本プロジェクトは、人生100年時代の目の健康を目指す目的で開設された。和田は広報大使に就任。認定証を渡され、「とても光栄です。さすがお目が高い」と嬉しそうな表情。「日本は高齢化が進んでいます。わたしはシニアが元気にならないと日本は元気がなくなってしまうんじゃないかと思っています。なのに、みんな目の健康には意外と関心が薄い」と目の健康について持論を展開。
「わたしも健康のため、年に2回人間ドックを受けますが、目も調べてもらいます。テレビをやる時にカンペが見えないのは死活問題ですから。加齢黄斑変性や白内障のほか、去年は眼瞼下垂の手術も受けました。ちゃんとした目で見て心で感じて健康になる。そこから勇気や感動を与える人間になりたいと思っています」と熱弁。
人生100年時代を見据え、漢字一文字で目標を書いて欲しいと頼まれると、「楽」と書き、いろいろなことに楽しんでやることの意義もアピール。一方で、「歌だけはものすごく緊張して楽しく歌うことができない」とも述べ、「緊張するのはそれだけ真摯に向き合っている証拠。80歳になっても100歳になっても真っ赤なマニキュアを塗ってブルースを歌うのがわたしの夢」とにっこり。
「今やもう、女性も男性も歳は関係ない時代。これを機会に女性としてのリーダーシップを培って、皆さんの模範になれる女性になりたいと思っています。今年で芸能生活52年目。次の50年に向けてまだまだ現役でいたい」と和田。「身につけるもの、学べるものはどんどん身につけたい。ちゃんとした目で見て想像力をつけて楽しんでやることが大事だと思っています」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)