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その他 2010年12月04日 12時00分
【雅道のサブカル見聞録】“なのは信者”とは?
先月の26日に『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』のDVD・Blu-rayが発売。いくつかのオタショップでは店頭で売切れ情報が聞かれるなど、好調なセールスのようだ。 この『魔法少女リリカルなのは』シリーズというと“信者”と呼ばれる熱狂的…、いや、狂信的ともえるファンの行動がイベントがある度にネットでネタにされる。今回も大方の予想通り、店舗特典目当てで、十数本のDVD、Blu-rayを購入した猛者が現れるなどして、某掲示板などを賑わせていた。もちろん、他のアニメにもこういった“信者”は存在する。絶対数の面でいえばエヴァなどの方が圧倒的に多いだろうし、最近放送されたアニメでは『けいおん!!』も信者数は多いだろう。だが、信者の話題になると、真っ先に話に挙がるのが“なのは信者”だ。一体“なのは信者”は他の信者とどう違うのだろうか。 この作品が元々子供アニメのジャンルであった魔法少女のものをベースにしつつ、完全にオタ向けに作られるいる。このことが特異な“なのは信者”に影響しているのではないだろうか。元はといえばこの作品はPCゲーム『とらいあんぐるハート3 』ファンディクから派生したもので、従来の子供向け魔法少女モノとは一線を隔す。『カードキャプターさくら』などで今まで子度向けの土壌を借りてひっそりとオタをやってきていた人々が、自分達のテリトリーで作品が放送されることにより、自己主張する様になった姿が、“なのは信者”なのだ。その後のシリーズ展開で、バトル重視の独自展開を取り、現在では魔法少女ではなく、“魔砲少女”だ、などといわれたりもするが、オタ方面に向けての正統派魔法少女として進化したのがこの作品だ。画期的な作品には根強いコアなファンがつきやすい。『魔法少女リリカルなのは』はそれに完全に当てはまっている。熱心な信者が多いのもなんとなく納得できる。熱心すぎてアニオタにすらキモがられる人が多いのは少し問題かもしれないが…。 このシリーズの一期『魔法少女リリカルなのは』は04年放送。06年放送の三期『魔法少女リリカルなのはStrikerS』は作品内容の大幅改変で賛否両論あったものの、劇場版第二弾の制作が決定するなど、長い期間にわたり人気を維持している。それも未だに『魔法少女リリカルなのは』の為には金を惜しまない信者があってこそのものだろう。今年8月の一番くじプレミアム『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』 のコンビニ陳列前の信者の買占め劇なども記憶に新しい。知り合いの“なのは信者”の話では、グッズや特典に金を使うことがファンの中でのステータスになっているらしい。まるでどっかのアイドルオタみたいな話だ。投票券目当てにシングルCDを何百枚も買うあの人たちのこと笑えないぞこれは。 ちなみに筆者は、いまだに高町なのはの声が北都南じゃないと違和感を感じる。もう、『とらいあんぐるハート』シリーズの“なのちゃん”を知らない人も多いんだろうな…。(斎藤雅道)
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その他 2010年12月04日 10時00分
アニソンファンも、そうじゃない人も必見! 究極のアニソン専門書! 『アニソンバカ一代』
筆者がこの世に存在する音楽、いや全てのエンターテイメントの中で最も愛しているといっても過言ではないアニメソング。 現在、日本国内で製作されたアニメ作品の関連曲は、特撮やゲームといった広義の仲間も含めると、ざっと7万曲はあるといわれている! もちろんその中には、ドラえもん、サザエさん、となりのトトロといった、アニメオタクではない一般の人だって誰もが知ってる超有名曲だってあるし、アニヲタの中でも、さらにカルトなマニアでさえもなかなか知らない超マニアックな曲だってある。 その約7万曲あるアニソンの中から厳選に厳選を重ねて555曲紹介している「アニソンの参考書」といえるのが、今年の春に出版された『アニソンバカ一代』である。 