ジャニー氏が騒動勃発後、騒動について言及したのは今回が初めて。各紙によると、約15分の取材時間の中、自ら騒動について切り出したという。
ジャニー氏は騒動収束後も週刊誌などでたびたび解散が報じられていることについて、「SMAPは我が子と同じですから。僕に相談なしで、(解散することは)絶対ない。そんな心配は全然ないです。解散なんて冗談じゃない」と完全否定。そのうえで、1月の騒動時期には体調不良のため入院していたことを明かしたという。
今年9月でメンバー5人との契約が切れるとされているが、その時期の解散についても、「それ(解散)はないですよね。ありえない」と重ねて否定。結成25周年記念イベントや全国ツアーの開催を後押しし、さらには、「SMAPは本当に僕だって一生懸命育ててきた子たち。子たちって言ったら、もういいアレ(年齢)だけど。僕から見れば、そういう年代ですから」と“SMAP愛”を吐露したというのだ。
「騒動後、ファンクラブの会報発送が滞るなど、ファンたちは解散を心配しているのが現状。ジャニー氏の言葉でファンたちを安心させるのが狙いだったのでは。1月にSMAPの“育ての親”と言われた女性チーフマネージャーが退社後、各メンバーやグループに対して新規のオファーがなかったが、ジャニー氏の今回の解散否定発言を受け、テレビ各局やCMオファーが殺到することになりそうだ」(芸能記者)
ジャニー氏のおかげで、1月以降、不安定な動きを見せていた“SMAP株”だが、今後しばらくは“ストップ高”のような状態が続きそうだ。