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ジョン・レノン、没後30周年

 30年前の12月8日に銃殺されたジョン・レノンを偲ぶために、追悼イベントがファンにより計画された。
 1980年にニューヨークの自宅前で熱狂的ファンに暗殺されたザ・ビートルズのジョンを追悼するため、ファン達はニューヨーク近郊のストロベリー・フィールズと、彼の故郷であるイギリスのリバプールに集合した。

 ジョンの息子ジュリアンとショーン、そして妻のオノ・ヨーコら家族とファンは、10月に行なわれたジョンの生誕70周年を記念したイベントでジョンを哀悼し、アイスランドとニューヨークではショーを披露したほか、リバプールには記念碑が建てられた。
 ジョンとヨーコとの間の息子ショーンは、父ジョンが、ポップ音楽だけでなく、平和を訴える反戦運動の一環でヨーコと共に2回実行した1週間ベッドにこもるという『ベッド・イン』など、平和と自己表現というキャンペーンで、幅広い人々に影響を及ぼしたことをNME誌に語っている。
 「父さんは、理解してもらうためには、危険を冒すことも全然厭わなかった。ただ自分が伝えたいことを表現しただけなんだ」「父さんが『平和を我等に』とか『ベッド・イン』をやった時は嘲笑もされたし、冗談みたいに見えたはずさ。でもその影響はすごいものだった。だってポップスターがその人生の全てを投げ出していたんだからね。人々はそれに対して父さんを尊敬した。父さんのような人は他にいないよ」

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