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テレ朝Pの「過労死」発覚 名物ディレクター“ナスD”の出演どうなる

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画像はイメージです

 5月16日、2015年に心臓の病気で死亡した元テレビ朝日の50代の男性プロデューサーが、長時間労働による過労が原因だったとして、労働基準監督署の労災認定を受けていた事実をNHKニュースが報じている。

 報道によると、倒れる直前の時間外労働時間は、70時間から130時間に上っており、死亡原因は長時間労働による過労が原因だった、と労基が認定しているという。

 テレビ朝日はこの報道について、「重く受け止めている」とコメントしており、今後テレビ朝日社内では、『働き方改革』について深く見直すこととなりそうだ。

 また、今回の過労死報道が明るみになったことで、放送業界の間では今後、テレビ朝日制作のバラエティ番組の作り方も大幅に変わっていくのではないかとされている。

 例えば、2017年に「ナスD」の名称で大ブレイクした『陸海空 地球征服するなんて』の友寄隆英ディレクターは、タレント顔負けのリアクション&体当たり取材で『陸海空』の人気者となったが、そのストイックな仕事ぶりは視聴者を「ドン引き」させたことも少なくなく、視聴者の間では「頼れるけど上司にしたくない人」「この人と一緒に仕事したら疲れそう」と評されていた。

 また、友寄ディレクターはテレビ朝日の社員ではあるが、『陸海空』のロケ状況を見るに、明らかに長時間労働となっており、友寄ディレクターのような超人的な体力をもってしないとテレビ朝日のスタッフは過労死してしまうのではないかと業界の噂になっている。更に友寄ディレクターは、同番組において番組制作を統括する「ゼネラルプロデューサー」も兼ねている。

 近年は「時間外労働」および「パワーハラスメント」が社会問題となっており、テレビ朝日ではこれまでタレントの代わりに出演してきた「新人AD」といった立場の弱いスタッフの内輪出演をセーブ。代わりに登場してきたのが「ゼネラルプロデューサー」という肩書きを持つ友寄ディレクターだったが、今回の50代プロデューサーの過労死報道をきっかけに友寄ディレクターも近々、テレビ出演を終えてしまうのではないかと噂されている。

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