浜崎は年末公演として17年連続でカウントダウンライブをやってきた。それこそ、紅白に出場していたころにはトップバッターとして歌い終えたら、そのまま急いで会場に駆け込む姿を見せるほどで、「歌手生命をかけてきた」と言ってもいいほどだった。
そのカウントダウンライブも国立代々木第一体育館が来年の春から改修工事に入ることで、今回をもって、いったん終了。ファンからは“聖地”と呼ばれていたこともあって、浜崎も「一生忘れられない聖地での3日間になるね」と意気込んでいた。
ただ、いまの浜崎といえば、今年のアリーナツアーでも、なかなかチケットが売れないと話題になったばかり。「ファンクラブに第4次募集をかけるなんてこともあったほどで、売れてないのではといわれてきた。実際、ツアーでもガラガラだったなんて公演も何回か見受けられたそうですから」とはある音楽関係者。
アリーナ規模でもその状態だ。今度はツアーとは違い、短い期間とはいえ、観客3倍以上の規模でのコンサートとなる。「さすがにガラガラということはないでしょうが、かなりチケットが余っているという状態のようで、頭を抱えてますね。しかも、ネット上ではオークションなどでは『譲ります』というような書き込みがあふれている。それなりの会場の体裁は整えるでしょうが、関係者は相当、やばい状態でコンサートを迎えるはめになるのではと、ビクビクしていますよ」と同関係者は言う。最後に有終の美を飾れるか。