先週の中山牝馬S3連単はアッと驚く、200万馬券。荒れる牝馬レースを象徴していた。阪神牝馬Sも例外ではなく、波乱必至。
狙って面白いのは、実力馬のレディルージュ。休み明けのなにわSを快勝。完全復調を印象付けており、悲願の初重賞制覇のチャンスだ。
形の上では昇級戦だが、3歳時は古馬混合の北九州記念、京阪杯の両重賞で小差2着と確固たる実績と、実力の裏付けがある。
デキの良さも目立っており、決して無謀な狙いではない。差し切りが決まる。
相手は、サングレアズール。重賞初挑戦の京都牝馬Sでいきなり3着したほど。能力は高い。休み明けでも態勢は整っており、ベストの千四なら好勝負に持ち込みそう。
惑星は、上がり馬のカレンチャン。1枠1番と枠順に恵まれ、逆転も夢ではなくなった。
◎17レディルージュ
○11サングレアズール
▲1カレンチャン
△4スプリングサンダー
△16アンシェルブルー
阪神12R「ニュージーランドT」(芝1600メートル)
NHKマイルCの優先出走権(3着まで)を巡って、手に汗握る攻防が展開されそう。
実績は2歳王者グランプリボスが最右翼。ただ、中1週と間隔が詰まっており、二走ボケが出ない保証はない。危険な人気馬といえる。
そこで、ディープサウンドに白羽の矢。3走前の百日草特別で、ナカヤマナイトを0秒4差突き放し子供扱いした実力は半端じゃない。
前走の共同通信杯でナカヤマナイトの前に3着と、一矢報われたが0秒2差に逃げ粘った内容は負けて強し。
スピードと瞬発力が備わっており、信頼度は高い。枠順も3枠5番と理想的。大いに期待したい。
◎5ディープサウンド
○4グランプリボス
▲16リアルインパクト
△7ドナウブルー
△15ラトルスネーク
阪神10R「大阪ーハンブルクC」(芝2400メートル)
58キロのハンデ頭、フォゲッタブルの底力を素直に信頼したい。
長距離重賞2勝、菊花賞2着は他馬を圧している。仕上がり状態も上々で、休み明けの不安を感じさせない。順当にチャンスをつかむ。
◎10フォゲッタブル
○2ビートブラック
▲4ジャミール
△1ブラストダッシュ
△11キタサンアミーゴ
阪神9R「仲春特別」(ダ1800メートル)
満を持して出走する、実力馬のナリタスプリングでいける。
交流GII3着をはじめ、このクラスで再三勝ち負けしてきた実績と実力は、ここでは明らかに上位だ。
◎7ナリタスプリング
○3ロードイノセント
▲12ロジサイレンス
△2グランドシチー
△5ゴッドエンブレム
小倉11R「天草特別」(ダ1700メートル)
休み明け3戦目で走り頃の、フロムジオリエントが爆発する。
典型的な叩き良化型で、初勝利を飾ったのも使い込まれて3戦目。すでに勝っている条件でもある。普通に走ってくれば、自ずと結果は付いてくる。
◎10フロムジオリエント
○6タガノアッシュ
▲15ナリタカービン
△4タイセイレジェンド
△7ロングロウ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。