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上半期の“芸能事件”の顚末 その1 ベッキーとゲス極。・川谷の不倫騒動

 今年に入って不倫スキャンダルが相次いでいる芸能界だが、その“火付け役”とも言えるのが、新年早々に「週刊文春」(文芸春秋)が報じた、タレントのベッキーと人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫報道だった。

 記事によると、川谷は下積み時代から支えていた女性と昨年7月に結婚。にもかかわらず、昨年、秋ごろから自分のファンだったベッキーと急接近。昨年おおみそかには紅白に出場したが、元旦に自分の故郷・長崎でベッキーと不倫旅行を楽しんでいるところを同誌の記者に直撃された。

 記事を受け、ベッキーは同誌の発売前の1月6日に会見したが、そもそもの“元凶”がこの会見だったという。

 「集まった報道陣には質問すらさせず、ベッキーが一方的に釈明。川谷とはあくまでも友人関係と強調した。ところが、その後、同誌でLINEのやりとりなどを暴露され、明らかに不倫関係であることが発覚。事務所はCMスポンサーなどから説明を求められ対応に苦慮した」(会見に出席した記者)

 結局、ベッキーは10本のレギュラー番組と10本のCMを降板し2月初めから休業。その後、ベッキーはCM違約金支払いのためか、神奈川県内の自宅を担保に金融機関から借り入れをしていることが発覚。5月にテレビ番組での独占告白で“復帰”となったが、「時期尚早」と各方面から批判を浴びた。

 一方、ゲス極。はスキャンダルの発覚時期がアルバム「両成敗」の発売前のタイミングだったが、“逆プロモーション”とはならず、思ったほど売り上げは伸びなかった。3月からは全国ツアーをスタートさせ、5月のツアー終了後に川谷は妻と離婚してしまった。

 6月にはベッキーが休業前にレギュラーをつとめていたBSの音楽番組に復帰するも、現在まで地上波でのレギュラーは0本。さぞかし、自分の“罪”の深さが身に染みていると思われたが…。

 「テレビ局に事務所が『ギャラは下げるから、不倫のことに触れないで出してくれ』と無茶な条件を要求するなど、自分の置かれた状況をわかっていない。そのため、休業前に出ていた番組のスタッフからも同情の声はあがっていないようだ。ゲス極。は今年の紅白出場は絶望的だろう」(テレビ関係者)

 とはいえ、ほかの不倫が多すぎて、この話題はすっかり“過去の話”になってしまった。

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