まず、狩野の騒動を確認すると、狩野自身は当初、女性が22歳だと認識していたが、後々17歳の女子高生であることが判明。狩野は女性が成人しているということで真剣交際も考えていたが、やはり未成年ということで、今後は友達関係として付き合っていくと21日に開いた記者会見で説明していた。
今回の騒動には様々な論点があるが、一つの論点として、女性が年齢を偽っていたというのが重要視されている。民法731条では「男は、18歳に、女は、16歳にならなければ、婚姻をすることができない」と定められており、今回の狩野の騒動についてネット上では「法律がおかしい」「結婚は16歳からできるのになんで?」などと法律と現実との矛盾点を指摘する声も上がっていた。女性の結婚は16歳から認められているが、淫行条例(青少年保護育成条例の一部)では18歳未満の男女とのみだらな行為・わいせつな行為は規制されている。
この争点において、ネット上と同様の疑問を抱き、そのような内容を発言したのが松本と堀江。
松本は22日放送の「ワイドナショー」で、「なんで統一しないんでしょうね!? 結婚は18歳に合わせるのか、16歳から結婚できるのなら、16歳からはそういう行為があっても(問題に)ならない…どっちかに合わせてもらわないと、ややこしいですね」と指摘。番組レギュラーの犬塚浩弁護士も「おっしゃる通りです」と同調していた。
また堀江は、27日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で、「結婚の年齢を見直すべき」と主張し、「飲酒とかのルールも18歳で統一すべき」と自身の考えを示した。
男性側の危機管理も大事だが、年齢確認の時に女性から嘘をつかれてしまえば、“お手上げ状態”になってしまうのが現状。この議論はもっとされるべきだろう。