俳優の佐藤浩市の発言が、ネット上で物議を醸し出している問題については、「佐藤浩市さんが映画の役作りについてちょっと言ったら、ツイッターとかで矢が飛んできて、それを嬉しそうにまた矢を飛ばすヤツがいる」と語り、「怖い世の中になったな」と語った。
さらに、吉本興業の後輩芸人である藤崎マーケットが、『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)で行った「性別不詳の人を男か女か確かめる」ロケが炎上した問題では、「コメンテーターの人の怒りは確かにそうなんやと思うんですけど」と話すも、コーナー放送が当面休止となったことには、「やめるほうがどうなんやと思った。これで勉強になったんやし、さらにええコーナーにしていったらええんちゃうのかな」「当面休むだけやったらほとぼりさめたらやろうということじゃないですか。このコーナーをより良くして行こうという方向にいかねんのや」と語った。悪い意味でのテレビ業界の慣習を岡村は指摘したいのだろう。
問題となったコーナーに出演する男性本人は「別にイヤな気せえへんかった」と言っているのに、当人不在のまま「周りがこれはあかんで」と騒ぎ出すのは、「いっこ材料を見つけたら一気に叩く時代になったな」と振り返った。最後は「自分のラジオは20何年間好きなことをやってきている。いろんな発言をネットニュースにしないでくれ」と求めた。
これを受け、ネット上では「岡村さんテレビの表裏知ってるから貴重な意見なのでは」「確かにコーナーやめて終わりっていうのは安易な解決法だな」といった声が聞かれた。大阪に複数のレギュラー番組を持つ岡村だけに、この意見はどう受け止められるだろうか。