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K-1MAX 魔裟斗がボクサー相手にパンチでKO予告

 「K-1MAX2008世界一決定トーナメント開幕戦」(9日、広島グリーンアリーナ)に臨む“反逆のカリスマ”魔裟斗が4日、都内のシルバーウルフで公開練習した。対戦するヴァージル・カラコダにKO予告。さらにはケンカ状をたたき付けられた佐藤嘉洋も一蹴した。

 いよいよ今年も王座奪還への闘いスタートさせる魔裟斗。カラコダとの開幕戦まで5日をきったが、この日のカリスマは普段の殺気立ったオーラを放つことなく「いつもだったら違う心境だと思うんですけど、フツー。これもキャリアかな」と余裕シャクシャクだ。
 元ボクシングIBF世界ミドル級王者のカラコダとの開幕戦に不安はみじんもない。むしろ魔裟斗は「ボクシングの世界王者って言っても、日本王者レベルくらいでしょ?パンチで打ち合ってもオレの方が強いですよ」と鼻でせせら笑う。
 事実カラコダ対策としてボクサーとのスパーリングを普段の30ラウンドの倍となる60ラウンドこなしてきた。それだけに魔裟斗は「ヘロヘロになるまで攻めてみたいけど、相手がそこまでもつかな。オレが絶対に勝つ。まあ、パンチで倒しますよ」とKO勝利を確信しているのだ。
 また、日本人ナンバー2戦士の佐藤から「準々決勝の抽選会で魔裟斗選手が1番を引いて、僕が2番だったら隣に直行します」「眼中にないって逃げてる」とケンカ状をたたき付けられたことにも呼応。開口一番「全然興味ない」と一蹴した上で「そんなこと言ってたら足元すくわれるぞ」とほくそ笑んだ。
 余裕たっぷりのカリスマ節をサク裂させた魔裟斗。王座奪還に向けて死角はなさそうだ。

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