まなみのりさは2007年にデビューした広島県出身のアイドル。かつてはポニーキャニオンからメジャーデビューを果たすなど将来を大いに期待された存在だが、その後は紆余曲折。なかなかチャンスをつかめず、すでに8年のキャリアを数える。
だが、そんなキャリアにもメンバーは前向きで、この日はここからのさらなる“リベンジ”と“飛躍”をファンに約束。ライブでは新曲6曲を発表したが、その中の『逆襲のポラリス』についてみのりは「歌詞がすごく好きな歌。ファンの方への気持ちを歌った歌で、もともと『ポラリス』という代表曲がわたしたちにはあるんですけど、そのシリーズのひとつです。“リベンジ”というメッセージが込められているんです」と発言。
「今まで8年間活動してきた中で、チャンスはいろいろあったんですけど、それを生かしきれていない部分もあったりして、みんなの期待になかなか応えられなかった。今度こそ、この曲でみんなの期待に応えてリベンジしたい。そんな思いが込められた歌です。これからのまなみのりさにぴったりの曲だと思います」としみじみ。
紆余曲折とはいえ、ここ半年間は怒涛の快進撃で、昨年末にTV番組「アイドルお宝くじ」年末特別編で優勝するや、レギュラー回でも11週の勝ち抜きを果たすなど、ブレイクのきっかけをつかんでおり、みのりは「この半年間はすごく濃かった。ファンの方に革命を起こしてもらったとわたしは思っていて、ここから先はわたしたちの方がファンのみんなにパワーやエネルギーをあげたい。一緒に進んで行きたいんです。ファンの方に恩返しがしたい」とコメント。
りさも「今、東京でも大きなイベントがたくさん決まっていて、去年のわたしたちとはまた、気持ち的にも技術的にも違うところが見せられると思います」と成長をアピール。まなみは「8月28日には広島のライブで東京のアイドルさんを広島にたくさん招待してライブを行うんです」と報告。
「これは今わたしたちが東京に出てきたからできること。広島にも恩返しをしていきたい」と全国区の人気をにらみつつ地元のファンへの感謝の気持ちも忘れなかった。
(取材・文:名鹿祥史)