『ラブリーボーン』のシアーシャがティーンの暗殺者を演じるこの映画で、最初は自分がシアーシャにケガさせるのを心配していたエリック、しかしシアーシャがあまりにも準備万端だったために、実は自分の身を心配すべきだとすぐに気付いたという。
「脚本を読んだ時、当時15歳だったシアーシャとかなりのアクションシーンがあることがわかって、最初は心配していたんだ。普通の俳優が演じるような心配すべきレベルだったから。あんな小さい女の子とならなおさらさ。でもスタント指導のジェフ・イマダのことを信用したよ」「でもシアーシャと2日くらいトレーニングをしたら、そんな心配も消えたよ。だって彼女が本気で取り組んでいることが明白だったしね」「初めての人と一緒にやるのは、余計心配さ。ミステイクが起こりやすいと知っているからね。ところが彼女は本気で鍛えてきていて、準備万端だったんだ。いつの間にか、彼女ことより自分のカラダが心配になっていたよ」
またエリックがハンナの父親で元CIAエージェントのエリック役を演じることに決めた理由として、若い女の子を主役に映画を作ろうとした監督の姿勢に感心したからとwww.moviesonline.caに話している。
「この作品のワクワクするところは、脚本にすごくオリジナル性があって、新鮮で興奮するところさ。それと同時に、普通だったら25歳や30歳の男が演じるような役柄を16歳の女の子にやらせるなんて、とにかくイイねって思ったよ。だからそこに強く惹かれたのさ。だから助言をする立場になったり、たまに怒鳴られたりすることについて、何も条件はなかったわけ。喜んでやったよ」
『ハンナ』は4月8日から全米公開中、日本公開は今夏から予定。