状態自体は休み明けを叩かれつつ着実に上向いています。走りにもより柔軟性が出てきました。それを証明したのが昨年暮れの鳴尾記念です。4角14番手から強襲、使った上がり(3F)33秒4はもちろんメンバー最速で0秒1差5着に突っ込みました。一時のスランプも、これだけのパフォーマンスを見せられれば、トンネルは抜け出したとみていいでしょう。本来の力を出せれば、オープン特別のここでは明らかに格上の存在です。
東京に実績はありませんが、毎日王冠ではダイワメジャーから0秒3差の好戦をしているし、脚質からも大歓迎のはず。父から受け継いだ切れ味を発揮し、1年9カ月ぶりの美酒に酔いしれます。