「騒ぎのせいで眞鍋は番組の出演を見合わせた。両者の話し合いがまとまらなければ、法廷闘争に発展するかもしれない」(週刊誌記者)
事の起こりは、29日に一部スポーツ紙が、城内氏と眞鍋が載った後援会ポスターを紹介。眞鍋が木内氏の強力な“援軍”であるかのように思われた。
ところが、眞鍋は同日付のブログで、「その方とは全く関係ございません」と“援軍”であることをキッパリ否定。「何故その写真がポスターになってしまっているのかわからず困惑しています。私は特定の政党や政治家の応援はしていません」と写真が無断使用であることを主張した。さらに30日にコメンテーターとして出演予定だったフジテレビ系の番組「とくダネ!」のレギュラー出演を取り止める事態に発展。「事実関係が把握できず、コメンテーターが特定の政治家を応援していると視聴者に誤解されることを恐れ、出演を止めた」(フジテレビ関係者)というからタダゴトではない。
これに対し、城内氏は30日付けのブログで、「都内在住の知人のご好意で、眞鍋かをり氏所属事務所より、ご本人の写真をお借りして、掲載許可をいただいた上でポスターを作成いたしました。したがって、無断使用した事実はありません」と真っ向から反論したが、通常ならあり得ない事態だという。
「タレントの肖像権は通常、所属事務所が管理しており、事務所は肖像権管理を行う『日本音楽事業者協会』の会員になっているから今回のようなことは起こりえない。ところが、眞鍋の事務所は同協会の会員ではない」(芸能プロダクション幹部)
さらに、眞鍋の事務所にはきな臭いうわさがささやかれている。
「眞鍋の事務所は今年1月に法人税3億円あまりを脱税した疑いで東京国税局に告発された。そこまで“埋蔵金”を貯め込めたのは、タレントのうまく使ってビジネスしているから。小倉優子プロデュースの焼肉屋がいい例。小倉は名前を貸しているだけで、本人にはたいした金は入らず、事務所がしっかり稼いでいる」(同)
眞鍋はブログで、「事務所にどこまで把握しているのかを聞いてその上で自分がそういった声明を出して良いか確認をしています」と主張したが、「城内氏がこの時期に写真の無断使用のような問題行動をするとは考えにくい。事務所はOKして、眞鍋に伝わっていなかった可能性が濃厚」(同)というだけに、今回の騒動で一番損をしたのは眞鍋かもしれない。