警察の捜査によれば、博子と経営者は多額の借金を抱えており、そのためにペットを法外な値段で売りさばく商売をしていた。ある時、数十万程度の犬を1000万円で売ったところ、買い手の会社役員が事実に気づいて返品と返金を迫ったため、動物殺処分用の筋弛緩剤を飲ませて殺害。行田市の主婦も同様のトラブルになったため同じ劇薬で殺害した。また、51歳の男性は2人の犯行に気づいて金を要求してきたため、運転手とともに口封じのために毒殺したという。
裁判では博子と経営者は、法廷で互いに罪のなすりあいを繰り返したが、2001年3月、両者に死刑判決。2009年6月に、死刑が確定した。