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小泉進次郎環境相の“セクシー発言”を論理的に擁護する米国人

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提供:週刊実話

 小泉進次郎環境大臣の物議を醸した“セクシー発言”が、いまだ注目の的だ。大臣就任早々、福島第一原発事故で発生した除染廃棄物について具体案を質問され「私の中で30年後を考えたときに、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います」とポエムのような発言をして呆れられたが、今度は海外で恥をさらしてきた。

 9月22日にニューヨークで行われた地球変動サミットの記者会見で「政治には非常に多くの問題があり、時には退屈だ。気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」と英語で発言し、ロイター通信に報じられて話題を呼んだ。翌23日に記者団に「セクシー」の意味を問われると「それをどういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃないよね」と返答し、明確な内容は語らなかった。

 これがニュースに取り上げられると批判が殺到。舛添要一元東京都知事は「原発問題を含め、小泉発言は具体性を欠く抽象的な言葉の遊びであり、ほとんど何も言ってないに等しい」と苦言を呈した。ネット上からも、
《セクシーの説明ではなく、具体的な対策をどう考えているのか、なぜ具体的な対策を持たずに現場に行ったのかが知りたい》
《もともと進次郎には、環境の知識も意欲もない。だからセクシーとか、本質ではない話しかできない。空っぽの人間だから、奇をてらった中身がない話や政策にしか関心がない》
《「セクシー」の意図するところが伝わってないのなら説明責任があると思うのだが…》
 などの声が上がった。

 総ツッコミが止まらない状態だが、擁護者も現れた。米国人タレントのダニエル・カール氏はデイリースポーツの取材に「セクシーは若い世代では『刺激的、挑発的』の意味でも使い、全然問題ない」と話し、「よく勉強している。大したもんだ」と絶賛。「難しい文法は使っていないけれど、正確に話していた。通訳に頼らずにやっていける。100点満点なら? 85点かな」と、英語力にも太鼓判を押している。

 いずれにせよ、具体案もなく単にセクシーと言っているだけで通用するのは最初だけだろう。これから「セクシー」の具体的な中身が問われるが、小泉環境相は中身のある案を出せるのだろうか。

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