古くは60年代、新しいのは昨年2009年の作品まで、ありとあらゆる時代を飾ったアニメ、特撮、ゲーム作品の主題歌が紹介され、選曲の方法も、1年366日「2月29日含む」のカレンダーみたいにして、○月○日は××「作品中のキャラや俳優、声優等」の誕生日だから△△、「作品名」のOPorEDor挿入歌の□□、ってな具合に紹介されているのだ! だから、あなたの誕生日に紹介されているアニソンは何かという見方が出来るし、アニソンファンの人には、一緒にカラオケに行く相手によって、どの曲を歌うのがオススメか、あるいはアニソンに詳しくない一般の人向けにもオススメ出来る曲のアドバイスも書いてあるので、オタクでも、そうじゃない人でも、アニソンに少しでも興味ある人みんなにオススメする一冊なのである! 筆者はつい先日、そのアニソンバカ一代の作者である、映像作家のキムラケイサクさんと、その相方である漫画家のひのき一志さんのお二人にインタビューをさせて頂いた。 おたく酒というユニットを組んで、アニソンや各種サブカルイベントを開くお二人へのインタビュー記事も近日投稿するのでお楽しみを!(野球狂のアキバ系・伊藤博樹「アニソンバカ一代を一日一分は必ず目を通す」 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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その他 2010年12月03日 13時30分
つんく作曲「アフィリア・サーガ・イースト」新曲熱唱ライブ
新メンバー2人が加入して12人になった、学院型ガールズ・ボーカルユニット「アフィリア・サ−ガ・イースト」が、作詞・志倉千代丸、作曲・つんくという異色のコラボレーションによる、5thシングル「ニーハイ・エゴイスト」の発売イベントを行った。 カップリング曲は、桃井はるこ、大島こうすけによる発売中のPS3ソフト「超次元ゲイム ネプテューヌ」EDテーマ『恋をゲームにしないで!』ライブでも人気の楽曲を収録。 この新曲の発売イベントは、12月1日〜5日まで、5日間連続して秋葉原の石丸電気ソフト本店で行われていてる。 【イベント直前に、メンバ−へインタビュー!】 Q1:今回新曲の聞き所は? ルイズ「今回の作曲は、つんくさんという事で、新しい音楽が増えました。私のパートで吐息まじりのセクシーなパートもあります!」 クルミ「いろいろと音楽の幅が増えて、つんくさんの作曲なのでノリノリな曲です!」 Q2:来年の目標は? ルイズ「CDシングルは5枚発売しているで、アフィリアでワンマンライブをやりたいです! それと来年はアニメロサマーでスーパーアリーナのステージに立ちたいです」 クルミ「来年はアルバムを出したいです! それにアフィリアの登場曲なんかも作りたいです!」○12月1日発売予定アフィリア・サーガ・イースト5thシングル「ニーハイ・エゴイスト」1,890円(限定版A/B)1,260円(通常版)
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その他 2010年12月02日 15時30分
『理想的なビジュアル! 日本代表の非モテ現る!』クリスマスにエアデートを決行すると激白
クリスマスシーズンに全日本の非モテにお届けするシーズンコラム「クリスマス対策」シリーズ。今回は「非モテ日本代表」です。 非モテ日本代表が僕たちのために一肌脱いでくれるようです。 どういうことでしょうか。 TOP画像に映っているのは、非モテ日本代表と自称する男(年齢名前など不詳)。理想的なビジュアルの非モテ男子のようです。 彼はなんと、クリスマスイブの24日に、世の非モテのために、秋葉原のメイドさんとデートする様を実況し、エアデートを提供してくれるそうです。 非モテ達のために、楽しいエアデートを提供するつもりなのでしょうが、逆に嫉妬を買ってしまうのではないかと思われるのですが。とにかく、ネット大好きな人間達にとっては、色んな意味で楽しみなクリスマスイブになりそうです。 企画にはまだ不明な点も多いですが、わかり次第お伝えしていきます。 ちなみにこの企画を行うのは、非モテSNS。25日には、阿佐ヶ谷ロフトAにて、「非モテSNSクリスマス特別大会議〜『クリスマス昼間、阿佐ヶ谷に参加者来るのか?』『大丈夫だ、問題ない』〜(仮)」が開催される模様。(メガネ王@非モテタイムズ編集長)【参照】非モテタイムズhttp://himo2.jp/
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その他 2010年11月30日 14時30分
アイドリング!!!、日テレジェニックなど「アイドル大運動会」スペシャル
