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NMB48 チームM 高野祐衣卒業公演レポート

 2011年8月に2期生として劇場デビューを果たした。この時に高校3年生だった島田玲奈と村上文香と高野祐衣の3人を高3トリオと呼び、当時のキャプテンだった島田とともにチームを引っ張ってきた。そんな島田が昨年4月に卒業し、さらに今年の3月には村上も卒業してしまい、高野は高3トリオの最後のひとりになってしまった。

 キャプテンシーの高い高野は、これまでのチームMを支え、昨年2月に行われた『AKB48グループ大組閣祭り』でチームBIIへの移籍が発表された時に移籍を拒否して、チームMの残留が決まった。高野がチームMにいることで、チームは引き締まり、メリハリのある素晴らしいチームへと成長した。その高野が卒業するなんて誰が考えただろうか?しかし出会いがあれば別れもあるこれはどうにもならないことである。

 ファンにとっては聞きたくない卒業発表が4月15日に行われた。今から3か月前のことである。卒業までまだ時間があると思っていたが、その3か月はあっという間に過ぎてしまった。そして7月13日、遂に卒業の日が来てしまった。公演はいつもチームMが行っている『RESET』公演で、幕が開いていつもと変わらない光景で公演は進んでいった。頭の4曲を歌い終わり自己紹介となるのだが、ここでいつもは冷静な白間美瑠がいきなり泣き出してしまった。これまでの展開だと三田麻央が序盤から泣き崩れることが多かったが、まさかの白間の涙に集まったファンもビックリしていた。ここで白間もずっと泣いていることもなくしっかり自己紹介を済ませて、冷静になっていつもの元気で明るい白間に戻っていた。

 ユニット曲に全体曲と一気に続くのだが、あっという間に最後の曲『ジグソーパズル48』になってしまった。場内が暗転になると女性ファンが代表して高野への想いを語り、アンコールとして会場に大ゆいぽんコールが巻き起こり、そのアンコールに応えてメンバーはステージへと再び登場。最後に『引っ越しました』を歌って卒業セレモニーへとなると思っていたところ、ここで再び場内は暗転され、高野のこれまでのNMB48の歴史を綴ったスライドを披露してくれた。スライドショーの終了と同時にダブルアンコールとして大組閣前のチームMメンバー9人で、高野が大好きな曲『そばかすのキッス』を当時の衣装を着て披露した。まさかのサプライズである。そしてこの後に卒業セレモニーとなった。「本当に人生で一番幸せなひとときでした。私は17歳の時にNMBに入ったので、もう約4年が経つんですけど、たぶん4年前の自分が今の自分を見たらビックリするぐらい成長できてると思います。4年前はダンスもステップも踏めなくて、MCも全然できなくて、選抜なんて夢のまた夢みたいなところにあったんですけど、後ろで踊っている私を見つけてくれた皆さんがいて、そして少しずつ成長できました。『僕らのユリイカ』で初選抜された時は、本当に入らないと思っていたので、すごく嬉しくてミュージックビデオの撮影とかはもう絶対に忘れられないぐらい楽しかったです。握手会とかもたくさんの方が来てくれるようになったり、この4年間で自分は変わったなと、いい意味で成長したと思っています」と心境を語った。

 ここで本当の最後となってしまうのだが、最後はキャプテンの藤江れいなが、高野の抜けた穴の大きさについて話した。もちろんメンバーもファンもわかっていることだが、ここで藤江は何と号泣してしまった。この涙はすべての人の気持ちでもある。今後はチームMには高野はいない現実が待っているが、チームとしての成長、そして高野の今後の飛躍が楽しみでもあるので、チームM、そして高野のこれからに期待をしたい。

(ブレーメン大島)

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