CLOSE
トップ > 社会 > 長崎佐世保・高1女子首切断 独り暮らし同級生“心の闇”

長崎佐世保・高1女子首切断 独り暮らし同級生“心の闇”

 独り暮らしの自宅マンションで猟奇的な殺人−−。いったい少女に何があったのだろうか。
 7月27日、長崎県警は長崎県佐世保市の高校1年、松尾愛和(あいわ)さん(15)を殺害したとして、同じ高校の同級生の女子生徒(同市・15)を殺人容疑で逮捕した。

 松尾さんの遺体が発見されたのは、27日午前3時20分ごろ。松尾さんと連絡が取れなくなった父親からの通報で、女子生徒の自宅マンションに佐世保署員が駆け付けた直後だった。マンション入り口付近にいた女子生徒は、松尾さんについて署員に「知らない」と答えたが、部屋に入ると10畳の洋間には異様な光景が広がっていたという。
 「ベッドの上に、頭部と左手首を切断された松尾さんが仰向けの状態で置かれていた。切断に使ったとみられる刃物、頭を殴ったとみられる工具は、それぞれベッドの上と下で発見されている。死因は窒息死で、後頭部を工具で十数回殴り、首をひも状のもので絞めて殺害後、切断したと見られます。切断された以外にも、胴体の一部に刃物で傷つけた跡が残っていたこともわかっています」(捜査関係者)

 2人が通う高校は、東大にも合格者を出す進学校。中学も同じクラスメートで友人だったというが、そんな親しい関係と凄惨な現場のありさまには、あまりにも隔たりがある。
 「知人の話によれば、女子生徒は昨年10月に母親を病気で亡くしてから落ち込むことが多くなり、感情の起伏が激しくなったといいます。その後、今年に入って父親が再婚したこともあり、女子生徒が家を出て殺害現場となった父親名義のマンションで一人暮らしを始めた。高校へ入学してからは周囲に『早く留学したい』と語り、英語塾に通うなど準備を進めていたそうです」(社会部記者)

 インターネットの掲示板には、26日午後10時5分過ぎから「殺しちゃったんだけど」のタイトルで「出血はそんなにしてない どうしよう」「駄目だ拭いても拭いても血が溢れてくる」などの女子生徒のものと見られる書き込みと、血の付いたような画像までが投稿されていた。
 女子生徒の闇とともに、事件全容の解明が待たれる。

社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