ガールズエンタテインメント専門チャンネル、PigooHD(スカパー!HD 663ch)で、同局にて放送されているレギュラー番組から、人気アイドルが集結してガチンコ勝負の大運動会を開催。 通常の運動会競技に加えて、番組ならではの数々の珍競技で対決し、最下位の番組は「打ち切り」という過酷な条件の下で、アイドル達が番組ごとのチームに分かれて本気のバトルを展開! 予想を上回るほどにエキサイトした「女の戦い」が繰り広げられた。 この「負けたら打ち切り!番組対抗No1決定戦」は、2011年1月1日元旦の21:00〜3時間スペシャル番組で放送される予定だ。【番組MC】遠藤 舞(アイドリング!!!3号)、気谷ゆみか(キャンパスナイトフジ卒業生)、春日沙也加(YGA)【出場者】内田理央、菊地亜美、水上桃華、秋月三佳、伊藤れいこ、長野せりな、滝口みら、長島瑞穂、野元 愛、谷侑加子、花乃由布莉、林沙奈恵、横山ルリカ、河村 唯、橘ゆりか。
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その他 2010年11月26日 12時30分
【雅道のサブカル見聞録】どうなる? 『NOIR (ノワール)』が実写ドラマ化
今月12日、映画『スパイダーマン』シリーズなどを手がけた監督サム・ライミが製作総指揮という立場で、2001年にテレビ東京系列で放送されたビィートレイン制作のオリジナルアニメ『NOIR (ノワール)』の実写ドラマ化に着手するという話がインターネットのニュースサイトで報じられた。しかも、ドラマシリーズ企画をケーブルネットワークのStarzが、サム・ライミと彼の作品で長年タッグを組んでいるロバート・G・タパートから買い上げたという情報もあるので、日本でのお披露目もそう遠くない話かもしれない。 しかし、肝心の作品内容の方はどうなるだろうか。こういったマンガやアニメの実写化の場合、国内外問わず、原作とイメージがかけ離れたものが作られがちだ。記憶に新しいところでは、トンデモ要素満載で有名な『ドラゴンボール・エボリューション』。今回の実写化予定の『NOIR』は、高い戦闘能力をもつ記憶喪失の少女“夕叢霧香”と、女性ながら、殺し屋として名を馳せる“ミレイユ・ブーケ”の二人が互いの利害のもと暗殺ユニット“NOIR”を結成し、ミッションをこなしていくという裏社会系の作品。時々並外れた身体能力の描写があるものの、基本的に拳銃による戦闘シーンがメインだ。その点は実写作品としても作り易いかもしれない。舞台はヨーロッパとなっているが、アメリカで制作する関係上、舞台がアメリカに変更される確立は高いだろう。その辺の変更点はしかたないとして、肝心の二人の関係性はどうなるのか。 この作品、話が進むにつれ霧香の記憶に関わる大きな組織が現れ、数々の危機を乗り越えていく内に真のパートナーとしての絆に目覚めていくという展開なのだが、俗にいう“百合”描写的な表現が時々垣間見える。この辺の微妙な関係性をどこまで表現できるのか。また、極端に少ないセリフ数と、その静かな雰囲気を盛り上げる梶浦由記のサウンドも本作の魅力だ。サブカル要素の強い作品が得意なサム・ライミが監督ならば問題なさそうな気もするが、製作総指揮となると、その辺の細かい点にまで、作品制作に関わる時間も取らないと思われるので多少の不安感がある。いっそのこと、同じくサム・ライミが製作総指揮で参加したハリウッド版『呪怨』で日本版の監督、清水崇がハリウッド版にも監督として参加したように、原作版の監督である真下耕一に指揮を取って欲しいが、実写とアニメの違があるからそれは望めないだろう。それにキャストの方もミレイユはいいとして、霧香に適任の女優がいるかどうかも気になるところ。小柄で華奢な東洋人タレントを探すだけでも骨が折れそうだ。かといって中国系アクション女優を抜擢されて痛快なアクションモノにされても、雰囲気ブチ壊しで興ざめだ。まあ、それでも日本で実写化されるよりは遥かにマシだろうが。 正直、実写化ならば同じビィートレイン制作の『MADLAX(マドラックス)』の方が向いているような気もするが、『NOIR』は元々映画で一時期流行した“フィルム・ノワール”と総称される裏社会を舞台とした犯罪映画の数々からヒントを受けて制作された作品。それが逆輸入されて海外で実写化されるのはそれなりに価値があると思う。そして、このドラマが日本で放送されヒットすれば、最近減少気味なダークなテイストのあるオリジナルアニメも再び放送される機会に恵まれるかもしれない。その辺の期待も考えると、この実写化には個人的には成功してもらいたい。(斎藤雅道)
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